JPWO2016143222A1 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2016143222A1
JPWO2016143222A1 JP2017504576A JP2017504576A JPWO2016143222A1 JP WO2016143222 A1 JPWO2016143222 A1 JP WO2016143222A1 JP 2017504576 A JP2017504576 A JP 2017504576A JP 2017504576 A JP2017504576 A JP 2017504576A JP WO2016143222 A1 JPWO2016143222 A1 JP WO2016143222A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
automatic transaction
unit
transaction apparatus
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017504576A
Other languages
English (en)
Inventor
勇一郎 須賀
勇一郎 須賀
正美 長岡
正美 長岡
高麗 仁規
仁規 高麗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Publication of JPWO2016143222A1 publication Critical patent/JPWO2016143222A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D9/00Counting coins; Handling of coins not provided for in the other groups of this subclass
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/08Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】入力情報が他人に不正に読み取られてしまう可能性を低減することが可能な技術を提供する。【解決手段】媒体読取装置(240)の媒体挿入口(50)を開放する開放位置と媒体挿入口(50)を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能なカバー部(51)を備え、カバー部(51)には、カバー部(51)が閉鎖位置に存在するときに媒体挿入口(50)に入り込む突出部(52)が形成されている、自動取引装置(10)が提供される。

Description

本発明は、自動取引装置に関する。
従来、操作者によって挿入された媒体に記録されている記録データに従って自動的に取引を行う自動取引装置が知られている。しかし、この記録データが他人によって不正に読み取られてしまう被害が発生し得る。このような被害を防止すべく様々な技術が開示されている。例えば、媒体に記録されている記録データを不正に読み取るデータ読取装置を検出する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−265189号公報
しかしながら、媒体に記録されている記録データを不正に読み取るデータ読取装置をより高精度に検出する技術の提供が望まれる。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、媒体読取装置の媒体挿入口を開放する開放位置と前記媒体挿入口を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能なカバー部を備え、前記カバー部には、前記カバー部が前記閉鎖位置に存在するときに前記媒体挿入口に入り込む突出部が形成されている、自動取引装置が提供される。
前記カバー部は、傾きが可変となるように回動可能であってよい。
前記自動取引装置は、前記カバー部が前記開放位置および前記閉鎖位置のいずれの位置に存在するかを検出する検出部を備え、前記検出部は、前記傾きが所定の範囲内である場合に前記カバー部が前記閉鎖位置に存在することを検出し、前記傾きが前記所定の範囲外である場合に前記開放位置に存在することを検出してよい。
前記自動取引装置は、所定のタイミングにおいて前記カバー部が前記開放位置に存在することが検出された場合には、所定の動作を実行する制御部を備えてよい。
前記制御部は、前記所定のタイミングにおいて前記カバー部が前記閉鎖位置に存在することが検出された場合には、取引を開始または継続してよい。
前記所定の動作は、前記自動取引装置の動作停止、前記自動取引装置による取引停止、所定の情報の通知動作の少なくともいずれか一つを含んでよい。
前記所定の情報の通知動作は、表示部に前記所定の情報を表示させる動作、音声出力部に前記所定の情報を出力させる動作および他の装置に前記所定の情報を送信する動作の少なくともいずれか一つを含んでよい。
前記突出部は、前記媒体挿入口の幅と同程度の幅を有してよい。
前記突出部は、前記媒体挿入口の厚みと同程度の厚みを有してよい。
本発明の他の観点によれば、媒体読取装置の媒体挿入口を開放する開放位置と前記媒体挿入口を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能なカバー部と、前記カバー部が前記開放位置および前記閉鎖位置のいずれの位置に存在するかを検出する検出部と、を備え、前記カバー部は、傾きが可変となるように回動可能である。自動取引装置が提供される。
以上説明したように本発明によれば、媒体に記録されている記録データを不正に読み取るデータ読取装置をより高精度に検出することが可能となる。
