JPH10139495A - ピラーのレイアウト方法、およびレイアウト装置 - Google Patents

ピラーのレイアウト方法、およびレイアウト装置

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JPH10139495A
JPH10139495A JP30350396A JP30350396A JPH10139495A JP H10139495 A JPH10139495 A JP H10139495A JP 30350396 A JP30350396 A JP 30350396A JP 30350396 A JP30350396 A JP 30350396A JP H10139495 A JPH10139495 A JP H10139495A
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pillar
pillars
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flat plate
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JP30350396A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kodama
和夫 小玉
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Komatsu Engineering Corp
Original Assignee
Komatsu Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な装置と操作により、レイアウトミス率
を少なくできると共に、レイアウト作業工数を低減し
て、作業能率の向上と、コスト低減を図るピラー3のレ
イアウト方法、およびレイアウト装置を提供する 【解決手段】 円筒形のピラー3を平板1上に所定間隔
で配置するピラー3のレイアウト装置であって、前記ピ
ラー3の厚みtより厚く、ピラー3の厚みtの二倍より
薄く形成されると共に、ピラー3の直径Dより大きく、
ピラー3の直径Dの二倍より小さい受け穴15a,25
aをピラー3のレイアウト間隔に穿設したテンプレート
15と、このテンプレート15,25上に載置された多
数のピラー3をスクレープするスクレーパ16,26と
を備えることを特徴とするピラーのレイアウト装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピラーのレイアウト
方法、およびレイアウト装置に関し、特に防音、断熱ガ
ラスのように二重ガラス平板の間に挟み込む円筒形のピ
ラーを、ガラス平板上に所定間隔で配置するような、ピ
ラーのレイアウト方法、およびレイアウト装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から提案されているピラーのレイア
ウト方法、およびレイアウト装置について、図8、およ
び図9により説明する。図8は従来の技術を示す図、図
9は図8の作動説明図である。
【0003】ピラー60の真空式レイアウト装置50は
ピラー60の受け穴51が形成された定盤52と、側板
53と、底板54とにより真空室55が形成され、この
真空室55は連通孔56により受け穴51に連通してい
る。底板54にニップル57により接続されたホース5
6は図示しない真空ポンプに接続されている。
【0004】前記構成の作用について説明する。図8
(A)に示すように真空式レイアウト装置50の定盤5
2上に多数のピラー60を載置し、真空式レイアウト装
置50を図示しない加振器により振動させながら、真空
室55の空気をホース56を介して真空ポンプにより排
出すると、定盤52に形成された受け穴51内にピラー
60が吸引される。
【0005】前記ピラー60を吸引した真空式レイアウ
ト装置50を上下逆転して、ガラス平板61上に移動
し、真空ポンプを停止すると真空室55に空気が充填す
るため、前記ピラー60は自重によりガラス平板61上
に落下して、定盤52に形成された受け穴51と同様に
