JP5949492B2 - 粉末成形用金型及び粉末成形品の製造方法 - Google Patents
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キャビティの側面を構成するキャビティ側面を含む第1側面を有する第1分割型と、
前記キャビティの下面を構成し、前記第1側面に沿って摺動する第2分割型と、
前記キャビティの上面を構成し、前記第1側面に沿って摺動する第3分割型とを含み、
前記第2分割型、及び、前記第3分割型の少なくとも一方を前記第1側面に沿って摺動させて、粉末材料を加圧成形し、粉末成形品を前記第1側面に沿った方向の取出方向へ取り出して得られる粉末成形用金型であって、
前記第1側面は、前記第2分割型に対向する第1対向面と、前記第3分割型に対向する第2対向面とを含み、
前記キャビティ側面は、前記第1対向面及び前記第2対向面を接続するとともに、前記取出方向に対して垂直な前記キャビティの断面積を前記取出方向へ進行するに従って増加させるように傾斜する傾斜面を含むことを特徴とする。
上記した粉末成形用金型を用いて粉末成形品を製造する製造方法であって、
粉末材料を前記キャビティに充填する充填ステップと、
前記第3分割型を前記第1側面に沿って摺動させて、前記粉末材料を加圧するとともに、前記第2分割型を弾性的に圧縮変形させて、前記粉末成形品を成形する加圧ステップと、
前記第3分割型を前記粉末成形品から離間するように前記第1側面に沿って摺動させて、前記第2分割型を復元させて、前記粉末成形品を押し上げる除圧ステップと、
前記粉末成形品を前記キャビティから取り出す取出ステップを含むことを特徴としてもよい。
以下、図1乃至図3Bを参照して本発明の第1実施形態にかかる粉末成形用金型について説明する。図1は、粉末成形用金型1の断面を示す。図2は、粉末成形用金型1の要部の断面を示す。図3A及び図3Bは、粉末成形用金型1により得られる粉末成形品10の上面及び断面をそれぞれ示す。
以下、図4を用いて、粉末成形用金型1の使用方法について説明する。図4は、粉末成形装置90に取り付けた粉末成形用金型1を示す図である。図4に示すように、粉末成形用金型1は、各分割型を、粉末成形装置90の外側ダイス保持手段91、下パンチ昇降手段92、上パンチ昇降手段93、内側ダイス保持手段94にそれぞれ取り付けて使用される。詳細には、外側ダイス2は、粉末成形装置90の外側ダイス保持手段91にダイス被保持部29を取り付けて保持される。また、下内パンチ32は、ツバ部37をクランプにより固定して下パンチ昇降手段92に取り付けられる。また、下内パンチ32は、下パンチ昇降手段92により、下パンチ対向面28に沿って昇降できる。また、上パンチ4は、上パンチ対向面27に沿って昇降できるように、上パンチ昇降手段取付部(図示略)を上パンチ昇降手段93に取り付けられる。上パンチ4は、上パンチ昇降手段93により上パンチ対向面27に沿って摺動できる。内側ダイス5は、ボルト雌ねじ部53にボルト59を締結して、内側ダイス保持手段94に保持される。
次に、図4乃至図6を用いて、粉末成形用金型1を用いて粉末成形品10を製造する製造方法について説明する。図5は、粉末成形用金型1を使用した粉末成形品の製造工程のフローチャートを示す。図6は、製造工程中における粉末成形品及び粉末成形用金型の要部の断面図を示す。
以下、図7を参照して本発明の第2実施形態にかかる粉末成形用金型について説明する。第2実施形態にかかる粉末成形用金型は、上記した第1実施形態にかかる粉末成形用金型と比較して、内側ダイス及び下内パンチを異にしており、他の部材については共通するため説明を省略する。また、第1実施形態の内側ダイス5及び下内パンチ32と共通する箇所には相当する符号を付することにより説明を簡略化する。
5 内側ダイス、6 キャビティ、10 粉末成形品、24 内壁面、
25 キャビティ外側面、26 傾斜面、27 上パンチ対向面、
28 下パンチ対向面、34 上面、41 下面
Claims (2)
- キャビティの側面を構成するキャビティ側面を含む第1側面を有する第1分割型と、
前記キャビティの下面を構成し、前記第1側面に沿って摺動する第2分割型と、
前記キャビティの上面を構成し、前記第1側面に沿って摺動する第3分割型とを含み、
前記第2分割型、及び、前記第3分割型の少なくとも一方を前記第1側面に沿って摺動させて、粉末材料を加圧成形し、粉末成形品を前記第1側面に沿った方向の取出方向へ取り出して得られる粉末成形用金型であって、
前記第1側面は、前記第2分割型に対向する第1対向面と、前記第3分割型に対向する第2対向面とを含み、
前記キャビティ側面は、前記第1対向面及び前記第2対向面を接続するとともに、前記取出方向に対して垂直な前記キャビティの断面積を前記取出方向へ進行するに従って増加させるように傾斜する傾斜面を含み、
前記第2分割型は、前記第3分割型を前記第1側面に沿って摺動させて前記粉末材料を加圧すると、弾性的に圧縮変形し、前記第3分割型を前記第1側面に沿って摺動させて前記粉末成形品から離間させると、前記粉末成形品を前記取り出し方向へ押し上げるよう復元する、
ことを特徴とする粉末成形用金型。 - 請求項1に記載される粉末成形用金型を用いて粉末成形品を製造する製造方法であって、
粉末材料を前記キャビティに充填する充填ステップと、
前記第3分割型を前記第1側面に沿って摺動させて、前記粉末材料を加圧するとともに、前記第2分割型を弾性的に圧縮変形させて、前記粉末成形品を成形する加圧ステップと、
前記第3分割型を前記粉末成形品から離間するように前記第1側面に沿って摺動させて、前記第2分割型を復元させて、前記粉末成形品を押し上げる除圧ステップと、
前記粉末成形品を前記キャビティから取り出す取出ステップを含む粉末成形品の製造方法。
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JP2012256029A JP5949492B2 (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 粉末成形用金型及び粉末成形品の製造方法 |
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