JPWO2016158212A1 - レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドを含む食品組成物 - Google Patents

レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドを含む食品組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】生活習慣病を予防、改善し、健常な身体状態を維持するうえで有効なレスベラトロール含有食品組成物を提供する。【解決手段】レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドを含む食品組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドを含む食品組成物に関する。
近年、多くの人々が肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧をはじめとする、いわゆる生活習慣病に悩まされている。生活習慣病は遺伝的な要素もあるが、主として日常生活の生活習慣の乱れから引き起こされており、食生活、運動、飲酒、喫煙、ストレスなどの要因が生活習慣病と深く関わっている。特に、食生活の欧米化が進んだ飽食の現代社会においては、高カロリー、高脂肪の食品を摂取する食生活が日常的となっており、こうした栄養バランスの偏った食生活が生活習慣病に大きく影響していると考えられている。したがって、生活習慣病を予防して、あるいは症状が軽いうちに治して健康を維持するためには、栄養バランスの整った食生活を送ることが重要となる。
このような近年の食生活の状況、さらには人口の高齢化に伴い、健康を維持、管理するための正しい食生活に対する関心が非常に高まってきている。その結果、日常生活で不足しがちな栄養素を手軽に補うことができる健康食品・サプリメントの市場規模は年々拡大している。
最近の健康志向の高まりを受けて、市場には多くの健康食品・サプリメントが出回っているが、それらに添加されている機能性成分のうち、近年急速に脚光を浴びているものの1つがレスベラトロール(Resveratrol)である。レスベラトロールは、スチルベノイドポリフェノールの一種であり、いくつかの植物でファイトアレキシン(phytoalexin)として機能しており、また、ブドウの果皮、赤ワイン、ピーナッツの皮、イタドリ、グネモンなどに含まれる。レスベラトロールには、寿命延長作用、女性ホルモン用作用、抗酸化作用、チロシナーゼ活性阻害作用、抗菌作用、メタボリックシンドローム改善作用、神経保護作用など、多様な生理的機能が知られており、今、非常に注目を集めている機能性成分である。
レスベラトロールの有効性に関する臨床試験としては、血圧が高めの被験者に対して血管拡張反応の改善、動脈硬化予防、脳の血流量増加による認知症予防の可能性などが報告されている(非特許文献1、2)。また、血中の増殖因子IGF−1やその結合タンパク質IGFBP-3の減少が認められたことから、乳がんや肺がんのリスクを低減する可能性が報告されている(非特許文献3)。さらには、肥満男性のエネルギー消費、代謝率、血糖値、血圧低下などの報告がなされている(非特許文献4)。
一方、レスベラトロールを含む機能性組成物については多数報告されており、例えば、マルチトールとレスベラトロールを含有する、肝機能障害の予防及び/又は治療のための医薬組成物(特許文献1)、所定の構造をもつ2種のレスベラトロール誘導体を有効成分とする代謝促進剤組成物(特許文献2)、ε−ビニフェリンを含む植物抽出物にトランスレスベラトロールを含有する血圧降下剤(特許文献3)、ヨーロッパ系ブドウ属(Vitis Vinifera)又は/及びアメリカ系ブドウ(Vitis Labrusca)に属する植物の芽及び蔓から炭素数1以上5以下の極性溶媒で抽出して得られたレスベラトロール類を含有する組成物を有効成分として含む、5α−レダクターゼ阻害剤、ヒアルロニダーゼ阻害剤、エラスターゼ阻害剤、線維芽細胞増殖作用剤、コラーゲン産生促進剤又はリパーゼ阻害剤(特許文献4)、活性成分として、レスベラトロール又はその誘導体、代謝物若しくは類似体を含み、さらに、EGCG、ゲニステイン、ビタミンE、多価不飽和脂肪酸、γ−リノレン酸及びビタミンKから選択される少なくとも1種の付加的な成分を含む、抗炎症効果を有する栄養補助食品組成物(特許文献5)などがある。
Wong RH et al., Nutr Metab Cardiovasc Dis., 21(11), 851-6, 2011. Kennedy DO, et al., Am J Clin Nutr., 91(6), 1590-7, 2010. Brown VA, et al., Cancer Res., 70(22), 9003-11, 2010. Timmers S, et al., Cell Metabolism 14(5), 612-622, 2011.
