JPWO2017033388A1 - 燻煙装置 - Google Patents

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Abstract

燻煙装置(10)は、燻製室(14)と煙発生室(16)燻煙用ヒータ(28)と連通路(30)ファン(32)とを有する。燻製室(14)は、燻製食品の原料(F)を収容する。煙発生室(16)は、燻製室(14)の下方に配置される。燻煙用ヒータ(28)は、煙発生室(16)内に収容された燻製材(M)を加熱し、煙発生室(16)内に煙(S)を発生させる。連通路(30)は、燻製室(14)と煙発生室(16)とを連通する。冷却ファン(32)は、連通路(30)を通過する煙(S)を冷却する。本態様によれば、どのような燻製温度においても、十分な量の煙を用いて所望の燻製を作製することができる。

Description

本開示は、燻製を作製するための燻煙装置に関する。
従来、木材のチップなどの燻製材を燻すことにより発生する煙に、チーズ、ハム、魚などの食品を曝して燻製を作製する燻煙装置が知られている。例えば特許文献1に記載された燻煙装置では、燻製にされる食品と燻製材と燻製材を燻すガスバーナとが燻製室内に配置される。ガスバーナにより燻製材が燻されて発生し燻製室内に充満した煙に、燻製室内の食品が曝され、燻製が作製される。
特開2005−046043号公報
燻製の作製方法として、熱燻、温燻、および冷燻がある。それぞれ燻製温度が異なり、例えば熱燻は80〜140度、温燻は30〜80度、冷燻は0〜30度でそれぞれ行われる。
特許文献1に記載された燻煙装置において、燻製温度が比較的低い温燻や冷燻が行われる場合、ガスバーナの火力が熱燻の場合より低く調節される。しかし、ガスバーナの火力を低くすると、燻された燻製材から発生する煙の量が不足し、温燻や冷燻の完了までに時間がかかる、または所望の燻製が作製できない場合がある。
そこで、本開示は、どのような燻製温度においても、十分な量の煙を用いて所望の燻製を作製することができる燻煙装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様の燻煙装置は、燻製室と煙発生室と燻煙用加熱部と連通路と冷却部とを有する。燻製室は燻製食品の原料を収容する。煙発生室は燻製室の下方に配置される。燻煙用加熱部は、煙発生室内に収容された燻製材を加熱し、煙発生室内に煙を発生させる。連通路は燻製室と煙発生室とを連通する。冷却部は連通路を通過する煙を冷却する。
本態様によれば、どのような燻製温度においても、十分な量の煙を用いて所望の燻製を作製することができる。
図1は、本開示の一実施の形態に係る発酵機能付き燻煙装置の概略的斜視図である。 図2は、燻煙装置の概略的断面図である。 図3は、燻煙装置の制御系を示すブロック図である。 図4は、燻製モードの一例のためのタイミングチャートである。 図5は、図4のタイミングチャートに対応する燻製室の温度変化を示す図である。 図6は、発酵モードの一例のためのタイミングチャートである。 図7は、発酵燻製モードの一例のためのタイミングチャートである。
本開示の一態様の燻煙装置は、燻製室と煙発生室と燻煙用加熱部と連通路と冷却部とを有する。燻製室は燻製食品の原料を収容する。煙発生室は燻製室の下方に配置される。燻煙用加熱部は、煙発生室内に収容された燻製材を加熱し、煙発生室内に煙を発生させる。連通路は燻製室と煙発生室とを連通する。冷却部は連通路を通過する煙を冷却する。
本態様によれば、どのような燻製温度においても、十分な量の煙を用いて所望の燻製を作製することができる。
燻煙装置が、燻製室を補助的に加熱する補助加熱部をさらに有してもよい。本態様によれば、連通路を通過するときに冷却された煙を燻製室内で加熱することができる。その結果、高温の煙を用いて燻製を作製することができる。
燻煙装置が、燻煙用加熱部と補助加熱部とを制御する制御部をさらに有してもよい。制御部が、燻煙用加熱部および補助加熱部の両方を用いて、燻製室の内部温度が燻製温度を越えるまで燻製室を加熱した後、補助加熱部による加熱を停止することによって燻製室の内部温度を燻製温度まで低下させ、燻製室の圧力を外気圧より低くように構成されてもよい。本態様によれば、燻製室から外部への煙の漏れを抑制することができる。
