JPWO2017026032A1 - エレベータの制御装置およびエレベータの報知タイミング制御方法 - Google Patents

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Abstract

複数の乗りかごを制御する複数の号機毎制御装置と、乗場操作盤と、複数の乗りかごの割り当て制御を行う群管理装置とを備え、複数の乗りかごのそれぞれは、号機毎制御装置からアナウンス指令を受信することで自身の号機名称アナウンスを実行する乗りかご内報知装置を有し、複数の号機毎制御装置のそれぞれは、群管理装置から割当指令を受信した場合には、乗りかごを乗車階に到着させた後に戸開動作させ、割当指令を受信してからの経過時間が、戸開動作の完了以降において、利用者が乗場操作盤で行先階呼びを登録してからエレベータ乗場に到着するまでの所要時間以上であると判定した場合には、アナウンス指令を出力する。

Description

本発明は、利用者に対して、自身が乗車する号機を報知するエレベータの制御装置およびエレベータの報知タイミング制御方法に関するものである。
従来の一般的なエレベータの利用方法は、以下の手順に従うものであった。
(手順1)利用者が、エレベータ乗場に設置された上方向呼び釦または下方向呼び釦を操作することで、エレベータを呼び寄せる。
(手順2)乗場に到着したエレベータに乗り込んだ後に、利用者がエレベータ乗りかご内に設置された行先釦を操作することにより、所望の行先階へ移動する。
しかしながら、近年では、エレベータ乗場、または乗場から離れた位置に乗場操作盤を設置し、利用者が乗場操作盤で行先階を事前に登録する新たな利用方式も実現されている。
後者のような新たな利用方法を実現するエレベータシステムにおいては、利用者の行先階をあらかじめ知った上で、乗場操作盤からの呼び出しに対して割り当てる号機を決定することができる。従って、同一の行先階を登録した利用者が複数いる場合には、同じ乗りかごを割り当てることができる。
この結果、利用者ごとに別の号機を割り当てる場合に比べ、設置号機全体における停止階床数の総和を小さくすることができ、ひいては、エレベータの運行効率の向上につなげることができる。
ここで、乗場操作盤またはその近傍に表示器が設置されている場合には、利用者が行先階を登録すると、その利用者が乗車するべき号機、すなわち乗場操作盤からの呼び出しに対して割り当てられた号機の情報を表示器に表示させることで、利用者が、割り当てられた号機に確実に乗車することを促すことができる。
また、表示器への号機情報表示を実施するとともに、視覚障がい者のエレベータ利用を想定し、乗場操作盤またはその近傍にアナウンス発報装置を設置し、号機名をアナウンス発報装置より鳴動させる場合もある。
乗場操作盤で行先階を登録した利用者は、乗場に移動した後に所定の号機に乗車することとなる。このとき、乗車号機の案内としては、各号機乗場に号機名称が表示させる手法がある。また、別の手法として、エレベータ乗りかごが乗場に到着したとき、エレベータの乗場または乗りかごに設置されたアナウンス発報装置より、自号機名称を鳴動させることにより、利用者に自号機の設置場所を報知する方法もとられる。
特に、視覚障がい者の利用を想定した場合、号機名称のアナウンスは有用である。ただし、アナウンスで利用者に何らかのメッセージを報知する場合、より利用者が聞き取りやすいように、アナウンスの内容だけでなく、アナウンスが鳴動するタイミングや音量に配慮しなければならない。
このような点に着目した先行技術として、エレベータの乗場に設置された釦の位置とエレベータ乗りかごの位置との関係に応じて、アナウンスの音量を適切に調節するものが存在している。
特開昭61−155178号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
前述の通り、利用者が行先階を事前に登録することのできる乗場操作盤は、エレベータ乗りかごから近い乗場に設置される場合もあるが、乗場から離れた位置に設置される場合もある。そして、乗場操作盤、またはその近傍に設置された第1のアナウンス発報装置では、利用者の行先階登録時に号機名称をアナウンスする。
一方、乗場または乗りかごに設置された第2のアナウンス発報装置では、乗場操作盤からの呼び出しに対応して割り当てられた号機が、当該乗場に到着したときに、自号機名をアナウンスする。しかしながら、乗場操作盤の設置場所によっては、利用者が第1のアナウンス発報装置と第2のアナウンス発報装置のそれぞれのアナウンスを適切に聞き取れないケースが生じ得る。
