JPWO2016185802A1 - 駆動回路 - Google Patents

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Abstract

駆動回路のドライバの出力をハードシャットダウンしたことに伴うサージ電圧の発生を抑制する。これにより、駆動回路内の素子がサージ電圧により破壊されることを防ぐ。前段回路からの入力信号を、入力信号よりも高い電圧の出力信号に変換するレベルシフト回路と、前段回路の状態を示す状態信号に基づいて、スイッチ素子をソフトシャットダウンするか否かを決定する制御部とを備え、スイッチ素子を駆動する駆動回路を提供する。

Description

本発明は、駆動回路に関する。
駆動回路中のレベルシフト回路により低電圧の信号を高電圧の信号に変換し、この信号を基にトランジスタ等のスイッチ素子を制御していた。スイッチ素子をオフする際は、ハードシャットダウンしていた(例えば、特許文献1および2参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開平9−200017号公報
[特許文献2] 米国特許第5917359号明細書
駆動回路のドライブ出力をハードシャットダウンすると、スイッチ素子のオフ動作に伴うサージ電圧が発生する。当該サージ電圧により、駆動回路内の素子が破壊される問題がある。
本発明の第1の態様においては、駆動回路を提供する。駆動回路は、レベルシフト回路と、制御部とを備えてよい。レベルシフト回路は、前段回路からの入力信号を、入力信号よりも高い電圧の信号に変換してよい。制御部は、レベルシフト回路の出力信号に基づいて、第1スイッチ素子をソフトシャットダウンするための信号を出力してよい。駆動回路は、第1スイッチ素子を駆動してよい。
前段回路は、異常検出回路を備えてよい。制御部は、異常検出回路の出力信号に基づいて第1スイッチをソフトシャットダウンするか否かを決定してよい。
第1スイッチ素子は、入力される制御信号に応じてオンおよびオフを切り替えてよい。駆動回路は、ラッチ回路を更に備えてよい。ラッチ回路は、前段回路からレベルシフト回路に入力されるセット信号およびリセット信号に応じた制御信号を生成してよい。制御部は、ラッチ回路の出力と、異常検出回路の出力信号に基づいて生成される状態信号とに基づいて第1スイッチ素子をソフトシャットダウンするか否かを決定してよい。
制御部は、ラッチ回路の出力信号が第1スイッチ素子をオンすべきことを示し、且つ、状態信号が前段回路において異常を検出したことを示す場合に、第1スイッチ素子をソフトシャットダウンさせてよい。
セット信号は、第1スイッチ素子をオンすべき場合に予め定められた論理値を示してよい。リセット信号は、第1スイッチ素子をハードシャットダウンすべき場合に予め定められた論理値を示してよい。状態信号は、前段回路において異常を検出した場合に予め定められた論理値を示してよい。第1スイッチ素子をソフトシャットダウンさせる場合を除き、セット信号、リセット信号および状態信号のうちの2つ以上が予め定められた論理値である場合に、第1スイッチ素子のオンまたはオフを維持させる誤動作保護回路を駆動回路はさらに備えてよい。
レベルシフト回路は、状態信号入力回路、セット信号入力回路およびリセット信号入力回路を備えてよい。状態信号入力回路は、状態信号のレベルをシフトしてよい。セット信号入力回路は、セット信号のレベルをシフトしてよい。リセット信号入力回路は、リセット信号のレベルをシフトしてよい。状態信号入力回路、セット信号入力回路およびリセット信号入力回路の各々は、高電位側に接続された抵抗素子、および、抵抗素子の低電位側にドレインが接続されたトランジスタを有してよい。状態信号入力回路、セット信号入力回路およびリセット信号入力回路において、抵抗素子の高電位側は互いに接続されており、抵抗素子の抵抗値およびトランジスタの特性は同じであってよい。
前段回路は、外部から入力された第1スイッチ素子を制御するための信号と、異常検出回路の出力信号とに基づいて第1スイッチ素子をソフトシャットダウンするか否かを決定してよい。
外部から入力された第1スイッチ素子を制御するための信号が第1スイッチ素子をオンすべきことを示し、且つ、異常検出回路の出力信号が異常を検出したことを示す場合に、第1スイッチ素子をソフトシャットダウンさせる状態信号を前段回路はレベルシフト回路に出力してよい。
制御部は、第1スイッチ素子のソフトシャットダウンを開始してから、予め定められた期間が経過した後に第1スイッチ素子のハードシャットダウンに移行してよい。
制御部は、前段回路で検出された異常の種別に応じて、予め定められた期間を定めてよい。
制御部は、前段回路で検出された異常の種別に応じて、ソフトシャットダウンの時定数を定めてよい。
前段回路は、ローサイド制御回路を備えてよい。ローサイド制御回路は、第1スイッチ素子の低電位側に直列接続される第2スイッチ素子のオンおよびオフを制御してよい。異常検出回路は、第2スイッチ素子の状態を検出する回路を備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
駆動回路100、負荷80および電源82ならびにトランジスタ34およびトランジスタ74を示す図である。 ローサイド制御回路130の一部を示す図である。 立上り微分パルス生成回路241及び247の例を示す図である。 立下り微分パルス生成回路245の例を示す図である。 RISEおよびFALLの動作タイムチャートを示す図である。 ハイサイド制御回路120の具体例を示す図である。 制御部28の状態遷移を示す図である。 駆動回路100の第1の動作例を示す図である。 駆動回路100の第2の動作例を示す図である。 ハイサイド制御回路120を示す図である。 ハイサイド制御回路120を示す図である。 ハイサイド制御回路120を示す図である。 前段回路200の第1変形例を示す図である。 前段回路200の第2変形例を示す図である。 前段回路200の第3変形例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、駆動回路100、負荷80および電源82、ならびに、第1スイッチ素子としてのトランジスタ34および第2スイッチ素子としてのトランジスタ74を示す図である。駆動回路100は、レベルシフト回路70、ハイサイド制御回路120および前段回路としてのローサイド制御回路130を有する。なお、本例の駆動回路100は、一つの半導体チップに集積して形成される。しかし、ハイサイド制御回路120と前段回路とは、他の例に記載するように別個の半導体チップに形成されてもよい。