本発明の一態様の燻煙装置は、燻製室内に発酵菌を投入する発酵菌投入部と、発酵菌投入部と燻煙用加熱部とを制御する制御部と、をさらに有する。制御部は、発酵菌投入部に発酵菌を燻製室内に投入させ、投入完了から所定の待機時間の経過後に、燻煙用加熱部に燻製室内に煙を発生させるように構成される。本態様によれば、発酵食品をさらに長期保存可能に作製することができる。
制御部が、燻製室に発酵菌を投入する前に、燻煙用加熱部によって燻製室内に発生される煙を用いて発酵食品の原料を殺菌ように構成されてもよい。本態様によれば、発酵食品をより長期保存可能に作製することができる。
発酵装置が、燻製室の内部温度を検出する温度センサを有してもよく、制御部が、温度センサの検出温度に基づいて、発酵菌が活性化する温度で燻製室の内部温度が維持されるように、燻煙用加熱部を制御ように構成されてもよい。本態様によれば、発酵が促進される。
冷却部が、連通路を強制的に冷却するファンまたはペルチェ素子であってもよい。ファンまたはペルチェ素子を制御することにより、煙の温度を変更することができる。本態様によれば、様々な燻製を作製することができる。
燻煙装置が、燻製室内に回転可能に設けられ、煙が通過可能な複数の孔を備え、燻製食品の原料が載置される回転テーブルをさらに有してもよい。本態様によれば、回転テーブル上の燻製食品の原料の表面が一様に煙に曝され、良好な燻製を作製することができる。
以下、本開示の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本開示の一実施の形態に係る燻煙装置の概略的斜視図である。図2は、燻煙装置の概略的断面図である。図3は、燻煙装置の制御系を示すブロック図である。なお、図1および図2において、X軸方向は燻煙装置の幅方向を、Y軸方向は奥行き方向を、Z軸方向は高さ方向をそれぞれ示す。
図1に示す燻煙装置10は、詳細は後述するが、燻製食品のみならず発酵食品も作製可能な発酵機能付き燻煙装置である。言い換えれば、燻煙装置10は発酵装置でもある。作製される燻製食品は、例えば、燻製ソーセージ、燻製チーズ、燻製たまごなどである。作製される発酵食品は、甘酒、発酵飲料などである。
図1および図2に示すように、燻煙装置10は、略直方体形状の本体12を有する。本体12は、その内部に燻製室14と煙発生室16とを備える。
燻製室14は、燻製食品または発酵食品の原料Fを収容し、燻製食品または発酵食品を作製するための空間である。言い換えれば、燻製室14内で原料Fの発酵が行われるときは、燻製室14は発酵室として機能する。
燻煙装置10の本体12は、その正面12a側に設けられた開口と、その開口を閉じる扉18とを備える。
図2に示すように、燻製室14内には、燻製食品または発酵食品の原料Fが載置される回転可能な回転テーブル20が設けられる。回転テーブル20は、高さ方向(Z軸方向)に延在する回転中心線Cを中心にして回転可能であり、煙が通過可能な網状部材またはパンチングメタルによって構成される。
燻製室14には、燻製室14内を補助的に加熱する、例えば電熱線で構成された補助加熱部である補助ヒータ22が設けられる。本実施の形態では、補助ヒータ22は、燻製室14の天井面に取り付けられる。この補助ヒータ22の役割については後述する。
燻製室14には、燻製室14内の温度を検出する温度センサ24が設けられる。本実施の形態では、温度センサ24は、燻製室14の側面に取り付けられる。この温度センサ24の役割については後述する。
図1および図2に示すように、煙発生室16は燻製室14の下方に配置される。煙発生室16では、燻製室14での燻製の作製に必要な煙Sが発生される。本実施の形態では、煙発生室16は、間隔をあけて燻製室14の下方に配置される。すなわち、煙発生室16は、燻製室14との間に空間が介在するように燻製室14の下方に配置される。これにより、煙発生室16と燻製室14との間の伝熱が抑制される。