例えば、乗場操作盤がエレベータ乗りかごのすぐ近傍に設置されており、行先階が登録されたときに既に乗車階床に停止している乗りかごが割り当てられるような第1のケースを考える。この第1のケースでは、利用者に乗車すべき号機を報知するための第1のアナウンス発報装置によるアナウンスと、乗場呼び出しに対応して割り当てられた号機が自号機であることを報知するための第2のアナウンス発報装置によるアナウンスが、同時に鳴動してしまうことが考えられる。この結果、利用者が、自身の乗車すべき号機を聞き取ることができないおそれがある。
逆に、乗場操作盤が乗場から遠く離れた位置に設置されているような第2のケースを考える。この第2のケースでは、利用者が乗場操作盤を操作した後、乗場に到着するまでの間に、乗りかごが乗車階床に到着してしまうおそれがある、そして、乗車階床に到着したタイミングで、自号機名称を報知する第2のアナウンス発報装置によるアナウンスが鳴動してしまうことが考えられる。この結果、第2のアナウンス発報装置によるアナウンスを聞きのがした利用者が、乗場に到着したときには、乗車すべき号機を判別できない事態が生じてしまう。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、利用者がエレベータに乗車する前に行先階を登録する乗場操作盤が設置され、かつアナウンスによって利用者が乗車すべき号機を報知するエレベータシステムにおいて、利用者が自身の乗車する号機の報知アナウンスを確実に聞き取ることができるエレベータの制御装置およびエレベータの報知タイミング制御方法を得ることを目的とする。
本発明に係るエレベータの制御装置は、複数の乗りかごのそれぞれの運行制御を個別に行う複数の号機毎制御装置と、利用者がエレベータの行先階呼びを登録する乗場操作盤と、乗場操作盤から受信した行先階呼びに対して、複数の乗りかごの中から配車すべき乗りかごを割り当て、割り当てた乗りかごに対応する号機毎制御装置に対して、行先階呼びの登録操作を行った利用者の乗車階と、行先階呼びに対応する行先階の情報を含む割当指令を出力するとともに、割り当てた乗りかごを識別するための号機名称情報を行先階呼びの送信元である乗場操作盤に返送する群管理装置とを備えたエレベータの制御装置であって、乗場操作盤は、群管理装置から受信した号機名称情報を報知する乗車号機報知装置を有し、複数の乗りかごのそれぞれは、自身の運行制御を行う号機毎制御装置からアナウンス指令を受信することで、自身の号機名称アナウンスを実行する乗りかご内報知装置を有し、複数の号機毎制御装置のそれぞれは、利用者が乗場操作盤で行先階呼びを登録してから、乗りかご内報知装置による号機名称情報の報知を聞いた後に、割り当てられた乗りかごのエレベータ乗場に到着するまでの所要時間をあらかじめ記憶する記憶部と、群管理装置から割当指令を受信した時点を起点として、経過時間を計測する時間計測装置とを有し、群管理装置から割当指令を受信した場合には、群管理装置によって割り当てられた乗りかごを乗車階に到着させた後に戸開動作させ、時間計測装置で計測された経過時間が、戸開動作の完了以降において、記憶部に記憶された所要時間以上であると判定した場合には、群管理装置によって割り当てられた乗りかごの乗りかご内報知装置に対してアナウンス指令を出力するものである。
また、本発明に係るエレベータの報知タイミング制御方法は、本発明のエレベータの制御装置において、複数の号機毎制御装置のそれぞれにより実行される、エレベータの報知タイミング制御方法であって、群管理装置から割当指令を受信した際に、時間計測装置による経過時間の計測を開始する第1ステップと、群管理装置によって割り当てられた乗りかごを乗車階に到着させた後に戸開動作させる第2ステップと、第2ステップによる戸開動作の完了後に、第1ステップにより計測を開始した経過時間をモニタし、経過時間が記憶部に記憶された所要時間以上であると判定した場合には、群管理装置によって割り当てられた乗りかごの乗りかご内報知装置に対してアナウンス指令を出力する第3ステップとを有するものである。
