JP5721594B2 - エレベータの出入口装置 - Google Patents

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この発明は、引き戸を出入口の間口方向へ移動させることにより出入口を開閉するエレベータの出入口装置に関するものである。
従来、出入口柱と戸との間の隙間に異物が引き込まれることを防止するために、出入口側で戸に近い側の出入口柱の角部に軟質材を設けたエレベータ安全装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2009−166920号公報
しかし、このようなエレベータ安全装置では、軟質材をボルト等で出入口柱に取り付けなければならず、部品点数が多くなり構成が複雑になってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、縦柱と引き戸との間の隙間への異物の引き込みを簡単な構成で抑制することができるエレベータの出入口装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの出入口装置は、戸本体と、戸本体の下端部に設けられた戸の脚とを有し、出入口を閉じる戸閉位置と、戸閉位置よりも出入口の間口方向外側に位置し出入口を開く戸開位置との間で移動可能な引き戸、及び戸の脚が挿入される敷居溝が引き戸の移動方向に沿って設けられ、出入口の下部に設けられた敷居を備え、敷居溝は、引き戸の移動方向へ戸の脚を案内する案内溝部と、引き戸の移動方向について案内溝部に連続し、案内溝部よりも大きな幅寸法を持ち、出入口の側部に位置する縦柱と戸本体との間の隙間が広がる方向への戸の脚の変位を許容する拡幅溝部とを有し、拡幅溝部は、引き戸が戸閉位置にあるときの戸の脚の位置よりも戸開側の所定の位置に設けられている。
この発明に係るエレベータの出入口装置によれば、敷居溝の一部を拡幅溝部とするだけで、縦柱と戸本体との間の隙間が容易に広がるようにすることができる。従って、異物が縦柱と戸本体との間の隙間に挟まった場合に、縦柱と戸本体との間の隙間から異物を外れやすくすることができ、縦柱と引き戸との間の隙間への異物の引き込みを簡単な構成で抑制することができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータの出入口装置を示す正面図である。 図1のII-II線に沿った断面図である。 図2の出入口が開いた状態を示す断面図である。 図3の縦柱と戸本体との間に異物が挟まっている状態を示す拡大図である。 図4のV-V線に沿った断面図である。 図2の第2の戸の脚が第1の拡幅溝部に進入したときの状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの出入口装置を示す水平断面図である。 図7の引き戸と縦柱との間の隙間に異物が挟まっている状態を示す水平断面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの出入口装置を示す正面図である。また、図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。さらに、図3は、図2の出入口が開いた状態を示す断面図である。図において、昇降路内を移動するかご(図示せず)には、かごに対して乗客が乗降するための出入口(かご出入口)1が設けられている。出入口1の周囲には、図1に示すように、出入口1を縁取る出入口枠2が設けられている。出入口枠2は、出入口1の両側部に位置する一対の縦柱3と、出入口1の上部に位置し、各縦柱3の上端部間に連結されている上梁4とを有している。
出入口1の上部には、かごに固定されたハンガケース(図示せず)が配置されている。ハンガケースには、出入口1の間口方向(幅方向)に沿って配置されたドアレール(図示せず)が支持されている。ドアレールには、一対の引き戸(かごの戸)5が掛けられている。各引き戸5は、図2及び図3に示すように、出入口1の奥行き方向について出入口枠2からずらして配置され、出入口枠2からみてかご内とは反対側(昇降路側)に配置されている。
