JPWO2016042982A1 - 発光装置 - Google Patents
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Abstract
発光装置は、発光する複数の面状発光部(26)と、一体のシート材からなる可撓性の花びら外側シート(20)とを備える。花びら外側シート(20)は、複数の面状発光部(26)をそれぞれ保持する複数の保持部(21)と、複数の保持部(21)の間を連結する連結部とを有する。花びら外側シート(20)が曲げられることによって、複数の面状発光部(26)が立体的に配置される。このような構成により、簡易な構成により、複数の面状発光部が立体的に配置される発光装置を提供する。
Description
この発明は、一般的には、発光装置に関し、より特定的には、立体的に配置される複数の面状発光部を備える発光装置に関する。
従来の発光装置に関して、たとえば、特開2008−186599号公報には、装飾性に優れることにより、良好な演出効果や雰囲気作りを図ることを目的とした、照明装置が開示されている(特許文献1)。
特許文献1に開示された照明装置においては、矩形状のメインパネルの各辺にヒンジを介して、複数のサブパネルが回動可能に取り付けられている。メインパネルおよび複数のサブパネルには、その下面に有機ELにより形成された面発光部が取り付けられている。メインパネルに対するサブパネルの設定角度を変えることにより、さらに各面発光部を独立して点灯制御することにより、良好な演出効果や雰囲気作りを図ることができる。
上述の特許文献1に開示されるように、複数の面状発光部を立体的に配置した発光装置が知られている。このような発光装置においては、複数の面状発光部を簡易な構成で立体的に配置する構造が求められる。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、簡易な構成により、複数の面状発光部が立体的に配置される発光装置を提供することである。
この発明の一側面に従う発光装置は、発光する複数の面状発光部と、一体のシート材からなる可撓性の第1シート部材とを備える。第1シート部材は、複数の面状発光部をそれぞれ保持する複数の保持部と、複数の保持部の間を連結する連結部とを有する。第1シート部材が曲げられることによって、複数の面状発光部が立体的に配置される。
この発明に従えば、簡易な構成により、複数の面状発光部が立体的に配置される発光装置を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1における発光装置を示す斜視図である。図1を参照して、本実施の形態における発光装置10は、チューリップの外観を模したチューリップ型の照明である。
図1は、この発明の実施の形態1における発光装置を示す斜視図である。図1を参照して、本実施の形態における発光装置10は、チューリップの外観を模したチューリップ型の照明である。
図2は、図1中の発光装置から、がく(萼)シートを除いた状態を示す斜視図である。図3は、図2中の花びら部分を示す縦断面図である。
図1から図3を参照して、発光装置10は、花びら外側シート20と、花びら内側シート30と、面状発光部26p,26q,26r(以下、特に区別しない場合には、面状発光部26という)と、がくシート51p,51q,51rと、茎パイプ12と、基台14と、電源部16とを有する。
チューリップは、環状に配置される3枚の花びらと、その花びらの外周上に環状に配置される3枚のがくとを有する。発光装置10においては、互いに重ね合わされた花びら外側シート20および花びら内側シート30が、3枚の花びらを形どるように曲げられている。がくシート51p、がくシート51qおよびがくシート51rは、がく形状を有する。これら3枚の花びらおよび3枚のがくは、茎の形状を形どる茎パイプ12を介して、基台14に支持されている。
面状発光部26は、互いに重ね合わされた花びら外側シート20および花びら内側シート30の間に内蔵されている。電源部16からの電力供給を受けて面状発光部26が発光することによって、あたかもチューリップの花びらが発光したかのような照明が得られる。
図4は、図1中の発光装置の花びら部分を展開した状態を示す平面図である。図5は、図4中の花びら部分から花びら内側シートを除いた状態を示す平面図である。図6は、花びら内側シートを示す平面図である。
図1から図6を参照して、花びら外側シート20および花びら内側シート30は、それぞれ、可撓性を有する一体のシート材から形成されている。花びら外側シート20および花びら内側シート30は、樹脂製のシート材から形成されている。材料としては、たとえば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネイト(PC)、ポリイミド、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリプロピレン(PP)等が用いられる。
図3中に示されるように、花びら外側シート20および花びら内側シート30は、花びら外側シート20が花びらの外側に配置され、花びら内側シート30が花びらの内側に配置されるように、互いに重ね合わされている。花びら外側シート20および花びら内側シート30のうちの少なくとも花びら外側シート20は、光透過性を有する。
