JPWO2014109263A1 - プレス成形方法 - Google Patents

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Abstract

プレス成形方法は、第1カップ状被加工材(B)を成形する工程と、軸押し用パンチ(13)をダイ(15)に対して相対移動させてカップ側壁部(B2)のカップ開口端(B21)に当接させカップ開口端(B21)を拘束した状態で、第2段成形用パンチ(11)をダイ(15)に対して相対移動させて第2ダイ孔部(155)内に挿入し、第2ダイ肩部(154)を介して第1カップ状被加工材の一部を第2ダイ孔部(155)内へ押し込むことにより、カップ側壁部(B2)を縮径させると共に増肉する工程と、軸押し用パンチ(13)によるカップ開口端(B21)の拘束を解放した状態で、第2段成形用パンチ(11)をダイ(15)に対して相対移動させて第1カップ状被加工材を第2ダイ孔部(155)内の奥へ更に押し込むことにより、第1カップ状被加工材より径の小さい第2カップ状被加工材を成形する工程と、を備える。

Description

本発明は、板状の被加工材をカップ状に成形するプレス成形方法に関する。
車両のトランスミッション等に使用される部品として、カップ側壁部とカップ底部とを有する軸対称部品が知られている。カップ形状の軸対称部品を得るために一般的な絞り成形を用いると、通常、絞り比(絞り比=ブランク直径/成形後のカップ外径)の限界は2.1前後となる(非特許文献参照)。
なお、特許文献1あるいは特許文献2には、亀裂等の発生を抑制する増肉プレス加工方法が開示される。
特開2001−047175号公報 特開2010−089139号公報
日本機械学会論文集(C編)59巻560号(1993−4)
一般的な絞り成形では、絞り比が2.1を超えると成形中に、変形が集中し板厚減少が大きいカップ肩部やカップ側壁部が破断するおそれがある。
本発明は、絞り比の大きい成形時においても変形が集中する部分の破断を抑制できるプレス成形方法を提供することを課題とする。
(1)上記課題を解決するために、本発明に係るプレス成形方法は、互いに中心軸が同軸上に配置される第2段成形用パンチと、前記第2段成形用パンチの外周に沿って配置される第1段成形用パンチと、前記第1段成形用パンチの外周に沿って配置される軸押し用パンチと、中心軸方向において前記第2段成形用パンチに対向配置されるカウンターパンチと、前記第1段、第2段成形用パンチが挿入される先端側から、前記先端に向かうに従って拡開する第1ダイ肩部、前記中心軸と平行な第1ダイ孔部、前記第1段成形用パンチ及び前記軸押し用パンチと前記中心軸方向に対向し前記先端に向かうに従って拡開する第2ダイ肩部及び前記第2ダイ肩部に連設する第2ダイ孔部を有するダイと、を用いた平板状の被加工材に対するプレス成形方法であって、前記第1段、第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第1ダイ孔部内に挿入することにより前記第1ダイ肩部を介して前記被加工材を前記第1ダイ孔部内へ押し込み、カップ底部及び前記カップ底部の周縁部から立ち上がる周状のカップ側壁部を有する第1カップ状被加工材を成形する工程S1と、前記軸押し用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記カップ側壁部のカップ開口端に当接させ前記カップ開口端を拘束した状態で、前記第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第2ダイ孔部内に挿入し、前記第2ダイ肩部を介して前記第1カップ状被加工材の一部を前記第2ダイ孔部内へ押し込むことにより、前記カップ側壁部を縮径させるとともに増肉する工程S2と、前記軸押し用パンチによる前記カップ開口端の拘束を解放した状態で、前記第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第1カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部内の奥へ更に押し込むことにより、前記第1カップ状被加工材より径の小さい第2カップ状被加工材を成形する工程S3と、を備えることを特徴とする。
(2)(1)記載のプレス成形方法は、更に中心軸方向において前記第2段成形用パンチに対向配置されるカウンターパンチを用い、このカウンターパンチの外周に沿って前記第2ダイ孔部配置され、前記工程S2内において、前記軸押し用パンチにより前記カップ開口端を拘束した状態、且つ前記カップ側壁部における前記カップ底部側の板厚方向の変形を前記第2段成形用パンチと前記第2ダイ孔部とにより拘束した状態で、前記カウンターパンチを前記第2段成形用パンチに接近させ前記カウンターパンチ及び前記第2段成形用パンチにより前記第2ダイ孔部内の前記カップ底部を狭圧することにより、前記カップ底部及び前記カップ側壁部を繋ぐカップ肩部を直角状に成形すると共に、前記カップ底部の素材を前記カップ肩部に流入させて前記カップ肩部を増肉する工程S21を備え、前記工程S3では、前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチを、前記カップ底部を狭圧した状態で前記ダイに対して前記第2ダイ孔部内の奥へ相対移動させてもよい。