レベルシフト回路70は、前段回路からの入力信号を、当該入力信号よりも高い電圧の出力信号に変換する。ハイサイド制御回路120は、レベルシフト回路70からの入力を受けて、トランジスタ34に制御信号HOを出力する。本例の前段回路は、ローサイド制御回路130である。ローサイド制御回路130は、レベルシフト回路70のセット信号入力端子12、リセット信号入力端子14および状態信号入力端子16に入力信号を入力する。
駆動回路100は、トランジスタ34およびトランジスタ74を駆動する。トランジスタ34およびトランジスタ74は直列接続されておりインバータ回路を構成する。駆動回路100はトランジスタ34およびトランジスタ74のゲートに制御信号を入力することにより、トランジスタ34およびトランジスタ74をオン/オフする。トランジスタ34がオンの場合に、負荷80と電源82の高電位側が接続される。トランジスタ74がオンの場合に、負荷80が基準電位(グランド電位)と接続される。なお、本例のトランジスタ34およびトランジスタ74はNMOSのトランジスタである。
トランジスタ34は、負荷80と電源82の正極との間に設けられる。
電源82は、例えば、400[V]の電圧を有する電源である。駆動回路100は、トランジスタ34およびトランジスタ74を相補的にオン/オフすることにより、負荷80を0[V]から400[V]の電圧で駆動する。なお、本明細書では簡潔に記載することを目的として、トランジスタのオン抵抗による電圧降下およびダイオードの順方向電圧を省略して説明している。トランジスタのオン抵抗による電圧降下およびダイオードの順方向電圧は、電源82の電圧値と比較して十分に小さいと見なしてよい。
本例では、駆動回路100に接続された電源35の負極の電位をVsとする。トランジスタ34およびトランジスタ74のオン/オフに応じて、Vsは0[V]から400[V]の範囲で変動してよい。駆動回路100に接続された電源35の正極の電位をVbとする。本明細書において、電位Vbを駆動回路100の高電位側と称する。電源35の電源電圧値をE1とすると、Vbは、E1から(E1+400[V])の範囲で変動してよい。E1は、例えば15[V]である。
ローサイド制御回路130は、ローサイドドライバ72、電源76、駆動制御回路131および異常検出回路210を有する。
マイコン(microcomputer)140は、駆動回路100の外又は内に設けられる。ローサイドドライバ72を駆動する場合、マイコン140は駆動制御回路131に入力信号LINを送る。駆動制御回路131は、入力信号LINをローサイドドライバ72に送る。ローサイドドライバ72は、マイコン140の入力信号LINにより駆動されて、制御信号LOを出力し、スイッチ素子としてのトランジスタ74を駆動する。ローサイドドライバ72は、トランジスタ74のゲートに電源76の高電位側電圧または低電位側電圧を入力することにより、トランジスタ74をオン/オフする。
ローサイドドライバ72、駆動制御回路131および異常検出回路210のそれぞれには、電源76の正極および負極が接続される。
異常検出回路210は、電源76の電圧異常などを検出し、駆動制御回路131へ信号を出力する。駆動制御回路131は、マイコン140からの入力信号HINを受けて、セット信号(set)およびリセット信号(reset)を生成する。setはセット信号入力端子12に入力され、resetはリセット信号入力端子14に入力される。また、駆動制御回路131は、異常検出回路210から受けた信号により状態信号(LER)を生成する。LERは状態信号入力端子16に入力される。
駆動回路100は、状態信号入力回路40、セット信号入力回路50およびリセット信号入力回路60を有する。本例において、状態信号入力回路40、セット信号入力回路50およびリセット信号入力回路60をまとめて、レベルシフト回路70と称する。状態信号入力回路40は、駆動回路100の高電位側に接続された抵抗素子42および抵抗素子42の低電位側にドレイン47が接続されたトランジスタ46を有する。抵抗素子42の低電位側とは、2つの端部を有する抵抗素子42のうち、高電位側に接続されていない端部の側を意味する。
セット信号入力回路50も、高電位側に接続された抵抗素子52および抵抗素子52の低電位側にドレイン57が接続されたトランジスタ56を有する。リセット信号入力回路60も同様に、高電位側に接続された抵抗素子62および抵抗素子62の低電位側にドレイン67が接続されたトランジスタ66を有する。
状態信号入力回路40、セット信号入力回路50およびリセット信号入力回路60において、各抵抗素子42,52および62の高電位側は互いに接続されている。また本例では、各抵抗素子42,52および62の抵抗値および各トランジスタ46、56および66の特性は同じである。なお、本例のトランジスタ46、56および66はNMOSのトランジスタである。
前段回路(駆動制御回路131)は、トランジスタ46のゲート端子である状態信号入力端子16に状態信号(LER)を入力する。この場合、状態信号入力回路40はLERのレベルをシフトする。状態信号入力回路40は、LERの電圧値を、LERよりも高い電圧値を有するLERdrnにシフトさせる。LERは、トランジスタ34をソフトシャットダウンし電源82の高電位側と負荷80とを分離する場合に予め定められた論理値を示す。
本例の前段回路は、異常を検出した場合に、ハイレベルのLERを状態信号入力端子16に入力する。また、本例の前段回路は、異常を検出していない場合にローレベルのLERを状態信号入力端子16に入力する。よって、前段回路が異常を検出した場合に、トランジスタ34はソフトシャットダウンされる。
ハイレベルのLERによりトランジスタ46がオンする場合、抵抗素子42で電圧降下が生じる。これに対して、ローレベルのLERによりトランジスタ46がオフする場合、抵抗素子42で電圧降下は生じない。それゆえ、ハイレベルのLERが入力される場合、ドレイン47の電位であるLERdrnは、ローレベルのLERが入力される場合よりも低い電位となる。要約すると、LERがハイレベルである場合、ドレイン47の電位であるLERdrnはローレベルとなる。これに対して、LERがローレベルである場合、ドレイン47の電位であるLERdrnはハイレベルとなる。
前段回路は、トランジスタ56のセット信号入力端子12にセット信号(set)を入力する。この場合、セット信号入力回路50はsetのレベルをシフトする。セット信号入力回路50は、setの電圧値を、setよりも高い電圧値を有する信号であるsetdrnにシフトさせる。
setは、トランジスタ34をオンし電源82の高電位側と負荷80を接続すべき場合に予め定められた論理値を示す。本例の前段回路は、トランジスタ34をオンする場合には、ハイレベルのsetをセット信号入力回路50に出力してよい。
