JP5949492B2 - 粉末成形用金型及び粉末成形品の製造方法 - Google Patents

粉末成形用金型及び粉末成形品の製造方法 Download PDF

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本発明は、粉末成形用金型、及び、これを用いた粉末成形品の製造方法に関し、特に、少なくとも3つの分割型を含む粉末成形用金型、及び、これを用いた粉末成形品の製造方法に関する。
少なくとも3つの分割型を含む粉末成形用金型を用いて粉末成形品を得る粉末成形方法が知られている。
例えば、特許文献1では、分割型として、円形の断面形状を有する成形用孔部を含むダイスと、成形用孔部に嵌め込まれる上パンチと、この上パンチに対向するように成形用孔部に嵌め込まれる下パンチとを含む粉末成形用金型が開示されている。詳細には、下パンチは、円筒体状の下外パンチと、下外パンチに内挿される下内パンチとを備える。このような粉末成形用金型では、上パンチ、下外パンチ及び下内パンチを成形用孔部に沿ってそれぞれ摺動させて、粉末材料を加圧して、張出部と、この張出部の縁から突き出すツバ部とを有する帽子状の粉末成形品を得ることができる。
特開2001−030098号公報
ところで、特許文献1に開示される粉末成形用金型では、粉末成形品を取り出す際に、ツバ部がダイスの成形用孔部の内壁面から摩擦力を受けて割れてしまうことがあった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、粉末成形品を取り出す際に、分割型から受ける摩擦力による割れの発生を抑制する粉末成形用金型、及び、このような粉末成形用金型を用いた粉末成形品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる粉末成形用金型は、
キャビティの側面を構成するキャビティ側面を含む第1側面を有する第1分割型と、
前記キャビティの下面を構成し、前記第1側面に沿って摺動する第2分割型と、
前記キャビティの上面を構成し、前記第1側面に沿って摺動する第3分割型とを含み、
前記第2分割型、及び、前記第3分割型の少なくとも一方を前記第1側面に沿って摺動させて、粉末材料を加圧成形し、粉末成形品を前記第1側面に沿った方向の取出方向へ取り出して得られる粉末成形用金型であって、
前記第1側面は、前記第2分割型に対向する第1対向面と、前記第3分割型に対向する第2対向面とを含み、
前記キャビティ側面は、前記第1対向面及び前記第2対向面を接続するとともに、前記取出方向に対して垂直な前記キャビティの断面積を前記取出方向へ進行するに従って増加させるように傾斜する傾斜面を含むことを特徴とする。
このような構成により、粉末材料を第3分割型から加工力を加えることで加圧成形した場合には、第2分割型が弾性的に圧縮変形されて、キャビティ側面を転写して傾斜面を有する粉末成形品を成形することができる。その後、除圧すると、粉末成形品は、第2分割型の復元力により、取出方向に向かうように移動し、第1分割型との間に隙間を形成して接触面積を減じる。第1分割型との接触面積の減少により、第1分割型からかかる摩擦力を減じて、粉末成形品を粉末成形用金型から取り出すことができる。つまり、粉末成形品を取り出す際に、分割型から受ける摩擦力による割れの発生を抑制する粉末成形用金型を提供することができる。
本発明にかかる粉末成形品の製造方法は、
上記した粉末成形用金型を用いて粉末成形品を製造する製造方法であって、
粉末材料を前記キャビティに充填する充填ステップと、
前記第3分割型を前記第1側面に沿って摺動させて、前記粉末材料を加圧するとともに、前記第2分割型を弾性的に圧縮変形させて、前記粉末成形品を成形する加圧ステップと、
前記第3分割型を前記粉末成形品から離間するように前記第1側面に沿って摺動させて、前記第2分割型を復元させて、前記粉末成形品を押し上げる除圧ステップと、
前記粉末成形品を前記キャビティから取り出す取出ステップを含むことを特徴としてもよい。
本発明により、粉末成形品を取り出す際に、分割型から受ける摩擦力による割れの発生を抑制する粉末成形用金型、及び、このような粉末成形用金型を用いた粉末成形品の製造方法を提供することができる。
実施形態にかかる粉末成形用金型の断面図である。 実施形態にかかる粉末成形用金型の要部の断面図である。 粉末成形用金型により得られる粉末成形品の上面図である。 粉末成形用金型により得られる粉末成形品の断面図である。 粉末成形装置に取り付けられた粉末成形用金型の断面図である。 粉末成形品の製造方法を示す図である。 製造工程中の粉末成形用金型の要部の断面図である。 他の実施形態にかかる粉末成形用金型の要部の断面図である。
