JPWO2015182584A1 - オイルセパレータ及び車両用油分分離システム - Google Patents

オイルセパレータ及び車両用油分分離システム Download PDF

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Abstract

オイルセパレータ(3)は、筐体(3a)と筐体(3a)内に設けられた衝突材(3b)とを備え、油分を含む空気を筐体(3a)内に導入して衝突材(3b)に衝突させることによって、導入された空気から油分を分離してドレン溜め部(3c)に回収する。オイルセパレータ(3)は、空気から分離して回収した油分を含むドレン液を、エンジン(6)のオイルパン(6a)に還元するドレン還元装置(10)を備える。ドレン還元装置(10)は、ドレン溜め部(3c)と接続される流入口(12)と、流入口(12)から流入したドレン液を収容する収容部(13)と、エンジン(6)のオイルパン(6a)と接続される吐出口(14)と、を備え、収容部(13)を加圧することで、収容されたドレン液を吐出口(14)からエンジン(6)のオイルパン(6a)に吐出する。

Description

本発明は、機器を通過した空気に含まれる油分を空気から分離するオイルセパレータ及び車両用油分分離システムに関する。
トラック、バス、建機等の車両は、コンプレッサから送られる圧縮空気を利用してブレーキやサスペンション等のシステムを制御している。コンプレッサから送出される圧縮空気には、大気中に含まれる水分やコンプレッサ内を潤滑する油分が含まれている。この水分や油分を含む圧縮空気が各システム内に侵入すると、錆の発生やゴム部材の膨潤を招き、当該システムの作動不良の原因となる。このため、上記コンプレッサの下流には、圧縮空気から水分や油分を除去するためのエアドライヤが設けられている。
エアドライヤは、ロード運転時には、圧縮空気を乾燥剤に通過させて圧縮空気から水分や油分を除去し、アンロード運転時には、乾燥剤に捕捉された水分や油分を外部に排出することによって乾燥剤を再生する。アンロード運転の際にエアドライヤから排出される空気には、水分と油分とが含まれている。このため、最近では、環境負荷を考慮して、エアドライヤから排出される空気から油分を分離して回収するオイルセパレータを設けることが提案されている。
オイルセパレータは、水分や油分を含んだ空気を衝突材に衝突させることにより気液分離を行う。この気液分離によって、水分や油分が除去された空気は外部に放出され、空気から分離された水分や油分は、ドレン液としてオイルセパレータ内のドレン溜め部に回収される(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−234632号公報
ところで、上記特許文献1に記載のオイルセパレータでは、ドレン液がオイルセパレータ内のドレン溜め部に回収されるので、回収されたドレン液の量がドレン溜め部の容積に達すると、ドレン液の回収ができなくなる。このため、溜まったドレン液をオイルセパレータから定期的に回収する必要があるが、この回収作業等のメンテナンス作業の回数は少ないことが望まれている。そこで、分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を抑制するオイルセパレータが求められている。また、車両にオイルセパレータを搭載した車両用油分分離システムにおいても同様のオイルセパレータが求められている。
本発明の目的は、分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を抑制することができるオイルセパレータ及び車両用油分分離システムを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について説明する。
上記課題を解決するオイルセパレータは、筐体と前記筐体内に設けられた衝突材とを備え、油分を含む空気を前記筐体内に導入して前記衝突材に衝突させることによって、導入された空気から油分を分離してドレン溜め部に回収するオイルセパレータにおいて、前記空気から分離して回収した油分を含むドレン液を、外部装置に還元するドレン還元装置を備え、前記ドレン還元装置は、前記ドレン溜め部に接続される流入口と、前記流入口から流入したドレン液を収容する収容部と、前記外部装置に接続される吐出口と、を備え、前記収容部を加圧することで、収容されたドレン液を前記吐出口から前記外部装置に吐出することをその要旨としている。
上記構成によれば、オイルセパレータのドレン溜め部に溜まったドレン液をドレン還元装置によって外部装置に還元することができる。すなわち、ドレン還元装置は、オイルセパレータのドレン溜め部から流入口を介してドレン液を収容部に収容して、収容部を加圧することで、収容部に収容されたドレン液を吐出口から外部装置に吐出する。このため、オイルセパレータのドレン溜め部に溜まったドレン液をドレン還元装置によって外部装置に還元することで、オイルセパレータが空気から分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を抑制することができる。
上記オイルセパレータについて、前記ドレン還元装置は、前記収容部に圧縮空気を供給する供給口と、前記収容部内に設置されたピストンと、当該ピストンを前記供給口に向けて付勢する付勢ばねと、を備え、前記ピストンは、前記供給口から供給された圧縮空気によって変位して、前記収容部に収容されたドレン液を前記吐出口から前記外部装置に吐出することが好ましい。
上記構成によれば、ドレン還元装置の供給口から圧縮空気が供給されて、ピストンが収容部内を変位することで収容部に収容されたドレン液を吐出口から外部装置に吐出する。このため、圧縮空気によって変位するピストンによって収容部内に収容されたドレン液を確実に外部装置に吐出することができる。
