JPWO2014181415A1 - コネクタ - Google Patents

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Abstract

コネクタの大型化を回避した上で、スライダ(60)の抜け出しを防止する。スライダ(60)は、ロックアーム(17)の下方に挿入される幅方向に沿った基部(61)と、基部(61)の幅方向両端部から突出する一対のアーム部(62)と、両アーム部(62)の突出端部同士を連結してロックアーム(17)の上面側に臨む連結部(63)とを有している。基部(61)には、初期位置でハウジング本体(11)の初期位置保持受け部(25)を弾性的に係止することでスライダ(60)の嵌合位置への移動を規制する初期位置保持部(76)が撓み可能に設けられ、連結部(63)には、嵌合位置でロックアーム(17)の嵌合位置保持受け部(23)に当接することでスライダ(60)の抜け出しを規制する嵌合位置保持部(64)が設けられている。

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に開示のコネクタは、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジング(特許文献1では「雌雄のコネクタハウジング」と呼称)と、第1ハウジングに対して移動可能に組付けられるスライダ(特許文献1では「前スライダと後スライダ」と呼称)とを備えている。スライダにはコイルバネが組込まれており、第1、第2ハウジングが嵌合過程でその嵌合動作を停止すると、それまでに蓄勢されたコイルバネのバネ力が解放されて、第1、第2ハウジングが互いに離反する方向に移動付勢され、これによって第1、第2ハウジングが半嵌合状態のまま留め置かれるのが防止されるようになっている。
また、第1ハウジングは、第2ハウジングを内嵌可能な筒状のフード部を有し、フード部の天井部分にはスライダを収容可能な収容室が設けられている。収容室にスライダが収容されると、スライダの上方に収容室の天井壁が位置し、天井壁に形成された保持受け部(特許文献1では「係止段部」と呼称)に、スライダに形成された保持部(特許文献1では「突当部」と呼称)が係止することにより、スライダの第1ハウジングからの抜け出しが防止されるようになっている。
特開2002−184526号公報
ところで、上記の場合、スライダの上方を覆うように天井壁が配置されているため、天井壁の厚み分、コネクタの高さ寸法が増加するという問題がある。このため、第1ハウジングから天井壁を省略することが望まれるものの、天井壁を単に省略するだけでは、保持受け部も無くなるため、スライダの抜け出しを防止することができず、好ましくないという事情がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタの大型化を回避した上で、スライダの抜け出しを防止することを目的とする。
本発明のコネクタは、ロック部を有する第2ハウジングと、前記第2ハウジングに嵌合可能な第1ハウジングと、前記第1ハウジングに対して初期位置と嵌合位置との間を移動可能に組付けられ、前記第1、第2ハウジングが正規嵌合されるに伴い、前記初期位置から前記嵌合位置に移動させられるスライダとを備え、前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングが外嵌可能なハウジング本体と、前記ハウジング本体との間に撓み空間が形成されていて、前記ロック部を弾性的に係止することで前記第1、第2ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームとを有し、前記ロックアームには、前記ハウジング本体と対向する面とは反対側の面に、嵌合位置保持受け部が設けられ、前記ハウジング本体には、前記ロックアームと対向する面に、初期位置保持受け部が設けられ、前記スライダは、前記撓み空間側に挿入される幅方向に沿った基部と、前記基部の幅方向両端部から突出する一対のアーム部と、前記両アーム部の突出端部同士を連結して前記ロックアームの前記反対側の面に臨む連結部とを有し、前記基部には、前記初期位置で前記初期位置保持受け部を弾性的に係止することで前記スライダの前記嵌合位置への移動を規制する初期位置保持部が撓み可能に設けられ、前記連結部には、前記嵌合位置で前記嵌合位置保持受け部に当接することで前記スライダの抜け出しを規制する嵌合位置保持部が設けられているところに特徴を有する。
