JP3079908B2 - エレベ−タ装置 - Google Patents
エレベ−タ装置Info
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- JP3079908B2 JP3079908B2 JP06207014A JP20701494A JP3079908B2 JP 3079908 B2 JP3079908 B2 JP 3079908B2 JP 06207014 A JP06207014 A JP 06207014A JP 20701494 A JP20701494 A JP 20701494A JP 3079908 B2 JP3079908 B2 JP 3079908B2
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- car
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B19/00—Mining-hoist operation
- B66B19/002—Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、かごレ−ルや釣り合
い重りレ−ルを支持する支持部材およびこれを固定する
構造部材に改良を施したエレベ−タ装置に関するもので
ある。
い重りレ−ルを支持する支持部材およびこれを固定する
構造部材に改良を施したエレベ−タ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の大型エレベ−タ装置のう
ち、特に奥行きの長いかごを2台並設した自動車積載用
エレベ−タ装置の昇降路を示した正面図であり、図13
はその平面図である。但し、図12では図を複雑化しな
いために釣り合い重りレ−ルを省略してある。これらの
図において、1は昇降路、2は昇降路1内を昇降する一
方のかご、2aはかご2と重さのバランスを取る釣り合
い重り、3は他方のかご、3aはかご3と重さのバラン
スを取る釣り合い重り、4はかご2が昇降する際案内す
るかごレ−ル、5はかご3が昇降する際案内するかごレ
−ル、6は釣り合い重り2aが昇降する際案内する釣り
合い重りレ−ル、7は釣り合い重り3aが昇降する際案
内する釣り合い重りレ−ル、8はかごレ−ル4と釣り合
い重りレ−ル6を支持するレ−ルブラケット、9はかご
レ−ル5と釣り合い重りレ−ル7を支持するレ−ルブラ
ケット、10はかごレ−ル4を支持するレ−ルブラケッ
ト、11はかごレ−ル5を支持するレ−ルブラケット、
12はレ−ルブラケット8、9を固定する中間ビ−ム、
13はレ−ルブラケット10、11および中間ビ−ム1
2を固定する昇降路1の壁である。
ち、特に奥行きの長いかごを2台並設した自動車積載用
エレベ−タ装置の昇降路を示した正面図であり、図13
はその平面図である。但し、図12では図を複雑化しな
いために釣り合い重りレ−ルを省略してある。これらの
図において、1は昇降路、2は昇降路1内を昇降する一
方のかご、2aはかご2と重さのバランスを取る釣り合
い重り、3は他方のかご、3aはかご3と重さのバラン
スを取る釣り合い重り、4はかご2が昇降する際案内す
るかごレ−ル、5はかご3が昇降する際案内するかごレ
−ル、6は釣り合い重り2aが昇降する際案内する釣り
合い重りレ−ル、7は釣り合い重り3aが昇降する際案
内する釣り合い重りレ−ル、8はかごレ−ル4と釣り合
い重りレ−ル6を支持するレ−ルブラケット、9はかご
レ−ル5と釣り合い重りレ−ル7を支持するレ−ルブラ
ケット、10はかごレ−ル4を支持するレ−ルブラケッ
ト、11はかごレ−ル5を支持するレ−ルブラケット、
12はレ−ルブラケット8、9を固定する中間ビ−ム、
13はレ−ルブラケット10、11および中間ビ−ム1
2を固定する昇降路1の壁である。
【0003】図14はレ−ルブラケット8の一例を示す
図である。図において、14は山形鋼を平面コ字形に加
工したレ−ル金具、15は山形鋼製の梁金具で、中間ビ
−ム12にボルト8aで固定される。レ−ル金具14と
梁金具15は溶接により相互に一体化されている。ま
た、かごレ−ル4はボルト4aとクリップ4bによりレ
−ル金具14に固定される。かごレ−ル6も同様に、ボ
