JPWO2017168745A1 - 導体形成装置及び導体製造方法 - Google Patents

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Abstract

搬送装置11は、現像装置12からパターンめっき装置13及び剥離装置14を経由してエッチング装置15に至る搬送経路20の全域のうち、少なくとも現像装置12からパターンめっき装置13までの範囲において、基材1を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する。

Description

本発明は、プリント基板等の導体形成装置及び導体製造方法に関する。
プリント基板等に回路を形成する方法として、アディティブ法が知られている。アディティブ法では、例えば特許文献1に記載されているように、処理対象物の表面の導電性薄膜上に、導体パターンとは逆パターンのめっきレジストを形成し(現像工程)、導電性薄膜におけるめっきレジストが形成されていない表面領域に、導体パターンを形成し(パターンめっき工程)、導電性薄膜上からめっきレジストを剥離し(剥離工程)、導体パターン下の領域を除く導電性薄膜を、所定のエッチング液を用いた化学エッチングにより除去して(エッチング工程)、回路パターンを形成する。
従来の一般的な導体形成装置では、処理対象物を略水平に倒伏した状態で搬送する水平搬送と、処理対象物を略鉛直に起立した状態で搬送する垂直搬送とが混在する。処理対象物は、例えば現像工程(現像装置)では水平搬送され、パターンめっき工程(パターンめっき装置)では垂直搬送され、剥離工程(剥離装置)及びエッチング工程(エッチング装置)では水平搬送される。
特開平6−164104号公報
上記従来の一般的な導体形成装置では、現像装置、剥離装置及びエッチング装置の各工程において、処理対象物は水平搬送される。このような水平搬送では、搬送ローラーと処理対象物とが接触するため、処理対象物の表面(回路パターン)への負荷が大きく、細線化になるほど、レジストのつぶれや欠け等が発生し、その結果、パターン断線や短絡等の不良が発生し易くなる。
また、現像装置とパターンめっき装置との間では、処理対象物を、現像装置の水平搬送型の搬送装置から取外し(搬送ローラー上から受け取り)、パターンめっき装置の垂直搬送型の搬送装置に取付け直す必要がある。同様に、パターンめっき装置と剥離装置との間では、処理対象物を、パターンめっき装置の垂直搬送型の搬送装置から取外し、剥離装置の水平搬送型の搬送装置に取付け直す(搬送ローラー上に再び置く)必要がある。このため、作業効率の低下や、工数の増大や、搬送装置の分割による装置の大型化や複雑化を招くとともに、処理対象物の取外し及び取付けによる不良が発生し易くなる。
そこで、本発明は、品質の安定化及び作業効率の向上を図ることが可能な導体形成装置及び導体製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の導体形成装置は、搬送手段と、現像装置と、パターンめっき装置と、剥離装置と、エッチング装置とを備える。
搬送手段は、絶縁性の基板の表面に導電性薄膜を有する処理対象物を、所定の搬送経路に沿って上流側から下流側へ搬送する。現像装置は、搬送経路に沿って搬送される処理対象物の導電性薄膜上に、導体パターンとは逆パターンのめっきレジストを形成する。パターンめっき装置は、現像装置の下流側に配置され、導電性薄膜におけるめっきレジストが形成されていない表面領域に、導体パターンを形成する。剥離装置は、パターンめっき装置の下流側に配置され、導電性薄膜上からめっきレジストを剥離する。エッチング装置は、剥離装置の下流側に配置され、導体パターン下の領域を除く導電性薄膜を、所定のエッチング液を用いた化学エッチングにより除去する。
本発明の第1の態様の導体形成装置では、搬送手段は、現像装置からパターンめっき装置及び剥離装置を経由してエッチング装置に至る搬送経路のうち、少なくとも現像装置からパターンめっき装置までの範囲において、処理対象物を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する。
また、本発明の導体製造方法は、現像工程と、パターンめっき工程と、剥離工程と、エッチング工程とを備える。