前段回路は、トランジスタ66のリセット信号入力端子14にリセット信号(reset)を入力する。この場合、リセット信号入力回路60はresetのレベルをシフトする。リセット信号入力回路60は、resetの電圧値を、resetよりも高い電圧値を有する信号であるresdrnにシフトさせる。
resetは、トランジスタ34をオフし電源82の高電位側と負荷80とを分離すべき場合に予め定められた論理値を示す。本例の前段回路は、トランジスタ34をオンする場合に、ローレベルのresetを駆動回路100に出力してよい。なお、setがハイレベルかつresetがローレベルである場合に、トランジスタ34はオンする。
抵抗素子52および62の機能は、抵抗素子42と同じである。setがハイレベルである場合、ドレイン57の電位setdrnはローレベルとなる。これに対して、setがローレベルである場合、ドレイン47の電位setdrnはハイレベルとなる。同様に、resetがハイレベルである場合、ドレイン67の電位resdrnはローレベルとなる。これに対して、resetがローレベルである場合、ドレイン47の電位resdrnはハイレベルとなる。
トランジスタ46のソース49は接地される。ドレイン47とソース49との間には寄生容量48が形成される。トランジスタ46のソース59およびトランジスタ56のソース69も同様に接地される。ドレイン57とソース59との間には寄生容量58が形成され、ドレイン67とソース69との間には寄生容量68が形成される。本例では各トランジスタ46、56および66の特性は同じであるので、寄生容量48、58および68の容量は同じである。このように、状態信号入力回路40、セット信号入力回路50およびリセット信号入力回路60は同じ特性を有する。
サージ電圧は瞬間的な電圧の変化である。トランジスタ34のスイッチング動作に起因して、電位Vsであるラインからダイオード45、55および65を経てソース49、59および69へサージ電圧に伴う電流が流れる。当該電流は、サージ電圧の時間変化(dv/dt)と寄生容量48、58および68の容量(C)との積で表される。当該電流により、抵抗素子42、52および62において電圧降下が生じ得る。
これにより、各ドレイン47、57および67の出力信号であるLERdrn、resdrnおよびsetdrnは、ローレベルとなりうる。つまり、ハイレベルのLER、resetおよびsetが、各トランジスタ46、56および66に入力された場合と同じ状況が発生しうる。これは、サージ電圧に起因するノイズである。当該ノイズは駆動回路100の誤動作の原因となる。
本例では、状態信号入力回路40、セット信号入力回路50およびリセット信号入力回路60は同じ特性を有する。それゆえ、ノイズは、状態信号入力回路40、セット信号入力回路50およびリセット信号入力回路60において同じように乗る。これにより、レベルシフト回路70においてノイズが発生する場合には、後述する誤動作保護回路90においてノイズを判定することができる。
状態信号入力回路40は、駆動回路100の高電位側にカソードが接続され、抵抗素子42の低電位側にアノードが接続されたダイオード44を有する。セット信号入力回路50は、駆動回路100の高電位側にカソードが接続され、抵抗素子52の低電位側にアノードが接続されたダイオード54を有する。リセット信号入力回路60は、駆動回路100の高電位側にカソードが接続され、抵抗素子62の低電位側にアノードが接続されたダイオード64を有する。ダイオード44、54および64は、各々のアノードの電位を電源35の正極の電位(すなわちVb)にクランプする。
駆動回路100は、ダイオード45、ダイオード55およびダイオード65を有する。ダイオード45、55および65のアノードは電源35の負極に接続される。ダイオード45のカソードは、トランジスタ46のドレイン47に接続される。ダイオード55のカソードはトランジスタ56のドレイン57に接続され、ダイオード65のカソードはトランジスタ66のドレイン67に接続される。ダイオード45、55および65は、各々のカソードの電位を電源35の負極の電位(すなわちVs)にクランプする。
図2は、ローサイド制御回路130の一部を示す図である。図2の前段回路200は、図1におけるローサイド制御回路130のうち、ローサイドドライバ72を除いた、異常検出回路210および駆動制御回路131の回路例である。図2の前段回路200は、図1におけるローサイド制御回路130とは異なり、駆動回路100の外に設けられてもよい。前段回路200は、状態信号LER、リセット信号resetおよびセット信号setをレベルシフト回路70に入力する。前段回路200は、異常検出回路210、入力バッファ回路220、AND論理回路230およびパルス生成回路240を有する。
異常検出回路210は、コンパレータ211、レファレンス電源212およびノイズフィルタ213を有する。異常検出回路210には、異常検出信号が入力される。異常検出信号は、前段回路200の他の部分において異常が発生したか否かを示す信号である。本例では、異常検出信号がハイレベルのとき、前段回路200の他の部分において異常が検出されたものとする。これに対して、異常検出信号がローレベルのとき、前段回路200の他の部分において異常が検出されなかったものとする。以下、本例では、ハイレベルの論理値をHで、ローレベルの論理値をLで表現する。
コンパレータ211は、非反転入力端子における異常検出信号の電圧値と反転入力端子におけるレファレンス電源212の参照電圧とを比較する。コンパレータ211は、異常検出信号の電圧値がレファレンス電源212の参照電圧よりも大きい場合に、ノイズフィルタ213へHの信号を出力する。コンパレータ211は、異常検出信号の電圧値がレファレンス電源212の参照電圧よりも小さい場合に、ノイズフィルタ213へLの信号を出力する。ノイズフィルタ213は、コンパレータ211の出力信号のノイズを取り除く。
入力バッファ回路220は、異常検出回路210と同じ構成である。ただし、入力バッファ回路220では、コンパレータ211の非反転入力端子には、異常検出信号ではなく入力信号HINが入力される。コンパレータ221は、入力信号HINの電圧値がレファレンス電源222の参照電圧よりも大きい場合に、ノイズフィルタ223へHの信号を出力する。コンパレータ221は、入力信号HINの電圧値がレファレンス電源222の参照電圧よりも小さい場合に、ノイズフィルタ223へLの信号を出力する。