スライダが嵌合位置に至ると、スライダの連結部に設けられた嵌合位置保持部がロックアームの嵌合位置保持受け部に当接してスライダの抜け出しが規制される。また、スライダが初期位置にある場合には、スライダの基部に設けられた初期位置保持部がハウジング本体の初期位置保持受け部を弾性的に係止してスライダの嵌合位置への不用意な移動が規制される。
上記の場合に、嵌合位置保持受け部がスライダを覆う天井壁に設けられていないため、コネクタから天井壁を省略することができる。また、基部がロックアームとハウジング本体との間のデッドスペースとなっている撓み空間側に挿入されるため、コネクタに基部専用の挿入スペースを設ける必要もない。したがって、コネクタの大型化を回避することが可能となる。
実施例1のコネクタにおいて、第1、第2ハウジングが互いに正対した状態をあらわす平面図である。 第1、第2ハウジングが互いに正規嵌合した状態をあらわす平面図である。 第1、第2ハウジングが互いに正対した状態をあらわす断面図である。 第1、第2ハウジングの嵌合過程の終盤の状態をあらわす断面図である。 第1、第2ハウジングが互いに正規嵌合した状態をあらわす断面図である。 コネクタの正面図である。 第1ハウジングの正面図である。 第1ハウジングの平面図である。 スライダの平面図である。 スライダの底面図である。 スライダの側面図である。 スライダの正面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記第1ハウジングは、前記ロックアームを挟んだ幅方向両側に位置する一対のガイド壁を有し、前記両アーム部が前記両ガイド壁を摺動することにより、前記スライダの移動が案内される。連結部と基部とをつなぐ両アーム部によってスライダの移動が案内されるため、スライダに移動案内のための専用のガイド構造を設ける必要がなく、スライダの構成を簡素化することができる。
前記スライダは、前記基部と前記両アーム部と前記連結部とで全体として枠状をなし、前記初期位置保持部は、前記スライダの枠内に突出する形態とされている。スライダ全体が枠状の形態をなすため、スライダが形状安定性に優れた構造になる。また、初期位置保持部がスライダの枠内に突出する形態とされているため、初期位置保持部の周囲が保護された状態となり、初期位置保持部が異物との干渉によって折損等される事態が回避される。
前記嵌合位置保持受け部は、前記ロックアームの本体部分に突設され、前記嵌合位置保持部は、前記嵌合位置保持受け部が進入可能なように前記連結部に凹設されている。これにより、嵌合位置で嵌合位置保持部と嵌合位置保持受け部との当接状態が不用意に解除されるのが防止される。
<実施例1>
本発明の実施例1を図1〜図12によって説明する。実施例1は、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジング10、90と、第1ハウジング10に組付けられるスライダ60と、スライダ60に組付けられるバネ部材80と、第1ハウジング10に装着される第1端子金具20と、第2ハウジング90に装着される第2端子金具99とを備えている。なお、以下の説明において、前後方向については、第1、第2ハウジング10、90の相互の嵌合面側を前方とし、上下方向については図3を基準とする。
第2ハウジング90は合成樹脂製であって、図3に示すように、筒状のフード部91を有している。フード部91の内部には、第2端子金具99の雄タブ95が突出して配置されている。フード部91の上壁の上面には、ロック部92が突設されている。また、図1に示すように、フード部91の上壁の上面には、ロック部92を挟んだ幅方向両側に、一対のガイド突条93が前後方向に延出して形成され、さらに、両ガイド突条93の両側外方に、一対の押圧部94が前後方向に延出して形成されている。そして、フード部91の上壁の前端開口縁には、図4に示すように、後述する初期位置保持部76と初期位置保持受け部25との係止を解除可能な解除部96が形成されている。
