JPWO2015129730A1 - 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法 Download PDF

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Abstract

一態様の切削インサートは、角部、第1の辺及び第2の辺を有する多角形状の上面と、下面と、側面と、切刃とを備え、切刃は、角部に対応する位置に設けられたコーナ切刃、及び第1の辺に対応する位置に設けられた第1の切刃を有し、上面は、第1の辺に沿って設けられた第1の傾斜面、第2の辺に沿って設けられた第2の傾斜面、及び角部に沿って設けられた第3の傾斜面を具備する傾斜面を有し、第1の傾斜面の傾斜角が、第2の傾斜面の傾斜角よりも大きい。

Description

本態様は、切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法に関する。
金属などの被削材の切削加工に用いられる切削工具として、例えば、特開2012−45634号公報(特許文献1)に記載の切削インサート、及び、特開平11−197909号公報(特許文献2)に記載のスローアウェイチップが知られている。特許文献2に記載のチップは、菱形状の上面の辺に位置する直線形状の切刃と、上面の角部に位置するノーズ部切刃とを有している。また、上面のすくい面における切刃に沿った部分のすくい角が一定である一方で、ノーズ部切刃に沿った部分のすくい角が変化している。
切削抵抗を小さくするため、すくい角を大きくすることがあるが、このような場合には、側面とすくい面との間でのチップ(切削インサート)の肉厚が薄くなる。ノーズ部切刃(コーナ切刃)を間に挟んで位置する一対の直線形状の切刃の一方で切削された切屑は、この一方の切刃に沿って設けられたすくい面を通り、一対の直線形状の切刃の他方に向かって進行する。
他方の切刃に向かって進行した切屑は、この他方の切刃に沿って設けられたすくい面に衝突するとともにカールする。このとき、すくい角が大きく切削インサートの肉厚が薄いと、送り量が大きい場合などにおいて、切屑の衝突によって他方の切刃に沿って設けられたすくい面が摩耗して、欠損する可能性がある。
本態様は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、すくい面が欠損することを抑制して良好に切削加工を行なうことが可能な切削インサートを提供するものである。
本発明の一態様に基づく切削インサートは、角部並びに該角部よりそれぞれ延びる第1の辺及び第2の辺を有する多角形状の上面と、下面と、前記上面と前記下面との間に位置する側面と、前記上面と前記側面とが交差する稜線に設けられた切刃とを備えている。前記切刃は、前記角部の前記稜線に対応する位置に設けられたコーナ切刃、及び前記第1の辺に対応する位置に設けられた第1の切刃を有している。前記上面は、前記第1の辺に沿って設けられた第1の傾斜面、前記第2の辺に沿って設けられた第2の傾斜面、及び前記角部の前記稜線に沿って設けられた第3の傾斜面を具備する傾斜面を有している。そして、前記第1の傾斜面の傾斜角が、前記第2の傾斜面の傾斜角よりも大きい。
本発明の第1の実施形態の切削インサートを示す斜視図である。 図1に示す切削インサートにおける領域A1を拡大した斜視図である。 図1に示す切削インサートの上面図である。 図3に示す切削インサートにおける領域A2を拡大した上面図である。 図4に示す切削インサートにおけるB1−B1断面の断面図である。 図4に示す切削インサートにおけるB2−B2断面の断面図である。 図4に示す切削インサートにおけるB3−B3断面の断面図である。 図4に示す切削インサートにおけるB4−B4断面の断面図である。 本発明の一実施形態の切削工具を示す上面図である。 図9に示す切削工具における領域A3を拡大した上面図である。 一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。
<切削インサート>
以下、一実施形態の切削インサート1について、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、本発明の切削インサートは、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
