JP4356391B2 - ジョイントボックス - Google Patents

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Description

本発明は、配線用のジョイントボックスに関するものである。
一般的に、マンションなどの集合住宅の住戸で採用している配線システムでは、住戸内に配設する電灯、スイッチ、コンセントなどに接続される電力線や、電話、インターホン、テレビ共聴機器などに接続される通信線などの配線が二重天井内や間仕切壁内に敷設され、配線用のジョイントボックス(例えば、特許文献1、2参照)を介して適宜配線が行われている。なお、最近の新築のマンションなどにおいては、各住戸ごとに、購入者が間取りや仕様・設備を自由に選定できるフリープラン対応のものが増加している。
ところで、省令で定める電気設備技術基準や、社団法人日本電気協会の内線規程などによれば、パネル材の裏側に形成される配線用の空間にジョイントボックスを配置して使用する場合には、パネル材におけるジョイントボックスの近傍にジョイントボックスに対する電線の接続状態を点検するための点検窓を設ける必要がある。なお、上記特許文献1には、基礎天井の下方に配設されるパネル材である二重天井材に点検窓を設け、点検窓を覆う化粧プレートを二重天井材の下面に配設することが開示されている。
特開平10−23638号公報(第4頁−第5頁、図1) 特許第2795409号公報(第2頁、第1図−第3図)
室内の美観を高めたりジョイントボックスの設置場所の自由度を高めるには、点検窓のサイズを小さくすることが望ましいが、上述の特許文献1、2に開示されたジョイントボックスでは、ジョイントボックス本体の側面から電線をジョイントボックス本体内へ挿入して接続する電線接続部を採用しているので、点検窓をジョイントボックス本体と同程度の大きさまで小さくすると、電線が接続された状態のジョイントボックスをパネル材の裏側から室内側へ引き出して点検することができない。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、パネル材に形成する点検窓を比較的小さくしながらも点検作業を容易に行うことが可能なジョイントボックスを提供することにある。
請求項1の発明は、室内とは反対の裏面側に配線用の空間が形成されるパネル材に開孔した点検窓の近傍でパネル材の裏側における定位置に配設されるジョイントボックスであって、ジョイントボックス本体をパネル材に投影したときの大きさを、点検窓内を点検窓の口軸方向に変位可能な大きさとし、点検窓の開口面と交差する方向から電線を接続する複数の電線接続部をそれぞれ備えた複数の電線導入部をジョイントボックス本体の周方向に並設してなり、各電線導入部の電線接続部にはそれぞれ分岐回路毎の電線が接続され、前記パネル材は、基礎天井の下方に配設され基礎天井との間に前記空間が形成される二重天井材であり、前記各電線接続部が前記ジョイントボックス本体の下面側に設けられてなることを特徴とする。
この発明によれば、各電線接続部に電線が接続された状態でジョイントボックス本体をパネル材の裏側から点検窓を通して室内側に引き出して点検作業を行うことができるので、パネル材に形成する点検窓を比較的小さくしながらも点検作業を容易に行うことができる。なお、点検窓を小さくできることによって、フリープラン対応のマンションにおける各住戸ごとの配線システムに容易に対応することが可能となる。また、前記各電線接続部に接続する電線を交差しないように配線することが可能となるとともに、前記ジョイントボックス本体内の回路構成の変更が容易になる。さらに、点検作業時に、室内側から前記点検窓を通して前記各電線接続部への電線の接続状態を目視で確認することが可能となる。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記ジョイントボックス本体が前記基礎天井に固定された吊り金具に着脱自在に保持され、前記ジョイントボックス本体と前記二重天井材との間に前記二重天井材から離間して配設し前記電線接続部へ接続した電線を保持する電線保持部材を備え、電線保持部材を吊り金具に保持されるように形成してなることを特徴とする。
この発明によれば、施工時、前記電線接続部に電線された電線と前記二重天井材との間に距離が確保されるので、前記二重天井材へ前記点検窓を穿孔する作業を行う際に電線に傷が付くのを防止することができる。
請求項の発明は、請求項1または請求項の発明において、前記点検窓が引掛シーリングローゼット用の取付孔に対応する大きさに形成されてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記点検窓を覆うように引掛シーリングローゼットを設置することが可能であり、普段は引掛シーリングローゼットにより前記点検窓を覆うことができるので、別途に点検窓を設けて従来のような化粧プレートを配設する場合に比べて室内の美観を高めることができるととに、施工作業が容易になる。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記ジョイントボックス本体が前記基礎天井に固定された吊り金具に着脱自在に保持され且つ吊り金具に引掛シーリングローゼットを着脱自在に取り付けられるように、前記ジョイントボックス本体および吊り金具を形成してなることを特徴とする。