(3)上記課題を解決するために、本発明に係るプレス成形方法は、互いに中心軸が同軸上に配置される第2段成形用パンチと、前記第2段成形用パンチの外周に沿って配置される第1段成形用パンチと、前記第1段成形用パンチの外周に沿って配置される軸押し用パンチと、中心軸方向において前記第2段成形用パンチに対向配置されるカウンターパンチと、前記第1段、第2段成形用パンチが挿入される先端側から、前記先端に向かうに従って拡開する第1ダイ肩部、前記中心軸と平行な第1ダイ孔部、前記第1段成形用パンチ及び前記軸押し用パンチと前記中心軸方向に対向し前記先端に向かうに従って拡開する第2ダイ肩部及び前記カウンターパンチの外周に沿って配置される第2ダイ孔部を有するダイと、を用いた平板状の被加工材に対するプレス成形方法であって、前記第1段、第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第1ダイ孔部内に挿入することにより前記第1ダイ肩部を介して前記被加工材を前記第1ダイ孔部内へ押し込み、カップ底部及び前記カップ底部の周縁部から立ち上がる周状のカップ側壁部を有する第1カップ状被加工材を成形する工程SA1と、前記軸押し用パンチを、前記カップ側壁部のカップ開口端に当接させ前記カップ開口端を拘束した状態で前記ダイに対して相対移動させ、前記第2ダイ肩部を介して前記第1カップ状被加工材の一部を前記第2ダイ孔部内へ押し込むことにより、前記カップ側壁部を縮径させると共に増肉する工程SA2と、前記軸押し用パンチにより前記カップ開口端を拘束した状態で前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチを接近させ、前記第2ダイ孔部内の前記カップ底部を前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチにより狭圧し平坦に成形すると共に、前記カップ底部の素材を、前記カップ底部及びカップ側壁部を繋ぐカップ肩部に流入させて前記カップ肩部を増肉する工程SA3と、前記第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第1カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部内の奥へ更に押し込むことにより、前記第1カップ状被加工材より径の小さい第2カップ状被加工材を成形する工程SA4と、を備えることを特徴とする。
(4)(3)記載のプレス成形方法において、前記工程SA4では、前記カップ開口端が前記第2ダイ孔部内に位置するまで前記第2カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部内へ押し込み、前記プレス成形方法は、前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチで前記カップ底部を狭圧した状態、且つ前記カップ側壁部の前記カップ底部側の板厚方向の変形を前記第2段成形用パンチ及び前記第2ダイ孔部で拘束した状態で、前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチを前記第1段成形用パンチに接近させる方向に相対的に移動させ、前記カップ開口端を前記第1段成形用パンチに突き当てることにより、前記カップ肩部を直角状に成形する工程SA5を備えてもよい。
(5)(1)〜(4)のいずれかに記載のプレス成形方法において、前記工程S3、SA4では、前記カップ開口端が前記第2ダイ肩部上に位置するまで前記第1カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部に押し込むことにより、カップ開口端側に進むに従って拡開する拡開部を備える前記第2カップ状被加工材を成形してもよい。
(6)上記課題を解決するために、本発明に係るプレス成形品は、(1)〜(5)のいずれかに記載のプレス成形方法で成形したことを特徴とする。
本発明によれば、絞り比を大きく取っても変形が集中する部分の破断を抑制できるプレス成形方法を提供できる。
図1は、本発明における第1実施形態のプレス成形装置の概略構成図である。 図2は、本発明における第1段成形用パンチの変形例を示す図である。 図3は、本発明におけるプレス成形方法を説明するためのフローチャートである。 図4は、本発明における1段階目の絞り成形の工程を示す図である。 図5は、本発明におけるカップ開口端を押さえて行う2段階目の絞り成形の工程を示す図である。 図6は、本発明における2段階目の絞り成形にてカップ側壁部が増肉する様子を示す図である。 図7は、本発明における拡開部を備えて成形完了した第2カップ状被加工材を示す図である。 図8は、本発明における拡開部を備えない成形完了した第2カップ状被加工材を示す図である。 図9は、本発明における第2実施形態のプレス成形方法を説明するためのフローチャートである。 図10は、本発明におけるカップ底部の狭圧工程を示す図である。 図11は、本発明におけるカップ底部を狭圧しながら行う絞り成形の工程を示す図である。 図12は、本発明における成形完了した第2カップ状被加工材を示す図である。 図13は、本発明における第3実施形態のプレス成形方法を説明するためのフローチャートである。 図14は、本発明におけるカップ開口端を押さえて行う2段階目の絞り成形の工程を示す図である。 図15は、本発明におけるカップ開口端を押さえて行う2段階目の絞り成形の工程を示す図である。 図16は、本発明におけるカップ底部の狭圧工程を示す図である。 図17は、本発明におけるカップ底部の狭圧工程を示す図である。 図18は、本発明におけるカップ底部の狭圧によりカップ肩部を直角状に成形したことを示す図である。 図19は、本発明におけるカップ側壁部を第1段成形用パンチに突き当てることを示す図である。 図20は、本発明におけるカップ側壁部を第1段成形用パンチに突き当てることを示す図である。 図21は、本発明におけるカップ側壁部の突き当てによりカップ肩部を直角状にしたことを示す図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のプレス成形装置の概略構成図である。図1及び以降の図において、プレス成形装置の中心軸を含む断面は中心軸を挟んで軸対称である。図面を簡略化するために、プレス成形装置における中心軸を挟んだ一方側の断面のみを図示している。
プレス成形装置は、円板状(平板状)の被加工材Aを第1カップ状被加工材に成形した後、カップ側壁部を増肉しながら縮径し、第1カップ状被加工材よりも径の小さい第2カップ状被加工材を成形するプレス成形を行う。プレス成形装置は、第2段成形用パンチ11、第1段成形用パンチ12、軸押し用パンチ13、カウンターパンチ14及びダイ15を有するプレス金型を用いてプレス成形を実施する。これらの各金型要素第2段成形用パンチ11〜ダイ15は、プレス成形装置の中心軸10に対して軸対称に配置されており、それぞれ独立に上動及び下動できる。なお、例えばダイ15を固定し、第2段成形用パンチ11、第1段成形用パンチ12、軸押し用パンチ13及びカウンターパンチ14をダイ15に対して相対的に移動させることでも、第2段成形用パンチ11〜カウンターパンチ14までの各パンチ及びダイ15を独立して上動及び下動させた場合と同様のプレス成形が可能である。