本実施形態の切削インサート1(以下、単にインサート1ともいう)は、例えば図1に示すように、上面3、下面5、側面7、切刃9及び貫通孔11を備えている。インサート1の材質としては、例えば、超硬合金或いはサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、WC−Co、WC−TiC−Co及びWC−TiC−TaC−Coが挙げられる。
WC−Coは、炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成される。WC−TiC−Coは、WC−Coに炭化チタン(TiC)を添加したものである。WC−TiC−TaC−Coは、WC−TiC−Coに炭化タンタル(TaC)を添加したものである。
また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料である。具体的には、サーメットとして、炭化チタン(TiC)又は窒化チタン(TiN)を主成分としたチタン化合物が挙げられる。
インサート1の表面は、化学蒸着(CVD)法、又は物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)又はアルミナ(Al)などが挙げられる。
上面3は、多角形状であって、角部3c、並びに角部3cからそれぞれ延びる第1の辺3a及び第2の辺3bを有している。本実施形態における上面3は、略四角形の形状となっている。ここで、多角形状とは、厳密に多角形の形状であることを意味するものではない。例えば、本実施形態での上面3における角部3cは、厳密な角となっておらず、上面視において丸みを帯びた形状となっている。
また、角部3cよりそれぞれ延びている第1の辺3a及び第2の辺3bは、それぞれ厳密に直線形状とはなっていなくてもよい。例えば、上面視において、外側に向かってわずかに突出する形状となっていてもよい。
下面5は、上面3とは反対側に位置する面であり、インサート1をホルダに取り付ける際にインサートポケットへの着座面として機能する。本実施形態における下面5は、上面3と同じ形状であり、上面3と同様に略四角形の形状をしている。特に図示しないが、平面透視した場合に、下面5の外周は上面3の外周と重なり合っている。
なお、上面3及び下面5の形状としては、上記の形態に限定されるものではない。本実施形態のインサート1においては上面視した場合の上面3の形状が略四角形であるが、例えば、上面視した場合の上面3の形状が三角形、五角形、六角形又は八角形のような多角形の形状であってもよい。また、本実施形態における上面3は菱形状であるが、四角形の形状としてはこのような形状に限られず、例えば、平行四辺形や正方形であってもよい。
側面7は、上面3と下面5との間に位置しており、上面3及び下面5に接続されている。上記の通り、下面5が上面3と同じ形状であることから、側面7は上面3及び下面5に対して直交するように設けられている。また、本実施形態において、側面7は貫通孔11の中心軸O1に平行な断面において、直線形状となるように形成されている。
本実施形態のインサート1における上面3を上面視した場合の最大幅は6〜25mmである。また、下面5から上面3までの高さは1〜10mmである。ここで、下面5から上面3までの高さとは、上面3の上端と下面5の下端との間における中心軸O1に平行な方向での幅を意味している。
本実施形態のインサート1は、上面3の中心から下面5の中心に向かって設けられた貫通孔11を有している。貫通孔11は、インサート1を切削工具のホルダにネジ止め固定する際にネジを挿入するために設けられている。本実施形態における下面5は平坦な面であり、貫通孔11の中心軸O1の延びる方向、言い換えれば貫通方向は下面5に対して直交している。
切刃9は上面3と側面7とが交差する稜線に設けられている。切刃9は切削加工において被削材を切削するために用いられる。本実施形態において切刃9は、第1の切刃13及びコーナ切刃17を有している。コーナ切刃17は、上面3の角部3cの稜線に対応する位置に設けられている。上述の通り、上面3における角部3cは上面視において丸みを帯びた形状となっている。そのため、コーナ切刃17は上面視した場合において丸みを帯びた形状となっている。具体的には、コーナ切刃17は外側に向かって突出した円弧形状となっている。
