JP2004016635A - ベッド等における背・膝ボトム連動動作機構 - Google Patents
ベッド等における背・膝ボトム連動動作機構 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】背上げ動作に連動して当初は膝上げ動作を行わせ、背上げ動作途中から今度は膝下げ動作させるようにする。
【解決手段】背ボトム2a裏面に背上げ機構である背上げリンク3を当接させる一方、膝ボトム2c裏面から足ボトム2d裏面にかけて、膝上げ機構である膝上げリンク4を当接させ、これら背上げリンク3と膝上げリンク4とは、背上げリンク3の背上げ軸5に突設した伝達腕6と、膝上げリンク4の膝上げ軸7に突設した受け腕8とを連結した連動手段9により、連動可能に連結する。
前記背上げリンク3と膝上げリンク4とは、長さ寸法において背上げリンク3>膝上げリンク4とし、ボトム2が平坦状態にあるとき膝上げリンク4は、前記背上げリンク3に比較して若干起立した角度に設定する。
【選択図】 図1
【解決手段】背ボトム2a裏面に背上げ機構である背上げリンク3を当接させる一方、膝ボトム2c裏面から足ボトム2d裏面にかけて、膝上げ機構である膝上げリンク4を当接させ、これら背上げリンク3と膝上げリンク4とは、背上げリンク3の背上げ軸5に突設した伝達腕6と、膝上げリンク4の膝上げ軸7に突設した受け腕8とを連結した連動手段9により、連動可能に連結する。
前記背上げリンク3と膝上げリンク4とは、長さ寸法において背上げリンク3>膝上げリンク4とし、ボトム2が平坦状態にあるとき膝上げリンク4は、前記背上げリンク3に比較して若干起立した角度に設定する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、背上げや、膝上げが可能ないわゆるギャッチベッドにおいて、背上げ動作に連動して、膝上げ下げ動作を行わせるようにした、ベッド等における背・膝ボトム連動動作機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、背上げや、膝上げが可能ないわゆるギャッチベッドにおいて、(1)背上げ動作に連動させて、膝上げ動作をさせる機構のものがある。また、かかる機構の中には、(2)背上げ動作と膝上げ動作の連動関係を断続させる機構のものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記(1)の機構では、背上げに伴って膝が上がるのみであった。その為、背上げ角度がある角度以上になると、使用者は、背ボトムと膝ボトムとが必要以上に接近して、下半身が挟まれたような強い圧迫を受けることとなる。また背ボトムが上がった状態では、必ず膝ボトムが上がった状態にあるので、使用者をボトム上で移動させてボトム側面側に寄せ、床面に足を着けた状態で座らせることは困難である。
他方、(2)の機構では、ギャッチ時の身体への圧迫を緩和するために、さらには、使用者をボトム上で移動させてボトム側面側に寄せ、床面に足を着けた状態で座らせることができるようにするために、背上げ機構と膝上げ機構との連動結合関係を遮断して対処してきたが、背上げのみの動作に起因する、背ボトムと身体との間に生ずるずれや姿勢が崩れることからくる新たな身体への圧迫をもたらすこととなった。
本発明はこのような背景から提案されたものであって、背上げ動作に連動して当初は膝上げ動作を行わせ、背上げ動作途中から今度は膝下げ動作させるようにして、使用者の身体への圧迫感の緩和を図り、ギャッチ動作を利用して背上げ状態から使用者の体位を容易に変えてボトム側面で床面に足を着けた姿勢にするなど、介助しやすさの向上を図った、ベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明では、請求項1において、背上げ機構と膝上げ機構とを有し、これら背上げ機構と膝上げ機構とは、連動手段で連動可能に連結し、前記背上げ機構と膝上げ機構とは、前記背ボトムの傾斜動作中途で膝ボトムが最大傾斜角度に達するようにし、背ボトムの傾斜動作中途から背ボトムの最大傾斜に至るまでは、前記膝ボトムを倒伏復帰させる連動関係としたベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
また本発明では、請求項2において、前記背上げ機構は、駆動源からの動力を受けて、背ボトムを傾斜させる背上げリンクを有し、前記膝上げ機構は、前記連動手段を介して駆動源からの動力を受けて、膝ボトムを傾斜させる膝上げリンクを有し、この膝上げリンクは、ボトム平坦状態において、前記背上げリンクに比較して位置角度を大きく設定したベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
また本発明では、請求項3において、背に対応する背ボトムと、腰に対応する腰ボトムと、腰から膝にかけての膝ボトムと、足に対応する足ボトムとに分割して、前記背ボトムと腰ボトム間、前記膝ボトムと足ボトム間にそれぞれ適度な曲率で湾曲する湾曲ボトムを配設して、前記背ボトム裏面に前記背上げリンクを当接させる一方、膝ボトムと足ボトムとの間の湾曲ボトム裏面に、前記膝上げリンクを当接させる構成としたベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