上記オイルセパレータについて、前記供給口には、圧縮空気を乾燥させるエアドライヤのエキゾストバルブを制御するコントロールエアが供給されることが好ましい。
上記構成によれば、エアドライヤのエキゾストバルブを制御するコントロールエアによってピストンを変位させる。このため、エアドライヤのガバナを動作させるとき、ドレン還元装置から外部装置にドレン液を吐出することができる。よって、ドレン液の吐出を、エアドライヤの排出と同一回数行うことができる。
上記オイルセパレータについて、圧縮空気を乾燥させるエアドライヤのエキゾストバルブを制御するコントロールエアによって作動するバルブ装置を備え、前記バルブ装置には、乾燥圧縮空気が貯留されたタンクから乾燥圧縮空気が供給されており、前記バルブ装置は、前記コントロールエアの供給に応じて前記タンクの乾燥圧縮空気を前記ドレン還元装置の供給口に供給することが好ましい。
上記構成によれば、エアドライヤのエキゾストバルブを制御するコントロールエアによってタンクの乾燥圧縮空気を収容部内に供給させて、ピストンを変位させるので、コントロールエアのみによるピストンの駆動よりも大きな力でピストンを確実に変位させることが可能となる。
上記オイルセパレータについて、前記ドレン還元装置は、前記収容部に圧縮空気を供給する供給口を備え、前記供給口から供給された圧縮空気の圧力によって前記収容部に収容されたドレン液を前記吐出口から前記外部装置に吐出することが好ましい。
上記構成によれば、ドレン還元装置の供給口から圧縮空気が供給されて、収容部に収容されたドレン液を吐出口から外部装置に吐出する。このため、ピストン等の駆動構造を備えることなく、構成を容易にすることができる。
上記オイルセパレータについて、前記供給口には、圧縮空気を乾燥させるエアドライヤのエキゾストバルブを制御するコントロールエアが供給されることが好ましい。
上記構成によれば、エアドライヤのエキゾストバルブを制御するコントロールエアによって収容部内のドレン液を吐出させる。このため、エアドライヤのエキゾストバルブを動作させるとき、すなわちエアドライヤから油分を含む空気がオイルセパレータに導入されるときに、ドレン還元装置から外部装置にドレン液を吐出することができる。よって、ドレン液の吐出を、エアドライヤの排出と同一回数行うことができる。
上記オイルセパレータについて、前記供給口には、オイルセパレータから排出される排出空気が供給されることが好ましい。
上記構成によれば、オイルセパレータから排出される排出空気によって収容部内のドレン液を吐出させる。このため、ドレン液の吐出を、オイルセパレータから排出空気の排出と同一回数行うことができる。
上記オイルセパレータについて、前記ドレン還元装置は、前記収容部内のドレン液を加熱する加熱部を備え、前記収容部内のドレン液が加熱によって膨張することで前記収容部を加圧することが好ましい。
上記構成によれば、収容部内のドレン液が加熱によって膨張することで収容部を加圧すると、ドレン液がドレン還元装置から外部装置に吐出される。このため、収容部に圧縮空気の供給を行うために、供給路を設置せず、加熱部のみによってドレン液をドレン還元装置から外部装置に吐出することができる。
上記オイルセパレータについて、前記ドレン溜め部と前記流入口との間にチェックバルブを備え、前記チェックバルブは、前記ドレン還元装置にドレン液を流入させるときのみ開くことが好ましい。
上記構成によれば、ドレン溜め部と流入口との間に設けられたチェックバルブがドレン還元装置にドレン液を流入させるときのみ開くので、吐出口からドレン液が吐出される際に、流入口からドレン溜め部へ逆流することを防ぐことができる。
上記オイルセパレータについて、前記外部装置は、油を使用する装置であることが好ましい。
上記構成によれば、オイルセパレータのドレン溜め部に溜まったドレン液を外部装置において使用することでドレン液を消費して、オイルセパレータが空気から分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を極力抑制することができる。
上記課題を解決する車両用油分分離システムは、空気から油分を分離してドレン溜め部に回収するオイルセパレータと、前記空気から分離して回収した油分を含むドレン液を、外部装置に還元するドレン還元装置と、を備えることを要旨としている。
上記構成によれば、オイルセパレータのドレン溜め部に溜まったドレン液をドレン還元装置によって外部装置に還元することができるので、オイルセパレータが空気から分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を抑制することができる。
本発明によれば、分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を抑制することができる。
オイルセパレータの第1の実施形態について概略構成を示すブロック図。 図1のオイルセパレータに設けられるドレン還元装置の概略構成を示す断面図。 オイルセパレータの第2の実施形態について概略構成を示すブロック図。 オイルセパレータの第3の実施形態について概略構成を示すブロック図。 図4のオイルセパレータに設けられるドレン還元装置の概略構成を示す断面図。 オイルセパレータの第4の実施形態について概略構成を示すブロック図。 オイルセパレータの第5の実施形態について概略構成を示すブロック図。 オイルセパレータの変形例について概略構成を示すブロック図。
(第1の実施形態)
以下、図1及び図2を参照して、オイルセパレータ及び車両用油分分離システムの第1の実施形態について説明する。
