JPWO2014157004A1 - ガラス製品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、化学強化ガラスの少なくとも片面に形成した機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる加工工程により生じるガラス表面の凹凸を抑制して、ガラスに白曇りが生じるのを抑制することを課題とする。本発明は、ガラスに硫酸塩を付着させる工程、ガラスを化学強化する化学強化工程、ガラスの片面に成膜した機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる加工工程を順次含むガラス製品の製造方法であって、該加工工程より前に、ガラス表面に付着した硫酸塩を酸性溶液で洗浄する洗浄工程を含むガラス製品の製造方法に関する。

Description

本発明はガラス製品の製造方法に関する。
従来、タッチパネル機能を有するディスプレイ装置(例えば、携帯電話、携帯情報端末(PDA)およびタブレットPC等)が知られている。このようなディスプレイ装置は、タッチセンサを搭載したガラス基板を液晶ディスプレイ(LCD)上に配置し、さらにその上に化学強化ガラスをカバーガラスとして搭載することで構成されていた[図1(a)]。
近年では、特許文献1のように、より軽量化、薄型化するため、タッチセンサを化学強化ガラスに直接搭載させることでガラス基板を省略し、タッチセンサを搭載した化学強化ガラスを液晶ディスプレイ(LCD)上に配置する、いわゆるOGS(One Glass Solution)方式のディスプレイ装置が開発されている[図1(b)]。
日本国特開2011−197708号公報
化学強化ガラス上にタッチセンサを搭載するために、透光性導電膜または絶縁膜等の機能膜を化学強化ガラスの少なくとも片面に形成し、該機能膜を少なくとも酸処理することによりガラスを部分的に露出させる加工工程を経る。
しかしながら、酸処理の処理液がガラスに浸漬、液ダレまたは裏周りすることにより、処理面およびもう一方の面におけるガラスの処理程度に差が生じてガラスに凹凸が発生する。ガラス表面に凹凸が生じることにより反射光の散乱が生じ、白曇りが生じるという問題がある。
したがって、本発明は、化学強化ガラスの少なくとも片面に形成した機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる加工工程により生じるガラス表面の凹凸を抑制して、ガラスに白曇りが生じるのを抑制することを課題とする。
本発明者らは、化学強化ガラスの片面に成膜した機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる加工工程を経ることにより、ガラス表面に付着した硫酸塩がガラス表面に凹凸を生じ、白曇りの原因となることを見出した。また、該加工工程より前に、ガラス表面に付着した硫酸塩を酸性溶液で洗浄することにより、ガラス表面に凹凸が生じるのを抑制することができることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は以下の通りである。
1.ガラスに硫酸塩を付着させる工程、ガラスを化学強化する化学強化工程、ガラスの少なくとも片面に機能膜を形成し、該機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる加工工程を順次含むガラス製品の製造方法であって、該加工工程より前に、ガラス表面に付着した硫酸塩を酸性溶液で洗浄する洗浄工程を含むガラス製品の製造方法。
2.前記化学強化工程の前に前記洗浄工程を含む前項1に記載のガラス製品の製造方法。
3.前記酸性溶液のpHが−1〜1である前項1または2に記載のガラス製品の製造方法。
4.前記酸性溶液中のプロトンの体積モル濃度が3〜7.5mol/Lである前項3に記載のガラス製品の製造方法。
5.前記酸性溶液が硝酸、硫酸、塩化水素、およびホウ酸からなる群から選択される少なくとも1つの酸を酸性溶液全量に対して7〜30質量%含む前項1〜4のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
