JPWO2015186189A1 - エレベータの敷居 - Google Patents

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Abstract

本発明のエレベータの敷居(10)は、土台(12)に固定された第1の支持部材(131)と、第1の支持部材(131)に固定された第1の表面部材(132)とが別部材とされ、土台(12)に固定された第2の支持部材(141)と、第2の支持部材(141)に固定された第2の表面部材(142)とが別部材とされている。また、第1の表面部材(132)は、敷居(10)の一方の上面を形成する一方の上板部と、敷居溝(11)の底面を形成する底板部と、一方の上板部と底板部との間を繋ぎ敷居溝(11)の一方の側面を形成する一方の側板部とを有し、第2の表面部材(142)は、敷居(10)の他方の上面を形成する他方の上板部と、他方の上板部から下方へ突出し敷居溝(11)の他方の側面を形成する他方の側板部とを有している。更に、他方の側板部と底板部との間には、ドアパネル(5)の下部に設けられた外れ防止具(8)が挿入される空間(21)が形成されている。

Description

この発明は、出入口(例えば乗場出入口又はかご出入口等)の下部に設けられ、敷居溝が形成されているエレベータの敷居に関するものである。
従来、出入口を開閉するドアの下部に設けたシューが敷居のレール溝から外れることを防止するために、ドアの下部に係止ブラケットを設け、係止ブラケットの先端が挿入される係止溝をレール溝の内側壁に設けたエレベータの乗場ドア離脱防止構造が提案されている(特許文献1及び2参照)。
特表2011−520737号公報 特表2012−502865号公報
しかし、特許文献1及び2に示されている従来のエレベータの乗場ドア離脱防止構造では、レール溝の内側壁に係止溝を設けた敷居が単一材で構成されているので、敷居の材料が例えば押し出し加工又は引き抜き加工等が困難な材料である場合、単一材から例えば切削加工又は曲げ加工等によって敷居を製造しなければならず、敷居の製造が困難になってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ドアが外れることを防止することができるとともに、製造を容易にすることができるエレベータの敷居を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータの敷居は、ドアパネルを含むドアの移動によって開閉される出入口の下部に設けられ、ドアの移動方向に沿って敷居溝が形成され、敷居溝の幅方向両側に一方及び他方の上面が形成されているエレベータの敷居であって、土台、及び土台にそれぞれ設けられた第1及び第2の敷居部材を備え、第1の敷居部材は、土台に固定された第1の支持部材と、第1の支持部材と別部材とされ、第1の支持部材に固定された第1の表面部材とを有し、第2の敷居部材は、土台に固定された第2の支持部材と、第2の支持部材と別部材とされ、第2の支持部材に固定された第2の表面部材とを有し、第1及び第2の表面部材のうち、一方は、一方の上面を形成する一方の上板部と、敷居溝の底面を形成する底板部と、一方の上板部と底板部との間を繋ぎ上記敷居溝の一方の側面を形成する一方の側板部とを有し、他方は、他方の上面を形成する他方の上板部と、他方の上板部から下方へ突出し上記敷居溝の他方の側面を形成する他方の側板部とを有し、他方の側板部と底板部との間には、ドアパネルの下部に設けられた外れ防止具が挿入される空間が形成されている。