ガラス平板61上に配置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成においては以下のような問題がある。 (1)図8(A)に示すように、定盤52は面で構成さ
れるため平面度が出難いと共に、真空式レイアウト装置
50全体としてのコストが嵩む。 (2)図8(B)に示すように、定盤52の受け穴51
内に横に吸着されるピラー60aを取除いたり、正規の
縦向きに修正する手間がかかる。 (3)図8(B)に示すように、定盤52に付着したピ
ラー60bを取除く作業が必要になる。 (4)図9(A)に示すように、真空破壊が発生する危
険性がある。 (5)図9(B)に示すように、真空ポンプを停止して
真空室55に空気が充填しても、ピラー60cと受け穴
51との分子間力がピラー60cの自重より大きいとき
には、ピラー60cが落下しない場合がある。
【0007】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、簡単な装置と操作により、レイアウトミス率を
少なくできると共に、レイアウト作業工数を低減して、
作業能率の向上と、コスト低減を図るピラーのレイアウ
ト方法、およびレイアウト装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用および効果】上記の
目的を達成するために、本発明の第1の発明に係るピラ
ーのレイアウト方法は、ピラーのレイアウト間隔に受け
穴を穿設したテンプレートを平板上に載置する第1工程
と、テンプレート上に多数のピラーを所定の厚さに載置
する第2工程と、テンプレート上に載置したピラーをス
クレーパによりスクレープして、テンプレートの受け穴
にピラーを充填すると共に、余分のピラーをテンプレー
ト上から除去する第3工程と、テンプレートを平板から
ピラーの厚みより上方まで引き離す第4工程と、平板上
にピラーが配置された位置からテンプレートを移動させ
る第5工程とよりなる。
【0009】第1の発明によれば、平板上に載置された
テンプレート上の多数のピラーをスクレーパによりスク
レープすると、テンプレートの受け穴にピラーが充填さ
れると共に、余分なピラーはテンプレート上から除去さ
れる。テンプレートを平板からピラーの厚みより上方ま
で引き離すして、ピラーが配置された位置からテンプレ
ートを移動させると、複数の円筒形ピラーが平板上に所
定間隔に配置される。以上のように簡単な装置と操作に
より、レイアウトミス率を少なくできると共に、レイア
ウト作業工数を低減できるため、作業能率の向上と、コ
スト低減を図ることができる。
【0010】本発明の第2の発明に係るピラーのレイア
ウト方法は、ピラーのレイアウト間隔に受け穴を穿設し
たテンプレートの下面に、前記受け穴の下部開口を開閉
すると共に、平板からピラーの厚みより大きい間隔だけ
上方に配置したシャッタを、前記下部開口を閉止した状
態で配置する第1工程と、テンプレート上に多数のピラ
ーを所定の厚さに載置する第2工程と、テンプレート上
に載置したピラーをスクレーパによりスクレープして、
テンプレートの受け穴にピラーを充填すると共に、余分
のピラーをテンプレート上から除去する第3工程と、シ
ャッタを移動して前記受け穴の下面開口を開口してピラ
ーを平板上に落下させる第4工程と、平板上にピラーが
配置された位置からテンプレートとシャッタとを移動さ
せる第5工程とよりなる。
【0011】第2の発明によれば、テンプレートに穿設
した受け穴の下部開口を閉止したシャッタを、平板から
ピラーの厚みより大きい間隔だけ上方に配置し、テンプ
レート上に載置した多数のピラーをスクレーパによりス
クレープすると、テンプレートの受け穴にピラーが充填
されると共に、余分のピラーはテンプレート上から除去
される。その後シャッタにより受け穴の下面開口を開口
すると、下面開口からピラーが平板上に落下して所定間
隔に配置される。その後ピラーが配置された位置からテ
ンプレートとシャッタとを移動させる。以上のように簡
単な装置と操作により、レイアウトミス率を少なくでき
ると共に、レイアウト作業工数を低減できるため、作業
能率の向上と、コスト低減を図ることができる。
【0012】本発明の第3の発明に係るピラーのレイア
ウト装置は、円筒形のピラーを平板上に所定間隔で配置
するピラーのレイアウト装置であって、前記ピラーの厚