具体的には、煙発生室16には燻製材Mが収容される。燻製材Mは、樹脂成分が少ないため原料Fに付着する煤が発生しにくいナラやケヤキなどの広葉樹から作製された木材チップが好ましい。さらに言えば、燻したときに発生する煙にフェノール類が多く含まれるものが好ましい。これに関して詳細は後述する。
図2に示すように、燻製材Mは、煙発生室16内に配置された金属製のトレイ26上に載置される。トレイ26は、本体12の正面12a側に引き出し可能に本体12に支持される。
トレイ26の下方には、トレイ26上の燻製材Mを加熱する(燻す)ための燻煙用加熱部である燻煙用ヒータ28が配置される。燻煙用ヒータ28は、例えば電熱線によって構成される。燻煙用ヒータ28が燻製材Mを燻すことにより、燻製材Mから煙が発生する。
煙発生室16内で発生した煙Sは、連通路30を介して燻製室14に供給される。本実施の形態では、図2に示すように、連通路30は、高さ方向(Z軸方向)に延在する管状の通路である。連通路30は、煙発生室16の天井面に形成された開口と燻製室14の底面に形成された開口とを接続し、これにより煙発生室16と燻製室14とを連通する。
煙発生室16内で発生した煙Sは、連通路30を通過して燻製室14内に供給される。煙Sは回転テーブル20を通過するため、回転中の回転テーブル20上に載置される原料Fの表面全体が煙Sに一様に曝される。これにより良好な燻製ができ上がる。
回転テーブル20に代わってまたは加えて、原料Fを吊り下げるためのレール(図示せず)を燻製室14の天井面に設けてもよい。
本実施の形態では、冷却ファン32が本体12内に設けられる。冷却ファン32は、連通路30に向かって冷却風Aを送ることにより、煙発生室16内で発生し連通路30を通過する煙Sを強制的に冷却する冷却部である。
冷却ファン32の回転数を調節することにより、様々な温度で十分な量の煙Sで原料Fを燻製にすることができる。これにより、燻煙用ヒータ28の出力を変更することなく、連通路30を通過する煙Sの温度を調節することができる。その結果、十分な量の煙Sを用いて、熱燻、温燻、および冷燻を実行することができる。
例えば、高温で十分な量の煙Sを煙発生室16内に発生させるように、燻煙用ヒータ28が最大出力で燻製材Mを燻す。冷却ファン32は、煙Sが連通路30を通過するときに、煙Sを温燻に適した温度(例えば30〜80℃)または冷燻に適した温度(例えば30〜50℃)まで冷却する。これにより、温燻または冷燻に適した温度で十分な量の煙Sが燻製室14内に供給され、原料Fを短時間で所望の燻製にすることができる。
本実施の形態によれば、連通路30に連通路30内を通過する煙Sの量を調節するための流量調節弁34が設けられる。流量調節弁34が燻製室14内に流入する煙Sの量を調節することにより、燻製条件を細かく設定することができる。
上述したように、燻煙装置10は発酵食品も作製可能である。燻煙装置10は、燻製室14に発酵菌を投入するための発酵菌投入部36および発酵菌投入部38を備える。発酵菌としては、例えば乳酸菌、酵母、米麹などが用いられる。二つの発酵菌投入部が存在するのは、二種類の発酵菌を投入できるようにするためである。発酵菌投入部36、38は第1および第2の発酵菌投入部にそれぞれ対応する。
以下、上記のように構成された燻煙装置10における、燻製食品または発酵食品を作製するための制御について説明する。
図3は、燻煙装置10の制御系を示すブロック図である。
図3に示すように、燻煙装置10の制御部44は、操作設定キー40および温度センサ24の出力信号に応じて、表示部42、回転テーブル20、燻煙用ヒータ28、補助ヒータ22、冷却ファン32、流量調節弁34、発酵菌投入部36、38を制御する。
図1に示すように、本体12の正面12aに操作設定キー40が設けられる。使用者は、操作設定キー40を用いて、燻煙装置10の動作、例えば、燻製食品を作製する燻製モード、発酵食品を作製する発酵モード、長期保存可能な発酵食品を作製する発酵燻製モードのいずれかを選択する。
燻製モードの場合、使用者は、原料Fの種類および重量、燻製材Mの種類、燻製温度、燻製時間などの燻製条件を、操作設定キー40を用いて設定する。発酵モードの場合、使用者は、原料Fの種類および重量、発酵菌の種類、発酵時間などの発酵条件を、操作設定キー40を用いて設定する。発酵燻製モードの場合、使用者は、原料Fの種類および重量、燻製材Mの種類、発酵菌の種類などの条件を、操作設定キー40を用いて設定する。