この発明によるエレベータの敷居によれば、他方の側板部と底板部との間に形成された空間に外れ防止具が係合することにより、ドアが外れることを防止することができる。また、第1及び第2の表面部材のそれぞれの形状を単純化することができ、敷居の製造を容易にすることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場出入口装置を示す正面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図2の乗場敷居を示す拡大断面図である。 この発明の実施の形態2による乗場ドア及び乗場敷居を示す要部断面図である。 図4の乗場敷居を示す拡大断面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場出入口装置を示す正面図である。なお、図1では、昇降路内から見たときの乗場出入口装置が示されている。図において、各階の乗場には、昇降路と乗場との間を連通する乗場出入口1が設けられている。乗場出入口1の上部には、昇降路の内壁面に固定されたハンガケース2が配置されている。ハンガケース2には、乗場出入口1の間口方向(幅方向)に沿って配置されたドアレール3が支持されている。ドアレール3には、一対の乗場ドア4が掛けられている。
各乗場ドア4は、ドアレール3に案内されながら、乗場出入口1の間口方向に沿って互いに逆方向へ移動可能になっている。乗場出入口1は、各乗場ドア4が互いに逆方向へ移動されることにより開閉される。
各乗場ドア4は、ドアパネル5と、ドアパネル5の上部に固定されたドアハンガ6と、ドアパネル5の下部に固定されドアパネル5の幅方向について互いに離して配置された一対のドアガイドシュー7と、ドアパネル5の下部に固定され一対のドアガイドシュー7間に配置された外れ防止具8とを有している。
ドアハンガ6は、複数のハンガローラ9を有している。各乗場ドア4は、複数のハンガローラ9をドアレール3上に載せることによりドアレール3に掛けられている。各乗場ドア4が乗場出入口1の間口方向に沿って移動されるときには、各ハンガローラ9がドアレール3上を転動される。
乗場出入口1の下部には、乗場の床に固定された乗場敷居10が設けられている。乗場敷居10には、上方へ開放された敷居溝11が各乗場ドア4の移動方向(即ち、乗場出入口1の間口方向)に沿って形成されている。なお、エレベータの乗場出入口装置は、ハンガケース2、ドアレール3、乗場ドア4及び乗場敷居10を有している。
敷居溝11には、ドアガイドシュー7及び外れ防止具8が挿入されている。各乗場ドア4は、ドアガイドシュー7及び外れ防止具8を敷居溝11に挿入したまま、乗場出入口1の間口方向に沿って移動される。
昇降路内のかご(図示せず)には、一対のかごドアによって開閉されるかご出入口(図示せず)が設けられている。一対のかごドアは、かごに設けられた図示しないドア駆動装置の駆動力により、かご出入口の間口方向(幅方向)に沿って互いに逆方向へ移動される。かご出入口は、各かごドアが互いに逆方向へ移動されることにより開閉される。
かご出入口の下部には、かごの床に固定されたかご敷居が設けられている。かご敷居には、上方へ開放された敷居溝が各かごドアの移動方向(即ち、かご出入口の間口方向)に沿って形成されている。各かごドアは、ドアパネルと、ドアパネルの上部に固定されたドアハンガと、ドアパネルの下部に設けられかご敷居の敷居溝に挿入されたドアガイドシューとを有している。各かごドアは、ドアガイドシューをかご敷居の敷居溝に挿入させたまま、かご出入口の間口方向に沿って移動される。
かご出入口は、かごが各階のいずれかに停止したときに乗場出入口1に対向する。かごが各階のいずれかに停止しているときには、かごドアが乗場ドアと係合しながら移動されることにより、乗場出入口1及びかご出入口が同時に開閉される。
図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。また、図3は、図2の乗場敷居10を示す拡大断面図である。乗場敷居10の上面は、敷居溝11を境界として互いに隣り合う一方及び他方の上面10a,10bに分けられている。即ち、乗場敷居10には、一方及び他方の上面10a,10bが敷居溝11の幅方向両側に形成されている。この例では、一方の上面10aが敷居溝11からみて乗場側に形成され、他方の上面10bが敷居溝11からみて昇降路側に形成されている。
乗場敷居10は、乗場の床に固定された土台である基礎プレート12と、基礎プレート12にそれぞれ設けられた第1の敷居部材13及び第2の敷居部材14とを有している。基礎プレート12、第1の敷居部材13及び第2の敷居部材14のそれぞれの断面形状は、乗場出入口1の間口方向(乗場敷居10の長手方向)について乗場敷居10のどの位置においても同じ形状になっている。