ルト6aとクリップ6bによりレ−ル金具14に固定さ
れる。
図である。図において、14は山形鋼を平面コ字形に加
工したレ−ル金具、15は山形鋼製の梁金具で、中間ビ
−ム12にボルト8aで固定される。レ−ル金具14と
梁金具15は溶接により相互に一体化されている。ま
た、かごレ−ル4はボルト4aとクリップ4bによりレ
−ル金具14に固定される。かごレ−ル6も同様に、ボ
ルト6aとクリップ6bによりレ−ル金具14に固定さ
れる。
【0004】このような構成のエレベ−タ装置において
は、かごレ−ル4と釣り合い重りレ−ル6を支持するレ
−ルブラケット8、およびかごレ−ル5と釣り合い重り
レ−ル7を支持するレ−ルブラケット9は中間ビ−ム1
2に固定され、この中間ビ−ム12は昇降路1の奥行き
方向に渡され、昇降路1の壁13にその両端が固定され
ている。
は、かごレ−ル4と釣り合い重りレ−ル6を支持するレ
−ルブラケット8、およびかごレ−ル5と釣り合い重り
レ−ル7を支持するレ−ルブラケット9は中間ビ−ム1
2に固定され、この中間ビ−ム12は昇降路1の奥行き
方向に渡され、昇降路1の壁13にその両端が固定され
ている。
【0005】地震時には、中間ビ−ム12の断面方向に
は、かご2、3の揺れに起因する水平方向の分力と釣り
合い錘2a、3aの揺れに起因する水平方向の分力がか
かるため、それらに耐えるための梁強度が必要となる。
ここで、かご2、3と釣り合い錘2a、3aの揺れに起
因する垂直方向の分力はかごレ−ル4、5および釣り合
い重りレ−ル6、7が負担するので、中間ビ−ム12に
はあまりかからない。
は、かご2、3の揺れに起因する水平方向の分力と釣り
合い錘2a、3aの揺れに起因する水平方向の分力がか
かるため、それらに耐えるための梁強度が必要となる。
ここで、かご2、3と釣り合い錘2a、3aの揺れに起
因する垂直方向の分力はかごレ−ル4、5および釣り合
い重りレ−ル6、7が負担するので、中間ビ−ム12に
はあまりかからない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】中間ビ−ム12がその
断面方向の力に耐えるためには、一般的に長さの3乗に
比例して中間ビ−ム12の断面積を大きくしなければな
らない。しかし、自動車積載用エレベ−タ装置のように
かごの奥行きが長い場合には、中間ビ−ム12の太さは
非常に大きなものとなる。しかし、中間ビ−ム12の太
さが大きいと高価になり、昇降路スペ−スも大きくする
必要があり、また据え付け作業も大変であるという問題
点があった。
断面方向の力に耐えるためには、一般的に長さの3乗に
比例して中間ビ−ム12の断面積を大きくしなければな
らない。しかし、自動車積載用エレベ−タ装置のように
かごの奥行きが長い場合には、中間ビ−ム12の太さは
非常に大きなものとなる。しかし、中間ビ−ム12の太
さが大きいと高価になり、昇降路スペ−スも大きくする
必要があり、また据え付け作業も大変であるという問題
点があった。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、中間ビ−ムの寸法を小さくし
て、軽量、安価で据え付け作業性の良いエレベ−タ装置
を得ることを目的とする。
ためになされたもので、中間ビ−ムの寸法を小さくし
て、軽量、安価で据え付け作業性の良いエレベ−タ装置
を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数台のか
ごの走行を案内する複数組のかごレ−ルと、前記かごと
重さの釣り合いをとる複数の釣合重りと、この釣合重り
の走行を案内する複数組の釣合重りレ−ルと、前記かご
レ−ルと前記釣合重りレ−ルとを支持する複数のレ−ル
ブラケットと、このレ−ルブラケットを取り付ける梁を
備えたエレベ−タ装置において、一端が前記梁に固定さ
れ、他端が水平方向に互いに離れて昇降路の壁に固定さ
れる一対の接続部材を備えたものである。
ごの走行を案内する複数組のかごレ−ルと、前記かごと
重さの釣り合いをとる複数の釣合重りと、この釣合重り
の走行を案内する複数組の釣合重りレ−ルと、前記かご
レ−ルと前記釣合重りレ−ルとを支持する複数のレ−ル
ブラケットと、このレ−ルブラケットを取り付ける梁を
備えたエレベ−タ装置において、一端が前記梁に固定さ