図1に示されるように、トラック、バス、建機等の車両は、コンプレッサ1から送られる圧縮空気を利用してブレーキやサスペンション等のシステムを制御している。このため、エア系統のコンプレッサ1の下流には、圧縮空気中の油水分を除去し、乾燥された空気を提供するためのエアドライヤ2が設けられている。エアドライヤ2内には、乾燥剤が設けられている。エアドライヤ2はロード運転時には、圧縮空気を乾燥剤に通過させて圧縮空気から水分や油分を除去し、アンロード運転時には、乾燥剤に捕捉された水分や油分を外部に排出することによって乾燥剤を再生する。エアドライヤ2は、ロード運転によって乾燥した乾燥圧縮空気をシステムタンク4に送出する。システムタンク4は、ブレーキやサスペンション等の各システムに圧縮空気を供給する。システムタンク4の圧力が所定値に達すると、エアドライヤ2の図示しないガバナが駆動することでシステムタンク4からコントロールエアが導入される。アンロード運転時には、コントロールエアによってエキゾストバルブ2aが開放される。エアドライヤ2では、エキゾストバルブ2aが開放されると、圧縮空気が逆流して、水分とともに油分も含まれる空気(パージエア)がドレン排出口2bから送出される。
エア系統のエアドライヤ2のドレン排出口2bには、環境負荷を考慮してオイルセパレータ3が設けられている。特に、オイルセパレータ3は、エアドライヤ2のドレン排出口2bにエアドライヤ接続ホース20を介して接続され、エアドライヤ2内の乾燥剤を再生する際に排出されるパージエアから油水分を分離して回収する。すなわち、車両は、オイルセパレータ3を搭載した車両用油分分離システムを備えている。
オイルセパレータ3は、衝突方式のオイルセパレータである。オイルセパレータ3の筐体3a内には、油水分を含んだパージエアが衝突する複数の衝突材3bが設けられている。この衝突方式のオイルセパレータ3は、油水分を含んだパージエアを衝突材3bに衝突させてパージエアから油水分を分離し、油水分が分離された清浄エアを排出口3dから排出する。パージエアから分離された油水分を含む液体を以下ではドレン液と記載する。オイルセパレータ3には、分離したドレン液を溜めるドレン溜め部3cが設けられている。
オイルセパレータ3は、回収されたドレン液の量がドレン溜め部3cの容積に達すると、ドレン液の回収ができなくなる。そこで、オイルセパレータ3は、外部装置として例えばエンジン6にドレン液を還元する。オイルセパレータ3には、ドレン液を外部装置に還元するドレン還元装置10が設けられている。ドレン還元装置10は、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cにドレン供給ホース30を介して接続されている。ドレン供給ホース30には、チェックバルブ30aが設けられ、オイルセパレータ3からドレン還元装置10への流れのみが許容される。ここで、車両用油分分離システムは、オイルセパレータ3とドレン還元装置10とを備えている。
エンジン6には、潤滑油を溜めるオイルパン6aが設けられている。オイルパン6aに溜まった潤滑油は、エンジン6内を循環させられるとともに、コンプレッサ1内を循環させられる。
ドレン還元装置10は、エンジン6のオイルパン6aとエンジン接続ホース60を介して接続され、ドレン溜め部3cに溜まったドレン液をエンジン6のオイルパン6aに吐出する。また、本実施形態のドレン還元装置10は、ドレン液をエンジン6のオイルパン6aに吐出するための吐出エアとして、エアドライヤ2に導入されたコントロールエアがコントロールエア供給ホース21を介して供給される。
図2に示されるように、ドレン還元装置10は、本体11を備えている。本体11は、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに接続される流入口12と、流入口12から流入したドレン液を収容する収容部13と、エンジン6に接続されて収容部13から吐出される吐出口14とを備えている。ドレン還元装置10は、収容部13が加圧されることで吐出口14からドレン液を吐出する。流入口12には、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに接続されたドレン供給ホース30の先端30bが螺合されている。収容部13と吐出口14との間の接続部15には、チェックバルブ15aが設けられている。チェックバルブ15aは、付勢ばね15bによって吐出口14から収容部13に向かう方向に付勢されている。チェックバルブ15aは、収容部13から吐出口14への流れのみ許容する。吐出口14には、流れを制御する第1接続部材16が螺合されている。付勢ばね15bの一端はチェックバルブ15aに組み付けられ、付勢ばね15bの他端は第1接続部材16に組み付けられる。よって、チェックバルブ15aが組み付けられた第1接続部材16を本体11に装着することによって、チェックバルブ15aも本体11に装着される。第1接続部材16には、エンジン6のオイルパン6aに接続されたエンジン接続ホース60の先端60aが螺合されている。
本体11は、収容部13に圧縮空気を供給する供給口17を備えている。収容部13には、収容部13内に収容されたドレン液を吐出口14から吐出させるピストン18と、ピストン18を供給口17に向けて付勢する付勢ばね18aとが設置されている。供給口17には、圧縮空気を絞り込む第2接続部材19が螺合されている。第2接続部材19の内部貫通路の径は、収容部13に向かうにつれて小さくなる。第2接続部材19には、オイルセパレータ3からコントロールエアが送出されるコントロールエア供給ホース21の先端21aが螺合されている。
図3に示されるように、ピストン18は、供給口17から圧縮空気が供給されると、付勢ばね18aの付勢力に抗して吐出口14に向かって変位する。収容部13のドレン液は、ピストン18によって加圧される。また、ピストン18が吐出口14に向かって変位することによって、流入口12と収容部13との連通が閉鎖される。
次に、図1〜図3を参照して、上記のように構成されたエアドライヤ2の作用について説明する。
