JPWO2015129194A1 - 光ネットワーク制御装置および光ネットワーク制御方法 - Google Patents

光ネットワーク制御装置および光ネットワーク制御方法 Download PDF

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Abstract

光ネットワークを安定に運用しつつ、光ネットワーク全体としての波長帯域利用率の向上を図ることが困難であるため、本発明の光ネットワーク制御装置は、波長分割多重方式による光ネットワークを構成する複数の光ノード間の光伝送路の波長域を、連続する第1の波長域と第2の波長域に分割して設定する光波長域設定手段と、第1の波長域に第1の光パスを設定し、第2の波長域に、第1の光パスと経路が異なる第2の光パスを設定する光パス設定手段と、複数の光ノードに対して、光パス設定手段による設定に基づいて光ノードが送信する信号光の中心波長および使用帯域を指示する制御部と、を備える。

Description

本発明は、光ネットワーク制御装置および光ネットワーク制御方法に関し、特に、波長分割多重方式による光ネットワークに使用する光ネットワーク制御装置および光ネットワーク制御方法に関する。
近年および将来的に、情報通信量が爆発的に拡大することに対応するため、基幹光通信ネットワーク容量を拡大することが必要となっている。
光ネットワークでは、国際電気通信連合(International Telecommunication Union:ITU)電気通信標準化部門(Telecommunication Standardization Sector:ITU−T)で標準化されている高密度波長分割多重(Dense Wavelength Division Multiplexing:DWDM)方式に従って光帯域が利用されている。DWDM方式においては、利用可能な光帯域全体を波長グリッドと呼ばれる一定幅のグリッドで細分化し、そのグリッド幅内に一波長チャネルの光信号を割り当てている(ITU−T勧告G.694.1)。具体的には、これまで50GHz単位が最小であった光通信の波長の帯域(以降、スロットと記載)の幅を12.5GHz単位に細分化している。さらに、光通信の経路(光パス)毎に割り当てる波長スロットの数を可変とすることによって、光パスに割当てる波長スロットを必要最小限とすることが可能となった。
しかし、波長帯域割り当てに関する新たな問題が発生した。その問題を以下に説明する。例えば、光パスに4つの波長スロットを割り当てる場合を対象とする。光ファイバの波長帯域全体としては空いているスロット数が10個あり、その内訳が2スロット連続した空きのスロットが不連続に5個割り当てられた光パスであった場合、この光パスに上述の4つの波長スロット幅の割り当てることができない。すなわち、空いているスロットの総量は十分あるにもかかわらず、それぞれの空きスロットが細切れのため、連続した空きスロットを確保することができない。その結果、大容量あるいは長距離通信を可能とする広い波長帯域を光パスに割当てることができない。これが、波長帯域割当のフラグメンテーション(波長フラグメンテーション)と呼ばれるものであり、光パスの中心波長や、波長スロット数の変更が繰り返し行われるほど発生しやすくなる。
この問題を解決するために、搬送波周波数を制御することで伝送路(光ファイバ)の波長多重間隔を詰める光送信器が特許文献1に記載されている。特許文献1の光送信器は、レーザ光源、信号処理回路、DAC(digital to analog converter)、ドライバ、光変調器および搬送波周波数制御回路から構成されている。信号処理回路から出力されるデジタル変調信号をDACでアナログ変調信号に変換した後、ドライバで信号を増幅する。この信号で光変調器を駆動させ、レーザ光源から出力する光信号を光変調器で変調する。また、搬送波周波数制御回路によって、光変調器から出力される光信号の周波数を制御する。この構成により、伝送路の帯域利用率を向上させることができる。
また、細切れ、すなわち、断片化された信号光の波長位置(波長スロット)を同じ変調方式どうしを隣接するように再配置(デフラグメンテーション)することとした光ネットワークシステムが特許文献2に記載されている。特許文献2の光ネットワークシステムは、ネットワーク制御部、光送受信装置、ROADM(Reconfigurable Optical Add−Drop Multiplexer)装置、光増幅部とから構成されている。ネットワーク制御部が有しているネットワーク内の空き波長スロットの情報に基づき、空き波長スロットの数が一定以下となる場合、光送受信装置の波長変更を行った後、ROADM装置の光増幅器の波長帯域の拡大を行う。このような波長デフラグメンテーション(波長の再配置)は変調方式毎に信号光が隣接するようになるまで繰り返す。また、信号光として使用する帯域を拡大する場合、光信号対雑音の比率の耐性が優れている変調方式の信号を、優先して拡大した帯域へ移動する。この構成により、隣接する波長スロットの干渉を防止するガードバンドの数を減らし、波長スロットの利用効率を高めることができる。
また、光ネットワークの光通信の経路である光伝送路に障害が発生した場合、早期に光通信を復旧する必要があり、光伝送路に現用系光ファイバ(運用系光パス)と予備系光ファイバ(予備系光パス)を用意した光ネットワークシステムが運用されている。この光ネットワークシステムでは、平常時の光通信では現用系光ファイバを使用し、現用系光ファイバの故障による通信途絶が発生した場合、早期に予備系光ファイバに切り替える。このような光ネットワークシステムの中には、予備系光ファイバを平常時にも使用する構成のものがある。例えば、平常時に伝送対象となる優先順位の低い信号を予備系光ファイバで伝送することとした光伝送ネットワークが特許文献3に記載されている。特許文献3の光伝送ネットワークは、波長分割多重を行う機能を備えた複数の光送受信器を光伝送装置で接続した環状経路を備えている。光伝送装置には現用系光ファイバと予備系光ファイバとが配設されており、伝送する対象に優先順位を付ける。平常時、優先順位の高い主信号は現用系光ファイバを介して伝送され、優先順位の低い副信号は予備系光ファイバを介して伝送される。また、障害時、副信号の伝送は中止され、予備系光ファイバは主信号を伝送する。これにより、平常時、現用系光ファイバとは異なる予備系光ファイバを介して伝送対象を伝送することができる。
特開2012−120010号公報 特開2012−195787号公報 特開2001−244956号公報
しかし、特許文献1に記載されたような光送信器による周波数制御や、特許文献2に記載されたような光ネットワークシステムによる波長デフラグメンテーションでは、波長スロットの光利用率を高めるために波長変更を行うと、信号光が途絶してしまう。つまり、無瞬断で安定して信号光を伝送することが困難であった。また、特許文献3に記載されたような光伝送ネットワークでは、平常時の光伝送装置の光利用率を高めるために、現用系光ファイバで主信号を伝送し、予備系光ファイバで副信号を伝送している。しかし、障害時に予備系光ファイバの副信号の伝送が中止されるため、副信号を伝送することができない。つまり、光伝送装置の光利用率を維持することが困難であった。