第2段成形用パンチ11は円柱状であり、カウンターパンチ14と対向する先端面には、中心軸10に直交する方向に延びる平坦先端面111が形成されている。第2段成形用パンチ11の先端隅部には、R状の第2パンチ肩部113が形成されている。言い換えると、第2パンチ肩部113は、平坦先端面111の周縁部と第2段成形用パンチ11の外周面112下端部とを連設する位置に形成されている。
第1段成形用パンチ12は円筒状であり、第2段成形用パンチ11の外周に沿って配置される。第1段成形用パンチ12の先端部には、R状の第1パンチ肩部121が形成されている。本実施形態では第1パンチ肩部121は、第1段成形用パンチ12の中心軸10と平行な内周面122の下端部と中心軸10と平行な外周面123の下端部とを繋ぐ位置に形成されている。ここで、後述する図20を参照して説明すると、カップ開口端C21に当接する第1パンチ肩部121の当接面は、中心軸10に直交する径方向に延びて形成するのが好ましい。これにより、第1パンチ肩部121とカップ開口端C21との当接面積を大きくすることができる。
但し、第1パンチ肩部121の当接面が、図2に図示するように長くなり過ぎると(つまり、平坦先端面120が形成されると)、カップ肩部B3が小さくなり、後述する第2ダイ肩部154によりカップ状被加工材Bを更に絞り成形する際に、カップ底部B1やカップ肩部B3に与える力を大きくしなければならない。これに対して、図1に図示するように、平坦先端面120が無く、第1パンチ肩部121が内周面122の下端部から連なる形状に形成されている場合には、後述する第1ダイ肩部152によりカップ状被加工材Bを成形する際にカップ肩部B3を大きく成形できる。このため、後述する第2ダイ肩部154によりカップ状被加工材Bを更に絞り成形する際に、カップ底部B1やカップ肩部B3に与える力が少なくてすみ、良好に絞り成形できる。
再び図1を参照して、軸押し用パンチ13は円筒状であり、第1段成形用パンチ12の外周に沿って配置される。
カウンターパンチ14は円柱状であり、中心軸10方向において第2段成形用パンチ11に対向配置される。カウンターパンチ14における第2段成形用パンチ11と対向する対向面には、中心軸10の直交方向に延びる平坦先端面141が形成されている。
ダイ15は円環状であり、軸方向に延びる挿通孔部151を有する。挿通孔部151は、第1段、第2段成形用パンチ12,11が挿入される先端側(図1中上側)から順に第1ダイ肩部152、第1ダイ孔部153、第2ダイ肩部154、および第2ダイ孔部155を備える。第1ダイ肩部152は、挿通孔部151の先端に向かうに従って拡開する。第1ダイ孔部153は中心軸10と平行に延び、上端部が第1ダイ肩部152の下端部に連設している。第1ダイ孔部153の内周面1531と第1段成形用パンチ12の外周面123との径方向の距離D1(即ち半径差)は、円板状被加工材Aの厚みと同様(誤差を含む)の大きさになっている。
第2ダイ肩部154は、第1段成形用パンチ12及び軸押し用パンチ11に対して中心軸10方向において対向配置されており、先端(上方)に向かうに従って拡開すると共に、上端部が第1ダイ孔部153の下端部に連設している。第2ダイ肩部154はテーパ面を有し、上端部が第1ダイ孔部153の下端部に連設する絞り部1541と、絞り部1541と第2ダイ孔部155とを連設するR状部1542とを備える。
第2ダイ孔部155は、中心軸10と平行に延び、上端部が第2ダイ肩部154の下端部に連設している。第2ダイ孔部155は、カウンターパンチ14の外周に沿って配置される。第2ダイ孔部155の内周面1551と第2段成形用パンチ11の外周面112との径方向の距離D2は、円板状被加工材Aの厚みよりも僅かに大きくなっている。ダイ15の上端面156は平面視円環状であり、中心軸10の直交方向と平行な平面となっている。
図3は、プレス成形装置の成形動作(プレス成形方法)を説明するためのフローチャートである。以下、プレス成形装置の成形動作を説明する。図1を参照して、最初にダイ15上に円板状被加工材Aをセットする(工程S0)。続いてプレス成形装置は、図4に示すように第1段、第2段成形用パンチ12,11を下端が中心軸10方向において同一位置となるように一体的に下動させて第1ダイ孔部153内に挿入することにより、第1ダイ肩部152を介して円板状被加工材Aを第1ダイ孔部153内へ押し込む。
これによりプレス成形装置は、円板状被加工材Aを第1カップ状被加工材Bに成形する(工程S1)。第1カップ状被加工材Bはカップ底部B1、カップ底部B1の周縁部から立ち上がる周状のカップ側壁部B2、カップ側壁部B2及びカップ底部B1を繋ぐR状のカップ肩部B3を備える。
続いてプレス成形装置は、図5に示すように軸押し用パンチ13を下動させてカップ側壁部B2のカップ開口端B21に当接させ、カップ開口端B21の上動を拘束する。続いてプレス成形装置は、図6に示すように第2段成形用パンチ11を更に下動させて第2ダイ孔部155内に挿入し、第2ダイ肩部154を介して第1カップ状被加工材Bを第2ダイ孔部155内へ押し込む(工程S2)。この際プレス成形装置は、第2段成形用パンチ11を下動させ、軸押し用パンチ13を同時に下動させることで、カップ開口端B21が中心軸10方向に平行な方向に伸びることを抑制しながら行う。
この際プレス成形装置は、第1カップ状被加工材Bのカップ側壁部B2を、カップ開口端B21を拘束した状態で第2ダイ肩部154にて縮径することとなるので、第2ダイ肩部154上においてカップ側壁部B2の増肉を推進できる。また、プレス成形装置は、カップ開口端B21を拘束した状態でカップ側壁部B2を絞り成形するので、カップ開口端B21(耳)の中心軸10方向における位置のばらつきを抑制できる。なお、かかる位置ばらつきがあると、カップ開口端B21が不均一に例えば波状等に変形するが、軸押し用パンチ13によるカップ開口端B21の拘束によりその平坦化を確保することができる。
