JPWO2014133143A1 - 直動案内装置 - Google Patents

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Abstract

直動案内装置は、案内レールと、該案内レール上を滑走可能に跨架されたスライダ本体(3)と、該スライダ本体(3)と案内レールとの間を転動する転動体と、スライダ本体(3)内に形成され転動体を循環させる戻り路(18a、18b)と、を有する。スライダ本体(3)の長手方向と略平行な各側面に、一部又は全部が透明素材で形成された潤滑剤容器(6a)を備え、誘導部材(21a、21b)が毛細管現象によってそれぞれの潤滑剤容器(6a)から戻り路(18a、18b)内へ潤滑剤を誘導するように構成することにより、潤滑剤の管理が容易である。

Description

本発明は、潤滑剤供給機構を備えた直動案内装置に関する。
従来、搬送装置や半導体製造装置等において直線的に運動する物体を低摩擦で支持する装置として、直動案内装置が知られている。直動案内装置は、例えば、案内レールと、その案内レールを跨いで案内レールの長手方向に相対移動可能を跨嵌したスライダとからなり、そのスライダは、スライダ本体と、スライダの滑走時に先頭又は後尾となる両端部にエンドキャップとを備えており、多数の転動体が、スライダ内を循環しながら案内レールとスライダ本体との間の転動路を転動することにより、案内レールとスライダとの滑らかな相対移動を実現する。
このような直動案内装置において、転動体を循環させる戻り路に潤滑剤を供給する機構として、スライダ内に潤滑剤が蓄えられた多孔質部材からなる油タンクを有し、該油タンクから誘導部材を用いて転動体に潤滑剤を供給する直動案内装置がある(例えば、特開2006−266357号参照)。
また、スライダの滑走時に先頭又は後尾となる両端部で転動体の方向転換を行う方向転換路を形成したエンドキャップ内に潤滑剤含浸の貯油板を収容し、貯油板と一体の突出部を通じて方向転換路内の転動体、即ち、ローラに潤滑剤を供給する直動案内装置がある(特開2012−154438号公報参照)。
さらに、スライダの滑走時に先頭又は後尾となる両端部のいずれかに設けられ、案内レールに潤滑剤を塗布する塗布体と潤滑剤を貯留する潤滑剤収容体を備え、スライダの進行方向に応じて潤滑剤収容体を案内レールに近接させ、塗布体によって転動路に潤滑剤を供給する直動案内装置がある(特開2013−2602号公報参照)。
加えて、上下二段に配置された転動路の間に潤滑剤を含有した潤滑部材を配置し、潤滑部材に形成された凸部を転動路に形成した孔に挿入し、転動体に接触させることで、転動体に潤滑剤を供給する直動案内装置がある(特開平11−280763号公報の第3実施形態参照)。
しかしながら、従来の直動案内装置においては、内部に蓄えられた潤滑剤の状態を把握するのが困難であり、また、蓄えられる潤滑剤の量が少なく頻繁に潤滑剤を注入しなければならないといった問題がある。
このような問題に鑑みて、本発明は、潤滑剤の管理が容易な直動案内装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では、案内レールと、
該案内レール上を滑走可能に跨架されたスライダ本体と、
該スライダ本体と前記案内レールとの間を転動する転動体と、
前記スライダ本体内に形成され前記転動体を循環させる戻り路と、を有する直動案内装置において、
前記スライダ本体の長手方向と略平行な各側面に、一部又は全部が透明素材で形成された複数の潤滑剤容器を備え、
誘導部材が毛細管現象によってそれぞれの前記潤滑剤容器から前記戻り路へ潤滑剤を誘導することを特徴とする直動案内装置を提供する。
好ましくは、前記スライダ本体側の前記潤滑剤容器の各側面から突出した誘導管が、前記スライダ本体表面から前記戻り路まで延びる供給路内に挿入されており、
前記誘導部材は前記誘導管内から前記潤滑剤容器内へ連続して延びている。
また、好ましくは、前記スライダ本体側の前記潤滑剤容器の各側面から突出した誘導管が、前記スライダ本体表面から前記戻り路まで延びる供給路内に挿入されており、