基礎プレート12は、水平に配置された水平板部121を有している。第1の敷居部材13及び第2の敷居部材14は、水平板部121の上面に敷居溝11の幅方向について互いに離して配置されている。この例では、第2の敷居部材14の大部分が第1の敷居部材13よりも昇降路側に配置されている。
第1の敷居部材13は、水平板部121の上面に固定された第1の支持部材131と、第1の支持部材131に固定された第1の表面部材132とを有している。第1の支持部材131、第1の表面部材132及び基礎プレート12は、互いに別部材とされている。
第1の支持部材131は、水平板部121の上面に重なる第1の重ね板部131aと、第1の重ね板部131aの上方に配置された第1の受け板部131bと、第1の重ね板部131aと第1の受け板部131bとの間を繋ぐ第1の縦板部131cとを有している。これにより、この例では、第1の支持部材131の断面形状が、第2の敷居部材14に開放部を向けた略C字状になっている。また、この例では、第1の重ね部131aの幅寸法が第1の受け板部131bの幅寸法よりも大きくなっている。さらに、この例では、第1の支持部材131が一枚の金属板を曲げて形成されている。第1の支持部材131は、第1の重ね板部131aが締結具(例えばねじ又はボルト等)で水平板部121に締結されることにより基礎プレート12に固定されている。第1の支持部材131は、第1の重ね板部131aを水平板部121に溶接で接合することにより基礎プレート12に固定してもよい。
第1の表面部材132は、第1の受け板部131b上に重ねられ乗場敷居10の一方の上面(この例では、乗場側の上面)10aを形成する一方の上板部132aと、上板部132aよりも下方に位置し敷居溝11の底面を形成する底板部132dと、上板部132aと底板部132dとの間を繋ぎ敷居溝11の一方の側面(この例では、乗場側の側面)を形成する一方の側板部132bと、敷居溝11からみて第1の支持部材131よりも遠い外側(この例では、乗場側)で上板部132aから下方へ突出し第1の縦板部131cに重なる一方の外板部132cとを有している。これにより、第1の表面部材132は、第1の支持部材131を覆っている。
この例では、第1の表面部材132が一枚の金属板を曲げて形成されている。また、この例では、意匠性に優れ押し出し加工又は引き抜き加工が困難な(即ち、融点の高い)ステンレス鋼又は銅合金(例えばブラス(黄銅)等)が、第1の表面部材132を構成する材料とされている。さらに、この例では、上板部132a及び外板部132cが第1の支持部材131に接着剤で接着され、外板部132cが第1の縦板部131cに締結具(例えばねじ又はボルト等)で締結されることにより、第1の表面部材132が第1の支持部材131に固定されている。
底板部132dは、第1の重ね板部131aに重なっている。即ち、水平板部121には、第1の重ね板部131a及び底板部132dが順次重なっている。底板部132d及び第1の重ね板部131aは、締結具(例えばねじ又はボルト等)で水平板部121にまとめて締結されている。
第2の敷居部材14は、水平板部121の上面に固定された第2の支持部材141と、第2の支持部材141に固定された第2の表面部材142とを有している。第2の支持部材141、第2の表面部材142及び基礎プレート12は、互いに別部材とされている。
第2の支持部材141は、水平板部121の上面に重なる第2の重ね板部141aと、第2の重ね板部141aの上方に配置された一対の第2の受け板部141bと、各第2の受け板部141bのそれぞれと第2の重ね板部141aとの間を繋ぐ一対の第2の縦板部141cとを有している。一対の第2の受け板部141bは、第2の敷居部材14の幅方向について互いに離して配置されている。一対の第2の縦板部141cは、第2の重ね板部141aの幅方向両端部に立てて設けられている。これにより、この例では、第2の支持部材141の断面形状が、開放部を上方へ向けた略U字状になっている。また、この例では、第2の支持部材141が一枚の金属板を曲げて形成されている。第2の支持部材141は、第2の重ね板部141aが締結具(例えばねじ又はボルト等)で水平板部121に締結されることにより基礎プレート12に固定されている。第2の支持部材141は、第2の重ね板部141aを水平板部121に溶接で接合することにより基礎プレート12に固定してもよい。