第1ハウジング10は同じく合成樹脂製であって、図3及び図7に示すように、ブロック状のハウジング本体11と、ハウジング本体11の周りを包囲する筒状の嵌合筒部12とを有している。ハウジング本体11と嵌合筒部12との間には、フード部91が嵌合可能な嵌合空間13が前方に開放して形成されている。ハウジング本体11には、複数のキャビティ14が前後方向に貫通して形成されている。実施例1の場合、図7に示すように、各キャビティ14は、横並びに対をなして配置され、その下面に撓み可能なランス15が突出して形成されている。各キャビティ14内には第1端子金具20が挿入される。図3に示すように、第1端子金具20は、電線100の導体部分に圧着接続されるとともに、電線100に嵌着されたゴム栓200に圧着接続されるようになっている。そして、各キャビティ14内に第1端子金具20が正規挿入されると、第1端子金具20がランス15に弾性的に係止されて抜け止めされるとともに、ゴム栓200がキャビティ14の後端部に挿入されてキャビティ14内が液密にシールされ、且つ、ハウジング本体11の後端から電線100が引き出されるようになっている。
ハウジング本体11の外周面には、図3に示すように、段差16が形成されており、段差16を境とする前方領域が後方領域から一段落ちた形態とされている。ハウジング本体11の外周面には、段差16の前方にシールリング300が嵌着されている。図5に示すように、第1、第2ハウジング10、90の嵌合時には、嵌合空間13にフード部91が進入して、フード部91とハウジング本体11との間にシールリング300が弾性的に圧縮され、これによって第1、第2ハウジング10、90が液密にシールされるようになっている。
ハウジング本体11の外周面の前端部には、図3に示すように、キャップ状のフロント部材400が被せられる。上記のシールリング300はフロント部材400によって前方への抜け出しが規制されるようになっている。
また、ハウジング本体11の外周面の上端には、図5に示すように、ロックアーム17が連結されている。ロックアーム17は、ハウジング本体11の外周面から上方に立ち上がるアーム支点部18と、アーム支点部18の上端から前後両方向に延出するアーム本体19とを有している。アーム本体19の前端部にはロック突起21が下向きに突出して形成され、且つ、アーム本体19の後端部には解除操作部22が一段高く形成されている。
図4に示すように、第1、第2ハウジング10、90の嵌合過程では、ロック突起21がロック部92と干渉してアーム本体19がアーム支点部18を支点として撓み変形され、図5に示すように、第1、第2ハウジング10、90の正規嵌合時には、アーム本体19が弾性的に復帰してロック突起21がロック部92を係止可能に配置されて、第1、第2ハウジング10、90が嵌合状態に保持されるようになっている。一方、第1、第2ハウジング10、90の嵌合状態を解除する際には、後述するように、スライダ60を前方に押し込んで解除操作部22の下方の撓み空間42(図3を参照)から退避させた状態で、解除操作部22を撓み空間42側に押し下げて、ロック部92からロック突起21を離間させることにより、第1、第2ハウジング10、90を互いに引き離すことが可能となっている。
また、図5に示すように、アーム本体19の上面の前端部には、スライダ60の後方への抜けを規制する嵌合位置保持受け部23が形成されている。図8に示すように、嵌合位置保持受け部23は、幅方向に延びるリブ状の形態とされている。また、図7に示すように、アーム支点部18の幅方向中央部には、貫通孔24が形成されている。図5に示すように、アーム支点部18における貫通孔24の下方で且つ段差16の後方には、ハウジング本体11の上面との間に段付き状をなす初期位置保持受け部25が形成されている。貫通孔24にはスライダ60の後述する初期位置保持部76が貫通可能とされ、初期位置保持受け部25には貫通孔24を貫通した初期位置保持部76の先端部に形成された後述する係止突起77が係止可能とされている(図3を参照)。