本発明によれば、乗車号機が乗車階床に到着したときの自号機名称報知アナウンスの鳴動タイミングを、利用者が乗場に到着するタイミングに合うように適切に調節する構成を備えている。この結果、利用者がエレベータに乗車する前に行先階を登録する乗場操作盤が設置され、かつアナウンスによって利用者が乗車すべき号機を報知するエレベータシステムにおいて、利用者が自身の乗車する号機の報知アナウンスを確実に聞き取ることができるエレベータの制御装置およびエレベータの報知タイミング制御方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係るエレベータシステムの全体構成を模式的に表す図である。 本発明の実施の形態1において、号機毎制御装置により実行されるタイミング調整処理に関するフローチャートである。
本発明は、利用者がエレベータ乗りかごに乗車するよりも前に行先階を登録するエレベータシステムの中で、特に、乗車するエレベータの号機名称を、アナウンス発報装置から出力される音声により報知する場合に着目し、利用者が自身の乗車する号機の報知アナウンスを確実に聞き取ることができる構成を備えることを技術的特徴とする。そこで、このような技術的特徴を有する本発明のエレベータの制御装置およびエレベータの報知タイミング制御方法の好適な実施の形態につき、図面を用いて、以下に詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るエレベータシステムの全体構成を模式的に表す図である。本実施の形態1におけるエレベータシステムは、2つの乗りかご10(1)、10(2)、それぞれの乗りかごを個別に制御する号機毎制御装置20(1)、20(2)、群管理装置30、および乗場操作盤40を備えて構成されている。
なお、図1においては、乗りかご10および号機毎制御装置20が2台である場合を例示しているが、台数を3台以上とした構成に対しても、本発明を適用することができる。そして、図1中の符号の()内に示した添字は、号機を意味しており、(1)が1号機目、(2)が2号機目に相当する。ただし、以下の説明において、号機を区別する必要がない場合には、添字を省略して記載する。
乗りかご10のそれぞれは、乗りかご内報知装置11を有している。また、号機毎制御装置20のそれぞれは、時間計測装置21を有している。さらに、乗場操作盤40は、行先階入力装置41および乗車号機報知装置42を有している。
図1に示すように、乗場操作盤40を構成する2つの要素である行先階入力装置41と乗車号機報知装置42は、通信ケーブルを介して群管理装置30に接続されている。
なお、本実施の形態1における図1に示した構成では、乗場操作盤40が1台しか設置されていないが、本発明の構成は、これに限定されるものではない。例えば、同一階床に乗場操作盤40が複数設置される場合、あるいは利用者が利用する乗場とは異なる階に乗場操作盤が設置されている場合も、図1と同様に、通信ケーブルを介して乗場操作盤40を群管理装置30に接続することで、本発明に係るエレベータシステムを構築することが可能である。ただし、以下の説明では、利用者が利用する乗場と同一階に乗場操作盤40が設置されていることを前提とする。
エレベータの利用者が乗場操作盤40に設けられた行先階入力装置41を使用して行先階を入力すると、通信ケーブルを介して群管理装置30に、行先階情報が伝達される。群管理装置30は、乗場操作盤40から受信した行先階情報に応じて、利用者が乗車する階床(乗車階床)に呼ぶべき乗りかご10を決定する。
さらに、群管理装置30は、決定した号機名称情報を、通信ケーブルを介して乗場操作盤40に設けられた乗車号機報知装置42に出力する。これに対して、乗車号機報知装置42は、群管理装置30から受信した号機名称情報に応じた号機名称アナウンスを鳴動する。
なお、図1においては、便宜上、群管理装置30と行先階入力装置41とを繋ぐ通信ケーブルと、群管理装置30と乗車号機報知装置42とを繋ぐ通信ケーブルを個別に設けているが、別々の通信ケーブルを用いる代わりに、単一の通信ケーブルを共用してもよい。
また、群管理装置30は、乗場操作盤40からの行先階入力に応じて決定された乗りかご10に対応する号機毎制御装置20(1)または20(2)に対して、乗場操作盤40の設置階に乗りかごを配車する割当てが行われたことを知らせる割当指令を送信する。
割当指令を受信した号機毎制御装置20は、乗りかご10を乗場操作盤40の設置階に移動させるための配車制御を実行する。次に、号機毎制御装置20は、乗りかごを乗場操作盤40の設置階に到着させた後、ドアを開放状態とする。
さらに、号機毎制御装置20は、ドアを開放状態とした後、通信ケーブルを介して、乗りかご内報知装置11に、到着した号機名を利用者にアナウンスするための号機名称アナウンス指令を出力する。
