JPWO2015163282A1 - 開閉部材のロック装置 - Google Patents
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Abstract
回転部材とスライドロッドとの連結を、容易にかつガタ付きなく行うことができるようにした、開閉部材のロック装置を提供する。このロック装置10は、回転部材12と、該回転部材の支軸に対して偏心した位置に設けられ、先端側に拡径した頭部20を有する突起18と、基端側に設けられた凹部29に、前記突起を嵌合させることにより、前記回転部材に連結されるスライドロッド28と、前記回転部材を回転させてロック解除させるロック解除手段とを備え、スライドロッドの凹部29は、スライドロッドの長さ方向に対向する内面であって、前記突起の頭部が適合する間隔で配置された一対の規制壁31と、スライドロッドの幅方向に対向する内面であって、前記突起の頭部の基端側に係合する爪部33を有する一対の弾性側壁32と、前記突起の先端側を受ける弾性底壁34とを有する。
Description
本発明は、被取付部材の開口部に開閉可能に取付けられる開閉部材を、スライドロッドによって係脱可能にロックさせるようにしたロック装置に関する。
例えば、自動車のグローブボックス等の被取付部材に形成された開口部には、リッド等の開閉部材が取付けられている。そして、開口部を開閉部材で閉じた状態にロックし、あるいはロックを解除するために、ロック装置が設けられている。
例えば、下記特許文献1には、リテーナと、リテーナに回動可能に軸支されたロータと、ロータの軸中心に対して点対称な位置に基端部をそれぞれ連結され、開口部周縁に係脱できるように、先端部をリッドの両側からそれぞれ出没可能に支持された一対のロッドと、リテーナに対して押し引き可能に支持されたノブと、ロータに装着されたリターンスプリングとを備えたサイドロック装置が開示されている。そして、ノブを引くと、ノブの押圧子がロータの受け部を押圧するので、リターンスプリングの付勢力に抗してロータを回動させて、ロッドがリッド内に引き込まれてロック解除されるようになっている。
上記サイドロック装置において、ロッドは、その基端部に形成された凹部に、ロータに形成された球状の突起を嵌合させることにより、ロータに回動可能に連結されている。上記凹部は、ロータの球状の突起の外径よりやや小さい開口部内径を有し、ロッドの端面には、前記球状部よりもやや小さな内径で略円形状に切欠かれた切欠き部が設けられ、この切欠き部によって開口部を押し広げて、ロータの球状の突起を、凹部に嵌合させるようにしている。
しかしながら、上記特許文献1記載のサイドロック装置では、ロッドの基端部に設けられた凹部に、ロータの球状の突起を嵌め込んで、ロータにロッドを取付けるようにしているため、組付け時の挿入力を低くすると、組付け後のガタ付きが生じやすくなり、ガタ付きをなくそうとすると、挿入力が高くなるという問題があった。
したがって、本発明の目的は、回転部材(ロータ)とスライドロッドとの組付けを容易にできるようにし、かつ、組付け後のガタ付きが生じにくくした、開閉部材のロック装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、被取付部材の開口部に開閉可能に取付けられる開閉部材を、スライドロッドによって係脱可能にロックさせるようにしたロック装置において、
被取付部材又は開閉部材のいずれか一方に、支軸を介して回転可能に取付けられた回転部材と、
該回転部材の支軸に対して偏心した位置に設けられ、先端側に拡径した頭部を有する突起と、
基端側に設けられた凹部に、前記突起を嵌合させることにより、前記回転部材に連結され、前記回転部材の回転によってスライド動作し、前記被取付部材又は開閉部材のいずれか他方に設けられた係合部に係脱可能に係合するスライドロッドと、
前記スライドロッドが前記係合部に係合した状態で、前記回転部材を回転させてロック解除させるロック解除手段とを備え、
前記スライドロッドの凹部は、前記スライドロッドの長さ方向に対向する内面であって、前記突起の頭部のスライド方向の動きを規制するように配置された一対の規制壁と、前記スライドロッドの幅方向に対向する内面であって、前記突起の頭部の基端側に係合する爪部を有する一対の弾性側壁とを有することを特徴とする開閉部材のロック装置を提供するものである。
被取付部材又は開閉部材のいずれか一方に、支軸を介して回転可能に取付けられた回転部材と、
該回転部材の支軸に対して偏心した位置に設けられ、先端側に拡径した頭部を有する突起と、
基端側に設けられた凹部に、前記突起を嵌合させることにより、前記回転部材に連結され、前記回転部材の回転によってスライド動作し、前記被取付部材又は開閉部材のいずれか他方に設けられた係合部に係脱可能に係合するスライドロッドと、
