JPWO2017110849A1 - バスダクト接続構造 - Google Patents
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Abstract
バスダクトユニット10の同相導体相互を接続ユニット30にて電気的に接続するバスダクト接続構造であって、接続ユニット30を外方から覆うカバー部材60を備え、接続ユニット30は、バスダクトユニット10の同相導体相互の接続が完了した際に取り外される取外部を有する締着具40を備え、カバー部材60は、締着具40から取外部が取り外されることにより、接続ユニット30により接続されたバスダクトユニット10の接続部に取り付けることが可能になっている。
Description
本発明は、バスダクト接続構造に関し、例えば、高層ビルや工場等で電気幹線路として使用されるバスダクトにおいて、バスダクトの同相導体相互を接続部材にて電気的に接続するバスダクト接続構造に関する。
特許文献1には、従来技術のバスダクト接続構造が開示されている。このバスダクト接続構造は、ダクト内に収納した複数条の接続すべき導体端末部を重ね合わせ、異相導体間及び導体とダクトとの間に夫々絶縁スペーサを介挿し、これらを、板バネを介してボルト及び定トルク破断ナットで一括締付したバスダクトの接続部を備えている。また、上記の定トルク破断ナットには、一定締付圧力でその一部が破断する絶縁カラーが被せられている。この構成により、作業者は、絶縁カラーの残部の長さを目視することでダクトの接続部が完全な締付圧力により緊締されているか否か(すなわち、バスダクトの接続部の接触圧力が充分であるか否か)を確認できる。
また、特許文献2には、ねじの締結に関する技術として、ねじの緩み止め効果を発揮するねじ部品装置が開示されている。このねじ部品装置は、座面の外周に段部を形成したねじ部品と、そのねじ部品より大径で同一円周に沿って多数の突起を設けた座金と、上記ねじ部品の段部に回り止め的にはまると共に座金の突起に係止する爪を持ったロック部材と、上記座金とロック部材の間に配置し、中央にねじ締付け圧力を受けない径の穴が開いている破断可能な隔離板とを備えている。また、上記座金は、各突起の表面が、ねじ部品の締付け回転方向に向かって高くなった片流れ傾斜になっている。また、上記隔離板は、一方の面に座金の突起を受け入れる環状凹部が形成されている。そして、隔離板を適宜破断して除去することにより、ロック部材の爪が座金の表面に接して引っかかり、緩み止め効果を発揮するようになっている。尚、このねじ部品装置は、ねじ部品がロックされているか否かを、隔離板の有無を目視点検することにより容易に確認できるという効果も得られる。
また、バスダクトが屋外で使用されることがあるが、この場合、一般的に、バスダクトの接続部への雨水等の浸入を防ぐために、特許文献3のように接続部にカバーを被せることが行われている。
しかしながら、特許文献1に記載のバスダクト接続構造は、以下に示す課題を有している。具体的には、上記のバスダクト接続構造は、屋内で使用される場合、絶縁カラーの残部の長さを目視することができ、その目視した絶縁カラーの残部の長さからバスダクトの接続部が完全な締付圧力により緊締されているか否か(接続部の接触圧力が充分であるか否か)を確認することができる。しかし、上記のバスダクト接続構造は、屋外で使用される場合、特許文献3に記載されているようなカバーにより接続部が覆われることになるため、施工完了後の点検等において、全ての接続部において接触圧力が充分であるか否かを目視で判定できないという課題が発生する。
また、特許文献2に記載のねじ部品装置についても、バスダクトの接続部を締結する部品(接続部材)として利用する場合に、特許文献1と同様の課題が発生する。具体的には、特許文献2に記載のねじ部品装置は、隔離板を破断することにより接続部の施工が完了するように工夫されているが、屋外で使用する場合、特許文献3に記載されているようなカバーで覆われるため、隔離板を破断したかどうかを点検することができない。
本発明は、上記の課題を解消するためになされたものであり、その目的は、屋外で使用するなどのために、接続部材にカバーを被覆するバスダクトであっても、確実にバスダクトの接続部の接触圧力が充分であるか否かがわかるバスダクト接続構造を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明は、バスダクトの同相導体相互を接続部材にて電気的に接続するバスダクト接続構造であって、前記接続部材を外方から覆うカバー部材を備え、前記接続部材は、バスダクトの同相導体相互の接続が完了した際に取り外される取外部を有し、前記カバー部材は、前記接続部材から前記取外部が取り外されることにより、該接続部材により接続されたバスダクトの接続部に取り付けることが可能になっていることを特徴とする。
このように、本発明のバスダクト接続構造は、バスダクトの接続作業が完了しないと、接続部材を外方から覆うカバー部材を取り付けることができないようになっている。そのため、本発明では、バスダクトの接続部の点検を行うときに、目視によりカバー部材の有無を確認することにより、バスダクトの接続部の接触圧力が充分であるか否かを容易に判定することができる。