この発明によれば、吊り金具に前記ジョイントボックス本体のみならず引掛シーリングローゼットを取り付けることができ、吊り金具を前記ジョイントボックス本体および引掛シーリングローゼットの設置用の部材として兼用、共用できる。
請求項の発明は、請求項1ないし請求項の発明において、前記ジョイントボックス本体は、前記電線接続部への電線の接続状態が専用工具によって解除されるように形成してなることを特徴とする。
この発明によれば、前記電線接続部に接続されている電線の接続状態が不用意に解除されるのを防止することができ、また、解除釦を備えた速結端子を採用する場合に比べて部品点数を削減することができ、低コスト化および組立性の向上を図れる。
請求項1の発明では、各電線接続部に電線が接続された状態でジョイントボックス本体をパネル材の裏側から点検窓を通して室内側に引き出して点検作業を行うことができるので、パネル材に形成する点検窓を比較的小さくしながらも点検作業を容易に行うことができるという効果がある。
基本構成
以下、ジョイントボックスの基本構成について図1ないし図8を参照しながら説明する。なお、本構成のジョイントボックスは、例えば、マンションなどの各住戸におけるフリープラン対応の配線システムに用いるものであり、基礎天井3a(図3参照)の下方に配設されて基礎天井3aとの間に配線用の空間を形成する二重天井材3bの裏側における定位置に配設することができるように構成されている。ここでは、二重天井材3bがパネル材を構成している。
本構成のジョイントボックスのジョイントボックス本体1は、一面(図7の上面)が開放された合成樹脂製のボディ10と一面(図7の下面)が開放された合成樹脂製のカバー20とを複数本(本構成では、2本)の組立ねじ31により結合することによって形成されている。
ボディ10およびカバー20の外周形状は円形状に形成されており、ボディ10は、カバー20との対向面とは反対側の面の中央部から突台11が突設されるとともに外周部から6つの電線導入台12が突設されている。
ここにおいて、6つの電線導入台12はボディ10の周方向に離間して並設されている。また、各電線導入台12の上面には、比較的固い3本の電線をシースに入れたVVFケーブル2におけるシースの外周形状に対応した内周形状の凹所12aが形成され、凹所12aの底壁には3本の電線それぞれを挿入する3つの電線挿入孔13が穿孔されており、各電線を各電線挿入孔13それぞれを通してジョイントボックス本体1内に挿入することにより、各電線がボディ10に収納された端子板35,36,37それぞれと電気的に接続されるようになっている。したがって、ボディ10には、3個1組の端子板35,36,37が電線導入台12の数(6つ)ずつ収納されている。また、凹所12aには、VVFケーブル2の上記シースの一部が導入される。
端子板35,36,37にはそれぞれ1個ずつの鎖錠ばね38が収納されている。鎖錠ばね38は、帯状の導電板からなる板ばねの一端部をS字状に極性して接触片38aを形成し、他端部をJ字状に曲成して鎖錠片38bを形成し、接触片38aと鎖錠片38bとの間を接続片38cにより連続一体に連結した形状に形成されている。また、接触片38aおよび鎖錠片38bは接続片38cに対して厚み方向の同じ側に突出している。上述の電線導入台12における各電線挿入孔13は、各鎖錠ばね38に対応する部位に穿孔されており、電線挿入孔13を通してジョイントボックス本体1の内部に電線を挿入することにより、電線の先端部が鎖錠ばね38の鎖錠片38bおよび接触片38aと端子板35,36,37との間に挟持されるようにしてある。ここに、鎖錠片38bは接続片38cの上端から斜め下方に向かって延設されており、つまりは、電線の挿入方向において接続片38cから離れる向きに延設されており、電線挿入孔13を通して挿入された電線は鎖錠片38bの先端縁が食い込むことにより、電線に作用する引張力に抗するようになっている。なお、上述の各電線は絶縁被覆電線であってジョイントボックス本体1に挿入する部位は芯線が露出するように絶縁被覆を除去してある。したがって、鎖錠ばね38のばね力によって接続保持される部分は実際には芯線である。
ボディ10には、3個1組の端子板35,36,37に跨るように配置した合成樹脂製の解除釦40が収納されている。解除釦40は、3個1組の端子板35,36,37に跨るように配置される釦本体40aにおける端子板35,36,37との対向面から各端子板35,36,37に1個ずつ収納された3個の鎖錠ばね38それぞれの鎖錠片38bに対応して配置される3つの押込突起40bが突設されており、解除釦40はボディ10の上壁に穿孔した操作孔14を通してボディ10の中に挿入されるマイナスドライバのような工具の先端部によって押圧可能であって、解除釦40の釦本体40aを工具で押圧すると押込突起40bによって鎖錠片38bが押圧されて鎖錠片38bの先端が接続片38cに近づく向きに撓み、電線を保持する力が弱まるようになっている。つまり、解除釦40を押圧した状態で電線を引き抜くことができるようにしてある。なお、本構成では、端子板35,36,37と鎖錠ばね38,38,38とでそれぞれ速結端子を構成しており、速結端子が電線を接続する電線接続部を構成している。
