JPWO2016158564A1 - 熱可塑性樹脂組成物、成形体、成形体の製造方法及び車両外装材料 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2015年4月2日に、日本に出願された特願2015−075526号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
アクリル樹脂は、住宅設備向け材料、建築材料、車両等の内外装材料等に用いる場合、人や物との接触により製品に傷が付くことがあるため、より優れた耐傷付性が求められている。
[1]アクリル樹脂(A)及び傷付防止剤(B)を含む、熱可塑性樹脂組成物であって、
前記アクリル樹脂(A)が、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上有する樹脂(A1)を含み、
前記傷付防止剤(B)が、下記に示す成分(B2)及び成分(B3)を含む、熱可塑性樹脂組成物。
成分(B2)エチレンと少なくとも1種のビニル単量体との共重合体で、エチレン・α−オレフィン共重合ゴム及びエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム以外の共重合体
成分(B3)高級脂肪酸アミド
[2]前記傷付防止剤(B)が、更に下記に示す成分(B1)を含む、[1]に記載の熱可塑性樹脂組成物。
成分(B1)エチレン・α−オレフィン共重合ゴム又はエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム
[3]前記傷付防止剤(B)が、更に下記に示す成分(B4)を含む、[1]に記載の熱可塑性樹脂組成物。
成分(B4)グラフト共重合体
[4]前記傷付防止剤(B)の含有量が、前記アクリル樹脂(A)100質量部に対して、2質量部以上20質量部以下である、[1]〜[3]のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
[5]メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上有する樹脂(A1)が、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位及びメチルアクリレート由来の繰り返し単位を含む、[1]〜[4]のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
[6]メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上有する樹脂(A1)の質量平均分子量が、20000以上200000以下である、[1]〜[5]のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
[7]前記アクリル樹脂(A)が、更に、炭素数2〜8のアルキルアクリレート由来の繰り返し単位を20質量%以上有する耐衝撃性改良剤(a)を含む、[1]〜[6]のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
[8][1]〜[7]のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物を含む成形体。
[9]耐傷付性試験前後のΔE*abが、3以下である、[8]に記載の成形体。
[10][1]〜[9]のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物を含む車両外装材料。
[11][8]又は[9]に記載の成形体を含む車両外装材料。
[12]アクリル樹脂(A)及び傷付防止剤(B)を含む、成形体であって、
耐候性試験前後のΔE*abが、3未満であり、
前記アクリル樹脂(A)が、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上有する樹脂(A1)を含み、
前記傷付防止剤(B)が、下記に示す成分(B2)及び成分(B3)を含む、成形体。
成分(B2)エチレンと少なくとも1種のビニル単量体との共重合体で、エチレン・α−オレフィン共重合ゴム及びエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム以外の共重合体
成分(B3)高級脂肪酸アミド
[13]前記傷付防止剤(B)が、更に下記に示す成分(B1)を含む、[12]に記載の熱可塑性樹脂組成物。
成分(B1)エチレン・α−オレフィン共重合ゴム又はエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム
[14]前記アクリル樹脂(A)が、更に、炭素数2〜8のアルキルアクリレート由来の繰り返し単位を20質量%以上有する耐衝撃性改良剤(a)を含む、[12]に記載の成形体。
[15]耐傷付性試験前後のΔE*abが、3以下である、[12]〜[14]のいずれか一項に記載の成形体。
[16][12]〜[15]のいずれか一項に記載の成形体を含む車両外装材料。
また、本発明の成形体は、外観、耐傷付性、耐候性、耐熱性に優れる。
また、本発明の成形体の製造方法は、生産性に優れ、得られる成形体の外観、耐傷付性、耐候性、耐熱性に優れる。
更に、本発明の車両外装材料は、外観、耐傷付性、耐候性、耐熱性に優れる。