第2の表面部材142は、各第2の受け板部141b上に重ねられ乗場敷居10の他方の上面(この例では、昇降路側の上面)10bを形成する他方の上板部142aと、上板部142aから下方へ突出し敷居溝11の他方の側面(この例では、昇降路側の側面)を形成する他方の側板部142bと、敷居溝11からみて第2の支持部材141よりも遠い外側(この例では、昇降路側)で上板部142aから下方へ突出する他方の外板部142cとを有している。これにより、第2の表面部材142は、第2の支持部材141を覆っている。
この例では、第2の表面部材142が一枚の金属板を曲げて形成されている。また、この例では、意匠性に優れ押し出し加工又は引き抜き加工が困難な(即ち、融点の高い)ステンレス鋼又は銅合金(例えばブラス(黄銅)等)が、第2の表面部材142を構成する材料とされている。この例では、第1及び第2の表面部材132,142が同じ材料で構成されている。さらに、この例では、上板部142aが第2の受け板部141bに接着剤及び締結具(例えばねじ又はボルト等)で接着及び締結されることにより、第2の表面部材142が第2の支持部材141に固定されている。
第2の表面部材142の側板部142bは、第1の表面部材132の底板部132dから上方へ離れた位置に配置されている。これにより、側板部142bと底板部132dとの間には、空間であるポケット21が敷居溝11に沿って形成されている。
外れ防止具8は、図2に示すように、ドアパネル5の下部に締結具(例えばボルト及びナット等)で固定されドアパネル5から敷居溝11内に挿入される取付板81と、取付板81の下端部に設けられ、敷居溝11内からポケット21に挿入される係合部82とを有している。外れ防止具8は、係合部82をポケット21に挿入したままドアパネル5と一体に移動される。
係合部82は、水平に配置されている。また、敷居溝11の幅方向についての係合部82の寸法は、敷居溝11の幅寸法(敷居溝11の一方及び他方の側面間の寸法)よりも大きくなっている。乗場敷居10に対する乗場ドア4の上方への変位は、係合部82が側板部142bに係合することにより阻止される。これにより、各ドアガイドシュー7及び外れ防止具8が敷居溝11から外れることが防止される。
このようなエレベータの乗場敷居10では、一方の上面10a、敷居溝11の一方の側面及び敷居溝11の底面を形成する第1の表面部材132が第1の支持部材131と別部材とされ、他方の上面10b及び敷居溝11の他方の側面を形成する第2の表面部材142が第2の支持部材141と別部材とされており、第2の表面部材142の側板部142bと第1の表面部材132の底板部132dとの間に、ドアパネル5に固定された外れ防止具8が挿入されるポケット(空間)21が形成されているので、外れ防止具8と側板部142bとの係合により、乗場ドア4が敷居溝11から外れることを防止することができる。また、第1及び第2の表面部材132,142を第1及び第2の支持部材131,141とは別個に作製することができるので、第1及び第2の表面部材132,142、第1及び第2の支持部材131,141のそれぞれの形状を単純化することができる。これにより、第1及び第2の支持部材131,141、第1及び第2の表面部材132,142の少なくともいずれかが加工しにくい材料で構成されていても、乗場敷居10の製造を容易にすることができる。特に、第1及び第2の表面部材132,142については、例えば乗場敷居10の意匠性に優れた材料等の選択の自由度を広げることができる。
また、第1及び第2の表面部材132,142は、板を曲げて形成されているので、乗場敷居10の製造をさらに容易にすることができる。
また、第1及び第2の表面部材132,142を構成する材料は、意匠性に優れたステンレス鋼又は銅合金であるので、乗場敷居10の意匠性の向上を図ることができる。
