JPWO2017138576A1 - 剪断加工方法 - Google Patents
剪断加工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2017138576A1 JPWO2017138576A1 JP2017529851A JP2017529851A JPWO2017138576A1 JP WO2017138576 A1 JPWO2017138576 A1 JP WO2017138576A1 JP 2017529851 A JP2017529851 A JP 2017529851A JP 2017529851 A JP2017529851 A JP 2017529851A JP WO2017138576 A1 JPWO2017138576 A1 JP WO2017138576A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- punch
- shearing
- die
- punching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/24—Perforating, i.e. punching holes
- B21D28/26—Perforating, i.e. punching holes in sheets or flat parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/02—Punching blanks or articles with or without obtaining scrap; Notching
- B21D28/16—Shoulder or burr prevention, e.g. fine-blanking
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/24—Perforating, i.e. punching holes
- B21D28/34—Perforating tools; Die holders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/24—Perforating, i.e. punching holes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
Description
第1面及びその反対側の第2面を有する第1の被加工材を、前記第2面が第1のダイ側に配置されるように、前記第1のダイ上に配置し、前記第1の被加工材の前記第1面から前記第2面に向かって前記第1の被加工材の板厚方向に、前記第1面側に配置された第1のパンチで剪断加工して、前記第1の被加工材の第1面及び第2面に対応する第1面及び第2面を有する第1の抜き材及び第1の加工材を得る第1の剪断加工工程と、
第2の被加工材を配置し、(x)前記第1の抜き材を第2のパンチとして使用するか、(y)前記第1の加工材を第2のダイとして使用するか、又は(z)前記第1の抜き材を第2のパンチとして使用し且つ前記第1の加工材を第2のダイとして使用して、前記第2の被加工材を剪断加工して、第2の抜き材及び第2の加工材を得る第2の剪断加工工程と、
を含むことを特徴とする剪断加工方法。
(2)前記第2の剪断加工工程において、前記第1の抜き材の第2面が前記第2の被加工材に対向し且つ前記第1の抜き材の第1面が前記第1のパンチ側に配置されるように前記第1の抜き材を配置し、前記第1の抜き材を前記第2のパンチとして使用して前記第2の被加工材を剪断加工して、第2の抜き材及び第2の加工材を得ることを特徴とする、前記(1)に記載の剪断加工方法。
(3)前記第2の剪断加工工程において、前記第1の抜き材の第1面が前記第2の被加工材に対向し且つ前記第1の抜き材の第2面が前記第1のパンチ側に配置されるように前記第1の抜き材を配置し、前記第1の抜き材を前記第2のパンチとして使用して前記第2の被加工材を剪断加工して、第2の抜き材及び第2の加工材を得ることを特徴とする、前記(1)に記載の剪断加工方法。
(4)前記第2の剪断加工工程において、前記第1の加工材の第1面が前記第2の被加工材に対向し且つ前記第1の加工材の第2面が前記第1のダイ側に配置されるように前記第1の加工材を配置し、前記第1の加工材を前記第2のダイとして使用して前記第2の被加工材を剪断加工して、第2の抜き材及び第2の加工材を得ることを特徴とする、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の剪断加工方法。