図8に示すように、嵌合筒部12の上壁のうちロックアーム17と対向する部分は開放されており、ロックアーム17の上面は露出している。ここで、嵌合筒部12の上壁は、ロックアーム17を挟んだ両側に、一対のガイド壁26を有している。両ガイド壁26は、ハウジング本体11の前端から後方に延出する形態とされ、ハウジング本体11との間にスライダ60の移動を案内するガイド空間27が形成されている。
両ガイド壁26の後部は、上方に開放された断面略四半円弧状をなし、ハウジング本体11の後端より後方に突出する形態とされている。両ガイド壁26の前部は、ロックアーム17と対向する側を開放させた断面略半円弧状をなしている。図7に示すように、両ガイド壁26の前部には、一対のガイドリブ31が立ち上げ形成されている。両ガイドリブ31は、両ガイド壁26の内縁に沿うように前後方向に延出する形態とされ、アーム本体19の前部の幅方向両端と対向する位置に配置されている。
また、両ガイド壁26の前端には、ガイド空間27の前方を閉塞する一対のストッパ壁32が張り出して形成されている(図6を参照)。スライダ60の前端がストッパ壁32に当接することにより、スライダ60のそれ以上の前進が規制されるようになっている。
続いてスライダ60について説明する。スライダ60は、第1ハウジング10のガイド空間27に挿入され、第1ハウジング10に対し、初期位置(図1、図3、図4及び図6に示す位置)と嵌合位置(図2及び図5に示す位置)との間を、ガイド壁26を摺動しつつ前後方向に移動可能に組付けられる。具体的には、スライダ60は合成樹脂製であって全体として矩形枠状をなし、図9に示すように、幅方向に沿った板片状の基部61と、基部61の幅方向両端から前方に延出する一対のアーム部62と、両アーム部62の前端間に架け渡される連結部63とを有している。
連結部63は、基部61より上方に位置しており、図12に示すように、正面視において基部61と重ならないように段違いに配置されている。図3に示すように、スライダ60が第1ハウジング10に組付けられると、基部61がロックアーム17の解除操作部22の下方に位置する撓み空間42側の位置し、連結部63がロックアーム17の前端部の上面側に位置するようになっている。
また、図9に示すように、連結部63の後端の幅方向中央部には、略矩形状に凹む嵌合位置保持部64が形成されている。図5に示すように、スライダ60が嵌合位置にあるとき、嵌合位置保持部64の内側には、ロックアーム17の嵌合位置保持受け部23が進入して当て止めされるようになっている。
図10に示すように、両アーム部62の下部には、バネ部材80を収容可能な一対のバネ収容部65が形成されている。なお、バネ部材80は、圧縮コイルバネ等の周知のバネからなり、前後方向に弾性的に伸縮可能とされている。
バネ収容部65は、略円筒状の形態をなし、その内部にバネ部材80の全体を収容可能とされている。そして、バネ収容部65は、バネ部材80の前後両端を受けて支持する前後夫々の第1、第2バネ受け部67、68を有している。第1、第2バネ受け部67、68は、スライダ60の成形用金型が前後方向に抜かれることに起因し、図12に示すように、正面視において互いに重ならない位置に配置されている。また、図10に示すように、バネ収容部65の前部には、内方及び下方に開放する開放部66が形成されている。
図6に示すように、バネ収容部65内にバネ部材80が組付けられると、第1バネ受け部67の下方に、バネ部材80の前端下部が露出して配置される。これにより、第1、第2ハウジング10、90の嵌合過程では、第2ハウジング90の押圧部94がバネ部材80の前端下部を押し込みつつ開放部66内に導入されるようになっている。また、第2バネ受け部68は、バネ部材80の後端下部に当接してバネ部材80のバネ力を受け止めることが可能となっている。
図12に示すように、両アーム部62には、バネ収容部65から略垂直に立ち上がる一対の保護壁73が形成されている。図6に示すように、スライダ60が第1ハウジング10に組付けられた場合に、両保護壁73がロックアーム17の幅方向両端を覆うように位置するようになっている。