図1に示されるように、コンプレッサ1は、エンジン6の駆動によって圧縮空気を発生させて、エアドライヤ2に圧縮空気を送出する。エアドライヤ2は、コンプレッサ1から導入された圧縮空気を乾燥剤に通過させて、圧縮空気に含まれる水分や油分を除去するロード運転を行い、乾燥圧縮空気をシステムタンク4に送出する。システムタンク4は、各システムに圧縮空気を供給する。一方、システムタンク4の圧力が所定値に達し、ガバナによってエアドライヤ2にコントロールエアが導入されると、エアドライヤ2は、乾燥剤を再生させるアンロード運転を行う。アンロード運転時には、エアドライヤ2は、圧縮空気を逆流させて、ドレン排出口2bから水分とともに油分も含まれるパージエアを送出する。エアドライヤ2のドレン排出口2bから送出されたパージエアは、エアドライヤ接続ホース20を介してオイルセパレータ3に導入される。エアドライヤ2に導入されたコントロールエアは、エアドライヤ2で使用された後、コントロールエア供給ホース21を介してドレン還元装置10の供給口17から供給される。
オイルセパレータ3は、油水分を含んだパージエアが導入されると、筐体3a内に設けられた衝突材3bにパージエアが衝突することでパージエアから油水分を分離する。パージエアから油水分が分離された清浄エアは、排出口3dから排出される。一方、パージエアから分離された油水分は、ドレン溜め部3cにドレン液として回収される。オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液は、ドレン供給ホース30によってドレン還元装置10の流入口12に供給される。
図3に示されるように、ピストン18が吐出口14側に位置する状態において、コントロールエアが外部に排出されると、ピストン18に対するコントロールエアによる付勢が解除されるので、ピストン18が付勢ばね18aによって供給口17に向かって変位される。
図2に示されるように、ピストン18が供給口17に向かって変位すると、収容部13が流入口12に開放され、流入口12と収容部13とが連通される。収容部13は、チェックバルブ15aとピストン18とによって密閉されている(密閉空間)ので、ピストン18が供給口17に向かって変位することで収容部13に負圧が発生し、流入口12から収容部13にドレン液が引き込まれる。
上記で説明したようにエアドライヤ2にコントロールエアが供給されると、コントロールエア供給ホース21を介してドレン還元装置10の供給口17の第2接続部材19にコントロールエアが供給される。収容部13にドレン液が収容された状態でコントロールエアが供給されると、ピストン18がコントロールエアによって吐出口14に向かって変位され、収容部13のドレン液が接続部15のチェックバルブ15aを開いて、第1接続部材16内を通過して、エンジン接続ホース60を介してエンジン6のオイルパン6a内に供給される。このとき、ドレン供給ホース30にはチェックバルブ30aが位置するので、流入口12からドレン溜め部3cへ逆流することを防ぐことができる。
そして、コントロールエアが外部に排出されると、ピストン18が供給口17に向かって変位される。すなわち、コントロールエアがエアドライヤ2に供給される、言い換えればアンロード運転(パージ)が行われる度にドレン還元装置10からドレン液がエンジン6のオイルパン6aに供給される。
さて、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液をドレン還元装置10の収容部13に収容する。そして、エアドライヤ2に供給されるコントロールエアを吐出エアとして用い、ドレン還元装置10の収容部13に収容されたドレン液を外部装置であるエンジン6のオイルパン6aに供給する。よって、オイルセパレータ3が空気から分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液をドレン還元装置10によってエンジン6のオイルパン6aに還元することができる。すなわち、ドレン還元装置10は、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cから流入口12を介してドレン液を収容部13に収容して、収容部13を加圧することで、収容部13に収容されたドレン液を吐出口14からエンジン6のオイルパン6aに吐出する。このため、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液をドレン還元装置10によってエンジン6のオイルパン6aに還元することで、オイルセパレータ3が空気から分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を抑制することができる。
(2)ドレン還元装置10の供給口17から圧縮空気が供給されて、ピストン18が収容部13内を変位することで収容部13に収容されたドレン液を吐出口14からエンジン6のオイルパン6aに吐出する。このため、圧縮空気によって変位するピストン18によって収容部13内に収容されたドレン液を確実にエンジン6のオイルパン6aに吐出することができる。
(3)エアドライヤ2のエキゾストバルブ2aを制御するコントロールエアによってピストン18を変位させる。このため、エアドライヤ2のエキゾストバルブ2aを動作させるとき、すなわちエアドライヤ2から油分を含む空気がオイルセパレータ3に導入されるときに、ドレン還元装置10からエンジン6のオイルパン6aにドレン液を吐出することができる。よって、ドレン液の吐出を、エアドライヤ2の排出と同一回数行うことができる。
(4)ドレン溜め部3cと流入口12との間に設けられたチェックバルブ30aがドレン還元装置10にドレン液を流入させるときのみ開くので、吐出口14からドレン液が吐出される際に、ドレン液が流入口12からドレン溜め部3cへ逆流することを防ぐことができる。
