JPWO2014171253A1 - ベッド装置のボトム - Google Patents

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Abstract

背上げの起伏動作を行う場合に、圧迫感を軽減すると同時に、軽量で搬送性がよく、清掃も簡単にできるベッド装置のボトムを提供する。背上げ機構を有するベッド装置のボトムは、背ボトムと腰ボトムの間に配置され湾曲可能な湾曲ボトムを有する。背上げ動作の場合に、前記湾曲ボトムが、起き上がる背ボトムの表面上を下方に摺接しながら背ボトムと腰ボトムの間で湾曲する。

Description

本発明は、背上げ等の起伏動作を行う場合に、背中に対応する箇所から腰に対応する箇所にかけての屈曲箇所に配置して、適度な曲率で曲がるように構成したベッド装置のボトムに関するものである。
背上げ、脚上げ等の起伏動作を行うベッドは、ボトムを、複数の部位、例えば背ボトム、腰ボトム、脚ボトム、足ボトムに分割し、それらを相互に屈曲可能に連結することにより、又はそれらの一部をボトムを支持するフレームに回動可能に支持することにより、それらを屈曲可能とした構成を基本的な構成としている。
ところが、例えば、背ボトムと腰ボトムが単に支点の回りに回動して屈曲するような構成であると、ボトム上に支持されているマットレスが、背ボトムと腰ボトムにより圧縮力を受けるため、マットレス上に仰臥している患者等のベッド使用者に腹部の圧迫感等の不快感を与えるという不都合があり、このような不都合の発生をなくすための対策が従来から考えられている。
本出願人においても、背ボトムと腰ボトム間の屈曲部分が、使用する人の身体の屈曲姿勢に適合するように、適度な曲率で湾曲するようにしたボトムの構造を種々提案している。例えば、本出願人による提案としては、特開平11−89886号公報に記載されているものがある。
図9は、このような湾曲ボトムを有するベッドの一例を示す外観斜視図である。図10は、このベッドに使用されている湾曲ボトムを示す外観斜視図である。図9に示すように、ベッド100における湾曲ボトム102は、背ボトム101と腰ボトム103との間に配置されている。湾曲ボトム102は、一端部を背ボトム101に、他端部を腰ボトム103に連結している。図10に示すように、湾曲ボトム102は、複数の短冊状部材113を順次連結して、それぞれ適宜角度屈曲可能として全体として適度な曲率の湾曲状態を得るように構成したものである。
湾曲ボトム102では、短冊状部材113の長手方向の一方の側面に、先端に鉤状部を設けた係止突片114と、この係止突片114に適宜間隔をおいて係止突片114と平行なガイド片115とを、短冊状部材113の長手方向の一方の側面に渡って複数突設している。また、短冊状部材113の長手方向の他方の側面には、連結すべき隣の短冊状部材113における係止突片114およびガイド片115を受け入れる凹部を形成しており、この凹部はそれぞれ係止突片114およびガイド片115の寸法より若干大きい寸法に設定されている。また、短冊状部材113のベッド幅方向端面には、端面近傍に突設した係止突片114に平行に舌片118が一体的に突設されている。この舌片118は、短冊状部材13のベッド幅方向端面側から、隣り合う短冊状部材113間に物や指を挟み込んだりしないように防止するためのものである。かかる舌片118は、隣りの短冊状部材113がこの短冊状部材113の凹部に係止突片114およびガイド片115を埋没させることで互いに接触状態とした際に、隣りの短冊状部材113における舌片118の先端側がこの短冊状部材113における舌片118の基部側に当接するようになっている。
以上のような湾曲ボトム102を適用したベッド100(図9参照)について、起伏動作を行うと、図10に示すように各短冊状部材113は少しずつ互いに変位して、この結果湾曲ボトム102全体が適度な曲率で、ボトムの背中に対応する箇所から腰に対応する箇所にかけて配置された湾曲ボトム102にあっては、下に凸状に湾曲することができる。
特開平11−89886号公報