(実施の形態1)
以下、図1乃至図3Bを参照して本発明の第1実施形態にかかる粉末成形用金型について説明する。図1は、粉末成形用金型1の断面を示す。図2は、粉末成形用金型1の要部の断面を示す。図3A及び図3Bは、粉末成形用金型1により得られる粉末成形品10の上面及び断面をそれぞれ示す。
図1に示すように、粉末成形用金型1は、粉末成形装置に取り付けて、粉末材料を加圧して、粉末成形品10(図3A及び図3B参照)を成形するための粉末成形用金型である。ここで、図3A及び図3Bに示すように、粉末成形品10は、径方向に沿って突き出す歯部11を外周面12に有する環状体であって、歯車として使用することができる。図1に戻って、粉末成形用金型1は、分割型として、外側ダイス2(第1分割型)と、下パンチ3(第2分割型)と、上パンチ4(第3分割型)と、内側ダイス5とを含む。また、粉末成形用金型1において、外側ダイス2、下パンチ3、上パンチ4、及び、内側ダイス5を組み合わせることで、キャビティ6が構成される。
外側ダイス2は、略円筒状の第1外側ダイス21と、第1外側ダイス21を包囲するように嵌め込む略円筒状の第2外側ダイス22とを備える。第1外側ダイス21は、成形用孔部23を有する。成形用孔部23には、粉末成形品10(図3A及び図3B参照)の歯部11を成形できるように、歯車状の断面形状を有する孔が形成される。図2に示すように、成形用孔部23の内壁面24は、キャビティ6を構成する面であるキャビティ外側面25と、上パンチ対向面27(第2対向面)と下パンチ対向面28(第1対向面)とを含む。キャビティ外側面25は、上パンチ対向面27と下パンチ対向面28を接続している。キャビティ外側面25は、粉末成形品10を内壁面24に沿った方向の取出方向Aに対して垂直なキャビティ6の断面積を、取出方向Aへ進行するに従って増加させるように傾斜した傾斜面26を含む。傾斜面26の上パンチ対向面27又は下パンチ対向面28に対する傾斜角度θは、2°が好ましい。図1に戻って、第2外側ダイス22は、粉末成形装置に取り付けるためのダイス被保持部29を外周面に有する。
下パンチ3は、下外パンチ31と、下内パンチ32とを含む。下外パンチ31は、下端に径方向に突き出すツバ部33を有する略円筒状の部材である。下外パンチ31は、下パンチ対向面28に対向するように、第1外側ダイス21の成形用孔部23に嵌め込まれる。さらに、下外パンチ保持用スペーサ35と第2外側ダイス22とをボルト36により締結して、ツバ部33を下外パンチ保持用スペーサ35と第1外側ダイス21との間に挟み込んで固定して、下外パンチ31を保持する。下外パンチ31は、キャビティ6を構成する上面34を有する。また、下外パンチ31は、弾性的に圧縮変形する材料からなる。つまり、下外パンチ31は、ツバ部33を固定されているので、上面34から圧力を受けると、弾性的に圧縮変形する。一方、この圧力を除荷すると、下外パンチ31は、圧縮する前の長さに復元する。
また、下内パンチ32は、下端に径方向に突き出すツバ部37を有する略円筒状の部材である。下内パンチ32は、下外パンチ31の内周面に沿って移動できるように下外パンチ31に挿入されている。下内パンチ32は、キャビティ6を構成する上内面38を上端面に有する。下内パンチ32は、ツバ部37をクランプ等の固定具により固定されて、粉末成形装置に取り付けられる。
上パンチ4は、上パンチ対向面27に沿って摺動できるように、第1外側ダイス21の成形用孔部23に挿入される略環状体のパンチである。上パンチ4は、キャビティ6を構成する面を下面41に有する。上パンチ4は、下面41近傍において、成形用孔部23に隙間無く嵌め込まれるように、歯車状の断面形状を有する。上パンチ4は、粉末成形装置に取り付けられるための上パンチ昇降手段取付部(図示略)を上面に有する。
内側ダイス5は、下パンチ3及び上パンチ4に包囲される略円筒状体のダイスである。内側ダイス5の外周面51は、キャビティ6の内側面を構成するキャビティ内側面55と、上パンチ4に対向する上パンチ内対向面57と、下パンチ3に対向する下パンチ内対向面58とを含む。キャビティ内側面55は、上パンチ内対向面57と下パンチ内対向面58を接続している。内側ダイス5は、粉末成形装置に取り付けるためのボルト雌ねじ部53を有する。
(使用方法)