(5)オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液をエンジン6のオイルパン6aにおいて使用することでドレン液を消費して、オイルセパレータ3が空気から分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を極力抑制することができる。
(第2の実施形態)
以下、図4を参照してオイルセパレータ及び車両用油分分離システムの第2の実施形態について説明する。この実施形態のオイルセパレータは、吐出エアとしてコントロールエアに替えてシステムエアを使用する点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図4に示されるように、オイルセパレータ3には、エアドライヤ2のコントロールエアによって作動するバルブ装置50が設けられている。ドレン還元装置10の供給口17には、ドレン液をエンジン6のオイルパン6aに吐出するための吐出エアとして、システムタンク4のシステムエアがタンク接続ホース40を介して供給される。バルブ装置50は、システムタンク4とドレン還元装置10との間のタンク接続ホース40に設けられている。バルブ装置50は、システムエアのドレン還元装置10への供給を制御する。
バルブ装置50は、コントロールエアが供給されると、バルブ51が連通側へ変位してタンク接続ホース40を連通する。すなわち、システムエアがドレン還元装置10へ供給される。一方、バルブ装置50は、コントロールエアの供給がなくなると、バルブ51が閉鎖側へ変位してタンク接続ホース40を閉鎖する。すなわち、システムエアがドレン還元装置10へ供給されなくなる。
次に、図4を参照して、上記のように構成されたオイルセパレータの作用について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分は説明を割愛し、ドレン還元装置10及びバルブ装置50の作用を中心に説明する。
ピストン18が吐出口14側に位置する状態において、システムエアの供給がなくなると、ピストン18に対するシステムエアによる付勢が解除されるので、ピストン18が付勢ばね18aによって供給口17側へ変位される。
上記で説明したようにエアドライヤ2にコントロールエアが供給されると、コントロールエア供給ホース21を介してバルブ装置50に供給される。バルブ装置50は、バルブ51が連通側へ変位されて、タンク接続ホース40を連通する。そして、ドレン還元装置10の供給口17の第2接続部材19にシステムエアが供給される。収容部13にドレン液が収容された状態でシステムエアが供給されると、ピストン18がシステムエアによって吐出口14に向かって変位され、収容部13のドレン液が接続部15のチェックバルブ15aを開いて、第1接続部材16内を通過して、エンジン接続ホース60を介してエンジン6のオイルパン6a内に供給される。
そして、コントロールエアが外部に排出されると、バルブ装置50のバルブ51が閉鎖側へ変位されて、タンク接続ホース40を閉鎖する。そして、システムエアの供給がなくなると、ピストン18が供給口17に向かって変位される。言い換えればアンロード運転(パージ)が行われる度にドレン還元装置10からドレン液がエンジン6のオイルパン6aに供給される。
さて、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液をドレン還元装置10の収容部13に収容する。そして、エアドライヤ2に供給されるコントロールエアによって吐出エアであるシステムエアを作動させることで、ドレン還元装置10の収容部13に収容されたドレン液を外部装置であるエンジン6のオイルパン6aに供給する。よって、オイルセパレータ3が空気から分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)、(2)、(4)、(5)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(6)エアドライヤ2のエキゾストバルブ2aを制御するコントロールエアによってシステムタンク4のシステムエアを収容部13内に供給させて、ピストン18を変位させるので、コントロールエアのみによるピストン18の駆動よりも大きな力でピストン18を確実に変位させることが可能となる。また、エアドライヤ2から油分を含む空気がオイルセパレータ3に導入されるときに、ドレン還元装置10からエンジン6のオイルパン6aにドレン液を吐出することができるので、ドレン液の吐出を、エアドライヤ2の排出と同一回数行うことができる。
(第3の実施形態)
以下、図5を参照して、オイルセパレータ及び車両用油分分離システムの第3の実施形態について説明する。この実施形態のオイルセパレータは、ドレン還元装置にピストンを備えず、エアのみの作用によってドレン液を吐出する点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図5に示されるように、ドレン還元装置100の流入口112は、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cとドレン供給ホース30を介して接続されている。ドレン供給ホース30には、チェックバルブ30aが設けられ、オイルセパレータ3からドレン還元装置100への流れのみが許容される。ドレン還元装置100の吐出口114は、エンジン6のオイルパン6aとエンジン接続ホース60を介して接続され、ドレン溜め部3cに溜まったドレン液をエンジン6のオイルパン6aに吐出する。ドレン還元装置100の供給口117には、エアドライヤ2に導入されたコントロールエアがコントロールエア供給ホース21を介して供給される。ドレン還元装置100は、密閉容器であって、ドレン供給ホース30と、エンジン接続ホース60と、コントロールエア供給ホース21のみが連通している。
