JPWO2016140103A1 - 積層フィルムおよびその製造方法 - Google Patents
積層フィルムおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2016140103A1 JPWO2016140103A1 JP2016509797A JP2016509797A JPWO2016140103A1 JP WO2016140103 A1 JPWO2016140103 A1 JP WO2016140103A1 JP 2016509797 A JP2016509797 A JP 2016509797A JP 2016509797 A JP2016509797 A JP 2016509797A JP WO2016140103 A1 JPWO2016140103 A1 JP WO2016140103A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminated film
- film
- laminated
- layer
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C55/00—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
- B29C55/02—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets
- B29C55/10—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial
- B29C55/12—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial biaxial
- B29C55/14—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial biaxial successively
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/06—Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
- B32B27/08—Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of synthetic resin
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/36—Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyesters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B7/00—Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
- B32B7/02—Physical, chemical or physicochemical properties
- B32B7/023—Optical properties
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B7/00—Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
- B32B7/03—Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers with respect to the orientation of features
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2307/00—Properties of the layers or laminate
- B32B2307/40—Properties of the layers or laminate having particular optical properties
- B32B2307/416—Reflective
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2307/00—Properties of the layers or laminate
- B32B2307/50—Properties of the layers or laminate having particular mechanical properties
- B32B2307/51—Elastic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
Description
・R2(550)≦40% ・・・(2)
・R1(550)≧70% ・・・(3)
本発明の積層フィルムの好ましい態様によれば、前記の積層フィルムの示差熱量測定(以下、DSC)における第一の昇温カーブにおいて、積層フィルムが融解ピークを有し、かつその融解ピークトップ温度をTmとして、Tm―110℃以上Tm−60℃以下の範囲で放熱ピークを有することである。
・A層:ジカルボン酸成分とジオール成分を主たる構成成分とする芳香族ポリエステルからなり、前記のジカルボン酸成分100mol%中80〜100mol%が2,6−ナフタレンジカルボン酸であり、前記のジオール成分100mol%中80〜100mol%がエチレングリコールであること。
・B層:ジカルボン酸成分とジオール成分を主たる構成成分とする芳香族ポリエステルからなり、前記のジカルボン酸成分100mol%中40〜75mol%が2,6−ナフタレンジカルボン酸であり、25〜60mol%がイソフタル酸、1,8―ナフタレンジカルボン酸および2,3―ナフタレンジカルボン酸からなる群から選ばれた少なくとも一つの成分であり、前記のジオール成分100mol%中80〜100mol%がエチレングリコールであること。