なお、上記の例では、第1の表面部材132の底板部132dが第1の支持部材131の重ね板部131aに重なっているが、これに限定されず、重ね板部131aの幅寸法を短くして、底板部132dが基礎プレート12の水平板部121に直接重なるようにしてもよい。この場合、底板部132dが重ね板部131aを避けて水平板部121に締結具で締結される。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2による乗場ドア4及び乗場敷居10を示す要部断面図である。また、図5は、図4の乗場敷居10を示す拡大断面図である。なお、図4及び図5は、実施の形態1での図2及び図3にそれぞれ対応する図である。乗場敷居10には、一方及び他方の上面10a,10bが敷居溝11の幅方向両側に形成されている。この例では、一方の上面10aが敷居溝11からみて昇降路側に形成され、他方の上面10bが敷居溝11からみて乗場側に形成されている。
基礎プレート12及び第2の支持部材141の構成は、実施の形態1と同様である。また、第1の支持部材131の構成は、第1の重ね板部131aの幅寸法が第1の受け板部131bの幅寸法とほぼ同じであることを除き、実施の形態1での第1の支持部材131の構成と同様である。
第2の表面部材142は、各第2の受け板部141b上に重ねられ乗場敷居10の一方の上面(この例では、昇降路側の上面)10aを形成する一方の上板部142aと、上板部142aよりも下方に位置し敷居溝11の底面を形成する底板部142dと、上板部142aと底板部142dとの間を繋ぎ敷居溝11の一方の側面(この例では、昇降路側の側面)を形成する一方の側板部142bと、敷居溝11からみて第2の支持部材141よりも遠い外側(この例では、昇降路側)で上板部142aから下方へ突出する一方の外板部142cとを有している。これにより、第2の表面部材142は、第2の支持部材141を覆っている。
底板部142dは、水平板部121に重なっている。底板部142dは、締結具(例えばねじ又はボルト等)により水平板部121に締結されている。
この例では、第2の表面部材142が一枚の金属板を曲げて形成されている。また、この例では、ステンレス鋼又は銅合金(例えばブラス(黄銅)等)が、第2の表面部材142を構成する材料とされている。さらに、この例では、上板部142aが第2の受け板部141bに接着剤及び締結具(例えばねじ又はボルト等)で接着及び締結されることにより、第2の表面部材142が第2の支持部材141に固定されている。
第1の表面部材132は、第1の受け板部131b上に重ねられ乗場敷居10の他方の上面(この例では、乗場側の上面)10bを形成する他方の上板部132aと、上板部132aから下方へ突出し敷居溝11の他方の側面(この例では、乗場側の側面)を形成する他方の側板部132bと、敷居溝11からみて第1の支持部材131よりも遠い外側(この例では、乗場側)で上板部132aから下方へ突出し第1の縦板部131cに重なる他方の外板部132cとを有している。これにより、第1の表面部材132は、第1の支持部材131を覆っている。
この例では、第1の表面部材132が一枚の金属板を曲げて形成されている。また、この例では、ステンレス鋼又は銅合金(例えばブラス(黄銅)等)が、第1の表面部材132を構成する材料とされている。この例では、第1及び第2の表面部材132,142が同じ材料で構成されている。さらに、この例では、上板部132a及び外板部132cが第1の支持部材131に接着剤で接着され、外板部132cが第1の縦板部131cに締結具(例えばねじ又はボルト等)で締結されることにより、第1の表面部材132が第1の支持部材131に固定されている。
第1の表面部材132の側板部132bは、第2の表面部材142の底板部142dから上方へ離れた位置に配置されている。これにより、側板部132bと底板部142dとの間には、空間であるポケット21が敷居溝11に沿って形成されている。