また、本実施形態における切刃9は、第1の切刃13及びコーナ切刃17に加えて第2の切刃15を有している。第1の切刃13は、第1の辺3aに対応する位置に設けられている。第2の切刃15は、第2の辺3bに対応する位置に設けられている。すなわち、第1の切刃13及び第2の切刃15は、コーナ切刃17よりそれぞれ延びている。本実施形態における第1の切刃13及び第2の切刃15は、上面3の第1の辺3a及び第2の辺3bに設けられていることから、いずれも上面視において直線形状となっている。
なお、図2は、図1に示す切削インサート1における領域A1を拡大した斜視図であり、上面3の角部3cの近傍を拡大した図面となっている。また、図4は、図3に示す切削インサート1における領域A2を拡大した斜視図であり、図3と同様に、上面3の角部3cの近傍を拡大した図面となっている。
本実施形態における下面5は、上面3と同じ形状である。そのため、特に図示しないが、本実施形態における下面5と側面7とが交差する稜線にも切刃が設けられている。具体的には、下面5の角部の稜線に対応する位置には、コーナ切刃17に対応する切刃が設けられている。また、下面5の辺には、第1の切刃13及び第2の切刃15に対応する切刃が設けられている。
上面3と側面7とが交わる領域であって切刃9が設けられている部分には、いわゆるホーニング加工が施されている。すなわち、上面3と側面7とが交差する稜線は、2つの面が交差することによる厳密な線形状ではない。上記の稜線が線形状であると切刃9の強度が低下する。そのため、上面3と側面7とが交わる領域に、この領域が曲面形状となるRホーニングが施される。
上面3は、傾斜面19、接続面21、平坦面23、立ち上がり面25及び主面27を有している。傾斜面19は、切刃9に沿って設けられている。傾斜面19は、切刃9において切削された切屑をすくい取るような役割を果たすことが可能であり、この場合には、いわゆるすくい面として機能する。
以下、傾斜面19をすくい面19として説明する。被削材の切屑はすくい面19の表面を流れる。すくい面19は、切屑をスムーズに流れさせるために、切刃9から離れるに従って下面5からの高さが低くなるように傾斜している。言い換えれば、本実施形態のインサート1においては、すくい面19は、貫通孔11に近づくにつれて下面5に近づくように傾斜している。
この傾斜を示す角度である傾斜角(すくい角)は、切刃9に直交する断面における下面5に平行な仮想直線と傾斜面とが成す角度によって示される。本実施形態において、すくい面19は、中心軸O1に平行な断面において直線形状となるように形成されている。
本実施形態における傾斜面19(すくい面19)は、第1の傾斜面(第1のすくい面)29、第2の傾斜面(第2のすくい面)31及び第3の傾斜面(コーナすくい面)33を具備している。第1のすくい面29は、すくい面19の全体のうち第1の切刃13に沿った領域である。そのため、第1のすくい面29は、第1の辺3aに沿って設けられている。第2のすくい面31は、すくい面19の全体のうち第2の切刃15に沿った領域である。そのため、第2のすくい面31は、第2の辺3bに沿って設けられている。
第1の切刃13及び第2の切刃15が直線形状であることから、本実施形態において第1のすくい面29及び第2のすくい面31は、それぞれ平坦な面となっている。そのため、上述の通り、第1のすくい面29及び第2のすくい面31は、中心軸O1に平行な断面において直線形状となっている。
第1のすくい面29及び第2のすくい面31は、すくい面の強度を高めるため平坦な面であることが好ましいが、特にこのような形状に限定されるものではない。例えば、第1のすくい面29及び第2のすくい面31がそれぞれ凹曲面形状であってもよい。
ただし、第1のすくい面29及び第2のすくい面31がそれぞれ凹曲面形状である場合には、中心軸O1に平行な断面において第1のすくい面29及び第2のすくい面31が曲線形状となる。第1のすくい面29及び第2のすくい面31がそれぞれ凹曲面形状である場合には、切刃9に直交する断面において、第1のすくい面29及び第2のすくい面31の上端での接線をそれぞれ設定する。そして、これらの接線と下面5に平行な仮想直線とが成す角度によって第1のすくい面29及び第2のすくい面31の傾斜角(すくい角)が示される。