このように、光ネットワークを安定に運用しつつ、光ネットワーク全体としての波長帯域利用率の向上を図ることが困難である、という問題があった。
本発明の目的は、上述した課題である、光ネットワークを安定に運用しつつ、光ネットワーク全体としての波長帯域利用率の向上を図ることが困難である、という課題を解決する光ネットワーク制御装置および光ネットワーク制御方法を提供することにある。
本発明の光ネットワーク制御装置は、波長分割多重方式による光ネットワークを構成する複数の光ノード間の光伝送路の波長域を、連続する第1の波長域と第2の波長域に分割して設定する光波長域設定手段と、第1の波長域に第1の光パスを設定し、第2の波長域に、第1の光パスと経路が異なる第2の光パスを設定する光パス設定手段と、複数の光ノードに対して、光パス設定手段による設定に基づいて光ノードが送信する信号光の中心波長および使用帯域を指示する制御部と、を備える。
また、本発明の光ネットワーク制御方法は、波長分割多重方式による光ネットワークを構成する複数の光ノード間の光伝送路の波長域を、連続する第1の波長域と第2の波長域に分割して設定し、第1の波長域に第1の光パスを設定し、第2の波長域に、第1の光パスと経路が異なる第2の光パスを設定する。
本発明の光ネットワーク制御装置および光ネットワーク制御方法によれば、光ネットワークを安定に運用しつつ、光ネットワーク全体としての波長帯域利用率の向上を図ることが可能になる。
本発明の第1の実施形態の光ネットワーク制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の光ネットワーク制御装置を含む光ネットワークの概略図である。 本発明の第1の実施形態の光ノードの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の光ノードを含む光ネットワークにおける光パスの設定状態を示す図である。 本発明の第1の実施形態の光ネットワーク制御装置の処理動作を説明するための従来の波長スロットの割り当て方式を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態の光ネットワーク制御装置の処理動作を説明するための波長デフラグメンテーション実行前における概念図である。 本発明の第1の実施形態の光ネットワーク制御装置の処理動作を説明するための波長デフラグメンテーション実行後における概念図である。 本発明の第1の実施形態の光ネットワーク制御装置の処理動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の光ネットワーク制御装置の処理動作の設定状態を説明するための概念図である。 本発明の第2の実施形態の光ネットワーク制御装置の時間経過に伴う処理動作を説明するための概念図である。 本発明の第2の実施形態の光ネットワーク制御装置の処理動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の光ネットワークの構成を示す概略図である。 本発明の第3の実施形態の光ネットワーク制御装置の処理動作の設定状態を説明するための概念図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施形態による光ネットワーク制御装置の構成を示すブロック図である。図1を参照して、本発明の第1の実施形態の光ネットワーク制御装置の構成を説明する。
本発明の光ネットワーク制御装置1は、波長分割多重方式による光ネットワークを構成する複数の光ノード間の光伝送路の波長を制御する装置であり、光波長域設定部4と、光パス設定部5と、制御部6とから構成されている。
光波長域設定部4は、光ネットワークを構成する複数の光ノード間の光伝送路の波長域を連続する2つの領域、つまり、第1の波長域と第2の波長域に分割して設定する。光パス設定部5は、第1の波長域に第1の光パスである運用系光パスを設定し、第2の波長域に第2の光パスである予備系光パスを設定する。なお、運用系光パスと予備系光パスは互いに異なる経路である。制御部6は、ユーザからの光パス設定の要求を受け、光波長域設定部4への波長域の設定の指示と、光パス設定部5への光パスの設定を指示する。
また、光パス設定部5は、第1の波長域内および第2の波長域内に少なくとも1つ以上の波長スロットを設定する。さらに、制御部6は、後述する複数の光ノードに対して、第1の波長域を備えた運用系光パスおよび第2の波長域を備えた予備系光パスの設定、およびそれぞれの波長域に設定された波長スロットを指示する信号(指示信号)を送信する。なお、指示信号は、運用系光パス向けの信号光に対する第1の波長域の割り当て情報、予備系光パス向けの信号光に対する第2の波長域の割り当て情報を含んでいる。この波長スロットの割り当て情報は、使用する波長スロットの中心波長および波長スロットの数(使用する波長帯域)のことである。なお、第1の波長域および第2の波長域は、連続して配列した複数の波長スロットを備えている。
また、制御部6は、後述する光ノードから波長スロットの使用状況の情報を含んだ状態信号を受信する。この状態信号は、運用系光パスの第1の波長域において使用している波長スロットの情報および未使用の波長スロットの監視情報、並びに、予備系光パスの第2の波長域の未使用の波長スロットの監視情報を含んでいる。ここで、未使用の波長スロットの監視情報とは、災害などにおける光パスの物理的な使用の可否を含む情報であり、例えば、災害時に生じる光ファイバの断線などを監視する情報である。
続いて、光ネットワーク全体とその構成要素である光ノードの動作について説明する。図2は第1の実施形態の光ノードを含む光ネットワークの概略図であり、図3は本発明の第1の実施形態の光ノードの構成を示すブロック図である。また、図4は第1の実施形態の光ノードを含む光ネットワークの状態図であり、光ノード間のある時刻における光パスの設定状態を示している。
図2を参照して、対象とする光ネットワークとして、4つの光ノードをリング状に接続した光ノードリングネットワーク900を想定する。光ノードリングネットワーク900は、4つの光ノードが光ファイバで接続され、リング状のトポロジーを形成している。具体的には、光ノードAと光ノードBとを光ファイバ911で接続し、光ノードBと光ノードCとを光ファイバ912で接続している。また、光ノードCと光ノードDとを光ファイバ913で接続し、光ノードDと光ノードAとを光ファイバ914で接続している。以上のように接続することで、光ノードリングネットワーク900は光ノードをリング型に接続したものとなっている。なお、光ノードリングネットワーク900は、一例であり、リング型に限るものではない。メッシュ型、スター型(星型、車輪型)、フルコネクト、バス型、ツリー型であってもよいし、これらを複合した型であってもよい。また、光ノードの数は4個未満でも、4個より多くてもよい。また、4つの光ノードAからDは、それぞれ光ネットワーク制御装置1と制御信号を送受信するように接続しており、光ネットワーク制御装置1から光ノードA〜Dへ指示信号を送信するとともに、光ノードA〜Dから光ネットワーク制御装置1へ状態信号を送信する。