以下、図4を用いて、粉末成形用金型1の使用方法について説明する。図4は、粉末成形装置90に取り付けた粉末成形用金型1を示す図である。図4に示すように、粉末成形用金型1は、各分割型を、粉末成形装置90の外側ダイス保持手段91、下パンチ昇降手段92、上パンチ昇降手段93、内側ダイス保持手段94にそれぞれ取り付けて使用される。詳細には、外側ダイス2は、粉末成形装置90の外側ダイス保持手段91にダイス被保持部29を取り付けて保持される。また、下内パンチ32は、ツバ部37をクランプにより固定して下パンチ昇降手段92に取り付けられる。また、下内パンチ32は、下パンチ昇降手段92により、下パンチ対向面28に沿って昇降できる。また、上パンチ4は、上パンチ対向面27に沿って昇降できるように、上パンチ昇降手段取付部(図示略)を上パンチ昇降手段93に取り付けられる。上パンチ4は、上パンチ昇降手段93により上パンチ対向面27に沿って摺動できる。内側ダイス5は、ボルト雌ねじ部53にボルト59を締結して、内側ダイス保持手段94に保持される。
ここで、下内パンチ32及び上パンチ4を、成形用孔部23の内壁面24に沿って、それぞれ所定の位置に降下又は上昇させると、外側ダイス2のキャビティ外側面25、下内パンチ32の上内面38、下外パンチ31の上面34及び内周面、上パンチ4の下面41、及び、内側ダイス5のキャビティ内側面55により、キャビティ6が構成される。
なお、必要に応じて、外側ダイス保持手段91及び内側ダイス保持手段94を、図示しない駆動手段にそれぞれ接続して、外側ダイス2及び内側ダイス5をそれぞれ昇降できるように保持してもよい。また、下外パンチ保持用スペーサ35を省略して、下内パンチ32を下外パンチ31に一体化させた下パンチを上下方向に移動できるように保持しても構わない。
(製造方法)
次に、図4乃至図6を用いて、粉末成形用金型1を用いて粉末成形品10を製造する製造方法について説明する。図5は、粉末成形用金型1を使用した粉末成形品の製造工程のフローチャートを示す。図6は、製造工程中における粉末成形品及び粉末成形用金型の要部の断面図を示す。
ここでは、粉末成形用金型1を取り付けた粉末成形装置90を用いて、粉末成形品10を製造することを例として、図4乃至図6を参照しつつ説明する。
図4、図5及び図6(a)に示すように、充填ステップS1では、上パンチ4の下面41を成形用孔部23の開口部231より高い位置に位置するよう上パンチ4を上昇させて、粉末成形品10の材料となる粉末材料を成形用孔部23に入れて充填する。ここで、下外パンチ31の上面34は、充填時位置280にある。
次いで、図6(b)に示すように、加圧ステップS2では、上パンチ4を降下させて、粉末材料を上パンチ4から加工力を加えて、粉末成形品10を加圧成形する。ここで、下外パンチ31は、加圧成形による圧力を、粉末材料を介して受けて、弾性的に圧縮変形する。この圧縮変形により、下外パンチ31の上面34は、充填時位置280から加圧時位置281まで降下する。なお、図6において、充填時位置280と加圧時位置281との距離は、分かり易くするため、実際の距離よりも長くなるように描写されている。
さらに、図6(c)に示すように、除圧ステップS3では、上パンチ4を粉末成形品10から離間させるように上昇させて、粉末成形品10にかかる圧力を除く。上面34の受ける圧力が低下すると、下外パンチ31は復元し、粉末成形品10に取出方向Aに移動させるよう押し上げる。下外パンチ31の上面34は、加圧時位置281から充填時位置280に復元する。粉末成形品10は、下外パンチ31の復元により、取出方向Aに向かって移動し、外側ダイス2との間に隙間を生じる。
最後に、図6(d)に示すように、取出ステップS4では、上パンチ4に加えて下内パンチ32を上昇させて、粉末成形品10を取出方向Aに移動させ、粉末成形用金型1から取り出す。ここで、外側ダイス2と粉末成形品10との間には隙間が生じているので、外側ダイス2と粉末成形品10との接触面積が低下したまま、粉末成形品10を取出方向Aに力を与えることができる。つまり、外側ダイス2の内壁面24から粉末成形品に加わる摩擦力を減じて、粉末成形品10を粉末成形用金型1から取り出すことができる。すなわち、粉末成形品10を粉末成形用金型1から取り出した時における割れの発生を抑制することができる。
以上より、実施形態にかかる粉末成形用金型を用いると、分割型である外側ダイスから受ける摩擦力による割れの発生を抑制して、粉末成形品を製造することができる。
(実施の形態2)
以下、図7を参照して本発明の第2実施形態にかかる粉末成形用金型について説明する。第2実施形態にかかる粉末成形用金型は、上記した第1実施形態にかかる粉末成形用金型と比較して、内側ダイス及び下内パンチを異にしており、他の部材については共通するため説明を省略する。また、第1実施形態の内側ダイス5及び下内パンチ32と共通する箇所には相当する符号を付することにより説明を簡略化する。