一方、号機名称アナウンス指令を受信した乗りかご内報知装置11は、自身の号機名称を発報することで、乗場にいる利用者に対して、自身の号機名称を知らせる。
このようなエレベータシステムにおいて、エレベータ利用者、特に視覚障がい者は、乗場操作盤40にて行先階を入力した際に、自身の乗車すべき号機名称を、乗車号機報知装置42から発せられる号機名称アナウンスにより知ることができる。
その後、エレベータ利用者は、エレベータの乗場において、自身の乗車すべき乗りかごが到着した際に、乗りかご内報知装置11から発せられる号機名称アナウンスを聞くことで、所望の乗りかごが到着していることを認識することができる。
このように、エレベータ利用者は、乗車号機報知装置42と乗りかご内報知装置11とによる、2回の号機名称アナウンスを、順次聞き取ることで、エレベータを使用する一連の行動が可能となる。
したがって、両方の号機名称アナウンスが同時または一部が重複して鳴動する、あるいは利用者が乗場に到着する前に乗りかご内報知装置11の号機名称アナウンスが鳴動するといったことを防止することが重要となる。すなわち、後者の乗りかご内報知装置11による号機名称アナウンスの鳴動タイミングを適切に調整する必要がある。
そこで、本発明における号機毎制御装置20は、鳴動タイミングの調整を行うために、任意の時間を計測することのできる時間計測装置21を内蔵している。具体的には、この時間計測装置21は、例えば、号機毎制御装置20を構成するマイコンの動作クロック波の立ち上がり回数を計測する機能を有するものとする。
号機毎制御装置20は、時間計測装置21に対して、計測を開始する時点を設定し、その時点からの動作クロック波が立ち上がった回数の計測結果を時間計測装置21から取得する。そして、号機毎制御装置20は、計測された回数と動作クロック波の周期との積を計算することで経過時間を知ることができ、所望の時間が経過したタイミングを判断することができる。
従って、号機毎制御装置20は、時間計測装置21による計測結果と、エレベータ乗場と乗場操作盤40との位置関係とに基づいて、乗りかご内報知装置11に号機名称アナウンス指令を出力するタイミングを調整することができる。そこで、このタイミング調整処理に関するアルゴリズムの一例について、次に説明する。
まず、このアルゴリズムの詳細を説明する前の前提として、このアルゴリズムで使用される時間の定義、および経過時間の測定について、説明する。乗場操作盤40の乗車号機報知装置42から発せられる号機名称アナウンスの鳴動時間をThと表す。厳密には、号機名称によって、アナウンスの鳴動時間は、一般には異なる。しかしながら、その時間の差異は、無視できるほど小さいと考えることができ、鳴動時間Thは、どの号機名称についても、一律であるとして説明する。
次に、利用者が、乗場操作盤40の近傍からエレベータ乗場へ到達するのに必要な時間を、Tmと表す。ここで、エレベータ乗場とは、乗りかごが到着したときに乗りかご内報知装置11から発せられる号機名称アナウンスを聞くことができる領域を意味する。
なお、時間Tmは、あくまで目安の時間であり、エレベータシステムの設計者によって任意に設定される値である。例えば、乗場操作盤40が、利用者が乗車するエレベータの十分近傍に設置される場合には、設計者は、Tm=0と設定すればよい。
また、乗場操作盤40が、利用者が乗車するエレベータから離れた場所に設置される場合には、視覚障がい者等、移動に多大な時間を費やす利用者に配慮する目的で、設計者は、Tmを大きな値に調節することも許される。
なお、この時間Tmは、一律の値とする必要はなく、割り当てられた乗りかご10の位置に応じて個別に設定しておくこともできる。また、乗場操作盤40を操作する利用者の属性情報を識別できる構成を備えている場合には、属性情報に応じて時間Tmを修正することもできる。例えば、利用者が視覚障がい者であることを識別できる場合には、あらかじめ設定されている時間Tmをより長くなるように修正することが考えられる。
さらに、上述したように定義された2つの時間、ThとTmの和を、時間Twと定義する。この時間Twは、乗場操作盤40を操作した利用者が、行先階入力装置41に行先階を入力してから、乗車号機報知装置42の発する号機名称アナウンスを聞いた後に、エレベータ乗場まで移動するための所要時間の目安となる。