また、本発明では、バスダクトの接続作業が完了しないと、カバー部材を取り付けることができないため、施工途中に、目視でカバー部材の有無を確認することで、バスダクトの接続部の接触圧力が充分であるか否かを判定することができる。
また、本発明では、バスダクトの接続作業が完了しないと、カバー部材を取り付けることができないため、施工途中に、目視でカバー部材の有無を確認することで、バスダクトの接続部の接触圧力が充分であるか否かを判定することができる。
また、前記接続部材は、緩止効果発揮部材を有する締着具であり、前記緩止効果発揮部材は、前記取外部が取り外されることにより、緩み止め効果を発揮するようになっていることが望ましい。
また、前記接続部材は、ボルト及びナットを有する締着具であり、前記ボルト及び前記ナットの少なくとも一方には、所定トルクで締め付けることにより破断する破断部が設けられ、前記取外部は、前記破断部が破断することにより取り外されるようになっていることが望ましい。
また、前記カバー部材は、前記取外部が取り外されていない状態で前記接続部に取り付けようとすると、前記取外部に干渉するようになっていることが望ましい。
本発明によれば、屋外で使用するなどのために、接続部材にカバーを被覆するバスダクトであっても、確実にバスダクトの接続部の接触圧力が充分であるか否かがわかるバスダクト接続構造を提供することができる。すなわち、本発明によれば、バスダクトの接続部の接触圧力が充分になるような施工が完了しないとバスダクトの施工が終了しないバスダクト接続構造を提供することができる。
以下、本発明の実施形態(第1実施形態、第2実施形態)のバスダクト接続構造について図面に沿って説明する。尚、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものでなく、その実施形態を部分的に組み合わせたり、不要箇所を削除したりするなど本発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
《第1実施形態》
先ず、本発明の第1実施形態のバスダクト接続構造について図1〜図8を参照しながら説明する。
先ず、本発明の第1実施形態のバスダクト接続構造について図1〜図8を参照しながら説明する。
第1実施形態のバスダクト接続構造は、図5に示すように、バスダクトユニット10、10と、バスダクトユニット10、10を相互に接続する接続ユニット30とを有するバスダクトにおけるバスダクト接続構造であって、バスダクトユニット10、10を相互に接続する接続ユニット30を外方から覆うカバー部材60を備えている。
また、接続ユニット30は、バスダクトユニット10、10を相互に接続するための締着具40を備えている。この締着具40には、バスダクトユニット10、10の同相導体相互の接続(所定締付圧力による接続)が完了した際に取り外される取外部(後述するボルト頭41a、第1リング43、プレート47)が設けられている。また、カバー部材60は、締着具40から取外部が取り外されることにより、バスダクトユニット10、10の接続部(接続ユニット30を外方から覆う位置)に取り付けることが可能になっている。
このように、第1実施形態では、バスダクトユニット10、10の接続作業が完了しないと、カバー部材60を取り付けることができないようになっている。そのため、作業者は、バスダクトの接続部の点検を行うときに、目視によりカバー部材60の有無を確認することにより、バスダクトユニット10、10の接続が良好に行われているか否かを容易に判定することができる。
また、第1実施形態によれば、作業者は、バスダクトユニット10、10の接続作業中に、目視でカバー部材60の有無を確認することで、良好な接続が行われているか否かを判定することができる。
以下、第1実施形態の各構成について順番に説明していく。
また、第1実施形態によれば、作業者は、バスダクトユニット10、10の接続作業中に、目視でカバー部材60の有無を確認することで、良好な接続が行われているか否かを判定することができる。
以下、第1実施形態の各構成について順番に説明していく。
先ず、バスダクトユニット10について図1を参照しながら説明する。
図示するように、バスダクトユニット10は、積層配置された4線の絶縁導体11と、一方(図1(a)に示す下方)の絶縁導体11に積層されるように沿わせたアース導体(板状の裸導体)13と、絶縁導体11の長さ方向に点在するスペーサ14と、積層配置された4線の絶縁導体11の板厚方向両側に配置された一対のハウジング側板15と、絶縁導体11の幅方向両側に配置された一対のハウジング上下板16とを備えている。
なお、一対のハウジング側板15は、「積層配置された4線の絶縁導体11」及び「アース導体13」を、絶縁導体11の長さ方向に点在するスペーサ14を介在させた状態で挟持している。また、ハウジング上下板16は、ハウジング側板15にビス18により固定されている。