また、両アーム部62の上端部には、スライダ60の移動を案内可能な一対のガイド本体74が形成されている。ガイド本体74は、両保護壁73の上端からいったん外側に張り出したあと下向きに垂れる断面略弧状の形態をなしている。スライダ60が第1ハウジング10に組付けられると、図6に示すように、ガイド本体74と保護壁73との間にガイドリブ31が嵌合状態で挿入され、スライダ60の移動過程では、ガイドリブ31がガイド本体74と保護壁73とに摺動して、スライダ60の移動が案内されるようになっている。
また、両アーム部62の後端には、図11に示すように、後端から前方へ向けて上方に階段状に傾斜する押し込み操作部75が形成されている。押し込み操作部75が前方へ押圧されることにより、スライダ60が初期位置に向けて移動することが可能となっている。
基部61には、スライダ60の嵌合位置への移動を規制可能な初期位置保持部76が撓み可能に形成されている。図9に示すように、初期位置保持部76は、基部61の上面の幅方向中央部から前方へ片持ち状に突出する形態とされている。図11に示すように、初期位置保持部76の先端部には、係止突起77が下向きに突出して形成されている。図3に示すように、スライダ60が初期位置にあるとき、係止突起77が初期位置保持受け部25に引っ掛け係止されるようになっている。また、初期位置保持部76の先端部の前面には、斜め下向きに傾斜する傾斜面53が形成されている。さらに、初期位置保持部76は、基部61に連結された基端部から前後方向略中央部の領域にかけて上部の厚みを次第に増加させた台状の肉盛り部78を有している。
実施例1のコネクタの構造は上述の通りであり、続いて、コネクタの組付け方法及び嵌合作業を説明する。
まず、スライダ60のバネ収容部65にバネ部材80が収容される。バネ部材80は、開放部66を通してバネ収容部65に挿入される。すると、バネ部材80の前端が第1バネ受け部67に支持されるとともに、バネ部材80の後端が第2バネ受け部68に支持される。
続いて、第1ハウジング10のガイド空間27に後方からスライダ60が挿入される。スライダ60の挿入過程では、基部61がロックアーム17の解除操作部22の下方の撓み空間42側に位置するとともに、保護壁73がガイド壁26とロックアーム17との間の隙間に進入し、且つ、連結部63がアーム本体19の前端上方に位置する。スライダ60が正規に組付けられると、初期位置保持部76が貫通孔24を貫通して、図3に示すように、係止突起77が初期位置保持受け部25を係止可能に配置されて、スライダ60の後方への抜け止めがなされる。また、スライダ60が正規に組付けられると、バネ収容部65の前端がストッパ壁32に当接可能に配置されて、スライダ60の前方への移動が規制される。こうして、スライダ60は、第1ハウジング10に対して初期位置にその前後移動を規制された状態で保持される。
なお、スライダ60が初期位置にあるとき、バネ部材80はその前後両端が第1バネ受け部67と第2バネ受け部68とに支持される。また、初期位置では、肉盛り部78がロックアーム17における解除操作部22側の撓み空間42よりも前方に位置し、これによってロックアーム17の撓み動作が可能となっている。さらに、スライダ60が第1ハウジング10に組付けられた状態では、基部61及び両アーム部62の各上面が解除操作部22の上端とほぼ同じ高さ位置に露出して配置される。
続いて、第1ハウジング10の嵌合空間13に第2ハウジング90のフード部91が嵌合される。嵌合過程では、第2ハウジング90の押圧部94がバネ収容部65内に進入して、バネ部材80の前端下部に押圧部94が当接する。さらに嵌合が進むと、バネ部材80の前端が押圧部94に押圧されて第1バネ受け部67から離間し、バネ部材80が第2バネ受け部68に支持された状態で弾性的に圧縮される。この間、バネ部材80は、スライダ60に対してバネ力を付与した状態でそのバネ力を蓄勢させることになる。
図4に示すように、第1、第2ハウジング10、90の嵌合過程の終盤には、第2ハウジング90の解除部96が初期位置保持部76の先端部に当接して傾斜面53を摺動し、それに伴って初期位置保持部76がその基端部を支点として撓み変形させられる。
その後、第1、第2ハウジング10、90が正規嵌合位置に至ると、図5に示すように、ロックアーム17がロック部92に弾性的に係止され、第1、第2ハウジング10、90が抜け止め状態に保持される。同時に、第1、第2端子金具20、99が互いに正規接続される。
