JP2010201471A - アンダカット部付成形体製造装置、それを用いたアンダカット部付成形体の製造方法及びアンダカット部付成形体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アンダカット部付成形体製造装置を構成する第3次鍛造用金型装置90は、第2次成形体14を支持するダイス96と、第2次成形体14の円環状凸部22の内部に挿入されるパンチ98と、該パンチ98に外嵌されたスリーブ100とを備える。この中、パンチ98は、第2次成形体14に対向する小径部134と、該小径部134に比して大径な大径部136と、これら小径部134と大径部136の間に介在してテーパ状に拡径する拡径部138とを有する。小径部134が円環状凸部22の内部に挿入されるとともに円環状凸部22の開口した端部が拡径部138で押圧されて拡開する。拡開した端部はスリーブ100の内周壁で堰止され、これにより、それ以上の拡開が停止される。
【選択図】図5
Description
円柱形状のワークを押圧して圧潰することで、前記ワークの一端部に円環状凸部を形成する第1次鍛造用金型装置と、
前記円環状凸部が形成された前記ワークに対して据え込み成形を行うことで前記円環状凸部の高さ方向寸法を延伸させる第2次鍛造用金型装置と、
前記円環状凸部の開口した先端部を半径方向外方に向かって拡開させてアンダカット部を形成する第3次鍛造用金型装置と、
前記アンダカット部を拡開する方向に折曲する第4次鍛造用金型装置と、
を備え、
前記第3次鍛造用金型装置は、一端部に円環状凸部が形成されたワークを支持するダイスと、
前記円環状凸部の内部に挿入されるパンチと、
前記パンチが前記円環状凸部の内部に挿入されたときに前記円環状凸部を堰止する堰止型と、
を備え、
前記パンチは、小径部と、前記小径部に比して大径な大径部と、前記小径部と大径部との間に介在して拡径する拡径部とを有し、
前記パンチの小径部が前記円環状凸部の内部に挿入される際、前記円環状凸部の開口した先端部を該パンチの前記拡径部によって押圧することで前記円環状凸部を拡開するとともに、拡開した前記円環状凸部を前記堰止型で堰止して前記アンダカット部を形成することを特徴とする。
円柱形状のワークを押圧して圧潰することで、前記ワークの一端部に円環状凸部を形成する工程と、
前記円環状凸部が形成された前記ワークに対して据え込み成形を行うことで前記円環状凸部の高さ方向寸法を延伸させる工程と、
前記円環状凸部の開口した先端部を半径方向外方に向かって拡開させてアンダカット部を形成する工程と、
前記アンダカット部を拡開する方向に折曲する工程と、
を有し、
前記アンダカット部を形成する際、小径部と、前記小径部に比して大径な大径部と、前記小径部と大径部との間に介在して拡径する拡径部とを有するパンチを用い、前記パンチの小径部が前記円環状凸部の内部に挿入される際、前記円環状凸部の開口した先端部を該パンチの前記拡径部によって押圧することで前記円環状凸部を拡開するとともに、拡開した前記円環状凸部を堰止型で堰止することを特徴とする。
基部と、
前記基部の一端部から突出形成された円環状凸部と、
前記円環状凸部の開口した先端部が半径方向外方に折曲されることで前記円環状凸部に比して大径に形成されたアンダカット部と、
を有することを特徴とする。
20…基部 22…円環状凸部
24…アンダカット部 26…貫通孔
40、90、150、204…鍛造用金型装置
46、96…ダイス 48、98…パンチ
82…堰止型 86、100…スリーブ
134…小径部 136…大径部
138…拡径部 156…排出用通路
160…打抜ダイス 166…打抜パンチ
174…押圧型 178、182…コイルスプリング
200…突出堰止部 202…固定堰止型
Claims (6)
- アンダカット部を有するアンダカット部付成形体を製造するためのアンダカット部付成形体製造装置であって、
円柱形状のワークを押圧して圧潰することで、前記ワークの一端部に円環状凸部を形成する第1次鍛造用金型装置と、
前記円環状凸部が形成された前記ワークに対して据え込み成形を行うことで前記円環状凸部の高さ方向寸法を延伸させる第2次鍛造用金型装置と、
前記円環状凸部の開口した先端部を半径方向外方に向かって拡開させてアンダカット部を形成する第3次鍛造用金型装置と、
前記アンダカット部を拡開する方向に折曲する第4次鍛造用金型装置と、
を備え、
前記第3次鍛造用金型装置は、一端部に円環状凸部が形成されたワークを支持するダイスと、
前記円環状凸部の内部に挿入されるパンチと、
前記パンチが前記円環状凸部の内部に挿入されたときに前記円環状凸部を堰止する堰止型と、
を備え、
前記パンチは、小径部と、前記小径部に比して大径な大径部と、前記小径部と大径部との間に介在して拡径する拡径部とを有し、
前記パンチの小径部が前記円環状凸部の内部に挿入される際、前記円環状凸部の開口した先端部を該パンチの前記拡径部によって押圧することで前記円環状凸部を拡開するとともに、拡開した前記円環状凸部を前記堰止型で堰止して前記アンダカット部を形成することを特徴とするアンダカット部付成形体製造装置。 - 請求項1記載の装置において、前記第4次鍛造用金型装置は前記ワークに貫通孔を形成する打抜型を有し、前記ワークの前記アンダカット部を折曲すると同時に該ワークに貫通孔を形成することを特徴とするアンダカット部付成形体製造装置。
- アンダカット部を有するアンダカット部付成形体の製造方法であって、
円柱形状のワークを押圧して圧潰することで、前記ワークの一端部に円環状凸部を形成する工程と、
前記円環状凸部が形成された前記ワークに対して据え込み成形を行うことで前記円環状凸部の高さ方向寸法を延伸させる工程と、
前記円環状凸部の開口した先端部を半径方向外方に向かって拡開させてアンダカット部を形成する工程と、
前記アンダカット部を拡開する方向に折曲する工程と、
を有し、
前記アンダカット部を形成する際、小径部と、前記小径部に比して大径な大径部と、前記小径部と大径部との間に介在して拡径する拡径部とを有するパンチを用い、前記パンチの小径部が前記円環状凸部の内部に挿入される際、前記円環状凸部の開口した先端部を該パンチの前記拡径部によって押圧することで前記円環状凸部を拡開するとともに、拡開した前記円環状凸部を堰止型で堰止することを特徴とするアンダカット部付成形体の製造方法。 - 請求項3記載の製造方法において、前記アンダカット部を折曲すると同時に前記ワークに貫通孔を形成することを特徴とするアンダカット部付成形体の製造方法。
- アンダカット部を有するアンダカット部付成形体であって、
基部と、
前記基部の一端部から突出形成された円環状凸部と、
前記円環状凸部の開口した先端部が半径方向外方に折曲されることで前記円環状凸部に比して大径に形成されたアンダカット部と、
を有することを特徴とするアンダカット部付成形体。 - 請求項5記載の成形体において、前記アンダカット部から前記基部に至る貫通孔が形成されたことを特徴とするアンダカット部付成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009050499A JP2010201471A (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | アンダカット部付成形体製造装置、それを用いたアンダカット部付成形体の製造方法及びアンダカット部付成形体 |
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JP2009050499A JP2010201471A (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | アンダカット部付成形体製造装置、それを用いたアンダカット部付成形体の製造方法及びアンダカット部付成形体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2009
- 2009-03-04 JP JP2009050499A patent/JP2010201471A/ja active Pending
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