図示するように、バスダクトユニット10は、積層配置された4線の絶縁導体11と、一方(図1(a)に示す下方)の絶縁導体11に積層されるように沿わせたアース導体(板状の裸導体)13と、絶縁導体11の長さ方向に点在するスペーサ14と、積層配置された4線の絶縁導体11の板厚方向両側に配置された一対のハウジング側板15と、絶縁導体11の幅方向両側に配置された一対のハウジング上下板16とを備えている。
なお、一対のハウジング側板15は、「積層配置された4線の絶縁導体11」及び「アース導体13」を、絶縁導体11の長さ方向に点在するスペーサ14を介在させた状態で挟持している。また、ハウジング上下板16は、ハウジング側板15にビス18により固定されている。
ここで、絶縁導体11は、絶縁物11bで被覆された板状の導体11aにより形成されている。尚、本実施形態のバスダクトユニット10では、4線の絶縁導体11が板厚方向に積層配置されているが、絶縁導体11の線数は例示に過ぎない。
また、ハウジング側板15は、他方の絶縁導体11及びスペーサ14(又はアース導体13及びスペーサ14)に接する平板状の基面15aと、この基面15aの上下端を外方に屈曲延設してなる第1補強部15bとで構成されている(図1(b)参照)。
また、ハウジング側板15は、他方の絶縁導体11及びスペーサ14(又はアース導体13及びスペーサ14)に接する平板状の基面15aと、この基面15aの上下端を外方に屈曲延設してなる第1補強部15bとで構成されている(図1(b)参照)。
尚、バスダクトユニット10は、例えば、以下の手順で組み立てることができる。
具体的には、先ず、積層された絶縁導体11及びアース導体13の幅方向両端に所定間隔でスペーサ14を配置し、これらを絶縁導体11の板厚方向両側からハウジング側板15の基面15aにて挟持し、基面15a相互をボルトナット、ワッシャー等からなる締着具17でスペーサ14を介在させた状態で締め付け固定する。次に、ハウジング側板15の第1補強部15bを架け渡すように断面コ字形のハウジング上下板16を配置し、第1補強部14bとハウジング上下板16とをビス18で固定する。これにより、バスダクトユニット10が組み立てられる。
具体的には、先ず、積層された絶縁導体11及びアース導体13の幅方向両端に所定間隔でスペーサ14を配置し、これらを絶縁導体11の板厚方向両側からハウジング側板15の基面15aにて挟持し、基面15a相互をボルトナット、ワッシャー等からなる締着具17でスペーサ14を介在させた状態で締め付け固定する。次に、ハウジング側板15の第1補強部15bを架け渡すように断面コ字形のハウジング上下板16を配置し、第1補強部14bとハウジング上下板16とをビス18で固定する。これにより、バスダクトユニット10が組み立てられる。
また、バスダクトユニット10の長さ方向両端部は、ハウジング側板15の基面15aから延設してなるバスダクト接続側板19が形成されている。このバスダクト接続側板19は、導体11aの板厚方向に段付けされたL字形状をしており、後述する接続ユニット30の接続継ぎ板33と固定できるようになっている。また、絶縁導体11の端部は、絶縁物11bが除去され且つ段付けされており、導体11a相互間が一定距離離間するように構成され、後述する接続ユニット30の絶縁セパレータ31及び導電性接続部材32を介在可能に構成されている。
次に、接続ユニット30について図2及び図3を参照しながら説明する。
図2に示すように、接続ユニット30は、異相導体端部間を絶縁する絶縁セパレータ31と、同相導体端部相互間を電気的に接続する導電性接続部材32と、これらを外方から挟持する接続継ぎ板33とを有し、これらをボルトナット等の締着具40、座金50及び断面コ字形の押さえ部材35で仮締着することより、接続ユニット30が形成されている。尚、アース導体13は、最外の導電性接続部材32と接続継ぎ板33との間に介在し、導電性接続部材32及び接続継ぎ板33により電気的に接続されるようになっている。
図2に示すように、接続ユニット30は、異相導体端部間を絶縁する絶縁セパレータ31と、同相導体端部相互間を電気的に接続する導電性接続部材32と、これらを外方から挟持する接続継ぎ板33とを有し、これらをボルトナット等の締着具40、座金50及び断面コ字形の押さえ部材35で仮締着することより、接続ユニット30が形成されている。尚、アース導体13は、最外の導電性接続部材32と接続継ぎ板33との間に介在し、導電性接続部材32及び接続継ぎ板33により電気的に接続されるようになっている。
また、接続継ぎ板33は、平板状の基面33aと、基面33aの両端部を外方に屈曲延設してなる第1屈曲片33bと、この第1屈曲片33bを更に互いに離反する方向に屈曲延設してなる第2屈曲片33cとを有し、その中央部に導体幅方向に凹溝を有する形状になっている。また、凹溝の幅は、押さえ部材35の幅より僅かに長くなっており、ちょうど凹溝内に押さえ部材35が収納される構造となっている。
また、締着具40は、図3に示すように、直列に配置された2つのボルト頭41a、41bを有するボルト(2重頭ボルト)41と、ボルト41のネジ部に螺合するナット42(図2(a)参照)と、内側のボルト頭41bを収容する第2リング44と、第2リング44を覆う第1リング43と、ワッシャー45と、プレート47と、緩み止め機構48とを備えている。