れ、他端が水平方向に互いに離れて昇降路の壁に固定さ
れる一対の接続部材を備えたものである。
【0009】また、この発明は、レ−ルブラケットはプ
レス曲げ加工成形による一体構造で構成されているもの
である。
レス曲げ加工成形による一体構造で構成されているもの
である。
【0010】
【作用】レ−ル相互間を接続部材で繋ぐことにより、レ
−ル自身が水平方向の力を支えられるようになる。
−ル自身が水平方向の力を支えられるようになる。
【0011】一端が梁に固定され、他端が水平方向に互
いに離れて昇降路の壁に固定される一対の接続部材で構
成することにより、重量が軽くなり、安価になる。
いに離れて昇降路の壁に固定される一対の接続部材で構
成することにより、重量が軽くなり、安価になる。
【0012】レ−ルブラケットをプレス曲げ加工による
一体構造とすることにより、安価になり、また事故が未
然に防げる。
一体構造とすることにより、安価になり、また事故が未
然に防げる。
【0013】
【実施例】実施例1. 図1は実施例1によるかごレ−ル部分を示す正面図で、
図において、16はブレ−ス、16aはブレ−ス16と
ブラケット17を結合するボルト、17aはブラケット
17をかごレ−ル4に固定するボルトである。図2はブ
レ−ス16をブラケット17を介してかごレ−ル4に取
り付ける際の様子を示した分解斜視図である。ブラケッ
ト17はボルト17aとクリップ17bを用いてレ−ル
4に固定され、ブレ−ス16はボルト16aを用いてブ
ラケット17に結合される。
図において、16はブレ−ス、16aはブレ−ス16と
ブラケット17を結合するボルト、17aはブラケット
17をかごレ−ル4に固定するボルトである。図2はブ
レ−ス16をブラケット17を介してかごレ−ル4に取
り付ける際の様子を示した分解斜視図である。ブラケッ
ト17はボルト17aとクリップ17bを用いてレ−ル
4に固定され、ブレ−ス16はボルト16aを用いてブ
ラケット17に結合される。
【0014】図1では、ブレ−ス16はかごレ−ル4と
5に対して斜めに取り付けられていたが、図3に示すよ
うに、かごレ−ル4と5に対して直角に取り付けるよう
にしても良い。
5に対して斜めに取り付けられていたが、図3に示すよ
うに、かごレ−ル4と5に対して直角に取り付けるよう
にしても良い。
【0015】ブラケット17はかごレ−ル4の任意の位
置へ取り付けられるので、長さの異なったブレ−ス16
を2種類程度用意しておけば、ブレ−ス16を中間ビ−
ム12に当たらないで取り付けることができる。
置へ取り付けられるので、長さの異なったブレ−ス16
を2種類程度用意しておけば、ブレ−ス16を中間ビ−
ム12に当たらないで取り付けることができる。
【0016】上述のような構成では、ブレ−ス16とか
ごレ−ル4と5でトラス構造を形成する。このため、水
平方向の力を支えることができる。従って、中間ビ−ム
12には力がほとんど加わらなくなるため、中間ビ−ム
12の寸法を小さくすることができる。従って、エレベ
−タ装置の価格と重量を下げることができる。
ごレ−ル4と5でトラス構造を形成する。このため、水
平方向の力を支えることができる。従って、中間ビ−ム
12には力がほとんど加わらなくなるため、中間ビ−ム
12の寸法を小さくすることができる。従って、エレベ
−タ装置の価格と重量を下げることができる。
【0017】実施例2. 図4は、実施例2によるエレベ−タ装置の昇降路の平面
図で、図において、18は釣り合い重り2aを囲うよう
にして中間ビ−ム20に取り付けられたレ−ルブラケッ
トで、この上にかごレ−ル4と釣り合い重りレ−ル6が
固定される。19は釣り合い重り3aを囲うようにして
中間ビ−ム20に取り付けられたレ−ルブラケットで、
この上にかごレ−ル5と釣り合い重りレ−ル7が固定さ
れる。20はレ−ルブラケット18、19が取り付けら
れる中間ビ−ム、21は一端を中間ビ−ム20に固定
し、他端を壁13に固定した4本のブレ−スである。
図で、図において、18は釣り合い重り2aを囲うよう
にして中間ビ−ム20に取り付けられたレ−ルブラケッ
トで、この上にかごレ−ル4と釣り合い重りレ−ル6が
固定される。19は釣り合い重り3aを囲うようにして
中間ビ−ム20に取り付けられたレ−ルブラケットで、
