JPWO2014208069A1 - 角状金属材端部の付着物切削除去方法および除去装置 - Google Patents

角状金属材端部の付着物切削除去方法および除去装置 Download PDF

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Abstract

角状金属材の端部に残存する付着物を比較的短時間で、かつ金属材の歩留まりの低下を抑制しつつ確実に除去する。距離測定手段(例えばレーザー距離計3)により角状金属材(例えばスラブ10)の上面および下面の基準位置からの距離を、スラブ10の長手方向端部を含めてスラブ10の長手方向に計測し、その計測結果に基づいてスラブ10の長手方向端部の上下面に残存する付着物13の残存状況を把握し、付着物13の残存状況に基づいて、切削工具2による切削量および切削位置を決定し、決定した切削量および切削位置に適合するように切削工具2を用いてスラブ10の長手方向端部の上下面を角取り切削する。

Description

本発明は、連続鋳造(continuous casting)で製造されたスラブ(slab)や角ビレット(square billet)等の角状金属材(cuboid metal material)の端部に残存するノロ等の付着物を切削除去する技術に関する。
連続鋳造で製造された鋳片(cast slab)は、ガス切断(oxygen cutting)によって所定の長さに切断されてスラブにされる。このとき、スラブの長手方向端部の上下端部には、ガス切断でスラブの一部(a part of slab)が溶けることによりノロ(scarfing slag)と呼ばれる付着物が付着することが多い。また、スラブの表面欠陥除去のためにスカーフ処理(scarfing processing)が行われることがある。スカーフ処理によってスラブには、フィン(fin)と呼ばれる、スカーフ処理で溶融された鋼の氷柱(つらら)状付着物が発生する。これらのノロやフィン等の付着物をスラブの長手方向端部(以下、単に端部ということもある。)に付着させたまま熱間圧延(hot rolling)を行うと、小さな付着物であっても、圧延中にこれらの付着物が原因となり鋼板表面に小さな疵が発生する。そこで熱間圧延の前に前記の付着物を除去する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、スラブ切断面下縁に付着するノロを砥石により研削除去する技術が開示されている。また、特許文献2には、スラブ端面下部に付着するノロを揺動刃により機械除去する技術が開示されている。
なお、特許文献3には、加工を行う部位がスラブの長手方向端面ではないが、スラブの形状を計測して得られたスラブのエッジ部の位置座標データを用いて、スラブの幅方向のコーナー部を研削除去する技術が開示されている。
特開平04−283064号公報 特開平08−141714号公報 特開2009−45636号公報
特許文献1に記載された砥石(whetstonea grindstone)による研削除去においては、研削(grinding)を行うグラインダーの処理能力が比較的小さい。そのため、処理対象として大きな面積を有するスラブ端面を研削する場合には相当の研削時間が必要となる。加えて、研削によって新たな研削バリ(burr)等が生じる場合もあり、その新たなバリ等を取るために別途複数回の研削作業を施す必要が生じる。そのためスラブ端面の研削作業全体で考えると長い処理時間を要することになる。よって研削作業のペースを一般的な連続鋳造設備(Continuous casting equipment)におけるスラブの生産ペースに合わせるためには、連続鋳造スラブの搬送ライン(transfer line)上に、複数の研削機(grinder)を配置する必要が生じる。そのため特許文献1に開示された発明を適用する場合、搬送ラインの構成が複雑になるとともに、研削機の導入費用や維持費用も嵩むこととなる。
一方、特許文献2の技術では、スラブ下面に残着したバリは除去することができる。しかし、下面以外の部位即ちスラブ切断面の板厚方向中央部や上角部に残着したバリやフィンについては除去することができない。また、角部の切削除去による歩留まり(yield rate)の低下を考慮すると、バリが小さい場合と大きい場合とで、切削除去する角部の大きさを変えることが好ましい。しかし、特許文献2では、そのような点は考慮されていない。