また、第1、第2ハウジング10、90が正規嵌合位置に至ると、初期位置保持部76の係止突起77と初期位置保持受け部25との係止が解除され、それに伴い、バネ部材80に蓄勢されたバネ力が解放されて、バネ部材80が自然状態に復帰しようとする。そして、かかるバネ部材80の復帰動作に伴い、スライダ60の第2バネ受け部68がバネ部材80に押圧されて、スライダ60全体が後方に移動させられる。
スライダ60の移動過程では、バネ収容部65がガイド壁26の内面を摺動するとともに、保護壁73とガイド本体74とにガイドリブ31が摺動し、これによってスライダ60の移動が案内される。そして、図5に示すように、スライダ60が嵌合位置に至ると、バネ部材80がほぼ自然状態に復帰した状態となり、且つ、ロックアーム17の嵌合位置保持受け部23がスライダ60の嵌合位置保持部64に当接され、これによってスライダ60のそれ以上の後退が規制される。こうしてスライダ60が嵌合位置に至った状態を視認することにより、第1、第2ハウジング10、90が正規嵌合状態にあることを知ることができる。
また、スライダ60が嵌合位置にあるとき、図5に示すように、肉盛り部78は、ロックアーム17の解除操作部22側の撓み空間42に位置して、解除操作部22側の下面に近接して配置される。この状態で、仮に、ロックアーム17の解除操作部22に上方から異物(指を含む)が偶発的に当接しても、ロックアーム17が肉盛り部78と当接することでそれ以上の撓み動作が規制され、解除操作部22が不用意に解除操作されるのが防止される。
一方、仮に、第1、第2ハウジング10、90が正規嵌合状態となる前にその嵌合操作を停止すると、嵌合過程で蓄勢されたバネ部材80のバネ力によって押圧部94が押し戻され、第1、第2ハウジング10、90が互いに離反される。これにより、第1、第2ハウジング10、90が半嵌合状態のまま留め置かれるのが防止される。
また、メンテナンス等の事情により第1、第2ハウジング10、90を互いに離間する際には、まず押し込み操作部75を指で押圧してスライダ60を前方へ向けて押し込むようにする。すると、バネ部材80が弾性的に圧縮されて、押圧部94がバネ部材80に押圧された状態となる。そして、スライダ60の前進に伴い、解除操作部22の下方から肉盛り部78が退避して、ロックアーム17の撓み動作が許容される。その状態で、解除操作部22を押圧してロックアーム17の前端部を持ち上げると、ロック突起21がロック部92から離間する。こうしてロックアーム17のロック状態が解除されるに伴い、バネ部材80が押圧部94を前方へ押圧し、その押圧力(バネ力)によって第1ハウジング10が第2ハウジング90から離反されることとなる。
以上説明したように、スライダ60が嵌合位置に至ると、スライダ60の連結部63に設けられた嵌合位置保持部64がロックアーム17の嵌合位置保持受け部23に当接してスライダ60の抜け出しが規制される。また、スライダ60が初期位置にある場合には、スライダ60の基部61に設けられた初期位置保持部76がハウジング本体11の初期位置保持受け部25を弾性的に係止してスライダ60の嵌合位置への不用意な移動が規制される。この場合に、嵌合位置保持受け部23が、従来と違って、スライダ60を覆う天井壁に設けられておらず、コネクタから天井壁が省略される。また、基部61がロックアーム17とハウジング本体11との間のデッドスペースとなっている撓み空間42側に挿入され、コネクタに基部61の収容スペースが特別に設けられることもない。したがって、コネクタの大型化を回避することが可能となる。
また、連結部63と基部61とをつなぐ両アーム部62に形成されたガイド本体74によってスライダ60の移動が案内されるため、両アーム部62とは別に、スライダ60に移動案内のための専用のガイド構造を設ける必要がなく、スライダ60の構成を簡素化することができる。
また、スライダ60全体が枠状の形態をなすため、スライダ60が形状安定性に優れる。しかも、初期位置保持部76がスライダ60の枠内に突出する形態とされているため、初期位置保持部76の周囲が保護された状態となり、初期位置保持部76が異物との干渉によって折損等される事態が回避される。