なお、プレス成形装置は、第2段成形用パンチ11の下動による絞り成形時、第1段成形用パンチ12を、第1ダイ孔部153と第2ダイ肩部154に跨る部位でのカップ側壁部B2の下方への移動を、第1パンチ肩部121で円滑に案内できる位置まで下動させる。つまり図7に示したように第1パンチ肩部121と第1ダイ孔部153及び第2ダイ肩部154に跨る部位との間に、第1カップ状被加工材Bの板厚tと実質的に同等な隙間が形成される位置まで第1段成形用パンチ12を下動させる。また、軸押し用パンチ13は、第1ダイ孔部153と第2ダイ肩部154との境目近傍の最大下動位置まで下動させ、第2段成形用パンチ11の下動時に最大限カップ開口端B21を拘束し続ける(図7参照)。
続いてプレス成形装置は、図7に示すように軸押し用パンチ13の下動を第1ダイ孔部153と第2ダイ肩部154との境目近傍にて停止させた状態で、即ち軸押し用パンチ13によるカップ開口端B21の拘束を解放した状態で、第2段成形用パンチ11を下動させる。これにより第1カップ状被加工材Bを第2ダイ孔部155内の奥へ更に押し込むことにより、図8に示すように第1カップ状被加工材Bよりも径の小さい第2カップ状被加工材Cを成形する(工程S3)。
なお、プレス成形装置は、図7に示すようにカップ開口端B21が第2ダイ肩部154上に位置するところで第1カップ状被加工材Bの第2ダイ孔部155内への押し込みを止めることも可能である。これによりカップ開口端C21側に進むに従って拡開する拡開部C4を備える第2カップ状被加工材Cに第1カップ状被加工材Bを成形してもよい。
以上のように本実施形態では、円板状被加工材Aを第1カップ状被加工材Bに絞り成形した後、第1カップ状被加工材Bを更に絞り成形し、2段階の絞り成形を行う。特に2段階目の第1カップ状被加工材Bの絞り成形時には、軸押し用パンチ13によりカップ開口端B21の変形を拘束して行う。そのため2段階目の第1カップ状被加工材Bの絞り成形時にカップ側壁部B2の増肉を推進でき、絞り成形時におけるカップ側壁部B2の割れを抑制できる。従って、本実施形態では、絞り比(ブランク直径/成形後のカップ外径)を2.1以上4.0以下と大きく設定しても、円板状被加工材Aを良好に第2カップ状被加工材Cに絞り成形できる。
(第2実施形態)
図9は、本実施形態のプレス成形方法を説明するためのフローチャート、図10は、第1カップ状被加工材Bの絞り成形工程S2の途中において行うカップ底部B1の狭圧工程S21を示す図である。
本実施形態のプレス成形装置も、第1実施形態と同様、円板状被加工材Aを第1カップ状被加工材Bに成形する工程S0、S1を行った後、軸押し用パンチ13によりカップ開口端B21を拘束した状態で第1カップ状被加工材Bを絞り成形する工程S2を行う。
プレス成形装置は、工程S2において、先ず軸押し用パンチ13によりカップ開口端B21を拘束した状態で第1カップ状被加工材Bを絞り成形する工程S20を行う。この工程S20では、図6に参照されるように軸押し用パンチ13によりカップ開口端B21を拘束した状態、且つカップ側壁部B2におけるカップ底部B1側の板厚方向の変形を第2段成形用パンチ11と第2ダイ孔部155とにより拘束した状態となる。この工程S20では、図6において二点鎖線で略記した例のように、カップ底部B1の中央部分が第2段成形用パンチ11から下方に浮いたりしてカップ底部B1に凹凸が生じることがある。
そこで、プレス成形装置は、図10に示すようにカウンターパンチ14を第2段成形用パンチ11に接近させ、カウンターパンチ14及び第2段成形用パンチ11により第2ダイ孔部155内のカップ底部B1を狭圧することにより、カップ底部B1を平坦に矯正する。また、プレス成形装置は、カップ側壁部B2のカップ底部B1側の板厚方向の変形を拘束した状態でカップ底部B1を狭圧することにより、カップ肩部B3を直角状に成形する。また、プレス成形装置は、カップ底部B1を平坦に矯正することによりカップ底部B1から生じる余剰の素材をカップ肩部B3に流入させることにより、カップ肩部B3を増肉する(工程S21)。
続いてプレス成形装置は、図11に示すように軸押し用パンチ13を下動させてカップ開口端B21を拘束しながら、第2段成形用パンチ11及びカウンターパンチ14を、カップ底部B1を狭圧した状態で下動させて、第1カップ状被加工材Bを絞り成形する(工程S22)。
そしてプレス成形装置は、軸押し用パンチ13を第1ダイ孔部153と第2ダイ肩部154との境目近傍まで下動させた後、軸押し用パンチ13によるカップ開口端B21の拘束を解放する。この解放した状態で、図12に示すように第2段成形用パンチ11及びカウンターパンチ14を、カップ底部B1を狭圧したまま下動させることにより、第2カップ状被加工材Cを成形する(工程S3)。
ここで、工程S22,S3において第1カップ状被加工材Bを第2ダイ孔部155内へ押し込む際に、図11を参照されるようにカップ側壁部B2は、第2段成形用パンチ11と第2ダイ孔部155の間に引き込まれることで、上下方向の引張り荷重がかかる。そのため直角状のカップ肩部B3は上方に引っ張られ(図11の上矢印参照)、図12を参照されるように、第2段成形用パンチ11の第2パンチ肩部113に密着してR状となるが、第2カップ状被加工材Cにおいてカップ肩部C3の増肉効果は残る。
なお、工程S3では、第2段成形用パンチ11及びカウンターパンチ14を、カップ底部B1を狭圧した状態で下動させることにより第1カップ状被加工材Bを第2ダイ孔部155内の奥へ押し込んだ。これに限らず、第2段成形用パンチ11のみの押圧により第1カップ状被加工材Bを第2ダイ孔部155内の奥へ押し込んでもよい。
本実施形態では、カップ底部B1を狭圧した後、再度軸押し用パンチ13を下動させて第1カップ状被加工材Bを絞り成形したが、カップ底部B1を狭圧した後は、軸押し用パンチ13の下動を停止し、カップ開口端B21の拘束を解放した状態で第1カップ状被加工材Bを絞り成形してもよい(工程S22は無くてもよい)。このようにしても、狭圧する前段階でカップ開口端B21を拘束しながら絞り成形するので、カップ開口端B21の成形不均一抑制効果やカップ側壁部B2の増肉推進効果を維持することができる。