特開2014−129324号公報 特開2014−70053号公報 特開2013−43887号公報 特開2008−239576号公報 特表2006−528950号公報
前述した背景技術で述べたように、レスベラトロールには、生活習慣病を予防し、健康を維持するうえで役立つと考えられる生理的作用、すなわち、抗酸化作用や血糖値の正常化作用などが報告されている。そのため、そうした生理的作用による効果を期待して、レスベラトロールを含む数多くの食品組成物が市場に出回っている。
しかしながら、それら従来の食品組成物は、生活習慣病を予防、改善し、健常な身体状態を維持する点において必ずしも十分なものとはいえず、さらなる改善が必要であった。
そこで、本発明は、生活習慣病を予防、改善し、健常な身体状態を維持するうえで有効なレスベラトロール含有食品組成物の提供を課題とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意研究した結果、レスベラトロールと補酵素NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)の生合成に関与する中間代謝物であるニコチンアミドモノヌクレオチドとを組み合わせることによって、適正な基準範囲を超えた血中の総コレステロール、低比重リポ蛋白コレステロール、中性脂肪、及び尿酸の各値を正常な方向に向かわせることができること、したがって、それらの組み合わせが生活習慣病を予防、改善し、健常な身体状態を維持するうえで非常に有効であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドを含む食品組成物である。
本発明の食品組成物は、適正な基準範囲を超えた血中の総コレステロール、低比重リポ蛋白コレステロール、中性脂肪、及び尿酸の各値を正常な方向に向かわせることができるため、生活習慣病を予防、改善し、健常な身体状態を維持するうえで非常に有効である。
ナイアシンに関与する代謝経路を示す説明図である。
本発明の食品組成物は、レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドを含むことを特徴としており、両者を併用したことにより、血中の総コレステロール、低比重リポ蛋白コレステロール、中性脂肪、及び尿酸の各値の正常化作用 を効果的に発揮する。レスベラトロールにニコチンアミドモノヌクレオチドを組み合わせることによって、そのような作用効果が得られる詳細な理由は不明であるが、NAD依存性脱アセチル化酵素Sirt1、Sirt3に代表される「サーチュイン」へのレスベラトロールの作用をニコチンアミドモノヌクレオチドが促進し、その結果、生体内の代謝が活性化されることが理由の1つとして考えられる。以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の食品組成物に含まれるレスベラトロール(化学式:C1412)は、下記の構造式[化1]で表される化合物であり、前述したように、ブドウの果皮、赤ワイン、ピーナッツの皮、イタドリ、グネモンなどに含まれる抗酸化物質として知られている。本発明で使用するレスベラトロールには、トランス及びシス異性体、トランスーシス異性体混合物、二量体、メチル化レスベラトロール等のレスベラトロール誘導体が含まれる。通常は熱に対して安定なトランス異性体が健康食品等に使用される。また、レスベラトロールは、あらゆる起原原料から抽出、精製して調製されたもののほか、合成的に調製されたものでもよい。レスベラトロールの製造方法は多数報告されており、例えば、3,5−ジヒドロキシ安息香酸を出発物質とし、フェノール性水酸基のアセチル基による保護、酸塩化物への変換、パラジウム触媒を用いたスチレン誘導体とのカップリング、加水分解による脱保護を行う方法、パラジウム触媒を用いて3,5−ジアセトキシスチレンとp−アセトキシヨードベンゼンのHeck型カップリングを行い、加水分解する方法等が知られている。また、レスベラトロールは市販されており、それらの市販品を購入して使用することができる。
Figure 2016158212
本発明の食品組成物に含まれるニコチンアミドモノヌクレオチド(化学式:C1115P)は、下記の構造式[化2]で表される化合物であり、一般にNMN(Nicotinamide mononucleotide)と呼ばれており、補酵素NADの生合成に関与する中間代謝物として知られている。生体内では、肝臓組織によるNAD代謝経路、すなわち、キヌレニン経路を経てキノリン酸からニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)の合成に向かう経路において産生されている。この点について、図1を参照して具体的に説明する。生体内においては、トリプトファンを出発物質とした場合、トリプトファンはトリプトファン代謝経路であるキヌレニン経路を経てキノリン酸(QA)に変換され、さらにニコチン酸モノヌクレオチド(NaMN)となる。他方、ニコチン酸(Na)を出発物質とした場合、ニコチン酸は直接NaMNに変換される。NaMNはその後、ニコチン酸アデニンジヌクレオチド(NaAD)を経て、NADサイクルによってNAD、ニコチンアミド(NaM)、ニコチンアミドモノヌクレオチドと相互に変換される。ニコチンアミド(NaM)は、ニコチンアミドホスホリボシルトランスフェラーゼ(NAMPT)によってニコチンアミドモノヌクレオチドに変換され、次いでニコチンアミドモノヌクレオチドがニコチンアミドモノヌクレオチドアデニルトランスフェラーゼ(NMNAT)により変換されてNADが生成される。なお、ニコチンアミドリボシド(NR)からもニコチンアミドモノヌクレオチドが産生される。