また、ボルト41には、外側のボルト頭41aと、内側のボルト頭41bとの間に所定トルクで締め付けられることで破断する破断部が形成されている。そして、ボルト頭41aが所定トルクで締め付けられると、破断部が破断してボルト頭41aがネジ切られて取り外されるようになっている。
尚、上記の所定トルクとは、バスダクトの接続部の接触圧力が充分になる締付けトルク値のことをいう。
尚、上記の所定トルクとは、バスダクトの接続部の接触圧力が充分になる締付けトルク値のことをいう。
また、第1リング43は、平面視円形の基面43aと、基面43aの周縁を屈曲延設してなる周壁43bとを有する中空円筒状に形成され、基面43aから一部の周壁43bに亘って溝43cが形成されており(図3(b)参照)、この溝43cに外側のボルト頭41aと内側のボルト頭41bとの間に設けられている破断部が入り込むように取り付けられ、ボルト頭41aが、第2リング44を覆っている第1リング43の基面43aから突出するようになっている。
また、第2リング44は、平面視円形で、ボルト41の軸を挿通可能な孔(図示省略)が穿設された基面44aと、基面44aの周縁を屈曲延設してなる周壁44bを有した中空円筒形状になっており(図3(c)参照)、この周壁内44bの内側に、ボルト頭41bが収納される構造となっている。また、周壁44bに囲まれた開口44cから、ボルト頭41bを緩めるための特殊工具が挿入できるようになっている。
また、外側のボルト頭41aが所定トルクによりネジ切られると、第2リング44から第1リング43を取り外すことができるようになっている(第1リング43を押さえているボルト頭41aが無くなるため、第2リング44から第1リング43を取り外すことが可能になる)。そして、第1リング43を取り外すと第2リング44が目視可能となる。
尚、第2リング44内に収納されている内側のボルト頭41bは、開口44cから目視できるが、特殊工具を使用しないと緩めることができない構造となっている。そして、マイナスドライバー等の工具Dを使用してプレート47を割って取り外すことにより、緩み止め機構48が作動し、緩み止め効果が発揮される。
また、プレート47は、正面視略円形で、中央部に略円形の開口47a1を有した板状に形成された基面47aを備え、基面47aの周縁には、一対のへこみ部47b(円弧状に内側に凹んだへこみ部47b)が対向して形成されている(図3(c)参照)。
また、へこみ部47bと直交する対向部分には、それぞれ、外方(基面47a1と直交する方向に)に突出する突出部47cが2つずつ形成されている。すなわち、プレート47の開口47a1の中心を回転基準と仮定し、へこみ部47bの中心位置(一番凹んでいる位置)から「90度」回転移動した位置の近傍に、外方に突出する突出部47cが形成されている。また、プレート47の開口47a1の中心を回転基準と仮定し、へこみ部47bの中心位置(一番凹んでいる位置)から「−90度」回転移動した位置の近傍に、外方に突出する突出部47cが形成されている。
また、2つの突出部47cの間の基面47aには薄肉部が形成されており、突起部47c相互間にマイナスドライバー等の工具Dを入れてひねる等することにより、薄肉部が破断して、締着具40からプレート47を取り外すことができるようになっている。
また、へこみ部47bと直交する対向部分には、それぞれ、外方(基面47a1と直交する方向に)に突出する突出部47cが2つずつ形成されている。すなわち、プレート47の開口47a1の中心を回転基準と仮定し、へこみ部47bの中心位置(一番凹んでいる位置)から「90度」回転移動した位置の近傍に、外方に突出する突出部47cが形成されている。また、プレート47の開口47a1の中心を回転基準と仮定し、へこみ部47bの中心位置(一番凹んでいる位置)から「−90度」回転移動した位置の近傍に、外方に突出する突出部47cが形成されている。
また、2つの突出部47cの間の基面47aには薄肉部が形成されており、突起部47c相互間にマイナスドライバー等の工具Dを入れてひねる等することにより、薄肉部が破断して、締着具40からプレート47を取り外すことができるようになっている。
緩み止め機構48は、第2リング44とプレート47との間に介在する略リング状のバネ材48aと、プレート47とワッシャー45との間に介在する円板部材48bとで構成されている。尚、バネ材48aは、例えば、リング形状の板材の一部を切断して捻じることにより形成されている。また、円板部材48bの一方面には、複数の凸部48b1が形成されている。
そして、プレート47が取り外されることにより、バネ材48aの一端が凸部48b1に引っかかり、ボルト41が回らないようになっている。
そして、プレート47が取り外されることにより、バネ材48aの一端が凸部48b1に引っかかり、ボルト41が回らないようになっている。
次に、接続ユニット30を用いて、バスダクトユニット10、10を接続する工程について図4〜図8を参照しながら説明する。
先ず、図4に示すように、接続ユニット30の締着具40を緩めておき、バスダクトユニット10の同相の導体11a(絶縁物11bが除去された絶縁導体11の端部)を接続ユニット30の導電性接続部材32相互間に挿入する。このとき、バスダクト接続側板19を、接続継ぎ板33の第2屈曲片33c(図2参照)に沿わせ且つ第1屈曲片33bに当接する位置まで挿入する。
次に、接続継ぎ板33とバスダクト接続側板19をビス等で固定し、締着具40を本締着することにより、図5に示すように、バスダクトユニット10、10相互間を電気的に接続する。
ここでいう本締着とは、締着具40の外側のボルト頭41aを所定トルクで締め付けてボルト41の破断部を破断させてボルト頭41aを取り外し、その後、第2リング44から第1リング43を取り外し、最後に、プレート47の突起部47c相互間にマイナスドライバー等の工具Dを入れてひねる等して、薄肉部を破断して、締着具40からプレート47を取り外す作業のことをいう。
ここでいう本締着とは、締着具40の外側のボルト頭41aを所定トルクで締め付けてボルト41の破断部を破断させてボルト頭41aを取り外し、その後、第2リング44から第1リング43を取り外し、最後に、プレート47の突起部47c相互間にマイナスドライバー等の工具Dを入れてひねる等して、薄肉部を破断して、締着具40からプレート47を取り外す作業のことをいう。
次に、電気的に接続したバスダクトユニット10、10に対して、カバー部材60を取り付ける作業を行う。
具体的には、図5に示すように、電気的に接続されバスダクトユニット10、10の接続部に対して、一対のカバー部材60を絶縁導体11の板厚方向両側から被せ、バスダクト接続側板19にビスで固定する作業を行う。
尚、カバー部材60は、締着具40を覆う平面視四方形の基面60aと、基面60aの四辺をそれぞれ屈曲延設してなる側面60bとを有する箱状に形成されている。また、カバー部材60は、対向する2側面60bの端部をそれぞれ離反する方向に屈曲延設してなる固定片60cが形成されている。また、固定片60cの対向する2辺には、接続ユニット30から離間する方向でそれぞれが同じ方向に屈曲延設する接続上下板固定片60dが形成されている。この接続上下板固定片60dは、ビス孔60d1が穿設されている。
具体的には、図5に示すように、電気的に接続されバスダクトユニット10、10の接続部に対して、一対のカバー部材60を絶縁導体11の板厚方向両側から被せ、バスダクト接続側板19にビスで固定する作業を行う。
尚、カバー部材60は、締着具40を覆う平面視四方形の基面60aと、基面60aの四辺をそれぞれ屈曲延設してなる側面60bとを有する箱状に形成されている。また、カバー部材60は、対向する2側面60bの端部をそれぞれ離反する方向に屈曲延設してなる固定片60cが形成されている。また、固定片60cの対向する2辺には、接続ユニット30から離間する方向でそれぞれが同じ方向に屈曲延設する接続上下板固定片60dが形成されている。この接続上下板固定片60dは、ビス孔60d1が穿設されている。
尚、上記のカバー部材60を取り付ける工程の前に、締着具40のボルト頭41aを所定のトルクで締め付けてボルト41の破断部を破断させ、ボルト頭41aを取り外していれば、図6に示すように、カバー部材60が他の部品に干渉することなくバスダクト接続側板19に固定できる。
しかし、締着具40のボルト頭41aが取り外されていない状態(すなわち、ボルト頭41aを所定のトルクで締め付けていない状態)でカバー部材60を取り付けようとしても、図7に示すように、カバー部材60の基面60aと外側のボルト頭41aが干渉してしまい、カバー部材60をバスダクト接続側板19に固定することができない。
このように、第1実施形態では、接続ユニット30の締着具40を所定のトルクで締め付けて破断部を破断させてボルト頭41aを取り外さない限り(すなわち、締着具40が所定トルクで締め付けられて、バスダクトユニット10の同相導体相互が所定トルクにより緊締されない限り)、カバー部材60を取り付けることができないようになっている。
しかし、締着具40のボルト頭41aが取り外されていない状態(すなわち、ボルト頭41aを所定のトルクで締め付けていない状態)でカバー部材60を取り付けようとしても、図7に示すように、カバー部材60の基面60aと外側のボルト頭41aが干渉してしまい、カバー部材60をバスダクト接続側板19に固定することができない。
このように、第1実施形態では、接続ユニット30の締着具40を所定のトルクで締め付けて破断部を破断させてボルト頭41aを取り外さない限り(すなわち、締着具40が所定トルクで締め付けられて、バスダクトユニット10の同相導体相互が所定トルクにより緊締されない限り)、カバー部材60を取り付けることができないようになっている。
次に、接続上下板70の取り付ける工程を説明する。
具体的には、図8に示すように、締着具40を覆ったカバー部材60が取り付けられたバスダクトに対して、絶縁導体11の幅方向両側から接続上下板70を被せ、カバー部材60に形成された接続上下板固定片60dにビスで固定する。この作業により、バスダクトユニット10、10の接続が完了する。
具体的には、図8に示すように、締着具40を覆ったカバー部材60が取り付けられたバスダクトに対して、絶縁導体11の幅方向両側から接続上下板70を被せ、カバー部材60に形成された接続上下板固定片60dにビスで固定する。この作業により、バスダクトユニット10、10の接続が完了する。
以上説明したように、第1実施形態では、接続ユニット30の締着具40を所定のトルクで締め付けてボルト41の破断部を破断させてボルト頭41aを取り外し、第1リング43を取り外し、プレート47を破断した後に、カバー部材60を取り付け、その後、対応開放面である接続ユニット30の上下面に接続上下板70を被せてビス等で固定することにより、バスダクトの接続作業が完了する。
このように、第1実施形態のバスダクト接続構造によれば、バスダクトの接続部の接触圧力が充分でない限り、カバー部材60を被せることができないため、カバー部材60を被せられているものは接続作業が正常に完了したものと判断でき、長期に亘って良好な通電を行うことができる。
すなわち、第1実施形態によれば、接続部材60にカバーを被覆するバスダクト接続構造であって、確実にバスダクトの接続部の接触圧力が充分であることがわかるバスダクト接続構造が提供される。
すなわち、第1実施形態によれば、接続部材60にカバーを被覆するバスダクト接続構造であって、確実にバスダクトの接続部の接触圧力が充分であることがわかるバスダクト接続構造が提供される。
《第2実施形態》
次に、本発明の第2実施形態のバスダクト接続構造について、図9及び図10を用いて説明する。
ここで、図9は、第2実施形態のバスダクトユニットの接続部にカバー部材が正常に取り付けられる状態を説明するための図である。また、図10は、第2実施形態のバスダクトユニットの接続部にカバー部材が正常に取り付けられない状態を説明するための図である。
次に、本発明の第2実施形態のバスダクト接続構造について、図9及び図10を用いて説明する。
ここで、図9は、第2実施形態のバスダクトユニットの接続部にカバー部材が正常に取り付けられる状態を説明するための図である。また、図10は、第2実施形態のバスダクトユニットの接続部にカバー部材が正常に取り付けられない状態を説明するための図である。
尚、第2実施形態のバスダクト接続構造は、上述したカバー部材60の構成を一部変更したものであり、バスダクトユニット10及び接続ユニット30は、第1実施形態と同じである。そのため、以下では、第1実施形態と同じ構成(或いは相当する構成)には同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を詳細に説明する。
具体的には、図9に示すように、第2実施形態のカバー部材160は、第1実施形態のカバー部材60と同様、平面視四方形の基面60aと、4つの側面60bと、対向する2側面60bの端部をそれぞれ離反する方向に屈曲延設してなる固定片60cと、孔60d1が穿設された接続上下板固定片60dとを有している。
また、カバー部材160は、基面60aの内面に、少なくとも1つの突起(図示する例では2つの突起)161がバスダクト側へ立設しており、カバー部材160を取り付ける際に、突起161が押さえ部材35のコ字状内に入り込むことができる幅寸法に形成されている。
また、カバー部材160は、基面60aの内面に、少なくとも1つの突起(図示する例では2つの突起)161がバスダクト側へ立設しており、カバー部材160を取り付ける際に、突起161が押さえ部材35のコ字状内に入り込むことができる幅寸法に形成されている。
第2実施形態の構成によれば、第1実施形態と同様、接続ユニット30の締着具40を所定のトルクで締め付けてボルト41の破断部を破断させてボルト頭41aを取り外し、第1リング43を取り外し、プレート47を破断した後に、カバー部材160を取り付ける場合、カバー部材160が他の部品等に干渉することがなく、正常にバスダクト接続側板19にビス等で固定される(図9参照)。
一方、第2実施形態の構成によれば、ボルト41の破断部を破断させてボルト頭41aを取り外し、第1リング43を取り外しただけの状態において(すなわち、プレート47を取り外していない状態において)、カバー部材160を取り付ける場合、図10に示すように、カバー部材160の突起161がプレート47に干渉するため、カバー部材160をバスダクト接続側板19にビス等で固定することができなくなる。
すなわち、第2実施形態の構成によれば、接続ユニット30のボルト41の破断部を破断させてボルト頭41aを取り外し、第1リング43を取り外し、プレート47を破断しない限り、カバー部材160を取り付けることができない。
一方、第2実施形態の構成によれば、ボルト41の破断部を破断させてボルト頭41aを取り外し、第1リング43を取り外しただけの状態において(すなわち、プレート47を取り外していない状態において)、カバー部材160を取り付ける場合、図10に示すように、カバー部材160の突起161がプレート47に干渉するため、カバー部材160をバスダクト接続側板19にビス等で固定することができなくなる。
すなわち、第2実施形態の構成によれば、接続ユニット30のボルト41の破断部を破断させてボルト頭41aを取り外し、第1リング43を取り外し、プレート47を破断しない限り、カバー部材160を取り付けることができない。
このように、第2実施形態のバスダクト接続構造を使用することにより、第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。また、第2実施形態では、緩み止め効果を発揮させるための「プレート47の破断作業」が完了していないと、カバー部材160を取り付けることができないため、緩み止め効果が発揮されたバスダクトユニット10の接続を確実に行わせることができる。
以上、本発明の実施形態(第1実施形態、第2実施形態)について説明したが、上述した通り、本発明は、この実施形態(第1実施形態、第2実施形態)に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変更が可能である。
具体的には、バスダクトユニット10の構造や接続ユニット30の構造等も上記実施形態に限定されるものではない。例えば、バスダクトユニット10は、4線式である必要はなく、5線式以上であっても良く、或いは3線式以下であっても良く、また、アース導体13の有無はどちらであっても良く、更に密着絶縁型バスダクトである必要もなく、空気絶縁型バスダクトであっても良い。また、上述した実施形態のように、接続ユニット30がバスダクトユニット10と別体で設けられている必要はなく、予め、一方のバスダクトユニット10に、他方のバスダクトユニット10と接続するための接続部が設けられている構成(すなわち、バスダクトユニット10と、接続ユニット30とが一体となった構成)であってもよい。また、バスダクトユニット10、10同士の接続は、突き合わせ接続に限定されず、重ね合わせ接続であっても良い。
また、上述した実施形態(第1実施形態、第2実施形態)では、締着具40が、第1リング43、第2リング44及びプレート47を備えているが、第1リング43、第2リング44及びプレート47は必須の構成ではない。例えば、第2実施形態では、突起161が設けられているため、プレート47を設けずに、突起161が第1リング43と干渉する構造としてもよい。また、カバー部材60、160との干渉は、ナット42側で行っても良い。
また、各種部材を取り付ける際に、部材間に防水性を有するパッキン材を挟むなど適宜処理を行い、防水性を高めることができることは言うまでもない。
また、上述した実施形態(第1実施形態、第2実施形態)では、ボルト41に所定トルクで締め付けられることで破断する破断部が形成され、ボルト頭41aが所定トルクで締め付けられると、破断部が破断してボルト頭41aがネジ切られて取り外されるようになっているが、特にこれに限定されるものではない。
上記の破断部がボルト41ではなく、ナット42側に設けられ、ナット42が所定トルクで締め付けられると、破断部が破断してナットの一部が取り外されるようになってもよい。この場合、ボルト41が2重頭ボルトになっている必要はない。
上記の破断部がボルト41ではなく、ナット42側に設けられ、ナット42が所定トルクで締め付けられると、破断部が破断してナットの一部が取り外されるようになってもよい。この場合、ボルト41が2重頭ボルトになっている必要はない。
また、第2実施形態では、カバー部材160に突起161を設けていたが、図11〜13に示すように、同様の機能の構成を、カバー部材160側ではなく、締着具40側に設けるようにしてもよい。
ここで、図11は第2実施形態の変形例の締着具を示す図であり、図12は第2実施形態の変形例のバスダクトユニットの接続部にカバー部材が正常に取り付けられる状態を説明するための図であり、図13は第2実施形態の変形例のバスダクトユニットの接続部にカバー部材が正常に取り付けられない状態を説明するための図である。
尚、図11〜13では、第1、2実施形態と同じ構成(或いは相当する構成)には同じ符号を付している。
ここで、図11は第2実施形態の変形例の締着具を示す図であり、図12は第2実施形態の変形例のバスダクトユニットの接続部にカバー部材が正常に取り付けられる状態を説明するための図であり、図13は第2実施形態の変形例のバスダクトユニットの接続部にカバー部材が正常に取り付けられない状態を説明するための図である。
尚、図11〜13では、第1、2実施形態と同じ構成(或いは相当する構成)には同じ符号を付している。
具体的には、図11に示すように、プレート147は、第1実施形態のプレート47と同様、中央部開口47a1が形成された基面47aを有し、基面47aの周縁には、一対のへこみ部47bが対向して形成されている(図11(c)参照)。また、プレート147は、第1実施形態のプレート47の突起47cの位置に、突起47cよりもカバー部材60方向に長く突出する突起147cが設けられている(第2リング44の基面44aよりも、カバー部材60側に突出する突起147cが設けられている)。
この構成によれば、図12に示すように、接続ユニット30の締着具40を所定のトルクで締め付けてボルト41の破断部を破断させてボルト頭41aを取り外し、第1リング43を取り外し、プレート147を破断した状態において、カバー部材60を取り付けようとした場合、カバー部材60が、他の部品に干渉することなくバスダクト接続側板19にビス等で固定できる。
一方、図13に示すように、ボルト41の破断部を破断させてボルト頭41aを取り外し、第1リング43を取り外しただけの状態(すなわち、プレート147を取り外していない状態)において、カバー部材60を取り付けようとした場合、プレート147の突起147cにカバー部材60が干渉するため、カバー部材60をバスダクト接続側板19に固定することができない。
すなわち、第2実施形態の変形例においても、上述した第2実施形態と同様の効果が得られる。尚、突起147cは、必ずしも4つある必要はなく、少なくとも、1つあれば良い。
一方、図13に示すように、ボルト41の破断部を破断させてボルト頭41aを取り外し、第1リング43を取り外しただけの状態(すなわち、プレート147を取り外していない状態)において、カバー部材60を取り付けようとした場合、プレート147の突起147cにカバー部材60が干渉するため、カバー部材60をバスダクト接続側板19に固定することができない。
すなわち、第2実施形態の変形例においても、上述した第2実施形態と同様の効果が得られる。尚、突起147cは、必ずしも4つある必要はなく、少なくとも、1つあれば良い。
本発明のバスダクト接続構造は、例えば、高層ビルや工場等で電気幹線路として使用されるバスダクトの接続を行う際に利用することができる。
10…バスダクトユニット
11…絶縁導体
11a…導体
11b…絶縁物
13…アース導体
14…スペーサ
15…ハウジング側板
15a…基面
15b…第1補強部
16…ハウジング上下板
17…締着具
18…ビス
19…バスダクト接続側板
30…接続ユニット
31…絶縁セパレータ
32…導電性接続部材
33…接続継ぎ板
33a…基面
33b…第1屈曲片
33c…第2屈曲片
35…押さえ部材
40…締着具
41…ボルト(2重頭ボルト)
41a…ボルト頭
41b…ボルト頭
42…ナット
43…第1リング
43a…基面
43b…周壁
43c…溝
44…第2リング
44a…基面
44b…周壁
44c…開口
45…ワッシャー
47…プレート
47a…基面
47a1…開口
47b…へこみ部
47c…突出部
48…緩み止め機構
48a…バネ材
48b…円板部材
48b1…凸部
50…座金
60…カバー部材
60a…基面
60b…側面
60c…固定片
60d…接続上下板固定片
60d1…ビス孔
70…接続上下板
147…プレート
147c…突起
160…カバー部材
161…突起
11…絶縁導体
11a…導体
11b…絶縁物
13…アース導体
14…スペーサ
15…ハウジング側板
15a…基面
15b…第1補強部
16…ハウジング上下板
17…締着具
18…ビス
19…バスダクト接続側板
30…接続ユニット
31…絶縁セパレータ
32…導電性接続部材
33…接続継ぎ板
33a…基面
33b…第1屈曲片
33c…第2屈曲片
35…押さえ部材
40…締着具
41…ボルト(2重頭ボルト)
41a…ボルト頭
41b…ボルト頭
42…ナット
43…第1リング
43a…基面
43b…周壁
43c…溝
44…第2リング
44a…基面
44b…周壁
44c…開口
45…ワッシャー
47…プレート
47a…基面
47a1…開口
47b…へこみ部
47c…突出部
48…緩み止め機構
48a…バネ材
48b…円板部材
48b1…凸部
50…座金
60…カバー部材
60a…基面
60b…側面
60c…固定片
60d…接続上下板固定片
60d1…ビス孔
70…接続上下板
147…プレート
147c…突起
160…カバー部材
161…突起
Claims (4)
- バスダクトの同相導体相互を接続部材にて電気的に接続するバスダクト接続構造であって、
前記接続部材を外方から覆うカバー部材を備え、
前記接続部材は、バスダクトの同相導体相互の接続が完了した際に取り外される取外部を有し、
前記カバー部材は、前記接続部材から前記取外部が取り外されることにより、該接続部材により接続されたバスダクトの接続部に取り付けることが可能になっていることを特徴とするバスダクト接続構造。 - 前記接続部材は、緩止効果発揮部材を有する締着具であり、
前記緩止効果発揮部材は、前記取外部が取り外されることにより、緩み止め効果を発揮するようになっていることを特徴とする請求項1記載のバスダクト接続構造。 - 前記接続部材は、ボルト及びナットを有する締着具であり、
前記ボルト及び前記ナットの少なくとも一方には、所定トルクで締め付けることにより破断する破断部が設けられ、
前記取外部は、前記破断部が破断することにより取り外されるようになっていることを特徴とする請求項1、又は2に記載のバスダクト接続構造。 - 前記カバー部材は、前記取外部が取り外されていない状態で前記接続部に取り付けようとすると、前記取外部に干渉するようになっていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のバスダクト接続構造。
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