6.前記洗浄工程の洗浄温度が30〜60℃である前項1〜5のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
7.前記硫酸塩が、硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム水和物、亜硫酸ナトリウムおよび二硫酸ナトリウムからなる群から選定されるいずれか1以上の組合せである前項1〜6のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
8.前記加工工程において前記機能膜をフォトリソグラフィ処理する前項1〜7のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
9.前記ガラスがフロート法で製造されたガラスである前項1〜8のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
10.硫酸塩を付着させるガラスがアルミノシリケートガラスまたはソーダライムガラスである前項1〜9のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
11.前記ガラス製品のガラス表面の最大谷深さRvが0.5nm以上でかつ5.0nm未満である前項1〜10のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
12.前記ガラス製品がタッチセンサ一体型カバーガラスである前項1〜11のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
13.ガラス表面の最大谷深さRvが0.5nm以上でかつ5.0nm未満であるガラス製品。
本発明のガラス製品の製造方法によれば、化学強化ガラスの少なくとも片面に機能膜を形成し、該機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる加工工程より前に、ガラス表面に付着した硫酸塩を酸性溶液で洗浄することにより、ガラス表面に凹凸が生じるのを抑制し、白曇りしにくいガラス製品を得ることができる。
図1(a)は従来のタッチパネル機能を有するディスプレイ装置の模式図であり、図1(b)はタッチセンサ一体型カバーガラス付きディスプレイ装置の模式図である。 図2(a)〜(g)は、化学強化したガラスを少なくとも酸処理することによりガラスに凹凸が生じる機構を説明する図である。 図3(a)〜(h)は、加工工程より前にガラス表面に付着した硫酸塩を酸性溶液で洗浄する洗浄工程を含むことにより、該加工工程においてガラス表面に凹凸が生じるのを抑制することができる機構を説明する図である。 図4(a)〜(i)は、タッチセンサ付化学強化ガラスの製造方法を説明する図である。 図5は、タッチセンサ付化学強化ガラスの主要部を構成する平面図である。 図6は、図5のA−A線断面図である。 図7は、実施例の結果を示す図である。(実施例1) 図8は、実施例の結果を示す図である。(実施例2) 図9は、実施例の結果を示す図である。(実施例3)
本発明において、化学強化ガラスの片面に成膜した機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる加工工程により生じるガラス表面の凹凸を、酸性溶液でガラスを洗浄することにより抑制できたのは、以下の理由によるものと推定される。
まず、化学強化したガラスを少なくとも酸処理することによりガラスに凹凸が生じる機構を、図2(a)〜(g)を参照して説明する。図2(a)〜(g)では、具体例として、化学強化した後に酸処理およびアルカリ処理する場合を説明する。
(S11)レヤー内/素板