本発明の実施形態に係る自動取引装置の外観例を示す図である。 同実施形態に係る自動取引装置の筐体内部の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る媒体読取装置の外観を示す斜視図である。 同実施形態において閉鎖位置に存在するカバー部の外観を示す斜視図である。 同実施形態において開放位置に存在するカバー部の外観を示す斜視図である。 同実施形態において媒体読取装置への媒体挿入が正常に終了した例を示す図である。 同実施形態において媒体読取装置への媒体挿入が異常に終了した例を示す図である。 同実施形態においてデータ読取装置が取り付けられた偽造カバーが設置された場合を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態において閉鎖位置に存在するカバー部の外観を示す斜視図である。 同実施形態において開放位置に存在するカバー部の外観を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態において閉鎖位置に存在するカバー部の外観を示す斜視図である。 同実施形態において開放位置に存在するカバー部の外観を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態において媒体読取装置への媒体挿入が正常に終了した例を示す図である。 同実施形態において媒体読取装置への媒体挿入が異常に終了した例を示す図である。 同実施形態の変形例に係る自動取引装置のうち媒体挿入口の周辺を拡大した図である。 図15に示したカバー部およびその周辺領域を自動取引装置の内部から観た斜視図である。 図16に示したA2−A2断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。

また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する。また、異なる実施形態の類似する構成要素については、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
(0.自動取引装置の概要)
まず、本発明の実施形態に係る自動取引装置10の概要について説明する。なお、自動取引装置10の典型的な例としては、ATM(Automated teller machine)が挙げられるが、本発明の実施形態に係る自動取引装置10は、かかる例に限定されない。本発明の実施形態に係る自動取引装置10は、操作者からの入力情報を受け付ける操作部を有する装置であればよい。また、自動取引装置10が設置される場所も限定されず、コンビニエンスストアであってもよいし、銀行の店舗であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る自動取引装置10の外観例を示す図である。図1に示すように、自動取引装置10は、フロントパネル20と、背面ミラー30と、操作パネル40と、媒体挿入口50と、レシート排出口60と、操作部70と、紙幣投入口80とを備える。また、図1に示すように、自動取引装置10は、認証部91と、バーコードリーダ92と、非接触ICカードリーダ100と、前面扉110と、金庫部120とを備える。
フロントパネル20は、自動取引装置10のフロント面に存在するパネルである。フロントパネル20の左右に形成されている壁によって他人に操作部70が見られるのを防止することが可能である。背面ミラー30は、操作者の背後に立つ他人の状況を操作者が確認するためのミラーである。背面ミラー30には、操作者の背後に立つ他人の状況を撮像して記録する監視カメラが設けられていてもよい。操作パネル40は、タッチパネルおよび表示部を有している。表示部は、LCD(Liquid Crystal Display)であってよい。
媒体挿入口50には、操作者から媒体が挿入される。また、媒体挿入口50からは、操作者に媒体が排出される。ここで、媒体の種類は特に限定されない。例えば、媒体は、カードであってもよいし、通帳であってもよい。また、媒体には、媒体読取装置240によって読み取られるデータ(例えば、磁気データなど)が記録されている。媒体に記録されているデータは、操作者に関する情報(例えば、銀行コード、店舗コード、口座番号など)を含んでよい。
レシート排出口60からは、取引明細票としてのレシートが排出される。操作部70は、取引に関する情報の入力を操作者から受け付ける機能を有する。例えば、操作部70は、暗証情報の入力を操作者から受け付けるピンパッドであってよい。紙幣投入口80には、操作者から紙幣が投入される。また、紙幣投入口80からは、操作者に紙幣を排出される。認証部91は、操作者の生体情報に対する認証を行う機能を有する。操作者の生体情報は、指の静脈であってもよいし、掌の静脈であってもよい。
バーコードリーダ92は、バーコードを読み取る機能を有する。非接触ICカードリーダ100は、非接触ICカードに記録されたデータを読み取る機能を有する。前面扉110は、自動取引装置10のフロント面に存在する扉である。前面扉110が開いている状態においては、自動取引装置10の外部から金庫部120へのアクセスが可能である。一方、前面扉110が閉まっている状態においては、自動取引装置10の外部から金庫部120へのアクセスが不可能である。金庫部120は、紙幣を格納する機能を有する。
図2は、本発明の実施形態に係る自動取引装置10の筐体内部の概略構成図である。図2に示すように、自動取引装置10は、制御部210と、UPS(Uninterruptible Power Supply)220と、電源部230と、媒体読取装置240と、レシートプリンタ250と、ジャーナルプリンタ260とを筐体内部に備える。また、図2に示すように、自動取引装置10は、紙幣処理部270と金庫部120(カセット収納部280、カセット290および金庫扉300)とを備える。
