JP2005132597A - エレベータ用ガイドレール固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 非常止め装置の作動時に、ガイドレールに作用する荷重を不具合なしに受け止めることのできるエレベータ用ガイドレール固定装置を得る。
【解決手段】 昇降路1内に立設されたガイドレール2と、昇降路1の壁面に長手方向が水平方向となるように設けられた複数の建築横梁6と、長手状に形成され、複数の建築横梁6に橋渡しして固定された柱材4とを備え、ガイドレール2は、柱材4を介して複数の建築横梁6に支持されている。また、ガイドレール2は、目板3を介して柱材4と結合されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エレベータ用ガイドレール固定装置に関し、特に、吊下げ方式を用いるエレベータ用ガイドレール固定装置に関する。
従来の免震建築に用いられるエレベータでは、免震層を介した免震層上下のガイドレール間隔を長くとるように構成している。このため、非常止め装置が作動した場合のガイドレールの座屈を防止すべく、ガイドレールは、免震層の上方では1本の建築横梁に堅固に固定され、免震層の下方では通常のクリップより摩擦力の小さなクリップを用いて鉛直方向に摺動可能に固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−302354号公報
上記のように構成されたガイドレール吊下げ方式を用いる従来のエレベータ用ガイドレール固定装置では、エレベータの非常止め装置が作動し、ガイドレールに鉛直下向きに作用する非常止め荷重が作用した場合、建築横梁には、下向き荷重に加え、捻りモーメントが発生する。建築横梁に用いられる梁材は捻りに対しては弱いため、このような力が作用すると、建築横梁は大きく傾き、ガイドレールに曲げモーメントを与える恐れがあるという問題点があった。
この発明は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、非常止め装置の作動時に、ガイドレールに作用する荷重を不具合なしに受け止めることのできるエレベータ用ガイドレール固定装置を提供することを目的とする。
この発明のエレベータ用ガイドレール固定装置は、昇降路内に立設されたガイドレールと、昇降路の壁面に長手方向が水平方向となるように設けられた複数の建築横梁と、長手状に形成され、複数の建築横梁に橋渡しして固定された柱材とを備え、ガイドレールは、柱材を介して複数の建築横梁に支持されているものである。
この発明のエレベータ用ガイドレール固定装置は以上説明したように、昇降路内に立設されたガイドレールと、昇降路の壁面に長手方向が水平方向となるように設けられた複数の建築横梁と、長手状に形成され、複数の建築横梁に橋渡しして固定された柱材とを備え、ガイドレールは、柱材を介して複数の建築横梁に支持されているので、非常止め装置作動時にガイドレールに生ずる鉛直下向き荷重を複数の建築横梁に分散させ、建築横梁に捻りがかからない構造とすることで、ガイドレールに与える影響を小さくすることができる。
以下に図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。尚、各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付してその説明を簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
実施の形態1は、本発明に係るエレベータ用ガイドレール固定装置を免震建築用エレベータに適用した例を示す。
図1は、この発明の実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置を示す立面図であり、免震建築用エレベータにおける免震層の上方におけるガイドレール固定部の構造を示す図である。図1に示すように、昇降路1内には、ガイドレール2が立設されている。ガイドレール2は、複数本の単位ガイドレール2aで構成されている。複数本の単位ガイドレール2aは、鉛直方向に積み重ねられるようにして立設されており、それらの単位ガイドレール2aの端部間は、目板3を用いて結合されている。本実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置は、柱材4を備えている。柱材4は、長手状に形成され、長手方向がガイドレール2と平行となるように配置されている。柱材4は、ブラケット5を介し、昇降路1の壁面に設けられた2本の建築横梁6に橋渡しして固定されている。建築横梁6は、長手方向が水平方向となるように配置されている。また、建築横梁6は、H型鋼であり、フランジが水平となるように配置されている。また、ガイドレール2と柱材4とは、目板3を介して固定されている。柱材4は、H型鋼であり、断面がH型に形成(図示せず)され、建築梁側フランジ7とガイドレール側フランジ8とを有している。これらのフランジは建築横梁6とガイドレール2とにそれぞれ対向する方向で配置されている。
次に、本実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置の各構成要素間の取り付け構造について詳述する。図2は、図1に示す柱材4と建築横梁6との固定部の拡大図であり、図2(A)は、図1と同一方向から見た拡大図を示し、図2(B)は、建築横梁6側から見た拡大図を示す。また、図3は、図1に示すガイドレール2と柱材4との固定部の拡大図である。
図2に示すように、柱材4は、その上端部において、補強リブを有してL字状に形成されたブラケット5を介し、建築横梁6に固定されている。柱材4の建築横梁側フランジ7とブラケット5とは、ボルト9およびナット10を用いて4ヶ所で固定されている。そして、ブラケット5と建築横梁6の上部側フランジ11とも、ボルト9およびナット10を用いて4ヶ所で固定されている。この際、ブラケット5は、建築横梁6の上部側フランジ11に載置された状態で固定されている。また、柱材4は、その下端部においても上端部と同様にして、ブラケット5を用いてボルト9およびナット10で建築横梁6に固定されている。このようにして、柱材4は、2本の建築横梁6に固定されている。
図3に示すように、ガイドレール2のフランジ12と柱材4のガイドレール側フランジ8とは、目板3を介してボルト13およびナット14で結合されている。図3は、一方から見たガイドレール2と柱材4との間の片側4ヶ所の取り付け部を示しており、図示しない他方の取り付け部を含めると、ガイドレール2と柱材4とは、合計8ヶ所で固定されている。このようにして、2本の単位ガイドレール2aは目板3を介して結合され、かつ、ガイドレール2と柱材4とが目板3を介して結合されている。