傷防止のため、SOガスをガラスに吹き付ける。このことにより、硫酸塩がガラスの全面に付着し[図2(a)]、表面張力差により集まる[図2(b)]。ここでいう硫酸塩としては、例えば、硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム水和物、亜硫酸ナトリウムおよび二硫酸ナトリウムが挙げられる。レヤー内は温度が高いため、Naがガラスから抜けるが、硫酸塩により表層数100nmのNaが抜けるのが阻害される[図2(c)]。特に硫酸塩直下は、NaSOおよびSOガスで中和されなかったNaOHのアタックにより深さ数10nm程度の領域で非架橋酸素が増加しており、洗浄することにより、硫酸塩は除去することができるが、硫酸塩が存在していた部分(以下、異常部位ともいう)は下記反応式によりSi−ONaリッチとなる[図2(d)]。
SO+1/2O+HO→HSO
Si−O−Si+NaOH→Si−OH+Si−ONa
(S12)化学強化
イオン交換処理することにより、ガラス表面のNaと溶融塩中のKが交換され、Si−ONaリッチである異常部位は下記式により、Si−OKリッチとなる。異常部位はイオン交換量が多いため、やや凸形状(1nm程度)になる[図2(e)]。
Si−ONa+K→Si−OK+Na
(S13)酸処理
化学強化後、酸処理をすることにより、NaおよびKがリーチングし、異常部位ではKが多いため、下記式によりアルカリが抜ける。アルカリが抜けた後の構造は疎となり、形状は凸のままとなる[図2(f)]。
Si−OK+H→Si−OH+K
(S14)アルカリ処理
酸処理後、アルカリ処理することにより、異常部位は元々架橋酸素が少なく、構造的に疎であるため、極端に耐アルカリ性が低くなっている。そのため、選択的にアルカリエッチングされ、凹凸が反転してガラス表面に凹部が生じる[図2(g)]。したがって、加工工程において、酸処理およびアルカリ処理を繰返し行うことにより、ガラス表面の凹凸の程度が大きくなり易い。
これに対して、本発明のガラス製品の製造方法は、ガラスに硫酸塩を付着させる工程、ガラスを化学強化する化学強化工程、ガラスの少なくとも片面に機能膜を形成し、該機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる加工工程を順次含み、該加工工程より前にガラス表面に付着した硫酸塩を酸性溶液で洗浄する洗浄工程を含むことにより、該加工工程においてガラス表面に凹凸が生じるのを抑制することができる。
前記加工工程より前にガラス表面に付着した硫酸塩を酸性溶液で洗浄する洗浄工程を含むことにより、該加工工程においてガラス表面に凹凸が生じるのを抑制することができる機構を図3(a)〜(h)を参照して説明する。図3(a)〜(h)では、具体例として、洗浄工程後に化学強化したガラスを酸処理およびアルカリ処理する場合を説明する。
(S21)レヤー内/素板
前記S11と同様に、傷防止のため、SOガスをガラスに吹き付ける。このことにより、硫酸塩がガラスの全面に付着して硫酸塩が存在していた異常部位がSi−ONaリッチとなる[図3(a)〜(d)]。なお、SOガス噴霧面はボトム面である。
(S22)洗浄処理
ガラス表面を酸性溶液で洗浄することにより、表層10nm程度のNa、Kが抜けて、下記反応式により、ガラス表面のSi−ONaリッチである異常部位はSi−OHリッチとなる[図3(e)]。
Si−ONa+H→Si−OH+Na
(S23)化学強化
イオン交換処理することにより、下記反応式に示すようにNaとKがイオン交換し、Si−OHとKとは反応が進まないため、異常部位に残存している依然としてSi−OHリッチとなる[図3(f)]。
Si−ONa+K→Si−OK+Na
(S24)酸処理
酸処理により下記反応式に示すようにNa、Kがリーチングする。最表層(数10nm程度)は元のアルカリが少ないため、変化が生じない[図3(g)]。
Si−OK+H→Si−OH+K
(S25)アルカリ処理
異常部位は、その他の部位と比較して架橋酸素が少ないため、若干耐アルカリ性が低いが、アルカリ処理によるアルカリエッチングレートに殆ど差は生じず、凹部の発生が抑制される[図3(h)]。
以上の作用機序により、化学強化ガラスの片面に成膜した機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる加工工程により生じるガラス表面の凹凸を、酸性溶液でガラスを洗浄することにより抑制することができると推定される。
〔洗浄工程〕
