JPWO2014155873A1 - 積層型コイル部品および整合回路 - Google Patents

積層型コイル部品および整合回路 Download PDF

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Abstract

第1コイル導体パターン(11a,11b,11c)は、第1方向(例えば紙面奥行き方向)に磁束を生じさせる1つのコイル開口を形成する。第2コイル導体パターン(12a,12b,12c)は、第1方向に磁束を生じさせる第1コイル開口と第2方向(紙面手前方向)に磁束を生じさせる第2コイル開口とを形成する。また、第1コイル開口および第2コイル開口の面積の差によって、第1コイル導体パターンによるコイルと第2コイル導体パターンによるコイルとの結合度を定める。これにより、コイル間の不要結合を抑制しつつ複数のコイルを近接配置する。

Description

本発明は、導体パターンが形成された複数の絶縁層が積層されて構成される積層型コイル部品およびそれを備えた整合回路に関するものである。
最近の電子機器の小型化/高集積化に伴い、内蔵する複数の部品を近接状態で実装する必要が生じる。しかし近接状態での実装に伴って、隣接する部品間の不要結合による特性の劣化が問題となる。
複数のコイル(インダクタ)を近接配置せざるを得ない場合、そのコイルの開口面同士が対向しないように配置する、などの工夫が必要になる。また、コイルの開口面同士が近接してしまう場合(複数のコイルの巻回軸を同じ向きに積層した構造の場合)でも、インダクタ同士の不要結合を軽減するために、例えば特許文献1では、各コイル導体パターンの層間にグランド導体層を挿入する構造が提案されている。
特開平11−16738号公報
特許文献1に示されているように、各コイル導体パターンの層間にグランド導体層を挿入する構造では、コイルと導体層とが不要結合しやすく、この不要結合によってコイルのQ値が劣化する。そのため、コイル導体パターンとグランド導体層との間には依然として大きなスペースが必要となる。
本発明の目的は、コイル間の不要結合を抑制しつつ複数のコイルを近接配置した積層型コイル部品およびそれを備えた整合回路を提供することにある。
(1)本発明の積層型コイル部品は、導体パターンが形成された複数の絶縁層が積層されて、導体パターンにより複数のコイルが構成され、前記導体パターンは第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンを含み、第1コイル導体パターンは、第1方向に磁束を生じさせるコイル開口を形成し、第2コイル導体パターンは、第1方向に磁束を生じさせる第1コイル開口と、第1方向とは逆方向の第2方向に磁束を生じさせる第2コイル開口とを形成し、第1コイル導体パターンのコイル開口は、平面視状態で、第2コイル導体パターンの第1コイル開口および第2コイル開口を含む複数のコイル開口と重なることを特徴とする。
上記構成により、第1コイル導体パターンによるコイルおよび第2コイル導体パターンによるコイルに磁束が貫いても両コイルは結合しない状態または比較的弱い結合状態になる。そのため、第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンの層間距離を近づけることができ、限られたスペースに複数のコイルを配置できる。
(2)前記第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンの外形は、平面視状態で重なっていることが好ましい。この構成により、第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンは共に、限られたスペースに開口径の大きなコイルを構成できる。すなわち、結合を抑制するために小径のコイルを形成する必要がなく、少ないターン数で必要なインダクタンスを有するコイルを構成できる。
(3)上記(1)または(2)において、目的に応じて、前記第1コイル開口および第2コイル開口のうち、平面視状態で前記第1コイル導体パターンのコイル開口が重なる領域内の前記第1コイル開口の総面積と前記第2コイル開口の総面積とは等しい。これにより、第1コイル導体パターンによるコイルと第2コイル導体パターンによるコイルとは実質上結合しない状態になる。