制御部44は、操作設定キー40を用いて設定された項目を、図1に示す表示部42に表示するとともに、これらの設定項目に応じて、燻煙用ヒータ28、補助ヒータ22、冷却ファン32、流量調節弁34、発酵菌投入部36、38を制御する。燻製作製中または発酵中、表示部42には、その詳細や完了までの時間などが表示されてもよい。
以下、燻製モード、発酵モード、および発酵燻製モードの詳細について、タイミングチャートを参照しながら説明する。
図4は、燻製モードの一例である、30〜80℃における温燻のためのタイミングチャートである。
図4に示すように、燻製食品の原料Fが燻製室14内に収容された後、タイミングt0において、操作設定キー40が操作されて燻製モードが開始すると、まず、燻製室14内が加圧される。しばらくの後、加圧された燻製室14内は減圧される。
燻製室14を一旦加圧した後に減圧するのは、燻製の作製中に、燻製室14から煙Sとともに臭いが外部に漏れるのを抑制するためである。
より具体的には、煙発生室16で煙Sを発生するために、本体12内に外気を取り込む必要があるため、燻製室14は、扉18を閉じても完全には密封されない。そのため、燻製の作製中、微量の煙Sが外部に漏れる。この煙Sの漏れを最小限に抑制するために、燻製室14内の圧力を大気圧P0より低下させるのである。
図5に示すように、燻製室14を一旦加圧した後に減圧するために、燻製室14の内部温度Tが調節される。
タイミングt0における燻製作製の開始前には、燻煙装置10が設置された部屋の室温Trと略同一であった燻製室14の内部温度Tを、燻製温度Ts(例えば50℃)より高い最大温度Tmaxまで上昇させる。最大温度Tmaxとは、温度センサ24の検出温度の上昇が止まる温度である。
燻製室14の内部温度Tが上昇すると、燻製室14内の圧力Pが上昇する。燻製温度Tsは、設定された燻製条件に応じて、制御部44により算出される。
図4に示すように、燻製室14の内部温度Tを最大温度Tmaxまで上昇させるために、制御部44は、燻煙用ヒータ28の出力を最大にして高温の煙Sを発生させるとともに、補助ヒータ22の出力を最大にする。さらに、制御部44は、冷却ファン32を、燻製温度Tsで原料Fを燻製にするときの回転数に設定する。これにより、図5に示すように、燻製室14の内部温度Tが燻製温度Tsを越え、タイミングt1において最大温度Tmaxに到達する。この温度上昇にともない、燻製室14内の圧力Pも上昇する。ただし、燻製室14が密封されていないので、その内部の圧力Pは大気圧P0よりやや上昇する程度である。
図4に示すように、タイミングt1において、燻製室14の内部温度Tが最大温度Tmaxになると、燻製室14には煙Sが充満し、燻製室14内の圧力Pは大気圧P0より高くなる。このとき、制御部44は補助ヒータ22を停止させる。その結果、図5に示すように、燻製室14の内部温度Tは燻製温度Tsに向かって低下する。これにともない、燻製室14内の圧力も低下する。ただし、燻製室14が密封されていないので、その内部の圧力Pは大気圧P0よりやや下降する程度である。
図5に示すように、燻製室14の内部温度Tが低下すると、燻製室14内の圧力Pは、大気圧P0より低くなる。その結果、燻製室14内部から外部への煙Sの漏れが抑制される。
タイミングt2において、内部温度Tが燻製温度Tsになるまで、燻製室14内の圧力Pは低下する。内部温度Tが燻製温度Tsになると、燻製室14内の圧力Pの低下は終了し、燻製室14内に外気が徐々に取り込まれるため、これ以降、燻製室14内の圧力Pは大気圧P0に向かって徐々に上昇する。
燻製室14にその内部圧力を検出する圧力センサを設け、燻製の作製中において圧力センサが大気圧P0と略等しい圧力を検出したとき、燻製室14の内部温度Tが最大温度Tmaxになるまで補助ヒータ22による加熱を実行してもよい。これにより、燻製室14の内部圧力を大気圧P0より低い圧力に維持することができる。その結果、燻製の作製が完了するまで煙Sの漏れを抑制することができる。
