JPWO2016147604A1 - ガラスパネルユニットの製造方法、ガラス窓の製造方法、およびスペーサ付きガラス基板の製造装置 - Google Patents

ガラスパネルユニットの製造方法、ガラス窓の製造方法、およびスペーサ付きガラス基板の製造装置 Download PDF

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Abstract

一対のガラス基板の間にスペーサが挟み込まれたガラスパネルユニットを、効率的に製造する。第一ガラス基板(11)と、貫通部(21)を設けた抜き型(2)と、シート材(3)と、パンチ部(4)とが、この順に並んで位置するようにセットされる。次いで、パンチ部(4)がシート材(3)に打ち込まれることで、抜き型(2)の貫通部(21)を通じてシート材(3)の一部が打ち抜かれる。打ち抜かれた一部が、パンチ部(4)によって第一ガラス基板(11)に配置され、この一部でスペーサが構成される。次いで、第一ガラス基板(11)に対してスペーサを挟むように第二ガラス基板が重ねられ、ガラスパネルユニットが形成される。

Description

本発明は、ガラスパネルユニットを製造するための技術に関し、詳しくは、一対のガラス基板間にスペーサが挟み込まれたガラスパネルユニットを製造するための技術に関する。
特許文献1には、一対の板ガラス間にスペーサが挟み込まれたガラスパネルユニットが記載されている。特許文献1に記載された製造方法では、予め円柱状に製造されたスペーサが、所定の配置で板ガラス(ガラス基板)上に配置される。スペーサが配置された板ガラス上に、別の板ガラス(ガラス基板)が重ねられることで、一対の板ガラス間にスペーサが挟み込まれたガラスパネルユニットが得られる。
特開平11−79799号公報
従来の方法には、スペーサが所定形状に製造される工程と、製造されたスペーサがいったん保管される工程と、保管されたスペーサが一対のガラス基板に挟み込まれる工程とが存在し、工程数が多いため効率が悪いという問題を有していた。
本発明が解決しようとする課題は、一対のガラス基板の間にスペーサが挟み込まれたガラスパネルユニットを、効率的に製造することにある。
本発明の一態様に係るガラスパネルユニットの製造方法は、下記の構成を具備する。
つまり、本発明の一態様に係るガラスパネルユニットの製造方法は、セット工程と、スペーサ形成工程と、組立工程とを具備する。
前記セット工程は、第一ガラス基板と、貫通部を設けた抜き型と、シート材と、パンチ部とが、この順に並んで位置するようにセットされる工程である。
前記スペーサ形成工程は、前記パンチ部が前記シート材に打ち込まれることで、前記抜き型の前記貫通部を通じて前記シート材の一部が打ち抜かれ、打ち抜かれた前記一部が、前記パンチ部によって前記第一ガラス基板に配置され、前記一部でスペーサが構成される工程である。
前記組立工程は、前記第一ガラス基板に対して前記スペーサを挟むように第二ガラス基板が重ねられ、前記第一ガラス基板と前記第二ガラス基板との間に、前記スペーサの位置する内部空間が形成される工程である。
本発明の一態様に係るガラス窓の製造方法は、本発明の一態様に係るガラスパネルユニットの製造方法で製造されたガラスパネルユニットに、窓枠を嵌め込む組立工程を備える。
本発明の一態様に係るスペーサ付きガラス基板の製造装置は、下記の構成を具備する。
つまり、本発明の一態様に係るスペーサ付きガラス基板の製造装置は、ガラスパネルユニットの一部を構成するスペーサ付きガラス基板を製造する装置であって、ガラス基板が配される基板配置部と、貫通部を設けた抜き型と、パンチ部とを具備する。パンチ部は、前記抜き型に被せられたシート材を、前記貫通部を通じて打ち抜くように設けている。前記抜き型は、前記基板配置部と前記パンチ部との間に位置する。前記シート材のうち前記パンチ部で打ち抜かれた一部が、前記パンチ部によって前記ガラス基板に配置され、スペーサを構成するように設けている。