アクリル樹脂(A)は、成形体の外観、耐熱性、機械特性に優れることから、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上有する樹脂(A1)、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上有する樹脂(A1)と炭素数2〜8のアルキルアクリレート由来の繰り返し単位を20質量%以上有する耐衝撃性改良剤(a)とを含む樹脂組成物(A2)が好ましい。
メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上有する樹脂(A1)(以下、「樹脂(A1)」と略す場合がある。)としては、例えば、メチルメタクリレートの単独重合体、メチルメタクリレートと他の単量体との共重合体等が挙げられる。これらの樹脂(A1)の中でも、成形体の外観、耐熱性、引張強さに優れることから、メチルメタクリレートの単独重合体、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上100質量%以下含む共重合体が好ましく、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を85質量%以上99.5質量%以下含む共重合体がより好ましく、メチルメタクリレートの単独重合体、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を90質量%以上99質量%以下含む共重合体が更に好ましい。
尚、本明細書において、(メタ)アクリレートとは、アクリレート、メタクリレート又はその両方をいう。
尚、本明細書において、質量平均分子量は、標準試料として標準ポリスチレンを用い、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーを用いて測定した値とする。
炭素数2〜8のアルキルアクリレート由来の繰り返し単位を20質量%以上含む耐衝撃性改良剤(a)(以下、「耐衝撃性改良剤(a)」と略す場合がある。)は、炭素数2〜8のアルキルアクリレート由来の繰り返し単位を20質量%以上含み、炭素数2〜8のアルキルアクリレート由来の繰り返し単位を20質量%以上80質量%以下含むことが好ましく、炭素数2〜8のアルキルアクリレート由来の繰り返し単位を25質量%以上70質量%以下含むことがより好ましく、30質量%以上60質量%以下含むことが更に好ましい。
耐衝撃性改良剤(a)としては、例えば、公知の耐衝撃性改良剤が挙げられる。これらの耐衝撃性改良剤(a)は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの耐衝撃性改良剤(a)の中でも、樹脂(A1)との相溶性に優れ、成形体の耐衝撃性に優れることから、炭素数2〜8のアルキルアクリレート由来の繰り返し単位を含むゴム弾性層である内層と硬質層である外層とを含む微粒子が好ましい。
ゴム弾性層に用いる炭素数2〜8のアルキルアクリレートの単独重合体のガラス転移温度は、−80℃以上25℃以下が好ましく、−60℃以上10℃以下がより好ましい。ゴム弾性層に用いる炭素数2〜8のアルキルアクリレートの単独重合体のガラス転移温度が−80℃以上であると、生産性に優れる。また、ゴム弾性層に用いる炭素数2〜8のアルキルアクリレートの単独重合体のガラス転移温度が25℃以下であると、成形体の低温での耐衝撃性に優れる。
尚、本明細書において、ガラス転移温度は、ISO 3146に準拠し、熱流束示差走査熱量測定で測定した値とする。
硬質層のガラス転移温度は、50℃以上200℃以下が好ましく、60℃以上150℃がより好ましい。硬質層のガラス転移温度が50℃以上であると、成形体の外観に優れる。また、硬質層のガラス転移温度が200℃以下であると、成形体の耐衝撃性に優れる。
尚、本明細書において、質量平均粒子径は、キャピラリー・ハイドロ・ダイナミック・フロー・フラクショネーションで測定した値とする。
樹脂組成物(A2)は、樹脂(A1)と耐衝撃性改良剤(a)とを含む。
樹脂組成物(A2)中の樹脂(A1)と耐衝撃性改良剤(a)との組成比は、樹脂組成物(A2)100質量%中、樹脂(A1)20質量%以上99質量%以下、耐衝撃性改良剤(a)1質量%以上80質量%以下が好ましく、樹脂(A1)55質量%以上80質量%以下、耐衝撃性改良剤(a)20質量%以上45質量%以下がより好ましい。樹脂(A1)20質量%以上、耐衝撃性改良剤(a)80質量%以下であると、アクリル樹脂本来の性能を損なわない。また、樹脂(A1)99質量%以下、耐衝撃性改良剤(a)1質量%以上であると、成形体の耐衝撃性に優れる。
傷付防止剤(B)は、成形体の耐傷付性に優れることから、下記に示す成分(B2)及び成分(B3)を含み、更に、成形体の耐傷付性に更に優れることから、下記に示す成分(B1)及び成分(B4)を含むことが好ましい。
成分(B1)エチレン・α−オレフィン共重合ゴム又はエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム
成分(B2)エチレンと少なくとも1種のビニル単量体との共重合体で、エチレン・α−オレフィン共重合ゴム及びエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム以外の共重合体
成分(B3)高級脂肪酸アミド
成分(B4)グラフト共重合体