コーナすくい面33は、すくい面19全体のうちコーナ切刃17に沿った領域である。そのため、コーナすくい面33は角部3cの稜線に沿って設けられている。コーナ切刃17が上面視において円弧形状であることから、コーナすくい面33は平坦な面ではなく曲面となっている。具体的には、コーナすくい面33は、第1のすくい面29及び第2のすくい面31と同様に中心軸O1に平行な断面において直線形状となっている一方で、中心軸O1に直交する断面においては曲線形状となっている。
一般的に、コーナ切刃を挟んで位置する一対の直線形状の切刃に沿って位置する一対のすくい面のすくい角は、インサートを右勝手及び左勝手のいずれでも使用できるように同じ値に設定されている。しかしながら、本実施形態のインサート1においては、これらのすくい角を同じ値とするのではなく、第1のすくい面29のすくい角α1が、第2のすくい面31のすくい角α2よりも大きくなっている。本実施形態のインサート1においては、例えば、すくい角α1が18°、すくい角α2が13°に設定されている。
第1のすくい面29のすくい角α1が相対的に大きいため、第1の切刃13を用いて切削加工を行う際に切削抵抗を小さくすることが可能である。加えて、第1のすくい面29のすくい角α1が相対的に大きいことによって、切屑の処理も改善することができる。
また、第2のすくい面31のすくい角α2が相対的に小さいため、第2のすくい面31と側面7との間での切削インサート1の肉厚が厚くなっている。そのため、切屑が第1のすくい面29を通過して第2のすくい面31に達した場合であっても、第2のすくい面31において安定して切屑をカールさせることができる。このように、送り量が大きい高送り加工の場合であっても良好に切削加工を行うことができる。
本実施形態のインサート1では、第1のすくい面29のすくい角α1が一定であるが、特にこのような形態に限定されるものではない。例えば、第1のすくい面29のすくい角α1がコーナすくい面33から離れるにしたがって大きくなる、或いは、小さくなる形態であってもよい。
同様に、本実施形態のインサート1では、第2のすくい面31のすくい角α2が一定であるが、特にこのような形態に限定されるものではない。例えば、第2のすくい面31のすくい角α2がコーナすくい面33から離れるにしたがって大きくなる、或いは、小さくなる形態であってもよい。
なお、上記のように第1のすくい面29及び第2のすくい面31のすくい角が変化する場合には、第1のすくい面29におけるコーナすくい面33に隣接する領域でのすくい角と、第2のすくい面31におけるコーナすくい面33に隣接する領域でのすくい角とを比較すればよい。
本実施形態のインサート1では、上面視において、第2の傾斜面31における第2の辺3bに直交する方向の幅W2が、第1の傾斜面29における第1の辺3aに直交する方向の幅W1よりも大きい。言い換えれば、上面視において、第2の傾斜面31における第2の切刃15に直交する方向の幅W2が、第1の傾斜面29における第1の切刃13に直交する方向の幅W1よりも大きい。
第1の傾斜面(第1のすくい面)29の傾斜角(すくい角)α1が、第2の傾斜面(第2のすくい面)31の傾斜角(すくい角)α2よりも大きいことから、第1の切刃13の強度は第2の切刃15の強度よりも小さくなる。しかしながら、第1の傾斜面29における第1の切刃13に直交する方向の幅W1が相対的に小さい場合には、第1の切刃13の強度が過度に低下することが抑制される。
また、第2の傾斜面31における第2の切刃15に直交する方向の幅W2が相対的に大きい場合には、第2のすくい面31において切屑をカールさせるスペースを広く確保することができる。
本実施形態におけるコーナすくい面33の傾斜角(すくい角)は、第2の傾斜面(第2のすくい面)31に隣接する領域から第1の傾斜面(第1のすくい面)29に隣接する領域に近づくにしたがって大きくなっている。具体的には、図7,8に示すように、第1のすくい面29に隣接する領域におけるコーナすくい面33のすくい角α3が、第2のすくい面31に隣接する領域におけるコーナすくい面33のすくい角α4よりも大きくなっている。