洗浄工程は、ガラスを酸性溶液と接触させることにより、ガラス表面に付着した硫酸塩を酸性溶液で洗浄する工程である。洗浄工程は化学強化工程の前であっても、化学強化工程の後であってもよいが、化学強化工程の前に洗浄工程を行うことにより、加工工程による凹部の発生を効果的に抑制することができる。
酸性溶液はpHが−1〜1であることが好ましく、−1〜0であることがより好ましい。酸性溶液のpHを−1〜1とすることにより、ガラス表面に存在するアルカリリッチとなった異常部位を20〜40秒程度の短時間で脱アルカリすることができる。このpH領域を実現するために、酸性溶液の中のプロトン(H)の体積モル濃度は3〜7.5mol/Lであることが好ましく、4〜7.5mol/Lであることがより好ましい。酸により解離定数が異なるが、プロトンの体積モル濃度を3〜7.5mol/Lの範囲にすることで、pH−1〜1を実現しやすくなる。
酸性溶液としては、例えば、硫酸、塩酸、フッ化水素、酢酸、硝酸およびホウ酸並びにこれらの混酸の水溶液が挙げられる。酸性溶液の濃度は、酸性溶液全量を100質量%とした場合に7〜30質量%であることが好ましく、10〜25質量%であることがより好ましい。酸性溶液の温度は、30〜60℃であることが好ましく、35〜50℃であることがより好ましく、35℃〜45℃であることがさらに好ましい。洗浄時間は、20秒〜30分であることが好ましく、30秒〜1分であることがより好ましい。
ガラスと酸性溶液の接触方法としては、例えば、ガラスを酸性溶液の中に浸漬する方法、ガラス上に酸性溶液を流延する方法、およびガラスに酸性溶液の高速流を噴射する方法が挙げられる。また、酸性溶液に超音波振動を付与してもよい。洗浄工程後は水洗処理することが好ましい。
〔化学強化工程〕
化学強化工程は、ガラス転移点以下の温度でイオン交換によりガラス表面のイオン半径を小さなアルカリ金属イオン(典型的には、LiイオンまたはNaイオン)をイオン半径のより大きなアルカリイオン(典型的には、Kイオン)に交換する処理である。
化学強化工程は従来公知の方法によって行うことができる。例えば、380℃〜450℃の硝酸カリウム(KNO)溶融塩にガラスを0.1〜20時間浸漬させることで行われるが、硝酸カリウム(KNO)溶融塩の温度、浸漬時間または溶融塩等を変更することで、化学強化の入り方を調整することができる。化学強化することでガラス表面には圧縮応力層が形成され、内部に引張応力層が形成される。
〔加工工程〕
加工工程は、ガラスの少なくとも片面に機能膜を形成し、該機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる工程である。機能膜としては、例えば、ITO、絶縁膜、金属膜、ブラックマトリクス、保護膜およびOCA等が挙げられる。
ガラスの少なくとも片面に機能膜を形成し、該機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる加工方法としては、例えば、フォトリソグラフィー・プロセス法(以下、フォトリソグラフィ技術と呼ぶ。)およびスパッタリング・プロセス法が挙げられる。
酸処理に用いる酸としては、例えば、燐酸、硝酸、酢酸、シュウ酸、フッ化水素およびそれらの混酸が挙げられる。加工工程はアルカリ処理を含んでもよく、アルカリ処理に用いるアルカリとしては、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムおよび有機アミン類が挙げられる。
酸処理条件としては、温度は通常35〜60℃、好ましくは35〜50℃であり、処理時間は通常1〜7分間、好ましくは1〜5分間であり、pHは通常0〜3であり、好ましくは0〜2.5である。また、アルカリ処理条件としては、温度は通常35〜60℃、好ましくは35〜50℃であり、処理時間は通常1〜7分間、好ましくは1〜5分間であり、pHは通常10〜12、好ましくは11〜12である。
このように加工工程において酸処理を行う場合、その後に洗浄工程を行わなければ、前述のようにガラス表面の凹凸の程度が大きくなり易い。一方で、洗浄工程を行うことにより、加工工程による凹部の発生を効果的に抑制することができる。