成分(B1)は、エチレン・α−オレフィン共重合ゴム又はエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴムである。
成分(B2)は、エチレンと少なくとも1種のビニル単量体との共重合体で、エチレン・α−オレフィン共重合ゴム及びエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム以外の共重合体である。
尚、本明細書において、融点は、示差走査熱量計を用い、示差走査熱量測定で得られた加熱時の曲線で観察される融解曲線の主融解ピークの頂点温度とする。
成分(B3)は、高級脂肪酸アミドである。
高級脂肪酸アミドとしては、例えば、飽和脂肪酸アミド、不飽和脂肪酸アミド、ビス脂肪酸アミド等挙げられる。これらの高級脂肪酸アミドは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
高級脂肪酸アミドの炭素数は、10〜25が好ましく、12〜22がより好ましい。高級脂肪酸アミドの炭素数が10以上であると、成分(B1)との相溶性に優れ、成形体の耐傷付性に優れる。また、高級脂肪酸アミドの炭素数が25以下であると、製造が容易である。
不飽和脂肪酸アミドとしては、例えば、エルカ酸アミド、オレイン酸アミド、ブラシジン酸アミド、エライジン酸アミド等が挙げられる。
ビス脂肪酸アミドとしては、例えば、メチレンビスステアリン酸アミド、メチレンビスオレイン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスオレイン酸アミド等のビス脂肪酸アミド;ステアリルエルカ酸アミド、オレイルパルミチン酸アミド等が挙げられる。
これらの飽和脂肪酸アミド、不飽和脂肪酸アミド、ビス脂肪酸アミドは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの飽和脂肪酸アミド、不飽和脂肪酸アミド、ビス脂肪酸アミドの中でも、成形体の耐傷付性に優れることから、ステアリン酸アミド、ベヘニン酸アミド、エルカ酸アミド、オレイン酸アミド、エチレンビスオレイン酸アミドが好ましく、エルカ酸アミド、オレイン酸アミド、エチレンビスオレイン酸アミドがより好ましい。
成分(B4)は、グラフト共重合体である。
グラフト共重合体は、主鎖(B4−1)と側鎖(B4−2)とを有するグラフト共重合体が好ましい。
ビニル単量体としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、iso−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)アクリレート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート化合物;(メタ)アクリル酸;マレイン酸;酢酸ビニル、酪酸ビニル等のカルボン酸ビニル化合物等が挙げられる。これらのビニル単量体は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらのビニル単量体の中でも、成分(B2)との相溶性に優れることから、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、酢酸ビニルが好ましく、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレートがより好ましい。
側鎖(B4−2)のセグメントを構成するための単量体としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、iso−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)アクリレート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート化合物;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有化合物;(メタ)アクリル酸、マレイン酸等のカルボキシル基含有化合物;(メタ)アクリロニトリル;(メタ)アクリルアミド、N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、メチレンビス(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド化合物;スチレン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物;エチレン、プロピレン、ブテン、イソブテン等のオレフィン化合物等が挙げられる。これらの単量体は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの単量体の中でも、成分(B1)と成分(B2)の両者との相溶性に優れることから、アルキル(メタ)アクリレート化合物、水酸基含有化合物、芳香族ビニル化合物を併用することが好ましく、ブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、スチレンを併用することがより好ましい。
側鎖(B4−2)は、アルキル(メタ)アクリレート化合物、水酸基含有化合物及び芳香族ビニル化合物のように、それぞれ極性の異なる単量体によりセグメントを構成することで、成分(B1)と成分(B2)の両者との相溶性に優れる。