コーナすくい面33のすくい角が上記のように構成されていることによって、第1のすくい面29から第2のすくい面31に向かうにつれて、すくい面19のすくい角が急激に変化することが抑制される。すくい角が急激に変化することによって切屑の詰まりが生じ易くなるが、本実施形態のインサート1においては、切屑が詰まり難くなるので、切削抵抗を低減するとともにすくい面19が摩耗することを抑制できる。
上面3におけるすくい面19よりも内側には、下面5からの高さが一定である平坦面23が位置している。平坦面23は、図3,4に示すように、上面視において、すくい面19に沿って帯状に設けられている。また、上面3における平坦面23よりも内側には、平坦面23から離れるにしたがって下面5からの高さが高くなる立ち上がり面25が位置している。
言い換えれば、本実施形態のインサート1においては、立ち上がり面25は、貫通孔11に近づくにつれて下面5から離れるように傾斜する傾斜面である。平坦面23及び立ち上がり面25は、進行してきた切屑をカールさせる役割を有している。
本実施形態において、図5に示すように立ち上がり面25における第1の切刃13に対向する領域での傾斜角α5と、図6に示すように立ち上がり面25における第2の切刃15に対向する領域での傾斜角α6とが同じ値である。
上面3における立ち上がり面25よりも内側には、貫通孔11の中心軸O1に対して直交する平坦な主面27が位置している。下面5と側面7とが交差する稜線に設けられた切刃を用いる場合には、上記の主面27を載置面として、インサート1がホルダに装着される。
本実施形態のインサート1においては、下面5が上面3と同様の構成を有しており、この主面27に対応する平坦な面を下面5が有している。そのため、上面3と側面7とが交差する稜線に設けられた切刃9を用いる際には、下面5が有する主面27に対応する平坦な面がホルダに対する載置面となっている。
本実施形態のインサート1においては、平坦面23を基準として立ち上がり面25及び主面27が上方に隆起した形状となっている。立ち上がり面25及び主面27は平坦面23よりも内側に位置しており、立ち上がり面25及び主面27によって構成された隆起部の一部がコーナ切刃17に向かって突出する突出部35となっている。
このような突出部35を有している場合には、第2のすくい面31に向かって進行する切屑が突出部35に接触してブレーキが掛けられる。そのため、第2のすくい面31に切屑が強く衝突する可能性を抑えることができる。
このとき、上面視において、突出部35がコーナ切刃17の垂直二等分線Lよりも第1の切刃13の側に偏って位置している。このように突出部35が偏って位置している場合には、第2の切刃15と突出部35との間の領域を広く確保することができる。したがって、第2のすくい面31のすくい角をより小さくすることが可能となる。
すくい面19と平坦面23との間には、これらの面を接続する接続面21が位置している。接続面21はすくい面19及び平坦面23に対して滑らかに接続されている。ここで、滑らかに接続されているとは、2つの面の間に段差や屈曲点が形成されていないことを意味している。接続面21は切刃9に直交する断面において、凹曲面形状となっている。
本実施形態における上面3は、上記の通り、傾斜面19、接続面21、平坦面23、立ち上がり面25、主面27及び突出部35などを含む面である。
第1のすくい面29及び第2のすくい面31がそれぞれ凹曲面形状である場合には、切刃9に直交する断面において、第1のすくい面29及び第2のすくい面31の曲率半径よりも接続面21の曲率半径が小さく設定される。
本実施形態のインサート1では、上面視において、第1のすくい面29と平坦面23との間における接続面21の幅W3が、第2のすくい面31と平坦面23との間における接続面21の幅W4よりも大きい。第1のすくい面29のすくい角α1は、第2のすくい面31のすくい角α2よりも大きい。そのため、第1のすくい面29と平坦面23とが交差する角度が、第2のすくい面31と平坦面23とが交差する角度よりも大きい。このような場合において、第1のすくい面29から平坦面23へと進行する切屑の進行方向が大きく変わることになる。
しかしながら、本実施形態のインサート1においては、第1のすくい面29と平坦面23との間における接続面21の幅W3を相対的に大きくしている。そのため、第1のすくい面29から平坦面23へと進行する切屑の進行方向が急激に変化することが抑制される。すなわち、第1のすくい面29と平坦面23とを滑らかに接続することができ、第1のすくい面29から平坦面23への切屑の流れをスムーズにすることができる。
