JPWO2015128932A1 - ステッピングモータ制御装置、それを備える部品実装機およびステッピングモータ制御方法 - Google Patents

ステッピングモータ制御装置、それを備える部品実装機およびステッピングモータ制御方法 Download PDF

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Abstract

ステッピングモータを所望の目標位置で位置決め可能にするとともに、位置決めの保持状態が解除された待機状態におけるステッピングモータの消費電力を低減可能なステッピングモータ制御装置等を提供する。本発明のステッピングモータ制御装置(1)は、停止位置判別部(12)および駆動制御部(11)を備えている。停止位置判別部(12)は、保持状態のときの可動子停止位置が、安定相および準安定相のうちのいずれかであるかを判別する。駆動制御部(11)は、停止位置判別部(12)によって保持状態のときの可動子停止位置が準安定相であると判別され、かつ、機器からのトリガ信号または保持状態が一定時間継続したことによりステッピングモータの制御状態が保持状態から可動子の保持が解除された待機状態に遷移したときに、保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う安定相のうちの一方に可動子停止位置を変更する。

Description

本発明は、ステッピングモータ制御装置、それを備える部品実装機およびステッピングモータ制御方法に関し、より詳細には、待機状態におけるステッピングモータの制御に関する。
上記ステッピングモータ制御装置の一例として、特許文献1に記載の発明が挙げられる。特許文献1に記載のモータ駆動装置は、複数の励磁モードにおいて共通にロータが移動する位置(2相励磁位置)に、ロータを停止制御する停止制御手段を備えている。これにより、特許文献1に記載の発明は、再度ロータを始動する際のロータ停止位置からの移動量を一定にして、ロータの動作が不定とならないようにしている。
特開2008−259403号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、2相励磁位置にロータを停止させるものであり、ロータ停止後の所定タイミングで、ロータ停止位置を変更するものではない。また、特許文献1に記載の発明は、待機状態におけるステッピングモータの消費電力(待機電力)について考慮されていない。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、ステッピングモータを所望の目標位置で位置決め可能にするとともに、位置決めの保持状態が解除された待機状態におけるステッピングモータの消費電力を低減可能なステッピングモータ制御装置、それを備える部品実装機およびステッピングモータ制御方法を提供することを課題とする。
本発明のステッピングモータ制御装置は、ハーフステップ駆動またはマイクロステップ駆動によってステッピングモータを制御するステッピングモータ制御装置であって、前記ステッピングモータの可動子停止位置のうち、固定子磁極に対向する位置を安定相とし、隣り合う前記安定相の中間位置を準安定相とするとき、可動子が指令された目標位置に到達し前記目標位置で保持されている保持状態のときの可動子停止位置が、前記安定相および前記準安定相のうちのいずれかであるかを判別する停止位置判別部と、前記停止位置判別部によって前記保持状態のときの可動子停止位置が前記準安定相であると判別され、かつ、機器からのトリガ信号または前記保持状態が一定時間継続したことにより前記ステッピングモータの制御状態が前記保持状態から前記可動子の保持が解除された待機状態に遷移したときに、前記保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う前記安定相のうちの一方に前記可動子停止位置を変更する駆動制御部と、を備えている。
本発明のステッピングモータ制御装置は、停止位置判別部および駆動制御部を備えている。よって、駆動制御部は、停止位置判別部の判別結果に基づいて、準安定相と比べて消費電力が少ない安定相で、ステッピングモータを待機状態にすることができる。したがって、本発明のステッピングモータ制御装置は、ステッピングモータを所望の目標位置で位置決めするとともに、位置決めの保持状態が解除された待機状態におけるステッピングモータの消費電力を低減することができる。
本発明の部品実装機は、基板を実装位置に搬入し搬出する基板搬送装置と、前記基板上に実装される部品を供給するフィーダを有する部品供給装置と、前記フィーダから前記部品を吸着し前記実装位置に搬入された前記基板上に実装する部品移載装置と、を備えている部品実装機であって、前記フィーダは、フィーダ本体部と、複数の部品を収容する部品テープが巻回されている部品供給リールと、前記部品テープをピッチ送りするスプロケットと、前記スプロケットを回転させるステッピングモータと、前記ステッピングモータを制御するステッピングモータ制御装置と、を備えている。
本発明の部品実装機によれば、ステッピングモータ制御装置は、フィーダに設けられている。よって、ステッピングモータ制御装置は、フィーダの待機電力を低減することができる。また、ステッピングモータ制御装置は、フィーダの待機電力を低減することができるので、フィーダの待機時の発熱量を低減し、フィーダに生じる静電気を抑制することができる。よって、本発明の部品実装機は、フィーダの待機電力が低減されるとともに、フィーダの発熱対策および静電気対策が軽減される。
本発明のステッピングモータ制御方法は、ハーフステップ駆動またはマイクロステップ駆動によってステッピングモータを制御するステッピングモータ制御方法であって、前記ステッピングモータの可動子停止位置のうち、固定子磁極に対向する位置を安定相とし、隣り合う前記安定相の中間位置を準安定相とするとき、可動子が指令された目標位置に到達し前記目標位置で保持されている保持状態のときの可動子停止位置が、前記安定相および前記準安定相のうちのいずれかであるかを判別する停止位置判別ステップと、前記停止位置判別ステップによって前記保持状態のときの可動子停止位置が前記準安定相であると判別され、かつ、機器からのトリガ信号または前記保持状態が一定時間継続したことにより前記ステッピングモータの制御状態が前記保持状態から前記可動子の保持が解除された待機状態に遷移したときに、前記保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う前記安定相のうちの一方に前記可動子停止位置を変更する駆動制御ステップと、を備えている。