特許文献3の技術は、レーザー距離計(laser distance meter)を用いてスラブの形状を検出し、光学的検査装置(optical inspection equipment)を用いて距離データの異常値を検出・補正するものである。しかし、特許文献3の図6に示されるように、略矩形であるスラブのエッジ部の位置を検出するための方法が示されているに過ぎない。特許文献3には、付着物があるスラブの地鉄部の端部位置やその付着物の大きさを判別する方法については示されておらず、スラブ端面の付着物の除去に適用できる技術ではない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、スラブや角ビレット等の角状金属材の端部に残存するノロ等の付着物を比較的短時間で、かつ金属材の歩留まりの低下を抑制しつつ確実に除去することができる角状金属材端部の付着物切削除去方法および除去装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る角状金属材端部の付着物切削除去方法は、角状金属材の長手方向端部の上下面に残存する付着物を角取り切削により除去する付着物切削除去方法であって、距離測定手段により前記角状金属材の上面および下面の基準位置からの距離を、前記角状金属材の長手方向端部を含めて前記角状金属材の長手方向に計測し、その計測結果に基づいて前記角状金属材の長手方向端部の上下面に残存する付着物の残存状況を把握し、前記付着物の残存状況に基づいて、切削工具による切削量および切削位置を決定し、決定した切削量および切削位置に適合するように前記切削工具を用いて前記角状金属材の長手方向端部の上下面を角取り切削することを特徴とする。
また、上記角状金属材端部の付着物切削除去方法において、前記付着物の残存状況の把握は、前記角状金属材の長手方向に所定の長さ以上計測した前記角状金属材の上面および下面の基準位置からの距離の分布に基づき、前記角状金属材の上面および下面の基準線を決定し、次いで、この基準線と前記距離の分布から角状金属材のコーナー位置を決定し、前記基準線より所定値以上距離が近くなる位置を付着物残存箇所と判定することにより行われ、前記切削工具による切削量および切削位置は、付着物残存箇所の前記角状金属材の端部からの距離と前記コーナー位置に基づいて決定されることを特徴とする。
さらに、上記いずれかの角状金属材端部の付着物切削除去方法において、前記角状金属材を幅方向に複数の区間に分け、複数の区間毎に、その上面および下面の基準位置からの距離を距離測定手段によりその端部を含めてその長手方向に計測し、その計測結果に基づいて、複数の区間毎に、前記角状金属材長手方向端部の上下面に残存する付着物の残存状況を把握し、複数の区間毎の付着物の残存状況に基づいて、複数の区間毎の切削工具による切削量および切削位置を決定することを特徴とする。
本発明に係る角状金属材端部の付着物切削除去装置は、角状金属材の長手方向端部の上下面に残存する付着物を角取り切削により除去する付着物切削除去装置であって、前記角状金属材の長手方向端部の上下面に対して角取り切削を行う切削工具と、前記角状金属材の上面および下面の基準位置からの距離を計測する距離測定手段と、前記距離測定手段に、前記角状金属材の上面および下面の基準位置からの距離を、前記角状金属材の長手方向端部を含めて前記角状金属材の長手方向に計測させ、その計測結果に基づいて前記角状金属材の長手方向端部の上下面に残存する付着物の残存状況を把握し、前記付着物の残存状況に基づいて、切削工具による切削量および切削位置を決定し、決定した切削量および切削位置に適合するように前記切削工具に前記角状金属材の長手方向端部の上下面を角取り切削させる制御手段とを具備することを特徴とする。
また、上記角状金属材端部の付着物切削除去装置において、前記制御手段は、前記角状金属材の長手方向に所定の長さ以上計測した前記角状金属材の上面および下面の基準位置からの距離の分布に基づき、前記角状金属材の上面および下面の基準線を決定し、次いで、この基準線と前記距離の分布から角状金属材のコーナー位置を決定し、前記基準線より所定値以上距離が近くなる位置を付着物残存箇所と判定することにより前記付着物の残存状況を把握し、付着物残存箇所の前記角状金属材の端部からの距離と前記コーナー位置に基づいて前記切削工具による切削量および切削位置を決定することを特徴とする。