燻製温度Tsでの燻製の作製において、制御部44は、燻製材Mの加熱と冷却ファン32の運転とを、設定された燻製時間が経過するまで継続する。制御部44が、設定された燻製条件に応じて燻製時間を算出し、その燻製時間が経過するまで燻製材Mの加熱と冷却ファン32の運転とを継続してもよい。
図4に示すように、燻製モードにおいて流量調節弁34は全開状態であり、発酵菌投入部36、38は非作動状態である。
図4に示す例は温燻であるため、燻製の作製中、燻製室14内に流入する前に煙Sが冷却ファン32により強制的に冷却され、補助ヒータ22は使用されない。温燻より燻製温度が低い冷燻の場合、冷却ファン32は最大回転数で駆動される。温燻より燻製温度が高い熱燻の場合、冷却ファン32は停止し、煙Sは、連通路30を通過する際に自然冷却された後、燻製室14内で補助ヒータ22によって再度加熱される。
このように、連通路30を通過する煙Sを強制的に冷却する冷却ファン32と燻製室14内を加熱する補助ヒータ22とを制御することにより、煙Sの温度を調節することができる。燻煙用ヒータ28の出力を変更せずに、十分な量の煙Sが発生する状態を維持しつつ、煙Sの温度を調節することができる。
したがって、様々な温度で十分な量の煙Sを用いて、様々な燻製を作製することができる。すなわち、十分な量の煙Sで温燻や冷燻を実行することができる。
図6は、発酵モードの一例である、米麹、米、水、乳酸菌および酵母を用いて発酵飲料の作製のためのタイミングチャートである。
図6に示すように、燻煙用ヒータ28および冷却ファン32は使用されず、流量調節弁34は全閉状態である。すなわち、燻製室14を発酵室として機能させるために、燻製室14は煙発生室16から分離される。
図6に示す発酵モードの一例では、発酵菌投入部36に乳酸菌が、発酵菌投入部38に酵母が、使用者によってそれぞれセットされる。米麹、米、水を収容した殺菌洗浄済みの容器が、使用者によって燻製室14内に配置される。
タイミングt3において、操作設定キー40が操作されて発酵モードが開始すると、制御部44は、容器内の米麹および米を含む水を補助ヒータ22により加熱し、設定された温度(例えば55℃)に維持する。これにより、米麹による米のでんぷん成分の糖化が促進される。制御部44が、設定された発酵条件に応じた温度を算出し、容器内の米麹および米を含む水をその温度に維持するようにしてもよい。
タイミングt4において、タイミングt3における発酵の開始から、設定または算出された糖化時間が経過し、でんぷんの糖化が完了する。この時、制御部44は、発酵菌投入部36によって乳酸菌を燻製室14内の容器に投入する。これにより、容器内の液体は乳酸菌によって発酵し始める。これを第1の発酵と呼ぶ。第1の発酵において、燻製室14は、補助ヒータ22により、操作設定キー40を用いて設定された第1の発酵温度(例えば15度)に維持される。第1の発酵時間の間、第1の発酵が継続される。
制御部44が、設定された発酵条件に応じて、第1の発酵温度および第1の発酵時間を算出し、算出された第1の発酵温度および第1の発酵時間で第1の発酵を行ってもよい。
タイミングt5において第1の発酵が完了すると、制御部44は、発酵菌投入部38を作動させ、乳酸菌発酵された容器内の液体に酵母を投入する。これにより、容器内の液体は酵母によって発酵し始める。これを第2の発酵と呼ぶ。第2の発酵において、燻製室14は、補助ヒータ22により、操作設定キー40を用いて設定された第2の発酵温度(例えば10度)に維持される。第2の発酵時間の間、第2の発酵が継続される。
制御部44が、設定された発酵条件に応じて、第2の発酵温度および第2の発酵時間を算出し、算出された第2の発酵温度および第2の発酵時間で第2の発酵を行ってもよい。このようにして、燻製室14内で発酵飲料が作製される。
図7は、発酵燻製モードの一例である、長期保存可能な発酵食品の作製のためのタイミングチャートである。
図7に示すように、タイミングt7において、操作設定キー40が操作されて発酵燻製モードが開始すると、制御部44は、燻製室14内に載置された発酵食品の原料Fの殺菌を行う。