花びら外側シート20および花びら内側シート30の形状について説明すると、まず、花びら外側シート20は、その構成部位として、保持部21p,21q,21r(以下、特に区別しない場合には、保持部21という)と、連結部22とを有する。
図5中に示す花びら外側シート20を平面状に展開した状態において、保持部21p、保持部21qおよび保持部21rは、中心軸101を中心に環状に並んでいる。保持部21p、保持部21qおよび保持部21rは、中心軸101を中心に等間隔に配置されている。
保持部21は、花びら形状を有する。保持部21は、その平面視において、面状発光部26よりも大きい面積を有する。保持部21p、保持部21qおよび保持部21rは、それぞれ、面状発光部26p、面状発光部26qおよび面状発光部26rを保持するように設けられている。保持部21p、保持部21qおよび保持部21rには、それぞれ、面状発光部26p、面状発光部26qおよび面状発光部26rが載置されている。
連結部22は、保持部21p、保持部21qおよび保持部21rを互いに連結するように設けられている。連結部22は、周方向に離間した保持部21p、保持部21qおよび保持部21rを、中心軸101側において互いに連結するように設けられている。保持部21p、保持部21qおよび保持部21rは、連結部22から放射状に延出している。保持部21p、保持部21qおよび保持部21rは、連結部22から半径方向外側の三方に延出する羽根形状を有する。保持部21は、半径方向外側から半径方向内側に向かうに従って周方向の長さが短くなるくびれ形状を有する。
花びら外側シート20には、貫通孔23が形成されている。貫通孔23は、シート材からなる花びら外側シート20を貫通するように形成されている。貫通孔23は、環状に並ぶ保持部21p、保持部21qおよび保持部21rの中心(中心軸101)に重なる位置に形成されている。
花びら内側シート30は、花びら外側シート20に対応する形状(保持部21p,21q,21rおよび連結部22に対応する部位を有した形状)を有する。
花びら内側シート30には、開口部33が形成されている。開口部33は、貫通孔23と重なる位置に形成されている。花びら内側シート30には、開口部33を塞ぐように蓋部材34が設けられている。開口部33は、発光装置10の組み立て時に用いられる作業用の孔であり、組み立て完了後に蓋部材34によって配線41が隠される。
花びら内側シート30は、面状発光部26に対して花びら外側シート20の反対側に配置されている。花びら外側シート20と、花びら外側シート20に重ね合わされた花びら内側シート30とによって、保持部21に載置された面状発光部26が封止されている。このような構成により、面状発光部26の耐水性および耐候性が維持される。
図7は、図4中のVII−VII線上に沿った面状発光部を示す断面図である。図7を参照して、本実施の形態では、面状発光部26が、有機ELから構成され、全体として曲げ可能なように可撓性を有するように形成されている。面状発光部26は、発光ダイオード(LED)と拡散板とから構成されてもよいし、冷陰極管等を用いて構成されてもよい。
面状発光部26は、透明基板72、陽極(アノード)65、有機層73、陰極(カソード)64、封止部材71および絶縁層66を有する。
透明基板72は、面状発光部26の発光面側に配置されている。陽極65、有機層73および陰極64は、透明基板72上に順次積層されている。封止部材71は、陽極65、有機層73および陰極64からなる積層体を覆うように設けられている。
透明基板72を構成する部材としては、可撓性を有する透明部材が用いられる。材料としては、たとえば、ポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリカーボネイト(PC)等の光透過性のフィルム基板が用いられる。
光透過性のフィルム基板としては、他にポリイミド、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリプロピレン(PP)等が用いられる。
陽極65は、透明性を有する導電膜である。陽極65を形成するためには、スパッタリング法等によって、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)等が透明基板72上に成膜される。陽極65に用いられる他の材料としては、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)が用いられる。
有機層73は、電力が供給されることによって光(可視光)を生成することが可能である。有機層73は、単層の発光層から構成されてもよく、正孔輸送層、発光層、正孔阻止層および電子輸送層などが順次積層されることによって構成されてもよい。
陰極64は、たとえば、アルミニウム(Al)である。陰極64は、真空蒸着法等によって有機層73を覆うように形成されている。陰極64を所定の形状にパターニングするために、真空蒸着の際にはマスクが用いられるとよい。陰極64の他の材料としては、フッ化リチウム(LiF)、AlとCaとの積層、AlとLiFとの積層、および、AlとBaとの積層等が用いられる。