また、免震層の下方におけるガイドレール支持部、すなわち、目板3を介した柱材4とガイドレール2との結合部より下方に位置するガイドレール2の支持部(図示せず)では、ガイドレール2は、鉛直方向に摺動可能に支持されている。このような構造については、特開2000−302354号公報等に既に開示されているため、ここでは詳細な説明を省略する。従って、本実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置では、ガイドレール2は、2本の建築横梁6によって吊下げられた構造となっている。
図4は、従来のエレベータ用ガイドレール固定装置において、ガイドレールに非常止め荷重が作用した状態を示す概念図であり、図5は、本実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置において、ガイドレールに非常止め荷重が作用した状態を示す概念図である。
図4(A)に示すように、従来のエレベータ用ガイドレール固定装置では、ガイドレール15は、レールブラケット16を介して1本の建築横梁17に固定されている。さらに、建築横梁17より下方に位置するガイドレール締結部(図示せず)では、ガイドレール15は、鉛直方向に摺動可能に締結されている。このため、ガイドレール15は、1本の建築横梁17により吊下げられ、ガイドレール15に作用する鉛直下向き荷重を受け止める構造となっている。従って、建築横梁17より下方において、非常止め装置が作動して、図4(B)中に示す非常止め荷重Fがガイドレール15に作用した場合には、建築横梁17に下向き荷重Fに加え、捻りモーメントMが作用することとなる。建築横梁17は、捻りに対しては弱いため、大きく傾いてしまい、その結果、ガイドレール15に曲げモーメントをかける恐れがあった。
これに対し、図5(A)に示すように、本実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置では、ガイドレール2は、目板3を介して柱材4に固定され、柱材4は、ブラケット5を介して2本の建築横梁6に橋渡しして固定されている。すなわち、ガイドレール2は、2本の建築横梁6により吊下げられ、ガイドレール2に作用する下向き荷重を受け止めるように構成されている。従って、本実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置によれば、非常止め装置が作動して、図5(B)中に示す非常止め荷重Fがガイドレール2に作用した場合に、鉛直下向きの荷重を複数の建築横梁6に分散させることができる。また、柱材4には曲げモーメントがかかる形になるが、建築横梁6は、柱材4との固定部で大きく傾くことはないため、建築横梁6に大きな捻りモーメントおよびそれによる傾きは発生しない。また、柱材4は、曲げ、圧縮、引張りがかかるが捻りは発生することはないという利点がある。
以上説明した通り、本実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置によれば、一般的に捻りに弱い梁素材(建築横梁6)に対し、捻りがかからない構造とすることで、ガイドレール2に与える影響を少なくすることができる。
また、本実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置では、免震層の上方では、柱材4を用いて2本の建築横梁6によりガイドレール2を吊下げ、さらに、免震層の下方では、ガイドレール2を鉛直方向に摺動可能に支持している。このため、本実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置によれば、非常止め装置作動時に、建築横梁6の捻りを効果的に防止してガイドレール2に曲げモーメントをかけることなく、ガイドレール2の座屈を防止することができる。
この発明の実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置を示す立面図である。 図1に示す柱材と建築横梁との固定部の拡大図である。 図1に示すガイドレールと柱材との固定部の拡大図である。 従来のエレベータ用ガイドレール固定装置において、ガイドレールに非常止め荷重が作用した状態を示す概念図である。 本実施の形態1のエレベータ用ガイドレール固定装置において、ガイドレールに非常止め荷重が作用した状態を示す概念図である。
符号の説明
1 昇降路、 2 ガイドレール、 3 目板、 4 柱材、 6 建築横梁。

Claims (5)

  1. 昇降路内に立設されたガイドレールと、
    昇降路の壁面に長手方向が水平方向となるように設けられた複数の建築横梁と、
    長手状に形成され、前記複数の建築横梁に橋渡しして固定された柱材とを備え、
    前記ガイドレールは、前記柱材を介して前記複数の建築横梁に支持されていることを特徴とするエレベータ用ガイドレール固定装置。
  2. 昇降路内に設けられ、鉛直方向に積み重ねられるように配置された複数本の単位ガイドレールからなるガイドレールと、
    昇降路の壁面に長手方向が水平方向となるように設けられた複数の建築横梁と、
    長手状に形成され、前記複数の建築横梁に橋渡しして固定された柱材と、
    前記複数本の単位ガイドレールの端部間を結合する目板とを備え、
    前記ガイドレールは、前記目板を介して前記柱材と結合され、さらに前記複数の建築横梁に支持されていることを特徴とするエレベータ用ガイドレール固定装置。
  3. 前記柱材は、長手方向が前記ガイドレールと平行となるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ用ガイドレール固定装置。
  4. 前記建築横梁は、H型鋼であり、フランジが水平となるように配置されており、
    前記柱材は、H型鋼であり、フランジが前記ガイドレールと前記建築横梁とにそれぞれ対向し、長手方向が鉛直方向となるように配置されており、
    L字状に形成され、一片が前記建築横梁の上部フランジに載置固定され、他片が前記柱材のフランジに固定されたブラケットを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエレベータ用ガイドレール固定装置。
  5. 前記ガイドレールは、前記柱材との結合部より下方に位置する支持部では鉛直方向に摺動可能に支持されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベータ用ガイドレール固定装置。
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