(4)上記(1)または(2)において、目的に応じて、前記第1コイル開口および第2コイル開口のうち、平面視状態で前記第1コイル導体パターンのコイル開口が重なる領域内の前記第1コイル開口の総面積と前記第2コイル開口の総面積とは異なる。これにより、第1コイル導体パターンによるコイルと第2コイル導体パターンによるコイルとは所定の弱い結合状態になる。
(5)前記第1コイル導体パターンまたは前記第2コイル導体パターンの少なくとも一方は、複数の絶縁層に亘って形成されていることが好ましい。この構成により、限られた占有面積に必要な大きなインダクタンスを有するコイルを構成できる。
(6)前記第1コイル導体パターンまたは前記第2コイル導体パターンのうちの一方は、例えば互いに結合する2つのコイルによるトランスを構成し、他方は、前記トランスの1次側または2次側に接続されるインダクタを構成する。この構成により、インダクタを含む例えばフィルタと、トランス型のインピーダンス変換回路とを備えたコイル部品を構成できる。
(7)前記第1コイル導体パターンまたは前記第2コイル導体パターンのうち一方は、例えば互いに結合する複数のコイルを構成し、これらの複数のコイルは他方のコイル導体パターンを層方向に挟む位置に形成されている外側コイル導体パターンである。この構成により、外側コイル導体パターンで、互いに弱く結合するインダクタを構成できる。
(8)本発明の整合回路は、上記(7)に記載の積層型コイル部品を備え、インダクタ同士が結合する2つのLC並列共振回路を含む帯域通過フィルタと、互いに結合する2つのインダクタで構成されるトランス型インピーダンス変換回路とを備え、前記2つのLC並列共振回路のインダクタは前記外側コイル導体パターンで構成され、前記トランス型インピーダンス変換回路のインダクタは前記外側コイル導体パターンで挟まれるコイル導体パターンで構成される。
上記構成により、帯域通過フィルタと、トランス型のインピーダンス変換回路とを備えた小型の整合回路を構成できる。
本発明によれば、第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンの層間距離が近いながらも、第1コイル導体パターンによるコイルと第2コイル導体パターンによるコイルとは結合しない状態または比較的弱い結合状態にできる。そのため、第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンの層間距離を近づけることができ、限られたスペースに複数のコイルを配置できる。また、層間距離が短くても、第1コイル導体パターンによるコイルと第2コイル導体パターンによるコイルとの結合度を精度良く定めることができる。
図1は第1の実施形態に係る積層型コイル部品101の主要部の分解斜視図である。 図2は積層型コイル部品101の各絶縁層の平面図である。 図3(A)は第1コイル導体パターン11a,11b,11cを重ねて表した図、図3(B)は第2コイル導体パターン12a,12b,12cを重ねて表した図である。 図4は積層型コイル部品101の断面図である。 図5は積層型コイル部品101の回路図である。 図6は第2の実施形態に係る整合回路201の主要部の分解斜視図である。 図7は整合回路201の各絶縁層の平面図である。 図8は整合回路201の回路図である。 図9は第3の実施形態に係る整合回路202の主要部の分解斜視図である。 図10は整合回路202の各絶縁層の平面図である。 図11(A)は整合回路202の第1コイル導体パターン11a,11b,11cを重ねて表した図、図11(B)はその第2コイル導体パターン12a,12b,12cを重ねて表した図である。 図12は整合回路202のコイル導体パターン形成層部分の断面図である。 図13は整合回路202の回路図である。 図14は第4の実施形態に係る整合回路203の各絶縁層の平面図である。 図15は整合回路203の回路図である。 図16(A)、図16(B)、図16(C)は、第5の実施形態に係る積層型コイル部品の第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンの平面図である。 図17(A)、図17(B)は、第5の実施形態に係る積層型コイル部品の第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンの平面図である。 図18(A)、図18(B)は、第5の実施形態に係る積層型コイル部品の第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンの平面図である。 図19は、第5の実施形態に係る積層型コイル部品の第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンの平面図である。
以降、幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための形態を示す。各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせによって更なる他の実施形態とし得ることは言うまでもない。
《第1の実施形態》
図1は第1の実施形態に係る積層型コイル部品101の主要部の分解斜視図である。
積層型コイル部品101は、導体パターンが形成された絶縁層10a〜10fが積層され、導体パターンにより複数のコイルが構成されたものである。その導体パターンは第1コイル導体パターン11a,11b,11cおよび第2コイル導体パターン12a,12b,12cを含む。すなわち、絶縁層10a,10b,10cに第1コイル導体パターン11a,11b,11cが形成されていて、絶縁層10d,10e,10fに第2コイル導体パターン12a,12b,12cが形成されている。各導体パターンの所定箇所はビア導体(不図示)を介して層間接続されている。この積層型コイル部品の外部端子は積層体の端面または下面に形成されるが、図1においては図示を省略している。
第1コイル導体パターン11aの第1端は端子P1に接続されている。第1コイル導体パターン11aの第2端は第1コイル導体パターン11bの第1端に接続されていて、第1コイル導体パターン11bの第2端は第1コイル導体パターン11cの第1端に接続されている。第1コイル導体パターン11cの第2端は端子P2に接続されている。
第2コイル導体パターン12aの第1端は端子P4に接続されている。第2コイル導体パターン12aの第2端は第2コイル導体パターン12bの第1端に接続されていて、第2コイル導体パターン12bの第2端は第2コイル導体パターン12cの第1端に接続されている。第2コイル導体パターン12cの第2端は端子P3に接続されている。
図2は積層型コイル部品101の各絶縁層の平面図である。図2には、各コイル導体パターンに流れる電流の向きとコイル開口を通る磁束の向きの例を示している。図3(A)は第1コイル導体パターン11a,11b,11cを重ねて表した図、図3(B)は第2コイル導体パターン12a,12b,12cを重ねて表した図である。図4は積層型コイル部品101の断面図である。
図2に矢印で示すように、各コイル導体パターンに電流が流れ、それによって同図中にクロス記号およびドット記号で示すような向きの磁束が生じる。このように電流の向きを矢印で表し、磁束の向きをクロス記号およびドット記号で表すことは、以降に示す別の図についても同様である。
図3(A)、図3(B)に示すように、第1コイル導体パターン11a,11b,11cは、第1方向(例えば紙面奥行き方向)に磁束を生じさせる1つのコイル開口CA1を形成する。第2コイル導体パターン12a,12b,12cは、第1方向(紙面奥行き方向)に磁束を生じさせる第1コイル開口CA21と第2方向(紙面手前方向)に磁束を生じさせる第2コイル開口CA22とを形成する。第1コイル開口CA21および第2コイル開口CA22の面積は等しい。
第1コイル導体パターン11a,11b,11cのコイル開口CA1は、平面視状態で、第2コイル導体パターン12a,12b,12cの第1コイル開口CA21および第2コイル開口CA22と重なる。
図4に示すように、第1コイル導体パターン11a,11b,11cは、第1方向に磁束φ1を生じさせ、第2コイル導体パターン12a,12b,12cは、第1方向に磁束φ21および第2方向に磁束φ22をそれぞれ生じさせる。
上記構成により、第2コイル導体パターン12a,12b,12cによるコイル開口CA22を通る磁束φ22は、第1コイル導体パターン11a,11b,11cによるコイル開口CA1を通る磁束φ1を強め合う(インダクタンスが増大する)方向に作用し、コイル開口CA21を通る磁束φ21は、コイル開口CA1を通る磁束φ1を弱め合う(インダクタンスが減少する)方向に作用する。
図5は積層型コイル部品101の回路図である。端子P1−P2間に第1インダクタL1が接続されていて、端子P3−P4間に第2インダクタL2が接続されている。第2インダクタL2は直列接続されたインダクタL21,L22で構成されている。ここで、インダクタL1は第1コイル導体パターン11a,11b,11cにより構成されるインダクタ、インダクタL2は第2コイル導体パターン12a,12b,12cにより構成されるインダクタである。インダクタL21,L22は、第2コイル導体パターン12a,12b,12cのうち、コイル開口CA21,CA22を形成する部分でそれぞれ構成される。このように、インダクタL1とインダクタL22とは同極性で結合し、インダクタL1とインダクタL21とは逆極性で結合する。
このように、第1コイル導体パターン11a,11b,11cによるコイル開口CA1をおよび第2コイル導体パターン12a,12b,12cによるコイル開口CA21,CA22に磁束が貫いても、両コイルは等価的には結合しない状態となる。そのため、第1コイル導体パターン11a,11b,11cおよび第2コイル導体パターン12a,12b,12cの層間距離を近づけても、不要な結合が生じないので、限られたスペースに2つのコイルを配置できる。
《第2の実施形態》
図6は第2の実施形態に係る整合回路201の主要部の分解斜視図である。図7は整合回路201の各絶縁層の平面図である。
整合回路201は、導体パターンが形成された絶縁層10a〜10lが積層され、導体パターンにより複数のコイルが構成されたものである。その導体パターンは第1コイル導体パターン11a〜11dおよび第2コイル導体パターン12a〜12cを含む。各導体パターンの所定箇所はビア導体(不図示)を介して層間接続されている。絶縁層10a〜10dには第1コイル導体パターン11a〜11dが形成されている。絶縁層10e〜10gには第2コイル導体パターン12a〜12cが形成されている。絶縁層10h〜10jにはキャパシタ電極21〜23が形成されている。絶縁層10kにはグランド電極24が形成されている。最下層の絶縁層10lには入出力端子31,32、グランド端子33,34が形成されている。
図8は整合回路201の回路図である。インダクタL1はコイル導体パターン11b,11cで構成されていて、インダクタL2はコイル導体パターン11a,11dで構成されている。インダクタL3はコイル導体パターン12a,12b,12cで構成されている。キャパシタC1はキャパシタ電極23およびグランド電極24で構成されていて、キャパシタC2はキャパシタ電極21,22,23で構成されている。
図8において、インダクタL1とインダクタL2とはオートトランス(単巻トランス)構造のインピーダンス変換回路を構成している。インダクタL1とL2は相互インダクタンスMで結合する。ここで、インダクタL1,L2のインダクタンスをL1,L2で表し、相互インダクタンスをMで表すと、左から順に、(L1+M)(L2+M)(−M)のインダクタで構成されるT字型等価回路に変換できる。したがって、このトランスによるインピーダンス変換比は{(L1+M)+(L2+M)}:{(L2+M)+(−M)}=(L1+L2+2M):L2である。
図8において、キャパシタC1,C2およびインダクタL3は、不要周波数帯を抑制する帯域阻止フィルタとして作用する。このフィルタのインダクタL3と上記インピーダンス変換用トランスのインダクタL1,L2とは実質的に結合しないので、フィルタとトランスは干渉することなく独立して作用する。
《第3の実施形態》
図9は第3の実施形態に係る整合回路202の主要部の分解斜視図である。図10は整合回路202の各絶縁層の平面図である。図11(A)は整合回路202の第1コイル導体パターン11a,11b,11c,11dを重ねて表した図、図11(B)はその第2コイル導体パターン12a,12b,12cを重ねて表した図である。図12は整合回路202のコイル導体パターン形成層部分の断面図である。さらに、図13は整合回路202の回路図である。
第2の実施形態で示した整合回路201と異なるのは、第2コイル導体パターン12a,12b,12cの形状である。図9、図10に表れているように、第2コイル導体パターン12a,12b,12cは、非点対称形である。図11に表れているように、第1コイル導体パターン11a,11b,11c,11dは、第1方向(例えば紙面奥行き方向)に磁束を生じさせる1つのコイル開口CA1を形成する。第2コイル導体パターン12a,12b,12cは、第1方向(紙面奥行き方向)に磁束を生じさせる第1コイル開口CA21と第2方向(紙面手前方向)に磁束を生じさせる第2コイル開口CA22とを形成する。第2コイル導体パターン12a,12b,12cは非点対称形であるので、第1コイル開口CA21および第2コイル開口CA22の面積は異なる。第1コイル導体パターン11a,11b,11c,11dのコイル開口CA1は、平面視状態で、第2コイル導体パターン12a,12b,12cの第1コイル開口CA21および第2コイル開口CA22と重なる。
図12に示すように、第1コイル導体パターン11a,11b,11c,11dは、第1方向に磁束φ1を生じさせ、第2コイル導体パターン12a,12b,12cは、第1方向に磁束φ21および第2方向に磁束φ22をそれぞれ生じさせる。第2コイル導体パターン12a,12b,12cによるコイル開口CA22を通る磁束φ22は、第1コイル導体パターン11a,11b,11c,11dによるコイル開口CA1を通る磁束φ1を強め合う(インダクタンスが増大する)方向に作用し、コイル開口CA21を通る磁束φ21は、コイル開口CA1を通る磁束φ1を弱め合う(インダクタンスが減少する)方向に作用する。ここで、磁束φ21が通るコイル開口CA21は、磁束φ22が通るコイル開口CA22より大きいので、この磁束φ21,φ22の強度の差の分だけ、第1コイル導体パターン11a,11b,11c,11dによるコイル(L1,L2)と第2コイル導体パターン12a,12b,12cによるコイル(L3)とは結合する。より正確には、主に、上記コイル開口CA21,CA22の面積の差分と、上記コイル開口CA1の面積との比によって、第1コイル導体パターン11a,11b,11c,11dによるコイル(L1,L2)と第2コイル導体パターン12a,12b,12cによるコイル(L3)との結合係数が定まる。
図13に示した整合回路202において、インダクタL1,L2で構成されるトランスのトランス比によってインピーダンス変換がなされる。また、インダクタL3を含む帯域阻止フィルタは使用周波数帯の2次や3次の高調波成分を除去される。しかし、インダクタL1,L2によるトランスのインダクタL1にインダクタL3が直列接続されることによって、単体のトランスである場合に比べて、トランスのトランス比にずれが生じる。この第3の実施形態によれば、インダクタL3がインダクタ(L1,L2)と弱く結合することで、インダクタL1,L2によるトランスのトランス比を修正することができる。
したがって、第1コイル導体パターン11a〜11dおよび第2コイル導体パターン12a〜12cの層間距離を近づけても、所望の弱い結合を生じさせることができるので、限られたスペースに複数のコイルを備えた整合回路を構成できる。また、層間距離が短くても、インダクタL3とインダクタ(L1,L2)との結合度を精度良く定めることができる。
《第4の実施形態》
図14は第4の実施形態に係る整合回路203の各絶縁層の平面図である。この整合回路203において、絶縁層10d,10e,10fに第1コイル導体パターン11a,11b,11cが形成されていて、絶縁層10c,10gに第2コイル導体パターン12,13が形成されている。また、絶縁層10a,10bにキャパシタ電極21,22、絶縁層10h,10iにキャパシタ電極23およびグランド電極24がそれぞれ形成されている。
第1コイル導体パターン11aの第1端はキャパシタ電極22に接続されていて、第1コイル導体パターン11aの第2端は第1コイル導体パターン11bの第1端に接続されている。第1コイル導体パターン11bの第2端は第1コイル導体パターン11cの第1端に接続されている。そして、第1コイル導体パターン11cの第2端はグランド電極24に接続されている。第2コイル導体パターン12の第1端はキャパシタ電極22に接続されていて、第2コイル導体パターン13の第1端はキャパシタ電極23に接続されている。また、第2コイル導体パターン12,13の第1端はグランド電極24にそれぞれ接続されている。
図15は整合回路203の回路図である。インダクタL1はコイル導体パターン11a,11bで構成されていて、インダクタL2はコイル導体パターン11b,11cで構成されている。インダクタL3はコイル導体パターン12で構成されていて、インダクタL4はコイル導体パターン13で構成されている。キャパシタC1はキャパシタ電極21,22で構成されていて、キャパシタC2はキャパシタ電極23およびグランド電極24で構成されている。
図15において、インダクタL1とインダクタL2とで、オートトランス(単巻トランス)構造のインピーダンス変換回路が構成されている。キャパシタC2およびインダクタL4による並列共振回路と、キャパシタC1およびインダクタL3による並列共振回路とは、インダクタL3とインダクタL4とのトランス結合で結合している。これらのキャパシタC1,C2、インダクタL3,L4によって帯域通過フィルタが構成されている。
第1コイル導体パターン11a,11b,11cは、第1方向に磁束を生じさせるコイル開口を形成し、第2コイル導体パターン12,13は、第1方向に磁束を生じさせる第1コイル開口と第2方向に磁束を生じさせる第2コイル開口とを形成する。そして、第1コイル導体パターンのコイル開口は、平面視状態で、第2コイル導体パターンの第1コイル開口および第2コイル開口を含む複数のコイル開口と重なる。これらの関係は第1〜第3の実施形態で示した関係と同じである。そのため、フィルタのインダクタ(L3,L4)とインピーダンス変換用トランスのインダクタ(L1,L2)とは実質的に結合せず、フィルタとトランスは干渉することなく独立して作用する。
この第4の実施形態では、第2コイル導体パターン12,13は接続されておらず直流的には分離されている。また、第2コイル導体パターン12,13が第1コイル導体パターンを層方向に挟むように配置されている。
この構成により、第1コイル導体と第2コイル導体とが層方向に隣接しているにも拘わらず、第1コイル導体によるインダクタ(L1,L2)と第2コイル導体によるインダクタ(L3,L4)とは殆ど結合せず、しかも層間が離れている第2コイル導体パターン12,13によるインダクタL3,L4は結合する。
また、第2コイル導体パターン12,13の層間隔は比較的大きく配置されているので、インダクタL3−L4間の結合係数を小さめに設定できる。これにより帯域通過フィルタの通過帯域幅を所望の狭い帯域に設定できる。
《第5の実施形態》
第5の実施形態では、第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンの幾つかの例を、図16(A)、図16(B)、図16(C)、図17(A)、図17(B)、図18(A)、図18(B)、図19を参照して示す。いずれの例でも、第1コイル導体パターン11は第1方向に磁束を生じさせる1つのコイル開口を形成し、第2コイル導体パターン12は、第1方向に磁束を生じさせる第1コイル開口と第2方向に磁束を生じさせる第2コイル開口とを形成する。
図16(A)の例では、第2コイル導体パターン12は、第1方向に磁束を生じさせる1つの第1コイル開口と第2方向に磁束を生じさせる2つの第2コイル開口とを形成する。図16(B)の例では、第2コイル導体パターン12は、第1方向に磁束を生じさせる2つの第1コイル開口と第2方向に磁束を生じさせる2つの第2コイル開口とを形成する。図16(C)の例では、第2コイル導体パターン12は、第1方向に磁束を生じさせる2つの第1コイル開口と第2方向に磁束を生じさせる3つの第2コイル開口とを形成する。これらの例に示すように、第2コイル導体パターンは3つ以上のコイル開口を形成するように形成されていてもよい。
図17(A)、図17(B)の例では、第2コイル導体パターン12は、第1方向に磁束を生じさせる第1コイル開口と第2方向に磁束を生じさせる第2コイル開口とを形成する。第2コイル導体パターンが形成するコイル開口は三角形や台形に限らず、図17(A)の例のように、第2コイル導体パターンによる2つのコイル開口は矩形の巴状であってもよい。また、図17(B)の例のように、始点・終点の端部がパターン形成領域の中央寄りの位置にあってもよい。
図18(A)、図18(B)の例でも、第2コイル導体パターン12は、第1方向に磁束を生じさせる第1コイル開口と第2方向に磁束を生じさせる第2コイル開口とを形成する。この例では、第2コイル導体パターン12は縦横に配列されている。
図19の例では、2つの第2コイル導体パターン12A,12Bを備えている。第2コイル導体パターン12A,12Bは、第1方向に磁束を生じさせる第1コイル開口と第2方向に磁束を生じさせる第2コイル開口とを形成する。そのため、第2コイル導体パターン12Aと第1コイル導体パターン11とは実質的に結合せず、第2コイル導体パターン12Bと第1コイル導体パターン11とは実質的に結合しない。
《他の実施形態》
以上に示した各実施形態では、平面視状態で、第1コイル導体パターンのコイル開口が第2コイル導体パターンの第1コイル開口および第2コイル開口の全体に重なった例を示したが、第1コイル導体パターンのコイル開口は、平面視状態で、第2コイル導体パターンの第1コイル開口および第2コイル開口の全体に重なっていなくてもよく、第2コイル導体パターンの第1コイル開口および第2コイル開口を含む複数のコイル開口と重なっていればよい。
また、第1コイル導体パターンは単一のコイル開口を形成するものに限らず、複数のコイル開口を形成してもよい。その場合には、第1コイル導体パターンの各コイル開口または一つのコイル開口が第2コイル導体パターンの第1コイル開口および第2コイル開口の全体に重なっていればよい。
CA1…コイル開口
CA21…第1コイル開口
CA22…第2コイル開口
L1,L2…インダクタ
L21,L22…インダクタ
L3,L4…インダクタ
M…相互インダクタンス
P1〜P4…端子
10a〜10l…絶縁層
11…第1コイル導体パターン
11a〜11d…コイル導体パターン
12,13…第2コイル導体パターン
12a〜12c…コイル導体パターン
12A,12B…コイル導体パターン
21,22,23…キャパシタ電極
24…グランド電極
31,32…入出力端子
33,34…グランド端子
101…積層型コイル部品
201,202,203…整合回路

Claims (8)

  1. 導体パターンが形成された複数の絶縁層が積層されて、前記導体パターンにより複数のコイルが構成された積層型コイル部品において、
    前記導体パターンは第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンを含み、
    前記第1コイル導体パターンは、第1方向に磁束を生じさせるコイル開口を形成し、
    前記第2コイル導体パターンは、前記第1方向に磁束を生じさせる第1コイル開口と、前記第1方向とは逆方向の第2方向に磁束を生じさせる第2コイル開口とを形成し、
    前記第1コイル導体パターンのコイル開口は、平面視状態で、前記第2コイル導体パターンの第1コイル開口および第2コイル開口を含む複数のコイル開口と重なることを特徴とする、積層型コイル部品。
  2. 前記第1コイル導体パターンおよび第2コイル導体パターンの外形は、平面視状態で重なっている、請求項1に記載の積層型コイル部品。
  3. 前記第1コイル開口および第2コイル開口のうち、平面視状態で前記第1コイル導体パターンのコイル開口が重なる領域内の前記第1コイル開口の総面積と前記第2コイル開口の総面積とは等しい、請求項1または2に記載の積層型コイル部品。
  4. 前記第1コイル開口および第2コイル開口のうち、平面視状態で前記第1コイル導体パターンのコイル開口が重なる領域内の前記第1コイル開口の総面積と前記第2コイル開口の総面積とは異なる、請求項1または2に記載の積層型コイル部品。
  5. 前記第1コイル導体パターンまたは前記第2コイル導体パターンの少なくとも一方は、複数の絶縁層に亘って形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載の積層型コイル部品。
  6. 前記第1コイル導体パターンまたは前記第2コイル導体パターンのうちの一方は、互いに結合する2つのコイルによるトランスを構成し、他方は、前記トランスの1次側または2次側に接続されるインダクタを構成する、請求項1〜5のいずれかに記載の積層型コイル部品。
  7. 前記第1コイル導体パターンまたは前記第2コイル導体パターンのうち一方は、互いに結合する複数のコイルを構成し、これらの複数のコイルは他方のコイル導体パターンを層方向に挟む位置に形成されている外側コイル導体パターンである、請求項1〜6のいずれかに記載の積層型コイル部品。
  8. 請求項7に記載の積層型コイル部品を備えた整合回路であって、
    インダクタ同士が結合する2つのLC並列共振回路を含む帯域通過フィルタと、互いに結合する2つのインダクタで構成されるトランス型インピーダンス変換回路とを備え、
    前記2つのLC並列共振回路のインダクタは前記外側コイル導体パターンで構成され、前記トランス型インピーダンス変換回路のインダクタは前記外側コイル導体パターンで挟まれるコイル導体パターンで構成された、整合回路。
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