また本発明では、請求項4において、前記連動手段を長さ調節可能な棒状体で構成して、前記背上げ機構と膝上げ機構との連動関係を調節可能としたベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
また本発明では、請求項5において、前記膝上げリンクの位置角度を調節可能に構成して、前記背上げ機構と膝上げ機構との連動関係を調節可能としたベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
さらに本発明では、請求項6において、前記膝上げリンクの長さを調節可能に構成して膝上げ最高角度を調節可能としたベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
【0005】
請求項1によれば、背上げ機構を作動して背に対応する背ボトムの傾斜動作に伴い、背ボトム傾斜動作当初は連動手段を介して膝上げ機構を連動して膝ボトムを傾斜させる。前記背ボトムの傾斜動作中途で前記膝ボトムは最大傾斜状態となり、そのまま背上げ機構を作動して背ボトムの傾斜動作を続行させると、連動手段を介して膝上げ機構を連動させることで、今度は前記膝ボトムは、逆に平坦に倒伏復帰していく。
【0006】
請求項2によれば、駆動源からの動力を受けて、背上げリンクにより背ボトムを傾斜させていくと、前記連動手段を介して駆動源からの動力を受けて、膝上げリンクは、背上げリンクに比較して動作が見かけ上先行し、膝上げリンク先端は背上げ動作途中で先に最高位置に達し、膝ボトムは、背ボトムの傾斜動作中途で最大傾斜角度に達する。
さらに背上げ動作を続行するべく背上げリンクの動作に連動させて膝上げリンクを動作させると今度は、膝上げリンク先端は前記最高位置から低くなっていくので、次第に膝ボトムが倒伏していき、背ボトムの最大傾斜角度に達した時点で、膝ボトムは平坦状態に戻る。
【0007】
請求項3によれば、駆動源からの動力により背上げリンクを変位させて、背ボトムを押し上げ、傾斜させる一方、連動手段を介して膝上げリンクが変位して膝上げリンク先端を、膝ボトムと足ボトムとの間の湾曲ボトムに沿って当接して膝ボトムおよび足ボトムを傾斜させることができる。膝上げリンクは、背上げリンクに比較して動作が見かけ上先行し、膝上げリンク先端は背上げ動作途中で先に最高位置に達し、膝ボトムは最大に傾斜する。
【0008】
請求項4によれば、連動手段を長さ調節することで、背上げ機構に対する膝上げ機構の動作開始時期を変えて、背上げ機構と膝上げ機構との連動関係を調節することができる。
【0009】
請求項5によれば、膝上げリンクの位置角度を調節することで、背上げ機構に対する膝上げ機構の動作開始時期を変えて、背上げ機構と膝上げ機構との連動関係を調節することができる。
【0010】
請求項6によれば、膝上げリンクの長さを調節することで、膝上げ最高角度を調節することができる。
【0011】
【発明の実施の態様】
次に、本発明にかかるベッド等における背・膝ボトム連動動作機構について、一つの実施の態様を示し、添付の図面を参照しながら以下説明する。
図1に示すベッド装置1では、ボトム2は、背に対応する背ボトム2aと、腰に対応する腰ボトム2bと、腰から膝にかけての膝ボトム2cと、足に対応する足ボトム2dとに分割され、前記背ボトム2a裏面に背上げ機構である背上げリンク3を当接させる一方、膝ボトム2c裏面から足ボトム2d裏面にかけて、膝上げ機構である膝上げリンク4を当接させている。これら背上げリンク3と膝上げリンク4とは、背上げリンク3の背上げ軸5に突設した伝達腕6と、膝上げリンク4の膝上げ軸7に突設した受け腕8とを連結した連動手段9により、連動可能に連結している。
そして、前記背上げリンク3の背上げ軸5には、周知の駆動源と接続して駆動源からの動力を受ける起動腕10を突設している。
【0012】
前記背上げリンク3は、ベッド装置1のメインフレーム11に回動自在に取り付けた背上げ軸5に基端側を固設する一方、先端側に転動部材12を設けて、この先端の転動部材12を背ボトム2a裏面に背ボトム2a先端寄り側から長手方向ボトム中央側に向かって移動可能に当接させるようにしている。
【0013】
前記膝上げリンク4は、ベッド装置1のメインフレーム11に回動自在に取り付けた膝上げ軸7に基端側を固設する一方、先端側に転動部材12を設けて、この先端の転動部材12を、膝ボトム2cの裏面側に、膝ボトム2c側から足ボトム2d裏面側にかけて当接させるようにしている。
【0014】
前記背上げ軸5に突設した伝達腕6と膝上げ軸7に突設した受け腕8とは同寸法であり、これら伝達腕6と受け腕8とを連結する連動手段9は、棒状体で構成している。
なお、ベッド装置1におけるボトム2が平坦状態にあるときは、前記伝達腕6と受け腕8とは、鉛直下方に指向し、前記連動手段9は、水平方向に指向している。また、前記背上げ軸5に突設した起動腕10も鉛直下方に指向している。
そして、前記背上げリンク3と膝上げリンク4とは、長さ寸法において背上げリンク3>膝上げリンク4とし、前記ボトム2が平坦状態にあるとき膝上げリンク4は、前記背上げリンク3に比較して若干起立した角度としている。
【0015】
以上のように構成されるベッド等における背・膝ボトム連動動作機構について、次に、連動動作を説明する。
背上げを行うべく、駆動源からの動力を背上げ軸5側の起動腕10に与えると、その駆動源からの動力は、背上げ軸5側の伝達腕6から連動手段9を介して膝上げ機構である、膝上げリンク4側の膝上げ軸7に突設した受け腕8にも与えられ、背上げリンク3と同時に、膝上げリンク4は変位し始める。
