JP6848561B2 - 積層フィルム - Google Patents
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本発明の積層フィルムは、ポリエステル樹脂を主たる構成成分とする層からなる必要がある。ポリエステル樹脂は一般的に熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂と比べて安価であり、かつ公知の溶融押出により簡便かつ連続的にシート化することができる。そのため、低コストで生産性良く、積層フィルムを得ることが可能となる。
(1)層厚み、積層数、積層構造
フィルムの層構成は、ミクロトームを用いて断面を切り出したサンプルについて、透過型電子顕微鏡(TEM)観察により求めた。すなわち、透過型電子顕微鏡H−7100FA型((株)日立製作所製)を用い、加速電圧75kVの条件でフィルムの断面を10000〜40000倍に拡大観察し、断面写真を撮影、層構成および各層厚みを測定した。尚、場合によっては、コントラストを高く得るために、公知のRuO4やOsO4などを使用した染色技術を用いた。また、1枚の画像に取り込められるすべての層の中で最も厚みの薄い層(薄膜層)の厚みにあわせて、薄膜層厚みが50nm未満の場合は10万倍、薄膜層厚みが50nm以上500nm未満である場合は4万倍、500nm以上である場合は1万倍の拡大倍率にて観察を実施した。
(1)項で得られたTEM写真画像を画像処理ソフト Image-Pro Plus ver.4(販売元 プラネトロン(株))を用いて、このファイルを開き、画像解析を行った。画像解析処理は、垂直シックプロファイルモードで、厚み方向位置と幅方向の2本のライン間で挟まれた領域の平均明るさとの関係を、数値データとして読み取った。表計算ソフト(Excel 2000)を用いて、位置(nm)と明るさのデータに対してサンプリングステップ2(間引き2)でデータ採用した後に、5点移動平均の数値処理を施した。さらに、この得られた周期的に明るさが変化するデータを微分し、VBA(Visual Basic for Applications)プログラムにより、その微分曲線の極大値と極小値を読み込み、隣り合う明るさが極大の領域と極小の領域の間隔を1層の層厚みとして層厚みを算出した。この操作を写真毎に行い、全ての層の層厚みを算出した。
(2)で求めた各層の層厚みをX、その層厚みの設計値をYとした時に、その誤差が10%以内である層数が全体の6割以上である場合に良好な結果とした。なお各層の設計値は図1〜3に示しており、各層の設計値は特開2007−176154[0028]〜[0031]などを参考に、設計を行ったものである。
○;全層厚みの6割以上8割未満が誤差10%以内
△;全層厚みの3割以上6割未満が誤差10%以内
×;全層厚みの3割未満が誤差10%以内
(4)相対反射率
5cm×5cmで切り出したサンプルを日立製作所(株)製分光光度計(U−4100 Spectrophotomater)に付属の積分球を用いた基本構成で反射率測定を行った。相対反射率測定では、装置付属の酸化アルミニウムの副白板を基準として測定した後、サンプルの長手方向を上下方向にして測定した。測定条件:スリットは2nm(可視)/自動制御(赤外)とし、ゲインは2と設定し、走査速度を600nm/分で測定し、方位角0度における相対反射率を得た。
JIS K7142(1996)A法に従って測定した。
5cm×5cmで切り出したサンプルを(株)マツボー製 プリズムカプラー(SPA−3DR)を用いて、MD方向、TD方向をそれぞれTEモードで積層フィルムの表層の屈折率を測定した後、それらの平均値を表層の面内屈折率とした。
測定する積層フィルムを切り出し、示差熱量分析(DSC)を用いてJIS−K−7122(1987年)に従って、セイコー電子工業(株)製示差走査熱量測定装置”ロボットDSC−RDC220”を、データ解析にはディスクセッション”SSC/5200”を用いて、25℃から300℃まで5℃/minで昇温(第一の昇温)しその状態で5分間保持し、次いで25℃以下となるよう急冷した。引き続いて、再度室温から5℃/min.の昇温速度で300℃まで昇温(第二の昇温)を行って測定を行った。得られた示差操作熱量測定チャート(第二の昇温カーブ)を用いて、ガラス転位点Tg、冷結晶化温度Tc、融点Tmを求めた。なお、複数存在する場合には、それぞれ温度が一番高い値でもって、それぞれの値とした。
