JP5554424B2 - 歯形部品の成形方法 - Google Patents
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本発明の第2形態による自動変速機用の二段カップ状の歯形部品の成形方法は、上部成形部と下部成形部とで構成される成形装置によって行われる。上部成形部は、パンチ120と、前記パンチの内側において、前記パンチ120に対して上下動可能であり、外周部に第1歯形が形成されたパンチピン110とを有する。
本発明の第1実施例は、二段カップ状の歯形部品のうち、大径部の周りに歯形が形成される歯形部品を成形する方法に関する。
本実施例は、二段カップ状の歯形部品のうち、小径部の周りに歯形が形成された歯形部品を成形する方法に関する。
先ず、形成装置について説明すると、本実施例による成形装置は、上部成形部と下部成形部とで構成されている。上部成形部は、パンチ120と、パンチの内側においてパンチ120に対して上下動可能であり、外周部に第1歯形が形成されたパンチピン110とを有する。下部成形部は、パンチピン110の第1歯形と協働して二段カップ状の歯形部品の小径部の歯形を成形する第2歯形が内周部に形成されたダイススリーブ140と、ダイススリーブの内側において上下動可能であり、前記パンチピン110の下方に対向して配置されるダイスピン130と、ダイススリーブ140の外周部に隣接して設けられるダイス150とを有する。また、上部成形部と下部成形部との間に介在するブランク1100を押圧する押圧部材170も成形装置に含まれる。
本実施例は、二段カップ状の歯形部品のうち、大径部及び小径部のいずれにも歯形が形成された歯形部品を成形する方法に関する。
図6の左側に示すように、先ず、ブランク1100を上部成形部と下部成形部との間に介在して配置する。押圧部材170によってブランク1100を押圧する。
本実施例は、二段カップ状の歯形部品のうち、大径部及び小径部のいずれにも歯形が形成された歯形部品を成形する方法に関する。
先ず、図9の左側に示すように、ブランク2100を上部成形部と下部成形部との間に介在して配置する。ブランク2100を押圧する押圧部材170も設けられる。
11:パンチ
12:パンチピン
13:第1歯形
15:パンチスリーブ
20:下部成形部
21:ダイス
22:ダイスピン
23:ダイススリーブ
25:第2歯形
51:第1下死点
52:第2下死点
53:第3下死点
100:ブランク
101:大径部
102:小径部
Claims (8)
- 外周部に第1歯形が形成されたパンチ11と、前記パンチの内側において、前記パンチ11に対して上下動可能なパンチピン12とを有する上部形成部10と、
内周部に前記第1歯形13と協働して、歯形部品の歯形を形成すべき第2歯形25が、第2下死点の下方に形成されるダイス21と、前記ダイス21の内側に配置され、前記パンチピン12の下方に対向して配置されるダイスピン22と、前記ダイスピン22と前記ダイス21との間に配置されるダイススリーブ23とを有する下部成形部20と、を備える成形装置による自動変速機用の歯形部品の成形方法において、
ブランク100を、前記上部形成部10と前記下部成形部20との間に介在するように配置する第1段階と、
前記ブランク100が噛合わせられた状態で、前記上部形成部10、前記ダイスピン22、及び前記ダイススリーブ23を第1下死点まで下降させ、前記ブランク100をカップ状の第1中間成形物に成形する第2段階と、
前記パンチピン12を第2下死点まで下降させ、前記第1中間成形物を二段カップ状の第2中間成形物に成形する第3段階と、
前記パンチピン12と前記パンチ11を一緒に第3下死点まで下降させ、前記第1歯形と前記第2歯形が互いに協働して、前記第2中間成形物の大径部の周りに歯形を成形する第4段階と、を含む歯形部品の成形方法。 - 前記第4段階において、前記パンチ11と前記ダイスとの間にパンチスリーブ15を介在し、前記第2中間成形物の1段周部の上部を押圧してフィードさせる請求項1に記載の歯形部品の成形方法。
- 前記第2段階乃至第4段階は、連続して行われる請求項1または2に記載の歯形部品の成形方法。
- パンチ120と、前記パンチの内側において、前記パンチ120に対して上下動可能であり、外周部に第1歯形が形成されたパンチピン110とを有する上部成形部と、
前記第1歯形と協働して、二段カップ状の歯形部品の小径部の歯形を成形する第2歯形が、内周部に形成されたダイススリーブ140と、前記ダイススリーブの内側において上下動可能であり、前記パンチピン110の下方に対向して配置されるダイスピン130と、前記ダイススリーブ140の外周部に隣接して設けられるダイス150とを有する下部成形部と、を備える成形装置による自動変速機用の歯形部品の成形方法において、
ブランクを前記上部成形部と前記下部成形部との間に介在させる第1段階と、