背上げ機構である背上げリンク3は、背上げリンク3先端の転動部材12を背ボトム2a裏面に当接させながら、背ボトム2a先端寄りから長手方向ボトム中央側に向かって移動することで、背ボトム2aを押し上げ、傾斜させることができる。
一方、膝上げ機構である膝上げリンク4は、膝上げリンク4先端の転動部材12が、膝ボトム2c側から足ボトム2d裏面側にかけて当接して膝ボトム2cと足ボトム2dとの連結箇所を、上方に屈曲させるように傾斜させることができる。
【0016】
ところで、背上げリンク3と膝上げリンク4とは、ベッド装置1におけるボトム2が当初のポジションである平坦状態にあるとき(連動動作開始時)、背上げリンク3に比較して膝上げリンク4が若干起立した角度にあるので、膝上げリンク4は、背上げリンク3に比較して動作が見かけ上先行し、しかも、長さ寸法において背上げリンク3>膝上げリンク4であるので、膝上げリンク4先端は背上げ動作途中で先に最高位置に達し、膝ボトム2cおよび足ボトム2dは最大角度に傾斜する(図2参照)。
この際、使用者の身体は、傾斜動作が見かけ上先行する、膝ボトム2cによって支えられながら、背上げが進行するので、背上げによる身体のずれが軽減され、圧迫感を緩和することができる。
【0017】
そして、さらに背上げ動作を続けて、背上げリンク3の動作に連動させて膝上げリンク4を動作させていくと、今度は、膝上げリンク4先端が最高位置から足ボトム2d裏面側に沿って当接しつつ移動していくので、次第に膝ボトム2cと足ボトム2dとの連結箇所が降下して膝ボトム2cおよび足ボトム2dが倒伏していき、背ボトム2aの最大傾斜角度に達した時点で、膝ボトム2cおよび足ボトム2dは平坦状態に戻り、一連の連動動作は終了するのである。
この状態で使用者の身体は、上半身を起こし、下半身を伸ばした状態にあるので、介護者は、ボトム上で難なく使用者の身体の向きを変えてボトム側面側に移動させ、床面に足を着けた状態で座らせることができる。
【0018】
このように、本発明にかかるベッド等における背・膝ボトム連動動作機構では、背上げ機構である背上げリンク3と膝上げ機構である膝上げリンク4とは、連動動作開始時、すなわちボトム2が当初のポジションである平坦状態にあるとき、背上げリンク3に比較して膝上げリンク4が若干起立した角度で、膝ボトム2cに当接するように設定したことで、見かけ上、背上げ動作に先行して膝上げ動作を行わせることができ、使用者の身体への圧迫感の緩和を図り、ギャッチ動作を利用して背上げ状態から使用者の体位を容易に変えてボトム側面で床面に足を着けた姿勢にするなど、介助しやすさを向上させることができる。
【0019】
本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構は、以下のようなベッド装置に設けることもできる。すなわち、この場合のベッド装置1では、図4に示すようにボトム2は、背に対応する背ボトム2aと、腰に対応する腰ボトム2bと、腰から膝にかけての膝ボトム2cと、足に対応する足ボトム2dとに分割され、前記背ボトム2aと腰ボトム2b間に、また前記膝ボトム2cと足ボトム2d間にそれぞれ適度な曲率で湾曲するように構成した湾曲ボトム2e,2fを配設している。
そして、前記背ボトム2a裏面に背上げ機構である背上げリンク3を当接させる一方、膝ボトム2cと足ボトム2dとの間の湾曲ボトム2f裏面に、膝上げ機構である膝上げリンク4を当接させるようにして(図5参照)、同様に、背上げリンク3の背上げ軸5に突設した起動腕10に、周知の駆動源を接続して、駆動源を起動して背上げリンク3と共に、膝上げリンク4を連動させて一連の連動動作を行わせるようにしている。
【0020】
以上のようなベッド装置1においての背・膝ボトム連動動作機構によれば、駆動源からの動力を背上げリンク3の起動腕10に与えることで、背上げリンク3を変位させて、背ボトム2aを押し上げ、傾斜させる一方、前記背上げリンク3の起動腕10から、連動手段9を介して膝上げ機構である、膝上げリンク4の受け腕8に与え、膝上げリンク4が変位して先端の転動部材12を、膝ボトム2cと足ボトム2dとの間の湾曲ボトム2fに沿って当接して膝ボトム2cおよび足ボトム2dを傾斜させることができる。
【0021】
この背・膝ボトム連動動作機構においても、背上げリンク3に比較して膝上げリンク4が若干起立した角度にあるので、膝上げリンク4は、背上げリンク3に比較して動作が見かけ上先行し、膝上げリンク4先端は背上げ動作途中で先に最高位置に達し、膝ボトム2cおよび足ボトム2dは最大角度に傾斜する(図6参照)。このようにして、傾斜動作が見かけ上先行する膝ボトム2cによって使用者の身体を支えられながら、背上げが進行するので、背上げによる使用者の身体のずれが軽減され、圧迫感を緩和することができる。
【0022】
そして、さらに背上げ動作を続けていくと、今度は、膝上げリンク4先端が最高位置から湾曲ボトム2fの足ボトム2d寄り側に向かって当接しつつ移動していくので、次第に膝ボトム2cおよび足ボトム2dが倒伏していき、背ボトム2aの最大傾斜角度に達した時点で、膝ボトム2cおよび足ボトム2dは平坦状態に戻る(図7参照)。
【0023】
また、本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構は以下のように構成することもできる。