号機毎制御装置20は、内蔵する時間計測装置21を用いて、群管理装置30から割当指令を受信した時点を、基準となる時刻0として、経過時間を計測する。
乗りかご10(1)、10(2)のそれぞれについての経過時間を、t1、t2と表す。ただし、一般的な表記として、tn(n=1、2)を用いる。
以上の前提の元、本発明による号機名称アナウンス指令の出力タイミング調整に関する一連処理について、フローチャートを用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態1において、号機毎制御装置20により実行されるタイミング調整処理に関するフローチャートである。このタイミング調整処理とは、具体的には、乗りかご内報知装置11により号機名称アナウンスを鳴動させるためのタイミングに関する調整処理に相当する。
まず始めに、ステップS201において、号機毎制御装置20は、群管理装置30からの割当指令を受信したか否かを判定する。そして、号機毎制御装置20は、割当指令を受信したと判定した場合には、ステップS202に進む。一方、号機毎制御装置20は、割当指令を受信していないと判定した場合には、割当指令を受信するまで、ステップS201の判定処理を繰り返す。
次に、ステップS202に進んだ場合には、号機毎制御装置20は、割当指令を受信した時刻を0基準として、経過時間tnを0に設定する。
次に、ステップS203において、号機毎制御装置20は、受信した割当指令に対応した利用者を乗車させるための乗車階床に向かって、乗りかご10の走行制御を行い、乗車階床に到着後、戸開制御を行い、戸開動作が完了したか否かを判定する。そして、戸開動作が完了していないと判定した場合には、ステップS206に進み、号機毎制御装置20は、経過時間tnを更新した後、ステップS203の処理に戻る。
すなわち、号機毎制御装置20は、戸開動作が完了するまでステップS206による経過時間tnの更新処理を継続する。そして、ステップS203において、戸開動作が完了したと判定した場合には、ステップS204に進み、号機毎制御装置20は、経過時間tnと、利用者が乗場操作盤40から乗場に移動するまでの所要時間の目安である時間Twとの比較を実施し、tn≧twの関係にあるか否かを判定する。
このステップS204において、tn<Twの関係にある場合には、次の2通りの可能性が考えられる。第1の可能性は、あまりにも早く乗りかご10が乗車階床に到着し、戸開完了したことにより、現状の経過時間tnが、乗場報知装置50から号機名称アナウンスが鳴動している最中である場合に相当する。
この場合、tn<Th≦Twの関係が成立していることが想定される。そこで、この第1の可能性の場合には、号機毎制御装置20は、乗場報知装置50からの号機名称アナウンスと乗りかご内報知装置11からの号機名称アナウンスとが重複してしまうおそれがあると判断し、現状の経過時間tnのタイミングで乗りかご内報知装置11に対して号機名称アナウンス指令を出力するのは不適切であると判定する。
また、第2の可能性は、乗車階床への乗りかご10の到着、および戸開動作の完了が早すぎることにより、まだ利用者が乗場に到着していない場合に相当する。
この場合、Th≦tn<Twの関係が成立していることが想定される。そこで、この第2の可能性の場合にも、号機毎制御装置20は、利用者が乗りかご内報知装置11からのアナウンスを聞き逃すおそれがあると判断し、現状の経過時間tnのタイミングで乗りかご内報知装置11に対して号機名称アナウンス指令を出力するのは不適切であると判定する。
したがって、号機毎制御装置20は、先のステップS204において、tn≧twの関係にないと判定した場合には、ステップS205に進み、号機名称アナウンス指令を出力することなしに、戸開状態を継続させる。さらに、ステップS206に進み、号機毎制御装置20は、経過時間tnを更新した後、ステップS203の処理に戻る。
一方、先のステップS204において、tn≧Twの関係が成立している場合には、号機毎制御装置20は、すでに乗場報知装置50による号機名称アナウンスの鳴動が終了しており、かつ、利用者が乗場に到着済であると判断できる。そこで、この場合には、ステップS207に進み、号機毎制御装置20は、乗りかご内報知装置11に対して号機名称アナウンス指令を出力し、一連処理を終了する。
このようにして、図2に示した一連処理を実行することで、号機毎制御装置20は、乗りかご内報知装置11に対して号機名称アナウンス指令を出力するタイミングを、適切な時刻に調整することが可能となる。