前記パンチピン110、前記パンチ120、前記ダイスピン130、及び前記ダイススリーブ140を下降させ、前記ブランクをカップ状の第1中間成形物1100−1に成形する第2段階と、
前記パンチピン110のみを下降させ、前記ダイススリーブ140と協働して、前記第1中間成形物1100−1の下側に小径部を成形するとともに、小径部の周りに歯形を成形し、二段カップ状の歯形部品である第2中間成形物1100−2に成形する第3段階と、を含む自動変速機用の歯形部品の成形方法。 - 前記第3段階において、前記パンチ120と前記ダイス150との間にパンチスリーブ160を介在し、前記第1中間成形物の大径部の周りの上部を押圧してフィードさせる請求項4に記載の自動変速機用の歯形部品の成形方法。
- 前記第2段階及び第3段階は、連続して行われる請求項4または5に記載の自動変速機用の歯形部品の成形方法。
- パンチスリーブ260と、前記パンチスリーブ260の内側において上下動可能であり、外側に第1‐1歯形が形成されたパンチ220と、前記パンチ220の内側において上下動可能であり、外周部に第2‐1歯形が形成されたパンチピン210とを有する上部成形部と、
第1‐1歯形と協働して、二段カップ状の歯形部品の大径部に歯形を形成すべき第1‐2歯形が、内側に形成されたダイス250と、前記ダイス250の内側において上下動可能に設けられ、内側において、前記第2‐1歯形と協働して、二段カップ状の歯形部品の小径部に歯形を形成すべき第2‐2歯形が内周部に形成されており、外周部に上方に盛り上がる隆起部を有するダイススリーブ230と、前記ダイススリーブ230の内側において上下動可能に設けられ、前記パンチピン210の下方に対向して配置されるダイスピン240とを有する下部成形部と、を備える成形装置による自動変速機用の二段カップ状の歯形部品の成形方法において、
ブランクを、前記上部成形部と前記下部成形部との間に介在するように配置する第1段階と、
パンチ220、パンチピン210、パンチスリーブ260、及びダイスピン240を下降させ、下部に、先に行くほど細くなるテーパ部を有する第1中間成形物2100−1に成形する第2段階と、
前記パンチピン210を下降させ、前記ダイススリーブ230と協働して、二段カップ状の歯形部品の小径部を成形するとともに、小径部の周りに歯形を成形する第3段階と、
前記パンチ220、前記パンチピン210、前記パンチスリーブ260、前記ダイススリーブ230、及び前記ダイスピン240を下降させ、前記パンチ220と前記ダイス250の協働により、二段カップ状の歯形部品の大径部に歯形を成形する第4段階と、を含む自動変速機用の二段カップ状の歯形部品の成形方法。 - パンチスリーブ260と、前記パンチスリーブ260の内側において上下動可能であり、外側に第1‐1歯形が形成されたパンチ220と、前記パンチ220の内側において上下動可能であり、外周部に第2‐1歯形が形成されたパンチピン210とを有する上部成形部と、
第1‐1歯形と協働して、二段カップ状の歯形部品の大径部に歯形を形成すべき第1‐2歯形が、内側に形成されたダイス250と、前記ダイス250の内側において上下動可能に設けられ、内側において、前記第2‐1歯形と協働して、二段カップ状の歯形部品の小径部に歯形を形成すべき第2‐2歯形が内周部に形成されており、外周部に上方に盛り上がる隆起部を有するダイススリーブ230と、前記ダイススリーブ230の内側において上下動可能に設けられ、前記パンチピン210の下方に対向して配置されるダイスピン240とを有する下部成形部と、を備える成形装置による自動変速機用の二段カップ状の歯形部品の成形方法において、
ブランクを、前記上部成形部と前記下部成形部との間に介在するように配置する第1段階と、
パンチ220、パンチピン210、パンチスリーブ260、及びダイスピン240を下降させ、下部に、先に行くほど細くなるテーパ部を有する第1中間成形物2100−1に成形する第2段階と、
前記ダイスピン240を所定の地点まで下降させる第3段階と、
前記パンチ220と前記パンチスリーブ260を下降させ、前記テーパ部を予備小径部に成形する第4段階と、
前記パンチピン210を下降させ、前記パンチピン210と前記ダイススリーブ230の協働により、前記予備小径部を二段カップ状の歯形部品を小径部に成形するとともに、小径部の周りに歯形を成形する第5段階と、
前記ダイスピン240を前記小径部の下側まで上昇させる第6段階と、
前記パンチ220、前記パンチピン210、前記パンチスリーブ260、前記ダイススリーブ230、及び前記ダイスピン240を下降させ、前記パンチ220と前記ダイス250の協働により、二段カップ状の歯形部品の大径部に歯形を成形する第7段階と、を含む自動変速機用の二段カップ状の歯形部品の成形方法。
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