平坦面23へ流れてきた切屑は、平坦面23とスムーズに接触することによって進行速度が低下する。そのため、切屑が過度に早い速度で突出部35に衝突することが避けられるので、切屑の詰まりが抑制される。
なお、すくい面19、立ち上がり面25及び平坦面23において「内側に位置している」とは、中心軸O1に対してより近くになるように位置していることを意味している。また、下面5が平坦な面でなく下面5からの高さの評価が困難である場合には、下面5からの高さに代えて、中心軸O1に対して直交する仮想平面からの高さによって評価してもよい。
また、特に図示しないが、上記の接続面21と同様に、平坦面23と立ち上がり面25との間、及び立ち上がり面25と主面27との間にも、これらの面を滑らかに接続する面が設けられている。これらの面を有していることによって、切屑の流れをスムーズにすることができる。
<切削工具>
次に、一実施形態の切削工具101について図面を用いて説明する。
本実施形態の切削工具101は、図9,10に示すように、先端側にインサートポケット103を有するホルダ105と、切刃9がホルダ105の先端から突出するようにインサートポケット103に装着された上記の切削インサート1とを備えている。
ホルダ105は、細長く伸びた棒形状をなしている。そして、ホルダ105の先端側には、インサートポケット103が1つ設けられている。インサートポケット103は、インサート1が装着される部分であり、ホルダ105の先端面に対して開口している。このとき、インサートポケット103がホルダ105の側面に対しても開口していることによって、インサート1の装着を容易に行うことができる。具体的には、インサートポケット103は、ホルダ105の下面に対して平行な着座面と、着座面に対して傾斜する拘束側面とを有している。
インサートポケット103にはインサート1が装着される。インサート1は、切刃9がホルダ105の先端側に突出するように装着される。本実施形態においては、インサート1は、固定ネジ107によって、ホルダ105に装着されている。すなわち、インサート1の貫通孔に固定ネジ107を挿入し、この固定ネジ107の先端をインサートポケット103に設けられたネジ孔に挿入してネジ部同士を螺合させることによって、インサート1がホルダ105に装着されている。
ホルダ105としては、鋼、鋳鉄などを用いることができる。特に、これらの部材の中で靱性の高い鋼を用いることが好ましい。
<切削加工物の製造方法>
次に、一実施形態の切削加工物の製造方法について図面を用いて説明する。
切削加工物は、被削材201を切削加工することによって作製される。本実施形態における切削加工物の製造方法は、以下の工程を備えている。すなわち、
(1)被削材201を回転させる工程と、
(2)上記実施形態に代表される切削工具101における切刃を回転している被削材201に接触させる工程と、
(3)切削工具101を被削材201から離す工程と、
を備えている。
より具体的には、まず、図11に示すように、被削材201を軸O2の周りで回転させるとともに、被削材201に切削工具101を相対的に近付ける。次に、図12に示すように、切削工具101における切刃9を被削材201に接触させて、被削材201を切削する。そして、図13に示すように、切削工具101を被削材201から相対的に遠ざける。
本実施形態においては、軸O2を固定するとともに被削材201を回転させた状態で切削工具101をX1方向に移動させることによって被削材201に近づけている。また、図12においては、回転している被削材201に切削インサート1における切刃9を接触させることによって被削材201を切削している。また、図13においては、被削材201を回転させた状態で切削工具101をX2方向に移動させることによって遠ざけている。
なお、本実施形態の製造方法における切削加工では、それぞれの工程において、切削工具101を動かすことによって、切削工具101を被削材201に接触させる、或いは、切削工具101を被削材201から離しているが、当然ながらこのような形態に限定されるものではない。