しかしながら、上記湾曲ボトム102は、背ボトム101と腰ボトム103に端部を連結されており、背ボトム101が起伏動作をする場合には、その動きに合せて伸縮且つ屈曲するので、構造的には非常に複雑であり、どうしてもある程度の重さと厚みを有することになり、搬送性がよいとはいえない。また、係止突片114およびガイド片115などの伸縮構造が複雑であるために、一般の人が簡単に清掃できる構造とは言いがたい。
特に、在宅介護用ベッドにおいては、レンタルによる使用も多く、一般家庭に簡単に搬入搬出できることは重要な要素で有り、さらに分解などの必要がなく、一般の利用者が簡単に清掃できることも重要である。
本発明は、斯かる実情に鑑み、背上げの起伏動作を行う場合に、圧迫感や窮屈感を軽減すると同時に、軽量で搬送性がよく、清掃も簡単にできるベッド装置のボトムを提供することを目的とするものである。
本発明は、背上げ機構を有するベッド装置のボトムであって、背を支える背ボトムと腰を支える腰ボトムの間に湾曲可能な湾曲ボトムを備え、前記湾曲ボトムは、前記背ボトムの表面に摺動可能に配置され、前記腰ボトムに連結固定されて、背上げ動作の場合に、起き上がる前記背ボトムの表面上を下方に摺動しながら前記背ボトムと前記腰ボトムの間で湾曲することを特徴とする。
また、本発明のベッド装置のボトムにおいて、前記背ボトムと前記湾曲ボトムには、摺動方向に長く形成された長穴と、それに嵌まって移動するピン体とのいずれかを互いに対応する位置に、それぞれ1個又は複数個設けたことを特徴とする。
また、本発明のベッド装置のボトムにおいて、前記背ボトムには、前記湾曲ボトムを収容して摺動させる凹みが形成されていることを特徴とする。
また、本発明のベッド装置のボトムにおいて、前記湾曲ボトムは、断面台形の細長い棒状部が幅方向に沿って、かつ、長さ方向に複数配列され、各棒状部が薄肉部で連結された蛇腹状の折曲げ自在な構成であることを特徴とする。
また、本発明のベッド装置のボトムにおいて、さらに、膝を支える膝ボトムと、足を支える足ボトムとを備え、前記腰ボトム、前記膝ボトム、前記足ボトムも前記湾曲ボトムと同じ湾曲構造を有することを特徴とする。
本発明のベッド装置のボトムによれば、自ら伸縮する構造を有さない簡単な構造とすることができるので、軽量化を図ることができ、従来に比べて搬送性を向上できる。また、清掃において分解などの必要もなく、一般人にも簡単にできる。
(a)は本発明の実施形態に係るボトムが載置されるベッド装置の概略斜視図、(b)は該ボトムの斜視図である。 ボトムの全体平面図である。 ボトムの背ボトムの平面図である。 (a)はボトムの腰ボトム、膝ボトム、足ボトムが一体になった所要部の平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。 (a)は図3のA−A線に沿う断面図、(b)は図4(a)のC−C線に沿う足側部材の断面図である。 湾曲ボトムの断面図である。 背ボトムの背上げ動作を示す説明図である。 背上げ動作におけるベッドの動作を示す説明図である。 従来のベッドの一例を示す外観斜視図である。 従来の湾曲ボトムを示す外観斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1(a)は本発明に係るボトムが搭載されるベッド装置の全体斜視図、(b)がボトムの斜視図、図2〜図5はボトムの説明図である。
図1、図2に示すように、ベッド装置において、それに寝た状態の使用者の頭が向く頭側を符号「H」、該使用者の足が向く足側を符号「F」で示す。
図1(a)に示すように、ベッド装置は、主に、頭側及び足側に端部が向く長さ方向が幅方向よりも長い概略ラダー状構造の上部フレーム10と、該上部フレーム10上に載置されるボトム12と、この上部フレーム10の頭側及び足側の下部にそれぞれ設けられた、フロア面上に対して前記上部フレーム10を昇降可能に支持する頭側昇降部14H及び足側昇降部14Fとを備えている。
上部フレーム10の頭側及び足側の各部の下面側には、前記頭側昇降部14H及び足側昇降部14Fの上端部に当該上部フレーム10を設置するための、前記ベッド装置の幅方向に長い概略矩形枠状の枠フレーム16がそれぞれ固定されている。