みより厚く、ピラーの厚みの二倍より薄く形成されると
共に、ピラーの直径より大きく、ピラーの直径の二倍よ
り小さい受け穴をピラーのレイアウト間隔に穿設したテ
ンプレートと、このテンプレート上に載置された多数の
ピラーをスクレープするスクレーパとを備えることを特
徴とする。
【0013】第3の発明によれば、テンプレートに穿設
した受け穴は、ピラーの厚みより厚く、ピラーの厚みの
二倍より薄く形成されると共に、ピラーの直径より大き
く、ピラーの直径の二倍より小さく形成されているた
め、一つの受け穴に複数のピラーが入ることはない。そ
のため一旦、受け穴に充填された一つのピラーは、受け
穴内で複数のピラーが互いに影響し合ってスクレーパに
よってスクレープされるようなことはない。従って、受
け穴内へのピラーのレイアウトミスを低減することがで
きる。
【0014】本発明の第4の発明に係るピラーのレイア
ウト装置は、第3の発明において、前記テンプレートに
引張力を作用させて平坦度を保持する引張手段を備える
ことを特徴とする。
【0015】第4の発明によれば、ピラーの厚さが1m
m以下のように薄い場合には、それに応じてテンプレー
トの厚さも薄くなるが、引張手段によりテンプレートに
引張力を作用させるとピラーの平面度が保持される。従
ってテンプレートの厚さが薄くても変形することなく、
ピラーが受け穴に正確に充填されるため、レイアウト作
業の信頼性と作業効率の向上を図ることができる。
【0016】本発明の第5の発明に係るピラーのレイア
ウト装置は、第3の発明において、前記スクレーパは多
孔質の弾性体で、スポンジ状の材質よりなることを特徴
とする。
【0017】第5の発明によれば、テンプレート上の多
数のピラーをスクレープするとき、スクレーパの多孔質
部にピラーが保持されて受け穴に充填され易くなり、ピ
ラーが受け穴に充填されると、弾性体であるスクレーパ
の多孔質部に保持されていたピラーは開放される。従っ
て受け穴へのピラーの充填効率が上昇し、そのためピラ
ーのレイアウト効率が向上する。
【0018】本発明の第6の発明に係るピラーのレイア
ウト装置は、第3の発明において、前記テンプレートに
穿設した受け穴の下部開口を開閉するシャッタよりなる
ことを特徴とする。
【0019】第6の発明によれば、テンプレートの受け
穴の下部開口を閉止したシャッタを、平板からピラーの
厚みより大きい間隔だけ上方に配置し、テンプレート上
のピラーをスクレープすると、テンプレートの受け穴に
ピラーが充填されると共に、余分のピラーはテンプレー
ト上から除去される。その後シャッタにより受け穴の下
面開口を開くと、下面開口からピラーが平板上に落下し
て所定間隔に配置される。 以上のように簡単な装置と
操作により、レイアウトミス率を少なくできると共に、
レイアウト作業工数を低減できるため、作業能率の向上
と、コスト低減を図ることができる。特にこの構成は、
ピラーの受け穴への充填率を100%とするために、ピ
ラーが充填されていない受け穴へピラーを補充する、リ
ペアステーションのシャッタの開口を個々に制御する構
成に採用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るピラーのレ
イアウト装置について図面を参照して詳述する。図1
は、2枚のガラス平板間にレイアウトされたピラーの配
置を示す図で、(A)は片方のガラス平板上にレイアウ
トされたピラーを示す図、(B)は(A)のA−A断面
図、(C)はピラーの拡大斜視図である。横a、縦b、
厚さTの2枚のガラス平板1,2の間には直径D、厚さ
tに形成されたピラー3が縦横にピッチpで配置され
る。2枚のガラス1,2の周囲は、図1(B)にSで示
すように一体化され、2枚のガラス平板1,2間のスペ
ースを真空にして防音、断熱ガラスを形成している。こ
のように2枚のガラス平板1,2間のスペースは真空で
あるため、ピラー3により大気圧による荷重を支持して
いる。
【0021】図2は、本発明に係るピラーのレイアウト
装置を用いたレイアウト機械の一実施例を示す図であ
る。図2の構成について説明する。脚柱4上に支持され
た本体5のブラケット6には、送り電動機7により駆動
される駆動プーリ8が回転自在に支持されている。また
ブラケット6aには、從動プーリ9a,9bが回転自在