入力信号HINは、駆動回路100における後述のハイサイドドライバ32を駆動するためのドライブセット信号である。本例では、入力信号HINがHのとき、駆動回路100のハイサイドドライバ32の制御信号HOはHとなる。また、入力信号HINがLのとき、駆動回路100のハイサイドドライバ32の制御信号HOはLとなる。
異常検出回路210の出力信号と入力バッファ回路220の出力信号とは、AND論理回路230に入力される。前段回路200で異常が検出され、かつ、ハイサイドドライバ32を駆動する場合に、異常検出回路210および入力バッファ回路220は共にHをAND論理回路230に出力する。それゆえこの場合に、AND論理回路230はHの出力信号をパルス生成回路240に出力する。よって、AND論理回路230は、トランジスタ34をソフトシャットダウンするか否かを判定する回路である。
パルス生成回路240は、立上り微分パルス生成回路241、立下り微分パルス生成回路245および立上り微分パルス生成回路247を有する。立上り微分パルス生成回路241および247は、入力信号の立上り時刻においてパルス信号を発生する回路である。同様に、立下り微分パルス生成回路245は、入力信号の立下り時刻においてパルス信号を発生する回路である。
立上り微分パルス生成回路241には、AND論理回路230の出力信号が入力される。AND論理回路230からのHが入力される時刻において、立上り微分パルス生成回路241はパルス信号を生成する。当該パルス信号は、状態信号LERとしてレベルシフト回路70の状態信号入力端子16に入力される。LERは、入力信号として後段のOR論理回路248にも入力される。
立下り微分パルス生成回路245には、入力バッファ回路220の出力信号が入力される。立下り微分パルス生成回路245は、入力信号HINの立下りを検出する。つまり、入力信号HINの立下り時刻において、立下り微分パルス生成回路245はパルス信号を生成する。当該パルス信号は、後段のOR論理回路248に入力される。
OR論理回路248には、状態信号(LER)と立下り微分パルス生成回路245が出力するパルス信号とが入力される。上述の様に、LERは、前段回路200で異常が検出され、かつ、ハイサイドドライバ32を駆動する場合に生成されるパルス信号である。立下り微分パルス生成回路245が出力するパルス信号は、入力信号HINがHからLになる場合に生成される。つまり、立下り微分パルス生成回路245が出力するパルス信号は、ハイサイドドライバ32の駆動を止める場合に生成されるパルス信号である。
OR論理回路248は、前段回路200で異常が検出された場合、前段回路200で異常が検出され且つハイサイドドライバ32を駆動する場合、または、ハイサイドドライバ32の駆動を止める場合にHを出力する。OR論理回路248の出力信号を、リセット信号(reset)とする。
立上り微分パルス生成回路247には、入力バッファ回路220の出力信号が入力される。立上り微分パルス生成回路247は、入力信号HINの立上りを検出する。つまり、ハイサイドドライバ32の駆動を駆動する時刻において、立上り微分パルス生成回路247はパルス信号を生成する。つまり、立上り微分パルス生成回路247の出力は、セット信号(set)となる。set、resetおよびLERは、駆動回路100のセット信号入力端子12、リセット信号入力端子14および状態信号入力端子16にそれぞれ入力される。
図3は、立上り微分パルス生成回路241の例を示す図である。立上り微分パルス生成回路241は立上り微分パルス生成回路としての一例であり、他の立上り微分パルス生成回路の構成を適用してよい。
本例の立上り微分パルス生成回路241は、遅延回路242およびAND論理回路243を有する。AND論理回路243は2つの入力端子を有する。遅延回路242とAND論理回路243の一方の端子とには、同じ入力信号が入力される。AND論理回路243の他の一方の端子には、遅延回路242の出力信号DOの論理を反転した信号が入力される。AND論理回路243は、入力信号とDOの論理を反転した信号との論理積を出力信号RISEとして出力する。なお、出力信号RISEは、立上り微分パルス生成回路241ではLERとなり、立上り微分パルス生成回路247ではsetとなる。
図4は、立下り微分パルス生成回路245の例を示す図である。立下り微分パルス生成回路245は立下り微分パルス生成回路としての一例であり、他の立下り微分パルス生成回路の構成を適用してよい。
本例の立下り微分パルス生成回路245は、遅延回路242およびAND論理回路244を有する。遅延回路242には、入力信号が入力される。AND論理回路244は2つの入力端子を有する。AND論理回路244の一方の端子には、入力信号の論理を反転した信号が入力される。AND論理回路243の他の一方の端子には、遅延回路242の出力信号DOが入力される。AND論理回路244は、入力信号の論理を反転した信号と出力信号DOとの論理積を出力信号FALLとして出力する。出力信号FALLは、resetとなる。
図5は、RISEおよびFALLの動作タイムチャートを示す図である。縦軸は、上から順に、入力信号、DO、RISEおよびFALLの電圧値を示す。横軸は時間である。横軸において、右側の方が左側よりも新しい時間である。
本例では、時刻t0ではいずれの信号の電圧値もLである。時刻t1において、入力信号がLからHへと遷移する。遅延回路242は、時刻t2において遅れてLからHへと遷移する。
AND論理回路243は、入力信号がHであり且つDOがLであるの期間においてのみHである出力信号を生成する。つまりRISEは、時刻t1と時刻t2との間においてのみHであるパルス信号となる。なお、FALLは、時刻t1と時刻t2との間においてはLのままである。時刻t3において、入力信号がHからLへと遷移する。遅延回路242は、時刻t4において遅れてHからLへと遷移する。
AND論理回路244は、入力信号がLであり且つDOがHであるの期間においてのみHである出力信号を生成する。つまりFALLは、時刻t3と時刻t4との間においてのみHであるパルス信号となる。なお、RISEは、時刻t3と時刻t4との間においてはLのままである。
図6は、ハイサイド制御回路120の具体例である。ハイサイド制御回路120は、誤動作保護回路90、制御部28およびハイサイドドライバ32を有する。誤動作保護回路90、制御部28およびハイサイドドライバ32のそれぞれには、電源35の正極および負極又は図示しない電源35から作られたハイサイド内部電源回路の出力が接続される。
本例の誤動作保護回路90は、AND論理回路91、AND論理回路92およびAND論理回路93を有する。AND論理回路91、92および93のそれぞれには、前段回路からレベルシフト回路70に入力されるset、resetおよびLERをそれぞれレベルシフトした、setdrn、resdrnおよびLERdrnが入力される。