制御部210は、自動取引装置10が有する各部の動作を制御する機能を有する。例えば、制御部210は、演算装置を含んでおり、記憶装置によって記憶されているプログラムが演算装置によって実行されることによってその機能が実現され得る。演算装置は、CPU(Central Processing Unit)であってもよい。また、制御部210は、専用のハードウェアによって構成されていてもよい。
UPS220は、電力を蓄積する機能を有し、電源部230から自動取引装置10が有する各部への電力供給が途絶えた場合に、自動取引装置10が有する各部に電力を供給することが可能である。電源部230は、自動取引装置10が有する各部に電力を供給する機能を有する。媒体読取装置240は、媒体挿入口50から挿入された媒体に記録されているデータを読み取る機能を有する。
レシートプリンタ250は、取引明細票としてのレシートを発行する機能を有する。レシートには、自動取引装置10によって実行された取引種別(例えば、現金の引き出し、現金の預け入れ、振り込みなど)が印刷される。また、例えば、レシートには、操作者の口座番号、取引金額などが印刷される。ジャーナルプリンタ260は、レシートプリンタ250とほぼ同内容を紙に印刷する機能を有し、取引の事実を証拠として記録する機能を有している。
紙幣処理部270は、操作者から投入された紙幣およびカセット290から取り出された紙幣を処理する機能を有する。カセット収納部280は、カセットを収納する機能を有する。カセット290は、紙幣を収納する機能を有する。金庫扉300は、金庫部120のフロント面に存在する扉である。金庫扉300が開いている状態においては、カセット収納部280およびカセット290へのアクセスが可能である。一方、金庫扉300が閉まっている状態においては、カセット収納部280およびカセット290へのアクセスが不可能である。
図2に示すように、フロントパネル20は、開方向D1に回動し得る。フロントパネル20が開方向D1に回動すると、自動取引装置10の外部から、制御部210、UPS220、電源部230、媒体読取装置240、レシートプリンタ250およびジャーナルプリンタ260にアクセス可能となる。また、媒体読取装置240のトレイは、引き出し方向D2に引き出され得る。紙幣処理部270のトレイは、引き出し方向D3に引き出され得る。
前面扉110は、開方向D4に回動し得る。前面扉110が開方向D4に回動すると、自動取引装置10の外部から、紙幣処理部270および金庫部120にアクセス可能となる。金庫扉300は、開方向D5に回動し得る。金庫扉300が開方向D5に回動すると、自動取引装置10の外部から、カセット収納部280およびカセット290にアクセス可能となる。カセット収納部280およびカセット290は、引き出し方向D6に引き出され得る。
ここで、操作者によって挿入された媒体に記録されている記録データが他人によって不正に読み取られてしまう被害が発生し得る。そこで、本明細書においては、媒体に記録されている記録データを不正に読み取るデータ読取装置をより高精度に検出する技術について主に提案する。以上、本発明の実施形態に係る自動取引装置10の概要について説明した。
(1.第1の実施形態の説明)
続いて、図3〜図8を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。図3は、媒体読取装置240の外観を示す斜視図である。図3に示すように、媒体読取装置240は、媒体が挿入される媒体挿入口50を有している。また、図3には、媒体挿入口50の幅Wh、媒体挿入口50の手前側の厚みTh1、媒体挿入口50の奥側の厚みTh2がそれぞれ示されている。
本発明の第1の実施形態に係る自動取引装置10は、媒体読取装置240の媒体挿入口50を開放する開放位置と媒体挿入口50を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能なカバー部51を有する。以下の説明において、開放位置に存在するカバー部51を特に「カバー部51A」と示し、開放位置から媒体読取装置240に近づいた位置に存在するカバー部51を特に「カバー部51B」と示すことがある。カバー部51Aおよびカバー部51Bを特に区別しない場合には、カバー部51と記載する。
図4は、閉鎖位置に存在するカバー部51Bの外観を示す斜視図である。また、図5は、開放位置に存在するカバー部51Aの外観を示す斜視図である。図6は、媒体読取装置240への媒体挿入が正常に終了した例を示す図である。図6に示すように、カバー部51は、傾きが可変となるように支軸53を中心に回動可能となっており、操作体Hがカバー部51に(例えば、カバー部51を持ち上げるように)押圧を与えて(または媒体読取装置240による媒体挿入の受け付け開始時に自動的に)カバー部51を回動させることによってカバー部51が開放位置(カバー部51Aの位置)に配置される。なお、カバー部51の操作部70に対する傾きは、操作部70の上面に対するカバー部51の奥行方向への傾きであってよい。
また、図6に示すように、カバー部51には、突出部52が形成されている。突出部52は、カバー部51が閉鎖位置(カバー部51Bの位置)に存在するときに媒体挿入口50に入り込むように形成されている。以下の説明において、「カバー部51A」に形成される突出部52を「突出部52A」と示し、「カバー部51B」に形成される突出部52を「突出部52B」と示すことがある。突出部52Aおよび突出部52Bを特に区別しない場合には、突出部52と記載する。なお、開放位置と閉鎖位置との境界は、特に限定されない。以下の説明では、媒体挿入口50に最も近づいたカバー部51の位置(図6)からその位置を基準として所定の角度(例えば、4〜5度)だけ開いたカバー部51の位置までをカバー部51の閉鎖位置とする。一方、所定の角度を超えて開いたカバー部51の位置をカバー部51の開放位置とする。