ドレン還元装置100は、ドレン供給ホース30を介してオイルセパレータ3のドレン溜め部3cからドレン液が供給される。ドレン還元装置100は、コントロールエア供給ホース21を介して収容部113にコントロールエアが供給される。ドレン還元装置100は、コントロールエアによって収容部113が加圧されることで吐出口114からドレン液を吐出する。
次に、図5を参照して、上記のように構成されたオイルセパレータの作用について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分は説明を割愛し、ドレン還元装置100の作用を中心に説明する。
図5に示されるように、パージエアから分離された油水分は、ドレン溜め部3cにドレン液として回収される。オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液は、ドレン供給ホース30によってドレン還元装置100の収容部113に供給される。エアドライヤ2にコントロールエアが供給されると、コントロールエア供給ホース21を介してドレン還元装置100にコントロールエアが供給される。収容部113にドレン液が収容された状態でコントロールエアが供給されると、収容部113内がコントロールエアによって加圧される。そして、加圧によってドレン液が吐出口114から吐出されて、エンジン接続ホース60を介してエンジン6のオイルパン6a内に供給される。このとき、ドレン供給ホース30にはチェックバルブ30aが位置するので、収容部113からドレン溜め部3cへ逆流することを防ぐことができる。
また、コントロールエアがエアドライヤ2に供給される、言い換えればアンロード運転(パージ)が行われる度にドレン還元装置100からドレン液がエンジン6のオイルパン6aに供給される。
さて、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液をドレン還元装置100の収容部113に収容する。そして、エアドライヤ2に供給されるコントロールエアを吐出エアとして、ドレン還元装置100の収容部113に収容されたドレン液を外部装置であるエンジン6のオイルパン6aに供給する。よって、オイルセパレータ3が空気から分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)、(2)、(5)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(7)ドレン還元装置100の供給口117からコントロールエアが供給されて、収容部113に収容されたドレン液を吐出口114からエンジン6のオイルパン6aに吐出する。このため、ピストン等の駆動構造を備えることなく、そのため、構成を容易にすることができる。
(8)エアドライヤのエキゾストバルブ2aを制御するコントロールエアによって収容部113内のドレン液を吐出させる。このため、エアドライヤ2のエキゾストバルブ2aを動作させるとき、すなわちエアドライヤ2から油分を含む空気がオイルセパレータ3に導入されるときに、ドレン還元装置100からエンジン6のオイルパン6aにドレン液を吐出することができる。よって、ドレン液の吐出を、エアドライヤ2の排出と同一回数行うことができる。
(第4の実施形態)
以下、図6を参照して、オイルセパレータ及び車両用油分分離システムの第4の実施形態について説明する。この実施形態のオイルセパレータは、コントロールエアに替えてオイルセパレータの排出空気(清浄エア)を使用する点が上記第3の実施形態と異なっている。以下、第3の実施形態との相違点を中心に説明する。
図6に示されるように、ドレン還元装置100の供給口117には、オイルセパレータ3から排出される清浄エアが清浄エア供給ホース31を介して供給される。ドレン還元装置100は、密閉容器であって、ドレン供給ホース30と、エンジン接続ホース60と、清浄エア供給ホース31のみが連通している。
ドレン還元装置100は、ドレン供給ホース30を介してオイルセパレータ3のドレン溜め部3cからドレン液が供給される。ドレン還元装置100では、清浄エア供給ホース31を介して収容部113に清浄エアが供給される。ドレン還元装置100は、清浄エアによって収容部113が加圧されることで吐出口114からドレン液を吐出する。
次に、図6を参照して、上記のように構成されたオイルセパレータの作用について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分は説明を割愛し、ドレン還元装置100の作用を中心に説明する。
図6に示されるように、パージエアから分離された油水分は、ドレン溜め部3cにドレン液として回収される。オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液は、ドレン供給ホース30によってドレン還元装置100の収容部113に供給される。オイルセパレータ3にエアドライヤ2からパージエアが導入されると、オイルセパレータ3から清浄エア供給ホース31を介してドレン還元装置100に清浄エアが供給される。収容部113にドレン液が収容された状態で清浄エアが供給されると、収容部113内が清浄エアによって加圧される。そして、加圧によってドレン液が吐出口114から吐出されて、エンジン接続ホース60を介してエンジン6のオイルパン6a内に供給される。このとき、ドレン供給ホース30にはチェックバルブ30aが位置するので、収容部113からドレン溜め部3cへ逆流することを防ぐことができる。
また、清浄エアがオイルセパレータ3から排出される、言い換えればアンロード運転(パージ)が行われる度にドレン還元装置100からドレン液がエンジン6のオイルパン6aに供給される。