前記誘導部材は前記潤滑剤容器内から前記誘導管内にわたって充填されている。
また、好ましくは、前記誘導管及び前記誘導部材の端面が前記戻り路内に配置されている。
また、好ましくは、前記誘導部材は不織布から成る。
本発明によれば、潤滑剤の管理が容易な直動案内装置を提供することことができる。
図1は、本願の第1実施形態に係る直動案内装置を示す斜視図である。 図2A、図2B、及び図2Cは、本願の第1実施形態に係る直動案内装置の平面図及び側面図である。図2Aは平面図、図2Bは図2Aを下側から見た側面図、図2Cは図2Bを図面に向かって右側から見た側面図である。 図3A、図3B、図3C、及び図3Dは、本願の第1実施形態に係る直動案内装置の潤滑剤容器を示す図である。図3Aは平面図、図3Bはスライダ本体側から見た側面図、図3Cは図3Bを図面に向かって右側から見た側面図、図3Dはの裏側の側面図である。 図4は、本願の第1実施形態に係る潤滑剤容器の図3Aに示す4−4切断面における拡大断面図である。 図5A、図5B、図5C、及び図5Dは、本願の第1実施形態に係る直動案内装置のスライダ本体、エンドキャップ、及びサイドシールを示す側面図である。図5Aはスライダ本体の長手方向に対して垂直な面の側面図、図5Bは図5Aを図面に向かって右側から見た側面図、図5Cはエンドキャップをスライダ本体とは反対側から見た側面図、図5Dはサイドシールをスライダ本体とは反対側から見た側面図である。 図6A、図6B、図6C、図6D、及び図6Eは、本願の第1実施形態に係る直動案内装置のスライダ本体にエンドキャップ、サイドシール、及び潤滑剤容器を取り付ける手順を示す図である。図6Aはスライダ本体にエンドキャップとサイドシールを組み合わせた状態を示す側面図、図6Bはさらに潤滑剤容器をスライダに嵌設したことを示す平面図、図6Cは図6Bを図面に向かって右側から見た側面図、図6Dは潤滑剤容器をスライダ本体に螺設した状態を示す平面図、図6Eは図6Dを図面に向かって右側から見た側面図である。 図7A、及び図7Bは、本願の第2実施形態に係る直動案内装置の潤滑剤容器周辺を示す断面図である。図7Aは第1実施形態の図4に相当する図であり、図7Bは転動体と誘導部材との接触部を示す図である。 図8は、本願の第3実施形態に係る直動案内装置の潤滑剤容器周辺を示す断面図である。第1実施形態の図4に相当する。 図9A、図9Bは、本願の第1実施形態及び第2実施形態に係る直動案内装置の変形例を示す断面図である。図9Aが第1実施形態の変形例、図9Bが第2実施形態の変形例を示す。
(第1実施形態)
本願の第1実施形態に係る直動案内装置1を図1ないし図6Eを参照しつつ説明する。図1は、本願の第1実施形態に係る直動案内装置装置1を示す斜視図である。また、図2A、図2B、及び図2Cは、本願の第1実施形態に係る直動案内装置1の平面図及び側面図である。図2Aは平面図、図2Bは図2Aの下側から見た側面図、図2Cは図2Bを図面に向かって右側から見た側面図である。
図1ないし図2Cに示すように、本第1実施形態に係る直動案内装置1は、主として、案内レール2と、案内レール2を跨いで案内レール2の長手方向に相対移動可能に跨嵌したスライダ本体3と、スライダ本体3の長手方向と垂直な面に取り付けられたエンドキャップ4a、4bと、エンドキャップ4a、4bを挟んでスライダ本体3に取り付けられたサイドシール5a、5bと、スライダ本体3の長手方向と略平行な側面に配置された潤滑剤容器6a、6bとから構成されている。
案内レール2は金属製で、細長い略四角柱状をしており、上下方向に貫通したレール取付け穴9が複数形成されている。レール取付け穴9は、案内レール2をテーブル等に固定する際に用いられる。案内レール2には、断面が略円弧状をしており、長手方向に延びる上部転動溝7a、7b及び側部転動溝8a、8bが形成されている。側部転動溝8a、8bの底部には逃げ溝が形成されている。