すなわち、図8に示す背・膝ボトム連動動作機構では、連動手段9を長さ調節可能な棒状体で構成して、背上げ機構である背上げリンク3と膝上げ機構である膝上げリンク4との連動動作開始時における膝上げリンク4の位置角度を変え、背ボトム2aの傾斜開始時と膝ボトム2cおよび足ボトム2dの傾斜開始時のタイミングを変えるようにしている。
この場合、連動手段9は、中間に周知の調節部材13により、全長を調節可能に構成している。
【0024】
以上のような背・膝ボトム連動動作機構によれば、連動手段9を調節部材13を操作して、長さ調節することで、背上げリンク3と、膝ボトム2cおよび足ボトム2dとの動作開始時期を変えて、▲1▼背ボトム2aと膝ボトム2cおよび足ボトム2dとの同時傾斜開始、▲2▼背ボトム2aを膝ボトム2cおよび足ボトム2dより先に傾斜開始、▲3▼膝ボトム2cおよび足ボトム2dを背ボトム2aより先に傾斜開始、とさまざな動作パターンで背上げ機構と膝上げ機構との連動動作を行わせることができ、一層、使用者の傷病状況、要望に対応したベッド装置1とすることができる。
【0025】
また、本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構では、動作開始時における膝上げリンク4の位置角度を調節可能に構成することで、背ボトム2aの傾斜開始時と膝ボトム2cおよび足ボトム2dの傾斜開始時のタイミングを変えるようにしてもよい。この場合、前記膝上げリンク4を膝上げ軸7に所定範囲の角度で回動可能に装着して、締付手段14によって所望の角度位置に膝上げリンク4を固定するようにすることができる。
【0026】
以上のような背・膝ボトム連動動作機構によっても、さまざな動作パターンで背上げ機構と膝上げ機構との連動動作を行わせることができ、使用者の傷病状況、要望に対応したベッド装置1とすることができる。
【0027】
さらに、本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構では、適宜な構造により膝上げリンク4の長さを調節可能な構成とすれば、膝上げ最高角度を調節可能とすることができる。
【0028】
このような背・膝ボトム連動動作機構によれば、膝上げリンク4の長さを長くすれば、膝上げリンク4先端がそれだけ高くすることができ、膝上げ最高角度が大きくなり、一方、膝上げリンク4の長さを短くすれば、膝上げ最高角度を小さくすることができ、使用者に応じた適切な膝上げをもたらすことができる。
【0029】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、見かけ上、膝上げ機構の動作を背上げ機構に比較して先行させる設定とした簡単な機構で、使用者は、背ボトムと膝ボトム間において挟まれたような強い圧迫を受けることはなく、背ボトムが最大傾斜に近い状態では、膝ボトムは、平坦に戻った状態であるので、ボトム上で移動して、ボトム側面側に寄って、床面に足を着けた状態で座ることが簡単にできる。
すなわち、ギャッチ時の身体への圧迫の問題を解決し、ボトム上で容易に移動して、ボトム側面に座るために、背上げ動作と膝上げ動作の連動関係を断って対処する必要はなく、従って背上げのみの動作に起因する、ずれや姿勢が崩れることからくる新たな身体への圧迫が生ずる虞はない。
さらには、連動手段を長さ調節可能としたり、膝上げ機構である膝上げリンクの取付角度を調節可能とすることにより、自在な動作パターンで背上げ機構と膝上げ機構との連動動作を行わせることができ、使用者の傷病状況、要望に対応させることができ、膝上げ機構である膝上げリンクの長さを調節可能な構成としたものにあっては、膝上げ最高角度を調節可能として、使用者に応じた適切な膝上げをもたらすことができる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構を設けたベッド装置の一つの実施態様を示す、模式的側面図である。
【図2】図1に示す背・膝ボトム連動動作機構における連動動作の説明に供する、要部側面図である。
【図3】図1に示す背・膝ボトム連動動作機構における連動動作の終了時における、要部側面図である。
【図4】本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構を設けたベッド装置の別の実施態様を示す、模式的側面図である。
【図5】図4に示すベッド装置の背・膝ボトム連動動作機構において、連動動作開始時における、膝上げ機構と膝ボトムと湾曲ボトムとの当接関係を示した、要部拡大図である。
【図6】図4に示すベッド装置の背・膝ボトム連動動作機構において、連度動作中途における、膝上げ機構と膝ボトムと湾曲ボトムとの当接関係を示した、要部拡大図である。
【図7】図4に示すベッド装置の背・膝ボトム連動動作機構において、連度動作終了時における、膝上げ機構と膝ボトムと湾曲ボトムとの当接関係を示した、要部拡大図である。
【図8】本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構の別の実施態様を示した、要部側面図である。
【符号の説明】
1 ベッド装置
2 ボトム
2a 背ボトム
2b 腰ボトム
2c 膝ボトム
2d 足ボトム
2e,2f 湾曲ボトム
3 背上げリンク
4 膝上げリンク
5 背上げ軸
6 伝達腕
7 膝上げ軸
8 受け腕
9 連動手段
10 起動腕
11 メインフレーム
12 転動部材
13 調節部材