さて、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液をドレン還元装置100の収容部113に収容する。そして、オイルセパレータ3から排出される清浄エアを吐出エアとして収容部113を加圧することで、ドレン還元装置100の収容部113に収容されたドレン液を外部装置であるエンジン6のオイルパン6aに供給する。よって、オイルセパレータ3が空気から分離して溜めたドレン液の回収作業の回数を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(5)及び第3の実施形態の(7)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(9)オイルセパレータ3から排出される清浄エアによって収容部113内のドレン液を吐出させる。このため、ドレン液の吐出を、オイルセパレータ3から清浄エアの排出と同一回数行うことができる。
(第5の実施形態)
以下、図7を参照して、オイルセパレータ及び車両用油分分離システムの第5の実施形態について説明する。この実施形態のオイルセパレータは、吐出エアを使用せず、加熱によって収容部を加圧する点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図7に示されるように、ドレン還元装置200の流入口212は、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cにドレン供給ホース30を介して接続されている。ドレン供給ホース30には、チェックバルブ30aが設けられ、オイルセパレータ3からドレン還元装置200への流れのみが許容される。ドレン還元装置200の吐出口214は、エンジン6のオイルパン6aとエンジン接続ホース60を介して接続され、ドレン溜め部3cに溜まったドレン液をエンジン6のオイルパン6aに吐出する。ドレン還元装置200は、密閉された容器200aであって、ドレン供給ホース30と、エンジン接続ホース60のみが連通している。容器200aが収容部に相当する。ドレン還元装置200は、容器200aを加熱する加熱部201を備えている。ドレン還元装置200では、容器200aが加熱部201によって加熱されることで、容器200a内のドレン液が加圧される。
ドレン還元装置200では、ドレン供給ホース30を介してオイルセパレータ3のドレン溜め部3cからドレン液が供給される。ドレン還元装置100は、加熱部201によって容器200aが加圧されることで吐出口214からドレン液を吐出する。
次に、図7を参照して、上記のように構成されたオイルセパレータの作用について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分は説明を割愛し、ドレン還元装置100の作用を中心に説明する。
図7に示されるように、パージエアから分離された油水分は、ドレン溜め部3cにドレン液として回収される。オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液は、ドレン供給ホース30によってドレン還元装置200の容器200a内に供給される。容器200a内にドレン液が収容された状態で加熱部201によってドレン液が加熱されると、容器200a内が加圧される。そして、加圧によってドレン液が吐出口214から吐出されて、エンジン接続ホース60を介してエンジン6のオイルパン6a内に供給される。このとき、ドレン供給ホース30にはチェックバルブ30aが位置するので、容器200aからドレン溜め部3cへ逆流することを防ぐことができる。
また、加熱部201の加熱によってドレン還元装置200からドレン液がエンジン6のオイルパン6aに供給されるので、加熱を制御することによって、ドレン液の供給を制御することができる。
さて、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液をドレン還元装置200の容器200a内に収容する。そして、ドレン液を加熱部201によって加熱することで容器200a内を加圧して、ドレン還元装置200の容器200a内に収容されたドレン液を外部装置であるエンジン6のオイルパン6aに供給する。よって、オイルセパレータ3が空気から分離して溜めたドレンの回収作業の回数を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)、(4)、(5)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(10)ドレン還元装置200の容器200a内のドレン液が加熱によって膨張することで容器200a内を加圧すると、ドレン液がドレン還元装置200からエンジン6のオイルパン6aに吐出される。このため、容器200aに圧縮空気を供給するための供給路を設置することなく、加熱部201のみによってドレン液をドレン還元装置200からエンジン6のオイルパン6aに吐出することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもができる。
・上記実施形態では、流入口12とドレン供給ホース30との接続に螺合を採用したが、螺合に限らず、スナップフィット等の他の接続を採用してもよい。
・上記実施形態では、吐出口14と第1接続部材16との接続に螺合を採用したが、螺合に限らず、スナップフィット等の他の接続を採用してもよい。
・上記実施形態では、第1接続部材16とエンジン接続ホース60との接続に螺合を採用したが、螺合に限らず、スナップフィット等の他の接続を採用してもよい。
・上記実施形態では、吐出口14とエンジン接続ホース60との間に第1接続部材16を設けたが、吐出口14とエンジン接続ホース60とを直接接続してもよい。
・上記実施形態では、供給口17と第2接続部材19との接続に螺合を採用したが、螺合に限らず、スナップフィット等の他の接続を採用してもよい。
・上記実施形態では、第2接続部材19とコントロールエア供給ホース21との接続に螺合を採用したが、螺合に限らず、スナップフィット等の他の接続を採用してもよい。