測定するポリエステル樹脂を、JIS−K−7122(1987年)に従って、セイコー電子工業(株)製示差走査熱量測定装置”ロボットDSC−RDC220”を、データ解析にはディスクセッション”SSC/5200”を用いて、25℃から300℃まで5℃/minで昇温(第一の昇温)しその状態で5分間保持し、次いで25℃以下となるよう急冷した。直ちに引き続いて、再度室温から5℃/min.の昇温速度で300℃まで昇温(第二の昇温)を行って測定を行った。得られた示差操作熱量測定チャート(第二の昇温カーブ)を用いて、ガラス転位点Tg、冷結晶化温度Tc、融点Tmを求めた。なお、複数存在する場合には、それぞれ温度が一番高い値でもって、それぞれの値とした。
多層積層フィルムを構成する材料の構造解析方法は、特に手法は限定されないが、以下のような方法が例示できる。例えば、まずガスクロマトグラフ質量分析(GC−MS)により重量ピークを確認する。次に、フーリエ変換型赤外分光(FT−IR)にて、推定される構造が有する各原子間の結合に由来するピークの有無を確認する。さらに、プロトン核磁気共鳴分光(1H−NMR)にて、構造式上の水素原子の位置に由来する化学シフトの位置と水素原子の個数に由来するプロトン吸収線面積を確認する。これらの結果を合わせて総合的に判断することが好ましい。
JIS K5400(1999年版)に基づき試験を行った。以下の基準に基づき評価を行った。○以上を良好な結果とした。試験は10回実施し、その平均値を用いて判定した。
◎:全ての格子の目にはがれがない。
一辺が5cmの正方形状の積層フィルムサンプルを3点(3個)準備する。次にサンプルを常態(23℃、相対湿度50%)において、40時間放置する。それぞれのサンプルを日本電色工業(株)製濁度計「NDH5000」を用いて行い、全光線透過率の測定はJIS「プラスチック透明材料の全光線透過率の試験方法」(K7361−1、1997年版)にて行い、ヘイズの測定はJIS「透明材料のヘーズの求め方」(K7136 2000年版)に準ずる方式で実施した。内部ヘイズの測定はJIS−K−7105に準じて測定するが、フィルム表面の凹凸による光散乱を除去するために、流動パラフィンで満たされた石英セルにサンプルを浸した状態で測定した。それぞれ3点(3個)の値を平均して、積層フィルムの内部ヘイズの値とした。
ペレット状のチップをそれぞれの実験に用いた条件で乾燥させた後、島津製作所社製 フローテスター(CFT−500)を用いて粘度を測定した。ダイ径をφ=1mmに設定し、原料チップを280度℃で10分間溶融させた後、荷重を10kgかけた時の粘度を測定した。
各樹脂を溶媒としてオルトクロロフェノールを用いて、温度25℃、オストワルド粘度計を用いて測定した溶液粘度から算出した。
固有粘度0.60、Tm=268℃のポリエチレンナフタレート(PEN)を用いて、化合物cとして分子量2000のポリブチレンテレフタレート(以下、PBT添加剤)の添加量を変えて粘度を測定した結果を表1に示す。
固有粘度0.60、Tm=248℃のネオペンチルグリコール(NPG)を10mol%共重合したポリエチレンナフタレート(ジオール成分として、エチレングリコール(EG)を90mol%、NPGを10mol%、ジカルボン酸成分として、2,6−ナフタレンジカルボン酸(NDC)を100mol%(以下、PEN/NPG(10)と示す))を用い、参考例1と同様に、化合物cとしてPBT添加剤の添加量を変えて、粘度を測定した結果を表1に示す。
ポリエステル樹脂aとして、固有粘度0.60、Tm=268℃のPENを用い、そこに化合物cとしてPBT添加剤を3wt%添加した。以下、ポリエステル樹脂aと化合物cを混合した樹脂を熱可塑性樹脂Aと示す。また、ポリエステル樹脂bとして、シクロヘキサンジメタノールを30mol%共重合したPET樹脂とポリエチレンテレフタレート(東レ(株)製)を82:18の質量比となるように混合したもの(表中でPETG系樹脂と示す)を用いた。なお、PETG系樹脂の粘度は280℃で3300poiseであった。
化合物cとしてPBT添加剤を6wt%添加し、ポリエステル樹脂bとして、スピログリコールを21mol%、シクロヘキサンジカルボン酸を15mol%共重合したPETとポリエチレンテレフタレート(東レ(株)製)を85:15の比率で混合した樹脂(表中、SPG系樹脂と示す。)を用いた以外は実施例1と同様にして行った。なお、ポリエステル樹脂bの280℃での粘度は2250poiseであった。
得られた積層フィルムは実施例1と同様に、フローマークもなく、900〜1200nmの光の反射率が高く、可視光領域の波長400〜800nmにおいてほぼ反射のない平坦な反射率分布を備えたものであった。透明性に優れ、密着性も良好であった。結果を表2に示す。