ここで、従来、通常の絞り成形を行うと絞りパンチの肩R部に当接するカップ肩部が減肉してしまうため、この対策として特許文献3(特開平8−141662号公報)、特許文献4(特開2007−289989号公報)の技術が知られる。
特許文献3では、先ず絞り加工用の装置により絞り加工を行い、被加工材をカップ状に成形する。次に特許文献3では、コイニング加工用の装置により、カップ状被加工材のカップ底部をコイニング加工し、絞り成形により減肉したカップ肩部にカップ底部から肉寄せし、カップ肩部を増肉する。
特許文献4では、カップ状被加工材内にパンチを挿入してカップ側壁部の内周面を拘束した後、カップ側壁部の外周面をカップ開口部側からカップ底部側に向かってローラーでしごき加工することにより、カップ肩部を増肉する。
しかしながら、特許文献3では、カップ底部をコイニング加工するので、カップ底部の一部が減肉しカップ底部が平坦で無くなるという問題があり、特許文献4では、カップ側壁部をしごき加工するので、カップ側壁部が減肉するという問題がある。また、これら特許文献3、4は、被加工材をカップ状被加工材に成形した後にカップ肩部を増肉するものであるので、被加工材を絞り比2.1以上で絞り成形する際のカップ肩部やカップ側壁部の破断を抑制できないという問題がある。
このような問題に対し、本実施形態では、第1カップ状被加工材Bの絞り成形時に軸押し用パンチ13によりカップ開口端B21の変形を拘束するので、カップ側壁部B2の増肉を推進でき、絞り比を2.1以上4.0以下と大きくしても良好に成形できる。また、縮径時にカップ側壁部B2の増肉を推進できるのでカップ側壁部B2の減肉も防止できる。更に、本実施形態では、カップ底部B1を狭圧するのでカップ底部B1を平坦に形状矯正できると共に、カップ底部B1の狭圧によりカップ肩部B3を増肉できる。本実施形態は、このような各効果を同時に達成できる。
(第3実施形態)
図13は、本実施形態のプレス成形方法を説明するためのフローチャート、図14は、第1カップ状被加工材Bを絞り成形する工程SA2を説明するための図である。
本実施形態のプレス成形装置も、先ず第1、第2実施形態と同様、第1、第2段成形用パンチ12,11を一体的に下動させることにより、円板状被加工材Aを第1カップ状被加工材Bに成形する(工程SA0、SA1)。
この際、第1、第2段成形用パンチ12,11は、図14に参照されるように後の工程SA2において、第1ダイ孔部153と第2ダイ肩部154に跨る部位でのカップ側壁部B2の下方への移動を第1段成形用パンチ12によって案内できる程、第2ダイ肩部154に近接させた位置まで下動させなくてもよく、適宜の位置で下動を停止させてよい。
工程SA0、SA1の後、プレス成形装置は、軸押し用パンチ13を下動させてカップ側壁部B2のカップ開口端B21に当接させ、カップ開口端B21を拘束した状態で軸押し用パンチ13を更に下動させる。この際、第1、第2段成形用パンチ12,11を第1ダイ孔部153と第2ダイ肩部154に跨る部位まで下動させる。これによりプレス成形装置は、図15に示すように第2ダイ肩部154を介して第1カップ状被加工材Bを第2ダイ孔部155内へ押し込み、第2ダイ肩部154にてカップ側壁部B2を縮径させるとともに増肉させる(工程SA2)。
この際、プレス成形装置は、軸押し用パンチ13によりカップ開口端B21を押さえるので、カップ開口端B21の成形不均一を抑制できる。なお、本工程SA2では、プレス成形装置は、軸押し用パンチ13の下動を、カップ側壁部B2のカップ開口端B21側が第1段成形用パンチ12と第1ダイ孔部153との間に位置するところまでで停止させる。この方が、カップ底部B1を狭圧する次工程SA3にて、カップ側壁部B2のカップ開口端B21側を板厚方向においても拘束でき、より強固に押さえることができるからである。本工程SA2において、カップ底部B1は湾曲し平坦さを失う。
続いてプレス成形装置は、図16に示すように軸押し用パンチ13の下動を停止させ、また、第2段成形用パンチ11を下動させると共にカウンターパンチ14を上動させ、第2段成形用パンチ11及びカウンターパンチ14を接近させる。そしてプレス成形装置は、図17に示すように軸押し用パンチ13によりカップ開口端B21を拘束すると共に、カップ側壁部B2のカップ底部B1側を第2段成形用パンチ11及び第2ダイ孔部155により拘束する。そして、このように拘束した状態で、第2ダイ孔部155内のカップ底部B1を第2段成形用パンチ11及びカウンターパンチ14により狭圧する。
これによりプレス成形装置は、図18に示すようにカップ底部B1を平坦に形状矯正すると共にカップ底部B1を増肉する。また、プレス成形装置は、カップ底部B1に生じる余剰の素材をカップ肩部B3に流入させてカップ肩部B3を増肉すると共にカップ肩部B3を、カップ底部B1の径方向で外方に張り出すように直角状に成形する(工程SA3)。なお、第2実施形態では、図6の状態のカップ底部B1を狭圧することにより図10のようにカップ肩部B3を増肉した。本実施形態では、図6の状態よりも大きく撓んでいる図16の状態のカップ底部B1を狭圧することにより図18のようにカップ肩部B3を増肉するので、第2実施形態よりもカップ肩部B3の増肉効果を得られる。
続いてプレス成形装置は、図19に示すように第2段成形用パンチ11及びカウンターパンチ14でカップ底部B1を狭圧した状態で下動させることにより絞り成形を完了させ、第2カップ状被加工材Cを得る(工程SA4)。該工程SA4では、カップ開口端C21が第2ダイ孔部155内に入るまで第2カップ状被加工材Cを奥に押し込むものとする。また、該工程SA4では、軸押し用パンチ13を下動させず、カップ開口端B21を解放した状態で絞り成形を行うものとする。この場合、カップ側壁部B2が第2ダイ孔部155に引き込まれていく途中まで軸押し用パンチ13を下動させてカップ開口端B21を拘束してもよい。