本発明のステッピングモータ制御方法は、停止位置判別ステップおよび駆動制御ステップを備えている。よって、駆動制御ステップは、停止位置判別ステップの判別結果に基づいて、準安定相と比べて消費電力が少ない安定相で、ステッピングモータを待機状態にすることができる。したがって、本発明のステッピングモータ制御方法は、ステッピングモータを所望の目標位置で位置決めするとともに、位置決めの保持状態が解除された待機状態におけるステッピングモータの消費電力を低減することができる。
部品実装機2の一例を示す斜視図である。 フィーダ41とスロット42の接続部分を模式的に示す模式図である。 ステッピングモータ制御装置1、制御装置7、部品カメラ6およびホストコンピュータ9の関係を示すブロック図である。 ステッピングモータM1の軸AZ1方向視における可動子停止位置を説明する説明図である。 ステッピングモータ制御装置1の制御ブロックの一例を示すブロック図である。 励磁パターンの一例を説明する説明図である。 ハーフステップ駆動によるステップ角を説明する説明図である。 マイクロステップ駆動によるステップ角を説明する説明図である。 ステッピングモータ制御装置1の制御フローの一例を示すフローチャートである。 制御装置7の制御フローの一例を示すフローチャートである。
本実施形態のステッピングモータ制御装置1は、部品実装機2のフィーダ41に設けられている。
<部品実装機2>
図1は、部品実装機2の一例を示す斜視図である。同図では、横方向(矢印X方向)は、基板の搬送方向を示し、縦方向(矢印Y方向)は、水平面内で横方向(矢印X方向)に直交する方向を示している。また、高さ方向(矢印Z方向)は、水平面の法線方向を示している。部品実装機2は、基板搬送装置3、部品供給装置4、部品移載装置5、部品カメラ6および制御装置7を有しており、これらは基台8に組み付けられている。なお、基台8は、システムベース2Bに対して縦方向(矢印Y方向)に移動可能に装架されている。
基板搬送装置3は、基板を実装位置に搬入し搬出する。基板搬送装置3は、部品実装機2の縦方向(矢印Y方向)の中央付近に配設されており、第1搬送装置31および第2搬送装置32が並設された、いわゆるダブルコンベアタイプの搬送装置である。第1搬送装置31は、基台8上に横方向(矢印X方向)と平行に並設される一対のガイドレールと、一対のガイドレールに案内され基板を載置して搬送する一対のコンベアベルトと、を有している。また、第1搬送装置31には、実装位置まで搬送された基板を基台8側から押し上げて位置決めするクランプ装置が設けられている。第2搬送装置32は、第1搬送装置31と同様の構成を有している。
部品供給装置4は、部品実装機2の縦方向(矢印Y方向)の前部(同図の紙面左方向側)に設けられており、基板上に実装される部品を供給するフィーダ41を有している。そして、カセット式の複数のフィーダ41は、スロット42に着脱可能に取り付けられている。スロット42は、部品実装機2の横方向(矢印X方向)に直列に複数設けられており、フィーダ41がスロット42に対して縦方向(矢印Y方向)にスライドしてスロット42と係合することにより、フィーダ41は、スロット42に装着される。
図2は、フィーダ41とスロット42の接続部分を模式的に示す模式図である。フィーダ41は、フィーダ本体部411と、部品供給リール43と、スプロケット44と、ステッピングモータM1と、ステッピングモータ制御装置1と、を備えている。
部品供給リール43は部品供給媒体であり、部品供給リール43には、複数の部品が所定間隔で一列に収容される部品テープ431が巻回されている。本実施形態では、部品供給リール43は、フィーダ本体部411に回転可能かつ着脱可能に装着されている。なお、部品供給リール43は、フィーダ本体部411と異なる部材に設けることもできる。部品テープ431の先端部が、フィーダ41の先端部に設けられる部品取出し部47まで引き出されて、部品が供給される。フィーダ41は、例えば、チップ部品などの比較的小型の部品を供給することができる。
スプロケット44は、部品供給リール43の部品テープ431をピッチ送りする。スプロケット44は、フィーダ本体部411に回転可能に支持されている。また、ステッピングモータM1とスプロケット44の間には、ひとつまたは複数の歯車(図示せず)が介在しており、ステッピングモータM1の回転が、歯車を介して、スプロケット44に伝達されてスプロケット44が回転する。具体的には、部品テープ431には、ピッチ送り方向に送り孔が形成されており、部品テープ431の送り孔とスプロケット44の突起部とが係合して部品テープ431がピッチ送りされる。その結果、部品取出し部47に部品が、順次、供給される。後述するように、ステッピングモータM1は、ステッピングモータ制御装置1によって制御される。
また、フィーダ41の先端部には、通信コネクタ481が設けられている。通信コネクタ481は、フィーダ41がスロット42に装着されたときに、スロット42に設けられる通信コネクタ482と接続される。通信コネクタ482は、後述する制御装置7と接続されており、スロット42側からフィーダ41に電源を供給することができ、フィーダ41は、制御装置7との間で各種データおよび制御信号を送受信することができる。
部品移載装置5は、フィーダ41から部品を吸着して、実装位置に搬入された基板上に部品を実装する。部品移載装置5は、横方向(矢印X方向)および縦方向(矢印Y方向)に移動可能ないわゆるXYロボットタイプの移載装置である。部品移載装置5は、部品実装機2の縦方向(矢印Y方向)の後部(図1の紙面右方向奥側)から前部(同図の紙面左方向手前側)の部品供給装置4の上方にかけて配設されている。部品移載装置5は、ヘッド駆動機構51および部品装着ヘッド52を有している。
ヘッド駆動機構51は、部品装着ヘッド52を横方向(矢印X方向)および縦方向(矢印Y方向)に駆動することができる。部品装着ヘッド52は、複数の吸着ノズル53を有している。複数の吸着ノズル53の各々は、吸着ノズル53の先端部で部品を吸着して、実装位置に搬入位置決めされた基板上に部品を実装する。
部品カメラ6は、部品供給装置4の部品取出し部47と、基板搬送装置3の第1搬送装置31との間の基台8上に配設されている。部品カメラ6は、部品装着ヘッド52の吸着ノズル53に吸着保持された部品を撮像する。部品カメラ6は、複数の吸着ノズル53にそれぞれ吸着保持された複数の部品を一度に撮像することもできる。
部品カメラ6によって撮像された画像データは、画像処理装置に送信される。本実施形態では、画像処理装置は、制御装置7に設けられているが、制御装置7と異なる演算装置に設けることもできる。画像処理装置は、部品カメラ6によって撮像された画像から部品の吸着状態を取得する。また、画像処理装置は、撮像された画像から部品の適否を判定することができ、部品の吸着状態の良否を判定することができる。例えば、画像処理装置は、吸着ノズル53に対する部品の位置ずれ及び角度ずれを検出することができ、検出結果は、部品の実装位置を補正する際に用いることができる。
図3は、ステッピングモータ制御装置1、制御装置7、部品カメラ6およびホストコンピュータ9の関係を示すブロック図である。同図は、後述するステッピングモータ制御装置1に関する接続状態が主に記載されている。同図に示すように、ステッピングモータ制御装置1は、公知のマイクロコンピュータ1Hを有している。マイクロコンピュータ1Hは、CPU1H1、メモリ1H2および通信インターフェース1H3を備えている。
CPU1H1は、中央演算装置であり、種々の演算を行うことができる。メモリ1H2は、読み出しおよび書き込み可能な記憶装置であり、種々の電子情報を記憶することができる。通信インターフェース1H3は、制御装置7との間で通信を行うインターフェースであり、例えば、公知のLANインターフェースを用いることができる。
部品実装機2の制御装置7は、図1に示すカバー前側上部に配設されており、ステッピングモータ制御装置1と同様のマイクロコンピュータ7Hを有している。具体的には、マイクロコンピュータ7Hは、CPU7H1、メモリ7H2および通信インターフェース7H3を備えている。CPU7H1の機能は、CPU1H1の機能と同様であり、メモリ7H2の機能は、メモリ1H2の機能と同様である。通信インターフェース7H3は、部品実装機2の各機器との間で通信を行うインターフェースであり、例えば、公知のLANインターフェースを用いることができる。
部品実装機2には、部品実装機2を制御するホストコンピュータ9が設けられている。ホストコンピュータ9と部品実装機2の制御装置7との間は、有線または無線の通信回線1C1で通信可能に接続されている。通信回線1C1は、例えば、LANを用いることができ、通信回線1C1を介して各種データおよび制御信号が送受信される。同様に、ステッピングモータ制御装置1と部品実装機2の制御装置7との間、および、制御装置7と部品実装機2の各搭載機器(図3では部品カメラ6を記載)との間は、通信回線1C1で通信可能に接続されている。
部品実装機2の制御装置7は、通信回線1C1を介してホストコンピュータ9が作成した生産プログラムをダウンロードすることができる。部品実装機2の制御装置7は、制御ブロックとして捉えると、部品の実装を制御する実装制御部を有している。実装制御部は、自己の部品実装機に割り当てられた生産プログラムに従って、基板に部品を実装する。なお、部品実装機2は、部品実装機2を複数段直列に配設して部品実装モジュールを構成し、他の部品実装機2と協働して部品を実装することもできる。
実装制御部は、生産プログラムに基づいて、基板搬送装置3、部品供給装置4、部品移載装置5および部品カメラ6を作動させて基板に部品を実装する。具体的には、実装制御部の指令により、部品移載装置5の部品装着ヘッド52は、まず部品供給装置4のフィーダ41に移動して部品を吸着する。そして、部品装着ヘッド52は、部品カメラ6の上方に移動して、部品カメラ6は、吸着ノズル53に吸着保持された部品を撮像する。
制御装置7(画像処理装置)は、吸着ノズル53に対する部品の位置ずれ及び角度ずれを検出して、部品の実装位置を補正する。また、部品装着ヘッド52は、検出された角度ずれ分、吸着ノズル53を回転させて部品の実装角度を補正する。次に、部品装着ヘッド52は、基板搬送装置3によって実装位置に搬入位置決めされた基板の部品の実装位置に移動して部品を実装し、部品供給装置4に戻る。部品実装機2は、この一連の動作を繰り返すことにより、基板に複数の部品を実装することができる。
<ステッピングモータ制御装置1>
(ステッピングモータM1)
ステッピングモータ制御装置1は、ステッピングモータM1を駆動制御する。ステッピングモータM1は、公知の可変リラクタンス型(VR型)ステッピングモータ、永久磁石型(PM型)ステッピングモータ、複合型(HB型)ステッピングモータ等を用いることができる。本実施形態では、説明の便宜上、ステッピングモータM1は、PM型ステッピングモータを例に説明するが、本発明は、他のステッピングモータについても同様に適用することができる。
図4は、ステッピングモータM1の軸AZ1方向視における可動子停止位置を説明する説明図である。ステッピングモータM1は、可動子R1と固定子S1とを備えており、可動子R1は、固定子S1に対して回転可能に支持されている。固定子S1は、コアと、コアに形成されたスロットに収容される複数の巻線とを備えている。コアは、薄板状の電磁鋼板が固定子S1の軸AZ1方向に、複数枚積層されて形成されている。電磁鋼板は、例えば、ケイ素鋼板を用いることができる。なお、同図は、軸AZ1方向視における固定子S1と可動子R1との電気的な位置関係を示しており、コア、スロットおよび巻線等の記載が省略されている。
巻線は、導体表面がエナメルなどの絶縁層で被覆されている。巻線の断面形状は、特に限定されるものではなく、任意の断面形状とすることができる。例えば、巻線は、断面円形状の丸線、断面多角形状の角線などの種々の断面形状の導体を用いることができる。また、巻線は、集中巻き方式で巻装することができる。巻線に直流電圧が印加されることにより、巻線が励磁され、励磁された巻線は、固定子磁極SC1,SC2,SC3,SC4を形成する。
可動子R1は、薄板状の電磁鋼板が可動子R1の回転軸方向(軸AZ1方向)に、複数枚積層されて円柱状に形成されている。可動子R1の外周面には、複数(所定磁極数分)の永久磁石が可動子R1の周方向に沿って設けられている。複数の永久磁石の各々は、回転軸方向(軸AZ1方向)に延在している。PM型ステッピングモータは、磁化された可動子磁極によって磁束密度が増大し、VR型ステッピングモータと比べて、トルク特性が向上する。このことは、HB型ステッピングモータについても同様である。
(ステッピングモータM1の制御)
図5は、ステッピングモータ制御装置1の制御ブロックの一例を示すブロック図である。ステッピングモータ制御装置1は、制御ブロックとして捉えると、駆動制御部11、停止位置判別部12、移動量記憶部13および駆動パルス数算出部14を備えている。
(駆動制御部11および停止位置判別部12)
駆動制御部11は、ハーフステップ駆動またはマイクロステップ駆動によってステッピングモータM1を駆動制御する。図6は、励磁パターンの一例を説明する説明図である。同図は、ハーフステップ駆動の励磁パターンの一例を示している。また、図7は、ハーフステップ駆動によるステップ角を説明する説明図である。
例えば、図6に示すNo.1の励磁パターンは、固定子磁極SC1、SC3に対応する巻線(A相巻線)に直流電圧を印加する。その結果、固定子磁極SC1側にS極が形成され、固定子磁極SC3側にN極が形成される。このとき、固定子磁極SC2、SC4に対応する巻線(B相巻線)は、直流電圧が印加されない。つまり、No.1の励磁パターンは、1相(A相巻線)のみが励磁される励磁パターンである。なお、同図では、「ON(極性)」は、対応する巻線に直流電圧を印加して磁極が形成されることを示し、「OFF」は、対応する巻線に直流電圧が印加されず、磁極が形成されないことを示している。
No.1の励磁パターンのとき、可動子R1は、図4に示す位置P1にN極が配置され、位置P5にS極が配置されるように回転し、その状態で可動子R1は保持される。本明細書では、説明の便宜上、可動子R1の停止位置は、可動子R1のN極が配置される位置をいう。なお、可動子磁極数は、2に限定されるものではない。
図6に示すNo.2の励磁パターンは、固定子磁極SC1、SC3に対応する巻線(A相巻線)に直流電圧を印加する。その結果、固定子磁極SC1側にS極が形成され、固定子磁極SC3側にN極が形成される。さらに、No.2の励磁パターンは、固定子磁極SC2、SC4に対応する巻線(B相巻線)に直流電圧を印加する。その結果、固定子磁極SC2側にS極が形成され、固定子磁極SC4側にN極が形成される。つまり、No.2の励磁パターンは、2相(A相巻線およびB相巻線)が励磁される励磁パターンである。
No.2の励磁パターンのとき、可動子R1は、図4に示す位置P2にN極が配置され、位置P6にS極が配置されるように回転し、その状態で可動子R1は保持される。つまり、可動子R1は、No.1の励磁パターンによる保持状態から45°(電気角)分、矢印CW1方向に回転している。図4に示す矢印CW1方向は、可動子R1の移動方向を示し、矢印CCW1方向は、可動子R1の移動方向と逆方向を示している。
図6に示すNo.3〜No.8の励磁パターンについても同様であり、1相の巻線のみが励磁される励磁パターンと、2相の巻線が励磁される励磁パターンとが繰り返される。また、励磁パターンが切り替わる毎に、可動子R1は、45°(電気角)分、矢印CW1方向に回転する。つまり、図7に示すように、駆動制御部11は、1ステップが45°(電気角)の1−2相励磁を行うことができる。
図4に示すように、ステッピングモータM1の可動子停止位置P1〜P8のうち、固定子磁極SC1,SC2,SC3,SC4に対向する位置は、それぞれ安定相P1,P3,P5,P7といい、1相の巻線のみが励磁される励磁パターンのときの可動子停止位置である(図6参照)。一方、隣り合う安定相の中間位置は、準安定相といい、2相の巻線が励磁される励磁パターンのときの可動子停止位置である(図6参照)。
具体的には、隣り合う安定相(P1,P3)の中間位置は、準安定相P2であり、隣り合う安定相(P3,P5)の中間位置は、準安定相P4である。同様に、隣り合う安定相(P5,P7)の中間位置は、準安定相P6であり、隣り合う安定相(P7,P1)の中間位置は、準安定相P8である。
なお、駆動制御部11は、マイクロステップ駆動によってステッピングモータM1を駆動制御することもできる。図8は、マイクロステップ駆動によるステップ角を説明する説明図である。マイクロステップ駆動は、図6に示すハーフステップ駆動の励磁パターンにおいて、A相巻線およびB相巻線の電流比率を細分化することにより、励磁パターンを増加させている。その結果、マイクロステップ駆動は、ハーフステップ駆動と比べてステップ角を小さくすることができる。
図8に示すように、例えば、安定相P1と準安定相P2との間は、4等分されている。他の区間においても同様であり、1ステップは、11.25°(電気角)に設定されている。なお、マイクロステップ駆動においても、ステッピングモータM1の可動子停止位置は、安定相(P1,P3,P5,P7)若しくは準安定相(P2,P4,P6,P8)である必要がある。
ステッピングモータM1の制御状態は、移動状態、保持状態および待機状態を有している。移動状態は、可動子R1が指令された目標位置に向かって移動(本実施形態では回転。以下、同じ。)している状態をいう。保持状態は、可動子R1が指令された目標位置に到達し目標位置で保持されている状態をいう。待機状態は、可動子R1の保持が解除された状態をいう。本実施形態では、ステッピングモータM1の制御状態は、移動状態、保持状態、待機状態の順に遷移し、これが繰り返されるが、制御状態の遷移順序は、これに限定されない。
停止位置判別部12は、保持状態のときの可動子停止位置が、安定相(P1,P3,P5,P7)および準安定相(P2,P4,P6,P8)のうちのいずれかであるかを判別する。例えば、停止位置判別部12は、保持状態のときの巻線の励磁パターン(図6に示す巻線の励磁パターン)を駆動制御部11から取得して、保持状態のときの可動子停止位置を判別することができる。
具体的には、1相のみが励磁される励磁パターン(例えば、図6に示すNo.1の励磁パターン)のときは、停止位置判別部12は、保持状態のときの可動子停止位置が、安定相P1であると判断する。一方、2相が励磁される励磁パターン(例えば、図6に示すNo.2の励磁パターン)のときは、停止位置判別部12は、保持状態のときの可動子停止位置が、準安定相P2であると判断する。このことは、他の安定相(P3,P5,P7)および準安定相(P4,P6,P8)についても同様である。
また、停止位置判別部12によって、保持状態のときの可動子停止位置が準安定相であると判別されたときは、駆動制御部11は、可動子R1の保持が解除された所定タイミングで、保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う安定相のうちの一方に可動子停止位置を変更する。例えば、停止位置判別部12によって、保持状態のときの可動子停止位置が、準安定相P2であると判別されたとする。このとき、駆動制御部11は、隣り合う安定相P1および安定相P3のうちの一方に可動子停止位置を変更する。これらのことは、保持状態のときの可動子停止位置が、他の準安定相(P4,P6,P8)の場合についても同様である。
上述のとおり、安定相(P1,P3,P5,P7)は、1相(A相巻線またはB相巻線)のみが励磁される励磁パターンによる可動子停止位置である。一方、準安定相(P2,P4,P6,P8)は、2相(A相巻線およびB相巻線)が励磁される励磁パターンによる可動子停止位置である。1相(A相巻線またはB相巻線)のみが励磁される励磁パターンは、2相(A相巻線およびB相巻線)が励磁される励磁パターンと比べて、励磁の際の消費電力が少ない。
本実施形態のステッピングモータ制御装置1は、停止位置判別部12および駆動制御部11を備えている。よって、駆動制御部11は、停止位置判別部12の判別結果に基づいて、準安定相(P2,P4,P6,P8)と比べて消費電力が少ない安定相(P1,P3,P5,P7)で、ステッピングモータM1を待機状態にすることができる。したがって、本実施形態のステッピングモータ制御装置1は、ステッピングモータM1を所望の目標位置で位置決めするとともに、位置決めの保持状態が解除された待機状態におけるステッピングモータM1の消費電力を低減することができる。
なお、所定タイミングは、機器からのトリガ信号または保持状態が一定時間継続したことにより、ステッピングモータM1の制御状態が保持状態から可動子R1の保持が解除された待機状態に遷移したときをいう。例えば、駆動制御部11は、機器からのトリガ信号として、画像処理装置(本実施形態では、制御装置7)から送信されるトリガ信号を用いると好適である。
画像処理装置は、部品カメラ6によって撮像された画像の読み込みを開始するときに、ステッピングモータM1の制御状態が保持状態から待機状態に遷移したことを示すトリガ信号を駆動制御部11に送信すると良い。この場合、ステッピングモータ制御装置1は、画像処理装置からのトリガ信号の受信により、部品の吸着が完了したことを知得することができる。
本実施形態によれば、駆動制御部11は、機器からのトリガ信号として、画像処理装置から送信される上記トリガ信号を用いる。よって、ステッピングモータ制御装置1は、部品の吸着が完了した適切なタイミングで、ステッピングモータM1の制御状態を保持状態から待機状態に遷移させることができる。よって、ステッピングモータ制御装置1は、部品の吸着が完了した適切なタイミングで、ステッピングモータM1の消費電力を低減することができる。
なお、機器は、画像処理装置等の外部機器に限定されるものではなく、フィーダ41に設けられる内部機器であっても良い。例えば、フィーダ41は、部品取出し部47近傍に、部品を検知する検出器(例えば、公知の近接センサ等)を設けることができる。この場合、検出器が部品の吸着完了を検出し、駆動制御部11は、検出器からの検出信号の受信により、部品の吸着が完了したことを知得することができる。
また、ステッピングモータ制御装置1は、公知の計時部を備えることができる。計時部は、保持状態が一定時間継続したときに、駆動制御部11に対して割り込み信号を送信すると良い。一定時間は、例えば、可動子R1が指令された目標位置に到達してから部品の吸着が完了するまでに要する時間に設定すると良い。この場合、駆動制御部11は、計時部からの割り込み信号の受信により、部品の吸着が完了したことを知得することができる。
例えば、駆動制御部11が、保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う安定相P1および安定相P3のうち、可動子R1の移動方向(矢印CW1方向)と同じ方向の安定相P3に可動子停止位置を変更したとする。この場合、可動子R1の移動は、ステッピングモータM1に係合した歯車(図示せず)を、可動子R1の移動に相当する分だけ回転させる。歯車の回転は、スプロケット44を回転させる。スプロケット44の回転は、部品テープ431を移動させる。すなわち、可動子R1による矢印CW1方向への移動に相当する分だけ、部品テープ431がピッチ送り方向に移動することになる。しかし、部品テープ431は、できるだけ静止していることが望ましい。
そこで、駆動制御部11は、保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う安定相のうち、可動子R1の移動方向(矢印CW1方向)と逆方向(矢印CCW1方向)の安定相に可動子停止位置を変更すると好適である。例えば、保持状態のときの可動子停止位置が、準安定相P2とする。このとき、駆動制御部11は、隣り合う安定相P1および安定相P3のうち、可動子R1の移動方向(矢印CW1方向)と逆方向(矢印CCW1方向)の安定相P1に可動子停止位置を変更すると良い。このことは、他の準安定相(P4,P6,P8)についても同様である。
本実施形態の駆動制御部11は、保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う安定相のうち、可動子R1の移動方向(矢印CW1方向)と逆方向(矢印CCW1方向)の安定相に可動子停止位置を変更する。この場合、ステッピングモータM1と、それに係合した歯車と、の間のバックラッシュにより、可動子R1の移動量が吸収または低減される。よって、可動子R1が矢印CCW1方向へ移動しても、ステッピングモータM1に係合した歯車は、可動子R1の移動に相当する量、回転させられるものではない。なお、可動子R1の移動量が上記歯車との間のバックラッシュだけでは完全に吸収されない場合においても、上記歯車とスプロケット44との間に介在するその他の歯車等のバックラッシュや、スプロケット44と部品テープ431とのバックラッシュなどにより、可動子R1の移動量が吸収または低減される。よって、ステッピングモータ制御装置1は、可動子R1を安定相に移動させたとしても、部品テープ431の移動を最小限に抑えることができる。
(移動量記憶部13)
移動量記憶部13は、待機時移動量を記憶する。待機時移動量は、保持状態の可動子停止位置から待機状態の可動子停止位置まで可動子R1が移動したときの駆動パルス数である。例えば、停止位置判別部12によって、保持状態のときの可動子停止位置が、準安定相P2と判別されたとする。そして、駆動制御部11が、安定相P1に可動子停止位置を変更したとする。
ハーフステップ駆動のときは、保持状態の可動子停止位置(準安定相P2)から待機状態の可動子停止位置(安定相P1)まで可動子R1が移動したときの移動量は、1ステップ分である。よって、移動量記憶部13は、1ステップ分の駆動パルス数(1パルス)を待機時移動量として記憶する。一方、マイクロステップ駆動のときは、保持状態の可動子停止位置(準安定相P2)から待機状態の可動子停止位置(安定相P1)まで可動子R1が移動したときの移動量は、4ステップ分である。よって、移動量記憶部13は、4ステップ分の駆動パルス数(4パルス)を待機時移動量として記憶する。
(駆動パルス数算出部14)
駆動パルス数算出部14は、待機状態の可動子停止位置から次の目標位置まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数を算出する。上記の例において、次の目標位置は、安定相P7とする。ハーフステップ駆動のときは、保持状態の可動子停止位置(準安定相P2)から次の目標位置(安定相P7)まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数は、5パルスである。
ハーフステップ駆動のときは、駆動パルス数算出部14は、上記駆動パルス数5に、移動量記憶部13に記憶されている待機時移動量(1パルス)を加算して、待機状態の可動子停止位置(安定相P1)から次の目標位置(安定相P7)まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数(6パルス)を算出する。
一方、マイクロステップ駆動のときは、保持状態の可動子停止位置(準安定相P2)から次の目標位置(安定相P7)まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数は20パルスである。よって、駆動パルス数算出部14は、駆動パルス数20に、移動量記憶部13に記憶されている待機時移動量(4パルス)を加算して、待機状態の可動子停止位置(安定相P1)から次の目標位置(安定相P7)まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数(24パルス)を算出する。
また、仮に、駆動制御部11が、保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う安定相のうち、可動子R1の移動方向(矢印CW1方向)と同じ方向(矢印CW1方向)の安定相に可動子停止位置を変更したとする。例えば、停止位置判別部12によって、保持状態のときの可動子停止位置が、準安定相P2と判別されたとする。そして、駆動制御部11が、安定相P3に可動子停止位置を変更したとする。なお、次の目標位置は、安定相P7とする。
この場合においても、ハーフステップ駆動のときは、保持状態の可動子停止位置(準安定相P2)から待機状態の可動子停止位置(安定相P3)まで可動子R1が移動したときの移動量は、1ステップ分である。よって、移動量記憶部13は、1ステップ分の駆動パルス数(1パルス)を待機時移動量として記憶する。マイクロステップ駆動についても同様であり、移動量記憶部13は、4ステップ分の駆動パルス数(4パルス)を待機時移動量として記憶する。
ハーフステップ駆動のときは、保持状態の可動子停止位置(準安定相P2)から次の目標位置(安定相P7)まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数は、5パルスである。よって、駆動パルス数算出部14は、駆動パルス数5に、移動量記憶部13に記憶されている待機時移動量(1パルス)を減算して、待機状態の可動子停止位置(安定相P3)から次の目標位置(安定相P7)まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数(4パルス)を算出する。
一方、マイクロステップ駆動のときは、保持状態の可動子停止位置(準安定相P2)から次の目標位置(安定相P7)まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数は20パルスである。よって、駆動パルス数算出部14は、駆動パルス数20に、移動量記憶部13に記憶されている待機時移動量(4パルス)を減算して、待機状態の可動子停止位置(安定相P3)から次の目標位置(安定相P7)まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数(16パルス)を算出する。
駆動パルス数算出部14によって算出された駆動パルス数は、駆動制御部11に送られる。駆動制御部11は、励磁パターンに基づいて、駆動パルス数分、対応する巻線に直流電圧を印加する。これにより、可動子R1は、待機状態の可動子停止位置(例えば、安定相P1または安定相P3)から次の目標位置(例えば、安定相P7)まで移動する。
本実施形態のステッピングモータ制御装置1は、移動量記憶部13および駆動パルス数算出部14を備えている。よって、駆動パルス数算出部14は、移動量記憶部13に記憶されている待機時移動量を加算または減算して、待機状態の可動子停止位置から次の目標位置まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数を算出することができる。したがって、ステッピングモータ制御装置1は、保持状態のときの可動子停止位置から待機状態のときの可動子停止位置へ可動子停止位置が変更された場合に、次の目標位置まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数を算出することができる。
図9は、ステッピングモータ制御装置1の制御フローの一例を示すフローチャートである。駆動制御部11、停止位置判別部12、移動量記憶部13および駆動パルス数算出部14は、プログラムとしてメモリ1H2に記憶されており、生産開始前にメモリ1H2から読み出される。ステッピングモータ制御装置1は、同図に示すフローに従ってプログラムを実行することにより、フィーダ41に設けられるステッピングモータM1を駆動制御する。
まず、駆動制御部11は、制御装置7から部品テープ431の送り指示があるか否かを確認する(ステップS11)。部品テープ431の送り指示がある場合(Yesの場合)、制御は、次のステップS12に進む。部品テープ431の送り指示がない場合(Noの場合)、駆動制御部11は、制御装置7から部品テープ431の送り指示があるまで待機する。
次に、駆動制御部11は、可動子R1を指令された目標位置まで移動させて、スプロケット44を回転させる。その結果、部品テープ431は、ピッチ送りされる(ステップS12)。部品テープ431のピッチ送りが完了すると、ステッピングモータM1の制御状態が、移動状態から保持状態に遷移する。このとき、駆動制御部11は、部品テープ431のピッチ送りが完了したことを示すテープ送り完了信号を制御装置7に送信する(ステップS13)。
そして、停止位置判別部12は、保持状態のときの可動子停止位置が、安定相および準安定相のうちのいずれかであるかを判別する(ステップS14)。保持状態のときの可動子停止位置が、安定相の場合(Yesの場合)、制御は、一旦、終了する。保持状態のときの可動子停止位置が、準安定相の場合(Noの場合)、制御は、次のステップS15に進む。
そして、駆動制御部11は、制御装置7(画像処理装置)からトリガ信号を受信したか否かを確認する(ステップS15)。既述のとおり、トリガ信号は、ステッピングモータM1の制御状態が保持状態から待機状態に遷移したことを示している。トリガ信号を受信した場合(Yesの場合)、制御は、次のステップS16に進む。トリガ信号を受信していない場合(Noの場合)、駆動制御部11は、制御装置7(画像処理装置)からトリガ信号を受信するまで待機する。なお、保持状態が一定時間継続した場合、制御は、次のステップS16に進むこともできる。
次に、駆動制御部11は、保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う安定相のうちの一方に可動子停止位置を変更する(ステップS16)。本実施形態では、駆動制御部11は、隣り合う安定相のうち、可動子R1の移動方向(矢印CW1方向)と逆方向(矢印CCW1方向)の安定相に可動子停止位置を変更する。
そして、移動量記憶部13は、待機時移動量を記憶する(ステップS17)。また、駆動パルス数算出部14は、待機状態の可動子停止位置から次の目標位置まで可動子R1が移動するのに必要な駆動パルス数を算出する(ステップS18)。そして、制御は、一旦、終了する。なお、本フローチャートで示される制御は、所定間隔で繰り返し実行される。
図10は、制御装置7の制御フローの一例を示すフローチャートである。制御装置7の実装制御部は、プログラムとしてメモリ7H2に記憶されており、生産開始前にメモリ7H2から読み出される。制御装置7は、同図に示すフローに従って生産プログラムを実行することにより、基板搬送装置3、部品供給装置4、部品移載装置5および部品カメラ6を作動させて基板に部品を実装する。
まず、制御装置7は、部品テープ431の送り指示をフィーダ41に送信する(ステップS21)。そして、制御装置7は、フィーダ41の駆動制御部11からテープ送り完了信号を受信したか否かを確認する(ステップS22)。テープ送り完了信号を受信した場合(Yesの場合)、制御は、次のステップS23に進む。テープ送り完了信号を受信していない場合(Noの場合)、制御装置7は、テープ送り完了信号を受信するまで待機する。
次に、制御装置7からの指令により、部品移載装置5の部品装着ヘッド52は、部品供給装置4のフィーダ41に移動して部品を吸着する(ステップS23)。そして、部品装着ヘッド52は、部品カメラ6の上方に移動して(ステップS24)、部品カメラ6は、吸着ノズル53に吸着保持された部品を撮像する(ステップS25)。
制御装置7(画像処理装置)は、部品カメラ6によって撮像された画像の読み込みを開始したか否かを確認する(ステップS26)。画像の読み込みを開始した場合(Yesの場合)、画像処理装置は、ステッピングモータM1の制御状態が保持状態から待機状態に遷移したことを示すトリガ信号を駆動制御部11に送信する(ステップS27)。画像の読み込みを開始していない場合(Noの場合)、画像処理装置は、画像の読み込みを開始するまで待機する。
次に、部品装着ヘッド52は、基板搬送装置3によって実装位置に搬入位置決めされた基板の部品の実装位置に移動して部品を実装する(ステップS28)。そして、制御は、一旦、終了する。なお、本フローチャートで示される制御は、所定間隔で繰り返し実行される。
本実施形態の部品実装機2のフィーダ41は、フィーダ本体部411と、複数の部品を収容する部品テープ431が巻回されている部品供給リール43と、部品テープ431をピッチ送りするスプロケット44と、スプロケット44を回転させるステッピングモータM1と、ステッピングモータM1を制御するステッピングモータ制御装置1と、を備えている。つまり、ステッピングモータ制御装置1は、フィーダ41に設けられている。よって、ステッピングモータ制御装置1は、フィーダ41の待機電力を低減することができる。
一般に、フィーダ41の待機電力が多くなると、待機時の発熱量は多くなる。待機時の発熱量が多くなると、フィーダ41には、静電気が発生し易くなる。フィーダ41は、高温や静電気に弱い電子部品を供給する場合がある。また、フィーダ41に静電気が発生すると、部品テープ431から電子部品が飛び出して、吸着ノズル53が電子部品を正常に吸着できない場合がある。したがって、待機電力の低減と併せて、待機時の発熱量の抑制および静電気の抑制が必要となる。本実施形態のステッピングモータ制御装置1は、フィーダ41の待機電力を低減することができるので、フィーダ41の待機時の発熱量を低減し、フィーダ41に生じる静電気を抑制することができる。よって、本実施形態の部品実装機2は、フィーダ41の待機電力が低減されるとともに、フィーダ41の発熱対策および静電気対策が軽減される。
なお、ステッピングモータM1は、PM型ステッピングモータまたはHB型ステッピングモータを用いると、ディテントトルクによって電源遮断時の可動子R1の位置ずれを軽減することができ、好適である。
<ステッピングモータ制御方法>
本発明は、ステッピングモータ制御方法として捉えることもできる。また、本発明は、ステッピングモータ制御方法をマイクロコンピュータ1Hを機能させて実行するステッピングモータ制御プログラムとして捉えることもできる。ステッピングモータ制御方法およびステッピングモータ制御プログラムは、ステッピングモータ制御装置1で既述した「○○部」を「○○ステップ」に読み替えれば良い。つまり、駆動制御部11は、駆動制御ステップに読み替えられ、停止位置判別部12は、停止位置判別ステップに読み替えられる。また、移動量記憶部13は、移動量記憶ステップに読み替えられ、駆動パルス数算出部14は、駆動パルス数算出ステップに読み替えられる。各ステップについての説明は、既述の説明と同様であるので、重複した説明を省略する。
本実施形態のステッピングモータ制御方法は、ハーフステップ駆動またはマイクロステップ駆動によってステッピングモータを制御するステッピングモータ制御方法であり、停止位置判別ステップと駆動制御ステップとを備えている。停止位置判別ステップは、可動子R1が指令された目標位置に到達し目標位置で保持されている保持状態のときの可動子停止位置が、安定相(P1,P3,P5,P7)および準安定相(P2,P4,P6,P8)のうちのいずれかであるかを判別する工程である。
安定相(P1,P3,P5,P7)は、ステッピングモータM1の可動子停止位置P1〜P8のうち、固定子磁極SC1,SC2,SC3,SC4に対向する位置をいう。準安定相(P2,P4,P6,P8)は、ステッピングモータM1の可動子停止位置P1〜P8のうち、隣り合う安定相の中間位置をいう。
駆動制御ステップは、停止位置判別ステップによって保持状態のときの可動子停止位置が準安定相(P2,P4,P6,P8)であると判別され、かつ、機器からのトリガ信号または保持状態が一定時間継続したことによりステッピングモータM1の制御状態が保持状態から可動子R1の保持が解除された待機状態に遷移したときに、保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う安定相のうちの一方に可動子停止位置を変更する工程である。
本実施形態のステッピングモータ制御方法は、停止位置判別ステップおよび駆動制御ステップを備えている。よって、駆動制御ステップは、停止位置判別ステップの判別結果に基づいて、準安定相(P2,P4,P6,P8)と比べて消費電力が少ない安定相(P1,P3,P5,P7)で、ステッピングモータM1を待機状態にすることができる。したがって、本実施形態のステッピングモータ制御方法は、ステッピングモータM1を所望の目標位置で位置決めするとともに、位置決めの保持状態が解除された待機状態におけるステッピングモータM1の消費電力を低減することができる。
<付記項>
上記の記載から次の技術的思想が把握される。
(付記項1)
前記駆動制御ステップは、前記保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う前記安定相のうち、前記可動子の移動方向と逆方向の前記安定相に前記可動子停止位置を変更する請求項6に記載のステッピングモータ制御方法。
(付記項2)
前記保持状態の可動子停止位置から前記待機状態の可動子停止位置まで前記可動子が移動したときの駆動パルス数である待機時移動量を記憶する移動量記憶ステップと、
前記保持状態の可動子停止位置から次の目標位置まで前記可動子が移動するのに必要な駆動パルス数に、前記移動量記憶ステップで記憶している前記待機時移動量を加算または減算して、前記待機状態の可動子停止位置から前記次の目標位置まで前記可動子が移動するのに必要な駆動パルス数を算出する駆動パルス数算出ステップと、
を備えている請求項6または付記項1に記載のステッピングモータ制御方法。
<その他>
本発明は、上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施することができる。例えば、ステッピングモータM1は、2相励磁のステッピングモータに限定されるものではなく、N相励磁のステッピングモータを用いることができる。但し、Nは、2以上の自然数とする。この場合、駆動制御部11は、(N−1)−N相励磁を行うことができる。つまり、励磁パターンは、(N−1)相の巻線が励磁される励磁パターンと、N相の巻線が励磁される励磁パターンとが繰り返される。よって、ステッピングモータ制御装置1は、N相励磁のステッピングモータに対しても、実施形態で既述の作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
また、実施形態では、ステッピングモータM1およびステッピングモータ制御装置1は、フィーダ41に設けられているが、これに限定されるものではない。本発明は、部品実装機に搭載される搭載機器の制御用モータをはじめ、待機電力の低減が期待される種々のモータの制御において、広く適用することができる。
さらに、実施形態では、ステッピングモータM1は、可動子R1および固定子S1が固定子S1の径方向に同心に配されるラジアル空隙型の円筒状モータであるが、これに限定されるものではない。例えば、ステッピングモータM1は、可動子R1が固定子S1に対して直線状に移動するリニアステッピングモータであっても良い。
1:ステッピングモータ制御装置、
M1:ステッピングモータ、R1:可動子、
SC1,SC2,SC3,SC4:固定子磁極、
P1,P3,P5,P7:安定相、
P2,P4,P6,P8:準安定相、
11:駆動制御部、
12:停止位置判別部、
13:移動量記憶部、
14:駆動パルス数算出部、
2:部品実装機、
3:基板搬送装置、
4:部品供給装置、41:フィーダ、411:フィーダ本体部、
43:部品供給リール、431:部品テープ、44:スプロケット、
5:部品移載装置、53:吸着ノズル、
6:部品カメラ、
7:制御装置(画像処理装置)。

Claims (6)

  1. ハーフステップ駆動またはマイクロステップ駆動によってステッピングモータを制御するステッピングモータ制御装置であって、
    前記ステッピングモータの可動子停止位置のうち、固定子磁極に対向する位置を安定相とし、隣り合う前記安定相の中間位置を準安定相とするとき、
    可動子が指令された目標位置に到達し前記目標位置で保持されている保持状態のときの可動子停止位置が、前記安定相および前記準安定相のうちのいずれかであるかを判別する停止位置判別部と、
    前記停止位置判別部によって前記保持状態のときの可動子停止位置が前記準安定相であると判別され、かつ、機器からのトリガ信号または前記保持状態が一定時間継続したことにより前記ステッピングモータの制御状態が前記保持状態から前記可動子の保持が解除された待機状態に遷移したときに、前記保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う前記安定相のうちの一方に前記可動子停止位置を変更する駆動制御部と、
    を備えているステッピングモータ制御装置。
  2. 前記駆動制御部は、前記保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う前記安定相のうち、前記可動子の移動方向と逆方向の前記安定相に前記可動子停止位置を変更する請求項1に記載のステッピングモータ制御装置。
  3. 前記保持状態の可動子停止位置から前記待機状態の可動子停止位置まで前記可動子が移動したときの駆動パルス数である待機時移動量を記憶する移動量記憶部と、
    前記保持状態の可動子停止位置から次の目標位置まで前記可動子が移動するのに必要な駆動パルス数に、前記移動量記憶部に記憶されている前記待機時移動量を加算または減算して、前記待機状態の可動子停止位置から前記次の目標位置まで前記可動子が移動するのに必要な駆動パルス数を算出する駆動パルス数算出部と、
    を備えている請求項1または2に記載のステッピングモータ制御装置。
  4. 基板を実装位置に搬入し搬出する基板搬送装置と、前記基板上に実装される部品を供給するフィーダを有する部品供給装置と、前記フィーダから前記部品を吸着し前記実装位置に搬入された前記基板上に実装する部品移載装置と、を備えている部品実装機であって、
    前記フィーダは、
    フィーダ本体部と、
    複数の部品を収容する部品テープが巻回されている部品供給リールと、
    前記部品テープをピッチ送りするスプロケットと、
    前記スプロケットを回転させるステッピングモータと、
    前記ステッピングモータを制御する請求項1〜3のいずれか一項に記載のステッピングモータ制御装置と、
    を備えている部品実装機。
  5. 前記部品実装機は、前記部品供給装置と前記基板搬送装置との間に設けられ、前記部品移載装置の吸着ノズルに吸着保持された部品を撮像する部品カメラと、
    前記部品カメラによって撮像された画像から前記部品の吸着状態を取得する画像処理装置と、
    を備え、
    前記画像処理装置は、前記部品カメラによって撮像された前記画像の読み込みを開始するときに、前記ステッピングモータの制御状態が前記保持状態から前記待機状態に遷移したことを示す前記トリガ信号を前記駆動制御部に送信する請求項4に記載の部品実装機。
  6. ハーフステップ駆動またはマイクロステップ駆動によってステッピングモータを制御するステッピングモータ制御方法であって、
    前記ステッピングモータの可動子停止位置のうち、固定子磁極に対向する位置を安定相とし、隣り合う前記安定相の中間位置を準安定相とするとき、
    可動子が指令された目標位置に到達し前記目標位置で保持されている保持状態のときの可動子停止位置が、前記安定相および前記準安定相のうちのいずれかであるかを判別する停止位置判別ステップと、
    前記停止位置判別ステップによって前記保持状態のときの可動子停止位置が前記準安定相であると判別され、かつ、機器からのトリガ信号または前記保持状態が一定時間継続したことにより前記ステッピングモータの制御状態が前記保持状態から前記可動子の保持が解除された待機状態に遷移したときに、前記保持状態のときの可動子停止位置に隣り合う前記安定相のうちの一方に前記可動子停止位置を変更する駆動制御ステップと、
    を備えているステッピングモータ制御方法。
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