さらに、上記いずれかの角状金属材端部の付着物切削除去装置において、前記制御手段は、前記角状金属材を幅方向に複数の区間に分け、複数の区間毎に、その上面および下面の基準位置からの距離を距離測定手段に、その端部を含めてその長手方向に計測させ、その計測結果に基づいて、複数の区間毎に、前記角状金属材長手方向端部の上下面に残存する付着物の残存状況を把握し、複数の区間毎の付着物の残存状況に基づいて、複数の区間毎の切削工具による切削量および切削位置を決定することを特徴とする。
本発明は、角状金属材の長手方向端部の上下面に残存する付着物の付着状況を把握し、その付着物の残存状況に基づいて切削量および切削位置を決定し、決定した切削量および切削位置に適合するように切削工具を用いて角状金属材の長手方向端部の上下面を角取り切削する。このため、過度な切削による歩留まりの低下や、切削不足による付着物の残存を回避することができる。また、切削量の適正化により、工具寿命が延びる。さらに、処理能力の大きい角取り切削により角状金属材の長手方向端部の上下面を除去するので、比較的短時間で角状金属材の端部に残存する付着物を除去することができる。また、切削負荷の増大を回避することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスラブ端部付着物切削除去方法を実施するためのスラブ端部切削装置を模式的に示す平面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るスラブ端部付着物切削除去方法を実施するためのスラブ端部切削装置を模式的に示す側面図である。 図3は、円錐台形型の工具を用いてスラブの上面端部の角取り切削を行う状態を示す模式図である。 図4は、付着物であるノロが付着したスラブ上面までの距離をレーザー距離計で測定する状態を示す模式図である。 図5は、レーザー距離計で測定した距離データの例を示す図である。 図6は、スラブ上面を切削する際の工具とスラブの位置関係を示す模式図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係るスラブ端部付着物切削除去方法を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態に係るスラブ端部付着物切削除去方法を実施するためのスラブ端部付着物切削除去装置(以下、スラブ端部切削装置ともいう)を模式的に示す平面図、図2はその側面図である。
スラブ端部切削装置(cutting apparatus for slab edge)100は、連続鋳造で製造され、ガス切断により切断されたスラブ10の端部に残存する付着物13を除去するものである。スラブ端部切削装置100は、レール12上を走行する本体1と、本体1に回転可能に設けられた工具2と、本体1に進退可能に設けられたレーザー距離計3と、本体1を走行させる走行駆動部4と、工具2の上下位置および前後位置を変更するとともに工具2を回転させる工具駆動部5と、レーザー距離計3を進退させる進退駆動部6と、制御部7とを備えている。符号11は、スラブ10を搬送するためのテーブルローラである。工具2は切削工具を構成し、レーザー距離計3は距離測定手段を構成し、制御部7は制御手段を構成する。
本体1は車輪1aを有し、走行駆動部4により車輪1aを回転させることにより、本体1がレール12上を図1の矢印方向に走行するようになっている。
工具2は、工具駆動部5により回転されることにより、スラブ10の端部上下面の角取り切削(面取り切削ともいう)を行ってスラブ10の端部上下面に付着した付着物13を除去するものである。工具2はフライスなど、切削できるものであればよく、本実施形態では、工具2として、円錐台形形状の工具本体2aと、工具本体2aの円錐面に設けられた複数の切削チップ2bとを有するものを例示している。また、付着物13としては、鋳片をガス切断してスラブとしたときにスラブの端部上下面に付着するノロが例示される。工具駆動部5は、工具2を回転させるだけでなく、工具2の上下位置、前後位置の調整も可能である。グラインダなどを用いた研削加工は、研削1パスあたりの研削量が小さいために研削に時間がかかり、研削に伴う砥石の摩耗速度が大きく、砥石の寿命が短いという課題がある。一方、フライスなどの切削による加工は、切削1パスあたりの切削量を大きくすることができるので、研削加工に比べて処理能力が大きくなるだけでなく、切削チップの寿命も長いという利点がある。