図1は、実施形態1の製造装置が概略的に示される側面図である。 図2は、実施形態1の製造装置でシート材を打ち抜く様子が概略的に示される側面図である。 図3は、実施形態1の製造装置においてシート材とガラス基板が移動する様子が概略的に示される側面図である。 図4は、実施形態1の製造装置で製造されたスペーサ付きガラス基板とこれに接合されるガラス基板を示す斜視図である。 図5は、実施形態1の製造装置で製造されたスペーサ付きガラス基板を用いて形成されたガラスパネルユニットを示す斜視図である。 図6は、実施形態1の製造方法を示すフロー図である。 図7は、実施形態2の製造装置が概略的に示される斜視図である。 図8は、実施形態2の製造装置でシート材を打ち抜く様子が概略的に示される側面図である。 図9は、実施形態2の製造装置においてシート材とガラス基板が移動する様子が概略的に示される側面図である。 図10は、実施形態3の製造方法で製造されたガラスパネルユニットを示す平面図である。 図11は、図10のA−A線断面図である。 図12は、実施形態3の製造方法を示すフロー図である。 図13は、実施形態1のガラスパネルユニットを備えるガラス窓を示す平面図である。 図14は、実施形態1のガラスパネルユニットを備えるガラス窓の製造方法を示すフロー図である。
(実施形態1)
図1〜図3には、実施形態1の製造装置9が概略的に示されている。製造装置9は、スペーサ付きガラス基板100(図4参照)を製造する装置である。
スペーサ付きガラス基板100は、ガラスパネルユニット1の一部を構成するものであり、具体的には、ガラス基板11の一面111上に複数のスペーサ14が配置された構造を備える。
スペーサ付きガラス基板100に対して、ガラス基板11の一面111と対向するように別のガラス基板12が重ねられ、対向するガラス基板11,12の周縁間が枠状のシール材13で封止されることで、ガラスパネルユニット1(図5参照)が得られる。
以下においては、スペーサ付きガラス基板100を構成するガラス基板11を「第一ガラス基板」と称し、同一の符号11を付する。スペーサ付きガラス基板100に重ねるガラス基板12を「第二ガラス基板」と称し、同一の符号12を付す。
図1〜図3に示されるように、製造装置9は、基板配置部5、抜き型2およびパンチ部4を具備する。図1〜図3中において、矢印d1のむく方向が上方向であり、矢印d1と反対をむく方向が下方向である。
基板配置部5には、第一ガラス基板11が、一面111を上方にむけた所定姿勢で支持される。
抜き型2は、基板配置部5の上方に位置する。抜き型2は、基板配置部5に支持される第一ガラス基板11の一面111の上方に位置する。
抜き型2は、貫通部21を有する。貫通部21は、上下に貫通する一つの貫通孔211で構成される。抜き型2の上面に、貫通孔211を覆うようにシート材3が被せられる。シート材3の材質には、各種の樹脂、金属等が採用可能である。
パンチ部4は、抜き型2の上方に位置する。パンチ部4は、下方にむけて突出する柱状のパンチ41で構成される。パンチ41は、抜き型2に被せられたシート材3を、貫通孔211を通じて下方に打ち抜く部分である。
次に、製造装置9を用いてスペーサ付きガラス基板100を製造し、これを用いてガラスパネルユニット1を製造する方法について説明する。
本実施形態の製造方法は、セット工程S1、スペーサ形成工程S2、変位工程S3、組立工程S4および処理工程S5を備える。図6に示されるように、本実施形態の製造方法では、スペーサ形成工程S2が、変位工程S3を挟んで複数回繰り返し実行された後に、組立工程S4と処理工程S5が実行される。
以下、各工程について順に説明する。
<セット工程>
セット工程S1では、第一ガラス基板11、抜き型2、シート材3およびパンチ部4が、この順で下から上に位置するようにセットされる(図1参照)。シート材3は、抜き型2の上面に被せられる。パンチ部4を構成するパンチ41は、シート材3を挟んで、抜き型2が備える貫通孔211の真上に位置する。