すなわち、洗浄工程を行っていないガラス表面と比較して、該洗浄工程を行ったガラス表面の平均表面粗さRaおよび最大谷深さRvの値は低減される。特に最大谷深さRvは、本発明のように局所的に凹凸の程度が大きくなり易い場合に、その程度を最もよく表す指標である。
洗浄工程を行ったガラス表面のRvは5.0nm未満であり、好ましくは3.0nm以下であり、より好ましくは2.0nm以下である。Rvは小さいほど好ましいが、生産性等の観点から0.5nm以上が好ましい。
加工方法の具体例として、フォトリソグラフィ技術を用いて、化学強化ガラス200の片側の面にタッチセンサ11を形成するタッチセンサ付化学強化ガラス10の製造方法について図4を参照しながら説明する。
まず、複数個のディスプレイ装置用の化学強化ガラスに分割可能な大型の化学強化ガラス200を用意し[図4(a)]、化学強化ガラス200の片側の面に、それぞれの化学強化ガラスの周縁部に対応する位置に黒色層15を形成する[図4(b)]。
続いて、化学強化ガラス200の片側の面に、透明電極パターン12を形成する[図4(c)]。例えば、化学強化ガラス200の片側の面に、スパッタリング法などを用いてITOを成膜し、成膜したITO膜をパターン形状に加工することにより、所定パターンを有する透明電極パターン12を形成する。該透明電極パターン12を形成するにあたっては、ITO膜をコーティングし、所定パターンのマスクを用いて露光し、ついでエッチングするというフォトリソグラフィ技術を採用することができる。
このとき、透明電極パターン12が形成されている化学強化ガラス200の同面(透明電極パターン12が形成されている面)に、透明電極パターン12の特定部位(X軸方向の第1電極12aの列電極パターンとY軸方向の第2電極12bの列電極パターンとが交差する領域、すなわち、列電極パターンとしての交差領域。)を覆う絶縁層13を、例えばフォトリソグラフィ技術を利用して形成する[図4(d)]。
次に、各交差領域に設けた絶縁層13の上を跨ぐようにして透明電極パターン12の特定部位(第1電極12aの分断箇所)間を接続させる各ブリッジ配線14を形成する[図4(e)]。例えば、絶縁層13が形成されている化学強化ガラス200の同面(絶縁層13が形成されている面)に対してスパッタリング法などを用いて金属製の導電物質を成膜して金属膜を形成し、この金属膜をフォトリソグラフィ技術によりパターニングして所定形状のパターンを有するブリッジ配線14を形成する。この際、引き廻し配線部分も覆って金属膜を形成し、該金属膜をブリッジ配線の形成のためのフォトリソグラフィ法によるパターニング工程と同時にパターニングを行って引き廻し配線16を形成する。これにより、後述する図5に示すタッチセンサ付化学強化ガラスの主要部が完成する。
続いて、SiOをスパッタリングして保護ガラス17を形成し[図4(f)]、各タッチセンサ付化学強化ガラス10に分割し[図4(g)]、各タッチセンサ付化学強化ガラス10の隅部を面取りする[図4(h)]。最後に、各タッチセンサ付化学強化ガラス10にフレキシブル配線基板18を圧着して接続することで、タッチセンサ付化学強化ガラス10が製造される。
本発明に用いるガラスは、板厚が1.5mm以下であることが好ましく、より好ましくは1.0mm以下、さらに好ましくは0.8mm以下である。また、例えば、以下の組成のガラスが使用される。
(i)モル%で表示した組成で、SiOを50〜80%、Alを2〜25%、LiOを0〜10%、NaOを0〜18%、KOを0〜10%、MgOを0〜15%、CaOを0〜5%およびZrOを0〜5%を含むガラス。ここで、たとえば「KOを0〜10%含む」とはKOは必須ではないが10%までの範囲で、かつ、本発明の目的を損なわない範囲で含んでもよい、の意である。
(ii)モル%で表示した組成が、SiOを50〜74%、Alを1〜10%、NaOを6〜14%、KOを3〜11%、MgOを2〜15%、CaOを0〜6%およびZrOを0〜5%含有し、SiOおよびAlの含有量の合計が75%以下、NaOおよびKOの含有量の合計が12〜25%、MgOおよびCaOの含有量の合計が7〜15%であるガラス