スライダ本体3は、略逆U字型をした金属製の部材であり、案内レール2を跨嵌されており、案内レール2の側面に対向する面には、上記の上部転動溝7a、側部転動溝8a、上部転動溝7b、及び側部転動溝8bにそれぞれ対向する転動溝19a、19b、19c、19dが形成されており、対向する溝の間には、それぞれ不図示の転動体が転動可能に複数介在している。また、スライダ本体3の内部には、転動体を循環させる戻り路18a、18b、18c、18dが形成されている。転動体としては、金属製のボールを用いることができる。なお、図1において、転動溝19a、19b、19c、19d、及び、戻り路18a、18b、18c、18dは、図示されていない。
転動溝19aないし19dを転動する転動体は、各転動溝19aないし19dの端部まで転動すると、エンドキャップ4a、4b内に形成された不図示の方向転換路を通り、方向転換して、上記戻り路18aないし18dを通って、各転動溝19a、19dの反対側の端部に戻るように構成されている。エンドキャップ4a、4bは樹脂又は金属、セラミックスから形成されている。樹脂としては、ポリアセタール、ポリフェニレンサルフェイド、ナイロン、金属としては、SUS440、SUS316、SUS316L、セラミックスとしては、窒化ケイ素、アルミナ、部分安定化ジルコニアを用いることができる。
サイドシール5a、5bは、弾性体からなり、スライダ本体3と案内レール2との間に異物が侵入するのを防ぐものである。サイドシール5a、5bには注入用貫通孔10aが形成されており、注入用貫通孔10a、10bを通してエンドキャップ4a、4bに設けられた注入口25から潤滑剤を注入することができる。なお、図2において、注入口25は図示されていない。
潤滑剤としては、カルシウム石けんグリース、リチウム石けんグリース、アルミニウムコンプレックスグリース、リチウムコンプレックスグリース、ウレアグリース、ベントナイトグリース、鉱油、ジエステル油、多価エステル油、シリコーン油、フッ素油、合成炭化油などを用いることができる。容器としては、潤滑油の場合はタンク、グリースの場合はリザーバを用いることができる。
潤滑剤容器6a、6bは、内部に潤滑剤を溜めておき、上記戻り路及び戻り路を通過する転動体に潤滑剤を供給する。図3A、図3B、図3C、及び図3Dは、本第1実施形態に係る直動案内装置の潤滑剤容器6aを示す図である。図3Aは平面図、図3Bはスライダ本体側から見た側面図、図3Cは図3Bを図面に向かって右側から見た側面図、図3Dは図3Bに示す側面の裏側の側面図である。
潤滑剤容器6aは、潤滑剤に対して耐性のある材料から形成されている。潤滑剤容器6aは、長方形状の上部板材11aと、該上部板材11aと同形状の下部板材11bと、進行方向の前後に配置され、スライダ本体3への取付に用いられる前後部板材12a、12bと、スライダ本体3側に配置されるスライダ本体側板材13と、スライダ本体3側とは反対側の面を構成する長方形状の側部板材14とから構成されており、略直方体の箱状に形成されている。各板材の接触部にはエポキシ樹脂製の接着剤などの油漏れ防止剤が塗布されている。上部板材11a、下部板材11b、前後部板材12a、12b、スライダ本体側板材13、側部板材14は透明な材料から形成されており、潤滑剤容器6aの外部から内部が視認できるように構成されている。したがって、使用者は、潤滑剤容器6a内の潤滑剤の残量や潤滑剤の劣化具合を容易に把握できる。
潤滑剤容器6aの材料としては、高分子材料を用いる。高分子材料としては、PIB(ポリイソブチレン)、PA(ポリアミド)、POM(ポリアセタール)、PMMA(メタクリル)、PC(ポリカーボネート)、PTFE(フッ素)、CA(酢酸セルロース)、CP(塩素化ポリエーテル)、PF(フェノール)、UF(ユリア)、MF(メラミン)、FF(フラン),XR(キシレン)、EP(エポキシ)、ERP(不飽和ポリエステル)、DAP(ジアリルフタレート)、PVC(塩化ビニル樹脂)、PVdC(塩化ビニリデン)、PVA(ポリビニルアルコール)、PVAc(ポリ酢酸ビニル)、PS(ポリスチレン)、ABS、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、などを用いることができる。材料としては、耐薬品性の良い材料が好ましいため、ポリオレフィン系の樹脂であるPE、PPが良い。潤滑剤容器と誘導部材の組合せは同種の材料の組合せが良い。