図示しないが、昇降部14H及び14Fの下端同士は、連結フレームによって着脱可能に連結される。また、前記昇降部14H及び14Fにはそれぞれアクチュエータが設けられ、各アクチュエータの駆動力が別々に制御する構成であり、各アクチュエータの駆動制御によって上部フレーム10が頭側及び足側同士の上下位置に差が付く傾動動作をさせることができる。
また、上部フレーム10には、頭側に背上げ用のロッドと、中央部付近に膝上げ用のロッドが設けられている。またそれらを駆動するアクチュエータも設けられている。
図1〜図2に示すように、ボトム12は、マットレス(概略を図1に符号「18」で示す)を載せた状態で、使用者の荷重を支えるものである。ボトム12は、使用者が頭と背を支える背ボトム12a、腰を支える腰ボトム12b、腰から膝までを支える膝ボトム12c、膝から先の足を支える足ボトム12dの各板状部からなる。
実施形態のベッド装置の上部フレーム10には、その上部フレーム10に備えられたボトム12を起伏可能とする機構が設けられている。つまり、背上げ用のロッドでボトム12の背ボトム12aを背上げ作動可能であると共に、膝上げ用のロッドで膝ボトム12c及び足ボトム12dを膝上げ作動や足上げ作動が可能に構成されている。
ここで、ボトム12は、背ボトム12a、腰ボトム12b、膝ボトム12c、足ボトム12dのそれぞれが厚みのある樹脂製の板材からなり、後に詳述するように各部の上面に凹所20が凹んで形成されている。
該凹所20形成箇所には、ボトム12表面から裏面にかけての貫通孔22が複数形成されている。これら複数の貫通孔22はボトム12の幅方向及び長さ方向に配列されている。前記貫通孔22は、形状や個数が適宜であるが、実施形態では、図2に示すように、前記貫通孔22は、幅方向に複数の円形、長円形(長軸が幅方向に沿う)を並べ、それらがボトム12の長さ方向に複数配列されて形成されている。
また、前記ボトム12には、上面に凹所20が凹んで形成され、その凹所20はボトム12の幅方向中央部に形成される。具体的に、ボトム12においては、背ボトム12a、腰ボトム12b、膝ボトム12c、足ボトム12dに連続する領域に凹所20が凹んで形成されている。そして、ボトム12の表面に、凹所20は、全体的にボトム12の周縁を残して形成されている。
すなわち、背ボトム12aの頭側端と、当該背ボトム12a、腰ボトム12b、膝ボトム12c、足ボトム12dの両側と、足ボトム12dの足側端とに平坦な縁部26を残して凹所20が形成されている。つまり、前記凹所20は、平坦な縁部26に囲まれた内側に形成されており、ボトムの幅方向に適宜の寸法で形成可能であるが、前記凹所20がボトム12の幅の1/2〜4/5等が適切である。
また、前記凹所20は、断面視する図4(b)、図5に示すように、ボトム12の背ボトム12a、腰ボトム12b、膝ボトム12c、及び足ボトム12dの各部の縁部26等厚い部分の1/2以下の深さで形成されている。また、前記凹所20の縁部26から繋がる周辺が緩やかに平坦面に対して30°〜50°程度の角度が付いて面取されていて、使用者が寝るときに突き当たり感を防止している。
実施形態のベッド装置のボトム12によれば、凹所20がボトム12の幅方向中央部に形成されているので、使用者がベッド装置上に寝たときに体の当たる部分が平坦に比べて緩和される。それと共に貫通孔22でボトムの通気性を確保できるので、使用者が寝た場合の感触が良好になる。また、ボトム12上のマットレスも凹所20にはまりこんでボトム12に対してズレにくく、ズレが防止できる。
ここで、図3に示すように背ボトム12aは単一部材として形成されている。背ボトム12aは、上部フレーム10の回動自在な背上げ用ロッドに固定され、背上げ動作が可能となっている。背ボトム12aの表面には、腰ボトム側端部から湾曲ボトム28全体が収まる連結用凹み30が形成されている。そして、その連結用凹み30のボトム幅方向中央に、ボトム長さ方向(湾曲ボトム28の摺動方向)に長く形成された貫通長穴30aが形成されている。この部分に、後述するフランジ付きのピン体が長穴30aに沿って摺動するので、フランジ部分を挿通させるために、フランジ挿通孔30bが長穴30aのボトム中央側端部に形成されている。