この上にかごレ−ル5と釣り合い重りレ−ル7が固定さ
れる。20はレ−ルブラケット18、19が取り付けら
れる中間ビ−ム、21は一端を中間ビ−ム20に固定
し、他端を壁13に固定した4本のブレ−スである。
【0018】中間ビ−ム20の長さは、レ−ルブラケッ
ト18および19が取り付け可能な最小の長さにしてあ
る。そして中間ビ−ム20と昇降路の壁13の間は太さ
の細い4本のブレ−ス21で繋いでいる。中間ビ−ム2
0とブレ−ス21はトラス構造を形成しているので、従
来のものより強度が高い。また、中間ビ−ム20の長さ
が短いので、価格が安く、また重量も軽減でき、据え付
け作業性も良いという利点がある。
ト18および19が取り付け可能な最小の長さにしてあ
る。そして中間ビ−ム20と昇降路の壁13の間は太さ
の細い4本のブレ−ス21で繋いでいる。中間ビ−ム2
0とブレ−ス21はトラス構造を形成しているので、従
来のものより強度が高い。また、中間ビ−ム20の長さ
が短いので、価格が安く、また重量も軽減でき、据え付
け作業性も良いという利点がある。
【0019】実施例3. 図5は、実施例3によるエレベ−タ装置の昇降路を示す
平面図である。図において、22は釣り合い重り2aと
3aを囲むように形成されたレ−ルブラケット、23は
一端をレ−ルブラケット22に固定し、他端を壁13に
固定した4本のブレ−スである。図5では、釣り合い重
り2aと3aをかご2とかご3の間に、昇降路1の奥行
き方向に並べて配置し、その周りをレ−ルブラケット2
2で囲むようにしたため、レ−ルブラケット22は骨組
みのないモノコック構造を形成するようになり、高い強
度が得られる。しかも中間ビ−ムを使用しないので軽量
化と低価格化が図れる。また釣り合い重り2a、3aを
同一幅スペ−スに収納したので、昇降路間口寸法が小さ
くできるという効果がある。
平面図である。図において、22は釣り合い重り2aと
3aを囲むように形成されたレ−ルブラケット、23は
一端をレ−ルブラケット22に固定し、他端を壁13に
固定した4本のブレ−スである。図5では、釣り合い重
り2aと3aをかご2とかご3の間に、昇降路1の奥行
き方向に並べて配置し、その周りをレ−ルブラケット2
2で囲むようにしたため、レ−ルブラケット22は骨組
みのないモノコック構造を形成するようになり、高い強
度が得られる。しかも中間ビ−ムを使用しないので軽量
化と低価格化が図れる。また釣り合い重り2a、3aを
同一幅スペ−スに収納したので、昇降路間口寸法が小さ
くできるという効果がある。
【0020】実施例4. 図6は、実施例3と同じくレ−ルブラケット24を一体
構造のハシゴ型モノコック構造としたものである。実施
例3ではレ−ルブラケット22と壁13の間を4本のブ
レ−ス23で繋いでいたが、実施例4ではレ−ルブラケ
ット22の一部を壁13まで延長して固定し、残りの部
分をブレ−ス23で繋ぐようにし、ブレ−ス23の使用
本数を2本に減らしたものである。実施例3より構造が
単純になるので、さらに低価格になる効果がある。
構造のハシゴ型モノコック構造としたものである。実施
例3ではレ−ルブラケット22と壁13の間を4本のブ
レ−ス23で繋いでいたが、実施例4ではレ−ルブラケ
ット22の一部を壁13まで延長して固定し、残りの部
分をブレ−ス23で繋ぐようにし、ブレ−ス23の使用
本数を2本に減らしたものである。実施例3より構造が
単純になるので、さらに低価格になる効果がある。
【0021】実施例5. 図7は実施例5によるエレベ−タ装置の昇降路の平面図
であり、図8はレ−ルブラケットにかごレ−ルを取りつ
ける様子を示した斜視図である。レ−ルブラケット24
は釣り合い重り2aを囲うようにして中間ビ−ム12に
ボルト24aで固定される。レ−ルブラケット25は釣
り合い重り3aを囲うようにして中間ビ−ム12にボル
ト25aで固定される。そしてレ−ルブラケット24に
はかごレ−ル4がボルト4aとクリップ4bを使用して
取りつけられる。同様にして釣り合い重りレ−ル6がレ
−ルブラケット24に取りつけられる。
であり、図8はレ−ルブラケットにかごレ−ルを取りつ
ける様子を示した斜視図である。レ−ルブラケット24
は釣り合い重り2aを囲うようにして中間ビ−ム12に
ボルト24aで固定される。レ−ルブラケット25は釣
り合い重り3aを囲うようにして中間ビ−ム12にボル
ト25aで固定される。そしてレ−ルブラケット24に
はかごレ−ル4がボルト4aとクリップ4bを使用して
取りつけられる。同様にして釣り合い重りレ−ル6がレ
−ルブラケット24に取りつけられる。
【0022】レ−ルブラケット24、25は、鋼板から
プレス曲げ加工により一体成形されている。図9〜図1
1にプレス曲げ加工の加工工程の一例を示す。図9で
は、鋼板26からレ−ルブラケット24が裁断される。
次に図10で、レ−ルブラケット24にボルト穴27が
開けられる。次に図11に示すように、レ−ルブラケッ
ト24に専用型(図示せず)をあてて絞り加工し、レ−
ルブラケット24を完成する。
プレス曲げ加工により一体成形されている。図9〜図1
1にプレス曲げ加工の加工工程の一例を示す。図9で
は、鋼板26からレ−ルブラケット24が裁断される。
次に図10で、レ−ルブラケット24にボルト穴27が
開けられる。次に図11に示すように、レ−ルブラケッ
ト24に専用型(図示せず)をあてて絞り加工し、レ−
ルブラケット24を完成する。
【0023】このようにレ−ルブラケット24、25
は、プレス曲げ加工により一体成形されるため、溶接部
分がなく、従って低価格で軽量になる。更にプレス曲げ
されることにより、角が曲面となるため、巻上ロ−プや
制御ケ−ブルが引っかからないといった利点や昇降路内
での作業において、レ−ルブラケット23、24の角で
足や頭を打って怪我をする恐れもないといった安全上の
利点もある。
は、プレス曲げ加工により一体成形されるため、溶接部
分がなく、従って低価格で軽量になる。更にプレス曲げ
されることにより、角が曲面となるため、巻上ロ−プや
制御ケ−ブルが引っかからないといった利点や昇降路内
での作業において、レ−ルブラケット23、24の角で
足や頭を打って怪我をする恐れもないといった安全上の
利点もある。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、一端が梁に固定され、他端が水平方向に互いに離れ
て昇降路の壁に固定される一対の接続部材を備えたこと
により、梁と一対の接続部材はトラス構造を形成してい
るので、従来のものより強度が高く、梁の長さが短いの
で価格が安く、重量も軽減でき、据え付け作業性がよ
い。
ば、一端が梁に固定され、他端が水平方向に互いに離れ
て昇降路の壁に固定される一対の接続部材を備えたこと
により、梁と一対の接続部材はトラス構造を形成してい
るので、従来のものより強度が高く、梁の長さが短いの
で価格が安く、重量も軽減でき、据え付け作業性がよ
い。
【0025】さらに、レ−ルブラケットをプレス曲げ加
工で作ることにより、軽量化と低価格化が図れると共に
事故を未然に防げる効果がある。
工で作ることにより、軽量化と低価格化が図れると共に
事故を未然に防げる効果がある。
【図1】この発明の実施例1によるエレベ−タ装置のか
ごレ−ル部分を示す正面図である。
ごレ−ル部分を示す正面図である。
【図2】図1に示すブレ−スの取り付けの様子を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】この発明の実施例1によるエレベ−タ装置のか
ごレ−ル部分を示す正面図である。
ごレ−ル部分を示す正面図である。
【図4】この発明の実施例2によるエレベ−タ装置の昇
降路の平面図である。
降路の平面図である。
【図5】この発明の実施例3によるエレベ−タ装置の昇
降路の平面図である。
降路の平面図である。
【図6】この発明の実施例4によるエレベ−タ装置の昇
降路の平面図である。
降路の平面図である。
【図7】この発明の実施例5によるエレベ−タ装置の昇
降路の平面図である。
降路の平面図である。
【図8】図7に示すレ−ルブラケットの取り付けの様子
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図9】この発明の実施例5によるレ−ルブラケットの
加工工程を示す説明図である。
加工工程を示す説明図である。
【図10】この発明の実施例5によるレ−ルブラケット
の加工工程を示す説明図である。
の加工工程を示す説明図である。
【図11】この発明の実施例5によるレ−ルブラケット
の加工工程を示す説明図である。
の加工工程を示す説明図である。
【図12】従来の大型エレベ−タ装置の昇降路の正面図
である。
である。
【図13】従来の大型エレベ−タ装置の昇降路の平面図
である。
である。
【図14】従来の大型エレベ−タ装置のレ−ルブラケッ
トの平面図である。
トの平面図である。
1 昇降路 2 かご 2a 釣り合い重り 3 かご 3a 釣り合い重り 4 かごレ−ル 4a ボルト 4b クリップ 5 かごレ−ル 6 釣り合い重りレ−ル 6a ボルト 6b クリップ 7 釣り合い重りレ−ル 8 レ−ルブラケット 8a ボルト 9 レ−ルブラケット 10 レ−ルブラケット 11 レ−ルブラケット 12 中間ビ−ム 13 壁 14 レ−ル金具 15 梁金具 16 ブレ−ス 16a ボルト 17 ブラケット 17a ボルト 17b クリップ 18 レ−ルブラケット 19 レ−ルブラケット 20 中間ビ−ム 21 ブレ−ス 22 レ−ルブラケット 23 ブレ−ス 24 レ−ルブラケット 24a ボルト 25 レ−ルブラケット 25a ボルト 26 鋼板 27 ボルト穴
Claims (2)
- 【請求項1】 複数台のかごの走行を案内する複数組の
かごレ−ルと、前記かごと重さの釣り合いをとる複数の
釣合重りと、この釣合重りの走行を案内する複数組の釣
合重りレ−ルと、前記かごレ−ルと前記釣合重りレ−ル
とを支持する複数のレ−ルブラケットと、このレ−ルブ
ラケットを取り付ける梁を備えたエレベ−タ装置におい
て、一端が前記梁に固定され、他端が水平方向に互いに
離れて昇降路の壁に固定される一対の接続部材を備えた
ことを特徴とするエレベ−タ装置。 - 【請求項2】 レ−ルブラケットはプレス曲げ加工成形
による一体構造で構成されていることを特徴とする請求
項1に記載のエレベ−タ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06207014A JP3079908B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | エレベ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06207014A JP3079908B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | エレベ−タ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0867452A JPH0867452A (ja) | 1996-03-12 |
JP3079908B2 true JP3079908B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=16532771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06207014A Expired - Fee Related JP3079908B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | エレベ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3079908B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7205589B1 (ja) * | 2021-08-19 | 2023-01-17 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | エレベーターのガイドレール固定用ブラケット |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP06207014A patent/JP3079908B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0867452A (ja) | 1996-03-12 |
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