(5)前記第2の剪断加工工程において、前記第1の加工材の第2面が前記第2の被加工材に対向し且つ前記第1の加工材の第1面が前記第1のダイ側に配置されるように前記第1の加工材を配置し、前記第1の加工材を前記第2のダイとして使用して前記第2の被加工材を剪断加工して、第2の抜き材及び第2の加工材を得ることを特徴とする、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の剪断加工方法。
(6)前記第2の剪断加工工程において、前記第2の被加工材に対して使用されるパンチと、前記第2の被加工材に対して使用されるダイとの間隔であって、前記第2の被加工材の板厚方向に垂直方向の間隔が、略0mmであることを特徴とする、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の剪断加工方法。
(7)
(x)前記第2の抜き材を第3のパンチとして使用するか、(y)前記第2の加工材を第3のダイとして使用するか、又は(z)前記第2の抜き材を第3のパンチとして使用し且つ前記第2の加工材を第3のダイとして使用して、第3の被加工材を剪断加工して、第3の抜き材及び第3の加工材を得る第3の剪断加工工程を含むことを特徴とする、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の剪断加工方法。
(8)被加工材を剪断加工するパンチとダイとを有し、前記被加工材を剪断加工して、抜き材及び加工材を得る剪断加工装置であって、
第1のパンチ及び第1のダイを備え、並びに
前記第1のパンチ及び第1のダイで第1の被加工材を剪断加工して得られた第1の抜き材を、第2の被加工材を剪断加工する際に第2のパンチとして使用する、抜き材再利用機構を有するか、
前記第1のパンチ及び第1のダイで第1の被加工材を剪断加工して得られた第1の加工材を、第2の被加工材を剪断加工する際に第2のダイとして使用する、加工材再利用機構を有するか、または
前記第1のパンチ及び第1のダイで第1の被加工材を剪断加工して得られた第1の抜き材を、第2の被加工材を剪断加工する際に第2のパンチとして使用する、抜き材再利用機構を有し、且つ前記第1のパンチ及び第1のダイで第1の被加工材を剪断加工して得られた第1の加工材を、第2の被加工材を剪断加工する際に第2のダイとして使用する加工材再利用機構を有する
ことを特徴とする剪断加工装置。
図5〜8に、本方法の剪断加工の一実施形態を示す。本方法の剪断加工の一実施形態においては、図5及び6に示す第1の剪断加工(従来の剪断加工)を行い、次いで図7及び8に示す第2の剪断加工を行う。
図9及び10に、本方法の剪断加工における第2の剪断加工工程の別の実施形態を示す。図6に示す第1剪断加工工程において打ち抜かれた第1の抜き材11を、打ち抜いた状態から反転させて、第2の剪断加工工程における第2のパンチとして使用してもよい。ここで、第1面111が第2の被加工材20側、第2面112が第1のパンチ90側とした第1の抜き材、すなわち「打ち抜いた状態から反転させた第1の抜き材」を、第1の抜き材11’または第1の反転抜き材11’ともいう。図9及び10に示す第2の剪断加工工程においては、第1の剪断加工工程において打ち抜かれた第1の抜き材11を、打ち抜いた状態から反転させて第2のパンチとして使用する。詳細には、第1面111が第2の被加工材20における打抜き予定部位に対向し、第2面112が第1のパンチ90に対向するように、第1の反転抜き材11’を第1のパンチ90と第2の被加工材20との間に配置する。この状態から、第1のパンチ90が第2のパンチとしての第1の反転抜き材11’を押し下げて、第2の被加工材20の第1面201から第2面202に向かって第2の被加工材20を打ち抜くことで、第2の抜き材21及び第2の加工材22を得ることができる。
図11及び12に、本方法の剪断加工における第2の剪断加工工程の別の実施形態を示す。第1の剪断加工工程において打ち抜かれた第1の加工材12を、向きを変えずに打ち抜かれた状態で第2の剪断加工工程における第2のダイとして使用してもよい。図11及び12に示す第2の剪断加工工程においては、第1の加工材12を、打ち抜かれた状態で第2のダイとして使用する。詳細には、第1の加工材12の第1面121が第2の被加工材20に対向し、第1の加工材12の内径が、第2の被加工材20における打抜き予定部位に整合するように、第1の加工材12を第1のダイ40と第2の被加工材20との間に配置して第2のダイとして使用する。この状態から、第1のパンチ90が、第2の被加工材20の第1面201から第2面202に向かって第2の被加工材20を打ち抜くことで、第2の抜き材21及び第2の加工材22を得ることができる。ここで、第1面121が第2の被加工材20側、第2面122が第1のダイ40側とした第1の加工材、すなわち、「打ち抜かれた状態の第1の加工材」を、第1の加工材12または第1の非反転加工材12ともいう。