Figure 2016158212
ニコチンアミドモノヌクレオチドには光学異性体としてα体、β体の2種類が存在しているが、本発明ではβ体が使用される。ニコチンアミドモノヌクレオチドは、例えば、ニコチンアミドとリボースからニコチンアミドリボシドを合成し(Bioorg. Med. Chem. Lett., 12, 1135-1137 (2002) 参照)、次いで、リボース部分の5位水酸基のリン酸化する(Chem. Comm., 1999, 729-730参照)ことにより得ることができる。具体的には、例えば、まず、ニコチンアミドとL−リボーステトラアセテートとを、無水アセトニトリルに溶解し、窒素気流下、トリメチルシリルトリフルオロスルホン酸を過剰量添加後、室温にて撹拌し、メタノールを添加して反応を停止させた上記反応液を、活性炭を充填したカラムに付し、蒸留水で洗浄後、メタノールで溶出して生成物を回収する。次いで、この生成物のL−リボース部分の5位水酸基のリン酸化反応を行うために、上記生成物をトリメトキシリン酸に溶解し、氷冷下、オキシ塩化リンを滴下し、窒素気流下で撹拌し、水酸化ナトリウム水溶液を添加して中和させ、反応を停止させた上記反応液に、冷アセトニトリル−エーテル溶液を添加する。その後、下層(水相)を陰イオン交換樹脂に通して反応物を回収し、さらに陽イオン交換樹脂で精製することにより、ニコチンアミドモノヌクレオチドを回収することができる。また、ニコチンアミドモノヌクレオチドは市販されており、それらの市販品を購入して使用することができる。
本発明の食品組成物において、レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドの配合割合については限定されるものではないが、本発明の効果を最大限に引き出す観点からは、成人1日当たりの摂取量において、レスベラトロールが1〜100質量部に対して、ニコチンアミドモノヌクレオチドが1〜25質量部となるように両者の配合割合を調整することが好ましい。
本発明の食品組成物には、前記成分に加えてさらにトリプトファン及びナイアシン(ビタミンB3;ニコチン酸及びニコチン酸アミドの総称)とその代謝物からなる群より選択される1種又は2種以上を含めることが好ましい。それにより、血液中の中性脂肪値の改善効果がより一層強化される。この強化される理由は不明ではあるが、トリプトファン及びナイアシンとその代謝物の大半が生体内酸化還元反応の補酵素として機能していることから、細胞内エネルギー代謝が関係していると考えられる。前記ナイアシンの代謝物としては、ニコチン酸アデニンジヌクレオチド、ニコチン酸モノヌクレオチド、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸、ニコチンアミドリボシド及びADPリボースが挙げられる。
本発明の食品組成物には、前記成分のほか、栄養補助成分、賦形剤、結合剤、分散剤、潤滑剤、崩壊剤、乳化剤、溶解補助剤、pH調整剤、酸化防止剤、呈味改良剤などを、本発明の効果を阻害しない範囲で適宜添加することができる。
前記栄養補助成分としては、アミノ酸類、ミネラル類、ビタミン類、補酵素類、植物エキス、コラーゲン、エラスチン、ペプチド、ムコ多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン等)などが例示される。
前記賦形剤としては、乳糖、ショ糖、果糖、ブドウ糖、ブドウ糖水和物、白糖、精製白糖、キシリトール、ソルビトール、マンニトール、パラチノース、還元パラチノース、粉末還元麦芽糖、水アメ、カルメロース、デキストリン、トウモロコシデンプン、アルファー化デンプン、部分アルファー化デンプン、バレイショデンプン、コーンスターチ、ヒドロキシプロピルスターチ、アミノ酸、カオリン、無水ケイ酸、ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、重炭酸ナトリウム、リン酸カルシウム、リン酸二水素カルシウム、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、脂肪酸又はその塩、脂肪酸モノグリセリド及びジグリセリド、各種スピリッツ、オリーブ油、ダイズ油、トウモロコシ油、脂肪油、油脂、プロピレングリコール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリンなどが例示される。