・TMA=|ΔL/L|×100% ・・・(1)
本発明においては、積層フィルが、積層フィルムの配向軸に沿って巻かれたフィルムロールとすることができる。上述のとおり打ち抜き、断裁、コーティングおよびラミネートなどの加工工程、特にロール状のフィルムを用いて連続的に加工する工程においては、積層フィルム長手方向におけるヤング率を高めることが加工工程の安定化に有効であり、積層フィルムの配向軸に沿って巻かれたフィルムロールを得ることにより、本発明の積層フィルムを用いて、製品を得る際にも容易に高品位な製品を得られるようになる。
・R2(550)≦40% ・・・(2)
・R1(550)≧70% ・・・(3)。
本発明における特性の測定方法、および効果の評価方法は、次のとおりである。
積層フィルムの層構成は、ミクロトームを用いて断面を切り出したサンプルについて、透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて観察することにより求めた。すなわち、透過型電子顕微鏡H−7100FA型((株)日立製作所製)を用い、加速電圧75kVの条件でフィルムの断面写真を撮影し、層構成および各層厚みを測定した。場合によっては、コントラストを高くするために、RuO4やOsO4などを使用した染色技術を用いた。また、1枚の画像に取り込められるすべての層の中で最も厚みの薄い層(薄膜層)の厚みにあわせて、薄膜層厚みが50nm未満の場合は10万倍、薄膜層厚みが50nm以上500nm未満である場合は4万倍、500nm以上である場合は1万倍の拡大倍率によって観察を実施した。
上記の(1)項で得られたTEM写真画像を、スキャナ(キャノン(株)製CanoScan D1230U)を用いて、画像サイズ720dpiで取り込んだ。画像をビットマップファイル(BMP)もしくは、圧縮画像ファイル(JPEG)でパーソナルコンピューターに保存し、次に、画像処理ソフト Image-Pro Plus ver.4(販売元:プラネトロン(株))を用いて、このファイルを開き、画像解析を行った。画像解析処理は、垂直シックプロファイルモードで、厚み方向位置と幅方向の2本のライン間で挟まれた領域の平均明るさとの関係を、数値データとして読み取った。
積層フィルムを、長さ150mm×幅10mmの短冊形に切り出し、サンプルとした。引張試験機(オリエンテック製テンシロンUCT−100)を用いて、初期引張チャック間距離50mmとし、引張速度を300mm/分として引張試験を行った。測定は室温23℃、相対湿度65%の雰囲気で実施し、得られた荷重−歪曲線からヤング率を求めた。測定は、各サンプルについて5回ずつ行い、それらの平均値で評価を行った。
積層フィルムのヤング率を、フィルム面内に10°毎に方向を変えて測定し、そのヤング率が最大になる方向を積層フィルムの配向軸方向とした。
積層フィルムを、その配向軸方向に長さ25mm×幅4mmの短冊形に切り出し、サンプルとした。TMA試験機(セイコーインスツルメンツ製TMA/SS6000)を用いて、初期引張チャック間距離15mmとし、引張張力を29.4mNで一定にしたまま、試験機内温度を25℃から150℃の温度まで5℃/分で上昇させ、積層フィルムの配向軸方向についてTMA測定を行った。得られたTMA−温度曲線から、40℃から50℃の温度における線膨張係数を求めた。線膨張係数は、TMAおよび温度ともに、測定したい温度の±5℃の値の差分から求めた。
積層フィルムを、その配向軸方向に長さ25mm×幅4mmの短冊形に切り出し、サンプルとした。TMA試験機(セイコーインスツルメンツ製TMA/SS6000)を用いて、引張チャック間距離を15mmで一定にしたまま、試験機内温度を25℃から150℃の温度まで5℃/分で上昇させ、積層フィルムの配向軸方向について熱収縮応力を測定した。得られた応力−温度曲線から、熱収縮応力を求めた。
積層フィルムを、その配向軸方向に長さ25mm×幅4mmの短冊形に切り出し、サンプルとした。TMA試験機(セイコーインスツルメンツ製TMA/SS6000)を用いて、初期引張チャック間距離15mmとし、引張張力を29.4mNで一定にしたまま、試験機内温度を25℃から150℃の温度まで5℃/分で上昇させ、積層フィルムの配向軸方向についてTMA測定を行った。得られたTMA−温度曲線から、TMAを求めた。
サンプルを配向軸方向の長さが最大となる線分上の配向軸方向中心から5cm×5cmで切り出した。日立製作所製 分光光度計(U−4100 Spectrophotomater)に付属の積分球を用いた基本構成で、装置付属の酸化アルミニウムの副白板を基準として測定した。サンプルは、積層フィルムの配向軸方向を垂直方向にして積分球の後ろに設置した。また、付属のグランテーラ社製偏光子を設置して、偏光成分を0および90°に偏光させた直線偏光を入射して、波長250〜1500nmの反射率を測定した。
・消光比=T2/T1
(ここで、T1は、積層フィルムの配向軸方向を含む入射面に対して平行な偏光成分について入射角度0°における透過率を表し、T2は、積層フィルムの配向軸方向を含む入射面に対して垂直な偏光成分について入射角度0°における透過率を表す。)
(9)偏光ラマンスペクトルのピーク強度比I max/I min:
偏光ラマンスペクトルは、レーザーラマン分光装置Jovin Yvon社製T−64000を使用して測定した。積層フィルムは、上記の(4)項で決定した反射率が最大となる方向をI max、それと直交する方向をI minとし、それぞれの方向の切断面が測定面となるように、ミクロトームにより断面を切り出した。偏光ラマンスペクトルは、試料断面からレーザーの偏光軸がフィルムの透過軸と一致する場合を平行条件と、積層フィルムの厚み方向と一致する場合を垂直条件として測定した。測定は、各層の中央部について、場所を変えて3点の測定を行い、平均値を測定値とした。詳細な測定条件は、下記のとおりである。
・測定モード:顕微ラマン
・対物レンズ:×100
・ビーム径:1μm