なお、このようなタイミング調整を行った結果として、乗りかご内報知装置11が、他の鳴動すべきアナウンスメッセージのタイミングと、号機名称アナウンスを鳴動すべきタイミングが重複してしまう可能性がある。この場合には、他のアナウンスメッセージを先に鳴動させた後に、号機名称アナウンスを鳴動するなど、乗りかご内報知装置11側で、アナウンスの順番をコントロールすることが必要となる。
以上のように、実施の形態1によれば、号機毎制御装置から乗りかご内報知装置に対して号機名称アナウンス指令を出力するタイミングを、適切な時刻に調整できる構成を備えている。換言すると、乗車号機が利用者を乗車させるための乗車階床に到着したときの自号機名称アナウンスの鳴動タイミングを、利用者が乗場に到着するタイミングに合うように適切に調節できる構成を備えている。
この結果、利用者がエレベータに乗車する前に行先階を登録する乗場操作盤が設置され、かつアナウンスによって利用者が乗車すべき号機を報知するエレベータシステムにおいて、利用者が自身の乗車する号機の報知アナウンスを確実に聞き取ることができ、利便性の向上を図ることができる。

Claims (3)

  1. 複数の乗りかごのそれぞれの運行制御を個別に行う複数の号機毎制御装置と、
    利用者がエレベータの行先階呼びを登録する乗場操作盤と、
    前記乗場操作盤から受信した前記行先階呼びに対して、前記複数の乗りかごの中から配車すべき乗りかごを割り当て、割り当てた乗りかごに対応する号機毎制御装置に対して、前記行先階呼びの登録操作を行った前記利用者の乗車階と、前記行先階呼びに対応する行先階の情報を含む割当指令を出力するとともに、割り当てた乗りかごを識別するための号機名称情報を前記行先階呼びの送信元である前記乗場操作盤に返送する群管理装置と
    を備えたエレベータの制御装置であって、
    前記乗場操作盤は、前記群管理装置から受信した前記号機名称情報を報知する乗車号機報知装置を有し、
    前記複数の乗りかごのそれぞれは、自身の運行制御を行う号機毎制御装置からアナウンス指令を受信することで、自身の号機名称アナウンスを実行する乗りかご内報知装置を有し、
    前記複数の号機毎制御装置のそれぞれは、
    前記利用者が前記乗場操作盤で前記行先階呼びを登録してから、前記乗りかご内報知装置による前記号機名称情報の報知を聞いた後に、割り当てられた乗りかごのエレベータ乗場に到着するまでの所要時間をあらかじめ記憶する記憶部と、
    前記群管理装置から前記割当指令を受信した時点を起点として、経過時間を計測する時間計測装置と
    を有し、前記群管理装置から前記割当指令を受信した場合には、
    前記群管理装置によって割り当てられた乗りかごを前記乗車階に到着させた後に戸開動作させ、
    前記時間計測装置で計測された前記経過時間が、前記戸開動作の完了以降において、前記記憶部に記憶された前記所要時間以上であると判定した場合には、前記群管理装置によって割り当てられた乗りかごの前記乗りかご内報知装置に対して前記アナウンス指令を出力する
    エレベータの制御装置。
  2. 前記乗りかご内報知装置は、前記号機名称アナウンスとは異なる報知動作を実行中に前記アナウンス指令を受信した場合には、前記報知動作が完了した後に前記号機名称アナウンスを実行する
    請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のエレベータの制御装置において、前記複数の号機毎制御装置のそれぞれにより実行される、エレベータの報知タイミング制御方法であって、
    前記群管理装置から前記割当指令を受信した際に、
    前記時間計測装置による前記経過時間の計測を開始する第1ステップと、
    前記群管理装置によって割り当てられた乗りかごを前記乗車階に到着させた後に戸開動作させる第2ステップと、
    前記第2ステップによる前記戸開動作の完了後に、前記第1ステップにより計測を開始した前記経過時間をモニタし、前記経過時間が前記記憶部に記憶された前記所要時間以上であると判定した場合には、前記群管理装置によって割り当てられた乗りかごの前記乗りかご内報知装置に対して前記アナウンス指令を出力する第3ステップと
    を有するエレベータの報知タイミング制御方法。
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