図7は、第2実施形態にかかる粉末成形用金型の要部の断面を示す。図7に示すように、第2実施形態にかかる粉末成形用金型の内側ダイス105(第1分割型)の外周面151は、キャビティ106の内側面を構成するキャビティ内側面155と、上パンチ104(第3分割型)に対向する上パンチ内対向面157(第2対向面)と、下パンチ103(第2分割型)に対向する下パンチ内対向面158(第1対向面)とを含む。キャビティ内側面155は、外周面151に沿った方向である取出方向Aに対して垂直なキャビティ106の断面積を、取出方向Aへ進行するに従って増加させるように傾斜した傾斜面156を含む。傾斜面156の上パンチ内対向面157又は下パンチ内対向面158に対する傾斜角度θ2は、2°が好ましい。また、下内パンチ132は、弾性的に圧縮変形する材料からなる。下内パンチ132とほぼ同じ形状のパンチである。つまり、下内パンチ132は、上内面138から圧力を受けると、弾性的に圧縮変形し縮む。一方、この圧力を除荷すると、下内パンチ132は、圧縮変形する前の長さに復元する。
第2実施形態にかかる粉末成形用金型を用いて、粉末材料を上パンチ104から加工力を加えることで加圧成形すると、下内パンチ132が弾性的に圧縮変形するとともに、キャビティ内側面155を転写して傾斜面を有する粉末成形品を形成することができる。その後、除圧すると、粉末成形品は、下内パンチ132の復元力により、取出方向Aに移動し、内側ダイス105との接触面積を減じる。内側ダイス105との接触面積の減少により、内側ダイス105から受ける摩擦力を減じて、粉末成形品を第2実施形態にかかる粉末成形用金型から取り出すことができる。つまり、粉末成形品を取り出す際に、内側ダイス105の外周面151から受ける摩擦力による割れの発生を抑制する粉末成形用金型を提供することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、分割型の形状を適宜変更することで、粉末成形品10のような歯車だけでなく、略円筒体や略円柱体などの様々な形状の粉末成形品を取出す際に、分割型から受ける摩擦による割れの発生を抑制する粉末成形用金型を提供することができる。
1 粉末成形用金型、2 外側ダイス、3 下パンチ、4 上パンチ、
5 内側ダイス、6 キャビティ、10 粉末成形品、24 内壁面、
25 キャビティ外側面、26 傾斜面、27 上パンチ対向面、
28 下パンチ対向面、34 上面、41 下面

Claims (2)

  1. キャビティの側面を構成するキャビティ側面を含む第1側面を有する第1分割型と、
    前記キャビティの下面を構成し、前記第1側面に沿って摺動する第2分割型と、
    前記キャビティの上面を構成し、前記第1側面に沿って摺動する第3分割型とを含み、
    前記第2分割型、及び、前記第3分割型の少なくとも一方を前記第1側面に沿って摺動させて、粉末材料を加圧成形し、粉末成形品を前記第1側面に沿った方向の取出方向へ取り出して得られる粉末成形用金型であって、
    前記第1側面は、前記第2分割型に対向する第1対向面と、前記第3分割型に対向する第2対向面とを含み、
    前記キャビティ側面は、前記第1対向面及び前記第2対向面を接続するとともに、前記取出方向に対して垂直な前記キャビティの断面積を前記取出方向へ進行するに従って増加させるように傾斜する傾斜面を含み、
    前記第2分割型は、前記第3分割型を前記第1側面に沿って摺動させて前記粉末材料を加圧すると、弾性的に圧縮変形し、前記第3分割型を前記第1側面に沿って摺動させて前記粉末成形品から離間させると、前記粉末成形品を前記取り出し方向へ押し上げるよう復元する、
    ことを特徴とする粉末成形用金型。
  2. 請求項1に記載される粉末成形用金型を用いて粉末成形品を製造する製造方法であって、
    粉末材料を前記キャビティに充填する充填ステップと、
    前記第3分割型を前記第1側面に沿って摺動させて、前記粉末材料を加圧するとともに、前記第2分割型を弾性的に圧縮変形させて、前記粉末成形品を成形する加圧ステップと、
    前記第3分割型を前記粉末成形品から離間するように前記第1側面に沿って摺動させて、前記第2分割型を復元させて、前記粉末成形品を押し上げる除圧ステップと、
    前記粉末成形品を前記キャビティから取り出す取出ステップを含む粉末成形品の製造方法。
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