・クロススリット:100μm
・光源:Ar+レーザー/514.5nm
・レーザーパワー:15mW
・回折格子:Spectrograph 600gr/mm
・分散:Single 21オングストローム/mm
・スリット:100μm
・検出器:CCD/Jobin Yvon 1024×256。
測定する積層フィルムからサンプリングを行い、示差熱量分析(DSC)を用いてJIS−K−7122(1987年)に従って、測定サンプルのDSC曲線を測定した。試験は、25℃から290℃の温度まで20℃/分で昇温し、その際の融解エンタルピーならびにガラス転移温度を計測した。用いた装置等は、次のとおりである。
・装置:セイコー電子工業(株)製“ロボットDSC−RDC220”
・データ解析”ディスクセッションSSC/5200”
・サンプル質量:5mg。
ロール状のフィルムを打ち抜き機に導入し、長さを500mmとし、フィルム幅に対して95%の幅長さの矩形状の金型を用いて、打ち抜きを実施した。また、長手方向の打ち抜き間隔は40mmとした。次のA、BおよびC評価を行った。AとBを合格とした。
A:フィルムが破断なく連続的に搬送し、加工することができた。
B:フィルムが部分的な破断は起こったものの、長手方向の連続搬送は可能であり、連続的に加工することができた。
C:フィルムが完全に破断し、長手方向の連続加工連続加工ができなくなった。
サンプルとなる積層フィルムを、フィルム幅方向中央部の位置から長手方向1450mm×幅方向820mmサイズで切り出した。次いで、ハイセンスジャパン株式会社製32型液晶TV LHD32K15JPバックライトの上に、50%拡散板、マイクロレンズシート、偏光反射体、および偏光板の順に設置し、50℃および85℃の温度のもとで、12時間耐熱試験を行った後の偏光反射体の平面性を目視によって評価した。
A:50℃及び85℃の温度で外観問題なし
B:50℃の温度で外観問題あり。
積層フィルムの、結晶性ポリエステルからなるA層を重水素化ヘキサフルオロイソプロパノール(HFIP)もしくはHFIPと重水素化クロロホルムの混合溶媒に溶解し、1H−NMRおよび13C−NMRを用いて組成分析した。
結晶性ポリエステルAとして、融点が266℃で、ガラス転移温度122℃の2,6−ポリエチレンナフタレート(PEN)を用いた。また、熱可塑性樹脂Bとして融点を持たない非晶性樹脂でありガラス転移温度が103℃の2,6−ナフタレンジカルボン酸スピログリコール25mol%と、テレフタル酸25mol%と、エチレングリコール50mol%とを共重合した共重合PEN(共重合PEN1)を用いた。
用いられる積層装置を、スリット数が101個である装置を用いたこと以外は、実施例1と同様にして積層フィルムを得た。
用いられる積層装置をスリット数が201個である装置を用いたこと以外は、実施例1と同様にして積層フィルムを得た。
用いられる積層装置をスリット数が801個である装置を用いたこと以外は、実施例1と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表1に示すとおりの物性を示すものであり、実施例1と同様にMD方向に高いヤング率と低い線膨張係数(40〜50℃)を示すものであった。また、結晶性ポリエステルAと熱可塑性樹脂Bの屈折率の違いに由来する干渉反射特性を示すものであり、実施例3と比較しても高い偏光反射特性を示し、偏光反射部材として非常に高い性能であった。この積層フィルムは製品への加工時にも高精度に安定して連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。
二軸延伸フィルムを再びフィルム長手方向に延伸する際の倍率を2.5倍としたこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表1に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率と低い線膨張係数(40〜50℃)を示すものであった。また、実施例4と同様に高い偏光反射特性を示し、偏光反射部材として非常に高い性能であった。この積層フィルムは、製品への加工時にも高精度に安定して連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。
二軸延伸フィルムを再びフィルム長手方向に延伸する際の倍率を2.2倍としたこと外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表1に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率と低い線膨張係数(40〜50℃)を示すものであった。この積層フィルムは、特定の条件での製品への加工時にも連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。
二軸延伸フィルムを再びフィルム長手方向に延伸する際の倍率を2.0倍とした以外には、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表1に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率と低い線膨張係数(40〜50℃)を示すものであった。この積層フィルムは特定の条件での製品への加工時にも連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。
二軸延伸フィルムを再び長手方向に延伸した後に、180℃の温度に加熱されたオーブン内を搬送することによって熱処理を施したこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表1に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率と低い線膨張係数(40〜50℃)を示すものであった。また、実施例4と同様に高い偏光反射特性を示し、偏光反射部材として非常に高い性能であった。さらに、得られたフィルムは、実施例4と比較しても、フィルム長手方向について100℃における熱収縮応力及びTMAの絶対値を低く抑えることができており、この積層フィルムは特定の条件での製品への加工時にも高精度に安定して連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても、実施例4よりも過酷な条件で問題なく使用できるものであった。