例えば、(1)の工程において、被削材201を切削工具101に近づけてもよい。同様に、(3)の工程において、被削材201を切削工具101から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、被削材201を回転させた状態を維持して、被削材201の異なる箇所に切削インサート1における切刃9を接触させる工程を繰り返せばよい。
なお、被削材201の材質の代表例としては、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄、又は非鉄金属などが挙げられる。
1・・・切削インサート(インサート)
3・・・上面
3a・・・第1の辺
3b・・・第2の辺
3c・・・角部
5・・・下面
7・・・側面
9・・・切刃
11・・・貫通孔
13・・・第1の切刃
15・・・第2の切刃
17・・・コーナ切刃
19・・・傾斜面(すくい面)
21・・・接続面
23・・・平坦面
25・・・立ち上がり面
27・・・主面
29・・・第1の傾斜面(第1のすくい面)
31・・・第2の傾斜面(第2のすくい面)
33・・・第3の傾斜面(コーナすくい面)
35・・・突出部
101・・・切削工具
103・・・インサートポケット
105・・・ホルダ
107・・・ネジ
201・・・被削材

Claims (8)

  1. 角部並びに該角部よりそれぞれ延びる第1の辺及び第2の辺を有する多角形状の上面と、下面と、前記上面と前記下面との間に位置する側面と、前記上面と前記側面とが交差する稜線に設けられた切刃とを備えた切削インサートであって、
    前記切刃は、前記角部の前記稜線に対応する位置に設けられたコーナ切刃、及び前記第1の辺に対応する位置に設けられた第1の切刃を有し、
    前記上面は、前記第1の辺に沿って設けられた第1の傾斜面、前記第2の辺に沿って設けられた第2の傾斜面、及び前記角部の前記稜線に沿って設けられた第3の傾斜面を具備する傾斜面を有し、
    前記第1の傾斜面の傾斜角が、前記第2の傾斜面の傾斜角よりも大きいことを特徴とする切削インサート。
  2. 前記第1の傾斜面及び前記第2の傾斜面は、平坦な面であることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。
  3. 上面視において、前記第2の傾斜面における第2の辺に直交する方向の幅が、前記第1の傾斜面における第1の辺に直交する方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の切削インサート。
  4. 前記上面は、前記傾斜面の内側に位置している平坦面、及び前記傾斜面と前記平坦面との間に位置する曲面形状の接続面を有し、
    上面視において、前記第1の傾斜面と前記平坦面との間における前記接続面の幅が、前記第2の傾斜面と前記平坦面との間における前記接続面の幅よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の切削インサート。
  5. 前記上面は、前記平坦面の内側に位置して前記コーナ切刃に向かって突出する突出部を有し、
    上面視において、該突出部は、前記コーナ切刃の垂直二等分線よりも前記第1の切刃の側に偏って位置していることを特徴とする請求項4に記載の切削インサート。
  6. 前記第3の傾斜面の傾斜角は、前記第2の傾斜面に隣接する領域から前記第1の傾斜面に隣接する領域に近づくにしたがって大きくなっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の切削インサート。
  7. 先端側にインサートポケットを有するホルダと、
    前記切刃が前記ホルダの先端から突出するように前記インサートポケットに装着された、請求項1〜6のいずれか1つに記載の切削インサートとを具備した切削工具。
  8. 被削材を回転させる工程と、
    回転している前記被削材に請求項7に記載の切削工具の前記切刃を接触させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材から離す工程とを備えた切削加工物の製造方法。
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