現像工程では、絶縁性の基板の表面に導電性薄膜を有し所定の搬送経路に沿って搬送される処理対象物の導電性薄膜上に、導体パターンとは逆パターンのめっきレジストを形成する。パターンめっき工程では、現像工程から搬送経路に沿って搬送される処理対象物の導電性薄膜におけるめっきレジストが形成されていない領域に、導体パターンを形成する。剥離工程では、パターンめっき工程から搬送経路に沿って搬送される処理対象物の導電性薄膜上からめっきレジストを剥離する。エッチング工程では、剥離工程から搬送経路に沿って搬送される処理対象物の導体パターン下の領域を除く導電性薄膜を、所定のエッチング液を用いた化学エッチングにより除去する。
本発明の第1の態様の導体製造方法では、現像工程からパターンめっき工程及び剥離工程を経由してエッチング工程に至る搬送経路のうち、少なくとも現像工程からパターンめっき工程までの範囲において、処理対象物を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する。
上記第1の態様の装置及び方法によれば、処理対象物は、搬送経路のうち現像装置(現像工程)からパターンめっき装置(パターンめっき工程)までの範囲において、略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送される。このため、現像工程及びパターンめっき工程において、処理対象物と搬送ローラー等との接触を防止することができ、レジストのつぶれや欠け等が生じ難くなり、パターン断線や短絡等の不良の発生を抑制することができる。
また、現像工程とパターンめっき工程との間を搬送経路が連続するので、工程間で処理対象物の取外しや取付けを行う必要がない。このため、作業効率の低下や、工数の増大や、搬送装置の分割による装置の大型化や複雑化を招くことがなく、且つ処理対象物の取外し及び取付けによる不良も発生しない。
本発明の第2の態様の導体形成装置では、搬送手段は、現像装置からパターンめっき装置及び剥離装置を経由してエッチング装置に至る搬送経路のうち、少なくともパターンめっき装置から剥離装置までの範囲において、処理対象物を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する。
本発明の第2の態様の導体製造方法では、現像工程からパターンめっき工程及び剥離工程を経由してエッチング工程に至る搬送経路のうち、少なくともパターンめっき工程から剥離工程までの範囲において、処理対象物を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する。
上記第2の態様の装置及び方法によれば、処理対象物は、搬送経路のうちパターンめっき装置(パターンめっき工程)から剥離装置(剥離工程)までの範囲において、略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送される。このため、パターンめっき工程及び剥離工程において、処理対象物と搬送ローラー等との接触を防止することができ、パターンへのダメージが低減し又は無くなり、パターン断線や短絡等の不良の発生を抑制することができる。
また、パターンめっき工程と剥離工程との間を搬送経路が連続するので、工程間で処理対象物の取外しや取付けを行う必要がない。このため、作業効率の低下や、工数の増大や、搬送装置の分割による装置の大型化や複雑化を招くことがなく、且つ処理対象物の取外し及び取付けによる不良も発生しない。
本発明の第3の態様の導体形成装置では、搬送手段は、現像装置からパターンめっき装置及び剥離装置を経由してエッチング装置に至る搬送経路の全域において、処理対象物を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する。
本発明の第3の態様の導体製造方法では、現像工程からパターンめっき工程及び剥離工程を経由してエッチング工程に至る搬送経路の全域において、処理対象物を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する。