<スペーサ形成工程>
スペーサ形成工程S2では、パンチ部4が、下方にむけて一直線状の軌道で打ち込まれる。パンチ部4が下方に打ち込まれることで、柱状のパンチ41が、シート材3の一部31を、抜き型2の貫通孔211を通じて下方に打ち抜く(図2の白抜き矢印参照)。
パンチ41によって打ち抜かれたシート材3の一部31は、パンチ41の先端面に当たった状態で、第一ガラス基板11の一面111に押し当てられる。
シート材3の一部31は、パンチ41の先端面によって、所定の圧力で所定時間だけ第一ガラス基板11の一面111上に押し付けられることで、一面111上に仮固定される。仮固定されたシート材3の一部31は、一面111上のスペーサ14を構成する。
<変位工程>
変位工程S3では、図3に白抜き矢印で示されるように、パンチ部4が上方に移動した後に、第一ガラス基板11とシート材3が水平方向に移動する。本実施形態では、第一ガラス基板11とシート材3の互いの移動方向が同一であるが、第一ガラス基板11とシート材3の互いの移動方向が相違することも有り得る。
また、第一ガラス基板11とシート材3が移動するのではなく、パンチ部4と抜き型2が移動する形態も採用可能である。また、第一ガラス基板11とシート材3が移動し、かつ、パンチ部4と抜き型2が移動する形態も採用可能である。
いずれの形態を採用した場合も、変位工程S3が実行された後に、再びスペーサ形成工程S2が実行されることで、シート材3の別の一部31が打ち抜かれ、別の一部31が第一ガラス基板11の一面111上に仮固定されることで、別のスペーサ14が形成される。
上述したように、本実施形態の製造方法では、スペーサ形成工程S2が、変位工程S3を挟んで複数回繰り返し実行される。つまり、パンチ部4と第一ガラス基板11の相対位置が変更されながらスペーサ形成工程S2が複数回実行されることで、第一ガラス基板11の一面111上には、複数のスペーサ14が互いに距離をあけて形成される。
これにより、複数のスペーサ14を備えるスペーサ付きガラス基板100(図4参照)が、効率的に製造される。
ところで、従来技術のようにあらかじめ多数のスペーサを製造して保管する場合、材質によっては、静電気等でスペーサ同士が吸着するおそれがあるが、上述のようにすることでスペーサ14同士が吸着する事態が抑えられる。そのため、スペーサ14の材質(シート材3の材質)の自由度が高まるという利点もある。
<組立工程>
組立工程S4では、図4に示されるように、スペーサ付きガラス基板100を構成する第一ガラス基板11の一面111の周縁部に、枠状のシール材13が配される。シール材13は、第一ガラス基板11の一面111上において、複数のスペーサ14を囲んで位置する。
さらに、組立工程S4では、第一ガラス基板11に対して複数のスペーサ14とシール材13を挟むように第二ガラス基板12が重ねられ、シール材13を介して第一ガラス基板11と第二ガラス基板12が接合される。
接合された第一ガラス基板11と第二ガラス基板12との間には、内部空間15が形成される(図5参照)。内部空間15には、複数のスペーサ14が位置する。複数のスペーサ14は、それぞれが第二ガラス基板12に接触し、第一ガラス基板11と第二ガラス基板12の距離を維持させる。
<処理工程>
処理工程S5では、第二ガラス基板12が備える通気孔16(図4参照)を通じて、内部空間15が所定の真空度に至るまで減圧されるかまたは内部空間15にガス(乾燥空気、アルゴン等)が供給され、その後に通気孔16が封止される。
処理工程S5を経ることで、図5に示されるガラスパネルユニット1が形成される。
ガラスパネルユニット1は、第一ガラス基板11と第二ガラス基板12の間に、減圧されるかまたはガスが供給された状態で密閉された内部空間15を備える。ガラスパネルユニット1はこの内部空間15を備えることで、高い断熱性を有する。