(iii)モル%で表示した組成が、SiOを68〜80%、Alを4〜10%、NaOを5〜15%、KOを0〜1%、MgOを4〜15%およびZrOを0〜1%含有するガラス
(iv)モル%で表示した組成が、SiOを67〜75%、Alを0〜4%、NaOを7〜15%、KOを1〜9%、MgOを6〜14%およびZrOを0〜1.5%含有し、SiOおよびAlの含有量の合計が71〜75%、NaOおよびKOの含有量の合計が12〜20%であり、CaOを含有する場合その含有量が1%未満であるガラス
本発明の製造方法で製造されるガラス製品としては、例えば、タッチセンサ付化学強化ガラス、自動車用窓ガラス、鏡および建築用窓ガラス等が挙げられる。
ガラス製品の具体例として、タッチセンサ付化学強化ガラスについて図面に基づいて説明する。図5は、本発明の一実施形態のタッチセンサ付化学強化ガラスの主要部を構成する平面図であり、図6は、図5のA−A線断面図である。
タッチセンサ付化学強化ガラス10は、タッチセンサ11と、該タッチセンサ11を搭載する化学強化ガラス20と、を備え、タッチセンサ一体型カバーガラス付きディスプレイ装置に使用されるタッチセンサ付化学強化ガラスである。即ち、タッチセンサ付化学強化ガラス10の化学強化ガラス20は、カバーガラスとしての機能と、センサ基板としての機能とを兼ねるものである。
タッチセンサ11は、化学強化ガラス20の片側の面に、交差するX軸、Y軸の2軸それぞれの軸方向に伸びる列電極が、その交差部分において間に電気的絶縁層を介することにより電気的に非接触状態で形成されることにより構成されている。
ここにおいて、X軸方向に伸びる列電極を第1電極12a、Y軸方向に伸びる列電極を第2電極12bと呼ぶと、タッチ位置を検出するためには、各軸方向に伸びる第1電極12aと第2電極12bとが互いに独立していることが好ましい。
このため、化学強化ガラス20の片側の面に、マトリックス状を構成する各々の第1電極12aと第2電極12bの列電極パターン(各軸方向に伸びる複数列の電極パターン)を1層の透明電極パターン12として配列させた上で、2つの列が交差する領域においていずれか一方の列を他方の列と接触しないよう分断させた透明電極パターン12の分断箇所をブリッジ配線14で接続していることが好ましい。
なお、ブリッジ配線14と透明電極パターン12とが重なり合う領域(交差領域)においては、透明電極パターン12とブリッジ配線14との間に絶縁性物質による絶縁層13が設けられている。
符号15は、透明電極パターン12を囲むように化学強化ガラス20の周縁部に形成される遮光性を有する黒色層であり、符号16は、各列をなす電極集合への引き廻し配線を示している。引き廻し配線16は、各列の電極パターンのいずれか1つに接続されていればよい。タッチセンサ11の最下層には、保護ガラス17が形成されている。
絶縁層13を構成する透明性の電気絶縁性物質として、有機樹脂材料を用いることが可能であり、有機樹脂材料を使用して絶縁層を形成する場合には、フォトリソ技術により容易にパターニングされた樹脂製の絶縁層を得ることができる。
ブリッジ配線14を構成する導電物質としては、化学強化ガラス20に対して高い密着力を容易に得ることができる金属材料が好ましく使用される。特に、透明基板がガラス基板の場合には、ガラス基板に対して密着力が高く、ITOより導電性が高く、耐久性および耐摩耗性にも優れた、Mo、Mo合金、Al、Al合金、AuまたはAu合金などの金属材料を好ましく用いることができる。
〈評価方法〉
(1)白曇り評価
ガラスに照度6000lxの光を照射し、角度を変えて反射光の散乱を目視で確認することにより、以下のように評価した。
白曇り 1:3000lxの光でも、白くみえる場合
白曇り 2:6000lxの光で、容易に散乱光が確認できる場合
白曇り 2.5:6000lxの光で、僅かに散乱光が確認できる場合
白曇り 3:6000lxの光でも、散乱光が確認できない場合
(2)算術平均粗さRa
ガラスの算術平均粗さRaは、JISB0601(2001年)に準拠して測定した。
(3)最大谷深さRv
ガラスの最大谷深さRvは、JISB0601(2001年)に準拠して測定した。