発酵食品の原料Fの殺菌時には、制御部44は、燻煙用ヒータ28および補助ヒータ22の出力を最大にし、冷却ファン32を停止する。これにより、高温の煙Sが燻製室14内に供給され、燻製室14内の発酵食品の原料Fが高温殺菌される。その結果、長期保存可能な発酵食品を作製することができる。
タイミングt8において、発酵食品の原料Fの高温殺菌が完了する。この時、燻煙用ヒータ28および補助ヒータ22が停止し、流量調節弁34が全閉状態とされる。制御部44は、燻製室14の内部温度が発酵菌の死滅しない温度に低下するまで待機する。乳酸菌を用いる場合、その温度は、乳酸菌が活性化する40℃である。
タイミングt9において、燻製室14の内部温度が発酵菌の死滅しない温度まで低下する。この時、制御部44は、発酵菌投入部36を作動させて発酵菌を燻製室14内に投入する。これにより、高温殺菌済みの発酵食品の原料Fに発酵菌が付着する。
制御部44は、発酵食品の原料Fに付着した発酵菌が原料F内に進入して定着するまで待機する。この時間(待機時間W)は、操作設定キー40を用いて設定される。制御部44が、設定された発酵条件に応じて待機時間Wを算出してもよい。
発酵食品の原料Fへの発酵菌の定着を促進するために、補助ヒータ22で燻製室14を加熱してもよい。例えば、乳酸菌や納豆菌を用いる場合、燻製室14を約40℃に維持すると、発酵菌が活性化し発酵菌の原料Fへの定着が促進される。
タイミングt10において、制御部44は、流量調節弁34を全開状態とし、燻煙用ヒータ28を作動させて燻製材Mの加熱を開始する。これにより、燻製材Mから煙Sが発生し、その煙Sが燻製室14内に供給される。
煙Sは、連通路30を通過中に自然冷却または強制的に冷却されることにより、発酵菌が死滅せずに活性化する温度に冷却される。これにより、高温の煙Sによる発酵菌の殺菌が抑制される。
燻製室14内に煙Sが供給されると、発酵食品の原料F内の発酵菌が活性化され、発酵が進む。この時、煙Sに含まれるフェノール類、アルデヒドなどが発酵食品の原料Fと反応し、その表面に樹脂膜が形成される。この樹脂膜による原料Fのコーティングにより、発酵食品内部への雑菌の侵入が抑制される。
本実施の形態では、発酵菌を付着させる前に原料Fが殺菌されるため、コーティングされた原料Fはほぼ雑菌を含まない。本実施の形態によれば、発酵菌付着前の殺菌と発酵菌定着後の樹脂膜のコーティングとにより、長期保存可能な発酵食品を作製することができる。
発酵燻製モードにおいて、制御部44は、燻製室14の内部を発酵菌が活性化する温度に維持するように、燻煙用ヒータ28を制御する。これにより、発酵菌の殺菌を抑制するとともに、その発酵菌を活性化させることができる。その結果、より短時間でより確実に長期保存可能な発酵食品を作製することができる。
なお、煙Sを燻製室14内に供給するタイミングが、発酵菌の燻製室14への投入から待機時間Wの経過後であるのは、発酵菌の投入の直後または同時の場合、発酵が進まない可能性があるからである。
具体的には、煙Sが、発酵菌の原料Fの表面への付着を妨害することが原因である可能性がある。原料Fの表面に付着した発酵菌が、表面上に形成された樹脂膜に取り込まれて増殖できないことが原因である可能性もある。
本実施の形態では、待機時間Wが経過して十分な量の発酵菌が原料Fの内部に進入した後に、煙Sを燻製室14内に供給する。本実施の形態によれば、どのような燻製温度においても、十分な量の煙を用いて所望の燻製を作製することができる。
以上、上述の実施の形態で本開示を説明したが、本開示は上述の実施の形態に限定されない。
例えば、上述の実施の形態では、燻煙装置10が、発酵機能のために発酵菌投入部36、38を備えるが、本開示に係る燻煙装置は必ずしも発酵機能を有しなくてもよい。
上述の実施の形態では、燻煙装置10が補助ヒータ22を備えるが、本開示はこれに限定されない。例えば、連通路30で自然冷却された後の煙Sの温度が熱燻の実施可能な温度であれば、補助ヒータ22を省略することができる。
上述の実施の形態では、連通路30が管状部材であるが、本開示はこれに限定されない。例えば、煙Sが燻製室14に到達するまでにより冷却されるように、連通路30がヘリカル状またはミアンダ状の形状を有してもよい。より長い連通路30を設ければ、煙Sをさらに冷却することができる。