なお、内部空間15が減圧されず、かつ、ガスが供給されないことも有り得る。つまり、処理工程S5を備えない製造方法でガラスパネルユニット1が形成されることも有り得る。この場合の製造方法で形成されるガラスパネルユニット1も、断熱性を有する。
また、本実施形態では、第一ガラス基板11と第二ガラス基板12の間に多数のスペーサ14が略等間隔で配置されているが、スペーサ14の数や位置は特に限定されない。第一ガラス基板11の一面111上に一つのスペーサ14が配置されることも有り得る。
(実施形態2)
図7〜図9には、実施形態2の製造装置9が、概略的に示されている。以下において、本実施形態の製造装置9の構成のうち、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して詳しい説明を省略し、実施形態1と異なる構成について詳述する。
本実施形態の製造装置9が備える貫通部21は、互いに距離をあけて位置する複数の貫通孔211で構成される。複数の貫通孔211は、寸法形状が互いに同一である。複数の貫通孔211は、平面視において(上方から視たときに)マトリクス状に配置される。
また、本実施形態の製造装置9が備えるパンチ部4は、互いに距離をあけて位置する複数のパンチ41で構成される。複数のパンチ41は、寸法形状が互いに同一である。複数のパンチ41は、平面視においてマトリクス状に配置される。
複数のパンチ41の配置パターンは、平面視において、複数の貫通孔211の配置パターンと一致する。複数のパンチ41は、下方に位置する複数の貫通孔211に対して、一対一で突入可能である。
次に、本実施形態の製造装置9を用いてガラスパネルユニット1を製造するための各工程について説明する。本実施形態の製造方法は、実施形態1の製造方法と同様に、セット工程S1、スペーサ形成工程S2、変位工程S3、組立工程S4および処理工程S5を具備する。以下において、各工程の構成のうち実施形態1と同様の構成については詳しい説明を省略し、実施形態1と異なる構成について述べる。
<セット工程>
本実施形態のセット工程S1では、第一ガラス基板11、抜き型2、シート材3およびパンチ部4が、この順で位置するようにセットされる。セット工程S1が完了した時点において、抜き型2が備える複数の貫通孔211と、パンチ部4が備える複数のパンチ41とが、一対一で上下に対向して位置する(図7参照)。
<スペーサ形成工程>
スペーサ形成工程S2では、パンチ部4が備える複数のパンチ41が、シート材3に対して一体に打ち込まれる(図8の白抜き矢印参照)。これにより、抜き型2の複数の貫通孔211を通じて、シート材3の複数の部分311がそれぞれ打ち抜かれる。つまり、本実施形態においては、シート材3から打ち抜かれる複数の部分311が、パンチ部4で打ち抜かれるシート材3の一部31を構成する。
シート材3から打ち抜かれる複数の部分311は、打ち抜かれた直後に、複数のパンチ41によってそのまま第一ガラス基板11の一面111上に配置される。一面111上で仮固定された複数の部分311の各々が、スペーサ14を構成する。
<変位工程>
変位工程S3では、実施形態1と同様に、パンチ部4を上方に移動させた後に、第一ガラス基板11とシート材3を水平方向に移動させる(図9の白抜き矢印参照)。本実施形態においても、スペーサ形成工程S2が、変位工程S3を挟んで複数回繰り返し実行される。これにより、複数のスペーサ14を備えるスペーサ付きガラス基板100が製造される。
なお、スペーサ形成工程S2が一回実行された段階で、スペーサ付きガラス基板100が製造されることも有り得る。この場合、変位工程S3は不要である。
<組立工程、処理工程>
組立工程S4と処理工程S5は、実施形態1と同様である。両工程S4,S5をさらに経ることで、スペーサ付きガラス基板100を用いて製造されたガラスパネルユニット1が得られる。
(実施形態3)
実施形態3のガラスパネルユニット1とこれを製造する方法について、図10、図11および図12に基づいて説明する。以下において、実施形態1と同様の構成については、同一符号を付して詳しい説明を省略し、実施形態1と異なる構成について以下に詳述する。