図3を参照して、光ノード9は、光送信器10と、モニタ11と、切替部12とから構成される。光送信器10は複数の波長スロットのそれぞれに対応する送信部を備えており、送信部は送信対象である情報を光信号へ変換し、送信部毎に異なる波長スロットの光信号を光ファイバの通信経路へ送出する。モニタ11は複数の受信部を備えており、光送信器10から出力される光信号の一部を検出することで、使用している波長スロットを監視している。モニタ11は波長スロット毎に別々の受光部を設けてもよいし、複数の波長スロットをまとめて検出する受光部を設けてもよい。また、モニタ11は波長スロットの監視情報を含む状態信号を光ネットワーク制御装置1へ出力する。切替部12は、光ネットワーク制御装置1からの指示信号を入力し、指示信号に基づいて、第1の波長域および第2の波長域を割り当て、それぞれの波長域における第1の光パスおよび第2の光パスを割り当て、並びに、波長スロットを設定する。また、光ネットワーク制御装置1から複数の光ノードへの指示信号には、運用系光パスまたは予備系光パスの追加または削除の情報も含まれている。
図4を参照して、光ノードAから光ノードBに向かう運用系光パス921(図中実線)が設定されている。この運用系光パス921に障害が発生した際のバックアップとして、光ノードAから光ノードD、Cを経由して光ノードBまで予備系光パス922(図中点線)が設定されている。また、光ノードAから光ノードDを経由して光ノードCに向かって運用系光パス923(図中実線)が設定されている。この運用系光パス923に障害が発生した際のバックアップとして、光ノードAから光ノードBを経由して光ノードCまで予備系光パス924(図中点線)が設定されている。運用系光パス925、928と、それぞれに対応する予備系光パス926、927についても同様である。
続いて、図5A、5B、5Cを参照して、第1の実施形態の光ネットワーク制御装置における波長デフラグメンテーション(波長の再配置)の動作について説明する。図5A、5B、5Cは本発明の第1の実施形態の光ネットワーク制御装置の波長域、波長スロットの再配置に関する処理動作を説明するための概念図であり、光ノードを接続する光ファイバに割り当てられる波長スロットを示している。なお、図5Aは従来の波長スロットの割り当てである。
また、図5A、5B、5Cでは、横軸を波長とし、1つの長方形の枠が1つの波長スロットを示している。また、図中の波長スロットが白塗りである場合、その波長スロットが割り当てられていないことを示し、図中の波長スロットにハッチングが施されている場合、その波長スロットが割り当てられていることを示している。例えば、図5Aにおける波長スロット1001は1つの波長スロットを使用することを示し、波長スロット1002は2つの波長スロットを使用することを示している。また、図5Aにおける波長スロット1001と1004は運用系光パスへ適用され、波長スロット1002と1003は予備系光パスへ適用されている。
ここで、図2に示す光ファイバ911から914が、図4に示すように運用系光パスおよび予備系光パスを割り当てられ、光ノードAを通る光パスが複数の波長スロットを備えている場合を想定する。さらに、運用系光パス925の予備系光パス926に加えて、第2の予備系光パス929を新たに設定することとする。なお、第2の予備系光パス929を設定する情報は、上述の割り当て信号に含まれており、この信号に基づいて光ネットワーク制御装置1の光パス設定部5が予備系光パスの波長域に波長スロットを割り当てる。
光ファイバ911の光パスへ従来のように波長スロットを割り当てる場合、以下のようになる。光ノードAを通る光パスへの波長スロット割り当て1000では、波長スロット1001が図4における運用系光パス921に割り当てられた波長スロットであり、波長スロット1002が予備系光パス922に割り当てられた波長スロットである。このように、図4と図5Aの光パスと波長スロットの対応関係を(波長スロット、光パス、スロット数)のように記述すると、波長スロット1001と運用系光パス921は、(1001、921、1)と表すことができる。同様に、図4の他の波長スロットも図5Aとの対応関係を表すと、光ファイバ911に存在するものは、(1001、921、1)、(1002、924、2)、(1003、926、3)、(1004、928、1)となる。以上のような従来の波長スロット割り当てでは、運用系に用いる波長スロットと予備系に用いる波長スロットが全波長域に混在している。
ここで、新たに予備系光パス929を追加する場合、波長スロット割り当て1000に3つ以上の未割り当ての波長スロット(以降、空波長スロットと記載)があるものの、連続して3の空波長スロットが確保できない。これに対し、波長デフラグメンテーションにより波長スロット1003を波長スロット1001側または波長スロット1004側のいずれかにシフトさせることで3つの連続した空波長スロットを用意することができる。しかし、運用系光パスに適用される波長スロット1001または1004と、予備系光パスに適用される波長スロット1003とがガードバンド無しで隣接することとなる。その結果、隣接する波長スロット間での干渉が発生し、伝送信号の劣化を招くおそれがある。このため、3つの連続した空波長スロットを確保するように、波長スロット1003を再配置することはきわめて困難である。
一方、第1の実施形態では、図5Bに示す通り、光ノードAを通る光パスへの波長スロットの割り当てを波長スロット割り当て1100のように行う。つまり、波長スロット割り当て1000とは異なり、波長スロット割り当て1100では、運用系光パス用の波長域1110と予備系光パス用の波長域1120とが連続する波長ブロックに予め分割されている。具体的には、波長スロット1101が図4における運用系光パス921に割り当てられ、波長スロット1102が予備系光パス924に割り当てられる。このように、図4と図5Bの光パスと波長スロットの対応関係を記述すると、光ファイバ911に、(1101、921、1)、(1102、924、2)、(1103、926、3)、(1104、928、1)が割り当てられる。つまり、波長域1110に運用系光パス向けの波長スロット、波長域1120に予備系光パス向けの波長スロットが割り当てられる。
なお、上述の波長スロットの中心波長および使用する波長帯域と図5Bとは以下のように対応付ける。図5Bの波長スロット1103の場合、中心の波長スロットの中心波長が上述の中心波長であり、波長スロットの数である「3」に各波長スロットの帯域幅を乗じた値が使用する波長帯域である。また、図5Bの波長スロット1102の場合、例えば、2つの波長スロットの境界が上述の中心波長であり、波長スロットの数である「2」に各波長スロットの帯域幅を乗じた値が使用する波長帯域である。さらに、図5Bの波長スロット1101、1104の場合、波長スロットが1つなので、この波長スロットの中心波長が上述の中心波長であり、波長スロットの数である「1」に各波長スロットの帯域幅を乗じた値が使用する波長帯域である。