工具2によりスラブ10の端部上下面の角取り切削を行って付着物13を切削除去するに際しては、図3に示すように、工具2の切削チップ2bをスラブ10の端部(角部)に接触させた状態で工具2を回転させつつ、本体1をスラブ10の幅方向に移動させる。これにより、カンナ削り状、すなわち切り屑が連続した状態でスラブ10の端部(角部)が切削される。このときの工具2により切削除去される部分の形状は、工具駆動部5によって工具2の上下位置、前後位置をそれぞれ個別に、または同時に調整することにより、調整することができる。工具2の円錐部分の角度を変更すること、または工具駆動部5により工具2の角度を変更可能にすることにより、切削除去される部分の角度を調整することも可能である。また、スラブ10の端部上面を切削する際の工具2の位置と、端部下面を切削する際の工具2の位置とは、工具駆動部5の上下駆動により切り替えることができる。
レーザー距離計3は、二次元のレーザー距離計であり、図4に示すようにスラブ10に向けてレーザー光を照射することによりスラブ10の上面までの距離を測定する。上面に付着物13が存在する場合には、付着物13の上面までの距離が測定される。なお、距離測定の基準位置はレーザー距離計3のレーザー射出位置としてもよいし、装置100の所定の位置を基準位置としてもよい。レーザー距離計3は進退駆動部6により進退動が可能であり、スラブ10の長手方向に沿ってスラブ10の上面までの距離を測定することができる。本例では、このレーザー距離計3は、切削を行う工具2の工具移動方向の前方側に配置されており、本体1の移動にともなって工具2とともにスラブ10の幅方向に移動可能となっている。また図示していないが、スラブ10の下面側にも同様の二次元のレーザー距離計が設置されている。なお、レーザー距離計3は、本体1とは別個に移動するようになっていてもよい。ただし、本例のように本体1とともにスラブ10の幅方向に移動可能なほうが簡便であり好ましい。
制御部7は、レーザー距離計3の移動を制御するとともに、工具2による切削動作を制御する。つまり、制御部7はレーザー距離計3からレーザーを照射しつつ、進退駆動部6によりレーザー距離計3をスラブ長手方向に移動させて、スラブ上面または下面までの距離を測定することにより、付着物13を検出する。そして、走行駆動部4によりレーザー距離計3を所定ピッチでスラブ幅方向に移動させ、各幅方向位置において同様にレーザー距離計3をスラブ長手方向に移動させてスラブ10の上面までの距離を測定する。これにより、スラブ10の端部上下面における付着物13の付着状況を把握することができる。このとき、レーザー距離計3のスラブ幅方向の測定ピッチは、付着物13を確実に検出できるように数cm以下であることが好ましい。そして、制御部7は、このようにして求めたスラブ10の端部上下面における付着物13の付着状況に基づいて、工具2が付着物13を完全に除去可能かつ歩留まりを極力低下させない形状で、スラブ10の端部を切削することができるように、工具駆動部5に指令し、工具駆動部5は工具2の上下位置、前後位置、場合によっては角度を調整する。
次に、このように構成されたスラブ端部切削装置100による付着物切削除去方法について説明する。なお、以下の方法は制御部7の制御の下に実施される。
最初に、スラブ10の端部上下面における付着物13の残存状況を把握する。具体的には、スラブ10の所定の幅方向位置において、進退駆動部6によりレーザー距離計3をスラブ長手方向に移動させてスラブ10の上面までの距離を測定することにより、付着物13の残存状況を求める。図5はそのときのスラブ上面の距離データを示す。なお、スラブ下面の距離データも図5に準じたものとなる。
付着物13の付着状況の把握にあたっては、まず、スラブ上面または下面の基準線を決定する。付着物13が付着していないスラブの地金部は、起伏がほとんどないため、この部分については直線で近似することができる。本実施形態ではこの直線で近似した線をスラブ上面の基準線とする。付着物13が付着した部分はこの基準線より近い距離となり、突起形状で示される。なお、スラブ端部は長手方向に反っている場合も多く、この基準線は必ずしも水平な線とはならない。