上記のようにして、カバー部51が開放位置に配置された後、媒体読取装置240への媒体の挿入が終了し、カバー部51が閉鎖位置に配置されるように操作体Hが(または媒体読取装置240による媒体挿入の受け付け終了時に自動的に)カバー部51を移動させる。より具体的には、操作体Hがカバー部51に与えていた押圧を解除して(または媒体読取装置240による媒体挿入の受け付け終了時に自動的に)カバー部51を回動させることによってカバー部51が閉鎖位置(カバー部51Bの位置)に配置される。
一方、図7は、媒体読取装置240への媒体挿入が異常に終了した例を示す図である。図7に示すように、媒体挿入口50に媒体に記録された記録データを不正に読み取るデータ読取装置Reが取り付けられていることがある。より具体的には、操作体Hがデータ読取装置Reを媒体挿入口50に取り付けてから、カバー部51に与えていた押圧を解除して(または媒体読取装置240による媒体挿入の受け付け終了時に自動的に)カバー部51を回動させる。しかし、データ読取装置Reが突出部52の媒体挿入口50に入り込むことを妨げるため、カバー部51が開放位置に配置される。
以上のようにして、カバー部51は、媒体挿入口50を開放する開放位置と媒体挿入口50を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能である。そして、検出部57Xは、カバー部51が開放位置および閉鎖位置のいずれの位置に存在するかを検出する。かかる構成によれば、データ読取装置Reを媒体挿入口50に取り付けることによって媒体に記録された記録データを不正に読み取る犯罪を抑制することが期待される。
カバー部51がどのような場合に開放位置に存在すると検出され、どのような場合に閉鎖位置に存在すると検出されるかは限定されない。一例として、検出部57Xは、カバー部51の傾きが所定の範囲内である場合にカバー部51が閉鎖位置に存在することを検出し、カバー部51の傾きが所定の範囲外である場合に開放位置に存在することを検出してよい。カバー部51の傾きが所定の角度と等しい場合、開放位置および閉鎖位置のいずれに存在すると検出されてもよい。
かかる機能を実現するため、検出部57Xは、どのようなハードウェアによって実現されてもよいが、本発明の第1の実施形態においては、検出部57Xがマイクロスイッチを含む場合を想定する。例えば、カバー部51の傾きが所定の範囲内である場合に、カバー部51Bによって押下されるように検出部57Xが設けられていてもよい(図4参照)。このとき、カバー部51の傾きが所定の範囲外である場合に、カバー部51Bによって押下されないように検出部57Xが設けられていてもよい(図5参照)。
以上に説明したような機能を検出部57Xが有することによって、カバー部51と媒体挿入口50との間に物体が存在しない場合には、カバー部51が閉鎖位置に存在し得る。一方、カバー部51と媒体挿入口50との間に物体が存在する場合には、カバー部51が開放位置に存在し得る。上記した例では、操作体H、データ読取装置Reなどが、カバー部51と検出部57Xとの間に存在する物体となり得る。
ここで、所定のタイミングにおいて、カバー部51が開放位置に存在することが検出された場合には、所定の動作がなされてもよい。すなわち、制御部210は、所定のタイミングにおいてカバー部51が開放位置に存在することが検出された場合には、所定の動作を実行してもよい。所定のタイミングは特に限定されないが、少なくとも取引開始時、取引終了時、媒体読取装置240による媒体挿入の受け付け開始時および媒体読取装置240による媒体挿入の受け付け終了時のいずれか一つを含んでもよい。また、所定のタイミングは、取引開始前、媒体引き込み処理中およびカード抜き取り処理中のいずれか一つを含んでもよい。あるいは、所定のタイミングにおいて、カバー部51が数秒を超えて開放位置に存在することが検出された場合に、所定の動作がなされてもよい。
所定の動作も特に限定されないが、自動取引装置10の動作停止、自動取引装置10による取引停止、所定の情報の通知動作の少なくともいずれか一つを含んでもよい。所定の情報の通知動作も特に限定されないが、操作パネル40に所定の情報(例えば、操作部70の確認を促すメッセージなど)を表示させる動作、図示しない音声出力部に所定の情報(例えば、操作部70の確認を促す音声ガイダンスなど)を出力させる動作および他の装置(例えば、サーバなど)に所定の情報(例えば、障害発生を報告する旨を示すデータなど)を送信する動作の少なくともいずれか一つを含んでもよい。
一方、所定のタイミングにおいて、カバー部51が閉鎖位置に存在することが検出された場合には、所定の動作はなされなくてよい。すなわち、制御部210は、所定のタイミングにおいてカバー部51が閉鎖位置に存在することが検出された場合には、取引を開始または継続してよい。これによって、操作者は、正常に操作部70に対して操作を行った場合、自動取引装置10に対して、引き続き取引を実行させることが可能となる。
なお、上記では、データ読取装置Reが検出される例について説明したが、他にも様々な事象が検出され得る。例えば、制御部210は、カバー部51の破損(カバー部51の取り外しも含む。以下も同様。)または検出部57Xの故障を検出した場合に、所定の動作をしてもよい。ここで、カバー部51の破損または検出部57Xの故障の検出手法は特に限定されない。一例として、カバー部51の破損または検出部57Xの故障が生じた場合には、カバー部51Aによって検出部57Xが押下されないことが想定される。そこで、制御部210は、取引開始前および処理中のいずれかにおいて、カバー部51Aによって検出部57Xが押下されない場合に、カバー部51の破損または検出部57Xの故障が生じたと判断してよい。
なお、突出部52は、媒体挿入口50の幅Wh(図3参照)と同程度の幅Wh’(図4参照)を有しているのがよい。そうすれば、媒体挿入口50に取り付けられたデータ読取装置Reと突出部52とが衝突する可能性を向上させることが可能であるため、より高精度にデータ読取装置Reを検出することが可能となる。また、突出部52は、媒体挿入口50の厚みと同程度の厚みを有しているのがよい。そうすれば、同様に、より高精度にデータ読取装置Reを検出することが可能となる。突出部52は、カバー部51が閉鎖位置に存在するときに、媒体の磁気ストライプの通過位置に達するような位置に形成されていればよい。
また、図4に示すように、突出部52の厚みが先端側と根元側とで異なる場合も想定される。かかる場合には、突出部52は、媒体挿入口50の奥側の厚みTh1(図3参照)と同程度の先端側の厚みTh1’(図4参照)を有しているのがよい。また、突出部52は、媒体挿入口50の手前側の厚みTh2(図3参照)と同程度の根元側の厚みTh2’(図4参照)を有しているのがよい。
図8は、データ読取装置Reが取り付けられた偽造カバーCvが設置された場合を説明するための図である。図8に示すように、カバー部51の手前に偽造カバーCvが設置された場合には、開放位置へのカバー部51の回動が偽造カバーCvによって妨げられる。したがって、偽造カバーCvが設置された場合には、媒体読取装置240に媒体が挿入され得ない。また、カバー部51が取り外されてしまったとしても、閉鎖位置に存在するカバー部51が検出され得ないため、正常な取引は実行され得ない。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
(2.第2の実施形態の説明)
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態の説明において、本発明の第2の実施形態に係る構成のうち、本発明の第1の実施形態に係る構成と共通する構成に対しては、本発明の第1の実施形態に係る構成に付された符号と同一の符号を付し、かかる構成についての詳細な説明を省略する。本発明の第2の実施形態に係る自動取引装置10は、図9および図10に示すように、検出部57Xの代わりに、検出部57Y−1および57Y−2を備える。
図9は、閉鎖位置に存在するカバー部51Bの外観を示す斜視図である。また、図10は、開放位置に存在するカバー部51Aの外観を示す斜視図である。本発明の第2の実施形態においては、検出部57Y−1が発光部であり、検出部57Y−2が光学センサを含む場合を想定する。例えば、カバー部51の傾きが所定の範囲内である場合に、検出部57Y−1から検出部57Y−2に向けて発せられた光に対するカバー部51Bによる遮光が検出部57Y−2によって検出されていてもよい(図9参照)。また、カバー部51の傾きが所定の範囲外である場合に、カバー部51Aによる遮光の解除が検出部57Y−2によって検出されていてもよい(図10参照)。
なお、制御部210は、カバー部51の破損を検出した場合に、所定の動作をしてもよい。ここで、カバー部51の破損の検出手法は特に限定されない。一例として、カバー部51が破損した場合には、カバー部51による遮光が検出部57Y−2によって検出されないことが想定される。そこで、制御部210は、操作部70による入力情報の受け付けが開始されても、検出部57Y−2によってカバー部51Bによる遮光が検出されない場合に、カバー部51が破損したと判断してよい。
また、例えば、制御部210は、検出部57Y−1または検出部57Y−2の故障を検出した場合に、所定の動作をしてもよい。ここで、検出部57Y−1または検出部57Y−2の故障の検出手法は特に限定されない。一例として、検出部57Y−1または検出部57Y−2が故障した場合には、カバー部51Aによる遮光の解除が検出されないことが想定される。そこで、制御部210は、取引開始前および処理中のいずれかにおいて、検出部57Y−2によってカバー部51Aによる遮光の解除が検出されない場合に、検出部57Y−2が故障したと判断してよい。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
(3.第3の実施形態の説明)
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。本発明の第3の実施形態の説明において、本発明の第3の実施形態に係る構成のうち、本発明の第2の実施形態に係る構成と共通する構成に対しては、本発明の第2の実施形態に係る構成に付された符号と同一の符号を付し、かかる構成についての詳細な説明を省略する。本発明の第3の実施形態に係る自動取引装置10は、図11および図12に示すように、検出部57Y−1および57Y−2の代わりに、検出部57Z−1および57Z−2を備える。
また、本発明の第3の実施形態に係る自動取引装置10は、図11および図12に示すように、突出部52Aおよび突出部52Bの代わりに、突出部52A’および突出部52B’を備える。突出部52A’および突出部52B’は、反射面Rfを除いて透光性を有している。反射面Rfに照射された光は、光が照射された方向とは異なる方向に反射される。図11は、閉鎖位置に存在するカバー部51Bの外観を示す斜視図である。また、図12は、開放位置に存在するカバー部51Aの外観を示す斜視図である。
本発明の第3の実施形態においては、検出部57Z−1が発光部であり、検出部57Z−2が光学センサを含む場合を想定する。例えば、カバー部51の傾きが所定の範囲内である場合に、検出部57Z−1から発せられた光の反射面Rfにおける反射が検出部57Z−2によって検出されていてもよい(図11参照)。また、カバー部51の傾きが所定の範囲外である場合に、検出部57Z−1から発せられた光の反射面Rfにおける反射の解除が検出部57Y−2によって検出されていてもよい(図12参照)。
なお、制御部210は、カバー部51の破損、検出部57Z−1の故障または検出部57Z−2の故障を検出した場合に、所定の動作をしてもよい。ここで、カバー部51の破損、検出部57Z−1の故障または検出部57Z−2の故障の検出手法は特に限定されない。一例として、カバー部51の破損、検出部57Z−1の故障または検出部57Z−2の故障が生じた場合には、反射面Rfにおける光の反射が検出部57Z−2によって検出されないことが想定される。そこで、制御部210は、取引開始前または処理中であっても、反射面Rfにおける光の反射が検出部57Z−2によって検出されない場合に、カバー部51の破損、検出部57Z−1の故障または検出部57Z−2の故障が生じたと判断してよい。
以上、本発明の第3の実施形態について説明した。
(4.第4の実施形態の説明)
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。本発明の第4の実施形態の説明において、本発明の第4の実施形態に係る構成のうち、本発明の第1の実施形態に係る構成と共通する構成に対しては、本発明の第1の実施形態に係る構成に付された符号と同一の符号を付し、かかる構成についての詳細な説明を省略する。図13は、媒体読取装置240への媒体挿入が正常に終了した例を示す図である。
図13に示すように、本発明の第4の実施形態に係る自動取引装置10も、媒体読取装置240の媒体挿入口50を開放する開放位置と媒体挿入口50を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能なカバー部51を有する。以下の説明において、開放位置に存在するカバー部51を特に「カバー部51a」と示し、開放位置から媒体読取装置240に近づいた位置に存在するカバー部51を特に「カバー部51b」と示すことがある。カバー部51aおよびカバー部51bを特に区別しない場合には、カバー部51と記載する。
図13に示すように、カバー部51は、傾きが可変となるように支軸53を中心に回動可能となっており、操作体Hがカバー部51に(例えば、カバー部51を持ち上げるように)押圧を与えて(または媒体読取装置240による媒体挿入の受け付け開始時に自動的に)カバー部51を回動させることによってカバー部51が開放位置(カバー部51aの位置)に配置される。
ここで、本発明の第4の実施形態においては、図13に示すように、カバー部51に突出部が形成されていない。上記のようにして、カバー部51が開放位置に配置された後、媒体読取装置240への媒体の挿入が終了し、カバー部51が閉鎖位置に配置されるように操作体Hが(または媒体読取装置240による媒体挿入の受け付け終了時に自動的に)カバー部51を移動させる。より具体的には、操作体Hがカバー部51に与えていた押圧を解除して(または媒体読取装置240による媒体挿入の受け付け終了時に自動的に)カバー部51を回動させることによってカバー部51が閉鎖位置(カバー部51bの位置)に配置される。
一方、図14は、媒体読取装置240への媒体挿入が異常に終了した例を示す図である。図14に示すように、媒体に記録された記録データを不正に読み取るデータ読取装置Reが自動取引装置10の筐体15に取り付けられていることがある。より具体的には、操作体Hがデータ読取装置Reを筐体15に取り付けてから、カバー部51に与えていた押圧を解除して(または媒体読取装置240による媒体挿入の受け付け終了時に自動的に)カバー部51を回動させる。しかし、データ読取装置Reがカバー部51が閉鎖位置に配置されるのを妨げるため、カバー部51が開放位置に配置される。
以上のようにして、カバー部51は、媒体挿入口50を開放する開放位置と媒体挿入口50を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能である。そして、検出部57Xは、カバー部51が開放位置および閉鎖位置のいずれの位置に存在するかを検出する。かかる構成によれば、カバー部51に突出部が形成されていなくても、データ読取装置Reを筐体15に取り付けることによって媒体に記録された記録データを不正に読み取る犯罪を抑制することが期待される。
カバー部51がどのような場合に開放位置に存在すると検出され、どのような場合に閉鎖位置に存在すると検出されるかは、既に本発明の第1の実施形態において説明した通りに限定されない。また、検出部57の種類も特に限定されない。したがって、図13および図14に示した例では、本発明の第1の実施形態に係る検出部57Xが用いられているが、本発明の第2の実施形態に係る検出部57Y−1および57Y−2が用いられてもよいし、本発明の第2の実施形態に係る検出部57Z−1および57Z−2が用いられてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、媒体読取装置240に挿入される媒体の記録データが他人に不正に読み取られてしまう可能性を低減する技術を主に説明した。媒体の記録データが他人に不正に読み取られてしまった場合には、不正に読み取られた媒体の記録データは、操作部70への入力情報と合わせて、自動取引装置10から現金を勝手に引き落とすスキミングにも利用され得る。本発明の第1の実施形態から本発明の第4の実施形態によれば、このようなスキミングによる被害を防止することも期待される。
また、例えば、上記では、カバー部51が回動可能に構成されている例を説明した。しかし、カバー部51は回動可能に構成されていなくてもよい。例えば、カバー部51は、媒体読取装置240の媒体挿入口50を開放する開放位置と媒体挿入口50を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能であればよい。より詳細には、カバー部51は、自動取引装置10の前後方向に移動可能であってもよいし、自動取引装置10の上下方向に移動可能であってもよい。