ここで、新たに予備系光パス929を追加する場合、図5Cに示すように、制御部6からの指示信号に基づいて光ノード9が備える切替部12が波長域1120のみを選択的に波長デフラグメンテーションする。つまり、波長域1120において波長スロット1103を短波長側(図中左側)へシフトさせ、波長スロット1103の長波長側(図中右側)に連続した3つの空波長スロットを作り、3つの波長スロットを有する波長スロット1105を空き波長スロットへ配置する。この波長スロット1105を予備系光パス929へ割り当てる。このように、波長スロット1102、1103、1105を再配置するように、光ネットワーク制御装置は光ノードAに対して指示信号を送信する。なお、運用系光パスへ波長スロットの追加や変更はない。
次に、第1の実施形態の光ネットワーク制御装置の光パス、波長域、波長スロットの設定、再配置に関する処理動作を説明する。図6は、本発明の第1の実施形態の光ネットワーク制御装置の処理動作を示すフローチャートであり、特に、光パス、使用する波長域およびその波長域内の波長スロットの設定処理に関するフローチャートである。
図6を参照して、ユーザからの光パスの設定要求、具体的には、所定の運用系光パスと、それに対応する予備系光パスの設定要求があると、光ネットワーク制御装置1は、波長域および光パスを設定する。具体的には、光波長域設定部4はこの光パスの設定要求の信号に基づいて、運用系光パス向けの第1の波長域と予備系光パス向けの第2の波長域を設定する(ステップS1)。そして、光パス設定部5は上述の信号に基づいて、運用系光パス向けとして第1の光パスを設定し、予備系光パス向けとして第2の光パスを設定する(ステップS2)。さらに、光ネットワーク制御装置1は、第1の波長域内および第2の波長域内の波長スロットを設定する(ステップS3)。なお、光パス毎に波長スロット数は定められる。光パスに対応して複数の波長スロットを設定する場合、中心に位置する波長スロットと波長スロットの数を設定する。以上のステップが光ネットワーク制御装置の第1設定である。
第1設定に続いて、光ネットワーク制御装置は継続して第2設定を行う。光ネットワーク制御装置1は、光ノードからの状態信号を入力し、波長スロットの使用状況を把握する(ステップS4)。具体的には、図5Bの波長域1120において、空波長スロットは3つあり、波長スロット1102と波長スロット1103との間に1つ、波長スロット1103の長波長側(図中右側)に2つの空波長スロットがある。
続いて、光ネットワーク制御装置1は、ユーザからの予備系光パスの追加要求を監視する(ステップS5)。予備系光パスの追加要求が無い場合(ステップS5:No)、光ネットワーク制御装置1は、ステップS4に戻り、空波長スロットの把握と予備系光パスの追加要求の監視を継続する。一方、予備系光パスの追加要求が有る場合(ステップS5:Yes)、光ネットワーク制御装置1は、波長スロットの波長デフラグメンテーション(再配置)を行う。具体的には、光パス設定部5は、予備系光パスの波長域1120の空波長スロットの数が、第2の予備系光パス929の波長スロットの数より多いことを判定する。そして、光パス設定部5は、利用中の波長スロット1103を短波長側へシフトする。続いて、光パス設定部5は、第2の予備系光パスに適用する波長スロットを波長域1120へ割り当てる(ステップS7)。つまり、ステップS6で波長域1120の長波長側へ形成された空き波長スロットへ第2の予備系光パスの波長スロット1105を割り当てる。
また、第2設定時の処理動作において、ステップS5がNoとなる場合、ステップS4へ戻しているが、これに限るものではない。ステップS5の前に戻してもよい。また、ステップS4とステップS5の順序は逆でもよい。さらに、制御部6は、第1設定、第2設定を行う毎に、光パスおよび波長域の設定、波長スロットの再配置の情報を含む指示信号を光ノードAへ送信する。
以上のように、予備系光パスの波長域を選択し、その波長域の波長デフラグメンテーションを行う。これにより、光ネットワークを安定に運用しつつ、つまり、平常時の運用系光パスの通信サービスを中断することなく、予備系光パス用に割り当てられたブロックの波長帯域利用率を改善することができる。また、予備系光パスは平常時に使用されていないことから、波長デフラグメンテーションを低速で行うことができる。つまり、波長デフラグメンテーションに低速の制御回路を適用することができ、回路全体を低コストに抑えることができる。
また、予備系光パス929は運用系光パス925に2重障害が発生した際のバックアップである。予備系光パス929を運用系光パス925の第2の予備系光パスと設定し、予備系光パス929へ波長スロット1105を適用すれば、運用系光パス925の障害耐性を倍増させることができる。これにより、光ネットワーク全体の信頼性を向上することができる。なお、上述では制御部6が光ノードAへ指示信号を送信する場合を例示して説明したが、それ以外の光ノードに対しても同様の設定、指示信号の送信を行う。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態について詳細に説明する。第2の実施形態の光ネットワーク制御装置は、第1の実施形態と同じ構成であり、選択した波長域の波長デフラグメンテーションの処理動作が異なる。図7は本発明の第2の実施形態による光ネットワーク制御装置の処理動作の設定状態を説明するための概念図であり、図8は本発明の第2の実施形態による光ネットワーク制御装置の時間経過に伴う処理動作を説明するための概念図である。また、第1の実施形態と同様に、ネットワーク制御装置および光ノードは図2、3に示す構成を想定する。図2、3、7、8を参照して、本発明の第2の実施形態の光ネットワーク制御装置の処理動作を説明する。
図7を参照して、本発明の第2の実施形態では、光波長域設定部4が、波長域2001、2002、および2003の連続した3つのブロックに分割して設定する。また、光パス設定部5が、運用系光パスを波長域2001に、第1予備系光パスを波長域2002に、および第2予備系光パスを波長域2003にそれぞれ設定する。具体的には、光パス設定部5が、運用系光パスの波長域2001に波長スロット2012、2013、2016、2018および2020を設定する。なお、運用系光パスでは通信サービスを提供する。