上記第3の態様の装置及び方法によれば、処理対象物は、現像工程からパターンめっき工程及び剥離工程を経由してエッチング工程まで連続する搬送経路の全域において、略鉛直に起立した姿勢で搬送される。このため、処理対象物と搬送ローラー等との接触を防止することができ、レジストのつぶれや欠け等が生じ難くなり、パターン断線や短絡等の不良の発生を抑制することができる。
また、各工程間を搬送経路が連続するので、工程間で処理対象物の取外しや取付けを行う必要がない。このため、作業効率の低下や、工数の増大や、搬送装置の分割による装置の大型化や複雑化を招くことがなく、且つ処理対象物の取外し及び取付けによる不良も発生しない。
本発明の第4の態様の導体形成装置は、第1又は第3の態様の導体形成装置であって、現像工程とパターンめっき装置との間に配置され、搬送経路に沿って搬送される処理対象物が通過する第1の搬送室を備える。第1の搬送室には、処理対象物の乾燥を防止するために第1の搬送室を加湿する第1の加湿手段が設けられている。
第4の態様の導体形成装置によれば、基板の表面の略全域が水の膜で覆われた状態の処理対象物をパターンめっき装置に供給することができる。これにより、基板の表面の空気酸化を最小限に抑えることができ、めっき前処理での化学薬品による強力な酸化被膜除去処理が不要となる。また、基板の表面の水濡れ性を良好に保つことができるので、水洗処理に要する水量を大幅に削減することができる。
また、現像からパターンめっきまで連続的に基板の全表面が水の膜に覆われた状態に保たれるため、基板表面に形成されたレジスト皮膜回路の凹部に取り込まれた気泡に起因するめっきの析出不良を著しく低減することができる。
本発明の第5の態様の導体形成装置は、第2又は第3の態様の導体形成装置であって、パターンめっき装置と剥離装置の間に配置され、搬送経路に沿って搬送される処理対象物が通過する第2の搬送室を備える。第2の搬送室には、処理対象物の乾燥を防止するために第2の搬送室を加湿する第2の加湿手段が設けられている。
第5の態様の導体形成装置によれば、非乾燥状態(ウェット状態)の処理対象物を剥離工程に供給することができる。これにより、基板の表面を常に水に濡れた状態に保つことができ、水濡れ性を良好に保つことができる。
また、パターンめっき後の基板全域に亘り薄い水の膜が形成されたまま処理対象物が剥離工程へと送られるため、特にレジスト皮膜上への油膜や異物の付着防止効果が得られ、 レジスト剥離液がレジスト皮膜と接触する阻害因子を十分に且つ確実に排除することができる。
本発明によれば、品質の安定化及び作業効率の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る導体形成装置の全体を模式的に示す平面図である。 図1の現像装置及び第1方向転換機構を模式的に示す平面図である。 図1の現像装置を模式的に示す側面図である。 図1の第2方向転換機構、剥離装置及びエッチング装置を模式的に示す平面図である。 処理対象物を垂直搬送する状態を模式的に示す斜視図である。 アディティブ法による工程を説明するための模式図であり、(a)は基材を、(b)は導電性薄膜を形成した状態を、(c)はめっきレジストを形成した状態を、(d)は導電層を形成した状態を、(e)はめっきレジストを剥離した状態を、(f)は導電性薄膜を化学エッチングにより除去した状態をそれぞれ示す。
以下、本発明の一実施形態に係る導体形成装置10について、図面に基づいて説明する。
まず、導体形成装置10を用いたアディティブ法によるプリント配線板の製造方法の概要について、図6を参照して説明する。
アディティブ法では、図6(a)に示すように、絶縁層からなる基材(基板)1を用意する。基材1は、例えばエポキシやポリイミド、その他の樹脂からなる絶縁性の薄肉状のフィルムや薄板等である。なお、銅張積層板又は金属箔からなる基板上に樹脂を塗布することにより基材1を形成してもよい。
次に、図6(b)に示すように、基材1の表面上にスパッタリングや無電解銅めっき等によって導電性薄膜2を所定の膜厚(例えば10μm以下)で形成する。なお、基材1に銅張積層板を使用することで、その銅箔を導電性薄膜2としてもよい。
次に、図6(c)に示すように、導電性薄膜2上に例えばドライフィルム等をラミネートし、露光および現像することにより、後工程で形成される導体パターン4とは逆パターンのめっきレジスト3を形成する(現像工程)。