図13及び14に、本方法の剪断加工における第2の剪断加工工程の別の実施形態を示す。図6に示す第1の剪断加工工程において加工された第1の加工材12を、打ち抜いた状態から反転させて第2の剪断加工工程における第2のダイとして使用してもよい。ここで、第1面121が第1のダイ40側、第2面122が第2の被加工材20側とした第1の加工材、すなわち「打ち抜かれた状態から反転させた第1の加工材」を、第1の加工材12’または第1の反転加工材12’ともいう。図13及び14に示す第2の剪断加工工程においては、第1の剪断加工工程において加工された第1の加工材を、打ち抜いた状態から反転させて第2のダイとして使用する、詳細には、第2面122が第2の被加工材20に対向し、第1の加工材12’の内径が、第2の被加工材20における打抜き予定部位に整合するように、第1の反転加工材12’を第1のダイ40と第2の加工材20との間の打抜き予定部位に配置する。この状態から、第1のパンチ90が、第2の被加工材20の第1面201から第2面202に向かって第2の被加工材20を打ち抜くことで、第2の抜き材21及び第2の加工材22を得ることができる。
図15及び16に、本方法の剪断加工における第2の剪断加工工程の別の実施形態を示す。図6に示す第1の剪断加工工程において打ち抜かれた第1の抜き材11を、向きを変えずに打ち抜いた状態で第2の剪断加工工程における第2のパンチとして使用し、且つ図6に示す第1の剪断加工工程において加工された第1の加工材12を、向きを変えずに打ち抜いた状態で第2の剪断加工工程における第2のダイとして使用してもよい。図15及び16に示す第2の剪断加工工程においては、第1の剪断加工工程において打ち抜かれた第1の非反転抜き材11の第2面112が第2の被加工材20における打抜き予定部位に対向し、第1面111が第1のパンチ90に対向するように、第1の抜き材11を、第1のパンチ90と第2の被加工材20との間に配置する。それに加えて、図15及び16に示す第2の剪断加工工程においては、第1の剪断加工工程において加工された第1の非反転加工材12の第1面121が第2の被加工材20に対向し、第1の加工材12の内径が、第2の被加工材20における打抜き予定部位に整合するように、第1の加工材12を、第1のダイ40と第2の被加工材20との間に配置する。この状態から、第1のパンチ90が第2のパンチとしての第1の非反転抜き材11を押し下げて、第2の被加工材20の第1面201から第2面202に向かって第2の被加工材20を剪断加工して、第2の抜き材21及び第2の加工材22を得ることができる。なお、第1の抜き材11と第1の加工材12とは同等の硬さを有するが、第1の抜き材11はパンチ90で押し込まれているので、第1の抜き材11で第1の加工材12も剪断加工され得る。
図17及び18に、本方法の剪断加工における第2の剪断加工工程の別の実施形態を示す。図6に示す第1の剪断加工工程において打ち抜かれた第1の抜き材11を、打ち抜いた状態から反転して第2の剪断加工工程における第2のパンチとして使用し、且つ図6に示す第1の剪断加工工程において加工された第1の加工材12を、打ち抜いた状態から反転して第2の剪断加工工程における第2のダイとして使用してもよい。図17及び18に示す第2の剪断加工工程においては、第1の剪断加工工程において打ち抜かれた第1の反転抜き材11’の第1面111が第2の被加工材20における打抜き予定部位に対向し、第2面112が第1のパンチ90に対向するように、第1の反転抜き材11’を第1のパンチ90と第2の被加工材20との間に配置する。それに加えて、図17及び18に示す第2の剪断加工工程においては、第1の剪断加工工程において加工された第1の反転加工材12’の第2面122が第2の被加工材20に対向し、第1の反転加工材12’の内径が、第2の被加工材20における打抜き予定部位に整合するように、第1の反転加工材12’を第1のダイ40と第2の加工材20との間の打抜き予定部位に配置する。この状態から、第1のパンチ90が第2のパンチとしての第1の反転抜き材11’を押し下げて、第2の被加工材20の第1面201から第2面202に向かって第2の被加工材20を剪断加工して、第2の抜き材21及び第2の加工材22を得ることができる。なお、第1の抜き材11’と第1の加工材12’とは同等の硬さを有するが、第1の抜き材11’はパンチ90で押し込まれているので、第1の抜き材11’で第1の加工材12’も剪断加工され得る。