二軸延伸フィルムを再び長手方向に延伸した後に、220℃の温度に加熱されたオーブン内を搬送することによって熱処理を施したこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表2に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率と低い線膨張係数(40〜50℃)を示すものであった。また、実施例4と同様に高い偏光反射特性を示し、偏光反射部材として非常に高い性能であった。さらに、得られた積層フィルムは、実施例4と比較しても、フィルム長手方向について100℃における熱収縮応力及びTMAの絶対値を低く抑えることができており、この積層フィルムは特定の条件での製品への加工時にも高精度に安定して連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても、実施例4よりも過酷な条件で問題なく使用できるものであった。
結晶性ポリエステルとして、融点が240℃で、ガラス転移温度が118℃の2,6−ナフタレンジカルボン酸50mol%、スピログリコール5mol%、およびエチレングリコール45mol%を共重合した共重合PEN(共重合PEN2)を用いたこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表2に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率を示すものであった。この積層フィルムは、特定の条件での製品への加工時にも連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。
熱可塑性樹脂Bとして共重合PEN2を用いたこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表2に示すとおりの物性を示すものであり、実施例4と同様に高いヤング率を示すものであった。一方、結晶性ポリエステルと熱可塑性樹脂Bのガラス転移温度の差の小ささに由来して、反射性能は実施例1と同程度であった。この積層フィルムは、製品への加工時にも高精度に安定して連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても、問題なく使用できるものであった。
結晶性ポリエステルとして、融点が256℃で、ガラス転移温度が81℃のポリエチレンテレフタレート(PET)を用い、熱可塑性樹脂Bとして非晶性樹脂であり、ガラス転移温度が78℃であるシクロヘキサンジメタノール共重合PET(共重合PET)を用いたこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表2に示すとおりの物性を示すものであり、比較例1〜5と比較して高いヤング率を示すものであった。この積層フィルムは、特定の条件での製品への加工時にも連続生産可能なものであり、かつ実使用時において問題なく使用できるものであった。一方、結晶性ポリエステルがPETであることに由来して、反射性能は実施例4と比較して低いものとなっていた。
熱可塑性樹脂Bとして、ガラス転移温度が96℃のジカルボン酸成分として、2,6−ナフタレンジカルボン酸70mol%とイソフタル酸30mol%を用い、ジオール成分としてエチレングリコールを用いて共重合した共重合PEN(共重合PEN3)を用いたこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表3に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率を示すものであった。この積層フィルムは製品への加工時にも連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。
二軸延伸後フィルムを長手方向に延伸する速度を400%/秒としたこと以外は、実施例13と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表3に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率を示すものであった。この積層フィルムは、製品への加工時にも連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。また、偏光特性を示す消光比は実施例4よりも高く、偏光反射性能に優れるものであった。
熱可塑性樹脂Bとして、ガラス転移温度が90℃であり、ジカルボン酸成分として、2,6−ナフタレンジカルボン酸50mol%とイソフタル酸50mol%を用い、ジオール成分としてエチレングリコールを共重合した共重合PEN(共重合PEN4)を用いたこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表3に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率を示すものであった。この積層フィルムは、製品への加工時にも連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。また、偏光特性を示す消光比は実施例4よりも高く、偏光反射性能に優れるものであった。