前記スライドロッドが前記係合部に係合した状態で、前記回転部材を回転させてロック解除させるロック解除手段とを備え、
前記スライドロッドの凹部は、前記スライドロッドの長さ方向に対向する内面であって、前記突起の頭部のスライド方向の動きを規制するように配置された一対の規制壁と、前記スライドロッドの幅方向に対向する内面であって、前記突起の頭部の基端側に係合する爪部を有する一対の弾性側壁とを有することを特徴とする開閉部材のロック装置を提供するものである。
本発明の実施に際して、前記底壁は、前記突起の頭部の先端側に弾性的に当接する弾性底壁をなすことが好ましい。
また、前記弾性側壁間の距離は、前記突起の頭部の外径より小さく、前記弾性側壁の爪部の係合面と前記弾性底壁との距離は、前記突起の頭部の前記爪部に対する係合部と前記頭部の頂部との距離よりも小さくされていることが好ましい。
また、前記弾性底壁の両側に沿って伸びる一対のスリットが設けられ、このスリットによって前記弾性側壁及び前記弾性底壁が、弾性的に撓み可能とされていることが好ましい。
更に、前記一対のスリットの両端は、前記一対の規制壁を越えて長く伸びていることが好ましい。
本発明によれば、一対の弾性側壁に設けた爪部により、回転部材の突起の頭部を係合させて保持するようにしたので、組付け作業をしやすくすることができる。また、スライドロッドの長さ方向に規制壁を設け、スライドロッドの幅方向に一対の弾性側壁を設けたので、組付け後は、ガタ付きが生じにくくなる。
以下、図1〜7を参照して、本発明の開閉部材のロック装置の一実施形態について説明する。
図6,7に示すように、この開閉部材のロック装置10(以下、単に「ロック装置10」という)は、例えば、自動車のインストルメントパネル等の被取付部材36の開口部に開閉可能に取付けられるリッド等の開閉部材40を、被取付部材36に対して閉じた状態に解除可能にロックするために用いられる。この実施形態では、開閉部材40にロック装置10が取付けられ、被取付部材36の開口部の両側内壁に設けられた係合部37に、スライドロッド28の先端部30を係脱可能に挿入することによってロック操作がなされるようになっている。ただし、ロック装置10を被取付部材36側に取付け、係合部37を開閉部材40側に設けることもできる。
図1に示すように、このロック装置10は、開閉部材40の内面に装着される取付ベース11と、この取付ベース11に回転可能に装着される回転部材12と、回転部材12を所定方向に回転付勢するねじりコイルバネ13と、回転部材12の周縁の対向する部分に基端部を枢着されて、回転部材12の回転動作によって、それぞれ反対方向にスライド動作する一対のスライドロッド28と、取付ベース11に回動可能に取付けられて、引き上げ操作によって回転部材12を回動させ、一対のスライドロッド28を係合部37(図6,7参照)から引き抜いて係合を解除する操作ハンドル24とを備えている。
図2に示すように、回転部材12は、この実施形態では円盤状をなす本体41と、この本体41の片面の中心から突設された支軸14と、本体41の上記と反対面の周縁の、周方向に沿って対向する位置に設けられた一対の突起18とを有している。支軸14は、取付ベース11に設けられた支持孔23(図1参照)に挿入され、それによって回転部材12は、取付ベース11に対して回転可能に支持される。なお、回転部材12の支軸14が設けられた面の周縁の1箇所にはレバー受け16が突設されており、他の1箇所にはバネ受け15が突設されている。更に、また、突起18は、回転部材12の上記反対面から立設された軸部19と、その先端部に形成された拡径された頭部20とを有している。この実施形態では、頭部20はほぼ半球状をなし、その基部が段差をもって縮径する係合部20aをなしている。更に、本体41の周縁の1箇所には、コ字状のスリットを介して形成された弾性片の、支軸14が形成された面側に、次第に隆起する凸部を形成してなる回転ストッパ17が設けられている。この回転ストッパ17は、回転部材12を取付ベース11に取付けたとき、取付ベース11の図示しない突起部に係合して、回転部材12が所定方向に所定角度以上回動しないように回転規制する。
支軸14の外周にはねじりコイルバネ13が装着され、ねじりコイルバネ13はその一端がバネ受け15に係合し、他端が取付ベース11の図示しないバネ受けに係合して、回転部材12を一対のスライドロッド28が外方に押し出される方向に回動付勢するようになっている。なお、その回動角度は、前述した回転ストッパ17によって規制され、スライドロッド28の先端部30が被取付部材36の係合部37に挿入されて係合した状態で(図6参照)、それ以上押し出されないようにされている。
再び図1を参照すると、取付ベース11の両側には、操作ハンドル24を取付けるための取付軸21が突設されている。また、取付ベース11の中央部には前述した支持孔23が貫通して形成されており、一側方には、後述する操作ハンドル24の突起27が挿入される開口部22が形成されている。