本発明者らが実際のスラブのノロの付着状況を詳細に調べたところ、ほとんどのノロはスラブ長手方向端部からスラブ長手方向に50mmまでの範囲に付着していることが判明した。また、スラブの幅方向位置によって、ノロが付着していない部分と付着している部分が混在していることもわかった。したがってスラブ上面の基準線は、例えばスラブ端部からスラブ長手方向に50mm以上離れたノロの付着がほとんどない部分の距離のデータ群に、最小自乗法のような計算処理を行って決定すればよい。この基準線を決めるためのデータ群は、スラブの長手方向におよそ50mm以上の範囲を含むことが望ましい。したがって、スラブ長手方向端部からスラブ長手方向におよそ100mm以上の範囲について、レーザー距離計で距離を測定することが望ましい。なお、基準線を決めるにあたって、距離測定の開始点となるスラブの端部位置C′は、レーザー距離計で測定した距離が所定値となる長手方向位置、たとえばスラブの厚みに相当する距離となる点とすればよい。
このようにして決定した基準線より所定の値だけ距離が近くなっているところが、付着物であるノロが残存していると判断することができる。所定の値としては、ノロの大きさや距離計の測定精度を考慮すると2mm程度が適切である。
次に、切削の基準位置とするためのスラブのコーナー位置を決定する。図5に示すように、スラブのコーナー位置Cは、スラブの基準線と距離分布データ(距離測定値)曲線の交差する点とすることができる。なお、上述した基準線を決定するためのスラブの端部位置C′と切削の基準位置とするためのスラブの長手方向端部位置Cの長手方向位置は略一致する。
次に、前記測定データに基づいて、ノロ残存箇所のスラブ端部からの距離Fを求める。
以上のような基準線の決定、および長手方向のノロ残存箇所のスラブ端部からの距離Fとスラブのコーナー位置Cを求める動作を、スラブ幅方向に所定ピッチで移動させながら行い、スラブ幅方向に亘ってノロ残存状況を把握する。
そして、このようにして求めた、ノロ残存箇所のスラブ端部からの距離Fとスラブのコーナー位置Cとに基づいて、切削量と切削位置を決定する。その方法を、図6を参照して説明する。図6はスラブ上面を切削する際の工具とスラブとの位置関係を示す模式図である。スラブ下面を切削する際の工具とスラブとの位置関係も図6に準じたものとなる。この図に示すように、スラブのコーナー位置Cを基準として、スラブ長手方向の切削長さLがノロの付着長さ(距離F)と等しいか大きくなるように切削量と切削位置を決定し、それに応じて工具の切削チップ位置を設定する。実際には、スラブの幅方向に移動しながら求めた最大の付着長さと等しいか大きくなるように切削長さLを求め、これに対応するように工具の切削チップ位置を決定する。
以上のように切削長さLになるように工具の切削チップ位置を決定した後、スラブ端部切削装置100の工具2をスラブ端部の所定位置にセットする。次に、工具駆動部5により工具2を回転させつつ、走行駆動部4により本体1をスラブの幅方向に移動させながらスラブ10の上面および下面端部の切削を行う。このとき、工具の切削チップの角度θ(図6参照)は、30°〜80°の範囲で設定することができる。角度θを大きくするほうが上下面に付着したノロを除去するための切削量を少なくすることができる。θが小さすぎると、付着物以外の領域を切削する量が増えることになり、歩留まりが悪くなる。一方でθが大きい場合、切削長さLは、切削除去装置100からスラブ端部までの距離の測定誤差(特に高さ方向)や工具位置の設定誤差(特に高さ位置)の影響を受けやすく、結果として目標とすべき切削長さに対して実際の切削長さに差異が生じやすく、制御性が低下する。したがって、θは45°〜75°とすることがより好適である。
本実施形態では、以上のようにして、レーザー距離計3を用いてスラブ端部の上面および下面までの距離データを求め、それに基づいて付着物の残存状況を把握し、付着物の残存状況に基づいてスラブ端部の切削量および切削位置を決定するので、スラブの上下面に付着した付着物を、スラブの歩留まりの低下を防止しつつ確実に除去することができる。また、切削により除去するため、比較的短時間で付着物を除去することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。
ノロ等の付着物の付着長さや高さは、実際にはスラブの幅方向位置によってまちまちである。そこで、本実施形態では、スラブ10を幅方向に沿って複数の区間に分割し、その区間で計測した付着物の最大付着長さに基づいて、区間毎の切削長さを決定する。具体的には、例えば図7に示すように、スラブ10を幅方向に沿って区間a、区間b、区間cに分け、これらの区間の最大付着長さF1、F2、F3を求め、区間aではF1に対応した切削長さL1、区間bではF2に対応した切削長さL2、区間cではF3に対応した切削長さL3とする。このような手法により、切削量を必要最低限とし、スラブの歩留まりの低下をより少なくすることができるとともに、切削工具の損傷を抑制してランニングコストも低く抑えることができる。