また、上記では、カバー部51の上端を支軸53としてカバー部51が回動可能である例について説明した。しかし、カバー部51の支軸53は、カバー部51の上端に限定されない。例えば、カバー部51の支軸53は、カバー部51の下端であってもよい。かかる変形例について説明する。図15は、本発明の実施形態の変形例に係る自動取引装置のうち媒体挿入口50の周辺を拡大した図である。図15に示したように、本発明の実施形態の変形例では、カバー部51♯の支軸53がカバー部51♯の下端に位置している。カバー部51♯は、手前側に回動することによって、媒体挿入口50を開放する開放位置に配置される。一方、カバー部51♯は、奥側に回動することによって、媒体挿入口50を閉鎖する閉鎖位置に配置される。また、カバー部51♯には、顧客によって容易に手前側に回動されるように、顧客によって把持される把持部54が設けられている。
図16は、図15に示した領域A1(カバー部51♯およびその周辺領域)を自動取引装置10の内部から観た斜視図である。図16に示すように、カバー部51♯は、上側カバー部51♯aと下側カバー部51♯bとを有している。また、支軸53には、トーションスプリング55a,55bが設けられており、上側カバー部51♯aは、トーションスプリング55aによって上側カバー部51♯aの閉鎖方向(方向D1)に付勢されている。また、下側カバー部51♯bは、トーションスプリング55bによって上側カバー部51♯aの閉鎖方向(方向D1)と逆方向(方向D2)に付勢されている。
図16に示すように、カバー51♯には、突出部52♯が形成されている。突出部52♯は、カバー部51♯が閉鎖位置に存在するときに媒体挿入口50に入り込むように形成されている。検出部57Wは、カバー部51♯が開放位置および閉鎖位置のいずれの位置に存在するかを検出する。ここでは、第2の実施形態と同様に、検出部57Wが光学センサを含む場合を想定する。しかし、検出部57Wは、光学センサの代わりに、マイクロスイッチを含んでもよい。また、検出部57Wは、カバー部51♯の下に設置され、上方を向くように設置されている。
図17は、図16に示したA2−A2断面図である。この断面図においては、下側カバー部51♯bが、第1の下側カバー部51♯b−1、第2の下側カバー部51♯b−2および第3の下側カバー部51♯b−3の3つに分かれている。顧客が把持部54を把持して上側カバー部51♯aを開放方向(方向D1と逆方向)に回動させようとすると、第2の下側カバー部51♯b−2が上側カバー部51♯aから押圧を受けて、第1の下側カバー部51♯b−1、第2の下側カバー部51♯b−2および第3の下側カバー部51♯b−3は、方向D2と逆方向に回動する。
カバー部51♯が、媒体挿入口50に最も近づいた位置からその位置を基準として所定の角度RV(例えば、4〜5度)だけ方向D2と逆方向に回動した位置(図17)までに存在するときには、検出部57Wによって第3の下側カバー部51♯b−3による遮光が検出される。このとき、カバー部51♯は閉鎖位置に存在するとして検出される。一方、カバー部51♯が、所定の角度RVを超えて方向D2と逆方向に回動した位置に存在するときには、検出部57Wによって第3の下側カバー部51♯b−3による遮光が検出されない。このとき、カバー部51♯は開放位置に存在するとして検出される。
また、上記では、自動取引装置10が、カバー部51が開放位置および閉鎖位置のいずれの位置に存在するかを検出する検出部57を備える例を説明した。しかし、自動取引装置10は、検出部57を備えていなくてもよい。このように、自動取引装置10が検出部57を備えていない場合であっても、カバー部51が閉鎖位置に存在しないことを操作者が目視によって発見することによって、自動取引装置10に取り付けられた不正デバイスを検出することが可能である。
10 自動取引装置
20 フロントパネル
30 背面ミラー
40 操作パネル
50 媒体挿入口
51(51A、51B、51a、51b) カバー部
52(52A、52B、52A’、52B’) 突出部
53 支軸
57(57X、57Y−1、57Y−2、57Z−1、57Z−2) 検出部
60 レシート排出口
70 操作部
80 紙幣投入口
91 認証部
92 バーコードリーダ
100 非接触ICカードリーダ
110 前面扉
120 金庫部
210 制御部
220 UPS
230 電源部
240 媒体読取装置
250 レシートプリンタ
260 ジャーナルプリンタ
270 紙幣処理部
280 カセット収納部
290 カセット
300 金庫扉
Rf 反射面

Claims (10)

  1. 媒体読取装置の媒体挿入口を開放する開放位置と前記媒体挿入口を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能なカバー部を備え、
    前記カバー部には、前記カバー部が前記閉鎖位置に存在するときに前記媒体挿入口に入り込む突出部が形成されている、
    自動取引装置。
  2. 前記カバー部は、傾きが可変となるように回動可能である、
    請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 前記自動取引装置は、
    前記カバー部が前記開放位置および前記閉鎖位置のいずれの位置に存在するかを検出する検出部を備え、
    前記検出部は、前記傾きが所定の範囲内である場合に前記カバー部が前記閉鎖位置に存在することを検出し、前記傾きが前記所定の範囲外である場合に前記開放位置に存在することを検出する、
    請求項2に記載の自動取引装置。
  4. 前記自動取引装置は、所定のタイミングにおいて前記カバー部が前記開放位置に存在することが検出された場合には、所定の動作を実行する制御部を備える、
    請求項1に記載の自動取引装置。