操作ハンドル24は、その両側内面に板状のブラケット25が突設され、このブラケット25に取付孔26がそれぞれ形成されている。そして、取付ベース11の取付軸21を取付孔26に嵌合させることにより、操作ハンドル24は、取付ベース11に対して回動可能に取付けられている。そして、突起27は、開口部22を通して、取付ベース11の反対面側に突出するようになっている。
図3に示すように、開口部22を通して、取付ベース11の反対面側に突出した突起27は、回転部材12のレバー受け16に当接している。そして、取付軸21(図1参照)を介して、操作ハンドル24を上方に回動させると、突起27がレバー受け16を押して、回転部材12が図3、図7の矢印A方向に回動するようになっている。それによって、一対のスライドロッド28が図7の矢印B方向にスライドして、被取付部材36の係合部37から、スライドロッド28の先端部30が引き抜かれて、ロック解除がなされるようになっている。
図3,図4,図5に示すように、スライドロッド28の凹部29は、スライドロッド28の長さ方向に対向する一対の規制壁31と、スライドロッド28の幅方向に対向する一対の弾性側壁32と、弾性底壁34とで囲まれている。弾性底壁34の両側には、一対の規制壁31を超える長さで伸びる一対のスリット35が形成されており、このスリット35によって、弾性側壁32及び弾性底壁34が弾性的に撓み可能とされている。このように、弾性底壁34の両側に一対のスリット35を形成することにより、弾性側壁32及び弾性底壁34の両方を弾性変形可能にできると共に、スリット35の両端の長さを一対の規制壁31を超える長さとすることにより、弾性側壁32及び弾性底壁34の弾性変形がより効果的になされるようにすることができる。
一方、一対の規制壁31は、撓みにくい壁部で構成されており、その間隔は、突起18の頭部20の外径がほぼ適合する間隔で、頭部20のストローク方向の動きを規制するように構成されている。その結果、凹部29に突起18の頭部20を挿入して係合させた状態で、スライドロッド28のスライド方向に対面する一対の規制壁31は、突起18の頭部20を弾性変形しにくい状態でしっかりと受け止め、スライドロッド28を正確にスライドさせることができる。また、スライドロッド28の幅方向に対面する一対の弾性側壁32により、車両等の振動により生じる、スライドロッド28の幅方向のガタ付きを抑制することができる。
図4(a)に示すように、一対の弾性側壁32の内側面の上縁部には、突起18の頭部20の係合部20aに係合する爪部33がそれぞれ形成されている。爪部33の開口側は、弾性底壁34に向かうほど次第に高くなるテーパ面をなし、突起18の頭部20を受け入れやすくしている。
図4(b)に示すように、爪部33の係合部と、弾性底壁34の内面との距離L1は、突起18の頭部20を挿入しない状態においては、頭部20の係合部20aと頭部20の頂部との距離M1よりも小さく設定されている。また、一対の弾性側壁32の内側面どうしの距離L2は、突起18の頭部20を挿入しない状態においては、頭部20の外径M2よりも小さく設定されている。その結果、突起18の頭部20を凹部29に挿入し、一対の弾性側壁32の爪部33に、頭部20の係合部20aを係合させると、弾性底壁34は、頭部20の頂部に弾性的に圧接され、一対の弾性側壁32の内側面は、頭部20の外周に弾性的に圧接されるようになっている。
このように、弾性底壁34が頭部20の頂部に弾性的に圧接され、一対の弾性側壁32が頭部20の外周に弾性的に圧接されて、スライドロッド28が回転部材12の突起18に取付けられるので、車両等の振動によるガタ付きを抑制することができる。また、成形時の寸法のばらつきによって、凹部29の内寸と、突起18の頭部20の外寸との間で、ある程度の寸法誤差が生じても、それを吸収して、常にガタ付きのない連結状態を維持することができる。
更に、図5に示すように、凹部29に突起18の頭部20を挿入して係合させると、前述したL1、M1、L2、M2の寸法関係から、一対の弾性側壁32は想像線で示すように外方に湾曲する。同様に、弾性底壁34も、図示していないが、外方に湾曲する。その結果、一対の規制壁31の内面どうしの距離L3が縮まる傾向が生じ、それによって突起18の頭部20に一対の規制壁31の内側面が密接しやすくなる。したがって、スライドロッド28のスライド方向における突起18の頭部20と一対の弾性側壁32との間のガタ付きが少なくなり、スライドロッド28をより正確にスライドさせることができる。
なお、このロック装置10の動作について簡単に説明すると、図6に示すように、被取付部材36の開口部に対して開閉部材40を閉じると、一対のスライドロッド28が、取付孔26の内側面に押圧されて、ねじりコイルバネ13の付勢力に抗して回転部材12が回動し、一対のスライドロッド28の先端部30どうしの距離が一旦は縮んだ後、各先端部30が被取付部材36の内側面に形成された孔からなる係合部37に至ると、ねじりコイルバネ13の付勢力によって再び拡張して係合部37に挿入され、開閉部材40は閉じた状態にロックされる。