熱可塑性樹脂として、ガラス転移温度が98℃であり、ジカルボン酸成分として、2,6−ナフタレンジカルボン酸75mol%とイソフタル酸25mol%を用い、ジオール成分としてエチレングリコールを共重合した共重合PEN(共重合PEN5)を用いたこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表3に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率を示すものであった。この積層フィルムは、製品への加工時にも連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。また、偏光特性を示す消光比は実施例4よりも高く、偏光反射性能に優れるものであった。
熱可塑性樹脂Bとして、ガラス転移温度が103℃であり、ジカルボン酸成分として、2,6−ナフタレンジカルボン酸80mol%とイソフタル酸20mol%を用い、ジオール成分としてエチレングリコールを共重合した共重合PEN(共重合PEN6)を用いたこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表3に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率を示すものであった。この積層フィルムは、製品への加工時にも連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。また、偏光特性を示す消光比は実施例4よりも高く、偏光反射性能に優れるものであった。
熱可塑性樹脂Bとして、ガラス転移温度が103℃であり、ジカルボン酸成分として、2,6−ナフタレンジカルボン酸70mol%と1,8―ナフタレンジカルボン酸30mol%を用い、ジオール成分としてエチレングリコールを共重合した共重合PEN(共重合PEN7)を用いたこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表3に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率を示すものであった。この積層フィルムは、製品への加工時にも連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。また、偏光特性を示す消光比は実施例4よりも高く、偏光反射性能に優れるものであった。
熱可塑性樹脂Bとして、ガラス転移温度が103℃であり、2,6−ナフタレンジカルボン酸70mol%と2,3―ナフタレンジカルボン酸30mol%を用い、ジオール成分としてエチレングリコールを共重合した共重合PEN(共重合PEN8)を用いたこと以外は、実施例4と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表3に示すとおりの物性を示すものであり、高いヤング率を示すものであった。この積層フィルムは、製品への加工時にも連続生産可能なものであり、かつ実使用時においても問題なく使用できるものであった。また、偏光特性を示す消光比は実施例4よりも高く、偏光反射性能に優れるものであった。
キャストフィルムとして、PENの単層のフィルムを用いたこと以外は、実施例4と同様にしてフィルムを得た。得られたフィルムは、表2に示すとおりの物性を示すものであり、実施例4と同様に高いヤング率を示すものであった。一方、積層構造を有さないため、特異な反射性能は示さず、さらに実施例1のフィルムと比較するとフィルムが脆くなっているため、ハンドリング性が低下していた。このフィルムは、製品への加工時にフィルム破断が発生し、連続生産性に劣るものであった。
用いられる積層装置をスリット数が3個である装置を用いたこと以外は、実施例1と同様にして積層フィルムを得た。得られた積層フィルムは、表2に示すとおりの物性を示すものであり、実施例1と同様にフィルム長手方向に高いヤング率を示すものであった。一方、層数が3層と少ないことを反映して、積層構造特有の反射性能は示さず、さらに実施例1のフィルムと比較するとフィルムが脆くなっているため、ハンドリング性がやや低下していた。この積層フィルムは、製品への加工時にフィルム破断が発生し、連続生産性に劣るものであった。
実施例4と同様にして得られたキャストフィルムを、120℃の温度に設定したロール群で加熱した後、フィルム長手方向に135℃の温度に設定されたロールで4.5倍に延伸し、その後一旦冷却した。
実施例4と同様に得られたキャストフィルムを、テンターに導き、135℃の温度の熱風で予熱後、150℃の温度でフィルム幅方向に5.0倍延伸し、フィルムの両端をトリミングすることにより、目的とする積層フィルムをフィルム幅2000mmのロール状で200m得られた。
実施例4と同様にして得られたキャストフィルムを、120℃の温度に設定したロール群で加熱した後、フィルム長手方向に135℃の温度に設定されたロールにより4.0倍に延伸し、トリミングすることにより、目的とするフィルム幅が500mmで長さが200m積層フィルムのからなるフィルムロールを得た。
Claims (14)
- 結晶性ポリエステルからなるA層と前記結晶性ポリエステルとは異なる熱可塑性樹脂からなるB層が交互に、合計11層以上積層されてなる積層フィルムであって、前記積層フィルムの配向軸方向におけるヤング率が6GPa以上であることを特徴とする積層フィルム。
- ビーム径が1μmで、波長が1390cm−1での偏光ラマンスペクトルにおいて、反射率が最大となる方向のピーク強度 I max とそれに直交する方向のピーク強度 I min との比 I max/I min が5以上であることを特徴とする請求項1記載の積層フィルム。
- 結晶性ポリエステルを構成するカルボン酸成分のうち、ナフタレンジカルボン酸を90mol%以上含むことを特徴とする請求項1記載の積層フィルム。
- 配向軸方向および前記配向軸方向に直交する方向のいずれかにおいて、40℃以上50℃以下の温度における線膨張係数の絶対値が10ppm/℃以下であることを特徴とする請求項1または2記載の積層フィルム。
- 配向軸方向を含む入射面に対して平行な偏光成分について入射角度10°での反射率をR1とし、それと前記配向軸方向を含む入射面に対して垂直な偏光成分について入射角度10°での反射率をR2とした場合、波長550nmにおける反射率が、下記式(2)および式(3)を満足すること特徴とする請求項1または2記載の積層フィルム。