また、図4に示すように、各部のうちの腰ボトム12b、膝ボトム12c、及び足ボトム12dが所要部であり、それら同士が連結部24によって連結されて、全体が単一部材にて構成されている。該連結部24が前記所要部と同材質でかつ所要部よりも薄く一体に形成されたものであり、腰ボトム12bと膝ボトム12cの間、膝ボトム12cと足ボトム12dの間に配置されている。腰ボトム12b、膝ボトム12c、及び足ボトム12dの単一部材は、上部フレーム10に位置決め固定されている。例えば、腰ボトム12bの裏面には、位置決め部材が設けてあり、それによって動かないフレームに位置決めしてピンなどにより固定する。膝ボトム12cや足ボトム12dは、膝上げ動作や足上げ動作を行うので、上部フレーム10には固定されていない。
なお、特に腰ボトム12bだけが固定位置ではなく、ボトムの起伏動作に支障がなければ、どの部分を上部フレーム10に固定しても構わない。
前記所要部の腰ボトム12bには、頭側方向に、背ボトム12aに摺接して折曲げ可能に連結する湾曲ボトム28が延在している。
この湾曲ボトム28は、図4〜図6に示すように、断面台形の細長い棒状部31がボトム12の幅方向に沿っていて、かつ、ボトム12の長さ方向に複数配列されており、各棒状部31が薄肉部32で連結された、概略すのこ(簀子)状または蛇腹状になっている。そして、湾曲ボトム28は、この薄肉部32で折曲げ自在として湾曲可能な構成としている。また、湾曲ボトム28の厚さは、他のボトムより薄く形成され、図5(b)に示すように、他のボトムの半分以下の厚さである。こうして、湾曲ボトム28が、背ボトム12aの連結用凹み30に収容されるように配置されると、湾曲ボトム28が背ボトム12aの表面から飛び出る部分が少なくなり、連結用凹み30を摺動するときに、スムーズに動くことができる。
湾曲ボトム28の裏面には、背ボトム12a側端部にフランジ付ピン体33が取付けられている。このピン体33のフランジ33aを背ボトム12aのフランジ挿通孔30bに挿通させて、背ボトム12aの連結用凹み30に湾曲ボトム28を載置する。背ボトム12aの起伏動作に伴い、湾曲ボトム28は、背ボトム12aの連結用凹み30に収まってボトム12の長さ方向に摺接移動するが、このときピン体33のフランジ33aが背ボトム12aの裏面を摺動しながら、ピン体33が長穴30aに沿って移動することになる。こうして、湾曲ボトム28は、背ボトム12aの連結用凹み30から離反することなく、互いに繋がりながら摺動することになる。(図3参照)
このピン体33と、これに対応する長穴30aは、それぞれ一つに限らず、複数設けてもよいし、背ボトム12aにピン体、湾曲ボトム28に長穴を形成してもよい。また、フランジが無くても構わない。また、背ボトム12aと湾曲ボトム28には、ピン体や長穴ではない別の構造を設けてもよいし、またこのような摺動連結機構を設ける必要がなければそれでも構わない。
このようなベッドで背上げ動作を行う場合を図7に示す。背上げロッドによって、背ボトム12aは起き上がり動作をするが、一般的には、1支点を中心に回動するわけではなく、背ボトム12aが利用者の後方にズレながら(図では左方にずれる)回動して起き上がる動きをする。利用者に背上げのときの圧迫感や窮屈感を軽減するために行う動作であり、このような動作機構は、例えば特開2005−87652号公報などに開示されている。
腰ボトム12b、膝ボトム12c、及び足ボトム12dを有する単一部材は、例えば腰ボトム12bが上部フレーム10に固定されているので、背ボトム12aの背上げ動作に追随はしない。したがって、腰ボトム12bに連結している湾曲ボトム28は、背ボトム12aの連結用凹み30の表面を下方に摺動することになる。(図1(a)、(b)参照)従来の湾曲ボトムは、背ボトム12aに連結されていたために、伸縮可能なものが必要であった。本実施形態の湾曲ボトム28は、上述のような簡単な構造で湾曲可能とし、伸縮については、背ボトム12aの面上を摺接させることで、湾曲ボトム28自体に伸縮構造を持つ必要がなく、構造を簡単なものにできる。
図8は、背上げ動作におけるベッド動作を示す説明図である。
この動作は、膝上げ動作と組み合わせて、ベッド使用者の負担をできるだけ軽減した背上げ動作の一例である。