また、光パス設定部5が、第1予備系光パスの波長域2002に波長スロット2011、2014、2015、2017および2019を設定する。なお、第1の予備系光パスは運用系光パスに障害が発生した際、運用系光パスの代わりに通信サービスを提供する。また、光パス設定部5は、第2予備系光パスの波長域2003に波長スロット2021、2022、2023、2024および2025を設定する。なお、第2予備系光パスは第1予備系光パスに障害が発生した際のバックアップとして設定されている。つまり、運用系光パスおよび第1予備系光パスに障害(二重障害)が発生した時、第2予備系光パスを用いて通信サービスを提供する。
光パス設定部5は、それぞれの波長域に対して以下のように波長スロットを設定している。波長域2001では、2つの波長スロットを備えた波長スロット2012、2016および2020が短波長側(図中左側)から不連続に配置されている。また、波長スロット2012と2016との間に3つの波長スロットを備えた波長スロット2013が、波長スロット2016と2020との間に3つの波長スロットを備えた波長スロット2018が配置されている。また、個々の波長スロットの間には空波長スロットが1つ乃至2つ配置されている。
一方、波長域2002では、短波長側から2つの波長スロットを備えた波長スロット2011と、その図中右側に2つの空波長スロットを挟んで3つの波長スロットを備えた波長スロット2014と、2つの波長スロットを備えた波長スロット2015とが連続して配置している。それに続いて、1つの空波長スロット、3つの波長スロットを備えた波長スロット2017、1つの空波長スロットおよび2つの波長スロットを備えた波長スロット2019が連続して配置している。
さらに、波長域2003では、短波長側から2つの波長スロットを備えた波長スロット2021と、その図中右側に1つの空波長スロットを挟んで3つの波長スロットを備えた波長スロット2022とが連続して配置している。それに続いて、1つの空波長スロット、3つの波長スロットを備えた波長スロット2023、2つの波長スロットを備えた波長スロット2024、1つの空波長スロットおよび2つの波長スロットを備えた波長スロット2025が連続して配置している。
また、波長域2001、波長域2002および波長域2003の各々の境界において、波長スロット間での干渉の影響を防止するために、空波長スロットを配置している。具体的には、波長域2001の長波長側(図中右側)、波長域2003の短波長側(図中左側)にそれぞれ、1つの空波長スロットが配置されている。
本発明の第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、光ネットワーク制御装置1が、波長スロットの割り当て情報、光ノード9からの状態信号に基づく空波長スロットまたは空波長スロットの使用可否の状況を把握する。また、光パス設定部5は、第1予備系光パスおよび第2予備系光パスのそれぞれに対し波長デフラグメンテーションを行う。
具体的には、予備系光パスの波長域において割り当てられている波長スロット数をA、予備系光パスの波長域における全波長スロット数をBとし、予備系光パスの波長域の利用率PをP=A/Bと定義する。また、所定の閾値(Pth)を定め、光パス設定部5が、Pthに対するPを判定する。P≧Pthの条件を満足する場合、光パス設定部5が、波長域の波長デフラグメンテーションを開始する。続いて、光パス設定部5が、第1予備系光パスの波長域と第2予備系光パスの波長域を入れ替える。そして、光パス設定部5が、波長デフラグメンテーションを行っていない波長域の波長デフラグメンテーションを行い、入れ替えていた波長域を元に戻す。このように、波長デフラグメンテーションの手順を予め定めておく。なお、利用率Pの算出では、波長域2002または波長域2003のいずれか一方を使ってしてもよいし、両者を使ってもよい。また、Pthは、波長域に関わらず固定であってもよいし、使用する波長域に応じて変えてもよい。
図8では、光パス設定部5による、時刻t0から時刻t4における運用系光パス、第1予備系光パスおよび第2予備系光パスの波長域の波長スロットの割り当てを示している。図8を参照して、時刻t0を所定の設定状態とすると、時刻t0の運用系光パスの波長域2001、第1予備系光パスの波長域2002および第2予備系光パスの波長域2003は図7と同じとなる。
第1ステップとして、時刻t1の波長域2103においてP≧Pthが満たされたとする。波長域2001(運用系光パス)と波長域2002(第1予備系光パス)の波長スロットを固定し、波長域2103(第2予備系光パス)に限定して波長デフラグメンテーションを行う。つまり、時刻t0における波長域2003の波長スロット2021から2025を短波長側へシフトさせ、それらが連続的に並ぶよう配置する。その結果、波長域2103には、波長スロット2121から2125が短波長側から連続的に割り当てられる。ここで、波長デフラグメンテーションによって、波長スロット2021が波長スロット2121となり、波長スロット2022が波長スロット2122となっている。また、それ以外の波長スロットも同様に対応付けられる。このようの波長デフラグメンテーションによって、波長域2103の長波長側(図中右側)に空波長スロットが集約され、連続した最大幅の空波長スロットを用意することができる。つまり、時刻t0からt1にかけて、第2の予備系光パスの波長域のみで波長デフラグメンテーションが行われ、運用系光パスおよび第1の予備系光パスの波長域は変わっていない。
第2ステップとして、時刻t1における波長デフラグメンテーション済みの波長域2103と波長デフラグメンテーションが済んでいない波長域2002とを、入れ替える。つまり、時刻t2において、第1予備系光パスの波長域を波長域2002から波長域2203とし、第2予備系光パスの波長域を波長域2103から波長域2202とする波長域の入れ替えを行う。時刻t1から時刻t2にかけて波長等、物理的な構成要件の変更はなく、第1予備系光パスを第2予備系光パスと入れ替えるという論理的な制御情報の変更のみが行われる。
第3ステップとして、時刻t3のとき、第2予備系光パスの波長域2202においてP≧Pthが満たされたとする。第一ステップと同様に、波長域2001と波長域2203の波長スロットを固定し、時刻t2における波長域2202のみに限定した波長デフラグメンテーションを実行する。つまり、時刻t2における波長域2202の波長スロット2211を固定し、波長域2214、2215、2217、2219を短波長側へシフトさせ、それらが連続的に並ぶよう再配置する。その結果、時刻t3において波長域2302には、波長スロット2311、2314、2315、2317、2319が短波長側から連続的に割り当てられる。つまり、波長デフラグメンテーションによって、波長スロット2211が波長スロット2311となり、波長スロット2214が波長スロット2314となっている。また、それ以外の波長スロットも同様に対応付けられる。このようの波長デフラグメンテーションによって、波長域2302の長波長側(図中右側)に空波長スロットが集約され、連続した最大幅の空波長スロットを用意することができる。このように、第3ステップにより、第1予備系光パスと第2予備系光パスの双方とも波長デフラグメンテーションが完了となる。