図19及び20に、本方法の剪断加工における第2の剪断加工工程の別の実施形態を示す。図6に示す第1の剪断加工工程において打ち抜かれた第1の抜き材11を、打ち抜いた状態から反転して第2の剪断加工工程における第2のパンチとして使用し、且つ図6に示す第1の剪断加工工程において加工された第1の加工材12を、打ち抜いた状態で第2の剪断加工工程における第2のダイとして使用してもよい。図19及び20に示す第2の剪断加工工程においては、第1の剪断加工工程において打ち抜かれた第1の反転抜き材11’の第1面111が第2の被加工材20における打抜き予定部位に対向し、第2面112が第1のパンチ90に対向するように、第1の反転抜き材11’を第1のパンチ90と第2の被加工材20との間の打抜き予定部位に配置する。それに加えて、図19及び20に示す第2の剪断加工工程においては、第1の剪断加工工程において加工された第1の非反転加工材12の第1面121が第2の被加工材20に対向し、第1の非反転加工材12の内径が、第2の被加工材20における打抜き予定部位に整合するように、第1の反転加工材12を第1のダイ40と第2の加工材20との間の打抜き予定部位に配置する。この状態から、第2の被加工材20の第1面201から第2面202に向かって第2の被加工材20を剪断加工して、第2の抜き材21及び第2の加工材22を得ることができる。なお、第1の抜き材11’と第1の加工材12とは同等の硬さを有するが、第1の抜き材11’はパンチ90で押し込まれているので、第1の抜き材11’で第1の加工材12も剪断加工され得る。
図21及び22に、本方法の剪断加工における第2の剪断加工工程の別の実施形態を示す。図6に示す第1の剪断加工工程において打ち抜かれた第1の抜き材11を、打ち抜いた状態で第2のパンチとして使用し、図6に示す第1の剪断加工工程において加工された第1の加工材を、打ち抜いた状態から反転して第2のダイとして使用してもよい。図21及び22に示す第2の剪断加工工程においては、第1の剪断加工工程において打ち抜かれた第1の非反転抜き材11の第2面112が第2の被加工材20における打抜き予定部位に対向し、第1面111が第1のパンチ90に対向するように、第1の非反転抜き材11を第1のパンチ90と第2の被加工材20との間の打抜き予定部位に配置する。それに加えて、図21及び22に示す第2の剪断加工工程においては、第1の剪断加工工程において加工された第1の反転加工材12’の第2面122が第2の被加工材20に対向し、第1の反転加工材12’の内径が、第2の被加工材20における打抜き予定部位に整合するように、第1の反転加工材12’を第1のダイ40と第2の加工材20との間の打抜き予定部位に配置する。この状態から、第1のパンチ90が第2のパンチとしての第1の非反転抜き材11を押し下げて、第2の被加工材20の第1面201から第2面202に向かって第2の被加工材20を剪断加工して、第2の抜き材21及び第2の加工材22を得ることができる。なお、第1の抜き材11と第1の加工材12’とは同等の硬さを有するが、第1の抜き材11はパンチ90で押し込まれているので、第1の抜き材11で第1の加工材12’も剪断加工され得る。
本方法は、好ましくは、(x)第2の抜き材を第3のパンチとして使用するか、(y)第2の加工材を第3のダイとして使用するか、又は(z)第2の抜き材を第3のパンチとして使用し且つ第2の加工材を第3のダイとして使用して、第3の被加工材を剪断加工して、第3の抜き材及び第3の加工材を得る第3の剪断加工工程を含む。
図27及び28に、本方法の剪断加工の別の実施形態を示す。第2のパンチとして用いる抜き材の位置決め治具として、加工材を用いることができる。図27は、図5及び6に示す第1の剪断加工工程において、固定用治具60を第1の被加工材の外周に配置して第1の被加工材を固定しながら、第1の被加工材を剪断加工して、第1の抜き材11及び第1の加工材12を得る実施形態を示す。
図29及び30に、本方法の剪断加工の別の実施形態を示す。第2のパンチとして用いる抜き材の位置決め治具として、加工材を用いることができる。図29は、図7及び8に示す第2の剪断加工工程において、固定用治具60を第2の被加工材の外周に配置して第2の被加工材を固定しながら、第2の被加工材を剪断加工して第2の抜き材21及び第2の加工材22を得る実施形態を示す。
打ち抜き面に凸部を備えた第1のパンチを用いて、凸部を第1の被加工材の第1面に食い込ませながら第1の被加工材を剪断加工(第1の剪断加工)して、抜き材及び加工材を得ることができる。次いで、凸部が食い込んで第1のパンチの打抜き面に固定された抜き材を第2のパンチとして用いて、第2の被加工材を剪断加工(第2の剪断加工)することができる。図31〜34に、本方法の剪断加工の別の実施形態を示す。
凸部を備えた第1のパンチと、第1のパンチに対向するように第1の被加工材の第2面側に配置されたバックホルダーとによって、第1の被加工材を挟んで固定しながら剪断加工して、第1の抜き材及び第1の加工材を得ることができる。図35に、本方法の剪断加工の別の実施形態を示す。
被加工材の第2面に接する面(以下、保持面ともいう)に凸部を備えた第1のダイを用いて、凸部を第1の被加工材の第2面に食い込ませながら第1の被加工材を剪断加工して、抜き材及び加工材を得ることができる。次いで、凸部が食い込んで第1のダイの保持面に固定された加工材を第2のダイとして用いて、第2の被加工材を剪断加工(第2の剪断加工)し、第2の抜き材及び第2の加工材を得ることができる。図36〜39に、本方法の剪断加工の別の実施形態を示す。