次に、図6(d)に示すように、導電性薄膜2におけるめっきレジスト3が形成されていない表面領域に、例えば硫酸銅めっき液を用いて電気めっきにより銅からなる導体パターン4を形成する(パターンめっき工程)。導体パターン4の材料として銅以外の金属または合金を用いてもよい。
次に、図6(e)に示すように、めっきレジスト3を剥離等により除去する(剥離工程)。
次に、図6(f)に示すように、導体パターン4下の領域を除く導電性薄膜(被除去層)2を、所定のエッチング液(例えば硫酸過酸化水素水混合液)を用いた化学エッチングにより除去する(エッチング工程)。これにより、基材1上に所定の導体パターン4を有するプリント配線板が形成される。なお、導電性薄膜2が形成された基材1が処理対象物となるが、以下では、処理対象物を単に基材1と称する場合がある。
図1に示すように、導体形成装置10は、搬送装置(搬送手段)11と、現像装置12と、パターンめっき装置13と、剥離装置14と、エッチング装置15と、複数の洗浄装置16とを備える。洗浄装置16は、現像装置12、パターンめっき装置13、剥離装置14及びエッチング装置15の各々に付帯して設けられる。なお、図6では、基材1の一面のみに導体パターン4を形成する場合を例示したが、本実施形態では、基材1の両面に導体パターン4を形成する場合について説明する。すなわち、基材1の両面(両側の表面)に、導電性薄膜2が形成されて、現像工程からエッチング工程までの処理が施される。また、本実施形態の基材1は、所定の大きさに切断された平板材である。
搬送装置11は、導電性薄膜2が形成された基材1を、所定の搬送経路20に沿って上流側から下流側へ搬送する。搬送経路20は、直線状に延びる第1ライン21と、第1ライン21と略平行に並んで直線状に延びる第2ライン22と、第1ライン21の一端と第2ライン22の一端とを繋ぐ第3ライン23と、第2ライン22の他端と第1ライン21の他端とを繋ぐ第4ライン24とを有する矩形環状である。剥離装置14とエッチング装置15と現像装置12とは、第1ライン21に沿って並び、パターンめっき装置13は第2ライン22に沿って延びるように配置されている。第1ライン21のエッチング装置15と現像装置12との間には、現像装置12の上流側で作業者Mが基材1を搬送経路20に供給するワーク供給位置25と、エッチング装置15の下流側で作業者Mが搬送経路20から回路形成済みの基材1を取出すワーク取出位置26とが設定されている。搬送経路20は、ワーク供給位置25から、現像装置12とパターンめっき装置13と剥離装置14とエッチング装置15とを順次経由して、現像装置12に戻る。
搬送装置11は、基材1を保持するワーク保持部材30と、第1ライン21及び第2ライン22に対応してそれぞれ設けられる直線状のレール31(図5参照)と、第3ライン23及び第4ライン24に対応してそれぞれ設けられる第1方向転換機構32及び第2方向転換機構33と、駆動機構37(図3参照)とを備える。
図5に示すように、ワーク保持部材30は、基材1の上端縁部を着脱自在に把持するワーク把持部34と、ワーク把持部34から略水平方向に延びるアーム部35と、レール31に沿って移動可能な可動部36とを有し、可動部36は、駆動機構37(図3参照)によってレール31に沿って移動する。すなわち、第1ライン21及び第2ライン22では、ワーク保持部材30はレール31に沿って移動する。なお、ワーク供給位置25でワーク保持部材30に取付けられた基材1は、当該ワーク保持部材30に取付けられたままワーク取出位置26まで移動した後、ワーク取出位置26でワーク保持部材30から取外される。
図2に示すように、第1方向転換機構32は、第1ライン21の一端に到達したワーク保持部材30を、第1の搬送室41内の第3ライン23に沿って第2ライン22の一端までスライド移動する。また、図4に示すように、第2方向転換機構33は、第2ライン22の他端に到達したワーク保持部材30を、第2の搬送室42内の第4ライン24に沿って第1ライン21の他端までスライド移動する。従って、第1ライン21と第2ライン22とでは、ワーク保持部材30の移動方向38が反転する。