前記結合剤としては、結晶セルロース、結晶セルロース・カルメロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、カルメロースナトリウム、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、コムギデンプン、コメデンプン、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、アルファー化デンプン、部分アルファー化デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、デキストリン、プルラン、ポリビニルピロリドン、アミノアルキルメタクリレートコポリマーE、アミノアルキルメタクリレートコポリマーRS、メタクリル酸コポリマーL、メタクリル酸コポリマー、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、アラビアゴム末、寒天、ゼラチン、白色セラック、トラガント、マクロゴールなどが例示される。
前記分散剤又は潤滑剤としては、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸、含水二酸化ケイ素、ショ糖脂肪酸エステル、コムギデンプン、コメデンプン、トウモロコシデンプン、合成ケイ酸アルミニウム、乾燥水酸化アルミニウムゲル、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、リン酸水素カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、水素添加植物油、ポリエチレングリコール、軽質無水ケイ酸、合成ケイ酸アルミニウム、マクロゴール、タルクなどが例示される。
前記崩壊剤としては、結晶セルロース、メチルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロース、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム、クロスカルメロースナトリウム、コムギデンプン、コメデンプン、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、部分アルファー化デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキシメチルスターチナトリウム、トラガントなどが例示される。
前記乳化剤としては、大豆レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸ポリオキシル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、ポリソルベート、モノステアリン酸グリセリン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロマクロゴールなどが例示される。
前記溶解補助剤としては、リン酸ナトリウム、ポリソルベート類、前記pH調整剤としては、クエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸、酒石酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、乳酸、前記酸化防止剤としては、アスコルビン酸、エリソルビン酸、カテキン、前記呈味改良剤としては、各種果汁・野菜エキスなどが例示される。
その他の配合可能な成分としては、クランベリー果汁、オレンジ果汁、アセロラ果汁、ブドウ果汁、リンゴ果汁、モモ果汁、マスカット果汁、パイナップル果汁、ライチ果汁、ラズベリー果汁、ザクロ果汁、キウイフルーツ果汁、チェリー果汁、ブルーベリー果汁、ハスカップ果汁、グレープフルーツ果汁、ライム果汁などの飲料基質が挙げられる。また、アサイーピューレ、マンゴーピューレ、アプリコットペースト、アロニアエキス、植物発酵エキス、ブドウ果皮エキス末、ブドウ種子エキス末、ブドウ若芽エキス末、ザクロ種子エキス末、フランス海岸松樹皮エキス末、金時ショウガエキスなどを配合することも可能である。
本発明の食品組成物の製造方法は特に限定されず、該食品組成物の形態に応じてそれを製造するのに用いられる一般的な製造方法を適宜選択して行えばよい。例えば、該食品組成物の形態が粉末剤であれば、レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチド、及び必要に応じて配合される他の成分を均一に混練して製造することができる。各成分の配合量は適宜決定すればよい。なお、前述したように、必須成分であるレスベラトロール及びニコチンアミドモノヌクレオチドは市場に流通しており、商業的に入手することができる。特に、ニコチンアミドモノヌクレオチドについては、近年、ニコチンアミドモノヌクレオチドの品質管理体制及び量産体制が確立され、食品組成物原料としての供給が可能となっており、さらには食品組成物としての安定性について確認されている。