14 締付手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、背上げや、膝上げが可能ないわゆるギャッチベッドにおいて、背上げ動作に連動して、膝上げ下げ動作を行わせるようにした、ベッド等における背・膝ボトム連動動作機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、背上げや、膝上げが可能ないわゆるギャッチベッドにおいて、(1)背上げ動作に連動させて、膝上げ動作をさせる機構のものがある。また、かかる機構の中には、(2)背上げ動作と膝上げ動作の連動関係を断続させる機構のものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記(1)の機構では、背上げに伴って膝が上がるのみであった。その為、背上げ角度がある角度以上になると、使用者は、背ボトムと膝ボトムとが必要以上に接近して、下半身が挟まれたような強い圧迫を受けることとなる。また背ボトムが上がった状態では、必ず膝ボトムが上がった状態にあるので、使用者をボトム上で移動させてボトム側面側に寄せ、床面に足を着けた状態で座らせることは困難である。
他方、(2)の機構では、ギャッチ時の身体への圧迫を緩和するために、さらには、使用者をボトム上で移動させてボトム側面側に寄せ、床面に足を着けた状態で座らせることができるようにするために、背上げ機構と膝上げ機構との連動結合関係を遮断して対処してきたが、背上げのみの動作に起因する、背ボトムと身体との間に生ずるずれや姿勢が崩れることからくる新たな身体への圧迫をもたらすこととなった。
本発明はこのような背景から提案されたものであって、背上げ動作に連動して当初は膝上げ動作を行わせ、背上げ動作途中から今度は膝下げ動作させるようにして、使用者の身体への圧迫感の緩和を図り、ギャッチ動作を利用して背上げ状態から使用者の体位を容易に変えてボトム側面で床面に足を着けた姿勢にするなど、介助しやすさの向上を図った、ベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明では、請求項1において、背上げ機構と膝上げ機構とを有し、これら背上げ機構と膝上げ機構とは、連動手段で連動可能に連結し、前記背上げ機構と膝上げ機構とは、前記背ボトムの傾斜動作中途で膝ボトムが最大傾斜角度に達するようにし、背ボトムの傾斜動作中途から背ボトムの最大傾斜に至るまでは、前記膝ボトムを倒伏復帰させる連動関係としたベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
また本発明では、請求項2において、前記背上げ機構は、駆動源からの動力を受けて、背ボトムを傾斜させる背上げリンクを有し、前記膝上げ機構は、前記連動手段を介して駆動源からの動力を受けて、膝ボトムを傾斜させる膝上げリンクを有し、この膝上げリンクは、ボトム平坦状態において、前記背上げリンクに比較して位置角度を大きく設定したベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
また本発明では、請求項3において、背に対応する背ボトムと、腰に対応する腰ボトムと、腰から膝にかけての膝ボトムと、足に対応する足ボトムとに分割して、前記背ボトムと腰ボトム間、前記膝ボトムと足ボトム間にそれぞれ適度な曲率で湾曲する湾曲ボトムを配設して、前記背ボトム裏面に前記背上げリンクを当接させる一方、膝ボトムと足ボトムとの間の湾曲ボトム裏面に、前記膝上げリンクを当接させる構成としたベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
また本発明では、請求項4において、前記連動手段を長さ調節可能な棒状体で構成して、前記背上げ機構と膝上げ機構との連動関係を調節可能としたベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
また本発明では、請求項5において、前記膝上げリンクの位置角度を調節可能に構成して、前記背上げ機構と膝上げ機構との連動関係を調節可能としたベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
さらに本発明では、請求項6において、前記膝上げリンクの長さを調節可能に構成して膝上げ最高角度を調節可能としたベッド等における背・膝ボトム連動動作機構を提案する。
【0005】
請求項1によれば、背上げ機構を作動して背に対応する背ボトムの傾斜動作に伴い、背ボトム傾斜動作当初は連動手段を介して膝上げ機構を連動して膝ボトムを傾斜させる。前記背ボトムの傾斜動作中途で前記膝ボトムは最大傾斜状態となり、そのまま背上げ機構を作動して背ボトムの傾斜動作を続行させると、連動手段を介して膝上げ機構を連動させることで、今度は前記膝ボトムは、逆に平坦に倒伏復帰していく。
【0006】
請求項2によれば、駆動源からの動力を受けて、背上げリンクにより背ボトムを傾斜させていくと、前記連動手段を介して駆動源からの動力を受けて、膝上げリンクは、背上げリンクに比較して動作が見かけ上先行し、膝上げリンク先端は背上げ動作途中で先に最高位置に達し、膝ボトムは、背ボトムの傾斜動作中途で最大傾斜角度に達する。
さらに背上げ動作を続行するべく背上げリンクの動作に連動させて膝上げリンクを動作させると今度は、膝上げリンク先端は前記最高位置から低くなっていくので、次第に膝ボトムが倒伏していき、背ボトムの最大傾斜角度に達した時点で、膝ボトムは平坦状態に戻る。
【0007】