さらに、嵌合位置保持受け部23がロックアーム17のアーム本体19に突設され、嵌合位置保持部64が連結部63に凹設されているため、嵌合位置で嵌合位置保持部64と嵌合位置保持受け部23との当接状態が不用意に解除されるのが防止される。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)バネ部材は、第1ハウジングとスライダとの間に介設されるものであってもよい。
(2)スライダは、初期位置から嵌合位置に向けて前進する構成であってもよい。
(3)初期位置保持部の先端部には、係止突起にかわって係止凹部が形成され、初期位置保持受け部は、凹状の形態ではなく、係止凹部に引っ掛け可能な突状の形態をなすものであってもよい。
(4)実施例1とは逆に、嵌合位置保持部がスライダの連結部に突設され、嵌合位置保持受け部が前記突状の嵌合位置保持部が進入可能なようにロックアームの先端部に凹設されるものであってもよい。
10…第1ハウジング
11…ハウジング本体
17…ロックアーム
23…嵌合位置保持受け部
25…初期位置保持受け部
42…撓み空間
60…スライダ
61…基部
62…アーム部
63…連結部
64…嵌合位置保持部
76…初期位置保持部
80…バネ部材
90…第2ハウジング
91…フード部
92…ロック部
96…解除部

Claims (4)

  1. ロック部を有する第2ハウジングと、
    前記第2ハウジングに嵌合可能な第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに対して初期位置と嵌合位置との間を移動可能に組付けられ、前記第1、第2ハウジングが正規嵌合されるに伴い、前記初期位置から前記嵌合位置に移動させられるスライダとを備え、
    前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングが外嵌可能なハウジング本体と、前記ハウジング本体との間に撓み空間が形成されていて、前記ロック部を弾性的に係止することで前記第1、第2ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームとを有し、
    前記ロックアームには、前記ハウジング本体と対向する面とは反対側の面に、嵌合位置保持受け部が設けられ、
    前記ハウジング本体には、前記ロックアームと対向する面に、初期位置保持受け部が設けられ、
    前記スライダは、前記撓み空間側に挿入される幅方向に沿った基部と、前記基部の幅方向両端部から突出する一対のアーム部と、前記両アーム部の突出端部同士を連結して前記ロックアームの前記反対側の面に臨む連結部とを有し、
    前記基部には、前記初期位置で前記初期位置保持受け部を弾性的に係止することで前記スライダの前記嵌合位置への移動を規制する初期位置保持部が撓み可能に設けられ、
    前記連結部には、前記嵌合位置で前記嵌合位置保持受け部に当接することで前記スライダの抜け出しを規制する嵌合位置保持部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1ハウジングは、前記ロックアームを挟んだ幅方向両側に位置する一対のガイド壁を有し、前記両アーム部が前記両ガイド壁を摺動することにより、前記スライダの移動が案内されることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記スライダは、前記基部と前記両アーム部と前記連結部とで全体として枠状をなし、前記初期位置保持部は、前記スライダの枠内に突出する形態とされていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記嵌合位置保持受け部は、前記ロックアームの本体部分に突設され、前記嵌合位置保持部は、前記嵌合位置保持受け部が進入可能なように前記連結部に凹設されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のコネクタ。
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