ポリエステル樹脂aとして、固有粘度0.60、Tm=248℃のPEN/NPG(10)を用い、縦延伸温度の設定温度を120度(その時のフィルム温度は120℃)、熱処理温度を220℃にした以外は、実施例1と同様にして行った。
得られた積層フィルムは実施例1と同様に、フローマークもなく、900〜1200nmの光の反射率が高く、可視光領域の波長400〜800nmにおいてほぼ反射のない平坦な反射率分布を備えたものであった。透明性に優れ、密着性も良好であった。結果を表2に示す。
スリット数201個のスリットプレートを1枚用いた構成である201層積層装置を用いた以外は実施例1と同様にして行った。また、この時の積層フィルムの層厚み分布を図2に示す。得られたフィルムの厚みは40μmであった。
スリット数51個のスリットプレートを1枚用いた構成である51層積層装置を用いた以外は実施例1と同様にして行った。また、この時の積層フィルムの層厚み分布を図3に示す。得られたフィルムの厚みは11μmであった。
3層のフィードブロックを用いた以外は実施例1と同様にして行った。なお、3層のフィードブロックは層厚みが1:4:1となるような比で行った。
得られたフィルムは、フローマークは無いものの、可視光域及び赤外領域に反射帯域を持たないフィルムであった。結果を表2に示す。
(実施例7)
ポリエステル樹脂aとして、固有粘度0.60、NPGを20mol%共重合したポリエチレンナフタレート(PEN/NPG(20)、Tm=228℃)を用い、熱処理温度を200℃にした以外は、実施例3と同様にして行った。
得られた積層フィルムは実施例1と同様に、フローマークもなく、900〜1200nmの光の反射率が高かったものの、実施例3よりは反射率が低かった。透明性に優れ、密着性も良好であった。結果を表2に示す。
PBT添加剤を未添加とする以外は実施例1と同様にして行った。
得られた積層フィルムはフローマークが多く、製品化できないレベルのサンプルしか採取できなかった。また分光を確認したところ、900〜1200nmの光を反射するものの、層乱れ起因により、可視光反射が高いものが得られた。結果を表2に示す。
PBT添加剤を未添加とする以外は実施例3と同様にして行った。
得られた積層フィルムは、実施例1よりはフローマークが少なかったが、依然としてフローマークが多く、製品化できないレベルのサンプルしか採取できなかった。また分光を確認したところ、900〜1200nmの光を反射するものの、層乱れ起因により、可視光反射が高いものが得られた。結果を表2に示す。
ポリエステル樹脂aにPET(東レ製)を用い、ポリエステル樹脂bとしてPETG系樹脂を用い、それぞれの樹脂を280℃溶融混錬し、積層させた以外、実施例5と同様に行った。なお、PETの280℃での粘度は2100poiseであった。
得られた積層フィルムは両者の相溶性がよいため、フローマークも無く、透明フィルムが得られた。しかし、PETG系樹脂との屈折差がほとんど小さいため、反射率が小さかった。結果を表2に示す。
フィードブロックを601層に変えた以外は、比較例3と同様にして行った。
得られた積層フィルムはフローマークも無く、透明フィルムが得られた。また層数が多いため、900〜1200nmの光の反射率が高く、可視光領域の波長400〜800nmにおいてほぼ反射のない平坦な反射率分布を備えたものであった。透明性に優れ、密着性も良好であった。結果を表2に示す。
Claims (5)
- ジカルボン酸成分としてナフタレンジカルボン酸を50mol%以上100mol%以下含むポリエステル樹脂aを含むA層とポリエステル樹脂bを含むB層を3層以上交互に積層した積層フィルムであって、積層フィルムの冷結晶化温度Tcが200℃未満であり、積層フィルムの少なくとも片側表層が前記A層であり、かつ該表層の屈折率が1.70以上であり、
前記A層がブチレンテレフタレート成分を含む重量平均分子量10,000以下の化合物cを含み、その含有量が前記A層に対して0.1wt%以上10wt%以下である積層フィルム。 - 前記ポリエステル樹脂aがポリエチレンナフタレート系樹脂である請求項1に記載の積層フィルム。
- 積層フィルムのガラス転移温度Tgが110℃以下である請求項1〜2のいずれかに記載の積層フィルム。
- 相対反射率が30%以上となる反射帯域を少なくとも1つ有する請求項1〜3のいずれかに記載の積層フィルム。
- 900〜1200nmの波長範囲において相対反射率が30%以上となる反射帯域を少なくとも1つ有する請求項1〜4のいずれかに記載の積層フィルム。
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