・R2(550)≦40% ・・・(2)
・R1(550)≧70% ・・・(3) - 示差熱量測定(以下、DSC)における第一の昇温カーブにおいて、積層フィルムが融解ピークを有し、かつその融解ピークトップ温度をTmとして、Tm―110℃以上Tm−60℃以下の範囲で放熱ピークを有する請求項1または2記載の積層フィルム。
- 配向軸方向とそれと同一の面内で直交する方向のヤング率の比が2以上であることを特徴とする請求項1または2記載の積層フィルム。
- 配向軸方向における100℃の温度での熱収縮応力が、1MPa以下であることを特徴とする請求項1または2記載の積層フィルム。
- 配向軸方向における100℃の温度におけるTMAの絶対値が0.5%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の積層フィルム。
- 示差走査熱量測定(DSC)による熱可塑性樹脂B由来の融解ピークが、5J/g以下であることを特徴とする請求項1または2記載の積層フィルム。
- A層およびB層が、次の条件を満たすことを特徴とする請求項1または2記載の積層フィルム。
・A層:ジカルボン酸成分とジオール成分を主たる構成成分とする芳香族ポリエステルからなり、前記ジカルボン酸成分100mol%中80〜100mol%が2,6−ナフタレンジカルボン酸であり、前記ジオール成分100mol%中80〜100mol%がエチレングリコールであること。
・B層:ジカルボン酸成分とジオール成分を主たる構成成分とする芳香族ポリエステルからなり、前記ジカルボン酸成分100mol%中40〜75mol%が2,6−ナフタレンジカルボン酸であり、25〜60mol%がイソフタル酸、1,8―ナフタレンジカルボン酸および2,3―ナフタレンジカルボン酸からなる群から選ばれた少なくとも一つの成分であり、前記ジオール成分100mol%中80〜100mol%がエチレングリコールであること。 - 請求項1または2のいずれかに記載の積層フィルムが、前記積層フィルムの配向軸に沿って巻きとられてなることを特徴とするフィルムロール。
- 積層フィルムの幅が1000mm以上であることを特徴とする請求項12記載のフィルムロール。
- 結晶性ポリエステルからなるA層と前記結晶性ポリエステルとは異なる熱可塑性樹脂からなるB層が、交互に合計11層以上積層した未延伸フィルムを、フィルム長手方向に倍率2〜5倍で延伸した後、フィルム幅方向に2〜5倍で延伸し、さらに再度フィルム長手方向に1.3〜4倍で延伸することを特徴とする積層フィルムの製造方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015039870 | 2015-03-02 | ||
JP2015039870 | 2015-03-02 | ||
JP2015058996 | 2015-03-23 | ||
JP2015058996 | 2015-03-23 | ||
PCT/JP2016/055220 WO2016140103A1 (ja) | 2015-03-02 | 2016-02-23 | 積層フィルムおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2016140103A1 true JPWO2016140103A1 (ja) | 2017-12-14 |
JP6631509B2 JP6631509B2 (ja) | 2020-01-15 |
Family
ID=56848862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016509797A Active JP6631509B2 (ja) | 2015-03-02 | 2016-02-23 | 積層フィルムおよびその製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6631509B2 (ja) |
KR (1) | KR102532418B1 (ja) |
CN (1) | CN107405908B (ja) |
TW (1) | TWI691405B (ja) |
WO (1) | WO2016140103A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210341659A1 (en) * | 2018-09-12 | 2021-11-04 | Toray Industries, Inc. | Laminate film |
MX2021004089A (es) * | 2018-10-09 | 2021-08-19 | Sunallomer Ltd | Metodo de produccion de lamina de polipropileno. |
CN110698998A (zh) * | 2019-09-16 | 2020-01-17 | 升信新材(北京)科技有限公司 | 低收缩率的太阳能电池封装用胶膜及其制备方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004058594A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Toray Ind Inc | 熱可塑性樹脂フィルム |
JP2004130761A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-04-30 | Toray Ind Inc | 積層フィルム |
JP2005199724A (ja) * | 2000-12-05 | 2005-07-28 | Teijin Ltd | 二軸配向積層ポリエステルフィルムおよび磁気記録媒体 |