傷付防止剤(B)中の成分(B1)、成分(B2)、成分(B3)、成分(B4)の組成比は、成形体の耐傷付性に優れることから、傷付防止剤(B)100質量%中、成分(B1)10質量%以上40質量%以下、成分(B2)35質量%以上70質量%以下、成分(B3)10質量%以上30質量%以下、成分(B4)5質量%以上40質量%以下が好ましく、成分(B1)15質量%以上35質量%以下、成分(B2)40質量%以上60質量%以下、成分(B3)15質量%以上25質量%以下、成分(B4)10質量%以上30質量%以下がより好ましい。
熱可塑性樹脂組成物中の傷付防止剤(B)の含有量は、アクリル樹脂(A)100質量部に対して、2質量部以上20質量部以下が好ましく、3質量部以上12質量部以下がより好ましい。傷付防止剤(B)の含有量が2質量部以上であると、成形体の耐傷付性に優れる。また、傷付防止剤(B)の含有量が20質量部以下であると、成形体の耐熱性、表面硬度に優れる。
他の添加剤としては、例えば、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電防止剤、難燃剤、顔料等の着色剤等が挙げられる。これらの他の添加剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
熱可塑性樹脂組成物中の他の添加剤の含有量は、アクリル樹脂本来の性能を損なわないことから、アクリル樹脂100質量部に対して、20質量部以下が好ましく、0質量部以上20質量部以下がより好ましく、0.01質量部以上10質量部以下が更に好ましい。
本発明の成形体は、本発明の熱可塑性樹脂組成物を成形して得られる。
成形温度、成形圧力等の成形条件は、適宜設定すればよい。
尚、本明細書において、成形体の耐傷付性試験前後のΔE*abは、色彩計を用い、入射光束を直径15mmの条件で測定した値とする。
また、本明細書において、耐傷付性試験は、学振型摩擦試験機を用い、摩擦子としてガーゼを用い、荷重500gの条件で距離100mmを200往復させる試験とする。
尚、本明細書において、成形体の耐候性試験前後のΔE*abは、色彩計を用い、入射光束を直径15mmの条件で測定した値とする。
また、本明細書において、耐候性試験は、サンシャインウェザーメーターを用い、温度63℃、試験時間2000時間、12分間の純水スプレーを102分ごとのサイクルとする降雨条件とする。
車両外装材料としては、例えば、メーターカバー、ドアミラーハウジング、ピラーカバー(サッシュカバー)、ライセンスガーニッシュ、フロントグリル、フォグガーニッシュ、エンブレム等が挙げられる。
実施例・比較例で得られた成形体(幅140mm、長さ140mm、厚さ3mm)について、傷付防止剤に起因するシルバーストリーク欠陥(銀条と呼ばれる液体が流れたような跡)が成形体表面に発生しているか目視で確認し、以下のように評価した。
A:シルバーストリーク欠陥が確認されなかった
C:シルバーストリーク欠陥が確認された
実施例・比較例で得られた成形体(幅140mm、長さ140mm、厚さ3mm)を平台に設置し、学振型摩擦試験機(染色物摩擦堅牢度試験機、機種名「RT−200」、(株)大栄科学精器製作所製)を用い、摩擦子としてカネクラガーゼ(商品名、ケアライフ・メディカルサプライ(株)製)を5枚重ねたものを用い、荷重500gの条件で距離100mmを200往復させ、耐傷付性試験を行った。耐傷付性試験前後の成形体について、往復させる又は往復させた方向に対して平行な方向に光線を入射させ、ΔE*ab(L*a*b*表色系における色差)とΔG60(60°光沢値)を測定した。
ΔE*abについては、色彩計(機種名「カラーコンピュータSM−T」、スガ試験機(株)製)を用い、入射光束を直径15mmの条件で測定し、以下のように評価した。
A:2未満
B:2以上4未満
C:4以上
ΔG60については、光沢計(機種名「True Gloss GM−26PRO」、(株)村上色彩技術研究所製)を用いて測定し、以下のように評価した。
A:2未満
B:2以上4未満
C:4以上
実施例・比較例で得られた成形体(幅140mm、長さ140mm、厚さ3mm)について、サンシャインウェザーメーター(機種名「WEL−SUN−HCH」、スガ試験機(株)製)を用い、ブラックパネル温度63℃、試験時間2000時間、12分間の純水スプレーを102分ごとのサイクルとする降雨条件とし、耐候性試験を行った。耐候性試験前後の成形体について、ΔE*ab(L*a*b*表色系における色差)を測定した。
ΔE*abについては、色彩計(機種名「カラーコンピュータSM−T」、スガ試験機(株)製)を用い、入射光束を直径15mmの条件で測定し、以下のように評価した。
A:3未満
B:3以上5未満
C:5以上
実施例・比較例で得られた成形体について、ISO306に準拠し、荷重50N、昇温速度50℃/時間の条件で、ビカット軟化温度(℃)を測定し、以下のように評価した。
A:100℃以上
B:90℃以上100℃未満
C:90℃未満
アクリル樹脂(A−1):アクリペット VH PTN0020(商品名、三菱レイヨン(株)製、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位98質量%程度含むアクリル樹脂)
アクリル樹脂(A−2):アクリペット IR K304 PTN0020(商品名、三菱レイヨン(株)製、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位98質量%程度含む樹脂とブチルアクリレート単位40質量%程度含む耐衝撃性改良剤との混合物)