各引き戸5は、かごに設けられた図示しないドア駆動装置の駆動力により、ドアレールに案内されながら、出入口1の間口方向に沿って互いに逆方向へ移動可能になっている。また、各引き戸5は、出入口1を閉じる戸閉位置(図2)と、戸閉位置よりも出入口1の間口方向外側に位置し、出入口1を開く戸開位置(図3)との間で移動可能になっている。即ち、各引き戸5は、ドア駆動装置の駆動力を受けて出入口1の間口方向に沿って互いに逆方向へ移動されることにより、出入口1を開閉する。
各引き戸5は、ドアパネルを含む戸本体6と、戸本体6の下端部に設けられた第1の戸の脚7及び第2の戸の脚8(一対の戸の脚7,8)とを有している。各引き戸5は、図2及び図3に示すように、出入口1の奥行き方向について戸本体6と縦柱3との間に隙間を確保しながら、出入口1の間口方向へ移動される。
出入口1の下部には、かごの床に固定された敷居(かご敷居)9が配置されている。敷居9の上面には、上方へ開放された敷居溝10が各引き戸5の移動方向(即ち、出入口1の間口方向)に沿って設けられている。なお、エレベータの出入口装置は、各引き戸5及び敷居9を有している。
第1及び第2の戸の脚7,8は、敷居溝10に挿入される摺動部材11をそれぞれ有している。この例では、摺動部材11の形状が、敷居溝10の長さ方向(引き戸5の移動方向)に沿って配置された略直方体となっている。各引き戸5は、第1及び第2の戸の脚7,8を敷居溝10内に挿入した状態で戸閉位置と戸開位置との間を移動される。
敷居溝10は、図2及び図3に示すように、引き戸5の移動方向へ第1及び第2の戸の脚7,8を案内する案内溝部10aと、引き戸5の移動方向について案内溝部10aに連続し、案内溝部10aよりも大きな幅寸法をそれぞれ持つ第1の拡幅溝部10b及び第2の拡幅溝部10cとを有している。第1の拡幅溝部10b及び第2の拡幅溝部10cは、第1及び第2の戸の脚7,8の数に対応させて敷居溝10に一対ずつ設けられている。
案内溝部10aの幅寸法は、引き戸5の移動方向についてどの位置でも同一の寸法となっている。また、案内溝部10aの幅寸法は、案内溝部10aの幅方向への摺動部材11の変位を規制する所定の寸法とされている。
第1の拡幅溝部10b及び第2の拡幅溝部10cは、引き戸5が戸閉位置にあるときの第1及び第2の戸の脚7,8の位置よりも戸開側の所定の位置にそれぞれ設けられている。この例では、第1の拡幅溝部10bが縦柱3の近傍に設けられている。第2の拡幅溝部10cは、第1の拡幅溝部10bから戸開側に離れた位置に設けられている。第1の拡幅溝部10bと第2の拡幅溝部10cとの間の距離は、共通の引き戸5に設けられた第1の戸の脚7と第2の戸の脚8との間の距離と一致している。第1の拡幅溝部10bは出入口1の中心線に関して対称位置にそれぞれ設けられ、第2の拡幅溝部10cも出入口1の中心線に関して対称位置にそれぞれ設けられている。
第1の拡幅溝部10b及び第2の拡幅溝部10cは、案内溝部10aよりも出入口枠2と反対側へ広がって形成されている。即ち、敷居溝10の一対の内側面のうち、出入口枠2に近い側の一方の内側面は、案内溝部10a、第1の拡幅溝部10b及び第2の拡幅溝部10cのいずれにおいても、引き戸5の移動方向に沿った共通の平面上に形成されている。敷居溝10の出入口枠2から遠い側の他方の内側面は、案内溝部10aでは一方の内側面から所定の寸法だけ離れた位置に形成され、第1及び第2の拡幅溝部10b,10cでは一方の内側面から案内溝部10aの幅寸法よりも大きな寸法だけ離れた位置に形成されている。
第2の拡幅溝部10cの幅寸法は、第1の拡幅溝部10bの幅寸法よりも小さくなっている。また、第1及び第2の拡幅溝部10b,10cの長さ方向両端部に位置する他方の内側面(出入口枠2から遠い側の内側面)には、第1及び第2の拡幅溝部10b,10cの幅寸法を案内溝部10aに向かって連続的に小さくする傾斜面12がそれぞれ設けられている。