に支持されている。本体5のブラケット6bには、從動
プーリ9c,9d,9eが回転自在に支持されており、
これら各プーリ8,9a〜9eに巻き掛けられたベルト
10は矢印Raの方向に駆動されと、ガラス平板1はR
の方向に駆動される。また本体5に固定された昇降ブラ
ケット11には、昇降電動機12により、昇降体13が
昇降自在に支持されている。左右の昇降体13は突張り
棒14により連結されていると共に、上方にはピッチp
で複数の受け穴15aを穿設したテンプレート15に所
定の張力を付与して固定されている。
【0022】図2の作用について説明する。 (1)図1示すガラス平板1上におけるb方向のピラー
3の最初の列が、テンプレート15の受け穴15aの下
に来るように、ガラス平板1をベルト10の上面に載置
する。 (2)昇降電動機12を駆動してテンプレート15の下
面がガラス平板1に接触するまで昇降体13を下降させ
る。 (3)図3以降に示すようにしてテンプレート15に穿
設した複数の受け穴15aにピラー3を充填する。 (4)昇降電動機12を駆動してテンプレート15の下
面が、ピラー3の厚みtより上方になるまで昇降体13
を上昇させる。 (5)送り電動機7により駆動プーリ8を駆動して、ベ
ルト10を矢印Ra方向、すなわちベルト10上のガラ
ス平板1をR方向にピッチpだけ移動させる。 (6)(2)〜(5)の作用を繰り返して、図1に示す
ガラス平板1のa方向にピラー3を配置する。
【0023】図3は、図2におけるA−A断面を示す拡
大図であり、本発明に係るピラーのレイアウト装置とテ
ンプレートとの各第1実施例の断面図で、(A)は図2
のA−A断面の拡大図、(B)は(A)のB−B断面図
で、図4は、図3におけるガラス平板上から上昇させた
テンプレートの断面図で、(A)は図3の(A)に相当
する図、(B)は(A)のC−C断面図である。テンプ
レート15は、ピッチpで穿設した複数の受け穴15a
と、テンプレート本体15bと、縁部15cとからな
る。
【0024】図2に示すように昇降電動機12により昇
降体13を下降させることにより、図3に示すようにテ
ンプレート本体15bの下面はガラス平板1に接触して
いる。テンプレート本体15b上に載置された多数のピ
ラー3は、多孔質の弾性体であるスポンジ状のスクレー
パ6により、縁部15cに沿ってスクレープされる。3
aは前の工程でガラス平板1上に配置されたピラーであ
り、3bはスクレーパ6によりテンプレート15の受け
穴15aに充填されたピラーであり、3cはスクレーパ
6によりテンプレート15の受け穴15aに充填されつ
つあるピラーを示す。図4は図3に示す状態から、図2
に示すように昇降電動機12により昇降体13を上昇さ
せて、テンプレート本体15bの下面をガラス平板1か
らピラー3の厚みより上方まで引き離した状態である。
【0025】図3、および図4の作用について説明す
る。 (1)図2に示す昇降電動機12により昇降体13を下
降させて、図3に示すようにテンプレート本体15bの
下面をガラス平板1に接触させる。 (2)テンプレート本体15b上に載置された多数のピ
ラー3をスクレーパ6により縁部15cに沿ってP方向
にスクレープすると、テンプレート15の受け穴15a
にピラー3が充填されると共に、余分なピラー3はスク
レーパ6の前方にスクレープされてテンプレート本体1
5b上から除去される。このときピラー3は弾性体であ
るスクレーパ6の多孔質部分に保持されるため、テンプ
レート15の受け穴15aに充填され易くなり、受け穴
15aへの充填が完了に近づくと弾性体であるスクレー
パ6の多孔質部分から容易にピラー3が開放される。ま
たテンプレート15には縁部15cが形成されているた
め、テンプレート本体15b上の多数のピラー3をスク
レープしても、テンプレート本体15b上からピラー3
が落下することはない。 (3)テンプレート本体15b上のピラー3のスクレー
プが完了して、テンプレート15の複数の受け穴15a
にピラー3が充填されると、図4に示すようにテンプレ
ート15をガラス平板1上からピラー3の厚みtより上
方に引き離した後、図2に示す送り電動機7により駆動
プーリ8を駆動して、ベルト10上のガラス平板1をR
方向に1ピッチpだけ移動させて、(1)以降の作用が
繰り返される。
【0026】図5は、本発明に係るテンプレートの第2
実施例の断面図で、図3の(B)に相当する図である。
図3(B)と同様な部分については説明を省略し、異な
る部分についてのみ説明する。図5に示すテンプレート
25は、図3(B)に示すテンプレート15に一列に穿
設されている複数の受け穴15aを二列に穿設したため
に、テンプレート25の幅が広くなり、そのためスクレ
ーパ26、および昇降体23の幅も広くなると共に、突
張り棒24も2本設置されている以外は図3(B)と同
様である。
【0027】図5の作用について説明する。テンプレー
ト本体25b上のピラー3のスクレープが完了して、テ
ンプレート25の複数の受け穴25aにピラー3が充填
されると、図4と同様にしてテンプレート25をガラス
平板1からピラー3の厚みtより上方に引き離す。する
とガラス平板1上にはピッチpのピラー3の列が二列に
配置されるため、図2に示す送り電動機7により駆動プ
ーリ8を駆動して、ベルト10上のガラス平板1をR方
向に2ピッチ2×pだけ移動させて次の工程に移る。す
なわち、本実施例におけるピラー3のレイアウト作業工
数は、図3に示す第1実施例の半分に低減することがで
きる。
【0028】図6は、図3に示すテンプレートにおける
受け穴の寸法を示す図である。テンプレート本体15b
の厚さta、および受け穴15aの直径Daは、ピラー
3の厚さt、直径Dとすると、t<ta<2t、D<D
a<2Dに形成されている。前記構成により、一つの受
け穴15aには必ず一つのピラー3が充填され、一つの
受け穴15aに複数のピラー3が入ることがないめ、一
旦受け穴15aに充填された一つのピラー3は、受け穴
15a内で複数のピラー3が互いに影響し合ってスクレ
ーパ16によって掻き出されるようなことはない。従っ
て、受け穴15a内へのピラー3のレイアウトミスを確
実に低減することができる。
【0029】図7は、本発明に係るピラーのレイアウト
装置の第2実施例の断面図である。テンプレート15の
構成は図3と同一であるためその説明を省略する。ガラ
ス平板1からピラー3の厚みtより大きい間隔だけ上方
に配置したシャッタ17には、テンプレート15の受け
穴15aと同じピッチpで、受け穴15aの直径Daよ
り大きい直径Dbの通し穴17aが形成されている。ま
たシャッタ17の通し穴17aがテンプレート15の受
け穴15aと一致しないようにして、テンプレート15
の受け穴15aがシャッタ17により閉じらるれるよう
に配置されている。シャッタ17は、その通し穴17a
とテンプレート15の受け穴15aとが一致するまでQ
方向に移動することができる。
【0030】図7の作用について説明する。図7に図示
されるようにシャッタ17がテンプレート15の受け穴
15aを閉じるように配置された状態で、図3と同様に
してテンプレート15の受け穴15aにピラー3を充填
する。その後に、シャッタ17をQ方向に移動してシャ
ッタ17の通し穴17aを、テンプレート15の受け穴
15aに一致させると、ピラー3がガラス平板1上に落
下して所定間隔に配置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】2枚のガラス平板間にレイアウトされたピラー
の配置を示す図で、(A)は片方のガラス平板上にレイ
アウトされたピラーを示す図、(B)は(A)のA−A
断面図、(C)はピラーの拡大斜視図である。
【図2】本発明に係るピラーのレイアウト装置を用いた
レイアウト機械の一実施例を示す図である。
【図3】図2におけるA−A断面を示す拡大図であり、
本発明に係るピラーのレイアウト装置とテンプレートの
第1実施例の断面図で、(A)はA−A断面の拡大図、
(B)は(A)のB−B断面図である。
【図4】図3におけるガラス平板上から上昇させたテン
プレートの断面図で、(A)は図3の(A)に相当する
図、(B)は(A)のC−C断面図である。
【図5】本発明に係るテンプレートの第2実施例の断面
図で、図3の(B)に相当する図である。
【図6】図3に示すテンプレートにおける受け穴の寸法
を示す図である。
【図7】本発明に係るピラーのレイアウト装置の第2実
施例の断面図である。
【図8】従来の技術を示す図である。
【図9】図8の作動説明図である。
【符号の説明】
1,2…ガラス平板、3…ピラー、4…脚柱、5…本
体、6a,6b…ブラケット、7…送り電動機、8…駆
動プーリ、9a〜9e…從動プーリ、10…ベルト、1
1…昇降ブラケット、12…昇降電動機、13,23…
昇降体、14,24…突張り棒、15,25…テンプレ
ート、15a,25a…受け穴、15b,25b…テン
プレート本体、15c,25c…縁部、16,26…ス
クレーパ、17…シャッタ、17a…通し穴。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の各工程により複数の円筒形ピラーを
    平板上に所定間隔に配置するピラーのレイアウト方法。 第1工程;ピラーのレイアウト間隔に受け穴を穿設した
    テンプレートを平板上に載置する。 第2工程;テンプレート上に多数のピラーを所定の厚さ
    に載置する。 第3工程;テンプレート上に載置したピラーをスクレー
    パによりスクレープして、テンプレートの受け穴にピラ
    ーを充填すると共に、余分のピラーをテンプレート上か
    ら除去する。 第4工程;テンプレートを平板からピラーの厚みより上
    方まで引き離す。 第5工程;平板上にピラーが配置された位置からテンプ
    レートを移動させる。
  2. 【請求項2】 次の各工程により複数の円筒形ピラーを
    平板上に所定間隔に配置するピラーのレイアウト方法。 第1工程;ピラーのレイアウト間隔に受け穴を穿設した
    テンプレートの下面に、前記受け穴の下部開口を開閉す
    ると共に、平板からピラーの厚みより大きい間隔だけ上
    方に配置したシャッタを、前記下部開口を閉止した状態
    で配置する。 第2工程;テンプレート上に多数のピラーを所定の厚さ
    に載置する。 第3工程;テンプレート上に載置したピラーをスクレー
    パによりスクレープして、テンプレートの受け穴にピラ
    ーを充填すると共に、余分のピラーをテンプレート上か
    ら除去する。 第4工程;シャッタを移動して前記受け穴の下面開口を
    開口してピラーを平板上に落下させる。 第5工程;平板上にピラーが配置された位置からテンプ
    レートとシャッタとを移動させる。
  3. 【請求項3】 円筒形のピラーを平板上に所定間隔で配
    置するピラーのレイアウト装置であって、前記ピラーの
    厚みより厚く、ピラーの厚みの二倍より薄く形成される
    と共に、ピラーの直径より大きく、ピラーの直径の二倍
    より小さい受け穴をピラーのレイアウト間隔に穿設した
    テンプレートと、このテンプレート上に載置された多数
    のピラーをスクレープするスクレーパとを備えることを
    特徴とするピラーのレイアウト装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記テンプレートに
    引張力を作用させて平坦度を保持する引張手段を備える
    ことを特徴とするピラーのレイアウト装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記スクレーパは多
    孔質の弾性体で、スポンジ状の材質よりなることを特徴
    とするピラーのレイアウト装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、前記テンプレートに
    穿設した受け穴の下部開口を開閉するシャッタよりなる
    ことを特徴とするピラーのレイアウト装置。
JP30350396A 1996-10-30 1996-10-30 ピラーのレイアウト方法、およびレイアウト装置 Pending JPH10139495A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016147604A1 (ja) * 2015-03-13 2016-09-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガラスパネルユニットの製造方法、ガラス窓の製造方法、およびスペーサ付きガラス基板の製造装置

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