第1のパンチの一部に電磁石を備えてもよい。図40に、本方法の剪断加工の別の実施形態を示す。図40においては、一部に電磁石92を備えた第1のパンチ90を用いて剪断加工する態様を示す。第1のパンチ90の内部に電磁石92を配置することにより、電磁力で第1の被加工材及び第1の抜き材をひきつけることができ、凸部を第1のパンチに設けた場合と同様に、第2のパンチとして用いる第1の抜き材の位置合わせを容易に行うことができる。
第1のパンチの一部に吸引部を備えてもよい。図43及び44に、内部に吸引部94を備えた第1のパンチ90の断面模式図を示す。第1のパンチ90の内部に吸引部94を配置することにより、吸引により被加工材をひきつけることができ、凸部を第1のパンチまたは第1のダイに設けた場合と同様に、第2のパンチとして用いる第1の抜き材の位置合わせを容易に行うことができる。
101 第1の被加工材の第1面
102 第1の被加工材の第2面
11 第1の抜き材
11’ 第1の反転抜き材
111 第1の抜き材の第1面
112 第1の抜き材の第2面
12 第1の加工材
12’ 第1の反転加工材
121 第1の加工材の第1面
122 第1の加工材の第2面
14 ダレ
14’ ダレ
15 剪断面
15’ 剪断面
16 破断面
16’ 破断面
17 バリ
17’ バリ
18a パンチ側表面
18b ダイ側表面
19 剪断加工面
19a、19b、19c、19d、19e 剪断加工面
20 第2の被加工材
201 第2の被加工材の第1面
202 第2の被加工材の第2面
21 第2の抜き材
22 第2の加工材
30 第3の被加工材
301 第3の被加工材の第1面
302 第3の被加工材の第2面
31 第3の抜き材
32 第3の加工材
40 ダイ
50 ホルダー
60 固定用治具
70 バックホルダー
71 弾性部材
80 凸部
90 パンチ
90a 被加工材の板厚方向
91 刃先
92 電磁石
94 吸引部
CL パンチとダイの間隔
S1、S2、S3 残留応力の測定箇所
Claims (8)
- ダイ及びパンチで被加工材を剪断加工する剪断加工方法であって、
第1面及びその反対側の第2面を有する第1の被加工材を、前記第2面が第1のダイ側に配置されるように、前記第1のダイ上に配置し、前記第1の被加工材の前記第1面から前記第2面に向かって前記第1の被加工材の板厚方向に、前記第1面側に配置された第1のパンチで剪断加工して、前記第1の被加工材の第1面及び第2面に対応する第1面及び第2面を有する第1の抜き材及び第1の加工材を得る第1の剪断加工工程と、
第2の被加工材を配置し、(x)前記第1の抜き材を第2のパンチとして使用するか、(y)前記第1の加工材を第2のダイとして使用するか、又は(z)前記第1の抜き材を第2のパンチとして使用し且つ前記第1の加工材を第2のダイとして使用して、前記第2の被加工材を剪断加工して、第2の抜き材及び第2の加工材を得る第2の剪断加工工程と、
を含むことを特徴とする剪断加工方法。 - 前記第2の剪断加工工程において、前記第1の抜き材の第2面が前記第2の被加工材に対向し且つ前記第1の抜き材の第1面が前記第1のパンチ側に配置されるように前記第1の抜き材を配置し、前記第1の抜き材を前記第2のパンチとして使用して前記第2の被加工材を剪断加工して、第2の抜き材及び第2の加工材を得ることを特徴とする、請求項1に記載の剪断加工方法。
- 前記第2の剪断加工工程において、前記第1の抜き材の第1面が前記第2の被加工材に対向し且つ前記第1の抜き材の第2面が前記第1のパンチ側に配置されるように前記第1の抜き材を配置し、前記第1の抜き材を前記第2のパンチとして使用して前記第2の被加工材を剪断加工して、第2の抜き材及び第2の加工材を得ることを特徴とする、請求項1に記載の剪断加工方法。
- 前記第2の剪断加工工程において、前記第1の加工材の第1面が前記第2の被加工材に対向し且つ前記第1の加工材の第2面が前記第1のダイ側に配置されるように前記第1の加工材を配置し、前記第1の加工材を前記第2のダイとして使用して前記第2の被加工材を剪断加工して、第2の抜き材及び第2の加工材を得ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の剪断加工方法。
- 前記第2の剪断加工工程において、前記第1の加工材の第2面が前記第2の被加工材に対向し且つ前記第1の加工材の第1面が前記第1のダイ側に配置されるように前記第1の加工材を配置し、前記第1の加工材を前記第2のダイとして使用して前記第2の被加工材を剪断加工して、第2の抜き材及び第2の加工材を得ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の剪断加工方法。