引き戸5が戸閉位置にあるときには、図2に示すように、第1及び第2の戸の脚7,8のそれぞれが案内溝部10a内に配置されている。引き戸5が戸開位置に達したときには、図3に示すように、第1の戸の脚7が第1の拡幅溝部10bに進入するとともに、第2の戸の脚8が第2の拡幅溝部10cに進入する。第1の戸の脚7が第1の拡幅溝部10bに進入し、第2の戸の脚8が第2の拡幅溝部10cに進入しているときには、縦柱3と戸本体6との間の隙間が広がる方向(即ち、戸本体6が縦柱3から離れる方向)への第1及び第2の戸の脚7,8の変位が許容される。
ここで、引き戸5が戸開方向へ移動しているときには、図3に示すように、異物(例えば乗客の荷物等)21が縦柱3と戸本体6との間に引き込まれて衝撃や圧迫により異物21が破損するおそれがある。
図4は、図3の縦柱3と戸本体6との間に異物21が挟まっている状態を示す拡大図である。また、図5は、図4のV-V線に沿った断面図である。引き戸5が戸開位置にあるときに縦柱3と戸本体6との間に異物21が挟まっている状態では、戸本体6が異物21に押されて、第1及び第2の戸の脚7,8が縦柱3から離れる方向へ変位され、縦柱3と戸本体6との間の隙間が広がっている。これにより、異物21が受ける衝撃や圧迫が大きく軽減されている。このとき、第2の拡幅溝部10cの幅寸法が第1の拡幅溝部10bの幅寸法よりも小さくなっているので、図4に示すように、第1の戸の脚7が第2の戸の脚8よりも大きく変位され、引き戸5が敷居溝10の長さ方向(引き戸5の移動方向)に対して傾いた状態となっている。これにより、異物21が縦柱3と戸本体6との間から外れやすくなっている。
なお、この例では、縦柱3と戸本体6との間の通常の隙間寸法d(図5)が約3mm〜6mmとされている。また、この例では、第1の拡幅溝部10bの幅寸法が案内溝部10aの幅寸法よりも8mm以上大きくなっている。これにより、引き戸5が戸開位置にあるときには、縦柱3と戸本体6との間の隙間寸法dがかご床上の500mmの高さ位置で約11mm以上になるまで、縦柱3に対する引き戸5の変位が許容される。
図6は、図2の第2の戸の脚8が第1の拡幅溝部10bに進入したときの状態を示す断面図である。引き戸5が出入口1を開閉するときには、第2の戸の脚8が第1の拡幅溝部10bを通過するときがある。このとき、第2の戸の脚8が案内溝部10aから外れるので、第2の戸の脚8の幅方向についての規制はなくなる。しかし、第1の戸の脚7が案内溝部10aで案内されているので、引き戸5の移動方向に対して第1の戸の脚7が傾くことが防止される。これにより、出入口1の開閉途中に第2の戸の脚8が第1の拡幅溝部10bを通過しても、引き戸5が左右に振れることが抑制される。
次に、動作について説明する。出入口1が開閉されるときには、第1及び第2の戸の脚7が案内溝部10aに案内されながら各引き戸5が移動し、各引き戸5の左右への振れが抑制される。
引き戸5が戸開位置に達したときには、第1及び第2の戸の脚7,8がそれぞれ第1及び第2の拡幅溝部10b,10cに進入し、縦柱3から離れる方向への第1及び第2の戸の脚7,8の変位が可能になる。このとき、縦柱3と戸本体6との間の隙間に異物21が挟まれている場合には、図3及び図4に示すように、縦柱3と戸本体6との間の隙間が広がり、縦柱3と戸本体6との間の隙間から異物21が外れやすくなる。
このようなエレベータの出入口装置では、第1及び第2の拡幅溝部10b,10cが、案内溝部10aよりも大きな幅寸法を持ち、縦柱3と戸本体6との間の隙間が広がる方向への第1及び第2の戸の脚7,8の変位を許容するようになっているので、敷居溝10の一部を第1及び第2の拡幅溝部10b,10cとするだけで、縦柱3と戸本体6との間の隙間が容易に広がるようにすることができる。これにより、異物21が縦柱3と戸本体6との間の隙間に挟まった場合に、異物21に対する衝撃や圧迫を軽減することができ、縦柱3と戸本体6との間の隙間から異物21を外れやすくすることができる。従って、縦柱3と引き戸5との間の隙間への異物21の引き込みを簡単な構成で抑制することができる。