スライダ本体側板材13の長手方向の中央には、上下に並んで、スライダ本体側板材13に形成された貫通孔の周囲を囲んでスライダ本体側に円筒状に突出した誘導管15a、15bが設けられている。
前後部板材12a、12bは、潤滑剤容器6aの前後を覆う長方形部分と、該長方形状部分からスライダ本体3側に延びる部分とを備えている。前後部板材12a、12bには、それぞれ、固定用ネジ孔16a、16bと、潤滑剤を注入する注入口17a、17bが形成されている。注入口17a、17bは、潤滑剤を注入する場合を除いてゴム栓によって塞がれている。なお、固定用ねじ孔16a及び注入口17aは、図4において図示されていない。
潤滑剤容器6aは以上のように構成されており、従来の潤滑剤供給機構よりも多くの潤滑剤を溜めておくことができ、潤滑剤を注入する頻度を減らすことができ、また、内部の潤滑剤の色や潤滑剤の量を目視で確認できるため、潤滑剤の管理が容易となる。
スライダ本体3を挟んで潤滑剤容器6aの反対側に配置される潤滑剤容器6bは潤滑剤容器6aと同様の構成をしている。したがって、スライダ本体3の両側で同じペースで潤滑剤が供給され、消費されるため、案内レールを跨いだ両側の重量バランスが崩れるのを防ぐことができ、スライダが傾くことによって、片側の転動溝を転動する転動体に過大な荷重が発生することによる剥離等のスライダの損傷を防ぐことができる。
図4は、図3Aに示す4−4切断面における潤滑剤容器6a周辺を示す拡大断面図である。スライダ本体3には側面から戻り路18a、18bまで貫通した供給路20a、20bが形成されており、潤滑剤容器6aの誘導管15a、15bは、供給路20a、20bにインローで取り付けられ、締まり嵌めとなっている。また、誘導管15a、15b内には、紐状に形成された不織布からなる誘導部材21a、21bの一方の端部がそれぞれ挿入されており、誘導部材21a、21bの他の部分は潤滑剤容器6aの内部に収容されている。これにより、潤滑剤容器6a内に溜められた潤滑剤は、毛細管現象によって徐々に、無駄なく吸い上げられ、誘導部材21a、21bに誘導され、供給路20a、20bから戻り路18a、18b内へ供給され、油溜りを作る。戻り路18a、18bを通過する転動体は当該油溜りを通過するため、確実に転動体への供給を行うことができる。誘導部材21a、21bは、潤滑剤容器6aの長手方向の半分以上の長さを有することが好ましい。潤滑剤容器6bも潤滑剤容器6aと同様の構成をしている。
誘導部材21a、21bの材料としては、高分子材料を用いることができる。高分子材料としては、アラミド、ガラス、セルロース、ナイロン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリオレフィン、レーヨンなどを用いることができるが、ポリプロピレンやポリエチレン等のポリオレフィン系を用いることが好ましい。また、誘導部材は、高分子材料を薄く板状に圧縮したフェルトとして用いることもできる。また、誘導部材21a、21bの材料としては、羊毛などの動物の毛を用いることもできる。
ポリオレフィン系は比重が1以下で軽量である。したがって、誘導部材21a、21bをポリオレフィン系で構成することにより、誘導部材21a、21bから潤滑剤容器6aへかかる負荷が小さくなる。透明な材料を用いた潤滑剤容器6a、6bは不透明な材料よりも一般的に強度が低い。したがって、ポリオレフィン系は、特に透明な材料を用いた潤滑剤容器の場合に有効である。
また、ポリオレフィン系は絶縁性が高い。したがって、スライダ本体3が案内レール2上を走行した時に戻り路18a、18b、18c、18d、と転動体との摩擦により静電気が生じた場合でも、ポリオレフィン系で構成した誘導部材21a、21bで絶縁することができる。このため、静電気によって潤滑剤容器6a、6bが破損してしまうことを防止することができる。