請求項3によれば、駆動源からの動力により背上げリンクを変位させて、背ボトムを押し上げ、傾斜させる一方、連動手段を介して膝上げリンクが変位して膝上げリンク先端を、膝ボトムと足ボトムとの間の湾曲ボトムに沿って当接して膝ボトムおよび足ボトムを傾斜させることができる。膝上げリンクは、背上げリンクに比較して動作が見かけ上先行し、膝上げリンク先端は背上げ動作途中で先に最高位置に達し、膝ボトムは最大に傾斜する。
【0008】
請求項4によれば、連動手段を長さ調節することで、背上げ機構に対する膝上げ機構の動作開始時期を変えて、背上げ機構と膝上げ機構との連動関係を調節することができる。
【0009】
請求項5によれば、膝上げリンクの位置角度を調節することで、背上げ機構に対する膝上げ機構の動作開始時期を変えて、背上げ機構と膝上げ機構との連動関係を調節することができる。
【0010】
請求項6によれば、膝上げリンクの長さを調節することで、膝上げ最高角度を調節することができる。
【0011】
【発明の実施の態様】
次に、本発明にかかるベッド等における背・膝ボトム連動動作機構について、一つの実施の態様を示し、添付の図面を参照しながら以下説明する。
図1に示すベッド装置1では、ボトム2は、背に対応する背ボトム2aと、腰に対応する腰ボトム2bと、腰から膝にかけての膝ボトム2cと、足に対応する足ボトム2dとに分割され、前記背ボトム2a裏面に背上げ機構である背上げリンク3を当接させる一方、膝ボトム2c裏面から足ボトム2d裏面にかけて、膝上げ機構である膝上げリンク4を当接させている。これら背上げリンク3と膝上げリンク4とは、背上げリンク3の背上げ軸5に突設した伝達腕6と、膝上げリンク4の膝上げ軸7に突設した受け腕8とを連結した連動手段9により、連動可能に連結している。
そして、前記背上げリンク3の背上げ軸5には、周知の駆動源と接続して駆動源からの動力を受ける起動腕10を突設している。
【0012】
前記背上げリンク3は、ベッド装置1のメインフレーム11に回動自在に取り付けた背上げ軸5に基端側を固設する一方、先端側に転動部材12を設けて、この先端の転動部材12を背ボトム2a裏面に背ボトム2a先端寄り側から長手方向ボトム中央側に向かって移動可能に当接させるようにしている。
【0013】
前記膝上げリンク4は、ベッド装置1のメインフレーム11に回動自在に取り付けた膝上げ軸7に基端側を固設する一方、先端側に転動部材12を設けて、この先端の転動部材12を、膝ボトム2cの裏面側に、膝ボトム2c側から足ボトム2d裏面側にかけて当接させるようにしている。
【0014】
前記背上げ軸5に突設した伝達腕6と膝上げ軸7に突設した受け腕8とは同寸法であり、これら伝達腕6と受け腕8とを連結する連動手段9は、棒状体で構成している。
なお、ベッド装置1におけるボトム2が平坦状態にあるときは、前記伝達腕6と受け腕8とは、鉛直下方に指向し、前記連動手段9は、水平方向に指向している。また、前記背上げ軸5に突設した起動腕10も鉛直下方に指向している。
そして、前記背上げリンク3と膝上げリンク4とは、長さ寸法において背上げリンク3>膝上げリンク4とし、前記ボトム2が平坦状態にあるとき膝上げリンク4は、前記背上げリンク3に比較して若干起立した角度としている。
【0015】
以上のように構成されるベッド等における背・膝ボトム連動動作機構について、次に、連動動作を説明する。
背上げを行うべく、駆動源からの動力を背上げ軸5側の起動腕10に与えると、その駆動源からの動力は、背上げ軸5側の伝達腕6から連動手段9を介して膝上げ機構である、膝上げリンク4側の膝上げ軸7に突設した受け腕8にも与えられ、背上げリンク3と同時に、膝上げリンク4は変位し始める。
背上げ機構である背上げリンク3は、背上げリンク3先端の転動部材12を背ボトム2a裏面に当接させながら、背ボトム2a先端寄りから長手方向ボトム中央側に向かって移動することで、背ボトム2aを押し上げ、傾斜させることができる。
一方、膝上げ機構である膝上げリンク4は、膝上げリンク4先端の転動部材12が、膝ボトム2c側から足ボトム2d裏面側にかけて当接して膝ボトム2cと足ボトム2dとの連結箇所を、上方に屈曲させるように傾斜させることができる。
【0016】
ところで、背上げリンク3と膝上げリンク4とは、ベッド装置1におけるボトム2が当初のポジションである平坦状態にあるとき(連動動作開始時)、背上げリンク3に比較して膝上げリンク4が若干起立した角度にあるので、膝上げリンク4は、背上げリンク3に比較して動作が見かけ上先行し、しかも、長さ寸法において背上げリンク3>膝上げリンク4であるので、膝上げリンク4先端は背上げ動作途中で先に最高位置に達し、膝ボトム2cおよび足ボトム2dは最大角度に傾斜する(図2参照)。
この際、使用者の身体は、傾斜動作が見かけ上先行する、膝ボトム2cによって支えられながら、背上げが進行するので、背上げによる身体のずれが軽減され、圧迫感を緩和することができる。
【0017】
そして、さらに背上げ動作を続けて、背上げリンク3の動作に連動させて膝上げリンク4を動作させていくと、今度は、膝上げリンク4先端が最高位置から足ボトム2d裏面側に沿って当接しつつ移動していくので、次第に膝ボトム2cと足ボトム2dとの連結箇所が降下して膝ボトム2cおよび足ボトム2dが倒伏していき、背ボトム2aの最大傾斜角度に達した時点で、膝ボトム2cおよび足ボトム2dは平坦状態に戻り、一連の連動動作は終了するのである。