陰極64と陽極65とが短絡しないように、陰極64と陽極65との間には絶縁層66が設けられている。絶縁層66は、たとえば、スパッタリング法を用いてSiO2などが成膜された後、フォトリソグラフィ法等を用いて陽極65と陰極64とを互いに絶縁する箇所を覆うように所望のパターンに形成される。
封止部材71は、絶縁性を有する樹脂から形成される。封止部材71は、有機層73を水分等から保護するために形成される。封止部材71は、陽極65、有機層73および陰極64を透明基板72上に封止する。なお、陽極65の一部は、電気的な接続のために封止部材71から露出している。
封止部材71には、PET、PEN、PS、PES、ポリイミド等のフィルムに、SiO2、AL2O3、SiNx等の無機薄膜と柔軟性のあるアクリル樹脂薄膜などを層状に複数層重ね合わせることでガスバリア性を備えたものが用いられる。
陽極65の封止部材71から露出している部分(図7中の右側の部分)は、電極部63(陽極用)を構成する。電極部63と陽極65とは互いに同じ材料で構成される。陰極64の封止部材71から露出している部分(図7中の左側の部分)は、電極部62(陰極用)を構成する。電極部62と陰極64とは互いに同じ材料で構成される。電極部63および電極部62には、はんだ付けまたは銀ペーストを用いて配線41が取り付けられる。配線41の取り付け部には、耐水性および耐候性を保つために樹脂剤が塗布されてもよい。
図1から図4を参照して、電源部16は、面状発光部26に電力を供給する電源として設けられている。本実施の形態では、電源部16が、基台14に収容されている。面状発光部26p、面状発光部26qおよび面状発光部26rから中心軸101に向けて引き出された配線41は、貫通孔23および茎パイプ12を順に通って、電源部16に接続されている。
複数の面状発光部26を内蔵した花びら外側シート20および花びら内側シート30の積層体は、3枚の花びらを形どった曲面立体形状に曲げられている。
より具体的には、花びら外側シート20および花びら内側シート30の積層体は、保持部21p、保持部21qおよび保持部21rが、中心軸101を中心に環状に並んで立設するように曲げられている。花びら外側シート20および花びら内側シート30の積層体は、連結部22と保持部21との境界(保持部21の根本部)において、保持部21が中心軸101に沿って立ち上がるように曲げられている。花びら外側シート20および花びら内側シート30の積層体は、保持部21の全体において、花びらの外側に向けて凸状に湾曲するように曲げられている。
花びら外側シート20および花びら内側シート30の積層体が曲げられることによって、面状発光部26p、面状発光部26qおよび面状発光部26rが、立体的に配置されている。面状発光部26p、面状発光部26qおよび面状発光部26rは、中心軸101を中心に環状に並んで立設されている。
がくシート51p、がくシート51qおよびがくシート51rは、光透過性を有する。がくシート51p、がくシート51qおよびがくシート51rは、中心軸101を中心に環状に並んで立設された保持部21p、保持部21qおよび保持部21rの外周上に設けられている。がくシート51pは、保持部21pおよび保持部21qに重なり合うように設けられている。がくシート51qは、保持部21qおよび保持部21rに重なり合うように設けられている。がくシート51rは、保持部21rおよび保持部21pに重なり合うように設けられている。
花びら外側シート20および花びら内側シート30の積層体は、がくシート51p、がくシート51qおよびがくシート51rによって、3枚の花びらを形どった曲面立体形状に保持されている。
以上に説明した、この発明の実施の形態1における発光装置10の構造についてまとめて説明すると、本実施の形態における発光装置10は、発光する複数の面状発光部26と、一体のシート材からなる可撓性の第1シート部材としての花びら外側シート20とを備える。花びら外側シート20は、複数の面状発光部26をそれぞれ保持する複数の保持部21と、複数の保持部21の間を連結する連結部22とを有する。花びら外側シート20が曲げられることによって、複数の面状発光部26が立体的に配置される。
このように構成された、この発明の実施の形態1における発光装置10によれば、複数の面状発光部26を一体に保持するための花びら外側シート20を曲げることによって、複数の面状発光部26を立体的に配置するため、チューリップの外観を模したチューリップ型の照明を簡易な構成により実現することができる。
なお、本実施の形態では、チューリップの外観を模したチューリップ型の照明について説明したが、チューリップ以外の各種の花の外観を模した照明を構成することが可能である。また、花に限られず、たとえば、立方体やピラミッド等の幾何学的立体形状を有する照明や、モニュメントの形状を模した照明を構成することも可能である。
(実施の形態2)