ところで、本構成では5分岐のジョイントボックスが構成されるように、6つの端子板35を連結して電気的に接続する環状の金属板からなるリード板45と、6つの端子板36を連結して電気的に接続する環状の金属板からなるリード板46と、6つの端子板37を連結して電気的に接続する環状の金属板からなるリード板47とが収納されている。要するに、リード板45,46,47は、ジョイントボックス本体1内の配線の回路構成を決定するものである。
各端子板35,36,37は、カバー20側の端縁からそれぞれ長さの異なる逆L字状の連結片35d,36d,37dが延設されており、連結片35d,36d,37dの横片がリード板45,46,47に厚み方向を一致させた形で重ねて配置される。ここにおいて、連結片35d,36d,37dの横片におけるリード板45,46,47との対向面には連結突起35e,36e,37eが2つずつ突設されており、リード板45,46,47に穿孔された連結孔45a,46a,47aに連結突起35e,36e,37eを挿入して連結突起35e,36e,37eの先端部をかしめることによって、端子板35,36,37がリード板45,46,47に結合されることになる。なお、各端子板35,36,37は板金を打ち抜き、曲げ加工を施すことにより形成されている。
したがって、本構成では、6つの電線導入台12のうちの1つを電源用の1組(3本)の電線を導入するための電線導入台とし、残りの5つの電線導入台12をそれぞれを送り配線用の1組(3本)の電線を導入するための電線導入台として利用することができる。ここに、各電線導入台12の一側面には、各電線導入台12に導入する1組の電線の接続用途が表記された矩形状のラベル15を貼着してあるので、上段に「電源」との表記のあるラベル15が貼着された電線導入台12の電線挿入孔13には電源からの電線を挿入し、上段に「送り」との表記のあるラベル15が貼着された電線導入台12の電線挿入孔13には送り配線用の電線を挿入すればよい。しかして、本構成のジョイントボックスでは、施工作業が容易になるとともに、誤結線が起こりにくくなる。なお、図8(a)には本構成のジョイントボックスにおいて各電線導入台12それぞれに貼着されるラベル15を各電線導入台12の近傍に示し、図8(b)にカバー20を取り外した状態の下面図を示してある。また、各ラベル15の下段には、電線導入台12の3つの電線挿入孔13それぞれに挿入すべき電線の種別を突台11に最も近い電線挿入孔13、2番目に近い電線挿入孔13、最も遠い電線挿入孔13の順で左並びに表記してある。一例として、上段に「電源」の表記のあるラベル15について説明すれば、下段の1番左側にはアース記号、左から2番目にはWhite(白色)の頭文字である「W」の記号が表記され、1番右には黒丸の記号が表記されているので、突台11に最も近い電線挿入孔13にはアース電線を挿入し、突台11から2番目に近い電線挿入孔13には白色の絶縁被覆を有する電線を挿入し、突台11から最も遠い電線挿入孔13には黒色の絶縁被覆を有する電線を挿入すればよい。
なお、本構成のジョイントボックスでは、リード板45,46,47の形状や数および各端子板35,36,37の数を変更するだけで各種回路構成の組み合わせに対応することができる。つまり、接続されるコンセントやスイッチや負荷といった被接続部材に応じた回路変更を簡便に行うことができ、回路構成の組み合わせが異なる多品種のジョイントボックスに対応することができる。また、本構成のジョイントボックスでは、6つの電線導入台12を同一形状として突台11の回りに等間隔で形成し、端子板35,36,37および鎖錠ばね38を全ての電線導入台12で共通の形状としてあるので、一のジョイントボックスの構成において部品を共用でき、また、回路構成の組み合わせが異なる多品種のジョイントボックスで部品を共用でき、製造効率が向上する。
例えば、図9(a)のジョイントボックスでは、6つの電線導入台12のうちの1つを電源用の1組(3本)の電線を導入するための電線導入台とし、3つを送り配線用の1組(3本)の電線を導入するための電線導入台とし、1つを負荷用の1組(2本)の電線を導入するための電線導入台とし、1つを片切りスイッチ用の1組(2本)の電線を導入するための電線導入台として用いる回路構成としたものであり、図9(b)に示すように、端子板35,36の数をそれぞれ5つに変更するとともに、リード板47の形状および数を変更してある。なお、ラベル15の下段において記号の表記されていない電線挿入孔13は使用しないようになっている。
また、図10(a)のジョイントボックスでは、6つの電線導入台12のうちの1つを電源用の1組(3本)の電線を導入するための電線導入台とし、1つを送り配線用の1組(3本)の電線を導入するための電線導入台とし、2つを負荷用の1組(2本)の電線を導入するための電線導入台とし、2つを片切りスイッチ用の1組(2本)の電線を導入するための電線導入台として用いる回路構成としたものであり、図10(b)に示すように、端子板35,36の数をそれぞれ4つに変更するとともに、リード板47の形状および数を変更してある。