また、潤滑剤容器6a、6bの誘導管15a、15bと誘導部材21a、21bを嵌合させる構成の場合、誘導部材21a、21bの材料に軟質であるPEを用いることで、誘導管15a、15bに誘導部材21a、21bを嵌め易くなるので好ましい。なお、PEに剛性をもたせるために、PEにPPをコンパウンドすることがより好ましい。
図5A、図5B、図5C、及び図5Dは、本第1実施形態に係る直動案内装置のスライダ本体3、エンドキャップ4b、及びサイドシール5bを示す側面図である。図5Aはスライダ本体の長手方向に対して垂直な面の側面図、図5Bは図5Aを図面に向かって右側から見た側面図、図5Cはエンドキャップをスライダ本体とは反対側から見た側面図、図5Dはサイドシールをスライダ本体とは反対側から見た側面図である。
図5Aに示すスライダ本体3の側面は、概ね逆U字型をしており、左右両側で下方に延びる一対の脚部には上述の戻り路18aないし18dが形成されており、一対の脚部の互いに対向する面には上述の転動溝19aないし19dが形成されている。スライダ本体3には、それぞれの戻り路18aないし18dから、図5Aの左右の表面まで水平方向に貫通した供給路20aないし20dが形成されている。スライダ本体3において、一対の脚部を結ぶ上方の水平部には、エンドキャップ4bを固定するためのネジを螺入するエンドキャップ用ネジ孔22a、22bが形成されている。また、スライダ本体3の左右の脚部には潤滑剤容器6a、6bを固定するための固定ネジ29c、29dを螺入する容器用ネジ孔23a、23bが形成されている。図5Aに示す側面とは反対側の側面は、図5Aに示す側面と同様の構成をしている。
図5Bに示すように、上記供給路20aは、スライダ本体3の長手方向と略平行な面の略中央に配置されており、その下に供給路20bが配置されている。
図5Cに示すエンドキャップ4bもスライダ本体3と同様に概ね逆U字型をしているが、スライダ本体3よりも左右の脚部の上下方向の寸法が短い。エンドキャップ4bの水平部には上記エンドキャップ用ネジ孔22a、22bに対応する位置に上部貫通孔24a、24bが形成されており、その周囲にはそれぞれ一段凹んだ座繰りが形成されている。図5Cに示す面の裏面は、上述のように、戻り路18aないし18dと転動溝19aないし19dのそれぞれを繋ぐ不図示の方向転換路が形成されており、また、当該方向転換路に潤滑剤を供給する不図示の潤滑剤供給溝も形成されている。上部貫通孔24a、24bの間には当該潤滑剤供給溝に繋がった潤滑剤の注入口25が形成されている。注入口25は不図示のニップルを螺合する等して潤滑剤を注入できるように構成されている。エンドキャップ4bの脚部には、上記容器用ネジ孔23a、23bに対応する位置に下部貫通孔26a、26bが形成されている。スライダ本体3を挟んでエンドキャップ4bとは反対側に位置するエンドキャップ4aもエンドキャップ4bと同様の構成をしている。
図5Dに示すサイドシール5bは、エンドキャップ4bと同様の概ね逆U字型に形成されている。サイドシール5bの水平部中央には、上記注入口25に対応する位置に注入用貫通孔10aが形成されている。左右の脚部の互いに対向する部分及び水平部の下端には、案内レール2の表面形状に合わせて一体的に形成されたシールリップ27が配置されている。サイドシール5bの左右の脚部には、上記下部貫通孔26a、26bに対応して貫通した容器用貫通孔28a、28bが形成されている。容器用貫通孔28a、28bの周囲には一段凹んだ座繰り部が形成されている。スライダ本体3及びエンドキャップ4a、4bを挟んでサイドシール5bとは反対側に位置するサイドシール5aもエンドキャップ5bと同様の構成をしている。