また、第1の搬送室41内と第2の搬送室42内とには、移動する基材1の乾燥防止を目的として、微細な水(ミスト)を噴霧して室内を加湿する複数の噴霧ノズル(加湿手段)43,44がそれぞれ設けられている。第1の搬送室41内を加湿することにより、表面の略全域が水の膜で覆われた状態の基材1をパターンめっき工程に供給することができる。これにより、基材1の露出銅表面の空気酸化を最小限に抑えることができ、めっき前処理での化学薬品による強力な酸化被膜除去処理が不要となる。また、基材1の表面の水濡れ性を良好に保つことができ、従来の過剰に必要な水洗処理を大幅に省略でき、水資源の節約に極めて大きな効果をもたらすことができる。また、第2の搬送室42内を加湿することにより、非乾燥状態(ウェット状態)の基材1を剥離工程に供給することができる。これにより、基材1の表面を常に水に濡れた状態に保つことができ、水濡れ性を良好に保つことができる。なお、各搬送室41,42内を加湿する手段は、ミストを噴霧する噴霧ノズル43,44に限定されず、他の手段(例えば超音波を用いた加湿器など)であってもよい。
作業者Mは、図2に示すように、ワーク供給位置25で、ワーク保持部材30のワーク把持部34(図5参照)に基材1の上端縁を装着し、図4に示すように、ワーク取出位置26で、ワーク保持部材30のワーク把持部34(図5参照)から基材1を取外す。ワーク保持部材30に装着された基材1は、ワーク把持部34から略鉛直方向に吊り下がり、第1ライン21及び第2ライン22では、基材1の面方向が各ライン21,22(基材1の移動方向38)に沿う姿勢で略水平に移動し、第3ライン23及び第4ライン24では、基材1の面方向が各ライン23,24(基材1の移動方向38)と略直交する姿勢で略水平に移動する。このように、搬送装置11は、ワーク供給位置25から現像装置12、パターンめっき装置13、剥離装置14、エッチング装置15を経由してワーク取出位置26まで連続する搬送経路20の全域において、基材1を略鉛直に起立した姿勢で搬送する。なお、本実施形態の基材1(ワーク保持部材30)の移動方向38は、図1において反時計回りであるが、移動方向38を反対方向(時計回り)に設定してもよい。
現像装置12は、搬送経路20に沿って搬送される基材1の導電性薄膜2上に、導体パターン4とは逆パターンのめっきレジスト3を形成する(現像工程)。具体的には、導電性薄膜2上にドライフィルムレジストをラミネートし、フォトマスクを介して紫外線を照射してイメージ露光を行った後、現像液(例えば炭酸ナトリウム)を複数のスプレーノズル40から基材1の両面に向けて噴射して現像を行い、めっきレジスト3を形成する(図3参照)。
パターンめっき装置13は、現像装置12の下流側に配置されて第2ライン22に沿って直線状に並ぶ複数のめっき室13aを有し、各めっき室13a内において、導電性薄膜2におけるめっきレジスト3が形成されていない表面領域に、導体パターン4を形成する(パターンめっき工程)。具体的には、めっき槽(図示省略)内の所定のめっき液(例えば硫酸銅めっき液)に基材1を起立状態で浸漬しながら搬送し、搬送しながら浸漬し、電気めっきすることによって導体パターン4を形成する。
パターンめっき装置13で行われるパターンめっき工程は、めっき前処理とめっき処理とめっき後処理とを含む。基材1は、めっき前処理用の複数の処理槽とめっき処理用の複数の処理槽(めっき槽)とめっき後処理用の複数の処理槽とを、各処理槽内の処理液に浸漬した状態で順番に移動する。第2ライン22のレール31は、基材1を各処理槽内の処理液に十分に浸漬させる高さ位置に設定され、各処理槽の前後には、処理液に対して基材1の投入(下降)及び取出し(上昇)を行う昇降装置が設けられている。昇降装置は、ワーク保持部材30を上昇させてレール31から可動部36を離脱させ、ワーク保持部材30を下流側へ所定距離移動した後に下降させて、可動部36をレール31に再び載置する。これにより、めっき前処理に到達した基材1は、処理槽の上流端で下降して処理液に浸漬して処理液内を移動し、処理槽の下流端で上昇して次の処理槽へ移動するという動作を、最初(最上流)の処理槽から最後(最下流)の処理槽まで繰り返した後、めっき処理へ移動する。めっき処理に到達した基材1は、めっき槽の上流端で下降して処理液に浸漬して処理液内を移動し、めっき槽の下流端で上昇して次のめっき槽へ移動するという動作を、最初(最上流)のめっき槽から最後(最下流)のめっき槽まで繰り返した後、めっき後処理へ移動する。めっき後処理に到達した基材1は、処理槽の上流端で下降して処理液に浸漬して処理液内を移動し、処理槽の下流端で上昇して次の処理槽へ移動するという動作を、最初(最上流)の処理槽から最後(最下流)の処理槽まで繰り返した後、第4ライン24(第2の搬送室42)へ移動する。