[実施例1]
〔比較例1−1〕
(ガラスの調製)
フロート法により成形した後に切断して得た縦50mm×横50mm×厚さ0.71mmの平板ガラスを用いた。使用した平板ガラスの組成は、酸化物基準のモル%表示で、SiO 64%、Al 8%、MgO 11%、CaO 0.1%、SrO 0.1%、NaO 13%、KO 4%、ZrO 0.5%であった。
(化学強化工程)
平板ガラスを、KNO溶融塩に浸漬し、イオン交換処理した後、室温付近まで冷却することにより化学強化した。このとき、KNO溶融塩の温度は405℃とし、浸漬時間は1.5時間とした。得られた化学強化ガラスは水洗いした。
(加工工程)
得られた化学強化ガラスを3.4質量%のシュウ酸で50℃にて5分間処理した後、4質量%の水酸化カリウムで50℃にて2分間処理し、得られたガラスを評価した。
〔比較例1−2〕
化学強化工程の前に、下記切面洗浄工程を行った以外は、比較例1と同様に行った。
(切面洗浄工程)
平板ガラスの切面を、40℃のアルカリ性洗剤溶液(3質量%)に浸漬することにより2回洗浄し、化学強化工程に供した。
〔実施例1−1〕
化学強化工程の前に、下記洗浄工程を行った以外は、比較例1と同様に行った。
(洗浄工程)
平板ガラスを、40℃のHCl溶液(17質量%、5規定)に30秒間浸漬することにより洗浄し、化学強化工程に供した。
得られたガラスの加工処理した面を評価した結果を図7に示す。図7における画像は、原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope;AFM)によりボトム面を撮影した画像(50μm×25μm)である。
図7に示すように、化学強化工程の前に酸性溶液により洗浄する洗浄工程の後に加工工程を行った実施例1−1は、該洗浄工程を行っていない比較例1−1および1−2と比較して、RaおよびRvの値が低減されており、ガラス表面上の凹部の発生が抑制され、白曇りが抑制されていることがわかった。
[実施例2]
〔比較例2−1〕
(ガラスの調製)
フロート法により成形した後に切断して得た縦50mm×横50mm×厚さ0.56mmの平板ガラスを用いた。使用した平板ガラスの組成は、酸化物基準のモル%表示で、SiO 64%、Al 8%、MgO 11%、CaO 0.1%、SrO 0.1%、NaO 13%、KO 4%、ZrO 0.5%であった。
(化学強化工程)
平板ガラスを、KNO溶融塩に浸漬し、イオン交換処理した後、室温付近まで冷却することにより化学強化した。このとき、KNO溶融塩の温度は405℃とし、浸漬時間は1.5時間とした。得られた化学強化ガラスは水洗いした。
(加工工程)
得られた化学強化ガラスを0.6質量%のフッ化水素で50℃にて5分間処理し、得られたガラスを評価した。
〔比較例2−2〕
化学強化工程の前に、下記切面洗浄工程を行った以外は、比較例2−1と同様に行った。
(切面洗浄工程)
平板ガラスの切面を、40℃のアルカリ性洗剤溶液(3質量%)に浸漬することにより2回洗浄し、化学強化工程に供した。
〔実施例2−1〕
化学強化工程の前に、下記洗浄工程を行った以外は、比較例2−1と同様に行った。
(洗浄工程)
平板ガラスを、40℃のHCl溶液(17質量%、5規定)に30秒間浸漬することにより洗浄し、化学強化工程に供した。
得られたガラスの加工処理した面を評価した結果を図8に示す。図8における画像は、AFMによりボトム面を撮影した画像(50μm×25μm)である。
図8に示すように、化学強化工程の前に酸性溶液により洗浄する洗浄工程の後に加工工程を行った実施例2−1は、該洗浄工程を行っていない比較例2−1および2−2と比較して、RaおよびRvの値が低減されており、ガラス表面上の凹部の発生が抑制され、白曇りの程度が低減されていることがわかった。
[実施例3]
〔比較例3−1〕
使用した平板ガラスの採板日を変えた以外は、比較例1−1と同様に行った。
〔実施例3−1〜3−9〕
化学強化工程の前に、下記洗浄工程を行った以外は、比較例3−1と同様に行った。
(洗浄工程)