図6A、図6B、図6C、図6D、及び図6Eは、本第1実施形態に係るスライダ本体3にエンドキャップ4a、4b、サイドシール5a、5b、及び潤滑剤容器6a、6bを取り付ける手順を示している。図6Aはスライダ本体3にエンドキャップ4a、4bとサイドシール5a、5bを組み合わせた状態を示す図である。スライダ本体3の進行方向の前後の両側に、それぞれエンドキャップ4a、4bを当て、エンドキャップ4a、4bに形成された上記上部貫通孔24a、24b、24c、24dから不図示のネジを通し、当該ネジをスライダ本体3に形成された上記エンドキャップ用ネジ孔22a、22b、22c、22dに螺入することで固定する。サイドシール5a、5bは、エンドキャップ4a、4bに添えておく。なお、上部貫通孔24a、24b、24c、24d、及び、エンドキャップ用ネジ孔22a、22b、22c、22dは、図6に図示されていない。
図6Bは、さらに潤滑剤容器6a、6bを嵌設したことを示している。図6Cは図6Bを図面に向かって右側から見た側面図である。潤滑剤容器6a、6bを、それぞれサイドシール5a、5bを挟み込むように、スライダ本体3の長手方向と略平行な側面に配置する。潤滑剤容器6a、6bのスライダ本体3側には上述のように誘導管15a、15bが突出して形成されているため、組み立て時には誘導管15a、15bをスライダ本体3に形成された供給路20a、20bに挿入することで、容易に位置決めをすることができる。また、これにより、潤滑剤容器6a、6bの前後部板材12a、12bに形成された固定用ネジ孔16a、16b、16c、16dは、サイドシール5a、5bに形成された容器用貫通孔28a、28b、28c、28dと対向する位置に配置される。なお、固定用ネジ孔16a、16c、及び、容器用貫通孔28a、28b、28c、28dは、図示されていない。
図6Dは潤滑剤容器6a、6bをスライダ本体3に螺設した状態を示している。図6Eは図6Dを図面に向かって右側から見た側面図である。固定用ネジ孔16aないし16dから固定ネジ29a、29b、29c、及び29dを挿入し、エンドキャップ4a、4bの容器用貫通孔28a、28bを通して、スライダ本体3に形成した容器用ネジ孔23a、23bに螺入する。これにより、潤滑剤容器6a、6b及びサイドシール5a、5bをスライダ本体3に固定し、組み立てが完了する。このように、サイドシール5a、5bと潤滑剤容器6a、6bは、一度の作業で容易にスライダ本体3に取り付けることができる。
(第2実施形態)
次に、本願の第2実施形態に係る直動案内装置を図7A及び図7Bを参照しつつ説明する。図7A及び図7Bは本願の第2実施形態に係る直動案内装置の潤滑剤容器206a周辺を示す断面図である。図7Aは上記第1実施形態の図4に対応しており、図7Bは転動体と誘導部材との接触部を示している。
本第2実施形態に係る直動案内装置は、上記第1実施形態に係る直動案内装置と基本的に共通しているが、潤滑剤容器に形成された誘導管の構成において、上記第1実施形態と異なる。したがって、第1実施形態と共通する部分については重複する説明を省略し、潤滑剤容器206aに形成された誘導管215a、215bについてのみ説明する。
図7Aに示すように、潤滑剤容器206aに形成された誘導管215a、215bは、その先端面がスライダ本体203に形成された戻り路218a、218b内に達するまで長く突出している点において上記第1実施形態に係る誘導路15a、15bと異なる。より具体的には、誘導路215a、215bは、円形をした先端面の上端と下端が戻り路218a、218bの内周面と同一の円周上に配置される位置まで延びている。供給路215a、215bには、先端まで誘導部材221a、221bがそれぞれ挿入されており、誘導部材221a、221bが転動体に触れるように配置されている。したがって、潤滑剤は誘導部材221a、221bから染み出し、戻り路218a、218b内に油溜りを作りつつ、潤滑剤が含浸した誘導部材221a、221bも転動体に触れることとなり、より確実に潤滑剤が供給される。