本発明の食品組成物は各種の食品や飲料として提供される。その場合、一般の栄養補助食品と同様の形態、すなわち、粉末剤、錠剤、丸剤、顆粒剤、ハードカプセル剤、ソフトカプセル剤、ゼリー剤、液剤、ペースト剤等に加工して提供することができる。
本発明の食品組成物を摂取する場合、該食品組成物に含まれるレスベラトロールの成人1日当たりの摂取量は、通常1mg〜1000mg、好ましくは1mg〜500mg、より好ましくは1mg〜100mgの範囲である。1mgよりも少ないと、本発明の効果が得られなくなるおそれがあり、一方、1000mgより多くしても得られる効果は特に変わらず、経済的に不利となる。
本発明の食品組成物は、生活習慣病を予防、改善するうえで有益であるが、好ましくは、血液中の総コレステロール低減用食品組成物として使用することができる。すなわち、本発明の食品組成物を摂取させることにより、適正な基準範囲を超えた血液中の総コレステロールを低減することができる。コレステロールは、肝臓で作られ、細胞の膜を構成したり、腸内での脂肪の消化に役立つ胆汁酸や性ホルモンを生成する大事な成分であるが、多すぎると、動脈壁に沈着して動脈硬化を引き起こす可能性が高くなる。特に、心筋梗塞などの虚血性心疾患の発生率は、血液中のコレステロールと相関していると言われている。血液中の総コレステロール値は、おおよその目安として、130〜219mg/dLが基準範囲とされているが、後述する実施例で示したとおり、本発明の食品組成物を連続してある程度の期間摂取させることにより、該基準範囲よりも高い総コレステロール値を低減させることができる。
また、本発明の食品組成物は、好ましくは、血液中の低比重リポ蛋白コレステロール低減用食品組成物として使用することができる。すなわち、本発明の食品組成物を摂取させることにより、適正な基準範囲を超えた血液中の低比重リポ蛋白コレステロール(LDLコレステロール)を低減することができる。低比重リポ蛋白コレステロールは、肝臓から全身の組織に運ばれるが、多すぎると、動脈壁に蓄積し動脈硬化を促進させるため、悪玉コレステロールとも呼ばれている。血液中の低比重リポ蛋白コレステロール値は、おおよその目安として、65〜139mg/dLが基準値範囲とされているが、後述する実施例で示したとおり、本発明の食品組成物を連続してある程度の期間摂取させることにより、該基準範囲よりも高い低比重リポ蛋白コレステロール値を低減させることができる。
また、本発明の食品組成物は、好ましくは、血液中の中性脂肪低減用食品組成物として使用することができる。すなわち、本発明の食品組成物を摂取させることにより、適正な基準範囲を超えた血液中の中性脂肪を低減することができる。中性脂肪は、食物摂取後小腸で吸収され、血液の中に入ってエネルギー源として使われるが、多すぎると、肥満、脂肪肝、糖尿病等の原因となり、また悪玉の低比重リポ蛋白コレステロールの増加につながるため、動脈硬化を進め脳卒中や心臓病の素地となる。血液中の中性脂肪値は、おおよその目安として、30〜149mg/dLが基準範囲とされているが、後述する実施例で示したとおり、本発明の食品組成物を連続してある程度の期間摂取させることにより、該基準範囲よりも高い中性脂肪値を低減させることができる。
また、本発明の食品組成物は、好ましくは、血液中の尿酸低減用食品組成物として使用することができる。すなわち、本発明の食品組成物を摂取させることにより、適正な基準範囲を超えた血液中の尿酸を低減することができる。尿酸は、遺伝子を構成するDNA、エネルギーを担当するATPが分解されてできた老廃物であるが、多すぎると、痛風、腎障害、尿路結石等の原因となり、またメタボリックシンドローム、高血圧、脂質異常症、糖尿病等の生活習慣病を合併しやすくなる。血液中の尿酸値は、おおよその目安として、男性3.8〜7.0mg/dL、女性2.5〜7.0mg/dLが基準値範囲とされているが、後述する実施例で示したとおり、本発明の食品組成物を連続してある程度の期間摂取させることにより、該基準値範囲よりも高い尿酸値を低減させることができる。
本発明の食品組成物は、老若男女を問わず摂取することができる。とりわけ、血中の総コレステロール、低比重リポ蛋白コレステロール、中性脂肪、尿酸の値が適正な基準範囲を超えている中高年に対して好適に適用される。摂取する期間は限定されないが、適正な基準範囲を超えた血中の総コレステロール、低比重リポ蛋白コレステロール、中性脂肪、尿酸の各値を正常な方向に向かわせるためには、長期間にわたって摂取することが好ましく、少なくとも4週間程度は毎日連続して摂取することが好ましい。
以下に実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