図8は、この発明の実施の形態2における発光装置の花びら部分を展開した状態を示す平面図である。図8は、実施の形態1における図4に対応する図である。本実施の形態における発光装置は、実施の形態1における発光装置10と比較して、基本的には同様の構造を有する。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図8は、この発明の実施の形態2における発光装置の花びら部分を展開した状態を示す平面図である。図8は、実施の形態1における図4に対応する図である。本実施の形態における発光装置は、実施の形態1における発光装置10と比較して、基本的には同様の構造を有する。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図8を参照して、本実施の形態における発光装置においては、花びら内側シート30が、封止部31p、封止部31qおよび封止部31rの3つの部分に分割されて構成されている。
封止部31p、封止部31qおよび封止部31rは、それぞれ、花びら外側シート20の保持部21p、保持部21qおよび保持部21rに対応する形状を有する。保持部21pに封止部31pが重ね合わされることによって、面状発光部26pが封止され、保持部21qに封止部31qが重ね合わされることによって、面状発光部26qが封止され、保持部21rに封止部31rが重ね合わされることによって、面状発光部26rが封止されている。
このように構成された、この発明の実施の形態2における発光装置によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。
なお、花びら内側シート30が一体のシート材から形成され、花びら外側シート20が上記の分割構造を有してもよい。この場合、花びら内側シート30が本発明における第1シート部材に対応する。
(実施の形態3)
図9は、この発明の実施の形態3における発光装置の花びら部分を示す縦断面図である。図9は、実施の形態1における図3に対応する図である。本実施の形態における発光装置は、実施の形態1における発光装置10と比較して、基本的には同様の構造を有する。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図9は、この発明の実施の形態3における発光装置の花びら部分を示す縦断面図である。図9は、実施の形態1における図3に対応する図である。本実施の形態における発光装置は、実施の形態1における発光装置10と比較して、基本的には同様の構造を有する。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図9を参照して、本実施の形態における発光装置においては、電源部16が、中心軸101を中心に環状に並んで立設された保持部21p、保持部21qおよび保持部21rの中心に設けられている。電源部16は、花びら内側シート30を介して花びら外側シート20の連結部22上に載置されている。
電極部63および電極部62は、各面状発光部26において、保持部21p、保持部21qおよび保持部21rの中心側に設けられている。電極部63および電極部62は、各面状発光部26において、電源部16の外周上に位置する面状発光部26の端辺に設けられている。
花びら内側シート30には、貫通孔35が形成されている。貫通孔35は、中心軸101に重なる位置に形成されている。各面状発光部26の電極部63および電極部62から中心軸101に向けて引き出された配線(不図示)は、貫通孔35を通って、電源部16に接続されている。本実施の形態では、電極部63,62が、電源部16が位置する保持部21p、保持部21qおよび保持部21rの中心側に設けられるため、配線長さを短くすることができる。
このように構成された、この発明の実施の形態3における発光装置によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。加えて、電源部16を環状に並んで立設された保持部21p、保持部21qおよび保持部21rの内側に隠すことにより、簡易な構成で発光装置の外観を良好にできる。
(実施の形態4)
図10は、この発明の実施の形態4における発光装置の保持部を展開した状態を示す平面図である。本実施の形態における発光装置は、実施の形態1における発光装置10と比較して、基本的には同様の構造を有する。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図10は、この発明の実施の形態4における発光装置の保持部を展開した状態を示す平面図である。本実施の形態における発光装置は、実施の形態1における発光装置10と比較して、基本的には同様の構造を有する。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図10を参照して、本実施の形態における発光装置においては、保持部21p、保持部21qおよび保持部21rが、中心軸101を中心に円弧状に並んでいる。
このように複数の保持部21は、平面状に展開された状態において、中心軸101を中心に360°の全範囲に配置される構成だけでなく、360°の一部範囲に配置される構成を有してもよい。また、複数の保持部21は、周方向に並ぶ構成に限られず、たとえば、直線状に並ぶ構成や千鳥状に並ぶ構成を有してもよい。
このように構成された、この発明の実施の形態4における発光装置によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。