図7Aにおいては、供給路215a、215bが水平方向に延びる例を示したが、供給路215a、215bの角度は変更可能である。好ましくは、図7Bに示すように、転動体230に対して、転動体230が落下する方向に設定する。これにより、転動体230に潤滑剤を確実に供給することができる。供給路215a、215bの先端面は、図7Bに示すように、戻り路218a、218bの内周面の曲率に合わせて円弧状に形成しても良い。誘導部材221a、221bの先端が曲面を形成する場合には、誘導部材221a、221bを潤滑剤容器6aに嵌めにくくなるため、潤滑剤容器6aの材料として軟質であるポリエチレンを用いるのが好ましい。また、ポリエチレンに剛性を持たせるために、ポリエチレンにポリプロピレンをコンパウンドしても良い。
スライダ本体203を挟んで潤滑剤容器206aの反対側に配置される潤滑剤容器は、上記潤滑剤容器206aと同様であり、誘導管も上記供給路215a、215bと同様である。
(第3実施形態)
次に、本願の第3実施形態に係る直動案内装置を図8を参照しつつ説明する。図8は本願の第3実施形態に係る直動案内装置の潤滑剤容器306a周辺を示す断面図である。図8は上記第1実施形態の図4に相当する。
本第3実施形態に係る直動案内装置は、上記第1実施形態に係る直動案内装置1と基本的に共通しているが、潤滑剤容器に形成された誘導管の構成において、上記第1実施形態と異なる。したがって、第1実施形態と共通する部分については重複する説明を省略し、潤滑剤容器306aに形成された誘導管315a、315bの構成についてのみ説明する。
図8に示すように、潤滑剤容器306aに形成された誘導管315a、315bは、上記第2実施形態と同様に、スライダ本体303に形成された戻り路318a、318bに達する長さまで突出している点において上記第1実施形態と異なる。
これに加え、本第3実施形態は、潤滑剤容器306aの内部から誘導管315a、315bの内部にわたって誘導部材321が充填されている点においても上記第1実施形態と異なる。誘導部材321は、上記第1実施形態に係る誘導部材と同様の素材から形成されており、潤滑剤容器306a内部に注入された潤滑剤を毛細管現象によって戻り路318a、318bへ誘導する。このような構成とすることで、誘導部材321により潤滑剤が保持され、毛細管現象により、戻り路318a、318bへ一方向に供給されるため、潤滑剤が漏れるのを防ぐことができ、また、誘導部材321の体積を変えることで、時間あたりの潤滑剤の供給量を変化させることができるため、潤滑剤の供給量を容易に調整することができる。
スライダ本体303を挟んで潤滑剤306aの反対側に配置される潤滑剤容器は、上記潤滑剤容器306aと同様であり、誘導管も上記誘導管315a、315bと同様である。なお、本第3実施形態においては、誘導管315a、315bの先端面は、戻り路318a、318bの内周面の曲率に合わせて円弧状に撓んだ形状としても良いし、誘導管315a、315bは、上記第1実施形態と同様に戻り路318a、318bまで達しない寸法としても良い。
図9A、図9Bは、本願の第1実施形態及び第2実施形態に係る直動案内装置の変形例を示す断面図である。図9Aが第1実施形態の変形例、図9Bが第2実施形態の変形例を示す。
図9A、図9Bに示す本第1実施形態と第2実施形態の変形例においては、潤滑剤容器6a、206a内に分離板11c、211cを設けている。分離板11c、211cは、案内レール2の長手方向に延びる板状をしており、潤滑剤容器6a、206aの内部空間を上下2層に仕切る部材である。分離板11c、211cの案内レール2の長手方向に延びる両側には、全長にわたって突出した凸条部が形成されている。誘導部材21a、221aと誘導部材21b、221bの間の高さで、スライダ本体側板材13、213と、側部板材14、214の対向する位置には、それぞれ案内レール2、22の長手方向に延びる溝が形成されている。分離板11c、211cは、当該溝に凸条部を嵌め込むことで、スライダ本体側板材13、213と側部板材14、214とに支持されている。
このように、分離板11c、211cを設け、上下2層に仕切られた内部空間にそれぞれ潤滑剤を貯留することで、潤滑剤容器6a、206a内の潤滑剤の量が少なくなった場合でも、上下の誘導部材21a、21b、221a、221bが潤滑剤に浸りやすくなり、上下の戻り路18a、18b、218a、218bに長期間、安定して潤滑剤を供給することができるようになる。