図12に示すように、実施形態3のガラスパネルユニットの製造方法は、実施形態1のガラスパネルユニットの製造方法において、第二組立工程S6をさらに備えた方法である。
第二組立工程S6は、第一ガラス基板11と第三ガラス基板6とが、枠状のシール材71を介して接合され、シール材71に囲まれた第二内部空間72が形成される工程である(図11参照)。
シール材71の内側には、中空枠状のスペーサ73がさらに配置される。スペーサ73の中空部分には、乾燥剤74が充填される。
スペーサ73はアルミニウム等の金属で形成され、貫通孔731を内周側に有する。スペーサ73の中空部分は、貫通孔731を介して第二内部空間72に連通する。乾燥剤74は、たとえばシリカゲルである。シール材71は、たとえばシリコン樹脂、ブチルゴム等の高気密性の樹脂で形成される。
第二内部空間72は、第一ガラス基板11と第三ガラス基板6とシール材71とで密閉された空間である。第二内部空間72には、乾燥ガス700が充填される。乾燥ガス700は、たとえばアルゴン等の乾燥した希ガス、乾燥空気等である。乾燥空気には、第二内部空間72に封入された後に乾燥剤74の作用で乾燥した空気も含まれる。
実施形態3のガラスパネルユニット1は、厚み方向の両側に位置する第三ガラス基板6と第一ガラス基板11の間に、所定の真空度に至るまで減圧されるかまたはガスが供給された内部空間15と、乾燥ガス700が充填された第二内部空間72が介在することで、さらに高い断熱性を有する。
実施形態3のガラスパネルユニット1は、第一ガラス基板11と第三ガラス基板6をシール材71で接合させたものであるが、第二ガラス基板12と第三ガラス基板6をシール材71で接合させることも可能である。この場合、第二ガラス基板12と第三ガラス基板6の間に、第二内部空間72が形成される。
また、実施形態3のガラスパネルユニット1は、実施形態1のガラスパネルユニット1に第三ガラス基板6を積層させて第二内部空間72を形成したものであるが、実施形態2のガラスパネルユニット1に第三ガラス基板6を積層させて第二内部空間72を形成することも可能である。この場合も、第二内部空間72をさらに有することで断熱性が高められる。
(応用例)
次に、実施形態1〜3のガラスパネルユニット1を備えるガラス窓について、説明する。
図13には、実施形態1のガラスパネルユニット1を備えるガラス窓が、示されている。このガラス窓は、実施形態1のガラスパネルユニット1に、窓枠8が嵌め込まれた構造であり、高い断熱性を有する。
このガラス窓の製造方法は、図14に示すように、実施形態1のガラスパネルユニットの製造方法において、嵌め込み工程S7をさらに備えた方法である。
嵌め込み工程S7は、実施形態1のガラスパネルユニットの製造方法の各工程を経て製造されたガラスパネルユニット1の周縁部に、矩形状の窓枠8を嵌め込む工程である。実施形態1の処理工程S3では、内部空間15の空気が排出される。
この方法で製造されるガラス窓は、ガラスパネルユニット1の内部空間15が減圧されていることで、高い断熱性を有する。
実施形態2または3のガラスパネルユニット1に対しても、同様の嵌め込み工程S7で窓枠8を嵌め込むことが可能である。いずれの場合も、嵌め込み工程S7を経て製造されるガラス窓は、高い断熱性を有する。
以上、各実施形態について説明したが、ガラスパネルユニットの製造方法、ガラス窓の製造方法、およびガラスパネルユニットの製造装置については、各実施形態において適宜の設計変更を行うことや、各実施形態の構成を適宜組み合わせて適用することが可能である。
上述した各実施形態から明らかなように、第1の形態のガラスパネルユニットの製造方法は、下記の構成を具備する。
つまり、第1の形態のガラスパネルユニットの製造方法は、セット工程S1とスペーサ形成工程S2と組立工程S4とを具備する。
セット工程S1では、第一ガラス基板11と、貫通部21を設けた抜き型2と、シート材3と、パンチ部4とが、この順に並んで位置するようにセットされる。
スペーサ形成工程S2では、パンチ部4がシート材3に打ち込まれることで、抜き型2の貫通部21を通じてシート材3の一部31が打ち抜かれ、打ち抜かれた一部31が、パンチ部4によって第一ガラス基板11に配置され、一部31でスペーサ14が構成される。
組立工程S4では、第一ガラス基板11に対してスペーサ14を挟むように第二ガラス基板12が重ねられ、第一ガラス基板11と第二ガラス基板12との間に、スペーサ14の位置する内部空間15が形成される。
上記構成を具備する第1の形態のガラスパネルユニットの製造方法では、スペーサ形成工程S2において、シート材3の一部31が打ち抜かれる作業と、この一部31が第一ガラス基板11上に配置される作業とが、一連の流れのなかで実行される。しかも、シート材3の一部31が打ち抜かれる作業と、この一部31が第一ガラス基板11上に配置される作業とが、共通のパンチ部4を用いて迅速に実行される。
そのため、第1の形態のガラスパネルユニットの製造方法によれば、第一ガラス基板11にスペーサ14が配置されたスペーサ付きガラス基板100が、効率的に製造される。ひいては、第一ガラス基板11と第二ガラス基板12の間にスペーサ14が挟み込まれたガラスパネルユニット1が、効率的に製造される。
第2の形態のガラスパネルユニットの製造方法は、第1の形態において、下記構成を付加的に具備する。
つまり、第2の形態のガラスパネルユニットの製造方法において、貫通部21は、互いに距離をあけて位置する複数の貫通孔211で構成される。パンチ部4は、互いに距離をあけて位置する複数のパンチ41で構成される。
スペーサ形成工程S2では、複数のパンチ41がシート材3に打ち込まれることで、抜き型2の複数の貫通孔211を通じて、シート材3の複数の部分311が打ち抜かれる。打ち抜かれた複数の部分311が、複数のパンチ41によって第一ガラス基板11に配置され、複数の部分311の各々でスペーサ14が構成される。
したがって、第2の形態のガラスパネルユニットの製造方法では、スペーサ形成工程S2において、シート材3の複数の部分311が打ち抜かれる作業と、これら複数の部分311が第一ガラス基板11上に配置される作業とが、一連の流れのなかで実行される。しかも、シート材3が打ち抜かれる作業と、打ち抜かれた複数の部分311が第一ガラス基板11上に配置される作業とが、共通のパンチ部4を用いて迅速に実行される。
そのため、第2の形態のガラスパネルユニットの製造方法によれば、第一ガラス基板11に複数のスペーサ14が配置されたスペーサ付きガラス基板100が、さらに効率的に製造される。ひいては、第一ガラス基板11と第二ガラス基板12の間に複数のスペーサ14が挟み込まれたガラスパネルユニット1が、さらに効率的に製造される。
第3の形態のガラスパネルユニットの製造方法は、第1または第2の形態において、下記構成を付加的に具備する。
つまり、第3の形態のガラスパネルユニットの製造方法は、パンチ部4と第一ガラス基板11の相対位置が変更される変位工程S3を、さらに具備する。そして、スペーサ形成工程S2が、変位工程S3を挟んで複数回繰り返し実行された後に、組立工程S4が実行される。
したがって、第3の形態のガラスパネルユニットの製造方法では、シート材3の一部31が打ち抜かれ、この一部31が第一ガラス基板11上に配置される作業が、パンチ部4と第一ガラス基板11の相対位置の変更を挟んだ一連の流れのなかで、複数回実行される。
そのため、第3の形態のガラスパネルユニットの製造方法によれば、第一ガラス基板11に複数のスペーサ14が配置されたスペーサ付きガラス基板100が、さらに効率的に製造される。ひいては、第一ガラス基板11と第二ガラス基板12の間に複数のスペーサ14が挟み込まれたガラスパネルユニット1が、さらに効率的に製造される。
第4の形態のガラスパネルユニットの製造方法は、第1〜第3のいずれかの形態において、下記構成を付加的に具備する。