第4ステップとして、時刻t2において入れ替えた波長域を再び入れ替える。つまり、時刻t4において、第1予備系光パス向けの波長域を波長域2203から波長域2402とし、第2予備系光パス向けの波長域を波長域2302から波長域2403とする波長域の入れ替えを行う。第2ステップと同様に、時刻t3から時刻t4にかけて波長等、物理的な構成要件の変更はなく、第1予備系光パスを第2予備系光パスと入れ替えるという論理的な制御情報の変更のみが行われる。
なお、時刻t3と時刻t4における第1予備系光パスの波長域と第2予備系光パスの波長域とは物理的な波長帯域割当に差異はなく、論理的な制御情報に差異があるだけである。そのため、第一予備系、第二予備系を厳密に管理する必要のない場合には第四ステップを省略してもよい。
次に、第2の実施形態の光ネットワーク制御装置の光パス、波長域、波長スロットの設定、再配置に関する処理動作を説明する。図9は、本発明の第2の実施形態の光ネットワーク制御装置のフローチャートである。図9は、図6のステップS6とS7を置き換えたものであり、ステップS1からS5までは図6と同じである。
図9を参照して、光ネットワーク制御装置1は、ステップS1からS5までのステップを実施する。続いて、光ネットワーク制御装置1は、第2予備系光パスの波長域2103の利用率Pを監視する(ステップS10)。P<Pthの場合(ステップS10:No)、光ネットワーク制御装置1はステップS10の前に戻り、利用率Pの監視を継続する。波長域2003においてP≧Pthの場合(ステップS10:Yes)、光ネットワーク制御装置1は、第2予備系光パスの波長域2103の波長デフラグメンテーションを行う(ステップS11)。つまり、光ネットワーク制御装置1は、波長スロット2121から2125を波長域2103の短波長側から連続して割り当てる。
続いて、光ネットワーク制御装置1は、第1予備系光パス向けの波長域を波長域2002から波長域2203とし、第2予備系光パス向けの波長域を波長域2103から波長域2202とする波長域の入れ替えを行う(ステップS12)。このステップに続いて、光ネットワーク制御装置1は、入れ替えた後の第2予備系光パスの波長域2202の波長デフラグメンテーションが完了しているかどうか判定する(ステップS13)。波長域2202の波長デフラグメンテーションが完了していない場合(ステップS13:No)、光ネットワーク制御装置1はステップS10へ戻り、第2予備系光パスの波長域2302の利用率Pを監視する(ステップS10)。
波長域2302においてP<Pthの場合(ステップS10:No)、光ネットワーク制御装置1はステップS10の前に戻り、利用率Pの監視を継続する。波長域2302においてP≧Pthの場合(ステップS10:Yes)、光ネットワーク制御装置1は、第2予備系光パスの波長域2302の波長デフラグメンテーションを行い、波長スロット2311、2314、2315、2317および2319を波長域2302の短波長側から連続して割り当てる(ステップS11)。続いて、光ネットワーク制御装置1は、第1予備系光パス向けの波長域を波長域2203から波長域2402とし、第2予備系光パス向けの波長域を波長域2302から波長域2403とする波長域の入れ替えを行う(ステップS12)。続いて、光ネットワーク制御装置1は、再度ステップS13を実行する。しかし、既に第2予備系光パスの波長域2403の波長デフラグメンテーションが完了しているので(ステップS13:Yes)、フローを終了する。
なお、第2予備系光パスの波長デフラグメンテーションが完了しているかどうかの判定は、該当する波長域の長波長側に空波長スロットが連続して配置しているかどうかを監視してもよい。また、第2予備系光パスの波長デフラグメンテーションを実施するたびにフラグを付与しフラグ数を監視してもよい。この場合、予備系光パスの数に応じて第2予備系光パスの波長デフラグメンテーションの完了値を定め、その値以上にフラグ数がなることで波長デフラグメンテーションが完了したと判定する。
なお、本発明の第1の実施形態と同様に、ステップS1からS4までは第1設定のフローであり、ステップS5からS13までは第1設定後に追加する第2設定のフローである。光ネットワーク制御装置1は、第1設定を行う毎に、または、第2設定の第2予備系光パスの波長域の波長デフラグメンテーションを行う毎に、光パスおよび波長域の設定、波長スロットの再配置の情報を含む指示信号を光ノードAへ送信する。また、光ネットワーク制御装置1を構成している光波長域設定部4、光パス設定部5および制御部6が、上述のフローチャートの各ステップを適宜分担して実行している。
以上のように、運用系光パスの波長デフラグメンテーションを行うことなく、第1予備系光パスの波長域における連続する空波長スロットの数が2スロットから4スロットに増加する。同様に、第2予備系光パスの波長域における連続する空波長スロットの数が1スロットから4スロットに増加する。つまり、通信サービスを提供している運用系光パスの伝送信号を無瞬断とする安定した運用を実現しつつ、2重障害向けの予備系光パスの波長帯域利用率を改善するができる
また、第1ステップから第4ステップのような波長デフラグメンテーションの手順を予め定めている。これにより、波長デフラグメンテーションを実施する前に必要な波長デフラグメンテーションの手順策定のステップおよびその手順を制御する時間、さらに、その手順策定に必要なデバイスまたは制御回路を不要とすることができる。そして、上述の手順作成が不要となると、予備系光パスの波長デフラグメンテーションを迅速に実施することができる。
また、第2の実施形態の波長デフラグメンテーションは、波長域が第2予備系光パスに割り当てられたときに実施している。これにより、運用系光パスに対して、波長デフラグメンテーション中でない第1予備系光パスの波長域が確保されている。そのため、波長デフラグメンテーション実施中に障害が発生した場合であっても障害回復が可能となる。なお、上述では制御部6が光ノードAへ指示信号を送信する場合を例示して説明したが、それ以外の光ノードに対しても同様の設定、指示信号の送信を行う。
また、第2の実施形態では、第1予備系光パスの波長スロットを維持したまま、第2予備系光パスの波長デフラグメンテーションを行っているが、これに限るものではない。第2予備系光パスを維持したまま、第1予備系光パスの波長デフラグメンテーションを行ってもよい。この場合、第1予備系光パスの波長デフラグメンテーションを実施する前に、光ネットワーク制御装置1が、第1予備系光パスに障害が発生していると設定する。これにより、運用系光パスに障害が発生しも第2予備系光パスで障害回復が可能である。
[第3の実施形態]
続いて、本発明の第3の実施形態について詳細に説明する。第3の実施形態の光ネットワーク制御装置は、第1の実施形態と同じ構成であり、波長スロットの割り当てる処理動作が異なる。つまり、第3の実施形態では新規の光パス用の波長スロットの割り当てる処理動作が異なる。