本例のAND論理回路91は、setdrnの反転された電圧値とresdrnの電圧値とLERdrnの電圧値との論理積をON_SETとしてRSラッチ回路23に出力する。
本例のAND論理回路92は、setdrnとLERdrnの電圧値とresdrnの反転された電圧値の論理積をHSD_INとしてRSラッチ回路23に出力する。
本例のAND論理回路93は、setdrnの電圧値とresdrnの反転された電圧値とLERdrnの反転された電圧値との論理積をLER_SETとしてRSラッチ回路26に出力する。
制御部28は、3つの入力信号に基づいてON_OUT、HSD_OUTおよびLER_OUTをハイサイドドライバ32へ出力する。ハイサイドドライバ32は、ON_OUT、LER_OUTおよびHSD_OUTを受けて、トランジスタ34に制御信号HOを出力する。トランジスタ34は、入力される制御信号としてのHOに応じてオン/オフを切り替える。本例のトランジスタ34は、HOがハイレベルである場合にオンする。
つぎに、制御部28およびハイサイドドライバ32の動作について詳しく述べる。本例の制御部28は、RSラッチ回路23、タイマー回路25、RSラッチ回路26、AND論理回路27およびインバータ回路29を有する。本例のハイサイドドライバ32は、pチャネルMOSFET36、nチャネルMOSFET37およびnチャネルMOSFET38を有する。nチャネルMOSFET37のオン抵抗は、nチャネルMOSFET38のオン抵抗より小さい。
RSラッチ回路23およびRSラッチ回路26は、一般的なRSラッチ回路と同様に機能する。つまり、RSラッチ回路23は、(ON_SET,HSD_IN)=(1,0)および(0,1)の場合に、異なる状態への遷移を指示す。また、RSラッチ回路23は、(ON_SET,HSD_IN)=(0,0)の場合に、以前の出力信号(ON_FB)の値を保持する。RSラッチ回路26は、(LER_SET,TM)=(1,0)および(0,1)の場合に、異なる状態への遷移を指示す。また、RSラッチ回路26は、(LER_SET,TM)=(0,0)の場合に、以前の出力信号(LER_OUT)の値を保持する。
RSラッチ回路23は、ON_SETおよびHSD_INの出力信号に応じでインバータ回路29およびAND論理回路27に出力信号ON_FBを出力する。RSラッチ回路26はLER_SETとタイマーの出力信号TMに応じてAND論理回路27およびnチャネルMOSFET38の制御信号であるLER_OUTを出力する。インバータ回路29はpチャネルMOSFET36の制御信号であるON_OUTを出力する。
AND論理回路27はnチャネルMOSFET37の制御信号であるHSD_OUTを出力する。AND論理回路27には、ON_FBおよびLER_OUTが入力される。本例のAND論理回路27は、ON_FBの反転された電圧値とLER_OUTの反転された電圧値との論理積をHSD_OUTとしてnチャネルMOSFET37のゲートに出力する。なお、ON_SET、HSD_IN、LER_SET、ON_OUTおよびHSD_OUT、LER_OUTは、ハイレベルまたはローレベルの電圧値を有する。
本例では、ハイレベルの論理値を1で、ローレベルの論理値を0で表現する。なお、他の例では、ハイレベルの論理値をHで、ローレベルの論理値をLで表現することがある。setdrn=0の場合、set=1となる。逆に、setdrn=0の場合、set=0となる。resdrnおよびresetならびにLERdrnおよびLERも同様の対応関係となる。
(ドライブセット)ON_FBは、(ON_SET,HSD_IN,LER_SET)=(1,0,0)の場合のみ1となる。ON_FBが1である場合、インバータ回路29の出力ON_OUTは0となりpチャネルMOSFET36をオンし、AND論理回路27の出力HSD_OUTも0となりnチャネルMOSFET37をオフする。LER_OUTも0であるためnチャネルMOSFET38もオフする。よって、HOが1となりトランジスタ34はオンする。
(ハードシャットダウン:Lh)HSD_OUTは、(ON_SET,HSD_IN,LER_SET)=(0,1,0)の場合のみ1となる。この場合、ON_OUTが1となりpチャネルMOSFET36をオフし、HSD_OUTが1となりnチャネルMOSFET37をオンしLER_OUTが0となりnチャネルMOSFET38がオフする。よって、HOが0となりトランジスタ34をハードシャットダウンする。
(ソフトシャットダウン:Ls)本例において、LER_SETは、(異常検出回路210の出力,入力HIN信号のセット信号)=(1,1)の場合のみ1となる。その他の入力信号の場合、LER_SETは0となる。LER_SETが1である場合に、LER_OUTは1となる。本例では、LER_OUT=1の場合のみ、トランジスタ34をソフトシャットダウンするべく、ハイサイドドライバ32のHOを制御する。
LER_SETが1となると、(ON_SET,HSD_IN,LER_SET)=(0,0,1)となりON_FBが0となる。LER_OUTが1でON_FBが0となると、ON_OUTが1となりpチャネルMOSFET36をオフし、HSD_OUTは0であり、nチャネルMOSFET37はオフのままである。そして、LER_OUTが1であるためnチャネルMOSFET38がオンする。
タイマー回路25は、LER_OUTが0から1に変化した時点から所定期間経過後に出力信号TMとして1を出力する。その他の場合はタイマー回路25の出力信号TMは0となる。タイマー回路25の出力TMが1になるまでこの状態が続く。タイマー回路25の出力TMが1になるとLER_OUTが0になり、HSD_OUTが1となりnチャネルMOSFET37をオンしnチャネルMOSFET38をオフする。これにより、ソフトシャットダウンLsからハードシャットダウンLhへ移行する。
本例における上述した制御の態様を、下記の表1に、まとめて示す。なお、Lhにおける「入力信号の指示内容」の欄の「ドライブソフトシャットダウンリセット」とは、ソフトシャットダウン後にハードシャットダウンすることを意味する。
Figure 2016185802
図7は、制御部28の状態遷移を示す図である。IDLE状態は、ドライブリセットまたはドライブソフトシャットダウンリセットの指示により、制御部28の出力OUTをローレベルにすることを意味する。本例において、OUTのローレベルをOUT=0と表す。DRV状態は、ドライブセットの指示により、OUTをハイレベルにすることを意味する。本例において、OUTのハイレベルをOUT=1と表す。SS状態は、ドライブソフトシャットダウンセットの指示により、OUTをローレベルにすることを意味する。