また、第1及び第2の戸の脚7,8が戸本体6の下端部に設けられ、引き戸5が戸開位置にあるときに、第1の戸の脚7が第1の拡幅溝部10bに進入し、第2の戸の脚8が第2の拡幅溝部10cに進入するので、縦柱3と戸本体6との間の隙間から異物21を外れやすくすることができるだけでなく、開閉動作時に出入口1の間口方向へ引き戸5をより安定して案内することができる。
また、第1の拡幅溝部10bよりも戸開側に位置する第2の拡幅溝部10cの幅寸法が、第1の拡幅溝部10bの幅寸法よりも小さくなっているので、縦柱3と戸本体6との間の隙間が広がったときに、敷居溝10の長さ方向に対して引き戸5を傾斜させることができる。これにより、縦柱3と戸本体6との間の隙間寸法を出入口1の間口方向内側に向かって連続的に広がるようにすることができ、縦柱3と戸本体6との間の隙間から異物21をさらに外れやすくすることができる。
なお、上記の例では、第2の拡幅溝部10cの幅寸法が第1の拡幅溝部10bの幅寸法よりも小さくなっているが、第2の拡幅溝部10cの幅寸法を第1の拡幅溝部10bの幅寸法と同じであってもよいし、縦柱3と戸本体6との間の隙間の拡大が確保されるのであれば、第2の拡幅溝部10cの幅寸法が第1の拡幅溝部10bの幅寸法よりも大きくなっていてもよい。
また、上記の例では、共通の引き戸5に設けられている戸の脚の数が第1及び第2の戸の脚7,8の2つとされているが、共通の引き戸5に設けられる戸の脚の数を1つとしてもよいし、3つ以上としてもよい。この場合、拡幅溝部の数及び位置は、戸の脚の数及び位置に合わせて設定される。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2によるエレベータの出入口装置を示す水平断面図である。また、図8は、図7の引き戸5と縦柱3との間の隙間に異物21が挟まっている状態を示す水平断面図である。図において、敷居溝10は、実施の形態1と同様の案内溝部10aと、案内溝部10aに連続し、案内溝部10aよりも大きな幅寸法を持つ一対の拡幅溝部10dとを有している。
各拡幅溝部10dは、引き戸5が戸閉位置にあるときの第1及び第2の戸の脚7,8のいずれの位置よりも戸開側の所定の位置に設けられている。拡幅溝部10dは、出入口1の中心線に関して対称位置にそれぞれ設けられている。
拡幅溝部10dの長さ寸法は、実施の形態1での第1の拡幅溝部10bの長さ寸法よりも長くなっている。即ち、拡幅溝部10dの長さ寸法は、第2の戸の脚8が拡幅溝部10d内で引き戸5の移動方向へ所定の距離だけ移動可能な寸法とされている。また、拡幅溝部10dの長さ寸法は、共通の引き戸5に設けられた第1及び第2の戸の脚7,8がまとめて収まる寸法になっている。拡幅溝部10dの他の構成は、実施の形態1での第1の拡幅溝部10bの構成と同様である。
第1の戸の脚7は、敷居溝10に挿入される摺動部材31を有している。第1の戸の脚7における摺動部材31の外周面の形状は、上下方向に沿った軸線を持つ円柱の外周面の形状とされている。従って、引き戸5は、第1の戸の脚7が案内溝部10a内に挿入されている状態で、第1の戸の脚7の上下方向に沿った軸線を中心に回動可能になっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。各引き戸5が戸閉位置から戸開方向へ移動されると、まず第2の戸の脚8が拡幅溝部10dに進入する。この後、第1の戸の脚7が拡幅溝部10dに進入し、引き戸5が戸開位置に達する。引き戸5が戸開位置にあるときには、第1及び第2の戸の脚7,8がいずれも拡幅溝部10dに進入しており、縦柱3と戸本体6との間の隙間が広がる方向への第1及び第2の戸の脚7,8の変位が可能になっている。
また、図8に示すように、第1及び第2の戸の脚7,8のうち、第2の戸の脚8のみが拡幅溝部10dに進入している状態では、縦柱3と戸本体6との間の隙間に異物21が挟まれると、第1の戸の脚7を中心として引き戸5が回動されて、第2の戸の脚8が縦柱3から離れる方向へ変位される。これにより、縦柱3と戸本体6との間の隙間が広がり、縦柱3と戸本体6との間の隙間から異物21が外れやすくなる。