レスベラトロール20mg、及びβ−ニコチンアミドモノヌクレオチド20mgに対し、賦形剤(デンプン、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素)440mgを加えて均質に混練し、得られた生成物を市販のハードカプセルに充填することにより、ハードカプセル剤を作製した。
(実施例2)
レスベラトロール20mg、β−ニコチンアミドモノヌクレオチド20mg、及びナイアシンアミド120mgに対し、賦形剤(デンプン、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素)340mgを加えて均質に混練し、得られた生成物を市販のハードカプセルに充填することにより、ハードカプセル剤を作製した。
(比較例1)
レスベラトロール20mgに対し、賦形剤(デンプン、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素)480mgを加えて均質に混練し、得られた生成物を市販のハードカプセルに充填することにより、ハードカプセル剤を作製した。
(比較例2)
β−ニコチンアミドモノヌクレオチド40mgに対し、賦形剤(デンプン、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素)460mgを加えて均質に混練し、得られた生成物を市販のハードカプセルに充填することにより、ハードカプセル剤を作製した。
[総コレステロールに対する効果]
実施例1及び2で作製した各ハードカプセル剤を、それぞれ血中総コレステロール値が高めの3名の被験者(50歳代)に、1回当たり2カプセル、水又はぬるま湯とともに、1日1回(夕食前)の頻度で4週間(28日間)連続して摂取させた。
一方、比較例1及び2で作製した各ハードカプセル剤を、それぞれ血中総コレステロール値が高めの2名の被験者(50歳代)に、1回当たり2カプセル、水又はぬるま湯とともに、1日1回(夕食前)の頻度で4週間(28日間)連続して摂取させた。
そして、前記ハードカプセル剤の摂取前、及び摂取開始から4週間後に、被験者の血液を採取して、総コレステロール値(mg/dL)を酵素法により測定し、その平均値を求めた。結果を表1に示す。
Figure 2016158212
(結果)
表1に示した結果からわかるように、実施例1及び2で作製したハードカプセル剤を摂取させると、いずれの場合も総コレステロール値が有意に低下することが認められた。一方、比較例1及び2で作製したハードカプセル剤を摂取させると、いずれの場合も総コレステロール値のわずかな上昇が認められた。このことから、レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドを含む実施例1及び2の食品組成物は、比較例1及び2の食品組成物からは予測できない効果、すなわち、血液中の総コレステロール濃度の低減効果を有することが確認された。
[低比重リポ蛋白コレステロールに対する効果]
実施例1及び2で作製した各ハードカプセル剤を、それぞれ血中低比重リポ蛋白コレステロールが高めの3名の被験者(50歳代)に、1回当たり2カプセル、水又はぬるま湯とともに、1日1回(夕食前)の頻度で4週間(28日間)連続して摂取させた。
一方、比較例1及び2で作製した各ハードカプセル剤を、それぞれ血中低比重リポ蛋白コレステロールが高めの2名の被験者(50歳代)に、1回当たり2カプセル、水又はぬるま湯とともに、1日1回(夕食前)の頻度で4週間(28日間)連続して摂取させた。
そして、前記ハードカプセル剤の摂取前、及び摂取開始から4週間後に、被験者の血液を採取して、低比重リポ蛋白コレステロール(LDLコレステロール)値(mg/dL)を酵素法により測定し、その平均値を求めた。結果を表2に示す。
Figure 2016158212
(結果)
表2に示した結果からわかるように、実施例1及び2で作製したハードカプセル剤を摂取させると、いずれの場合も低比重リポ蛋白コレステロール値が有意に低下することが認められた。一方、比較例1及び2で作製したハードカプセル剤を摂取させると、比較例1ではほとんど変化がなかったが、比較例2では総コレステロール値の上昇が認められた。このことから、レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドを含む実施例1及び2の食品組成物は、比較例1及び2の食品組成物からは予測できない効果、すなわち、血液中の低比重リポ蛋白コレステロール濃度の低減効果を有することが確認された。
[中性脂肪に対する効果]
実施例1及び2で作製した各ハードカプセル剤を、それぞれ血中中性脂肪値が高めの3名の被験者(50歳代)に、1回当たり2カプセル、水又はぬるま湯とともに、1日1回(夕食前)の頻度で4週間(28日間)連続して摂取させた。
一方、比較例1及び2で作製した各ハードカプセル剤を、それぞれ血中中性脂肪値が高めの2名の被験者(50歳代)に、1回当たり2カプセル、水又はぬるま湯とともに、1日1回(夕食前)の頻度で4週間(28日間)連続して摂取させた。
そして、前記ハードカプセル剤の摂取前、及び摂取開始から4週間後に、被験者の血液を採取して、中性脂肪値(mg/dL)を酵素法により測定し、その平均値を求めた。結果を表3に示す。