また、本工程SA4では、第1カップ状被加工材Bを第2ダイ孔部155内へ押し込む際に、カップ側壁部B2が第2段成形用パンチ11と第2ダイ孔部155の間に引き込まれることで、上下方向の引張り荷重がかかる。直角状のカップ肩部B3は上方に引っ張られるため(図19の上矢印参照)、図19に示すように増肉された状態で第2パンチ肩部113に密着してR状となる。
カップ肩部C3の外面は、用途によっては直角状であることが好ましい。そこでプレス成形装置は、絞り成形を完了させた工程SA4の後、図20に示すように、カップ底部C1を第2段成形用パンチ11及びカウンターパンチ14で狭圧した状態、且つカップ側壁部C2のカップ底部C1側の板厚方向の変形を第2段成形用パンチ11及び第2ダイ孔部155で拘束した状態で、第2段成形用パンチ11及びカウンターパンチ14を上動させる。
プレス成形装置は、図21に示すようにカップ開口端C21を第1段成形用パンチ12に突き当て、カップ側壁部C2を下方に押圧することにより、第2パンチ肩部113に密着したカップ肩部B3を直角状に成形する(工程SA5)。
なお、本実施形態では、絞り成形の工程SA4で成形を完了させてもよい。その場合、工程SA4において、カップ開口端B21が第2ダイ肩部154上にある位置で絞り成形を終えてよく、拡開部C4を備える第2カップ状被加工材Cを成形してもよい(図7参照)。
(変形例)
第1〜第3実施形態において工具の上下を反対にしてもよい、つまりカウンターパンチ14及びダイ15を上側に配置し、第1、第2段成形用パンチ12、11及び軸押し用パンチ13を下側に配置してもよい。
第1〜第3実施形態の各工程において、本実施形態のある工具(例えば第1、第2段成形用パンチ12、11、軸押し用パンチ13)の動作により得られる作用効果が、被加工材A〜Cに対してある工具と協働して作用する他の工具(例えばダイ15)が動作することによっても得られる場合、本実施形態のある工具の動作に換えて、ある工具と協働して作用する他の工具側(例えばダイ15側)を動作させてもよい。
例えば、第1〜第3実施形態において、プレス成形装置は、1段階目の絞り成形時において(工程S1、SA1)、ダイ15を上動させ、第1、第2段成形用パンチ12、11をダイ15に対して相対移動させて挿通孔部151内に挿入させることにより、円板状被加工材Aを挿通孔部151内に押し込み、円板状被加工材Aをカップ状被加工材Bに成形してもよい。
また、第1、第2実施形態における2段階目の絞り成形時(工程S2、S20)において、プレス成形装置は、第1段成形用パンチ12を上動させ、カップ底部B1から離隔した状態でダイ15を上動させ、第2段成形用パンチ11をダイ15に対して相対移動させて第2孔部155内に挿入させることにより、第1カップ状被加工材Bを絞り成形してもよい。この際、ダイ15の上動に対応して軸押し用パンチ13を上動させ、カップ開口端B21を拘束させる。
また、第3実施形態における2段階目の絞り成形時(工程SA2)も同様に、プレス成形装置は1、第2段成形用パンチ12、11をカップ底部B1から離隔した状態、且つ軸押し用パンチ13は同一位置を保ちカップ開口端B21を拘束した状態で、ダイ15を上動させ、第1カップ状被加工材Bを第2孔部155内に挿入させることにより、第1カップ状被加工材Bを絞り成形してもよい。
第1〜第3実施形態において、第2ダイ孔部155の内周面1551と第2段成形用パンチ11の外周面112との径方向の距離D2を、被加工材Aの板厚より大きくすると共に、2段階目の絞り成形時の縮径によって増加した第2ダイ肩部154上での板厚以下にすることにより、カップ側壁部C2を距離D2に増肉成形してもよい。
本発明によれば、絞り比の大きい成形時においても変形が集中する部分の破断を抑制できるプレス成形方法を提供し、この方法により製造される自動車部品等において極めて優れた特性を実現、保証することができる。
(1)上記課題を解決するために、本発明に係るプレス成形方法は、互いに中心軸が同軸上に配置される第2段成形用パンチと、前記第2段成形用パンチの外周に沿って配置される第1段成形用パンチと、前記第1段成形用パンチの外周に沿って配置される軸押し用パンチと、前記第1段、第2段成形用パンチが挿入される先端側から、前記先端に向かうに従って拡開する第1ダイ肩部、前記中心軸と平行な第1ダイ孔部、前記第1段成形用パンチ及び前記軸押し用パンチと前記中心軸方向に対向し前記先端に向かうに従って拡開する第2ダイ肩部及び前記第2ダイ肩部に連設する第2ダイ孔部を有するダイと、中心軸方向において前記第2段成形用パンチに対向配置されるカウンターパンチと、を用い、このカウンターパンチの外周に沿って前記第2ダイ孔部が配置されている平板状の被加工材に対するプレス成形方法であって、前記第1段、第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第1ダイ孔部内に挿入することにより前記第1ダイ肩部を介して前記被加工材を前記第1ダイ孔部内へ押し込み、カップ底部及び前記カップ底部の周縁部から立ち上がる周状のカップ側壁部を有する第1カップ状被加工材を成形する工程S1と、前記軸押し用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記カップ側壁部のカップ開口端に当接させ前記カップ開口端を拘束した状態で、前記第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第2ダイ孔部内に挿入し、前記第2ダイ肩部を介して前記第1カップ状被加工材の一部を前記第2ダイ孔部内へ押し込むことにより、前記カップ側壁部を縮径させると共に増肉する工程S2と、前記工程S2内において、前記軸押し用パンチにより前記カップ開口端を拘束した状態、且つ前記カップ側壁部における前記カップ底部側の板厚方向の変形を前記第2段成形用パンチと前記第2ダイ孔部とにより拘束した状態で、前記カウンターパンチを前記第2段成形用パンチに接近させ前記カウンターパンチ及び前記第2段成形用パンチにより前記第2ダイ孔部内の前記カップ底部を狭圧することにより、前記カップ底部及び前記カップ側壁部を繋ぐカップ肩部を直角状に成形すると共に、前記カップ底部の素材を前記カップ肩部に流入させて前記カップ肩部を増肉する工程S21を備え、前記軸押し用パンチによる前記カップ開口端の拘束を解放した状態で、前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチを、前記カップ底部を狭圧した状態で前記ダイに対して前記第2ダイ孔部内の奥へ相対移動させて前記第1カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部内の奥へ更に押し込むことにより、前記第1カップ状被加工材より径の小さい第2カップ状被加工材を成形する工程S3と、を備えることを特徴とする。