つまり、第4の形態のガラスパネルユニットの製造方法は、内部空間15が減圧されるかまたは内部空間15にガスが供給される処理工程S5を、さらに具備する。
したがって、第4の形態のガラスパネルユニットの製造方法では、第一ガラス基板11と第二ガラス基板12の間に、断熱性の高い内部空間15を備えるガラスパネルユニット1が、効率的に製造される。
第5の形態のガラスパネルユニットの製造方法は、第1〜第4のいずれかの形態において、下記構成を付加的に具備する。
つまり、第5の形態のガラスパネルユニットの製造方法は、第一ガラス基板11と第二ガラス基板12の一方と、第三ガラス基板6とが、枠状のシール材71を介して接合され、シール材71で囲まれる第二内部空間72が形成される第二組立工程S6を、さらに備える。
したがって、第5の形態のガラスパネルユニットの製造方法では、第二内部空間72を有することでさらに断熱性の高められたガラスパネルユニット1が得られる。
第1の形態のガラス窓の製造方法は、第1〜第5のいずれかの形態のガラスパネルユニットの製造方法で製造されたガラスパネルユニット1に、窓枠8を嵌め込む嵌め込み工程S7を備える。
この製造方法によれば、断熱性の高いガラス窓を、効率的に製造することができる。
第1の形態のスペーサ付きガラス基板の製造装置9は、ガラスパネルユニット1の一部を構成するスペーサ付きガラス基板100を製造する装置であって、下記の構成を具備する。
つまり、第1の形態の製造装置9は、ガラス基板(第一ガラス基板)11が配される基板配置部5と、貫通部21を設けた抜き型2と、抜き型2に被せられたシート材3を、貫通部21を通じて打ち抜くように設けたパンチ部4とを具備する。
抜き型2は、基板配置部5とパンチ部4との間に位置する。そして、シート材3のうちパンチ部4で打ち抜かれた一部31が、パンチ部4によってガラス基板11に配置され、スペーサ14を構成するように設けている。
したがって、第1の形態の製造装置9を用いれば、シート材3の一部31が打ち抜かれる作業と、この一部31がガラス基板11上に配置される作業とが、一連の流れのなかで実行される。しかも、シート材3の一部31が打ち抜かれる作業と、この一部31がガラス基板11上に配置される作業とが、共通のパンチ部4を用いて迅速に実行される。
そのため、第1の形態の製造装置9によれば、ガラス基板11にスペーサ14が配置されたスペーサ付きガラス基板100が、効率的に製造される。ひいては、一対のガラス基板11,12の間にスペーサ14が挟み込まれたガラスパネルユニット1が、効率的に製造される。
第2の形態のスペーサ付きガラス基板の製造装置9は、第1の形態において、下記構成を付加的に具備する。
つまり、第2の形態の製造装置9において、貫通部21は、互いに距離をあけて位置する複数の貫通孔211で構成される。パンチ部4は、複数の貫通孔211に突入可能な複数のパンチ41で構成される。そして、シート材3のうち、複数のパンチ41で打ち抜かれた複数の部分311が、複数のパンチ41によってガラス基板11に配置されるように設けている。
したがって、第2の形態の製造装置9を用いれば、シート材3の複数の部分311が打ち抜かれる作業と、これら複数の部分311が第一ガラス基板11上に配置される作業とが、一連の流れのなかで実行される。しかも、シート材3の複数の部分311が打ち抜かれる作業と、これら複数の部分311がガラス基板11上に配置される作業とが、共通のパンチ部4を用いて迅速に実行される。
そのため、第2の形態の製造装置9によれば、ガラス基板11に複数のスペーサ14が配置されたスペーサ付きガラス基板100が、さらに効率的に製造される。ひいては、一対のガラス基板11,12の間に複数のスペーサ14が挟み込まれたガラスパネルユニット1が、さらに効率的に製造される。
1 ガラスパネルユニット
11 ガラス基板(第一ガラス基板)
111 一面
12 ガラス基板(第二ガラス基板)
13 シール材
14 スペーサ
15 内部空間