平板ガラスを、35℃または40℃の4.1N、5.0Nまたは7.1N HCl溶液(14質量%、17質量%または23質量%)に30秒間、60秒間または5分間浸漬することにより洗浄し、化学強化工程に供した。
得られたガラスの加工処理した面を評価した結果を図9に示す。図9における画像は、AFMによりボトム面を撮影した画像(50μm×25μm)である。
図9に示すように、化学強化工程の前に酸性溶液により洗浄する洗浄工程の後に加工工程を行った実施例3−1〜3−9は、該洗浄工程を行っていない比較例3−1と比較して、RaおよびRvの値が低減されており、ガラス表面上の凹部の発生が抑制され、白曇りが抑制されていることがわかった。また、洗浄工程における洗浄時間が長いと白曇り改善効果が低減する場合もあることから、洗浄時間は、30〜60秒間とすることが特に好ましいことがわかった。
本発明を特定の態様を用いて詳細に説明したが、本発明の意図と範囲を離れることなく様々な変更および変形が可能であることは、当業者にとって明らかである。なお本出願は、2013年3月26日付で出願された日本特許出願(特願2013−064705)に基づいており、その全体が引用により援用される。
10 タッチセンサ付化学強化ガラス
11 タッチセンサ
20 化学強化ガラス

Claims (13)

  1. ガラスに硫酸塩を付着させる工程、ガラスを化学強化する化学強化工程、ガラスの少なくとも片面に機能膜を形成し、該機能膜を少なくとも酸処理してガラスを部分的に露出させる加工工程を順次含むガラス製品の製造方法であって、該加工工程より前に、ガラス表面に付着した硫酸塩を酸性溶液で洗浄する洗浄工程を含むガラス製品の製造方法。
  2. 前記化学強化工程の前に前記洗浄工程を含む請求項1に記載のガラス製品の製造方法。
  3. 前記酸性溶液のpHが−1〜1である請求項1または2に記載のガラス製品の製造方法。
  4. 前記酸性溶液中のプロトンの体積モル濃度が3〜7.5mol/Lである請求項3に記載のガラス製品の製造方法。
  5. 前記酸性溶液が、硝酸、硫酸、塩酸、およびホウ酸からなる群から選定される少なくとも1つの酸を酸性溶液全量に対して7〜30質量%含む請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
  6. 前記洗浄工程の洗浄温度が30〜60℃である請求項1〜5のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
  7. 前記硫酸塩が、硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム水和物、亜硫酸ナトリウムおよび二硫酸ナトリウムからなる群から選定されるいずれか1以上の組合せである請求項1〜6のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
  8. 前記加工工程において前記機能膜をフォトリソグラフィ処理する請求項1〜7のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
  9. 前記硫酸塩を付着させるガラスがフロート法で製造されたガラスである請求項1〜8のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
  10. 前記硫酸塩を付着させるガラスがアルミノシリケートガラスまたはソーダライムガラスである請求項1〜9のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
  11. 前記ガラス製品のガラス表面の最大谷深さRvが0.5nm以上でかつ5.0nm未満である請求項1〜10のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
  12. 前記ガラス製品がタッチセンサ一体型カバーガラスである請求項1〜11のいずれか1項に記載のガラス製品の製造方法。
  13. ガラス表面の最大谷深さRvが0.5nm以上でかつ5.0nm未満であるガラス製品。
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