(2)上記課題を解決するために、本発明に係るプレス成形方法は、互いに中心軸が同軸上に配置される第2段成形用パンチと、前記第2段成形用パンチの外周に沿って配置される第1段成形用パンチと、前記第1段成形用パンチの外周に沿って配置される軸押し用パンチと、中心軸方向において前記第2段成形用パンチに対向配置されるカウンターパンチと、前記第1段、第2段成形用パンチが挿入される先端側から、前記先端に向かうに従って拡開する第1ダイ肩部、前記中心軸と平行な第1ダイ孔部、前記第1段成形用パンチ及び前記軸押し用パンチと前記中心軸方向に対向し前記先端に向かうに従って拡開する第2ダイ肩部及び前記カウンターパンチの外周に沿って配置される第2ダイ孔部を有するダイと、を用いた平板状の被加工材に対するプレス成形方法であって、前記第1段、第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第1ダイ孔部内に挿入することにより前記第1ダイ肩部を介して前記被加工材を前記第1ダイ孔部内へ押し込み、カップ底部及び前記カップ底部の周縁部から立ち上がる周状のカップ側壁部を有する第1カップ状被加工材を成形する工程SA1と、前記軸押し用パンチを、前記カップ側壁部のカップ開口端に当接させ前記カップ開口端を拘束した状態で前記ダイに対して相対移動させ、前記第2ダイ肩部を介して前記第1カップ状被加工材の一部を前記第2ダイ孔部内へ押し込むことにより、前記カップ側壁部を縮径させると共に増肉する工程SA2と、前記軸押し用パンチにより前記カップ開口端を拘束した状態で前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチを接近させ、前記第2ダイ孔部内の前記カップ底部を前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチにより狭圧し平坦に成形すると共に、前記カップ底部の素材を、前記カップ底部及びカップ側壁部を繋ぐカップ肩部に流入させて前記カップ肩部を増肉する工程SA3と、前記第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第1カップ状被加 工材を前記第2ダイ孔部内の奥へ更に押し込むことにより、前記第1カップ状被加工材より径の小さい第2カップ状被加工材を成形する工程SA4と、を備えることを特徴とする。
(3)(2)に記載のプレス成形方法において、前記工程SA4では、前記カップ開口端が前記第2ダイ孔部内に位置するまで前記第2カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部内へ押し込み、前記プレス成形方法は、前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチで前記カップ底部を狭圧した状態、且つ前記カップ側壁部の前記カップ底部側の板厚方向の変形を前記第2段成形用パンチ及び前記第2ダイ孔部で拘束した状態で、前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチを前記第1段成形用パンチに接近させる方向に相対的に移動させ、前記カップ開口端を前記第1段成形用パンチに突き当てることにより、前記カップ肩部を直角状に成形する工程SA5を備えることを特徴とする。
(4)(1)に記載のプレス成形方法において、前記工程S3では、前記カップ開口端が前記第2ダイ肩部上に位置するまで前記第1カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部に押し込むことにより、カップ開口端側に進むに従って拡開する拡開部を備える前記第2カップ状被加工材を成形することを特徴とする。
(5)(2)及び(3)のいずれかに記載のプレス成形方法において、前記工程SA4では、前記カップ開口端が前記第2ダイ肩部上に位置するまで前記第1カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部に押し込むことにより、カップ開口端側に進むに従って拡開する拡開部を備える前記第2カップ状被加工材を成形することを特徴とする。

Claims (6)

  1. 互いに中心軸が同軸上に配置される第2段成形用パンチと、前記第2段成形用パンチの外周に沿って配置される第1段成形用パンチと、前記第1段成形用パンチの外周に沿って配置される軸押し用パンチと、前記第1段、第2段成形用パンチが挿入される先端側から、前記先端に向かうに従って拡開する第1ダイ肩部、前記中心軸と平行な第1ダイ孔部、前記第1段成形用パンチ及び前記軸押し用パンチと前記中心軸方向に対向し前記先端に向かうに従って拡開する第2ダイ肩部及び前記第2ダイ肩部に連設する第2ダイ孔部を有するダイと、を用いた平板状の被加工材に対するプレス成形方法であって、
    前記第1段、第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第1ダイ孔部内に挿入することにより前記第1ダイ肩部を介して前記被加工材を前記第1ダイ孔部内へ押し込み、カップ底部及び前記カップ底部の周縁部から立ち上がる周状のカップ側壁部を有する第1カップ状被加工材を成形する工程S1と、