傷付防止剤(B−1):ノフアロイ KA832(商品名、日油(株)製、成分(B1)エチレン・1−オクテン共重合ゴム、成分(B2)エチレン・エチルアクリレート共重合体、成分(B3)エルカ酸アミド、成分(B4)主鎖エチレン・エチルアクリレート共重合体で側鎖n−ブチルアクリレート・2−ヒドロキシプロピルアクリレート・スチレン共重合体のグラフト共重合体、成分(B1):成分(B2):成分(B3):成分(B4)=約20:約40:約20:約20(質量比))
傷付防止剤(B’−1):SH−200(商品名、東レ・ダウコーニング(株)製、シリコーンオイル)
得られたペレットを射出成形機(機種名「FAS−T100D」、ファナック(株)製)に供給し、成形温度を250℃とし、各種成形体を得た。
得られた成形体の評価結果を、表1に示す。
表1に示す配合とした以外は、実施例1と同様に操作を行い、各種成形体を得た。
得られた成形体の評価結果を、表1に示す。
一方、比較例1で得られた成形体は、実施例(特に、実施例1〜3)と比較して、耐傷付性に劣った。また、比較例2〜3で得られた成形体は、傷付防止剤としてシリコーンオイルを用いたため、外観、耐候性に劣った。更に、比較例4で得られた成形体は、実施例(特に、実施例4)と比較して、耐傷付性に劣った。
Claims (16)
- アクリル樹脂(A)及び傷付防止剤(B)を含む、熱可塑性樹脂組成物であって、
前記アクリル樹脂(A)が、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上有する樹脂(A1)を含み、
前記傷付防止剤(B)が、下記に示す成分(B2)及び成分(B3)を含む、熱可塑性樹脂組成物。
成分(B2)エチレンと少なくとも1種のビニル単量体との共重合体で、エチレン・α−オレフィン共重合ゴム及びエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム以外の共重合体
成分(B3)高級脂肪酸アミド - 前記傷付防止剤(B)が、更に下記に示す成分(B1)を含む、請求項1に記載の熱可塑性樹脂組成物。
成分(B1)エチレン・α−オレフィン共重合ゴム又はエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム - 前記傷付防止剤(B)が、更に下記に示す成分(B4)を含む、請求項1に記載の熱可塑性樹脂組成物。
成分(B4)グラフト共重合体 - 前記傷付防止剤(B)の含有量が、前記アクリル樹脂(A)100質量部に対して、2質量部以上20質量部以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上有する樹脂(A1)が、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位及びメチルアクリレート由来の繰り返し単位を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上有する樹脂(A1)の質量平均分子量が、20000以上200000以下である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- 前記アクリル樹脂(A)が、更に、炭素数2〜8のアルキルアクリレート由来の繰り返し単位を20質量%以上有する耐衝撃性改良剤(a)を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の熱可塑性樹脂組成物を含む成形体。
- 耐傷付性試験前後のΔE*abが、3以下である、請求項8に記載の成形体。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の熱可塑性樹脂組成物を含む車両外装材料。
- 請求項8又は9に記載の成形体を含む車両外装材料。
- アクリル樹脂(A)及び傷付防止剤(B)を含む、成形体であって、
耐候性試験前後のΔE*abが、3未満であり、
前記アクリル樹脂(A)が、メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を80質量%以上有する樹脂(A1)を含み、
前記傷付防止剤(B)が、下記に示す成分(B2)及び成分(B3)を含む、成形体。
成分(B2)エチレンと少なくとも1種のビニル単量体との共重合体で、エチレン・α−オレフィン共重合ゴム及びエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム以外の共重合体
成分(B3)高級脂肪酸アミド - 前記傷付防止剤(B)が、更に下記に示す成分(B1)を含む、請求項12に記載の熱可塑性樹脂組成物。
成分(B1)エチレン・α−オレフィン共重合ゴム又はエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム - 前記アクリル樹脂(A)が、更に、炭素数2〜8のアルキルアクリレート由来の繰り返し単位を20質量%以上有する耐衝撃性改良剤(a)を含む、請求項12に記載の成形体。
- 耐傷付性試験前後のΔE*abが、3以下である、請求項12〜14のいずれか一項に記載の成形体。
- 請求項12〜15のいずれか一項に記載の成形体を含む車両外装材料。
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