以上、本願発明の説明のため具体的な実施形態を示したが、本願発明はこれに限られるものではなく、種々の変更・改良が可能である。
例えば、上記第1実施形態に記載のように転動体の転動路を上下2段以外とした場合、つまり、1段、又は3段以上とした場合には、それに合わせて供給路、誘導管、誘導部材の数を変更することができる。また、スライダの長手方向の寸法に対してスライダの移動距離が短い場合などには、供給路、誘導管、誘導部材をスライダの長手方向に複数配置することもできる。
潤滑剤容器は、全部が透明であっても良いが、潤滑剤の残量と劣化具合が外部から視認できる範囲で一部のみ透明なものとしても良い。
転動体としてボールを用いた構成以外にも、円柱状のころを用いた構成とすることもできる。
以上のように、本発明によれば、潤滑剤の管理が容易な直動案内装置を提供することができる。
上記課題を解決するために本発明では、案内レールと、
該案内レール上を滑走可能に跨架されたスライダ本体と、
該スライダ本体と前記案内レールとの間を転動する転動体と、
前記スライダ本体内に形成され前記転動体を循環させる戻り路と、を有する直動案内装置において、
前記スライダ本体の滑走方向と略平行な各側面に配置され、一部又は全部が透明素材で形成された一対の潤滑剤容器と、
滑走時に先頭又は後尾となる前記スライダ本体の両端部から離隔した位置で、それぞれ、前記一対の潤滑剤容器から前記戻り路まで前記スライダ本体内を貫通した複数の供給路と、
前記潤滑剤容器内から前記供給路内へ延び、毛細管現象によってそれぞれの前記潤滑剤容器から前記戻り路へ潤滑剤を誘導する誘導部材と、を有することを特徴とする直動案内装置を提供する。
前後部板材12a、12bは、潤滑剤容器6aの前後を覆う長方形部分と、該長方形状部分からスライダ本体3側に延びる部分とを備えている。前後部板材12a、12bには、それぞれ、固定用ネジ孔16a、16bと、潤滑剤を注入する注入口17a、17bが形成されている。注入口17a、17bは、潤滑剤を注入する場合を除いてゴム栓によって塞がれている。なお、固定用ねじ孔16a及び注入口17aは、図3において図示されていない。

Claims (5)

  1. 案内レールと、
    該案内レール上を滑走可能に跨架されたスライダ本体と、
    該スライダ本体と前記案内レールとの間を転動する転動体と、
    前記スライダ本体内に形成され前記転動体を循環させる戻り路と、を有する直動案内装置において、
    前記スライダ本体の長手方向と略平行な各側面に、一部又は全部が透明素材で形成された複数の潤滑剤容器を備え、
    誘導部材が毛細管現象によってそれぞれの前記潤滑剤容器から前記戻り路へ潤滑剤を誘導することを特徴とする直動案内装置。
  2. 前記スライダ本体側の前記潤滑剤容器の各側面から突出した誘導管が、前記スライダ本体表面から前記戻り路まで延びる供給路内に挿入されており、
    前記誘導部材は前記誘導管内から前記潤滑剤容器内へ連続して延びていることを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置。
  3. 前記スライダ本体側の前記潤滑剤容器の各側面から突出した誘導管が、前記スライダ本体表面から前記戻り路まで延びる供給路内に挿入されており、
    前記誘導部材は前記潤滑剤容器内から前記誘導管内にわたって充填されていることを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置。
  4. 前記誘導管及び前記誘導部材の端面が前記戻り路内に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の直動案内装置。
  5. 前記誘導部材はフェルトから成ることを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置。
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