    前記軸押し用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記カップ側壁部のカップ開口端に当接させ前記カップ開口端を拘束した状態で、前記第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第2ダイ孔部内に挿入し、前記第2ダイ肩部を介して前記第1カップ状被加工材の一部を前記第2ダイ孔部内へ押し込むことにより、前記カップ側壁部を縮径させると共に増肉する工程S2と、
    前記軸押し用パンチによる前記カップ開口端の拘束を解放した状態で、前記第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第1カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部内の奥へ更に押し込むことにより、前記第1カップ状被加工材より径の小さい第2カップ状被加工材を成形する工程S3と、
    を備えることを特徴とするプレス成形方法。
  2. 請求項1記載のプレス成形方法は、更に中心軸方向において前記第2段成形用パンチに対向配置されるカウンターパンチを用い、このカウンターパンチの外周に沿って前記第2ダイ孔部配置され、
    前記工程S2内において、前記軸押し用パンチにより前記カップ開口端を拘束した状態、且つ前記カップ側壁部における前記カップ底部側の板厚方向の変形を前記第2段成形用パンチと前記第2ダイ孔部とにより拘束した状態で、前記カウンターパンチを前記第2段成形用パンチに接近させ前記カウンターパンチ及び前記第2段成形用パンチにより前記第2ダイ孔部内の前記カップ底部を狭圧することにより、前記カップ底部及び前記カップ側壁部を繋ぐカップ肩部を直角状に成形すると共に、前記カップ底部の素材を前記カップ肩部に流入させて前記カップ肩部を増肉する工程S21を備え、
    前記工程S3では、前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチを、前記カップ底部を狭圧した状態で前記ダイに対して前記第2ダイ孔部内の奥へ相対移動させることを特徴するプレス成形方法。
  3. 互いに中心軸が同軸上に配置される第2段成形用パンチと、前記第2段成形用パンチの外周に沿って配置される第1段成形用パンチと、前記第1段成形用パンチの外周に沿って配置される軸押し用パンチと、中心軸方向において前記第2段成形用パンチに対向配置されるカウンターパンチと、前記第1段、第2段成形用パンチが挿入される先端側から、前記先端に向かうに従って拡開する第1ダイ肩部、前記中心軸と平行な第1ダイ孔部、前記第1段成形用パンチ及び前記軸押し用パンチと前記中心軸方向に対向し前記先端に向かうに従って拡開する第2ダイ肩部及び前記カウンターパンチの外周に沿って配置される第2ダイ孔部を有するダイと、を用いた平板状の被加工材に対するプレス成形方法であって、
    前記第1段、第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第1ダイ孔部内に挿入することにより前記第1ダイ肩部を介して前記被加工材を前記第1ダイ孔部内へ押し込み、カップ底部及び前記カップ底部の周縁部から立ち上がる周状のカップ側壁部を有する第1カップ状被加工材を成形する工程SA1と、
    前記軸押し用パンチを、前記カップ側壁部のカップ開口端に当接させ前記カップ開口端を拘束した状態で前記ダイに対して相対移動させ、前記第2ダイ肩部を介して前記第1カップ状被加工材の一部を前記第2ダイ孔部内へ押し込むことにより、前記カップ側壁部を縮径させると共に増肉する工程SA2と、
    前記軸押し用パンチにより前記カップ開口端を拘束した状態で前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチを接近させ、前記第2ダイ孔部内の前記カップ底部を前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチにより狭圧し平坦に成形すると共に、前記カップ底部の素材を、前記カップ底部及びカップ側壁部を繋ぐカップ肩部に流入させて前記カップ肩部を増肉する工程SA3と、
    前記第2段成形用パンチを前記ダイに対して相対移動させて前記第1カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部内の奥へ更に押し込むことにより、前記第1カップ状被加工材より径の小さい第2カップ状被加工材を成形する工程SA4と、
    を備えることを特徴とするプレス成形方法。
  4. 請求項3記載のプレス成形方法において、
    前記工程SA4では、前記カップ開口端が前記第2ダイ孔部内に位置するまで前記第2カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部内へ押し込み、
    前記プレス成形方法は、前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチで前記カップ底部を狭圧した状態、且つ前記カップ側壁部の前記カップ底部側の板厚方向の変形を前記第2段成形用パンチ及び前記第2ダイ孔部で拘束した状態で、前記第2段成形用パンチ及び前記カウンターパンチを前記第1段成形用パンチに接近させる方向に相対的に移動させ、前記カップ開口端を前記第1段成形用パンチに突き当てることにより、前記カップ肩部を直角状に成形する工程SA5を備えることを特徴とするプレス成形方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のプレス成形方法において、前記工程S3、SA4では、前記カップ開口端が前記第2ダイ肩部上に位置するまで前記第1カップ状被加工材を前記第2ダイ孔部に押し込むことにより、カップ開口端側に進むに従って拡開する拡開部を備える前記第2カップ状被加工材を成形することを特徴とするプレス成形方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のプレス成形方法で成形したことを特徴とするプレス成形品。
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