剥離装置14は、パターンめっき装置13の下流側に配置され、導電性薄膜2上からめっきレジスト3を剥離する(剥離工程)。具体的には、所定の剥離液(例えばアミン系剥離液)を、上記現像装置12の場合と同様に複数のスプレーノズル(図示省略)から基材1の両面に向けて噴射して、めっきレジスト3を剥離する。
エッチング装置15は、剥離装置14の下流側に配置され、導体パターン4下の領域を除く導電性薄膜2を、所定のエッチング液を用いた化学エッチングにより除去する(エッチング工程)。具体的には、所定のエッチング液(処理液)を、上記現像装置12の場合と同様に複数のスプレーノズル(図示省略)から基材1の両面に向けて噴射して、導体パターン4下の領域を除く導電性薄膜2を除去する。
洗浄装置16は、各装置12,13,14,15の各処理(各工程)の下流側(現像装置12では現像処理の下流側、パターンめっき装置13ではめっき前処理の下流側とめっき処理の下流側とめっき後処理の下流側、剥離装置14では剥離処理の下流側、エッチング装置15ではエッチング処理の下流側)にそれぞれ付帯して設けられ、基材1の両面を洗浄する。具体的には、水又は温水を、上記現像装置12の場合と同様に複数のスプレーノズル(図示省略)から基材1の両面に向けて噴射して、基材1の両面を洗浄する。なお、パターンめっき装置13に付帯する洗浄装置16は、洗浄液を貯留する洗浄槽であってもよい。この場合、洗浄槽の前後には、洗浄液に対して基材1の投入及び取出しを行う昇降装置が設けられ、基材1は、洗浄液に浸漬した状態で洗浄される。
本実施形態によれば、ワーク供給位置25から現像工程、パターンめっき工程、剥離工程及びエッチング工程を経由してワーク取出位置26まで連続する搬送経路20の全域において、基材1が略鉛直に起立した姿勢で搬送(垂直搬送)される。このため、基材1と搬送ローラー等との接触を防止することができ、断線等の不良の発生を抑制することができる。
また、各工程間を搬送経路20が連続するので、工程間で基材1の取外しや取付けを行う必要がない。このため、作業効率の低下や、工数の増大や、搬送装置の分割による装置の大型化や複雑化を招くことがなく、且つ基材1の取外し及び取付けによる不良も発生しない。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定をされるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲では適宜の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、現像装置12からパターンめっき装置13及び剥離装置14を経由してエッチング装置15に至る搬送経路20の全域において基材1を連続的に垂直搬送したが、現像装置12からパターンめっき装置13までの範囲において基材1を垂直搬送し、他の範囲では基材1を水平搬送してもよく、また、パターンめっき装置13から剥離装置14(又はエッチング装置15)までの範囲において基材1を垂直搬送し、他の範囲では基材1を水平搬送してもよい。
また、搬送経路20を環状とせず、線状(例えば直線状)としてもよい。また、第1方向転換機構32及び第2方向転換機構33を設けず、レールを環状としてもよい。方向転換機構32,33を備えない搬送装置(例えば、搬送経路を線状とした場合やレールを環状とした場合など)を用いることにより、ロール材から引き出した基材を長尺状のまま連続して搬送することが可能となる。
本発明は、プリント配線板等の導体形成装置及び導体製造方法として広く用いることができる。
1:基材(基板、処理対象物)
2:導電性薄膜
3:めっきレジスト
4:導体パターン
10:導体形成装置
11:搬送装置(搬送手段)
12:現像装置
13:パターンめっき装置
14:剥離装置
15:エッチング装置
16:洗浄装置
20:搬送経路
21:第1ライン
22:第2ライン
23:第3ライン
24:第4ライン
25:ワーク供給位置
26:ワーク取出位置