IDLE状態になるには2つの経路が存在する。1つの経路は、DRV状態からハードシャットダウンすることによりIDLE状態となる経路である。これは、表1の「入力信号の指示内容」の欄の「ドライブリセット」に対応する。本例の入力信号set、resetおよびLERにおいては、ハイレベルの論理値をHで、ローレベルの論理値をLで表現する。(set,reset,LER)=(L,H,L)の入力信号により、DRV状態はIDLE状態に遷移する。
他の1つの経路は、SS状態からハードシャットダウンすることによりIDLE状態となる経路である。これは、表1の「入力信号の指示内容」の欄の「ドライブソフトシャットダウンリセット」に対応する。(set,reset,LER)=(L,H,L)の入力信号により、SS状態はIDLE状態に遷移する。
IDLE状態である場合に、(set,reset,LER)=(H,L,L)の入力信号により、IDLE状態からDRV状態に遷移する。また、DRV状態である場合に、(set,reset,LER)=(L,H,H)の入力信号により、DRV状態からSS状態に遷移する。なお、他の入力信号の組み合わせにおいては、現在の出力状態を保持するよう、制御部28はハイサイドドライバ32を制御する。
図8は、駆動回路100の第1の動作例を示す図である。縦軸は、上から順に、入力信号HIN、異常検出信号、set、reset、LER、TM、ON_OUT、HSD_OUTおよびLER_OUTの電圧値、ならびに、ハイサイドドライバ32の制御信号HOの電圧値を示す。横軸は時間である。横軸において、右側の方が左側よりも新しい。本例のset、reset、LER、TM、ON_OUT、HSD_OUT、LER_OUTおよびHOにおいては、ハイレベルの論理値をHで、ローレベルの論理値をLで表現する。
時刻T0のハイサイド制御回路120の状態は、IDLE状態である。時刻T1において、(set,reset,LER)=(H,L,L)が入力される。これにより、ハイサイド制御回路120の状態は、DRV状態となる。またこれにより、ハイサイドドライバ32の制御信号HOはHとなる。
時刻T1のsetのパルス信号は、時刻T1よりも早く立ち上がった入力信号HINにより生成される。時刻T3のsetのパルス信号は、時刻T3よりも早く立ち上がった入力信号HINにより生成される。なお、図面の見易さを考慮して、図8では、入力信号HINおよびsetの立上りタイミングをほぼ同じ時間として示す。
時刻T2において、(set,reset,LER)=(L,H,L)が入力される。これにより、ハイサイド制御回路120の状態は、IDLE状態となる。つまり、ハイサイドドライバ32の制御信号HOはハードシャットダウンされる。これにより、ハイサイドドライバ32の制御信号HOはLとなる。
時刻T2のresetのパルス信号は、時刻T2よりも早く立ち下がった入力信号HINにより生成される。時刻T5のresetのパルス信号は、時刻T5よりも早く立ち下がった入力信号HINにより生成される。なお、図面の見易さを考慮して、図8では、入力信号HINの立下りタイミングとresetの立上りタイミングとをほぼ同じ時間として示す。
時刻T3において、(set,reset,LER)=(H,L,L)が入力される。これにより、ハイサイド制御回路120の状態は、DRV状態となる。つまり、ハイサイドドライバ32の制御信号HOはドライブセットされる。これにより、ハイサイドドライバ32の制御信号HOはHとなる。
時刻T4において、(set,reset,LER)=(L,H,H)が入力される。これにより、ハイサイド制御回路120の状態は、SS状態となる。つまり、ハイサイドドライバ32の制御信号HOはソフトシャットダウンされる。これにより、ハイサイドドライバ32の制御信号HOは、ハードシャットダウンの場合よりも長い時間をかけて、Lとなる。
時刻T4のresetのパルス信号は、時刻T4よりも早く立ち上がった異常検出信号により生成される。
また、時刻T4のLERのパルス信号は、時刻T4よりも早く立ち上がった異常検出信号と時刻T4においてHである入力信号とにより生成される。なお、図面の見易さを考慮して、図8では、異常検出信号およびLERの立上りタイミングをほぼ同じ時間として示す。
時刻T5において、TM=Hが入力される。これにより、ハイサイド制御回路120の状態は、IDLE状態となる。つまり、ハイサイドドライバ32の制御信号HOはハードシャットダウンされる。これにより、ハイサイドドライバ32の制御信号HOはLとなる。ただし、本例では、時刻T5において、既に制御信号HO=Lである。それゆえ、時刻T5において、HOの論理値は変更されない。
図9は、駆動回路100の第2の動作例を示す図である。ハイサイド制御回路120は、トランジスタ34のソフトシャットダウンを開始してから、タイマー回路25により予め定められた期間が経過した後にTM=Hが入力されトランジスタ34のハードシャットダウンに移行する。係る点において本例は、図8の例と異なる。他の点は、図8の例と同じである。本明細書では、制御部28が、トランジスタ34のソフトシャットダウンを開始してから、トランジスタ34のハードシャットダウンに移行するまでの予め定められた期間を、制御部28の「SS状態期間」と略記する。本例において、SS状態期間であるT4とT5との間の期間は、数μsecから数十μsecである。
制御部28は、前段回路で検出された異常の種別に応じて、SS状態期間を定めてよい。前段回路で検出された異常とは、前段回路における電源76の電圧異常(例えば、電圧低下)、第2スイッチ素子としてのトランジスタ74の過電流または過熱等の1以上であってよい。制御部28は、前段回路におけるこれらの異常を合わせて考慮することにより、SS状態期間を定めてよい。
制御部28は、前段回路で検出された異常の種別に応じて、ソフトシャットダウンの時定数を定めてよい。時定数は、産業用モータ、エアコンおよび車用モータ等のアプリケーションに応じて適宜定めてよい。動作電圧は各アプリケーションの動作電圧に応じて異なるとしてよい。一例であるが、サージ電圧を発生させずにより早くシャットダウンする場合に、時定数をより小さくしてもよい。
ハイサイド制御回路120は、前段回路における異常の種別を判定する信号判定部を設けてもよい。信号判定部は、一例として、resetのパルス信号が入力された後であって次にresetのパルス信号が入力されるまでの期間におけるLERのパルス数をカウントしてよい。信号判定部は、LERのパルス幅をカウントしてもよい。信号判定部は、カウントされたLERのパルス数に応じて、異常の種別を定めてよい。信号判定部は、パルス数に応じた異常の種別を制御部28に通知してよい。これにより、制御部28は、前段回路で検出された異常の種別に応じて、ソフトシャットダウンの時定数を定めることができる。