100 スペーサ付きガラス基板
2 抜き型
21 貫通部
211 貫通孔
3 シート材
31 一部
311 部分
4 パンチ部
41 パンチ
5 基板配置部
9 製造装置
S1 セット工程
S2 スペーサ形成工程
S3 変位工程
S4 組立工程
S5 処理工程

Claims (8)

  1. 第一ガラス基板と、貫通部を設けた抜き型と、シート材と、パンチ部とが、この順に並んで位置するようにセットされるセット工程と、
    前記パンチ部が前記シート材に打ち込まれることで、前記抜き型の前記貫通部を通じて前記シート材の一部が打ち抜かれ、打ち抜かれた前記一部が、前記パンチ部によって前記第一ガラス基板に配置され、前記一部でスペーサが構成されるスペーサ形成工程と、
    前記第一ガラス基板に対して前記スペーサを挟むように第二ガラス基板が重ねられ、前記第一ガラス基板と前記第二ガラス基板との間に、前記スペーサの位置する内部空間が形成される組立工程と、を具備する、
    ガラスパネルユニットの製造方法。
  2. 前記貫通部は、互いに距離をあけて位置する複数の貫通孔で構成され、
    前記パンチ部は、互いに距離をあけて位置する複数のパンチで構成され、
    前記スペーサ形成工程は、
    前記複数のパンチが前記シート材に打ち込まれることで、前記抜き型の前記複数の貫通孔を通じて、前記シート材の複数の部分が打ち抜かれ、打ち抜かれた前記複数の部分が、前記複数のパンチによって前記第一ガラス基板に配置され、前記複数の部分の各々でスペーサが構成される工程である、
    請求項1に記載のガラスパネルユニットの製造方法。
  3. 前記パンチ部と前記第一ガラス基板の相対位置が変更される変位工程を、さらに具備し、
    前記スペーサ形成工程が、前記変位工程を挟んで複数回繰り返し実行された後に、前記組立工程が実行される、
    請求項1または2に記載のガラスパネルユニットの製造方法。
  4. 前記内部空間が減圧されるかまたは前記内部空間にガスが供給される処理工程を、さらに具備する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のガラスパネルユニットの製造方法。
  5. 前記第一ガラス基板と前記第二ガラス基板の一方と、第三ガラス基板とが、枠状のシール材を介して接合され、前記シール材で囲まれる第二内部空間が形成される第二組立工程を、さらに備える、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のガラスパネルユニットの製造方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のガラスパネルユニットの製造方法で製造されたガラスパネルユニットに、窓枠を嵌め込む嵌め込み工程を備える、
    ガラス窓の製造方法。
  7. ガラスパネルユニットの一部を構成するスペーサ付きガラス基板を製造する装置であって、
    ガラス基板が配される基板配置部と、
    貫通部を設けた抜き型と、
    前記抜き型に被せられたシート材を、前記貫通部を通じて打ち抜くように設けたパンチ部とを具備し、
    前記抜き型は、前記基板配置部と前記パンチ部との間に位置し、
    前記シート材のうち前記パンチ部で打ち抜かれた一部が、前記パンチ部によって前記ガラス基板に配置され、スペーサを構成するように設けた、
    スペーサ付きガラス基板の製造装置。
  8. 前記貫通部は、互いに距離をあけて位置する複数の貫通孔で構成され、
    前記パンチ部は、前記複数の貫通孔に突入可能な複数のパンチで構成され、
    前記シート材のうち、前記複数のパンチで打ち抜かれた複数の部分が、前記複数のパンチによって前記ガラス基板に配置されるように設けた、
    請求項7に記載のスペーサ付きガラス基板の製造装置。
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