30:ワーク保持部材
31:レール
32:第1方向転換機構
33:第2方向転換機構
41:第1の搬送室
42:第2の搬送室
43:噴霧ノズル(第1の加湿手段)
44:噴霧ノズル(第2の加湿手段)
M:作業者
本発明の第4の態様の導体形成装置は、第1又は第3の態様の導体形成装置であって、現像装置とパターンめっき装置との間に配置され、搬送経路に沿って搬送される処理対象物が通過する第1の搬送室を備える。第1の搬送室には、処理対象物の乾燥を防止するために第1の搬送室を加湿する第1の加湿手段が設けられている。
本発明の第1の態様の導体形成装置では、搬送手段は、現像装置からパターンめっき装置及び剥離装置を経由してエッチング装置に至る搬送経路のうち、少なくとも現像装置からパターンめっき装置までの範囲において、搬送経路に設けられたレールに沿って移動可能な可動部と、処理対象物の上部を着脱自在に把持する把持部と、可動部と把持部とを連結するアーム部とを有し、処理対象物を略鉛直に起立した姿勢でレールに沿って連続的に搬送する。
本発明の第1の態様の導体製造方法では、現像工程からパターンめっき工程及び剥離工程を経由してエッチング工程に至る搬送経路のうち、少なくとも現像工程からパターンめっき工程までの範囲において、搬送経路に設けられたレールに沿って移動可能な可動部と、処理対象物の上部を着脱自在に把持する把持部と、可動部と把持部とを連結するアーム部とを有する搬送手段によって、処理対象物を略鉛直に起立した姿勢でレールに沿って連続的に搬送する。
本発明の第2の態様の導体形成装置では、搬送手段は、現像装置からパターンめっき装置及び剥離装置を経由してエッチング装置に至る搬送経路のうち、少なくともパターンめっき装置から剥離装置までの範囲において、搬送経路に設けられたレールに沿って移動可能な可動部と、処理対象物の上部を着脱自在に把持する把持部と、可動部と把持部とを連結するアーム部とを有し、処理対象物を略鉛直に起立した姿勢でレールに沿って連続的に搬送する。
本発明の第2の態様の導体製造方法では、現像工程からパターンめっき工程及び剥離工程を経由してエッチング工程に至る搬送経路のうち、少なくともパターンめっき工程から剥離工程までの範囲において、搬送経路に設けられたレールに沿って移動可能な可動部と、処理対象物の上部を着脱自在に把持する把持部と、可動部と把持部とを連結するアーム部とを有する搬送手段によって、処理対象物を略鉛直に起立した姿勢でレールに沿って連続的に搬送する。
本発明の第3の態様の導体形成装置では、搬送手段は、現像装置からパターンめっき装置及び剥離装置を経由してエッチング装置に至る搬送経路の全域において、可動部と把持部とアーム部とを有し、処理対象物を略鉛直に起立した姿勢でレールに沿って連続的に搬送する。

Claims (6)

  1. 絶縁性の基板の表面に導電性薄膜を有する処理対象物を、所定の搬送経路に沿って上流側から下流側へ搬送する搬送手段と、
    前記搬送経路に沿って搬送される前記処理対象物の前記導電性薄膜上に、導体パターンとは逆パターンのめっきレジストを形成する現像装置と、
    前記現像装置の下流側に配置され、前記導電性薄膜における前記めっきレジストが形成されていない表面領域に、前記導体パターンを形成するパターンめっき装置と、
    前記パターンめっき装置の下流側に配置され、前記導電性薄膜上からめっきレジストを剥離する剥離装置と、
    前記剥離装置の下流側に配置され、前記導体パターン下の領域を除く前記導電性薄膜を、所定のエッチング液を用いた化学エッチングにより除去するエッチング装置と、を備え、
    前記搬送手段は、前記現像装置から前記パターンめっき装置及び前記剥離装置を経由して前記エッチング装置に至る前記搬送経路のうち、少なくとも前記現像装置から前記パターンめっき装置までの範囲において、前記処理対象物を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する
    ことを特徴とする導体形成装置。
  2. 請求項1に記載の導体形成装置であって、
    前記現像工程と前記パターンめっき装置との間に配置され、前記搬送経路に沿って搬送される前記処理対象物が通過する搬送室を備え、
    前記搬送室には、前記処理対象物の乾燥を防止するために前記搬送室を加湿する加湿手段が設けられている