外れ防止具8の構成は、図4に示すように、実施の形態1と同様の構成である。従って、敷居溝11の幅方向についての係合部82の寸法は、敷居溝11の幅寸法よりも大きくなっている。乗場敷居10に対する乗場ドア4の上方への変位は、係合部82が第1の表面部材132の側板部132bに係合することにより阻止される。これにより、各ドアガイドシュー7及び外れ防止具8が敷居溝11から外れることが防止される。他の構成は実施の形態1と同様である。
このように、乗場敷居10の一方の上面10a、敷居溝11の一方の側面及び敷居溝11の底面を第2の表面部材142が形成し、乗場敷居10の他方の上面10b及び敷居溝11の他方の側面を第1の表面部材132が形成するようにしても、第1の表面部材132の側板部132bと第2の表面部材142の底板部142dとの間に、ドアパネル5に固定された外れ防止具8が挿入されるポケット(空間)21を形成することができ、乗場ドア4が敷居溝11から外れることを防止することができる。また、第1及び第2の表面部材132,142、第1及び第2の支持部材131,141のそれぞれの形状を単純化することができるので、第1及び第2の支持部材131,141、第1及び第2の表面部材132,142の少なくともいずれかが加工しにくい材料で構成されていても、乗場敷居10の製造を容易にすることができる。特に、第1及び第2の表面部材132,142については、例えば乗場敷居10の意匠性に優れた材料等の選択の自由度を広げることができる。
なお、各実施の形態では、第1及び第2の表面部材132,142を構成する材料がステンレス鋼又は銅合金とされているが、これに限定されない。また、第1及び第2の表面部材132,142を構成する材料が互いに異なっていてもよい。
また、各実施の形態では、第1及び第2の表面部材132,142が板を曲げて形成されているが、これに限定されない。例えば複数の板を溶接等で接合することにより第1及び第2の表面部材132,142を形成してもよい。
また、各実施の形態では、乗場敷居10に1本の敷居溝11が設けられているが、複数本の敷居溝が乗場敷居10に設けられていてもよい。このようにしても、各敷居溝の一方の側面、他方の側面及び底面を第1及び第2の表面部材の組み合わせで形成することができる。
また、各実施の形態では、この発明が乗場敷居10に適用されているが、かご敷居にこの発明を適用してもよい。この場合、かごドアのドアパネルの下部には、かご敷居の敷居溝に形成されたポケット(空間)に挿入される外れ防止具が固定される。

Claims (3)

  1. ドアパネルを含むドアの移動によって開閉される出入口の下部に設けられ、上記ドアの移動方向に沿って敷居溝が形成され、上記敷居溝の幅方向両側に一方及び他方の上面が形成されているエレベータの敷居であって、
    土台、及び
    上記土台にそれぞれ設けられた第1及び第2の敷居部材
    を備え、
    上記第1の敷居部材は、上記土台に固定された第1の支持部材と、上記第1の支持部材と別部材とされ、上記第1の支持部材に固定された第1の表面部材とを有し、
    上記第2の敷居部材は、上記土台に固定された第2の支持部材と、上記第2の支持部材と別部材とされ、上記第2の支持部材に固定された第2の表面部材とを有し、
    上記第1及び第2の表面部材のうち、
    一方は、上記一方の上面を形成する一方の上板部と、上記敷居溝の底面を形成する底板部と、上記一方の上板部と上記底板部との間を繋ぎ上記敷居溝の一方の側面を形成する一方の側板部とを有し、
    他方は、上記他方の上面を形成する他方の上板部と、上記他方の上板部から下方へ突出し上記敷居溝の他方の側面を形成する他方の側板部とを有し、
    上記他方の側板部と上記底板部との間には、上記ドアパネルの下部に設けられた外れ防止具が挿入される空間が形成されているエレベータの敷居。
  2. 上記第1及び第2の表面部材は、板を曲げて形成されている請求項1に記載のエレベータの敷居。
  3. 上記第1及び第2の表面部材を構成する材料は、ステンレス鋼又は銅合金である請求項1又は請求項2に記載のエレベータの敷居。
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