- 前記第2の剪断加工工程において、前記第2の被加工材に対して使用されるパンチと、前記第2の被加工材に対して使用されるダイとの間隔であって、前記第2の被加工材の板厚方向に垂直方向の間隔が、略0mmであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の剪断加工方法。
- (x)前記第2の抜き材を第3のパンチとして使用するか、(y)前記第2の加工材を第3のダイとして使用するか、又は(z)前記第2の抜き材を第3のパンチとして使用し且つ前記第2の加工材を第3のダイとして使用して、第3の被加工材を剪断加工して、第3の抜き材及び第3の加工材を得る第3の剪断加工工程を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の剪断加工方法。
- 被加工材を剪断加工するパンチとダイとを有し、前記被加工材を剪断加工して、抜き材及び加工材を得る剪断加工装置であって、
第1のパンチ及び第1のダイを備え、並びに
前記第1のパンチ及び第1のダイで第1の被加工材を剪断加工して得られた第1の抜き材を、第2の被加工材を剪断加工する際に第2のパンチとして使用する、抜き材再利用機構を有するか、
前記第1のパンチ及び第1のダイで第1の被加工材を剪断加工して得られた第1の加工材を、第2の被加工材を剪断加工する際に第2のダイとして使用する、加工材再利用機構を有するか、または
前記第1のパンチ及び第1のダイで第1の被加工材を剪断加工して得られた第1の抜き材を、第2の被加工材を剪断加工する際に第2のパンチとして使用する、抜き材再利用機構を有し、且つ前記第1のパンチ及び第1のダイで第1の被加工材を剪断加工して得られた第1の加工材を、第2の被加工材を剪断加工する際に第2のダイとして使用する加工材再利用機構を有する
ことを特徴とする剪断加工装置。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016022173 | 2016-02-08 | ||
JP2016022173 | 2016-02-08 | ||
JP2016163694 | 2016-08-24 | ||
JP2016163694 | 2016-08-24 | ||
PCT/JP2017/004631 WO2017138576A1 (ja) | 2016-02-08 | 2017-02-08 | 剪断加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017138576A1 true JPWO2017138576A1 (ja) | 2018-02-15 |
JP6288380B2 JP6288380B2 (ja) | 2018-03-07 |
Family
ID=59563794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017529851A Active JP6288380B2 (ja) | 2016-02-08 | 2017-02-08 | 剪断加工方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10639699B2 (ja) |
JP (1) | JP6288380B2 (ja) |
KR (1) | KR102092162B1 (ja) |
CN (1) | CN108712936B (ja) |
MX (1) | MX2018009411A (ja) |
WO (1) | WO2017138576A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106037119A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-10-26 | 信泰(福建)科技有限公司 | 一体鞋面制造方法及一体编织鞋面 |
JP6888472B2 (ja) * | 2017-08-09 | 2021-06-16 | 日本製鉄株式会社 | 剪断加工方法 |
KR20220077191A (ko) * | 2020-11-30 | 2022-06-09 | 삼성디스플레이 주식회사 | 지지 플레이트를 포함하는 전자 장치, 및 그 지지 플레이트의 제조 방법 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56136235A (en) * | 1980-03-26 | 1981-10-24 | Omron Tateisi Electronics Co | Press working method |
JPH0447821U (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-23 | ||
JP2002321021A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-05 | Nisshin Steel Co Ltd | 疲労特性,端面耐食性に優れた加工製品及び加工方法 |