    ことを特徴とする導体形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の導体形成装置であって、
    前記搬送手段は、前記現像装置から前記パターンめっき装置及び前記剥離装置を経由して前記エッチング装置に至る前記搬送経路の全域において、前記処理対象物を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する
    ことを特徴とする導体形成装置。
  4. 絶縁性の基板の表面に導電性薄膜を有する処理対象物を、所定の搬送経路に沿って上流側から下流側へ搬送する搬送手段と、
    前記搬送経路に沿って搬送される前記処理対象物の前記導電性薄膜上に、導体パターンとは逆パターンのめっきレジストを形成する現像装置と、
    前記現像装置の下流側に配置され、前記導電性薄膜における前記めっきレジストが形成されていない表面領域に、前記導体パターンを形成するパターンめっき装置と、
    前記パターンめっき装置の下流側に配置され、前記導電性薄膜上からめっきレジストを剥離する剥離装置と、
    前記剥離装置の下流側に配置され、前記導体パターン下の領域を除く前記導電性薄膜を、所定のエッチング液を用いた化学エッチングにより除去するエッチング装置と、を備え、
    前記搬送手段は、前記現像装置から前記パターンめっき装置及び前記剥離装置を経由して前記エッチング装置に至る前記搬送経路のうち、少なくとも前記パターンめっき装置から前記剥離装置までの範囲において、前記処理対象物を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する
    ことを特徴とする導体形成装置。
  5. 絶縁性の基板の表面に導電性薄膜を有し所定の搬送経路に沿って搬送される処理対象物の前記導電性薄膜上に、導体パターンとは逆パターンのめっきレジストを形成する現像工程と、
    前記現像工程から前記搬送経路に沿って搬送される前記処理対象物の前記導電性薄膜における前記めっきレジストが形成されていない表面領域に、前記導体パターンを形成するパターンめっき工程と、
    前記パターンめっき工程から前記搬送経路に沿って搬送される前記処理対象物の前記導電性薄膜上から前記めっきレジストを剥離する剥離工程と、
    前記剥離工程から前記搬送経路に沿って搬送される前記処理対象物の前記導体パターン下の領域を除く前記導電性薄膜を、所定のエッチング液を用いた化学エッチングにより除去するエッチング工程と、を備え、
    前記現像工程から前記パターンめっき工程及び前記剥離工程を経由して前記エッチング工程に至る前記搬送経路のうち、少なくとも前記現像工程から前記パターンめっき工程までの範囲において、前記処理対象物を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する
    ことを特徴とする導体製造方法。
  6. 絶縁性の基板の表面に導電性薄膜を有し所定の搬送経路に沿って搬送される処理対象物の前記導電性薄膜上に、導体パターンとは逆パターンのめっきレジストを形成する現像工程と、
    前記現像工程から前記搬送経路に沿って搬送される前記処理対象物の前記導電性薄膜における前記めっきレジストが形成されていない表面領域に、前記導体パターンを形成するパターンめっき工程と、
    前記パターンめっき工程から前記搬送経路に沿って搬送される前記処理対象物の前記導電性薄膜上から前記めっきレジストを剥離する剥離工程と、
    前記剥離工程から前記搬送経路に沿って搬送される前記処理対象物の前記導体パターン下の領域を除く前記導電性薄膜を、所定のエッチング液を用いた化学エッチングにより除去するエッチング工程と、を備え、
    前記現像工程から前記パターンめっき工程及び前記剥離工程を経由して前記エッチング工程に至る前記搬送経路のうち、少なくとも前記パターンめっき工程から前記剥離工程までの範囲において、前記処理対象物を略鉛直に起立した姿勢で連続的に搬送する
    ことを特徴とする導体製造方法。
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