なお、本発明は、上記2つの実施形態に限定されず種々変形可能である。
例えば、上記実施形態では、スラブ端部の付着物を検出するために二次元のレーザー距離計を用いた。しかし、これに限らずスラブ端部近傍について、スラブ上面または下面までの距離のスラブ長手方向の分布を把握することができれば、どのような計測手段を用いてもよい。また、上記実施形態では、付着物の除去対象としてスラブを例にとって説明した。しかし、これに限らず、角状のものであれば角ビレット等の他の鋼材を対象とすることもでき、鋼材に限らず角状金属材であれば適用可能である。さらに、上記実施形態では、工具として円錐台形形状の工具本体と、工具本体の円錐面に設けられた複数の切削チップとを有するものを用いた。しかし、スラブ等の端部を切削することができれば、これに限定されない。スラブ端部切削装置本体の移動方向も一方向に限られず、レーザー距離計の取り付け位置を変える、あるいはレーザー距離計を複数持つなどの処置を行うことにより、スラブ幅方向に自由に移動できるようにしてもよい。
図1、2に示したスラブ端部切削装置を用いて、厚み250mm、幅1200mmで炭素含有量が0.14質量%の複数枚の普通鋼スラブについて、スラブ上下面に残存する付着物(ノロ)の角取り切削を行った。ここでは、あらかじめ切削対象のスラブのノロの付着状況を目視検査で調べており、その結果、スラブ上下面に付着しているノロのスラブ端部からの長さは最大で40mmであった。切削に用いた工具は、基準径(工具に取付けられた複数の切削チップに内接する円錐台の小さい側の底面の直径。図3参照。)が400mmで図6に示す角度θは70°のものである。また図1、2に示すように、円周方向に複数列の切削チップを配置した切削工具であり、その列数は30列である。また、切削での工具回転速度は150rpmであり、スラブ幅方向への送り速度は4m/分とした。
実施例1では、上述した第1の実施形態の手法で、当該スラブの幅方向のノロの最大付着長さを角取り切削長さとして、スラブ幅方向に一律に角取り切削を行いノロの除去を行った。ここで、ノロの最大付着長さを求めるための、スラブ上面(下面)までの距離測定については、スラブコーナーからスラブ長手方向120mm位置までの範囲を目標測定範囲として測定した。
実施例2では、上述した第2の実施形態に従い、スラブ幅方向に200mmピッチで6つの区間に分割し、その区間で計測したノロの最大付着長さをその区間での角取り切削長さとして、スラブの幅方向で区間毎に切削量を順次変更していく手法によりノロの除去を行った。実施例2でもスラブ上面(下面)までの距離測定については、スラブコーナーからスラブ長手方向120mm位置までの範囲を目標測定範囲として測定した。
また比較のため、比較例1では、スラブが置かれたテーブルローラからスラブ厚である250mmを加えた高さをスラブ上面の基準高さ、テーブルローラの高さをスラブ下面の基準高さとして、角取り量40mmを目標とした切削を実施し、ノロの除去を行った。切削に際しては、スラブを所定位置まで搬送して停止させ、切削装置側のスラブ長手方向端面の位置を角取り切削の基準位置とした。
これら3つの条件で、それぞれ10枚のスラブについて角取り切削を行い、ノロの除去状況を調査するとともに、切削後の工具の損傷状況も確認した。この結果、実施例1、2ともにノロの除去が確実に行われており、切削後にノロが残存しているスラブはいずれも0枚であった。これに対し、比較例1では、スラブ端部コーナー部の正確な位置および高さとノロの残存状況が分からなかったため、10枚中、4枚のスラブでノロが残存する結果となった。また、切削工具については、実施例1では切削チップに若干の摩耗が見られたのみであり、実施例2では摩耗等の損傷は全く見られなかった。これに対し、比較例1では、切削チップの摩耗が大きく、一部のチップには欠損も見られた。
1 本体
2 工具
2a 工具本体
2b 切削チップ
3 レーザー距離計
4 走行駆動部
5 工具駆動部
6 進退駆動部
7 制御部
10 スラブ
11 テーブルローラ
12 レール
13 付着物
100 スラブ端部切削装置

Claims (6)

  1. 角状金属材の長手方向端部の上下面に残存する付着物を角取り切削により除去する付着物切削除去方法であって、