そして、ロックを解除したいときには、図7に示すように、操作ハンドル24を上方に回動させると、突起27がレバー受け16を押して(図3参照)、回転部材12が図7の矢印A方向に回動し、一対のスライドロッド28が矢印B方向にスライドして、被取付部材36の係合部37から、スライドロッド28の先端部30が引き抜かれて、ロック解除がなされる。
図8には、本発明の開閉部材のロック装置の他の実施形態が示されている。この実施形態は、スライドロッド28の凹部29の形状が前記実施形態と異なっており、他の構成は、前記実施形態と同様なので、その説明を省略することにする。
この実施形態の凹部29は、一対の弾性側壁32のそれぞれの両側に、凹部29の開口縁から深さ方向に伸びる一対のスリット38が形成されており、それによって弾性側壁32が弾性変形可能とされている。また、弾性底壁34のスライドロッド28の長さ方向の両端縁に一対のスリット39が形成され、それによって弾性底壁34が弾性変形可能とされている。
このように、スリット38,スリット39により、一対の弾性側壁32及び弾性底壁34が弾性変形するので、凹部29に突起18の頭部20を挿入して、弾性側壁32の爪部33を頭部20の係合部20aに係合させると、弾性側壁32及び弾性底壁34が頭部20に弾性的に圧接されて、軸部19を介してスライドロッド28をガタ付きなく取付けることができる。
10 ロック装置
11 取付ベース
12 回転部材
13 ねじりコイルバネ
14 支軸
18 突起
19 軸部
20 頭部
20a 係合部
21 取付軸
23 支持孔
24 操作ハンドル
26 取付孔
27 突起
28 スライドロッド
29 凹部
30 先端部
31 規制壁
32 弾性側壁
33 爪部
34 弾性底壁
35 スリット
36 被取付部材
37 係合部
11 取付ベース
12 回転部材
13 ねじりコイルバネ
14 支軸
18 突起
19 軸部
20 頭部
20a 係合部
21 取付軸
23 支持孔
24 操作ハンドル
26 取付孔
27 突起
28 スライドロッド
29 凹部
30 先端部
31 規制壁
32 弾性側壁
33 爪部
34 弾性底壁
35 スリット
36 被取付部材
37 係合部
Claims (5)
- 被取付部材の開口部に開閉可能に取付けられる開閉部材を、スライドロッドによって係脱可能にロックさせるようにしたロック装置において、
被取付部材又は開閉部材のいずれか一方に、支軸を介して回転可能に取付けられた回転部材と、
該回転部材の支軸に対して偏心した位置に設けられ、先端側に拡径した頭部を有する突起と、
基端側に設けられた凹部に、前記突起を嵌合させることにより、前記回転部材に連結され、前記回転部材の回転によってスライド動作し、前記被取付部材又は開閉部材のいずれか他方に設けられた係合部に係脱可能に係合するスライドロッドと、
前記スライドロッドが前記係合部に係合した状態で、前記回転部材を回転させてロック解除させるロック解除手段とを備え、
前記スライドロッドの凹部は、前記スライドロッドの長さ方向に対向する内面であって、前記突起の頭部のスライド方向の動きを規制するように配置された一対の規制壁と、前記スライドロッドの幅方向に対向する内面であって、前記突起の頭部の基端側に係合する爪部を有する一対の弾性側壁とを有することを特徴とする開閉部材のロック装置。 - 前記凹部は、前記突起の先端側を受ける底壁を有し、前記底壁は、前記突起の頭部の先端側に弾性的に当接する弾性底壁をなす請求項1記載の開閉部材のロック装置。
- 前記弾性側壁間の距離は、前記突起の頭部の外径より小さく、前記弾性側壁の爪部の係合面と前記弾性底壁との距離は、前記突起の頭部の前記爪部に対する係合部と前記頭部の頂部との距離よりも小さくされている請求項2記載の開閉部材のロック装置。
- 前記弾性底壁の両側に沿って伸びる一対のスリットが設けられ、このスリットによって前記弾性側壁及び前記弾性底壁が、弾性的に撓み可能とされている請求項2又は3記載の開閉部材のロック装置。
- 前記一対のスリットの両端は、前記一対の規制壁を越えて長く伸びている請求項4記載の開閉部材のロック装置。
Applications Claiming Priority (3)
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016514921A Active JP6220057B2 (ja) | 2014-04-24 | 2015-04-20 | 開閉部材のロック装置 |
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