この発明の一側面に従う発光装置は、発光する複数の面状発光部と、一体のシート材からなる可撓性の第1シート部材とを備える。第1シート部材は、複数の面状発光部をそれぞれ保持する複数の保持部と、複数の保持部の間を連結する連結部とを有する。第1シート部材が曲げられることによって、複数の面状発光部が立体的に配置される。
このように構成された発光装置によれば、複数の面状発光部を一体に保持するための可撓性の第1シート部材を曲げることによって、複数の面状発光部を立体的に配置する。このため、複数の面状発光部が立体的に配置された発光装置を、簡易な構成により実現することができる。
また好ましくは、発光装置は、面状発光部に対して第1シート部材の反対側に配置され、第1シート部材とともに面状発光部を封止する可撓性の第2シート部材をさらに備える。
このように構成された発光装置によれば、面状発光部を外部環境から保護することができる。
また好ましくは、面状発光部は、可撓性を有する。このように構成された発光装置によれば、よりフレキシブルな形状を備えた発光装置を実現することができる。
また好ましくは、保持部は、花びら形状を有する。複数の保持部が環状に並んで立設されることにより、花型の照明を構成する。
このように構成された発光装置によれば、花びら形状を有する保持部が環状に並んで立設されるように、第1シート部材を曲げることによって、発光装置を花型の照明として構成することができる。
また好ましくは、発光装置は、環状に並べられた複数の保持部の外周上に設けられ、がく形状を有する第3シート部材をさらに備える。第3シート部材によって、第1シート部材が折り曲げられた形状に保持される。
このように構成された発光装置によれば、がく形状を有する第3シート部材により第1シート部材が曲げられた形状に保持されるため、発光装置をさらに簡易な構成とできる。
また好ましくは、発光装置は、複数の面状発光部に電力を供給する電源部をさらに備える。複数の保持部は、環状に並んで立設される。電源部は、複数の保持部の中心に設けられる。
このように構成された発光装置によれば、電源部が複数の保持部により囲まれるため、発光装置を良好な外観とできる。
また好ましくは、面状発光部は、複数の保持部の中心側に位置して電極部を有する。発光装置は、電源部および電極部の間を接続する配線をさらに備える。
このように構成された発光装置によれば、電源部および電極部の間を距離を短縮化することにより、両者の間を接続する配線長さを短くできる。
また好ましくは、第1シート部材を平面状に展開した場合に、複数の保持部は、環状または円弧状に並ぶ。
このように構成された発光装置によれば、複数の保持部が環状または円弧状に並ぶ第1シート部材を曲げることによって、複数の面状発光部が立体的に配置された発光装置を実現することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、主に、照明装置に利用される。
10 発光装置、12 茎パイプ、14 基台、16 電源部、20 花びら外側シート、21,21p,21q,21r 保持部、22 連結部、23,35 貫通孔、26,26p,26q,26r 面状発光部、30 花びら内側シート、31p,31q,31r 封止部、33 開口部、34 蓋部材、41 配線、51p,51q,51r がくシート、62,63 電極部、64 陰極、65 陽極、66 絶縁層、71 封止部材、72 透明基板、73 有機層、101 中心軸。
Claims (8)
- 発光する複数の面状発光部と、
複数の前記面状発光部をそれぞれ保持する複数の保持部と、複数の前記保持部の間を連結する連結部とを有し、一体のシート材からなる可撓性の第1シート部材とを備え、
前記第1シート部材が曲げられることによって、複数の前記面状発光部が立体的に配置される、発光装置。 - 前記面状発光部に対して前記第1シート部材の反対側に配置され、前記第1シート部材とともに前記面状発光部を封止する可撓性の第2シート部材をさらに備える、請求項1に記載の発光装置。
- 前記面状発光部は、可撓性を有する、請求項1または2に記載の発光装置。
- 前記保持部は、花びら形状を有し、
複数の前記保持部が環状に並んで立設されることにより、花型の照明を構成する、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。 - 環状に並べられた複数の前記保持部の外周上に設けられ、がく形状を有する第3シート部材をさらに備え、
前記第3シート部材によって、前記第1シート部材が曲げられた形状に保持される、請求項4に記載の発光装置。 - 複数の前記面状発光部に電力を供給する電源部をさらに備え、
複数の前記保持部は、環状に並んで立設され、
前記電源部は、複数の前記保持部の中心に設けられる、請求項1から5のいずれか1項に記載の発光装置。 - 前記面状発光部は、複数の前記保持部の中心側に位置して電極部を有し、
前記電源部および前記電極部の間を接続する配線をさらに備える、請求項6に記載の発光装置。 - 前記第1シート部材を平面状に展開した場合に、複数の前記保持部は、環状または円弧状に並ぶ、請求項1から7のいずれか1項に記載の発光装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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