また、図11(a)のジョイントボックスでは、6つの電線導入台12のうちの1つを電源用の1組(3本)の電線を導入するための電線導入台とし、2つを送り配線用の1組(3本)の電線を導入するための電線導入台とし、1つを負荷用の1組(2本)の電線を導入するための電線導入台とし、2つを3路スイッチ用の1組(3本)の電線を導入するための電線導入台として用いる回路構成としたものであり、図11(b)に示すように、端子板37の数を5つに変更するとともに、各リード板45,46,47の形状および数を変更してある。なお、3路スイッチ用の電線導入台12に貼着するラベル15の上段には3路スイッチを「スイッチC」と表記してあり、ラベル15の下段に表記された丸付き数字記号における「3」,「1」,「0」の数字は、3路スイッチの内部回路に対応して3路スイッチの器体における電線接続用の電線挿入孔の近傍に表記された数字に対応している。
また、図12(a)のジョイントボックスでは、6つの電線導入台12のうちの1つを電源用の1組(2本)の電線を導入するための電線導入台とし、1つを負荷用の1組(2本)の電線を導入するための電線導入台とし、1つを3路スイッチ用の1組(3本)の電線を導入するための電線導入台とし、2つを両切スイッチ用の1組(2本)の電線を導入するための電線導入台として用いる回路構成としたものであり、図12(b)に示すように、端子板35,37の数をそれぞれ4つに変更するとともに、各リード板45,46,47の形状および数を変更してある。なお、4路スイッチ用の電線導入台12に貼着するラベル15の上段には4路スイッチを「スイッチE」と表記してあり、ラベル15の下段に表記された丸付き数字記号における「4」,「2」、「3」,「1」などの数字は、4路スイッチの内部回路に対応して4路スイッチの器体における電線接続用の電線挿入孔の近傍に表記された数字に対応している。
ところで、本構成のジョイントボックスのジョイントボックス本体1は、図1に示したように吊ボルト4に結合された吊り金具5に対してボディ10をカバー20よりも上側として1本の組立ねじ32により取り付けることができるようになっている。ここに、吊り金具5は、短冊状の基片51と、基片51の長手方向の両端縁から下方に延設され互いに対向する一対の脚片52,52とにより下方に開放されたコ字状に形成されており、基片51の長手方向の中央部に上述の吊ボルト4が螺合する結合部53を設けてある。なお、ボディ10には、取付ねじ32を挿入するねじ挿通孔11aが突台11の上壁に形成され、カバー20には、取付ねじ32が挿通されるねじ挿通孔22aが形成されている。なお、カバー20におけるねじ挿通孔22aは、カバー20におけるボディ10とは反対側の面(本構成では、ジョイントボックス本体1の下面)に形成された第1の凹所21の内底面に形成された第2の凹所22の内底面を含む壁に形成されている。
吊り金具5は、基片51の中央部の下方において基片51と離間し且つ基片51と平行に配置される取付片54aが基片51の一側縁から下方に延設された連結片54bを介して連結されており、取付片54aには上述の取付ねじ32の先端部が螺合するねじ孔(図示せず)を形成してある。したがって、吊り金具5にジョイントボックスを取り付けるには、ジョイントボックス本体1の下側からジョイントボックス本体1に挿入した取付ねじ32の先端部を取付片54aのねじ孔に螺合させればよい。したがって、ジョイントボックス本体1を基礎天井3aと二重天井材3bとの間に形成される空間内の定位置に固定することができる。
ところで、本構成のジョイントボックスのジョイントボックス本体1は、二重天井材3bに穿孔した点検窓6の上方に配設されている。点検窓6は円形状であって(つまり、開口面が円形状であって)、丸形で埋込型の引掛シーリングローゼット(以下、丸形埋込引掛シーリングローゼットと称す)7用の取付孔に対応する大きさ(本構成では、内径寸法を80mmに設定してある)に形成してあり、丸形埋込引掛シーリングローゼット7により覆われるようになっている。要するに、点検窓6の内径寸法は、丸形埋込引掛シーリングローゼット7の引掛シーリングボディ71の外径寸法よりも小さく設定されている。
上述の丸形埋込引掛シーリングローゼット7に一端側が接続されたVVFケーブル2の他端側が1つの電線導入台12に導入される。ここにおいて、上述の吊り金具5には、丸形埋込引掛シーリングローゼット7を着脱自在に取り付けるための取付手段が設けられている。すなわち、吊り金具5の各脚片52,52の下端縁からは互いに内側方に受け片55,55が延設されており、各受け片55,55には、丸形埋込引掛シーリングローゼット7を着脱自在に取り付けるための2本の取付ねじ8,8の先端部それぞれが螺合するねじ孔55a,55aが形成されている。丸形埋込引掛シーリングローゼット7は、周知のように引掛シーリングボディ71と取付金具72とが2本の組立ねじ73,73により結合されており、取付金具72には、例えば、二重天井内に埋め込み配設されるスイッチボックスに取り付けるために用いる一対の取付ねじを挿通可能な一対の取付孔(図示せず)が形成されている。ここに、取付金具72における取付孔は、上記取付ねじの頭部の直径よりも大きい丸孔状の大径部に取付ねじの直径よりも幅狭の弧状の溝部が連続する形状に形成されている。したがって、丸形埋込引掛シーリングローゼット7を吊り金具5に取り付ける際には、吊り金具5の受け片55,5のねじ孔55a,55aに上記一対の取付ねじと頭部の直径が同程度である取付ねじ8,8を下方から螺着し、その後、この取付ねじ8,8の頭部に取付金具72の取付孔の大径部を通し、取付ねじ8,8の頭部が溝部に対応する部位と重なるように取付金具72を回転させた後に取付ねじ8,8を締め付けることによって、取付金具72を二重天井材3bの下面に密着させる(取付金具72が吊り金具5との間で二重天井材3bを挟みつける形とする)。そして、引掛シーリングボディ71の下方から組立ねじ73,73を挿入して引掛シーリングボディ71を組立ねじ73,73により取付金具72に結合させればよいのである。なお、引掛シーリングボディ71における取付金具72との対向面には、上記大径部に挿入される抜け止め防止リブが突設されており、取付ねじ8,8が緩んで取付金具72が回転しても取付ねじ8,8が大径部に至って取付金具72が脱落するのを防止することができるようになっている。また、上述の施工手順は一例であり、例えば、取付ねじ8,8を吊り金具5の受け片55,55のねじ孔55a,55aに螺合させる前に取付ねじ8,8を取付金具72の取付孔における溝部に挿入し、取付ねじ8,8を吊り金具5の受け片55,55のねじ孔55a,55aに螺着させるようにしてもよい。
一方、ジョイントボックス本体1の外径寸法は、点検窓6の内径寸法よりもやや小さく設定されている。要するに、本実施形態のジョイントボックスでは、ジョイントボックス本体1を二重天井材3bに投影したときの大きさを、点検窓6内を点検窓6の口軸方向に変位可能な大きさ(より具体的には、点検窓6と同程度であり且つ点検窓6の開口面内に収まる大きさ)としてあり、ジョイントボックス本体1に点検窓6の開口面と交差する方向からそれぞれ電線を接続する複数の上記電線接続部が設けられているのである。
しかして、本構成のジョイントボックスによれば、上記電線接続部に電線が接続された状態でジョイントボックス本体1を基礎天井3aと二重天井3bとの間の空間から点検窓6を通して引き出して点検作業を行うことができるので、パネル材たる二重天井材3bに形成する点検窓6を比較的小さくしながらも点検作業を容易に行うことができる。また、点検窓6が丸形埋込引掛シーリングローゼット7用の取付孔に対応する大きさに形成されているので、普段は丸形埋込引掛シーリングローゼット7により点検窓6を覆うことができ、従来のような点検窓を覆う化粧プレートを配設する場合に比べて室内の美観を高めることができるととに、施工作業が容易になり、しかも、ジョイントボックスの設置場所の自由度が高くなる。なお、点検窓6を小さくできることによって、フリープラン対応のマンションにおける各住戸ごとの配線システムに容易に対応することが可能となる
ここに、3つ1組の電線接続部それぞれへ電線を導入することができる各電線導入台12がジョイントボックス本体1の上面側に設けられているので、ジョイントボックス本体1を上記定位置から移動させることが可能な状態(つまり、上記取付ねじ32を取り外した状態)において、点検窓6の開口面に直交する上下方向へジョイントボックス本体1を変位させやすく、VVFケーブル2に傷などが付くのを防止することができる。また、本構成のジョイントボックスでは、ジョイントボックス本体1の下面から下方へつまみ23が突設されているので、点検作業を行う際につまみ23を掴んでジョイントボックス本体1を動かすことができ、点検作業が容易になる。なお、つまみ23は、上記第2の凹所22の内底面から突設されている。
また、吊り金具5には丸形埋込引掛シーリングローゼットを取付ねじ8,8により取り付けるための受け片55,55が形成されているので、ジョイントボックス本体1には、吊り金具5に対する着脱時に受け片55,55を回避する2つの回避部1a,1aが側面に凹設されている。要するに、本構成では、ジョイントボックス本体1が吊り金具5に着脱自在に保持され且つ吊り金具5に丸形埋込引掛シーリングローゼット7を着脱自在に取り付けられるように、ジョイントボックス本体1および吊り金具5を形成しているので、吊り金具5にジョイントボックス本体1のみならず丸形埋込引掛シーリングローゼット7を取り付けることができ、吊り金具5をジョイントボックス本体1および丸形埋込引掛シーリングローゼット7の設置用の部材として兼用、共用できるのである。なお、上述の回避部1a,1aは、取付ねじ8,8の先端部を逃がすための空間も形成する。
また、本構成では、上述の複数の電線接続部が、点検窓6の開口面に平行な面内(つまり、二重天井材3bに平行な面内)でジョイントボックス本体1の周方向に並設されているので、各電線接続部に接続する電線を交差しないように配線することが可能となるとともに、ジョイントボックス本体1内の回路構成の変更が容易になる。
参考例
ところで、上記基本構成のジョイントボックスでは、ジョイントボックス本体1内に複数(6つ)の解除釦40が収納されており、ボディ10に形成された複数(6つ)の操作孔14それぞれに一般的な工具の一つであるマイナスドライバの先端部を挿入することにより各解除釦40を押圧することができるので、点検作業時などに速結端子への電線の接続状態が不用意に解除されてしまう可能性がある。また、ジョイントボックス本体1内に複数の解除釦40が収納されているので部品点数が多くなってコストが高くなるとともに組立作業が面倒になる。
これに対して、本参考例のジョイントボックスの主な構成は上記基本構成と略同じであって、図13ないし図15に示すように構成されている。すなわち、本参考例のジョイントボックスは、上記基本構成にて説明した解除釦40を備えておらず、上記基本構成にて説明した操作孔14を形成する代わりに、端子板35,36,37と鎖錠ばね38,38,38とによる電線の保持力を弱める電線解除用の専用工具9(図16および図17参照)をジョイントボックス本体1内に挿入可能な3つ1組の解除孔12bをジョイントボックス本体1における電線導入台12の一側面に設け、当該一側面とは反対側の他側面にラベル15を貼着している点などが相違する。ここに、解除孔12bは、ボディ10の上面近傍で電線導入第12の上記一側面に設けてある。なお、上記基本構成と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
専用工具9は、図16に示すように、合成樹脂製の薄型の工具本体9aの先端面から3本の解除ピン9bが突出しており、3本の解除ピン9bの先端部を3つの解除孔12bに同時に挿入できるように解除ピン9bの並設ピッチを設定してある。このような専用工具9を利用して端子板35,36,37と鎖錠ばね38,38,38とによる保持された電線を電線挿入孔13から引き抜くには、図17に示すように、ボディ10の上面の法線方向に対して傾いた方向から専用工具9を電線導入台12に近づけて、各解除ピン9b,9b,9bを各解除孔12bに挿入し鎖錠ばね28の鎖錠片38bを接続片38c側へ押圧することで鎖錠片38bによる電線の保持力を弱めてVVFケーブル2を引っ張ればよい。なお、本参考例における各端子板35,36,37には鎖錠ばね38を安定して保持するための保持片35f,36f,37fが一部を切り起こして形成されている。
しかして、本参考例のジョイントボックスでは、電線導入台12に貫設した電線挿入孔13を通してジョイントボックス本体1内に導入された電線を鎖錠ばね38,38,38のばね力によって端子板35,36,37との間に接続保持する速結端子がジョイントボックス本体1内に収納され、端子板35,36,37と鎖錠ばね38,38,38とによる電線の保持力を低減させる電線解除用の専用工具9をジョイントボックス本体1内に挿入可能な解除孔12b,12b,12bをジョイントボックス本体1に設けてあるので、速結端子に電気的に接続されている電線の接続状態が不用意に解除されるのを防止することができ、また、解除釦40が不要となる分だけ部品点数を削減することができ、低コスト化および組立性の向上を図れる。なお、本参考例では、解除孔12bが専用工具9に対応した解除部を構成している。
(実施形態
以下、本実施形態のジョイントボックスについて図18ないし図23を参照しながら説明する。
本実施形態のジョイントボックスの主な構成は上記基本構成と略同じであって、上記基本構成のジョイントボックスでは、端子板35,36,37から延設した連結片35d,36d,37dの横片に連結突起35e,36e,37eが2つずつ突設されており、リード板45,46,47に穿孔された連結孔45a,46a,47aに連結突起35e,36e,37eを挿入して連結突起35e,36e,37eの先端部をかしめることによって、端子板35,36,37がリード板45,46,47に結合されているのに対して、本実施形態のジョイントボックスでは、端子板35,36,37とリード板45,46,47とをかしめ鋲48,48,48を用いて結合している点、ジョイントボックス本体1を吊り金具5に対して取り付ける際にカバー20をボディ10よりも上側として取り付ける点などが相違する。ここで、本実施形態におけるリード板45,46,47にはかしめ鋲48を挿通する挿通孔45b,46b,47bが周方向に並設されており、端子板35,36,37から延設した連結片35d,36d,37dの横片にはかしめ鋲48を挿通する挿通孔35g,36g,37gが形成されている。なお、上記基本構成と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
ところで、上記基本構成のジョイントボックスでは、ジョイントボックス本体1を吊り金具5に取り付けるにあたってボディ10をカバー20よりも上側としてジョイントボックス本体1の下方から取付ねじ32を挿入するようにしてあるが、本実施形態のジョイントボックスでは、ジョイントボックス本体1を吊り金具5に取り付けるにあたってカバー20をボディ10よりも上側としてジョイントボックス本体1の下方から取付ねじ32を挿入するようにしてある。要するに、取付ねじ32はボディ10のねじ挿通孔11aから挿入されカバー20のねじ挿通孔22aを通して先端部が吊り金具5の取付片54aにおけるねじ孔に螺合することになる。
しかして、本実施形態のジョイントボックスは、上記各電線接続部がジョイントボックス本体1の下面側に設けられているので、点検作業時に、室内側から点検窓6を通して上記各電線接続部への電線の接続状態(VVFケーブル2が電線導入台12へ正常に導入されているか否かなど)を目視で確認することが可能となる。
また、本実施形態では、吊り金具5における両脚片52の下端部の両側縁から受け片55とは反対側に突出する支持片56,56を延設してあり、円環状のケーブル支持金具80を支持できるようになっている。ここに、吊り金具5は、各支持片56,56よりも上方で両脚片52の両側縁から支持片56,56との間にケーブル支持金具80を挟持する挟み片57が延設されている。挟み片57は脚片52の両側片から側方へ延設された部分と当該部分の先端からケーブル支持金具80に重なるように延設された部分とで構成されており、上下方向において支持片56と挟み片57とが重ならないようになっている。したがって、ケーブル支持金具80は、ジョイントボックス本体1と二重運天井材3bとの間に二重天井材3bから離間して配設され、上記電線接続部に接続した複数本の電線がシースに入ったVVFケーブル2を保持することができる。すなわち、点検窓6の近傍において、VVFケーブル2は、二重天井材3bから離間して配設されたケーブル支持金具80により支持されている。
また、ケーブル支持金具80は、吊り金具5に対して着脱自在となるように、吊り金具5の各一対の支持片56に対応するように内周縁が開放された各一対の切欠部81が形成されており、ケーブル支持金具80を吊り金具5に取り付ける際には、例えば、各切欠部81と各支持片56との位置を合わせて吊り金具5の下方からケーブル支持金具80を上方へ移動させてから周方向に回転させればよく、ケーブル支持金具80を吊り金具5から取り外す際には、ケーブル支持金具80を周方向に回転させて各切欠部81と各支持片56との位置を合わせてからケーブル支持金具80を下方へ移動させればよい。したがって、施工時においてジョイントボックス本体1を吊り金具5に取り付けてから電線接続部に電線を接続した後でケーブル支持金具80を吊り金具5により保持させておくことにより、二重天井材3bへ点検窓6を穿孔する作業を行う際にVVFケーブル2に傷が付くのを防止することができる。なお、本実施形態では、ケーブル支持金具80が電線保持部材を構成しており、電線保持部材が吊り金具に保持されるように形成されている。
(実施形態
ところで、実施形態のジョイントボックスでは、ジョイントボックス本体1内に複数(6つ)の解除釦40が収納されており、ボディ10に形成された複数(6つ)の操作孔14それぞれに一般的な工具の一つであるマイナスドライバの先端部を挿入することにより各解除釦40を押圧することができるので、点検作業時などに速結端子への電線の接続状態が不用意に解除されてしまう可能性がある。また、ジョイントボックス本体1内に複数の解除釦40が収納されているので部品点数が多くなってコストが高くなるとともに組立作業が面倒になる。
これに対して、本実施形態のジョイントボックスの主な構成は上記基本構成と略同じであって、図24ないし図26に示すように構成されている。すなわち、本実施形態のジョイントボックスは、実施形態にて説明した解除釦40を備えておらず、上記基本構成にて説明した操作孔14を形成する代わりに、端子板35,36,37と鎖錠ばね38,38,38とによる電線の保持力を弱める電線解除用の専用工具9(図27および図28参照)をジョイントボックス本体1内に挿入可能な3つ1組の解除孔12bをジョイントボックス本体1における電線導入台12の一側面に設け、当該一側面とは反対側の他側面にラベル15を貼着している点などが相違する。ここに、解除孔12bは、ボディ10の上面近傍で電線導入第12の上記一側面に設けてある。なお、上記基本構成と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
専用工具9は、図27に示すように、合成樹脂製の薄型の工具本体9aの先端面から3本の解除ピン9bが突出しており、3本の解除ピン9bの先端部を3つの解除孔12bに同時に挿入できるように解除ピン9bの並設ピッチを設定してある。このような専用工具9を利用して端子板35,36,37と鎖錠ばね38,38,38とによる保持された電線を電線挿入孔13から引き抜くには、図28に示すように、ボディ10の下面(図28では上面)の法線方向に対して傾いた方向から専用工具9を電線導入台12に近づけて、各解除ピン9b,9b,9bを各解除孔12bに挿入し鎖錠ばね28の鎖錠片38bを接続片38c側へ押圧することで鎖錠片38bによる電線の保持力を弱めてVVFケーブル2を引っ張ればよい。
しかして、本実施形態のジョイントボックスでは、電線導入台12に貫設した電線挿入孔13を通してジョイントボックス本体1内に導入された電線を鎖錠ばね38,38,38のばね力によって端子板35,36,37との間に接続保持する速結端子がジョイントボックス本体1内に収納され、端子板35,36,37と鎖錠ばね38,38,38とによる電線の保持力を低減させる電線解除用の専用工具9をジョイントボックス本体1内に挿入可能な解除孔12b,12b,12bをジョイントボックス本体1に設けてあるので、速結端子に電気的に接続されている電線の接続状態が不用意に解除されるのを防止することができ、また、解除釦40が不要となる分だけ部品点数を削減することができ、低コスト化および組立性の向上を図れる。なお、本実施形態では、解除孔12bが専用工具9に対応した解除部を構成している。