連通路30は、煙発生室16で発生した煙を燻製室14に供給することができさえすれば、その形態、個数には限定がない。
上述の実施の形態では、冷却部である冷却ファン32を有するが、本開示はこれに限定されない。例えば、連通路に取り付けられたペルチェ素子により、連通路を通過する煙を強制的に冷却してもよい。ペルチェ素子を用いれば、冷却ファン32と同様に煙の温度を調節することができる。
冷却部は、冷却ファン32のように強制的に冷却するものに限らず、自然冷却するものであってもよい。例えば、冷却部が、管状の連通路の外周面に形成された複数のフィンであってもよい。冷却部の冷却方式は、空冷に限らず液冷であってもよい。
上述の実施の形態では、図2に示すように、発酵食品の原料が収容される燻製室14と異なる空間である煙発生室16において煙Sを発生させている。これに代わって、燻製室14内で煙を発生させてもよい。ただし、発酵菌が高温に対する耐性が低い場合、煙による発酵菌の殺菌を抑制する必要がある。すなわち、上述の実施の形態のように、燻製室14と異なる空間である煙発生室で煙を発生させ、その煙を燻製室14に供給するときに強制的にまたは自然的に冷却する必要がある。
上述の実施の形態では、図7に示すように、燻製室14に発酵菌を投入する前に燻製室14内の原料Fを煙Sによって高温殺菌している。しかしながら、例えば、殺菌済みの原料を燻製室14内に収容することにより、煙による殺菌を省略することができる。
本開示は、燻製を作製するために煙を発生させる燻煙装置に適用可能である。
10 燻煙装置
12 本体
12a 正面
14 燻製室
16 煙発生室
18 扉
20 回転テーブル
22 補助ヒータ
24 温度センサ
26 トレイ
28 燻煙用ヒータ
30 連通路
32 冷却ファン
34 流量調節弁
36,38 発酵菌投入部
40 操作設定キー
42 表示部
44 制御部

Claims (8)

  1. 燻製食品の原料を収容する燻製室と、
    前記燻製室の下方に配置された煙発生室と、
    前記煙発生室内に収容された燻製材を加熱し、前記煙発生室内に煙を発生させる燻煙用加熱部と、
    前記燻製室と前記煙発生室とを連通する連通路と、
    前記連通路を通過する煙を冷却する冷却部と、を有する燻煙装置。
  2. 前記燻製室を補助的に加熱する補助加熱部をさらに有する、請求項1に記載の燻煙装置。
  3. 前記燻煙用加熱部と前記補助加熱部とを制御する制御部をさらに有し、
    前記制御部は、前記燻煙用加熱部および前記補助加熱部の両方を用いて、前記燻製室の内部温度が燻製温度を越えるまで前記燻製室を加熱した後、前記補助加熱部による加熱を停止することによって前記燻製室の内部温度を前記燻製温度まで低下させ、前記燻製室の圧力を外気圧より低くするように構成される、請求項2に記載の燻煙装置。
  4. 前記燻製室内に発酵菌を投入する発酵菌投入部と、
    前記発酵菌投入部と前記燻煙用加熱部とを制御する制御部と、をさらに有し、
    前記制御部は、前記発酵菌投入部に発酵菌を前記燻製室内に投入させ、投入完了から所定の待機時間の経過後に、前記燻煙用加熱部に前記燻製室内に煙を発生させるように構成される、請求項1に記載の燻煙装置。
  5. 前記制御部は、前記燻製室に発酵菌を投入する前に、前記燻煙用加熱部によって前記燻製室内に発生される煙を用いて発酵食品の原料を殺菌するように構成される、請求項4に記載の燻煙装置。
  6. 前記燻製室の内部温度を検出する温度センサをさらに有し、
    前記制御部は、前記温度センサの検出温度に基づいて、発酵菌が活性化する温度で前記燻製室の内部温度が維持されるように、前記燻煙用加熱部を制御するように構成される、請求項4に記載の燻煙装置。
  7. 前記冷却部が、前記連通路を強制的に冷却するファンまたはペルチェ素子である、請求項1に記載の燻煙装置。
  8. 前記燻製室内に回転可能に設けられ、煙が通過可能な複数の孔を備え、燻製食品の原料が載置される回転テーブルをさらに有する、請求項1に記載の燻煙装置。
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