  5. 前記制御部は、前記所定のタイミングにおいて前記カバー部が前記閉鎖位置に存在することが検出された場合には、取引を開始または継続する、
    請求項4に記載の自動取引装置。
  6. 前記所定の動作は、前記自動取引装置の動作停止、前記自動取引装置による取引停止、所定の情報の通知動作の少なくともいずれか一つを含む、
    請求項4に記載の自動取引装置。
  7. 前記所定の情報の通知動作は、表示部に前記所定の情報を表示させる動作、音声出力部に前記所定の情報を出力させる動作および他の装置に前記所定の情報を送信する動作の少なくともいずれか一つを含む、
    請求項6に記載の自動取引装置。
  8. 前記突出部は、前記媒体挿入口の幅と同程度の幅を有する、
    請求項1に記載の自動取引装置。
  9. 前記突出部は、前記媒体挿入口の厚みと同程度の厚みを有する、
    請求項1に記載の自動取引装置。
  10. 媒体読取装置の媒体挿入口を開放する開放位置と前記媒体挿入口を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能なカバー部と、
    前記カバー部が前記開放位置および前記閉鎖位置のいずれの位置に存在するかを検出する検出部と、を備え、
    前記カバー部は、傾きが可変となるように回動可能である、
    自動取引装置。
JP2017504576A 2015-03-11 2015-12-17 自動取引装置 Pending JPWO2016143222A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015048027 2015-03-11
JP2015048027 2015-03-11
PCT/JP2015/085421 WO2016143222A1 (ja) 2015-03-11 2015-12-17 自動取引装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2016143222A1 true JPWO2016143222A1 (ja) 2017-12-21

Family

ID=56879124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017504576A Pending JPWO2016143222A1 (ja) 2015-03-11 2015-12-17 自動取引装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2016143222A1 (ja)
WO (1) WO2016143222A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019133368A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 沖電気工業株式会社 自動取引装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3024917B2 (ja) * 1995-01-13 2000-03-27 松下電工株式会社 カードリーダ
JP2007156683A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Shinsoreiyu:Kk 自動現金預け払い機用盗撮防止装置
JP5008997B2 (ja) * 2007-02-05 2012-08-22 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 記録媒体の受付装置と搬送方法
JP5142740B2 (ja) * 2008-01-30 2013-02-13 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016143222A1 (ja) 2016-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11954687B2 (en) Fraud detection in self-service terminal
JP5778073B2 (ja) 紙葉類取扱装置および紙葉類取扱方法
WO2016143222A1 (ja) 自動取引装置
JP2013191037A (ja) 自動取引装置、及び自動取引装置のスキミング防止方法
JP5564767B2 (ja) 自動取引装置
JP5142740B2 (ja) 自動取引装置
JP5691871B2 (ja) 自動取引装置
WO2016143220A1 (ja) 自動取引装置
WO2015151321A1 (ja) 入力キー配置構造および自動取引装置
JP2011258116A (ja) 自動機
WO2015083443A1 (ja) 取引装置及び取引方法
KR102025656B1 (ko) 금융 자동화 기기 및 그 제어방법
WO2019150665A1 (ja) 自動取引装置
JP4774263B2 (ja) インターロック装置及び媒体搬送装置
JP2016095674A (ja) 自動取引装置
JP6196957B2 (ja) 帳票取扱装置及び帳票取扱装置の診断方法
JP6207438B2 (ja) カード取引装置とカード取引方法
JP4951297B2 (ja) 本人確認装置及び取引処理装置
JP6492984B2 (ja) 自動取引装置
KR20070063706A (ko) 승인코드를 이용한 비정상 모드로 구동되는금융자동화기기. 및 그 동작방법
JP2008204347A (ja) 自動取引装置及び自動取引装置の取引処理方法
JP6153876B2 (ja) 自動取引装置
JP2017045118A (ja) 自動取引装置
JP4881963B2 (ja) 自動取引装置
JP6561561B2 (ja) 自動取引装置