    距離測定手段により前記角状金属材の上面および下面の基準位置からの距離を、前記角状金属材の長手方向端部を含めて前記角状金属材の長手方向に計測し、
    その計測結果に基づいて前記角状金属材の長手方向端部の上下面に残存する付着物の残存状況を把握し、
    前記付着物の残存状況に基づいて、切削工具による切削量および切削位置を決定し、
    決定した切削量および切削位置に適合するように前記切削工具を用いて前記角状金属材の長手方向端部の上下面を角取り切削することを特徴とする角状金属材端部の付着物切削除去方法。
  2. 前記付着物の残存状況の把握は、
    前記角状金属材の長手方向に所定の長さ以上計測した前記角状金属材の上面および下面の基準位置からの距離の分布に基づき、前記角状金属材の上面および下面の基準線を決定し、
    次いで、この基準線と前記距離の分布から角状金属材のコーナー位置を決定し、
    前記基準線より所定値以上距離が近くなる位置を付着物残存箇所と判定することにより行われ、
    前記切削工具による切削量および切削位置は、
    付着物残存箇所の前記角状金属材の端部からの距離と前記コーナー位置に基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の角状金属材端部の付着物切削除去方法。
  3. 前記角状金属材を幅方向に複数の区間に分け、
    複数の区間毎に、その上面および下面の基準位置からの距離を距離測定手段によりその端部を含めてその長手方向に計測し、
    その計測結果に基づいて、複数の区間毎に、前記角状金属材長手方向端部の上下面に残存する付着物の残存状況を把握し、
    複数の区間毎の付着物の残存状況に基づいて、複数の区間毎の切削工具による切削量および切削位置を決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の角状金属材端部の付着物切削除去方法。
  4. 角状金属材の長手方向端部の上下面に残存する付着物を角取り切削により除去する付着物切削除去装置であって、
    前記角状金属材の長手方向端部の上下面に対して角取り切削を行う切削工具と、
    前記角状金属材の上面および下面の基準位置からの距離を計測する距離測定手段と、
    前記距離測定手段に、前記角状金属材の上面および下面の基準位置からの距離を、前記角状金属材の長手方向端部を含めて前記角状金属材の長手方向に計測させ、その計測結果に基づいて前記角状金属材の長手方向端部の上下面に残存する付着物の残存状況を把握し、前記付着物の残存状況に基づいて、切削工具による切削量および切削位置を決定し、決定した切削量および切削位置に適合するように前記切削工具に前記角状金属材の長手方向端部の上下面を角取り切削させる制御手段と
    を具備することを特徴とする角状金属材端部の付着物切削除去装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記角状金属材の長手方向に所定の長さ以上計測した前記角状金属材の上面および下面の基準位置からの距離の分布に基づき、前記角状金属材の上面および下面の基準線を決定し、次いで、この基準線と前記距離の分布から角状金属材のコーナー位置を決定し、前記基準線より所定値以上距離が近くなる位置を付着物残存箇所と判定することにより前記付着物の残存状況を把握し、
    付着物残存箇所の前記角状金属材の端部からの距離と前記コーナー位置に基づいて前記切削工具による切削量および切削位置を決定することを特徴とする請求項4に記載の角状金属材端部の付着物切削除去装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記角状金属材を幅方向に複数の区間に分け、
    複数の区間毎に、その上面および下面の基準位置からの距離を距離測定手段に、その端部を含めてその長手方向に計測させ、
    その計測結果に基づいて、複数の区間毎に、前記角状金属材長手方向端部の上下面に残存する付着物の残存状況を把握し、
    複数の区間毎の付着物の残存状況に基づいて、複数の区間毎の切削工具による切削量および切削位置を決定することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の角状金属材端部の付着物切削除去装置。
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