この状態で使用者の身体は、上半身を起こし、下半身を伸ばした状態にあるので、介護者は、ボトム上で難なく使用者の身体の向きを変えてボトム側面側に移動させ、床面に足を着けた状態で座らせることができる。
【0018】
このように、本発明にかかるベッド等における背・膝ボトム連動動作機構では、背上げ機構である背上げリンク3と膝上げ機構である膝上げリンク4とは、連動動作開始時、すなわちボトム2が当初のポジションである平坦状態にあるとき、背上げリンク3に比較して膝上げリンク4が若干起立した角度で、膝ボトム2cに当接するように設定したことで、見かけ上、背上げ動作に先行して膝上げ動作を行わせることができ、使用者の身体への圧迫感の緩和を図り、ギャッチ動作を利用して背上げ状態から使用者の体位を容易に変えてボトム側面で床面に足を着けた姿勢にするなど、介助しやすさを向上させることができる。
【0019】
本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構は、以下のようなベッド装置に設けることもできる。すなわち、この場合のベッド装置1では、図4に示すようにボトム2は、背に対応する背ボトム2aと、腰に対応する腰ボトム2bと、腰から膝にかけての膝ボトム2cと、足に対応する足ボトム2dとに分割され、前記背ボトム2aと腰ボトム2b間に、また前記膝ボトム2cと足ボトム2d間にそれぞれ適度な曲率で湾曲するように構成した湾曲ボトム2e,2fを配設している。
そして、前記背ボトム2a裏面に背上げ機構である背上げリンク3を当接させる一方、膝ボトム2cと足ボトム2dとの間の湾曲ボトム2f裏面に、膝上げ機構である膝上げリンク4を当接させるようにして(図5参照)、同様に、背上げリンク3の背上げ軸5に突設した起動腕10に、周知の駆動源を接続して、駆動源を起動して背上げリンク3と共に、膝上げリンク4を連動させて一連の連動動作を行わせるようにしている。
【0020】
以上のようなベッド装置1においての背・膝ボトム連動動作機構によれば、駆動源からの動力を背上げリンク3の起動腕10に与えることで、背上げリンク3を変位させて、背ボトム2aを押し上げ、傾斜させる一方、前記背上げリンク3の起動腕10から、連動手段9を介して膝上げ機構である、膝上げリンク4の受け腕8に与え、膝上げリンク4が変位して先端の転動部材12を、膝ボトム2cと足ボトム2dとの間の湾曲ボトム2fに沿って当接して膝ボトム2cおよび足ボトム2dを傾斜させることができる。
【0021】
この背・膝ボトム連動動作機構においても、背上げリンク3に比較して膝上げリンク4が若干起立した角度にあるので、膝上げリンク4は、背上げリンク3に比較して動作が見かけ上先行し、膝上げリンク4先端は背上げ動作途中で先に最高位置に達し、膝ボトム2cおよび足ボトム2dは最大角度に傾斜する(図6参照)。このようにして、傾斜動作が見かけ上先行する膝ボトム2cによって使用者の身体を支えられながら、背上げが進行するので、背上げによる使用者の身体のずれが軽減され、圧迫感を緩和することができる。
【0022】
そして、さらに背上げ動作を続けていくと、今度は、膝上げリンク4先端が最高位置から湾曲ボトム2fの足ボトム2d寄り側に向かって当接しつつ移動していくので、次第に膝ボトム2cおよび足ボトム2dが倒伏していき、背ボトム2aの最大傾斜角度に達した時点で、膝ボトム2cおよび足ボトム2dは平坦状態に戻る(図7参照)。
【0023】
また、本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構は以下のように構成することもできる。
すなわち、図8に示す背・膝ボトム連動動作機構では、連動手段9を長さ調節可能な棒状体で構成して、背上げ機構である背上げリンク3と膝上げ機構である膝上げリンク4との連動動作開始時における膝上げリンク4の位置角度を変え、背ボトム2aの傾斜開始時と膝ボトム2cおよび足ボトム2dの傾斜開始時のタイミングを変えるようにしている。
この場合、連動手段9は、中間に周知の調節部材13により、全長を調節可能に構成している。
【0024】
以上のような背・膝ボトム連動動作機構によれば、連動手段9を調節部材13を操作して、長さ調節することで、背上げリンク3と、膝ボトム2cおよび足ボトム2dとの動作開始時期を変えて、▲1▼背ボトム2aと膝ボトム2cおよび足ボトム2dとの同時傾斜開始、▲2▼背ボトム2aを膝ボトム2cおよび足ボトム2dより先に傾斜開始、▲3▼膝ボトム2cおよび足ボトム2dを背ボトム2aより先に傾斜開始、とさまざな動作パターンで背上げ機構と膝上げ機構との連動動作を行わせることができ、一層、使用者の傷病状況、要望に対応したベッド装置1とすることができる。
【0025】
また、本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構では、動作開始時における膝上げリンク4の位置角度を調節可能に構成することで、背ボトム2aの傾斜開始時と膝ボトム2cおよび足ボトム2dの傾斜開始時のタイミングを変えるようにしてもよい。この場合、前記膝上げリンク4を膝上げ軸7に所定範囲の角度で回動可能に装着して、締付手段14によって所望の角度位置に膝上げリンク4を固定するようにすることができる。
【0026】
以上のような背・膝ボトム連動動作機構によっても、さまざな動作パターンで背上げ機構と膝上げ機構との連動動作を行わせることができ、使用者の傷病状況、要望に対応したベッド装置1とすることができる。
【0027】