図10は、本発明の第3の実施形態の光ネットワークの概念図であり、光ノードAからJまでの10ノードを格子状に光ファイバで接続した光ネットワークにおいて運用系光パスに対する第1および第2予備系光パスの設定を示している。図11は、本発明の第3の実施形態による光ノードの設定状態を説明する概念図であり、図10における光ノードCから光ファイバ5921への光パスに適用される波長スロットの割り当てを示している。図10、11を参照して、本発明の第3の実施形態の光ノードの処理動作を説明する。
図10より、光パス設定部5によって、運用系に適用する光パスは運用系光パス5100、5200、5300および5400の4つが設定され、それぞれの光パスは光ノードAからJへ、BからIへ、CからHへ、DからGへ接続された光ファイバに適用されている。また、光パス設定部5によって、これらの運用系光パスに対して、第1予備系、第2予備系光パスを設定する。
光ネットワーク5000において、光パス設定部5は、1ホップあたり1波長スロットを設定する。ここで、ホップ数とは、ネットワークにおいて通信相手に到達するまでに経由する光ノードの数のことを意味している。例えば、光ノードAからJへ直接接続する場合、経由する光ノードは1つであるため1ホップとなる。この場合、光パス設定部5が設定する波長スロットは「1」となる。また、光ノードAからBとIを経由してJへ接続する場合、経由する光ノードは3つであるため3ホップとなる。この場合、光パス設定部5が設定する波長スロットは「3」となる。同様に、光ノードAからB、C、HおよびIを経由してJへ接続する場合5ホップなので、光パス設定部5は5波長スロットを設定する。運用系光パス5100、5200、5300、5400はすべて最小の1ホップ、つまり、1波長スロットで接続する。
これらの運用系光パスに対して、まず、第1予備系光パスを運用系光パスとは異なる経路で所定の光ノードに最小ホップ数で接続するように、光パス設定部5は波長スロットを設定する。また、すべての運用系光パスに対して第1予備系光パスを割り当てた後、第2予備系光パスを、運用系および第1予備系光パスとは異なる経路で所定の光ノードに最小ホップ数で接続する。このような設定条件に従うと、光ネットワーク5000では、ホップ数に関して、運用系光パス<第1予備系光パス<第2予備系光パスの関係が成り立つ。
具体的には、光ノードAからJへ直接接続する運用系光パス5100は1ホップ(1波長スロット)である。また、第1予備系光パスは光ノードAから光ノードBとIを経由して光ノードJへ接続する経路であり、それに該当する第1予備系光パス5101は3ホップ(3波長スロット)である。また、第2予備系光パスは光ノードAから光ノードB、C、Hおよび光ノードIを経由して光ノードJへ接続する経路であり、それに該当する第2予備系光パス5102は5ホップ(5波長スロット)である。このように、光パス設定部5は、各々の光パスに対する波長スロットを設定する。なお、4つある運用系光パスに対する第1および第2予備系光パスの基本的設定条件は全て同じとする。
第3の実施形態では、空いた波長スロットへ新規の光パス向けの波長スロットを割り当てる際、光パス設定部5が、光パスの優先度に応じて波長スロットの割り当てを設定する。
図11を参照して、光波長域設定部4が、互いに分割された運用系光パスの波長域6001、第1予備系光パスの波長域6002および第2予備系光パスの波長域6003を連続して設定する。また、光パス設定部5が、波長域6001に運用系光パス5300を設定し、波長域6002に運用系光パス5200に対する第1予備系光パス5201を設定する。また、光パス設定部5が運用系光パス5300の波長域6001に1スロットの波長スロット6011を設定し、第1予備系光パス5201の波長域6002に3スロットの波長スロット6012を設定する。
ここで、第2予備系光パスの波長域6003では優先度に応じた設定を光パス設定部5が行う。光ファイバ5921を通過する第2予備系光パスがとりうるホップ数は、3ホップと5ホップの場合がある。具体的には、3ホップは、運用系光パス5400とその第1予備系光パス5401に対する第2予備系光パス5402である。5ホップは、運用系光パスを5100とその第1予備系光パスを5101に対する第2予備系光パス5102である。光ノードCからの通信に適用する第2予備系の波長スロットは6スロット用意されている。そのため、5スロットを要する第2予備系光パス5102と、3スロットを要する第2予備系光パス5402とを同時に割り当てるには波長スロットが不足している。
ここで、第2予備系光パス5102、5402に対応する運用系光パス5100、5400に優先度が設定することによって、第2予備系光パス5102または5402のどちらかの設定を決定する。例えば、光パス設定部5が、運用系光パス5100より運用系光パス5400の優先度を高く設定する。この場合、光パス設定部5は、3スロットの波長スロット6013を第2予備系光パス5402向けに割り当てる。これにより、運用系光パス5400の2重障害に対応することができ、運用系光パス5200を1重障害対応とすることができる。
また、光パス設定部5が、運用系光パス5400より運用系光パス5100の優先度を高く設定する。この場合、光パス設定部5は、波長域6003の6スロットのうち5スロット(不図示)までを第2予備系光パス5102向けに割り当てる。これにより、運用系光パス5100の2重障害に対応することができ、運用系光パス5200を1重障害対応とすることができる。このように、波長域6003のスロット数が効率的に利用されている。なお、上述の優先度は、運用系光パスの使用頻度、通信サービスの重要性や緊急性など、様々な通信条件によって設定される。
以上のように、新規の第2予備系光パスを設定する場合、対応する運用系光パスの優先度に応じて、第2予備系光パス向けの波長域の波長スロットを割り当てることができる。この場合、運用系光パスおよび第1予備系光パスの波長デフラグメンテーションを行う必要がない。つまり、通信サービス向けの運用系光パスの伝送信号を無瞬断とし、信頼性を確保する1重障害用の第1予備系光パスを維持しつつ、複数の運用系光パスの使用上の優先度に応じた2重障害向けの予備系光パス向けの波長デフラグメンテーションを行うことができる。また、運用系光パスの使用上の優先度に対応したネットワーク全体の迅速な波長デフラグメンテーションを実現している。
なお、上述の実施形態では、予備系光パスを追加する場合の選択的な波長デフラグメンテーションを説明したが、これに限るものではない。所定の予備系光パスを削減する場合、削減により形成される空波長スロットへ残存する波長スロットを割り当てるように波長デフラグメンテーションを実施してもよい。
また、上述の実施形態おける波長デフラグメンテーションは、設定済みの波長スロットを波長域の短波長側へシフトさせ、波長域の長波長側に連続した波長スロットを設けるよう再配置しているが、これに限るものではない。設定済みの波長スロットを波長域の長波長側へシフトさせ、波長域の短波長側に連続した波長スロットを設けるよう再配置してもよい。また、設定済みの波長スロットを波長域の両端へ分けてシフトさせ、波長域の中央に連続した波長スロットを設けるよう再配置してもよい。さらに、上記のような再配置を組み合わせてもよい。