このようなエレベータの出入口装置では、第1及び第2の戸の脚7,8のうち、戸閉側に配置された第1の戸の脚7における摺動部材31の外周面の形状が、上下方向に沿った軸線を持つ円柱の外周面の形状とされているので、第1の戸の脚7が案内溝部10aにある状態であっても、第1の戸の脚7を中心として引き戸5を回動可能にすることができる。これにより、第2の戸の脚8が拡幅溝部10dに進入していれば、第1の戸の脚7が拡幅溝部10dに進入していなくても、異物21が縦柱3と引き戸5との間の隙間に挟まったときに縦柱3と引き戸5との間の隙間を広げることができる。従って、縦柱3と引き戸5との間の隙間への異物21の引き込みをさらに確実に抑制することができる。
また、拡幅溝部10dの長さ寸法は、第2の戸の脚8が拡幅溝部10d内で引き戸5の移動方向へ所定の距離だけ移動可能な寸法とされているので、縦柱3と引き戸5との間の隙間への異物21の引き込みをさらに広い範囲で回避することができる。
なお、上記の例では、第1及び第2の戸の脚7,8のうち、第1の戸の脚7における摺動部材31の外周面の形状のみが円柱の外周面の形状とされているが、第1及び第2の戸の脚7,8のそれぞれにおける摺動部材11,31の外周面の形状を円柱の外周面の形状としてもよい。
また、実施の形態1での第1及び第2の戸の脚7,8における摺動部材11の少なくともいずれかの外周面の形状を、上下方向に沿った軸線を持つ円柱の外周面の形状としてもよい。
また、各上記実施の形態では、かご出入口を開閉するエレベータの出入口装置にこの発明が適用されているが、各階の乗場に設けられた乗場出入口を開閉するエレベータの出入口装置にこの発明を適用してもよい。
1 出入口、3 縦柱、5 引き戸、6 戸本体、7 第1の戸の脚(戸の脚)、8 第2の戸の脚(戸の脚)、9 敷居、10 敷居溝、10a 案内溝部、10b 第1の拡幅溝部(拡幅溝部)、10c 第2の拡幅溝部(拡幅溝部)、10d 拡幅溝部。

Claims (5)

  1. 戸本体と、上記戸本体の下端部に設けられた戸の脚とを有し、出入口を閉じる戸閉位置と、上記戸閉位置よりも上記出入口の間口方向外側に位置し上記出入口を開く戸開位置との間で移動可能な引き戸、及び
    上記戸の脚が挿入される敷居溝が上記引き戸の移動方向に沿って設けられ、上記出入口の下部に設けられた敷居
    を備え、
    上記敷居溝は、上記引き戸の移動方向へ上記戸の脚を案内する案内溝部と、上記引き戸の移動方向について上記案内溝部に連続し、上記案内溝部よりも大きな幅寸法を持ち、上記出入口の側部に位置する縦柱と上記戸本体との間の隙間が広がる方向への上記戸の脚の変位を許容する拡幅溝部とを有し、
    上記拡幅溝部は、上記引き戸が上記戸閉位置にあるときの上記戸の脚の位置よりも戸開側の所定の位置に設けられているエレベータの出入口装置。
  2. 上記戸本体の下端部には、第1の戸の脚と、上記第1の戸の脚よりも戸開側に離して配置された第2の戸の脚とが上記戸の脚として設けられ、
    上記敷居溝は、上記引き戸が上記戸開位置にあるときに上記第1の戸の脚が進入する第1の拡幅溝部と、上記第1の拡幅溝部から離して配置され、上記引き戸が上記戸開位置にあるときに上記第2の戸の脚が進入する第2の拡幅溝部とを上記拡幅溝部として有している請求項1に記載のエレベータの出入口装置。
  3. 上記第2の拡幅溝部の幅寸法は、上記第1の拡幅溝部の幅寸法よりも小さくなっている請求項2に記載のエレベータの出入口装置。
  4. 上記戸本体の下端部には、第1の戸の脚と、上記第1の戸の脚よりも戸開側に離して配置された第2の戸の脚とが上記戸の脚として設けられ、
    上記第1の戸の脚の上記敷居溝に挿入された部分の外周面の形状は、上下方向に沿った軸線を持つ円柱の外周面の形状とされている請求項1に記載のエレベータの出入口装置。
  5. 上記拡幅溝部の長さ寸法は、上記戸の脚が上記拡幅溝部内で上記引き戸の移動方向へ所定の距離だけ移動可能な寸法とされている請求項1又は請求項4に記載のエレベータの出入口装置。
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