さらに、本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構では、適宜な構造により膝上げリンク4の長さを調節可能な構成とすれば、膝上げ最高角度を調節可能とすることができる。
【0028】
このような背・膝ボトム連動動作機構によれば、膝上げリンク4の長さを長くすれば、膝上げリンク4先端がそれだけ高くすることができ、膝上げ最高角度が大きくなり、一方、膝上げリンク4の長さを短くすれば、膝上げ最高角度を小さくすることができ、使用者に応じた適切な膝上げをもたらすことができる。
【0029】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、見かけ上、膝上げ機構の動作を背上げ機構に比較して先行させる設定とした簡単な機構で、使用者は、背ボトムと膝ボトム間において挟まれたような強い圧迫を受けることはなく、背ボトムが最大傾斜に近い状態では、膝ボトムは、平坦に戻った状態であるので、ボトム上で移動して、ボトム側面側に寄って、床面に足を着けた状態で座ることが簡単にできる。
すなわち、ギャッチ時の身体への圧迫の問題を解決し、ボトム上で容易に移動して、ボトム側面に座るために、背上げ動作と膝上げ動作の連動関係を断って対処する必要はなく、従って背上げのみの動作に起因する、ずれや姿勢が崩れることからくる新たな身体への圧迫が生ずる虞はない。
さらには、連動手段を長さ調節可能としたり、膝上げ機構である膝上げリンクの取付角度を調節可能とすることにより、自在な動作パターンで背上げ機構と膝上げ機構との連動動作を行わせることができ、使用者の傷病状況、要望に対応させることができ、膝上げ機構である膝上げリンクの長さを調節可能な構成としたものにあっては、膝上げ最高角度を調節可能として、使用者に応じた適切な膝上げをもたらすことができる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構を設けたベッド装置の一つの実施態様を示す、模式的側面図である。
【図2】図1に示す背・膝ボトム連動動作機構における連動動作の説明に供する、要部側面図である。
【図3】図1に示す背・膝ボトム連動動作機構における連動動作の終了時における、要部側面図である。
【図4】本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構を設けたベッド装置の別の実施態様を示す、模式的側面図である。
【図5】図4に示すベッド装置の背・膝ボトム連動動作機構において、連動動作開始時における、膝上げ機構と膝ボトムと湾曲ボトムとの当接関係を示した、要部拡大図である。
【図6】図4に示すベッド装置の背・膝ボトム連動動作機構において、連度動作中途における、膝上げ機構と膝ボトムと湾曲ボトムとの当接関係を示した、要部拡大図である。
【図7】図4に示すベッド装置の背・膝ボトム連動動作機構において、連度動作終了時における、膝上げ機構と膝ボトムと湾曲ボトムとの当接関係を示した、要部拡大図である。
【図8】本発明にかかる背・膝ボトム連動動作機構の別の実施態様を示した、要部側面図である。
【符号の説明】
1 ベッド装置
2 ボトム
2a 背ボトム
2b 腰ボトム
2c 膝ボトム
2d 足ボトム
2e,2f 湾曲ボトム
3 背上げリンク
4 膝上げリンク
5 背上げ軸
6 伝達腕
7 膝上げ軸
8 受け腕
9 連動手段
10 起動腕
11 メインフレーム
12 転動部材
13 調節部材
14 締付手段
Claims (6)
- 背上げ機構と膝上げ機構とを有し、これら背上げ機構と膝上げ機構とは、連動手段で連動可能に連結し、前記背上げ機構と膝上げ機構とは、前記背ボトムの傾斜動作中途で膝ボトムが最大傾斜角度に達するようにし、背ボトムの傾斜動作中途から背ボトムの最大傾斜に至るまでに、前記膝ボトムを倒伏復帰させる連動関係としたことを特徴とするベッド等における背・膝ボトム連動動作機構。
- 前記背上げ機構は、駆動源からの動力を受けて、背ボトムを傾斜させる背上げリンクを有し、前記膝上げ機構は、前記連動手段を介して駆動源からの動力を受けて、膝ボトムを傾斜させる膝上げリンクを有し、この膝上げリンクは、ボトム平坦状態において、前記背上げリンクに比較して位置角度を大きく設定したことを特徴とする請求項1記載のベッド等における背・膝ボトム連動動作機構。
- 背に対応する背ボトムと、腰に対応する腰ボトムと、腰から膝にかけての膝ボトムと、足に対応する足ボトムとに分割して、前記背ボトムと腰ボトム間、前記膝ボトムと足ボトム間にそれぞれ適度な曲率で湾曲する湾曲ボトムを配設して、前記背ボトム裏面に前記背上げリンクを当接させる一方、膝ボトムと足ボトムとの間の湾曲ボトム裏面に、前記膝上げリンクを当接させる構成としたことを特徴とする請求項2記載のベッド等における背・膝ボトム連動動作機構。
- 前記連動手段を長さ調節可能な棒状体で構成して、前記背上げ機構と膝上げ機構との連動関係を調節可能としたことを特徴とする請求項1または2記載のベッド等における背・膝ボトム連動動作機構。
- 前記膝上げリンクの位置角度を調節可能に構成して、前記背上げ機構と膝上げ機構との連動関係を調節可能としたことを特徴とする請求項2または3記載のベッド等における背・膝ボトム連動動作機構。
- 前記膝上げリンクの長さを調節可能に構成して膝上げ最高角度を調節可能としたことを特徴とする請求項2または3、5記載のベッド等における背・膝ボトム連動動作機構。
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