JP2010253799A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | 二軸配向積層フィルム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1033244B1 (en) * | 1999-03-04 | 2004-02-11 | Teijin Limited | Biaxially oriented laminate polyester film |
CN100406250C (zh) * | 2000-11-27 | 2008-07-30 | 帝人株式会社 | 等离子显示器的前面板用近红外线反射膜 |
JP3960194B2 (ja) | 2001-11-09 | 2007-08-15 | 東レ株式会社 | ガラス保護フィルム |
EP1686400B1 (en) | 2003-10-27 | 2012-06-06 | Teijin Dupont Films Japan Limited | Near infrared shielding film |
JP6077300B2 (ja) | 2012-12-26 | 2017-02-08 | 帝人株式会社 | 1軸延伸多層積層フィルム、それからなる偏光板、液晶表示装置用光学部材及び液晶表示装置 |
-
2016
- 2016-02-23 WO PCT/JP2016/055220 patent/WO2016140103A1/ja active Application Filing
- 2016-02-23 JP JP2016509797A patent/JP6631509B2/ja active Active
- 2016-02-23 KR KR1020177024485A patent/KR102532418B1/ko active IP Right Grant
- 2016-02-23 CN CN201680012729.8A patent/CN107405908B/zh active Active
- 2016-02-26 TW TW105105777A patent/TWI691405B/zh active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005199724A (ja) * | 2000-12-05 | 2005-07-28 | Teijin Ltd | 二軸配向積層ポリエステルフィルムおよび磁気記録媒体 |
JP2004058594A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Toray Ind Inc | 熱可塑性樹脂フィルム |
JP2004130761A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-04-30 | Toray Ind Inc | 積層フィルム |
JP2010253799A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | 二軸配向積層フィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN107405908B (zh) | 2020-12-01 |
KR102532418B1 (ko) | 2023-05-15 |
WO2016140103A1 (ja) | 2016-09-09 |
TW201637843A (zh) | 2016-11-01 |
TWI691405B (zh) | 2020-04-21 |
CN107405908A (zh) | 2017-11-28 |
KR20170122200A (ko) | 2017-11-03 |
JP6631509B2 (ja) | 2020-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6973584B2 (ja) | 積層フィルム | |
JP6361400B2 (ja) | 二軸延伸ポリエステルフィルム、それを用いた偏光板、液晶ディスプレイ | |
JP6884997B2 (ja) | ポリエステルフィルム、および偏光板保護フィルム | |
JP6365300B2 (ja) | 積層フィルムおよび偏光板 | |
JP6631509B2 (ja) | 積層フィルムおよびその製造方法 | |
CN111741845B (zh) | 多层层叠膜 | |
JP6992259B2 (ja) | 積層フィルムおよびその製造方法 | |
JP2017132990A (ja) | ポリエステルフィルム | |
JP2017177411A (ja) | 積層フィルム | |
JP2017061145A (ja) | 積層フィルム、フィルムロール及びその製造方法 | |
JP2018039263A (ja) | 積層フィルムおよびフィルムロール | |
JP6543964B2 (ja) | 積層フィルム及びその製造方法 | |
JP6848561B2 (ja) | 積層フィルム | |
JP2017177350A (ja) | 積層フィルム | |
KR102637931B1 (ko) | 적층 필름 | |
JP2018032019A (ja) | 積層フィルム | |
JP6476795B2 (ja) | 積層フィルム | |
JP2024065050A (ja) | 積層フィルム | |
JP2018104536A (ja) | フィルム | |
JP2017087448A (ja) | 積層フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190109 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191125 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6631509 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |