JPWO2015045097A1 - エレベータのかご - Google Patents

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Abstract

エレベータのかごにおいて、かご枠は、かご室を支持する左右一対のかご床支持枠(24a,24b)を有している。各かご床支持枠は、非常止め梁(23a,23b)の上部に固定されており、かつかご室の前後方向に沿って配置されている第1の支持枠側梁(26)と、非常止め梁の下部に固定されており、かつ第1の支持枠側梁の真下に第1の支持枠側梁に平行に配置されている第2の支持枠側梁(27)と、非常止め梁に対してかご室の前後方向の両側で第1の支持枠側梁と第2の支持枠側梁とに連結されている複数の補強部材(28a,28b,28c,28d)とを有している。

Description

この発明は、かご室と、かご室を支持するかご枠とを有するエレベータのかごに関し、特にかご枠の構造に関するものである。
従来のエレベータのかご枠は、左右一対の縦柱と、縦柱の上端部間に連結された上梁と、縦柱の下端部が固定された下枠とを有している。下枠は、左右一対の側枠と、側枠間に連結された前後一対の繋ぎ梁とを有している。各側枠は、アングル枠部材と、アングル枠部材の中間部から下方へ突出した一対の連結ブラケットと、連結ブラケットの下端部とアングル枠部材との間に斜めに溶接固定された一対の補強部材とを有している。縦柱の下端部は、連結ブラケットに固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭60−244787号公報
上記のような従来のエレベータのかご枠では、側枠単体での捻れに対する対策がなされていないため、左右の側枠の前後を繋ぎ梁で連結する必要があり、質量が大きい。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、かご枠の軽量化を図ることができるエレベータのかごを得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのかごは、かご室、及びかご室の左右に配置されている一対の縦柱と、かご室の下部で縦柱間に連結されている非常止め梁と、かご室の幅方向両端部の下部に設けられ、かご室を支持する左右一対のかご床支持枠とを有するかご枠を備え、各かご床支持枠は、非常止め梁の上部に固定されており、かつかご室の前後方向に沿って配置されている第1の支持枠側梁と、非常止め梁の下部に固定されており、かつ第1の支持枠側梁の真下に第1の支持枠側梁に平行に配置されている第2の支持枠側梁と、非常止め梁に対してかご室の前後方向の両側で第1の支持枠側梁と第2の支持枠側梁とに連結されている複数の補強部材とを有している。
この発明のエレベータのかごは、各かご床支持枠が、非常止め梁の上部に固定された第1の支持枠側梁と、非常止め梁の下部に固定された第2の支持枠側梁と、非常止め梁に対してかご室の前後方向の両側で第1の支持枠側梁と第2の支持枠側梁とに連結されている複数の補強部材とを有しているので、かご床支持枠の曲げ剛性及び捻り剛性を向上させ、繋ぎ梁を省略することができ、これによりかご枠の軽量化を図ることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す側面図である。 図1のかご枠を示す斜視図である。 図2のかご床支持枠の断面図である。 実施の形態1の第1及び第2の支持枠側梁の断面と断面コ字形の梁とを比較して示す説明図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのかご枠の要部を示す斜視図である。 図5のかご床支持枠の断面図である。 この発明の実施の形態3によるかご床支持枠の断面図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータのかご枠の要部を示す斜視図である。 図8の第1及び第2の支持枠側梁を構成する金属板を展開して示す平面図である。 図9の金属板を折り曲げ加工した状態を示す斜視図である。 図10のXI−XI線に沿う断面図である。 この発明の実施の形態5によるエレベータのかご枠の要部を示す斜視図である。 図12の第1及び第2の支持枠側梁の端部を示す斜視図である。 図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータを示す側面図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2内には、機械台3が設置されている。機械台3上には、巻上機4が支持されている。巻上機4は、駆動シーブ5及び巻上機本体6を有している。巻上機本体6は、駆動シーブ5を回転させる巻上機モータと、駆動シーブ5の回転を制動する巻上機ブレーキとを有している。
機械台3には、そらせ車7が取り付けられている。駆動シーブ5及びそらせ車7には、懸架体8が巻き掛けられている。懸架体8としては、例えば、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。
懸架体8の第1の端部には、かご9が接続されている。懸架体8の第2の端部には、釣合おもり10が接続されている。かご9及び釣合おもり10は、懸架体8により昇降路1内に吊り下げられており、巻上機4により昇降される。
昇降路1内には、かご9の昇降を案内する一対のかごガイドレール11と、釣合おもり10の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール12とが設置されている。
かご9は、懸架体8が接続されたかご枠13と、かご枠13に支持されているかご室14とを有している。
図2は図1のかご枠13を示す斜視図であり、かご室14は破線で示している。かご枠13は、かご室14の左右に配置されている一対の鉛直な縦柱21a,21bと、縦柱21a,21bの上端部間に連結されている一対の上梁22a,22bと、かご室14の下部で縦柱21a,21b間に連結されている一対の非常止め梁23a,23bと、かご室14の幅方向両端部の下部に設けられ、かご室14を支持する左右一対のかご床支持枠24a,24bとを有している。
上梁22a,22bは、かご室14の上方で、かご9の幅方向(図2のX軸方向)に平行、かつ水平に配置されている。非常止め梁23a,23bも、かご9の幅方向に平行、かつ水平に配置されている。非常止め梁23a,23bには、かごガイドレール11に係合してかご9を非常停止させる非常止め装置(図示せず)が支持されている。
上梁22a,22bは、複数の締結具(例えばボルト及びナット)により、縦柱21a,21bのZ軸に垂直な面に連結され固定されている。非常止め梁23a,23bも、縦柱21a,21bのZ軸に垂直な面に連結され固定されている。
かご室14は、複数の防振部材25を介して、かご床支持枠24a,24b上に支持されている。防振部材25は、かご室14の四隅の下部に配置されている。
各かご床支持枠24a,24bは、第1の支持枠側梁26と、第2の支持枠側梁27と、第1ないし第4の補強部材28a〜28dとを有している。
第1の支持枠側梁26は、複数の締結具(例えばボルト及びナット)により、非常止め梁23a,23bの上部に連結され固定されている。また、第1の支持枠側梁26は、かご室14の前後方向(図2のZ軸方向)に沿って配置されている。
第2の支持枠側梁27は、複数の締結具(例えばボルト及びナット)により、非常止め梁23a,23bの下部に連結され固定されている。また、第2の支持枠側梁27は、第1の支持枠側梁26の真下に第1の支持枠側梁26に平行に配置されている。
補強部材28a〜28dは、非常止め梁23a,23bに対してかご室14の前後方向の両側で第1の支持枠側梁26と第2の支持枠側梁27とに連結されている。この例では、補強部材28a〜28dは、かご室14の前後方向の両端部近傍、即ち防振部材25の近傍に配置されている。言い換えると、かご室14の前後方向の補強部材28a〜28dの取付位置は、同方向の防振部材25の設置位置と同じ位置(ほぼ同じ位置も含む)である。
第1及び第2の補強部材28a,28bは、非常止め梁23a,23bに対してかご室14の前後方向の前側で、第1及び第2の支持枠側梁26,27の幅方向両側に配置されている。第3及び第4の補強部材28c,28dは、非常止め梁23a,23bに対してかご室14の前後方向の後ろ側で、第1及び第2の支持枠側梁26,27の幅方向両側に配置されている。
各補強部材28a〜28dの上端部は、複数の締結具(例えばボルト及びナット)又は溶接により、第1の支持枠側梁26に連結され固定されている。各補強部材28a〜28dの下端部は、複数の締結具(例えばボルト及びナット)又は溶接により、第2の支持枠側梁27に連結され固定されている。
図3は図2のかご床支持枠24aの断面図であり、図2のXY平面に平行な断面を示している。第1及び第2の支持枠側梁26,27の断面形状は、互いに同じである。具体的には、第1及び第2の支持枠側梁26,27は、非常止め梁23a,23bに固定された平板状の水平部29と、水平部29の幅方向両端部から上下方向のいずれか一方へ突出し互いに対向する第1及び第2の対向部30,31とをそれぞれ有している。
第1の支持枠側梁26では、対向部30,31が水平部29に対して直角に上方へ突出している。第2の支持枠側梁27では、対向部30,31が水平部29に対して直角に下方へ突出している。補強部材28a〜28dは、対向部30,31の外面に接合され固定されている。
第1の対向部30の上下方向寸法は、第2の対向部31の上下方向寸法よりも大きい。第1の支持枠側梁26と第2の支持枠側梁27とは、非常止め梁23a,23bを挟んで、上下逆向きに配置されている。これにより、第1の支持枠側梁26では、第1の対向部30が第2の対向部31よりもかご室14の幅方向の外側に配置されており、第2の支持枠側梁27では、第2の対向部31が第1の対向部30よりもかご室14の幅方向の外側に配置されている。
また、第1の支持枠側梁26の断面形状に対して、第2の支持枠側梁27の断面形状が点対称である。かご床支持枠24a,24bは、かご9を正面から見て、かご9の幅方向の中心に対して線対称に配置されている。
このようなエレベータのかご9では、非常止め梁23a,23bの上下に第1及び第2の支持枠側梁26,27を固定し、これらの支持枠側梁26,27間に補強部材28a〜28dを連結したので、かご床支持枠24a,24bの曲げ剛性及び捻り剛性を向上させ、繋ぎ梁を省略することができ、これによりかご枠13の軽量化を図ることができる。
ここで、曲げ変形に対する抵抗を意味する曲げ剛性EIは、材料のヤング率Eと断面二次モーメントIとによって決まり、大きいほど剛である。また、断面二次モーメントIは、曲げる対象の形状により定まり、中立軸(通常は図心)から離れた位置に大きな体積があるほど急激に大きくなる。
図4は実施の形態1の第1及び第2の支持枠側梁26,27の断面と断面コ字形の梁とを比較して示す説明図である。実施の形態1のかご床支持枠24a,24bでは、中立軸Cの近くに部材が配置されておらず、第1及び第2の支持枠側梁26,27の中立軸Cからの距離が、断面コ字形の梁に比べて大きくなっている。このため、断面二次モーメントを大きくして、荷重Pに対する曲げ剛性を向上させることができ、断面を薄肉化することもできる。
一方、捻り変形に対する抵抗を意味する捻り剛性は、一般的に「閉断面の梁≫開断面の梁」であり、パイプのような閉断面の部材は捻り剛性が高い。実施の形態1のかご床支持枠24a,24bでは、第1及び第2の支持枠側梁26,27間を補強部材28a〜28で連結することにより、部分的に閉断面化されているため、捻れにくい構造となっている。
また、通常断面L字形の部材は捻り中心がL字の外側にあり、捻り中心と荷重作用点との距離が離れているため、大きな捻りが生じてしまう。これに対して、実施の形態1のかご床支持枠24a,24bでは、第1及び第2の支持枠側梁26,27の断面が点対称となるように構成しているため、荷重作用点と捻り中心との距離が近く、捻りが生じにくい。
さらに、実施の形態1では、かご床支持枠24a,24bの上下方向寸法が大きくなるが、かご床支持枠24a,24bはかご9の幅方向両端下部に配置されており、昇降路ピットに設置されたかご緩衝器等の機器と干渉することはないため、昇降路ピットの深さ寸法を大きくする必要はない。
実施の形態2.
次に、図5はこの発明の実施の形態2によるエレベータのかご枠の要部を示す斜視図である。実施の形態2のかご枠は、実施の形態1と同様の縦柱21a,21b、上梁22a,22b、及び非常止め梁23a,23bと、左右一対のかご床支持枠32a,32bとを有している。
各かご床支持枠32a,32bは、実施の形態1と同様の第1及び第2の支持枠側梁26,27と、補強部材としての第1及び第2のジャッキボルト33a,33bとを有している。ジャッキボルト33a,33bは、非常止め梁23a,23bに対してかご室14の前後方向の両側で第1の支持枠側梁26と第2の支持枠側梁27とに連結されている。この例では、ジャッキボルト33a,33bは、かご室14の前後方向の両端部近傍、又は防振部材25の近傍に配置されている。言い換えると、かご室14の前後方向のジャッキボルト33a,33bの取付位置は、同方向の防振部材25の設置位置と同じ位置(ほぼ同じ位置も含む)である。
図6は図5のかご床支持枠32aの断面図であり、図5のXY平面に平行な断面を示している。ジャッキボルト33a,33bには、第1の支持枠側梁26の水平部29を支持する支持板34がそれぞれ螺着されている。ジャッキボルト33a,33bへの支持板34の螺着位置を調整することにより、第1の支持枠側梁26と第2の支持枠側梁27との間隔が調整可能になっている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータのかごでは、第1の支持枠側梁26と第2の支持枠側梁27との間隔が調整可能になっているので、縦柱21a,21bとかご床支持枠32a,32bとの間に斜め部材を設けなくても、かご床を水平にするための調整を容易に実施することができる。
実施の形態3.
次に、図7はこの発明の実施の形態3によるかご床支持枠の断面図である。この例では、実施の形態2の第1のジャッキボルト33aの代わりに、一対の第1のジャッキボルト35a,35bが用いられている。また、実施の形態2のジャッキボルト35bの代わりに、一対の第2のジャッキボルト(図示せず)が用いられている。
第1のジャッキボルト35a,35bは、かご室14の前側の端部近傍で、かご9の幅方向に互いに間隔をおいて配置されている。第2のジャッキボルトも、かご室14の後ろ側の端部近傍で、かご9の幅方向に互いに間隔をおいて配置されている。
各第1のジャッキボルト35a,35b及び各第2のジャッキボルトには、第2の支持枠側梁27の上面に当接する第1のナット36と、第1の支持枠側梁26の下面に当接する第2のナット37と、第1の支持枠側梁26の上面に当接する第3のナット38とが螺着されている。
第1のジャッキボルト35a,35b及び第2のジャッキボルトへの第2及び第3のナット37,38の螺着位置を調整することにより、第1の支持枠側梁26と第2の支持枠側梁27との間隔が調整可能になっている。他の構成は、実施の形態2と同様である。
このような構成によっても、かご床を水平にするための調整を容易に実施することができる。また、実施の形態2の構成に比べて、かご床支持枠32a,32bの捻り剛性を高くすることができる。
実施の形態4.
次に、図8はこの発明の実施の形態4によるエレベータのかご枠の要部を示す斜視図である。実施の形態4では、第1及び第2の支持枠側梁26,27が、1枚の金属板を折り曲げ加工して構成されている。
図9は図8の第1及び第2の支持枠側梁26,27を構成する金属板を展開して示す平面図である。図9に示すような金属板を製作し、点線部分を直角に折り曲げ加工(谷折り)するとともに、1点鎖線部分を点線部分とは逆方向へ直角に折り曲げ加工(山折り)する。
これにより、かご室14の前後方向の第1の支持枠側梁26の両端部と第2の支持枠側梁27との間には、図10に示すように、鉛直な一対の接続部41が形成される。また、各接続部41の幅方向両端部には、一対の補強部42a,42bが形成される。さらに、第2の支持枠側梁27は、非常止め梁23a,23bの前後に2分割されている。
図11は図10のXI−XI線に沿う断面図である。補強部材28a〜28dは、第1及び第2の支持枠側梁26,27だけでなく、対応する補強部42a,42bにも固定される。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成によれば、かご床支持枠24a,24bの剛性をさらに高くすることができるとともに、かご床支持枠24a,24bの製造を容易にすることができる。
なお、剛性は若干低下するが、実施の形態4の補強部42a,42bは省略してもよい。また、補強部42a,42bのいずれか一方のみを省略してもよい。
実施の形態5.
次に、図12はこの発明の実施の形態5によるエレベータのかご枠の要部を示す斜視図、図13は図12の第1及び第2の支持枠側梁26,27の端部を示す斜視図、図14は図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。この例では、補強部42a,42bの上端部が第1の支持枠側梁26に溶接されており、補強部42a,42bの下端部が第2の支持枠側梁27に溶接されている。
即ち、実施の形態5の補強部材は、補強部42a,42bである。これにより、補強部材28a〜28dは省略されている。他の構成は、実施の形態4と同様である。
このような構成によれば、部品点数を削減し、かご床支持枠24a,24bをさらに軽量化することができる。
なお、この発明のかごが適用されるエレベータ装置のタイプは、図1のタイプに限定されるものではない。例えば、機械室レスエレベータ、マルチカー方式のエレベータ、又はダブルデッキエレベータ等にも、この発明は適用できる。

Claims (7)

  1. かご室、及び
    前記かご室の左右に配置されている一対の縦柱と、前記かご室の下部で前記縦柱間に連結されている非常止め梁と、前記かご室の幅方向両端部の下部に設けられ、前記かご室を支持する左右一対のかご床支持枠とを有するかご枠
    を備え、
    各前記かご床支持枠は、
    前記非常止め梁の上部に固定されており、かつ前記かご室の前後方向に沿って配置されている第1の支持枠側梁と、
    前記非常止め梁の下部に固定されており、かつ前記第1の支持枠側梁の真下に前記第1の支持枠側梁に平行に配置されている第2の支持枠側梁と、
    前記非常止め梁に対して前記かご室の前後方向の両側で前記第1の支持枠側梁と前記第2の支持枠側梁とに連結されている複数の補強部材と
    を有しているエレベータのかご。
  2. 前記第1の支持枠側梁の断面形状に対して、前記第2の支持枠側梁の断面形状が点対称である請求項1記載のエレベータのかご。
  3. 前記第1及び第2の支持枠側梁は、前記非常止め梁に固定された平板状の水平部と、前記水平部の幅方向両端部から上下方向のいずれか一方へ突出し互いに対向する第1及び第2の対向部とをそれぞれ有しており、
    前記第1の対向部の上下方向寸法は、前記第2の対向部の上下方向寸法よりも大きくなっており、
    前記第1の支持枠側梁と前記第2の支持枠側梁とが上下逆向きに配置されている請求項2記載のエレベータのかご。
  4. 前記かご室は、複数の防振部材を介して、前記かご床支持枠上に支持されており、
    前記補強部材は、前記かご室の前後方向の前記かご床支持枠の両端部近傍又は前記防振部材の近傍に配置されている請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータのかご。
  5. 前記補強部材は、
    前記非常止め梁に対して前記かご室の前後方向の前側で、前記第1及び第2の支持枠側梁の幅方向両側に配置されている第1及び第2の補強部材と、
    前記非常止め梁に対して前記かご室の前後方向の後ろ側で、前記第1及び第2の支持枠側梁の幅方向両側に配置されている第3及び第4の補強部材と
    を含む請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエレベータのかご。
  6. 前記補強部材としてジャッキボルトが用いられており、
    前記第1の支持枠側梁と前記第2の支持枠側梁との間隔が調整可能となっている請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエレベータのかご。
  7. 各前記かご床支持枠では、前記第1の支持枠側梁と前記第2の支持枠側梁とが1枚の板を折り曲げ加工して形成されている請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエレベータのかご。
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