図10は、ハイサイド制御回路120の第1の変形例を示す図である。前述したサージ電圧に起因するノイズなどを考慮しなくてもよい場合は、図3の誤動作保護回路90を設けなくてもよい。図10は、図3の誤動作保護回路90の代わりにインバータ回路85、インバータ回路86およびインバータ回路87を備える。その他の構成は、図3と同様である。
インバータ回路85は、ドレイン57の電位であるsetdrnの信号を入力して反転された信号であるON_SETをRSラッチ回路23に出力する。インバータ回路86は、ドレイン67の電位であるresdrnの信号を入力して反転された信号であるHSD_INをRSラッチ回路23に出力する。インバータ回路87は、ドレイン47の電位であるLERdrnの信号を入力して反転された信号であるLER_SETをRSラッチ回路26に出力する。図10のハイサイド制御回路120の動作も、図3の場合の動作である図8および図9と同様である。
図11は、ハイサイド制御回路120の第2の変形例を示す図である。図3と異なる点は、AND論理回路22およびOR論理回路96が設けられている点である。この場合、図2の前段回路200において、AND論理回路230およびOR論理回路248が不要となる。そして、図2において、ノイズフィルタ213の出力は直接、立上り微分パルス生成回路241に入力される。また、立下り微分パルス生成回路245の出力をresetとする。
図11のAND論理回路22には、LERdrnおよびRSラッチ回路23の出力信号ON_FBが入力される。本例のAND論理回路22は、LERdrnの反転された電圧値とRSラッチ回路23の出力信号ON_FBの電圧値の論理積をLER_SETとして誤動作保護回路90に出力する。LER_SETはOR論理回路96にも出力される。AND論理回路22は、トランジスタ34をソフトシャットダウンするか否かを判定する回路である。図11のハイサイド制御回路120の動作も、図8および図9と同様である。
図12は、ハイサイド制御回路120の第3の変形例である。この例は、図10のハイサイド制御回路120と同様にサージ電圧に起因するノイズなどを考慮しなくてもよい場合の例であり、誤動作保護回路90を備えていない。さらに、図11のハイサイド制御回路120と同様に、AND論理回路22とOR論理回路96を備えている。図12のハイサイド制御回路120の場合も図2の前段回路200において、AND論理回路230およびOR論理回路248は不要である。図12のハイサイド制御回路120の動作も、図8および図9と同様である。
図13は、前段回路200の第1変形例としての前段回路202を示す図である。本例の前段回路202は、第1の半導体チップ260および第2の半導体チップ270を有する。第1の半導体チップ260は、電圧検出回路250、過熱検出回路251、過電流検出回路252およびOR論理回路248を有する異常検出回路210と駆動制御回路131の一部である立上り微分パルス生成回路241を有する。
電圧検出回路250には、前段回路202の他の部分の電圧異常を示す異常検出信号が入力される。過熱検出回路251には、図1のトランジスタ74の過熱を示す異常検出信号が入力される。過電流検出回路252には、図1のトランジスタ74の過電流を示す異常検出信号が入力される。
電圧検出回路250、過熱検出回路251および過電流検出回路252の構成は、図2で示した異常検出回路210と同じである。過熱検出回路251および過電流検出回路252は、それぞれ電圧異常、過熱および過電流の有無を、Hの信号としてOR論理回路248に入力する。なお、本例においてもハイレベルの論理値をHで、ローレベルの論理値をLで表現する。
OR論理回路248は、電圧検出回路250、過熱検出回路251および過電流検出回路252から出力された信号のいずれか一つがHである場合に、立上り微分パルス生成回路241にHの信号を出力する。これを元に、立上り微分パルス生成回路241は、異常があることを示すHの信号をLERとして状態信号入力端子16に出力する。
第2の半導体チップ270は、入力バッファ回路220、立下り微分パルス生成回路245および立上り微分パルス生成回路247を有する。これらの機能は図2で記載した機能と同じである。入力バッファ回路220には、前段回路202の他の部分から入力信号HINが入力される。立下り微分パルス生成回路245はresetをリセット信号入力端子14に入力し、立上り微分パルス生成回路247はsetをセット信号入力端子12に入力する。
本例において、駆動回路100のローサイドドライバ72は、第1の半導体チップ260または第2の半導体チップ270に設けられてよい。これに代えて、ローサイドドライバ72は、第1の半導体チップ260および第2の半導体チップ270とは別の第3の半導体チップに設けられてもよい。
図14は、前段回路200の第2変形例としての前段回路204を示す図である。本例では、第1の半導体チップ260に、電圧検出回路250、過熱検出回路251、過電流検出回路252、OR論理回路248が設けられる。また、第2の半導体チップ270に、入力バッファ回路220、AND論理回路230およびパルス生成回路240が設けられる。このように、第1の半導体チップ260および第2の半導体チップ270の構成が、第1の変形例と異なる。ただし、各回路の機能は前述したとおりである。
図15は、前段回路200の第3変形例としての前段回路206を示す図である。本例では、第1の半導体チップ260に、電圧検出回路250および過熱検出回路251が設けられる。また、第2の半導体チップ270に、過電流検出回路252、入力バッファ回路220、OR論理回路248、AND論理回路230およびパルス生成回路240が設けられる。このように、第1の半導体チップ260および第2の半導体チップ270の構成が、第1の変形例および第2変形例と異なる。ただし、各回路の機能は前述したとおりである。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許の範囲の記載から明らかである。
請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順序で実施することが必須であることを意味するものではない。