ジョイントボックスの基本構成を示し、(a)は上面側から見た斜視図、(b)は下面側から見た斜視図である。 同上の基本構成を説明するための概略下面図である。 同上の基本構成を示し、(a)は上面側から見た概略斜視図、(b)は下面側から見た概略斜視図である。 同上を示し、(a)は上面側から見た斜視図、(b)は下面側から見た斜視図である。 同上を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB−B’断面図である。 同上においてカバーを取り外した状態の下面図である。 同上を示す分解斜視図である。 同上における内部回路の説明図である。 同上における内部回路の他の構成例の説明図である。 同上における内部回路の別の構成例の説明図である。 同上における内部回路のさらに他の構成例の説明図である。 同上における内部回路のまた別の構成例の説明図である。 参考例を示し、(a)は上面側から見た斜視図、(b)は下面側から見た斜視図である。 同上を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB−B’断面図である。 同上を示す分解斜視図である。 同上に用いる専用工具を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。 同上における電線の外し方の説明図である。 実施形態における使用形態を示し、(a)は上面側から見た斜視図、(b)は下面側から見た斜視図である。 同上の使用形態を説明するための概略下面図である。 同上を示し、(a)は下面側から見た斜視図、(b)は上面側から見た斜視図である。 同上を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB−B’断面図である。 同上においてカバーを取り外した状態の平面図である。 同上を示す分解斜視図である。 実施形態を示し、(a)は下面側から見た斜視図、(b)は上面側から見た斜視図である。 同上を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB−B’断面図である。 同上を示す分解斜視図である。 同上に用いる専用工具を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。 同上における電線の外し方の説明図である。
符号の説明
1 ジョイントボックス本体
2 VVFケーブル
3a 基礎天井
3b 二重天井材
4 吊ボルト
5 吊り金具
6 点検窓
7 引掛シーリングローゼット(丸形埋込引掛シーリングローゼット)
8 取付ねじ
9 専用工具
9a 工具本体
9b 解除ピン
10 ボディ
11 突台
12 電線導入台
12b 解除孔
13 電線挿入孔
20 カバー
23 つまみ
31 組立ねじ
32 取付ねじ
35,36,37 端子板
38 鎖錠ばね
40 解除釦
45,46,47 リード板
51 基片
52 脚片
53 結合部
54a 取付片
54b 連結片
55 受け片
55a ねじ孔
71 引掛シーリングボディ
72 取付金具
73 組立ねじ

Claims (5)

  1. 室内とは反対の裏面側に配線用の空間が形成されるパネル材に開孔した点検窓の近傍でパネル材の裏面における定位置に配設されるジョイントボックスであって、ジョイントボックス本体をパネル材に投影したときの大きさを、点検窓内を点検窓の口軸方向に変位可能な大きさとし、点検窓の開口面と交差する方向から電線を接続する複数の電線接続部をそれぞれ備えた複数の電線導入部をジョイントボックス本体の周方向に並設してなり、各電線導入部の電線接続部にはそれぞれ分岐回路毎の電線が接続され、前記パネル材は、基礎天井の下方に配設され基礎天井との間に前記空間が形成される二重天井材であり、前記各電線接続部が前記ジョイントボックス本体の下面側に設けられてなることを特徴とするジョイントボックス。
  2. 前記ジョイントボックス本体が前記基礎天井に固定された吊り金具に着脱自在に保持され、前記ジョイントボックス本体と前記二重天井材との間に前記二重天井材から離間して配設し前記電線接続部へ接続した電線を保持する電線保持部材を備え、電線保持部材を吊り金具に保持されるように形成してなることを特徴とする請求項1記載のジョイントボックス。
  3. 前記点検窓が引掛シーリングローゼット用の取付孔に対応する大きさに形成されてなることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のジョイントボックス。
  4. 前記ジョイントボックス本体が前記基礎天井に固定された吊り金具に着脱自在に保持され且つ吊り金具に引掛シーリングローゼットを着脱自在に取り付けられるように、前記ジョイントボックス本体および吊り金具を形成してなることを特徴とする請求項記載のジョイントボックス。
  5. 前記ジョイントボックス本体は、前記電線接続部への電線の接続状態が専用工具によって解除されるように形成してなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のジョイントボックス
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