まず、図8(a)に示すように、仰臥状態から、膝上げ動作を行う。膝ボトム12cの足ボトム12d側が起き上がる。この場合、背ボトム12a、湾曲ボトム28、腰ボトム12bに動作はない。このとき、湾曲ボトム28のピン体33は、背ボトム12aの長穴30aの端部であるフランジ挿通孔30bに位置し、フランジ33aが挿通した状態にある。(図6、図3参照)
次に、図8(b)に示すように、膝が18°に上がった時に、背上げ動作を開始する。このとき、湾曲ボトム28は、背ボトム12aの連結用凹み30の表面を摺接しながら下方に移動をはじめる。背ボトム12aと腰ボトム12bの間にある湾曲ボトム28は、湾曲自在であるので、湾曲を始める。膝が26度になった時点で膝上げ動作を停止し、背上げ動作を継続して背が40°まで上げる。背が40°になると、膝下げ動作を開始する。
図8(c)に示すように、背上げ動作で背が70°まで上がると同時に、膝下げ動作により膝が0°となる。これで背上げ動作は完了する。このとき湾曲ボトム28のピン体33は、背ボトム12aの長穴30aの下方端に達する。湾曲ボトム28は、背ボトム12aと腰ボトム12bの間で、最大に湾曲する。
このように、湾曲ボトム28は、背ボトム12aの表面上を摺接しながら湾曲するので、従来と変わらず、使用者に圧迫感や窮屈感を与えないようにできる。また、湾曲ボトム28は、自ら伸縮する構造を有さない簡単な蛇腹構造であるので、軽量化を図ることができて、従来に比べて搬送性を向上できる。また、板状構造なので、清掃も分解などの必要もなく、一般人にも簡単にできる。
なお、本実施形態は、湾曲ボトム28のみを蛇腹構造としたが、膝ボトム12cと足ボトム12dの間も湾曲ボトム28と同様の構造として屈曲させてもよい。さらには、腰ボトム12b、膝ボトム12c、足ボトム12dも湾曲ボトム28と同様の蛇腹構造としてもよい。この場合は、ボトム12を巻き上げて持ち運びができ、搬送性を向上できる。またボトム12を巻き上げることができるので、組み立て時にボトム固定などを行うときでも、簡単に巻き上げてフレーム位置などを確認し易くできる。
本発明のベッド装置のボトムは、在宅介護用ベッド装置、施設介護用ベッド装置、病院用ベッド装置等各種ベッド装置のボトムに利用することができる。
10 上部フレーム
12 ボトム
12a 背ボトム
12b 腰ボトム
12c 膝ボトム
12d 足ボトム
20 凹所
22 貫通孔
24 連結部
26 縁部
28 湾曲ボトム
30 連結用凹み
30a 長穴
33 ピン体

Claims (5)

  1. 背上げ機構を有するベッド装置のボトムであって、
    背を支える背ボトムと腰を支える腰ボトムの間に湾曲可能な湾曲ボトムを備え、
    前記湾曲ボトムは、前記背ボトムの表面に摺動可能に配置され、前記腰ボトムに連結固定されて、背上げ動作の場合に、起き上がる前記背ボトムの表面上を下方に摺動しながら前記背ボトムと前記腰ボトムの間で湾曲することを特徴とするベッド装置のボトム。
  2. 前記背ボトムと前記湾曲ボトムには、摺動方向に長く形成された長穴と、それに嵌まって移動するピン体とのいずれかを互いに対応する位置に、それぞれ1個又は複数個設けたことを特徴とする請求項1に記載のベッド装置のボトム。
  3. 前記背ボトムには、前記湾曲ボトムを収容して摺動させる凹みが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のベッド装置のボトム。
  4. 前記湾曲ボトムは、断面台形の細長い棒状部が幅方向に沿って、かつ、長さ方向に複数配列され、各棒状部が薄肉部で連結された蛇腹状の折曲げ自在な構成であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のベッド装置のボトム。
  5. さらに、膝を支える膝ボトムと、足を支える足ボトムとを備え、
    前記腰ボトム、前記膝ボトム、前記足ボトムも前記湾曲ボトムと同じ湾曲構造を有することを特徴とする請求項4に記載のベッド装置のボトム。
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