12・・セット信号入力端子、14・・リセット信号入力端子、16・・状態信号入力端子、22・・AND論理回路、23・・RSラッチ回路、25・・タイマー回路、26・・RSラッチ回路、27・・AND論理回路、28・・制御部、29・・インバータ回路、32・・ハイサイドドライバ、34・・トランジスタ、35・・電源、36・・pチャネルMOSFET、37・・nチャネルMOSFET、38・・nチャネルMOSFET、40・・状態信号入力回路、42・・抵抗素子、44・・ダイオード、45・・ダイオード、46・・トランジスタ、47・・ドレイン、48・・寄生容量、49・・ソース、50・・セット信号入力回路、52・・抵抗素子、54・・ダイオード、55・・ダイオード、56・・トランジスタ、57・・ドレイン、58・・寄生容量、59・・ソース、60・・リセット信号入力回路、62・・抵抗素子、64・・ダイオード、65・・ダイオード、66・・トランジスタ、67・・ドレイン、68・・寄生容量、69・・ソース、70・・レベルシフト回路、72・・ローサイドドライバ、74・・トランジスタ、76・・電源、80・・負荷、82・・電源、85・・インバータ回路、86・・インバータ回路、87・・インバータ回路、90・・誤動作保護回路、91・・AND論理回路、92・・AND論理回路、93・・AND論理回路、96・・OR論理回路、100・・駆動回路、120・・ハイサイド制御回路、130・・ローサイド制御回路、131・・・駆動制御回路、140・・マイコン、200・・前段回路、202・・前段回路、204・・前段回路、206・・前段回路、210・・異常検出回路、211・・コンパレータ、212・・レファレンス電源、213・・ノイズフィルタ、220・・入力バッファ回路、221・・コンパレータ、222・・レファレンス電源、223・・ノイズフィルタ、230・・AND論理回路、240・・パルス生成回路、241・・立上り微分パルス生成回路、242・・遅延回路、243・・AND論理回路、244・・AND論理回路、245・・立下り微分パルス生成回路、247・・立上り微分パルス生成回路、248・・OR論理回路、250・・電圧検出回路、251・・過熱検出回路、252・・過電流検出回路、260・・第1の半導体チップ、270・・第2の半導体チップ

Claims (12)

  1. 前段回路からの入力信号を、前記入力信号よりも高い電圧の信号に変換するレベルシフト回路と、
    前記レベルシフト回路の出力信号に基づいて、第1スイッチ素子をソフトシャットダウンするための信号を出力する制御部と
    を備え、
    前記第1スイッチ素子を駆動する、駆動回路。
  2. 前記前段回路は、異常検出回路を備え、
    前記制御部は、前記異常検出回路の出力信号に基づいて前記第1スイッチをソフトシャットダウンするか否かを決定する
    請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記第1スイッチ素子は、入力される制御信号に応じてオンおよびオフを切り替え、
    前記駆動回路は、前記前段回路から前記レベルシフト回路に入力されるセット信号およびリセット信号に応じた前記制御信号を生成するラッチ回路を更に備え、
    前記制御部は、前記ラッチ回路の出力と、前記異常検出回路の出力信号に基づいて生成される状態信号とに基づいて、前記第1スイッチ素子をソフトシャットダウンするか否かを決定する
    請求項2に記載の駆動回路。
  4. 前記制御部は、前記ラッチ回路の出力信号が前記第1スイッチ素子をオンすべきことを示し、且つ、前記状態信号が前記前段回路において異常を検出したことを示す場合に、前記第1スイッチ素子をソフトシャットダウンさせる
    請求項3に記載の駆動回路。
  5. 前記セット信号は、前記第1スイッチ素子をオンすべき場合に予め定められた論理値を示し、
    前記リセット信号は、前記第1スイッチ素子をハードシャットダウンすべき場合に予め定められた論理値を示し、
    前記状態信号は、前記前段回路において異常を検出した場合に予め定められた論理値を示し、
    前記第1スイッチ素子をソフトシャットダウンさせる場合を除き、前記セット信号、前記リセット信号および前記状態信号のうちの2つ以上が前記予め定められた論理値である場合に、前記第1スイッチ素子のオンまたはオフを維持させる誤動作保護回路を更に備える
    請求項3に記載の駆動回路。
  6. 前記レベルシフト回路は、前記状態信号のレベルをシフトする状態信号入力回路、前記セット信号のレベルをシフトするセット信号入力回路および前記リセット信号のレベルをシフトするリセット信号入力回路を備え、
    前記状態信号入力回路、前記セット信号入力回路および前記リセット信号入力回路の各々は、高電位側に接続された抵抗素子、および、前記抵抗素子の低電位側にドレインが接続されたトランジスタを有し、
    前記状態信号入力回路、前記セット信号入力回路および前記リセット信号入力回路において、
    前記抵抗素子の前記高電位側は互いに接続されており、
    前記抵抗素子の抵抗値および前記トランジスタの特性は同じである
    請求項3に記載の駆動回路。
  7. 前記前段回路は、外部から入力された前記第1スイッチ素子を制御するための信号と、前記異常検出回路の出力信号とに基づいて前記第1スイッチ素子をソフトシャットダウンするか否かを決定する
    請求項2に記載の駆動回路。
  8. 外部から入力された前記第1スイッチ素子を制御するための前記信号が前記第1スイッチ素子をオンすべきことを示し、且つ、前記異常検出回路の前記出力信号が異常を検出したことを示す場合に、前記前段回路は、前記第1スイッチ素子をソフトシャットダウンさせる状態信号を前記レベルシフト回路に出力する
    請求項7に記載の駆動回路。
  9. 前記制御部は、前記第1スイッチ素子のソフトシャットダウンを開始してから、予め定められた期間が経過した後に前記第1スイッチ素子のハードシャットダウンに移行する
    請求項1に記載の駆動回路。
  10. 前記制御部は、前記前段回路で検出された異常の種別に応じて、前記予め定められた期間を定める
    請求項9に記載の駆動回路。
  11. 前記制御部は、前記前段回路で検出された異常の種別に応じて、ソフトシャットダウンの時定数を定める
    請求項9に記載の駆動回路。
  12. 前記前段回路は、前記第1スイッチ素子の低電位側に直列接続される第2スイッチ素子のオンおよびオフを制御するローサイド制御回路を備え、
    前記異常検出回路は、前記第2スイッチ素子の状態を検出する回路を備える
    請求項2に記載の駆動回路。
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