・上記実施形態では、供給口17とコントロールエア供給ホース21との間に第2接続部材19を設けたが、供給口17とコントロールエア供給ホース21とを直接接続してもよい。
・上記第1,2実施形態では、ドレン供給ホース30にチェックバルブ30aを設けたが、ピストン18によって逆流を抑制することができるのであれば、チェックバルブ30aの構成を省略してもよい。
・上記実施形態では、外部装置としてエンジンのオイルパン6aにドレン液を還元したが、コンプレッサ1等の油を使用する他の外部装置にドレン液を還元してもよい。
・上記実施形態では、油を使用する外部装置にドレン液を還元したが、油を使用しない外部装置にドレン液を還元してもよい。例えば、図8に示されるように、外部装置としてのタンク70にタンク接続ホース71を介してドレン還元装置10が接続されている。タンク70は例えばサイドガード72に固定されている。よって、オイルセパレータ3のドレン溜め部3cに溜まったドレン液がドレン還元装置10によってタンク70に還元される。タンク70に溜まったドレン液は例えば満量になる前に定期的に廃棄する。
・上記実施形態では、オイルセパレータ3とドレン還元装置10,100,200とをドレン供給ホース30を介して別体となっているが、オイルセパレータ3とドレン還元装置10,100,200とを一体の装置としてもよい。
・また、ドレン還元装置10,100,200を外部装置に内蔵させてもよい。
1…コンプレッサ、2…エアドライヤ、2a…エキゾストバルブ、2b…ドレン排出口、3…オイルセパレータ、3a…筐体、3b…衝突材、3c…ドレン溜め部、3d…排出口、4…システムタンク、6…エンジン、6a…オイルパン、10…ドレン還元装置、11…本体、12…流入口、13…収容部、14…吐出口、15…接続部、15a…チェックバルブ、15b…付勢ばね、16…第1接続部材、17…供給口、18…ピストン、18a…付勢ばね、19…第2接続部材、20…エアドライヤ接続ホース、21…コントロールエア供給ホース、21a…先端、30…ドレン供給ホース、30a…チェックバルブ、30b…先端、31…清浄エア供給ホース、40…タンク接続ホース、50…バルブ装置、51…バルブ、60…エンジン接続ホース、60a…先端、70…タンク、71…タンク接続ホース、72…サイドガード、100…ドレン還元装置、112…流入口、113…収容部、114…吐出口、117…供給口、200…ドレン還元装置、200a…容器、201…加熱部、212…流入口、214…吐出口。

Claims (11)

  1. 筐体と前記筐体内に設けられた衝突材とを備え、油分を含む空気を前記筐体内に導入して前記衝突材に衝突させることによって、導入された空気から油分を分離してドレン溜め部に回収するオイルセパレータにおいて、
    前記空気から分離して回収した油分を含むドレン液を、外部装置に還元するドレン還元装置を備え、
    前記ドレン還元装置は、前記ドレン溜め部に接続される流入口と、前記流入口から流入したドレン液を収容する収容部と、前記外部装置に接続される吐出口と、を備え、前記収容部を加圧することで、収容されたドレン液を前記吐出口から前記外部装置に吐出する
    オイルセパレータ。
  2. 前記ドレン還元装置は、前記収容部に圧縮空気を供給する供給口と、前記収容部内に設置されたピストンと、当該ピストンを前記供給口に向けて付勢する付勢ばねと、を備え、
    前記ピストンは、前記供給口から供給された圧縮空気によって変位して、前記収容部に収容されたドレン液を前記吐出口から前記外部装置に吐出する
    請求項1に記載のオイルセパレータ。
  3. 前記供給口には、圧縮空気を乾燥させるエアドライヤのエキゾストバルブを制御するコントロールエアが供給される
    請求項2に記載のオイルセパレータ。
  4. 圧縮空気を乾燥させるエアドライヤのエキゾストバルブを制御するコントロールエアによって作動するバルブ装置を備え、
    前記バルブ装置には、乾燥圧縮空気が貯留されたタンクから乾燥圧縮空気が供給されており、前記バルブ装置は、前記コントロールエアによって前記タンクの乾燥圧縮空気を前記ドレン還元装置の供給口に供給する
    請求項2に記載のオイルセパレータ。
  5. 前記ドレン還元装置は、前記収容部に圧縮空気を供給する供給口を備え、前記供給口から供給された圧縮空気の圧力によって前記収容部に収容されたドレン液を前記吐出口から前記外部装置に吐出する
    請求項1に記載のオイルセパレータ。
  6. 前記供給口には、圧縮空気を乾燥させるエアドライヤのエキゾストバルブを制御するコントロールエアが供給される
    請求項5に記載のオイルセパレータ。
  7. 前記供給口には、オイルセパレータから排出される排出空気が供給される
    請求項5に記載のオイルセパレータ。
  8. 前記ドレン還元装置は、前記収容部内のドレン液を加熱する加熱部を備え、
    前記収容部内のドレン液が加熱によって膨張することで前記収容部を加圧する
    請求項1に記載のオイルセパレータ。
  9. 前記ドレン溜め部と前記流入口との間にチェックバルブを備え、
    前記チェックバルブは、前記ドレン還元装置にドレン液を流入させるときのみ開く
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のオイルセパレータ。
  10. 前記外部装置は、油を使用する装置である
    請求項1〜9のいずれか一項に記載のオイルセパレータ。
  11. 空気から油分を分離してドレン溜め部に回収するオイルセパレータと、
    前記空気から分離して回収した油分を含むドレン液を、外部装置に還元するドレン還元装置と、を備える
    車両用油分分離システム。
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