Figure 2016158212
(結果)
表3に示した結果からわかるように、実施例1及び2で作製したハードカプセル剤を摂取させると、いずれの場合も中性脂肪値が有意に低下することが認められた。一方、比較例1及び2で作製したハードカプセル剤を摂取させると、比較例1は中性脂肪値の上昇が認められ、比較例2は変化がなかった。このことから、レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドを含む実施例1及び2の食品組成物は、比較例1及び2の食品組成物からは予測できない効果、すなわち、血液中の中性脂肪濃度の低減効果を有することが確認された。
[尿酸に対する効果]
実施例1で作製した各ハードカプセル剤を、血中尿酸値が高めの2名の被験者(50歳代)に、1回当たり2カプセル、水又はぬるま湯とともに、1日1回(夕食前)の頻度で4週間(28日間)連続して摂取させた。
一方、比較例1及び2で作製した各ハードカプセル剤を、それぞれ血中尿酸値が高めの2名の被験者(50歳代)に、1回当たり2カプセル、水又はぬるま湯とともに、1日1回(夕食前)の頻度で4週間(28日間)連続して摂取させた。
そして、前記ハードカプセル剤の摂取前、及び摂取開始から4週間後に、被験者の血液を採取して、尿酸値(mg/dL)を酵素法により測定し、その平均値を求めた。結果を表4に示す。
Figure 2016158212
(結果)
表4に示した結果からわかるように、実施例1で作製したハードカプセル剤を摂取させると、尿酸値が有意に低下することが認められた。一方、比較例1及び2で作製したハードカプセル剤を摂取させると、いずれの場合も尿酸値の上昇が認められた。このことから、レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドを含む実施例1の食品組成物は、比較例1及び2の食品組成物からは予測できない効果、すなわち、血液中の尿酸濃度の低減効果を有することが確認された。

Claims (13)

  1. レスベラトロールとニコチンアミドモノヌクレオチドを含む食品組成物。
  2. トリプトファン、及びナイアシンとその代謝物からなる群より選択される1種又は2種以上を含む請求項1に記載の食品組成物。
  3. 前記代謝物が、ニコチン酸アデニンジヌクレオチド、ニコチン酸モノヌクレオチド、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸、ニコチンアミドリボシド及びADPリボースからなる群より選択される1種又は2種以上である請求項2に記載の食品組成物。
  4. 前記食品組成物の形態が、粉末剤、錠剤、丸剤、顆粒剤、ハードカプセル剤、ソフトカプセル剤、ゼリー剤、液剤、又はペースト剤である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の食品組成物。
  5. レスベラトロールの1日当たりの摂取量が1mg〜1000mgであり、ニコチンアミドモノヌクレオチドの1日当たりの摂取量が1mg〜100mgの範囲である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の食品組成物
  6. 前記食品組成物が、血液中の総コレステロール低減用食品組成物である請求項1〜5のいずれか1項に記載の食品組成物
  7. 前記食品組成物が、血液中の低比重リポ蛋白コレステロール低減用食品組成物である請求項1〜5のいずれか1項に記載の食品組成物
  8. 前記食品組成物が、血液中の中性脂肪低減用食品組成物である請求項1〜5のいずれか1項に記載の食品組成物
  9. 前記食品組成物が、血液中の尿酸低減用食品組成物である請求項1〜5のいずれか1項に記載の食品組成物
  10. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の食品組成物を摂取させる、血液中の総コレステロールを低減する方法(ヒトに対する医療行為を除く。)。
  11. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の食品組成物を摂取させることを特徴とする、血液中の低比重リポ蛋白コレステロールを低減する方法(ヒトに対する医療行為を除く。)。
  12. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の食品組成物を摂取させることを特徴とする、血液中の中性脂肪を低減する方法(ヒトに対する医療行為を除く。)。
  13. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の食品組成物を摂取させることを特徴とする、血液中の尿酸を低減する方法(ヒトに対する医療行為を除く。)。
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