また、上述の実施形態は、ネットワークの規模やトポロジーに依存しない。このため、ノード数、光パス数、波長帯域スロット数が増加しても、上述の実施形態で示した選択的は波長デフラグメンテーションを適用できる。
また、上述の実施形態では、運用系光パスの波長域の長波長側に予備系光パスの波長域を隣接させて配置しているが、これに限るものではない。予備系光パスの波長域の長波長側に運用系光パスの波長域に配置してもよい。同様に、第2予備系光パスの波長域の長波長側に第1予備系光パスの波長域を隣接させて配置してもよい。また、運用系光パスの波長域、第1予備系光パスの波長域、第2予備系光パスの波長域の配置の順を入れ替えてもよい。つまり、短波長側から、第1予備系光パスの波長域、第2予備系光パスの波長域、運用系光パスの波長域の順や、第1予備系光パスの波長域、運用系光パスの波長域、第2予備系光パスの波長域の順のように、どんな順番でもよい。但し、運用系光パスの波長域と予備系光パスとの境界には必ず1スロット以上の空波長スロットを用意する。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
この出願は、2014年2月25日に出願された日本出願特願2014−034035を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 光ネットワーク制御装置
4 光波長域設定部
5 光パス設定部
6 制御部
10 光送信器
11 モニタ
12 切替部
900 光ノードリングネットワーク
911、912、913、914 光ファイバ
921、923、925、928 運用系光パス
922、924、926、927、929 予備系光パス
1000、1100 波長スロット割り当て
1001、1002、1003、1004 波長スロット
1101、1102、1103、1104、1105 波長スロット
1110、1120 波長域
2001、2002、2003 波長域
2011、2012、2013、2014、2015 波長スロット
2016、2017、2018、2019、2020 波長スロット
2021、2022、2023、2024、2025 波長スロット
2121、2122、2123、2124、2125 波長スロット
2211、2214、2215、2217、2219 波長スロット
2221、2222、2223、2224、2225 波長スロット
2311、2314、2315、2317、2319 波長スロット
5000 光ネットワーク
5100、5200、5300、5400 運用系光パス
5101、5201、5301、5401 第1予備系光パス
5102、5402 第2予備系光パス
6001、6002、6003 波長域
6011、6012、6013 波長スロット

Claims (10)

  1. 波長分割多重方式による光ネットワークを構成する複数の光ノード間の光伝送路の波長域を、連続する第1の波長域と第2の波長域に分割して設定する光波長域設定手段と、
    前記第1の波長域に第1の光パスを設定し、前記第2の波長域に、前記第1の光パスと経路が異なる第2の光パスを設定する光パス設定手段と、
    前記複数の光ノードに対して、前記光パス設定手段による設定に基づいて前記光ノードが送信する信号光の中心波長および使用帯域を指示する制御手段、
    とを備える光ネットワーク制御装置。
  2. 請求項1に記載の光ネットワーク制御装置において、
    前記制御手段は、前記第1の波長域における前記第1の光パスの配置を一定としたまま、
    前記第2の波長域における前記第2の光パスを再配置するように、前記中心波長および前記使用帯域を変更する指示を、前記複数の光ノードに対して行う光ネットワーク制御装置。
  3. 請求項1に記載の光ネットワーク制御装置において、
    前記光波長域設定手段は、前記第1の波長域および前記第2の波長域のいずれか一方に連続する第3の波長域を設定し、
    前記光パス設定手段は、前記第3の波長域に、前記第1の光パスおよび前記第2の光パスと経路が異なる第3の光パスを設定し、
    前記制御手段は、前記第1の波長域における前記第1の光パスの配置を一定としたまま、
    前記第3の波長域における前記第3の光パスを再配置するように、前記中心波長および前記使用帯域を変更する指示を、前記複数の光ノードに対して行う光ネットワーク制御装置。
  4. 請求項3に記載の光ネットワーク制御装置において、
    前記光パス設定部は、前記第3の波長域における前記第3の光パスの配置を、前記第2の波長域における前記第2の光パスの配置と入れ替え、
    前記制御手段は、前記第2の波長域における前記第2の光パスの配置を再配置するように、前記中心波長および前記使用帯域を変更する指示を、前記複数を光ノードに対して行う光ネットワーク制御装置。
  5. 請求項4に記載の光ネットワーク制御装置において、
    前記第2の光パスは、前記第1の光パスの1重障害向けの経路であり、
    前記第3の光パスは、前記第1の光パスの2重障害向けの経路である光ネットワーク制御装置。
  6. 請求項5に記載の光ネットワーク制御装置において、
    前記光パス設定手段は、複数の前記第1の光パスに対して優先度を設定し、
    前記制御手段は、前記優先度に基づいて、前記第3の波長域における前記第3の光パスを配置するように、前記中心波長および前記使用帯域を変更する指示を、前記複数の光ノードに対して行う光ネットワーク制御装置。
  7. 請求項3から6の何れか一項に記載の光ネットワーク制御装置において、
    前記光パスは、前記第2の波長域または前記第3の波長域の端部から連続して前記光パスを設定する光ネットワーク制御装置。
  8. 請求項3から7の何れか一項に記載の光ネットワーク制御装置において、
    前記制御手段は、前記第2の波長域または前記第3の波長域に配置された使用帯域が所定の値を超えた場合、前記複数の光ノードに対して、前記中心波長および前記使用帯域を変更するように指示する光ネットワーク制御装置。
  9. 請求項1から7の何れか一項に記載の光ネットワーク制御装置において、
    前記制御手段は、前記複数の光ノードに対して、前記第1の波長域、前記第2の波長域および前記第3の波長域の境界を除いて前記中心波長および前記使用帯域を設定するように指示する光ネットワーク制御装置。
  10. 波長分割多重方式による光ネットワークを構成する複数の光ノード間の光伝送路の波長域を、連続する第1の波長域と第2の波長域に分割して設定し、
    前記第1の波長域に第1の光パスを設定し、前記第2の波長域に、前記第1の光パスと経路が異なる第2の光パスを設定する光ネットワーク制御方法。
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