JP2003162133A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-06-06 | Nakamura Mfg Co Ltd | トナー撹拌部材及びその形成方法 |
JP2009178729A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Nippon Steel Corp | 段付きパンチによる打ち抜き方法及び段付きパンチ |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725225A (en) * | 1980-07-18 | 1982-02-10 | Seiko Epson Corp | Production of watch parts |
JPS60166128A (ja) * | 1984-02-08 | 1985-08-29 | Fujitsu Ltd | シエ−ビング加工方法 |
RU2252097C1 (ru) * | 2003-12-04 | 2005-05-20 | Воронежский государственный технический университет | Штамп для реверсивной вырубки |
JP4551169B2 (ja) | 2004-09-15 | 2010-09-22 | 新日本製鐵株式会社 | 高強度部品の製造方法 |
JP2008018481A (ja) | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Kobe Steel Ltd | 切断面の疲労強度向上方法 |
JP5042936B2 (ja) | 2007-07-30 | 2012-10-03 | 新日本製鐵株式会社 | シャー角付き打ち抜きせん断装置 |
JP2010036195A (ja) | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Nippon Steel Corp | 凹部を有するパンチによる打ち抜き加工方法 |
JP5392168B2 (ja) | 2010-04-05 | 2014-01-22 | 新日鐵住金株式会社 | コイニング加工方法及びその装置 |
JP5494449B2 (ja) | 2010-12-03 | 2014-05-14 | 新日鐵住金株式会社 | 金属板打ち抜き加工方法及び装置と回転電機鉄心の製造方法 |
CN102527815A (zh) * | 2011-12-31 | 2012-07-04 | 苏州三维精密机械有限公司 | 精修边连续冲压工艺 |
CN202779364U (zh) * | 2012-08-20 | 2013-03-13 | 珠海格力大金精密模具有限公司 | 冲切模具 |
JP5821898B2 (ja) | 2013-05-30 | 2015-11-24 | 新日鐵住金株式会社 | せん断加工方法 |
CN104162595B (zh) * | 2014-07-01 | 2016-01-13 | 哈尔滨工业大学 | 超声振动辅助箔板精密微冲裁成形装置及方法 |
-
2017
- 2017-02-08 MX MX2018009411A patent/MX2018009411A/es unknown
- 2017-02-08 US US16/076,639 patent/US10639699B2/en active Active
- 2017-02-08 JP JP2017529851A patent/JP6288380B2/ja active Active
- 2017-02-08 CN CN201780010190.7A patent/CN108712936B/zh active Active
- 2017-02-08 WO PCT/JP2017/004631 patent/WO2017138576A1/ja active Application Filing
- 2017-02-08 KR KR1020187022236A patent/KR102092162B1/ko active IP Right Grant
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56136235A (en) * | 1980-03-26 | 1981-10-24 | Omron Tateisi Electronics Co | Press working method |
JPH0447821U (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-23 | ||
JP2002321021A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-05 | Nisshin Steel Co Ltd | 疲労特性,端面耐食性に優れた加工製品及び加工方法 |
JP2003162133A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-06-06 | Nakamura Mfg Co Ltd | トナー撹拌部材及びその形成方法 |
JP2009178729A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Nippon Steel Corp | 段付きパンチによる打ち抜き方法及び段付きパンチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10639699B2 (en) | 2020-05-05 |
JP6288380B2 (ja) | 2018-03-07 |
US20190060973A1 (en) | 2019-02-28 |
KR20180100378A (ko) | 2018-09-10 |
CN108712936B (zh) | 2020-02-21 |
CN108712936A (zh) | 2018-10-26 |
WO2017138576A1 (ja) | 2017-08-17 |
MX2018009411A (es) | 2018-09-21 |
KR102092162B1 (ko) | 2020-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6809557B2 (ja) | せん断加工方法 | |
JP6288380B2 (ja) | 剪断加工方法 | |
EP3231527B1 (en) | Blank, die assembly and method for producing a blank | |
WO2017057466A1 (ja) | プレス金型による切断加工方法 | |
KR102007106B1 (ko) | 버링 가공 방법 | |
JP2014231094A (ja) | せん断加工方法 | |
JP2010036195A (ja) | 凹部を有するパンチによる打ち抜き加工方法 | |
JP2006224121A (ja) | 鋼板打ち抜き用工具及びそれを用いた打ち抜き方法 | |
Murakawa et al. | Precision piercing and blanking of ultrahigh-strength steel sheets | |
JP6888472B2 (ja) | 剪断加工方法 | |
WO2016125730A1 (ja) | 切断加工装置及び切断加工方法 | |
JP4943393B2 (ja) | 打ち抜き後のコイニング加工方法及びコイニング加工用パンチ | |
JP2020104143A (ja) | 打ち抜き被加工材の打ち抜き加工方法および打ち抜き被加工材の打ち抜き加工型 | |
JPH11254055A (ja) | 同一方向二工程せん断穴あけ加工方法 | |
JP6729174B2 (ja) | 剪断加工方法 | |
JP2007307616A (ja) | 金属板の剪断方法及び剪断工具及び剪断により得られた金属板加工品 | |
JP5042935B2 (ja) | シャー角付き打ち抜き装置 | |
JP7129048B1 (ja) | アモルファス合金箔のせん断加工法 | |
KR20190032506A (ko) | 전단 가공 방법 | |
JP6992631B2 (ja) | せん断加工方法およびせん断加工装置 | |
US10328504B2 (en) | Two-stage method of cutting ultra-high strength material sheet | |
JP2020175420A (ja) | 打抜き加工用金型、その製造方法、打抜き加工方法及び被加工品 | |
JP2021133406A (ja) | プレス加工装置 | |
Alin et al. | ON THE CONDITIONS OF QUALITY AND WEAR OF USED TOOLS IN THE CUTTING PROCESS | |
JP2016124027A (ja) | 鍛造用金型構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20171013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180122 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6288380 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |