JPWO2014091601A1 - エマルジョン凝固剤 - Google Patents

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Abstract

本発明は、極めて低温な温度環境下においてタイヤパンクシール材を速やかに凝固させるために利用することができるエマルジョン凝固剤の提供を目的とする。本発明のエマルジョン凝固剤は、粒子径が35〜100μmの、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム及び酸化ケイ素からなる群から選ばれる少なくとも1種のA成分と、アルギン酸プロピレングリコールと、酸化カルシウム、塩化カルシウム、酢酸カルシウム及び尿素からなる群から選ばれる少なくとも1種のB成分とを含み、前記B成分の量が、前記A成分、前記アルギン酸プロピレングリコール及び前記B成分の合計量中の3〜30質量%であり、エマルジョンを含有するタイヤパンクシール材を凝固させるために使用される、エマルジョン凝固剤である。

Description

本発明はエマルジョン凝固剤に関する。
従来、タイヤのパンク修理材(タイヤパンクシール材)を用いてタイヤのパンクを修理した後、タイヤパンク修理材を回収するために、エマルジョン凝固剤が使用されている。
本願出願人はこれまでに凝固剤として、エマルジョン粒子を含有するタイヤパンクシール材を凝固させるためのエマルジョン凝固剤であって、前記エマルジョン粒子の表面電荷を弱めることおよび前記エマルジョン粒子と水素結合することのうちのいずれか一方または両方によって、前記エマルジョン粒子の凝集を引き起こす鉱物と、ゲル化剤とを含有するエマルジョン凝固剤(特許文献1)を提案している。
特許4245654号公報
これまで、日本国内においてエマルジョン凝固剤を使用する環境温度の下限は−20℃と想定されていたが、海外においてはさらに低温な温度環境下(例えば外気温が−40℃)にある極寒冷地においてエマルジョン凝固剤を使用することが必要とされる。
そこで、本願発明は極めて低温な温度環境下においてタイヤパンクシール材を速やかに凝固させるために利用することができるエマルジョン凝固剤の提供を目的とする。
本願発明者は上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、粒子径が35〜100μmの、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム及び酸化ケイ素からなる群から選ばれる少なくとも1種のA成分と、アルギン酸プロピレングリコールと、酸化カルシウム、塩化カルシウム、酢酸カルシウム及び尿素からなる群から選ばれる少なくとも1種のB成分とを含み、
前記B成分の量が、前記A成分、前記アルギン酸プロピレングリコール及び前記B成分の合計量中の3〜30質量%である組成物が、極めて低温な温度環境下においてタイヤパンクシール材を速やかに凝固させるために利用することができるエマルジョン凝固剤となることを見出して、本願発明を完成させた。
即ち、本願発明は以下のエマルジョン凝固剤を提供する。
1. 粒子径が35〜100μmの、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム及び酸化ケイ素からなる群から選ばれる少なくとも1種のA成分と、
アルギン酸プロピレングリコールと、
酸化カルシウム、塩化カルシウム、酢酸カルシウム及び尿素からなる群から選ばれる少なくとも1種のB成分とを含み、
前記B成分の量が、前記A成分、前記アルギン酸プロピレングリコール及び前記B成分の合計量中の3〜30質量%であり、
エマルジョンを含有するタイヤパンクシール材を凝固させるために使用される、エマルジョン凝固剤。
2. 前記エマルジョンが、天然ゴムラテックス及び/又は合成樹脂系エマルジョンであり、前記タイヤパンクシール材がさらに凍結防止材を含有する、上記1に記載のエマルジョン凝固剤。
3. 前記凍結防止剤が、エチレングリコール、プロピレングリコール及びジエチレングリコールからなる群から選ばれる少なくとも1種である、上記2に記載のエマルジョン凝固剤。
4. 上記1〜3のいずれかに記載のエマルジョン凝固剤の使用量が、前記タイヤパンクシール材100質量部に対して10質量部以上である、上記1〜3のいずれかに記載のエマルジョン凝固剤。
5. 前記B成分が、酸化カルシウム、塩化カルシウム及び酢酸カルシウムからなる群から選ばれる少なくとも1種であり、前記エマルジョンが、天然ゴムラテックスを少なくとも含有する上記1〜4のいずれかに記載のエマルジョン凝固剤。
6. −40℃から+70℃までの温度環境下において使用される、上記1〜5のいずれかに記載のエマルジョン凝固剤。
7. 前記A成分の量が、前記タイヤパンクシール材の量の1.5〜7質量%である上記1〜6のいずれかに記載のエマルジョン凝固剤。
本発明のエマルジョン凝固剤は、極めて低温な温度環境下においてタイヤパンクシール材を速やかに凝固させることができる。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明のエマルジョン凝固剤は、
粒子径が35〜100μmの、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム及び酸化ケイ素からなる群から選ばれる少なくとも1種のA成分と、
アルギン酸プロピレングリコールと、
酸化カルシウム、塩化カルシウム、酢酸カルシウム及び尿素からなる群から選ばれる少なくとも1種のB成分とを含み、
前記B成分の量が、前記A成分、前記アルギン酸プロピレングリコール及び前記B成分の合計量中の3〜30質量%であり、
エマルジョンを含有するタイヤパンクシール材を凝固させるために使用される、エマルジョン凝固剤である。
本発明のエマルジョン凝固剤に含まれるA成分は、粒子径が35〜100μmの、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム及び酸化ケイ素からなる群から選ばれる少なくとも1種である。
A成分の粒子径が35〜100μmであることによって、極めて低温な温度環境下においてタイヤパンクシール材を速やかに凝固させることができる。A成分の粒子径が35μm以上である場合、極めて低温な温度環境下においてタイヤパンクシール材と混合しやすく、当該温度環境下におけるタイヤパンクシール材の凝固性(以下「タイヤパンクシール材の凝固性」を単に「凝固性」ということがある。)に優れる。A成分の粒子径が100μm以下である場合、A成分の表面積が大きくなることによりエマルジョン粒子の凝集を引き起こしやすくなり、極めて低温な温度環境下における凝固性に優れると考えられる。
A成分の粒子径は、極めて低温な温度環境下における凝固性により優れ、より広範な温度範囲での使用が可能となり、タイヤパンクシール材への混合分散性に優れるという観点から、40〜100μmであるのが好ましい。
A成分はその形を例えば粒子状とすることができる。
A成分はそれぞれ単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
本発明のエマルジョン凝固剤に含まれるアルギン酸プロピレングリコール(アルギン酸プロピレングリコールエステル)は特に制限されない。例えば、従来公知のものが挙げられる。
アルギン酸プロピレングリコールとしては、下記の2つの繰り返し単位を有する分子構造が挙げられる。

式中、各n[L−グルロン酸エステル(左の分子構造)のn、D−マンヌロン酸エステル(右の分子構造)のn]は特に制限されない。各nは原料(例えば藻類)に由来するものとすることができる。各nの合計は下記の重量平均分子量に対応する数とすることできる。
アルギン酸プロピレングリコールの重量平均分子量は、極めて低温な温度環境下における凝固性により優れ、より広範な温度範囲での使用が可能となり、タイヤパンクシール材への混合分散性に優れるという観点から、300〜500,000であるのが好ましく、500〜300,000であるのがより好ましい。本発明において、アルギン酸プロピレングリコールの重量平均分子量は、ジメチルフォルムアミドを溶媒とするゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)によりポリエチレングリコール換算で求められた。
アルギン酸プロピレングリコールのエステル化度は、極めて低温な温度環境下における凝固性により優れ、より広範な温度範囲での使用が可能となり、タイヤパンクシール材への混合分散性に優れるという観点から、アルギン酸に含まれるヒドロキシ基全量中の10モル%以上であるのが好ましい。
A成分とアルギン酸プロピレングリコールの質量比(A成分:アルギン酸プロピレングリコール)は、極めて低温な温度環境下における凝固性により優れ、より広範な温度範囲での使用が可能となり、タイヤパンクシール材への混合分散性に優れるという観点から、16:84〜62:38であるのが好ましく、30:70〜40:60であるのがより好ましい。
本発明のエマルジョン凝固剤に含まれるB成分は、酸化カルシウム、塩化カルシウム、酢酸カルシウム及び尿素からなる群から選ばれる少なくとも1種である。
B成分は、極めて低温な温度環境下における凝固性により優れ、より広範な温度範囲での使用が可能となるという観点から、酸化カルシウム、塩化カルシウム及び酢酸カルシウムからなる群から選ばれる少なくとも1種であるのが好ましい。
また、B成分は、天然ゴムラテックスを少なくとも含有するタイヤパンクシール材を、極めて低温な温度環境下においてより速やかに凝固させるという観点から、酸化カルシウム、塩化カルシウム及び酢酸カルシウムからなる群から選ばれる少なくとも1種であるのが好ましい。
B成分はそれぞれ単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
本発明において、B成分の量は、A成分、アルギン酸プロピレングリコール及びB成分の合計量中の3〜30質量%である。
また、A成分及びアルギン酸プロピレングリコールの合計量は、A成分、アルギン酸プロピレングリコール及びB成分の合計量中の97〜70質量%である。
本発明のエマルジョン凝固剤は、A成分、アルギン酸プロピレングリコール及びB成分の他に、所望により必要に応じて、例えば、充填剤(例えば、A成分、B成分以外のもの)、老化防止剤、酸化防止剤、顔料(染料)、可塑剤、揺変性付与剤、紫外線吸収剤、難燃剤、界面活性剤、分散剤、脱水剤、帯電防止剤等のような添加剤を含有することができる。
本発明のエマルジョン凝固剤は、その製造について特に制限されない。例えば、A成分、アルギン酸プロピレングリコール、B成分及び必要に応じて使用することができる添加剤とを混合することによって製造することができる。
本発明のエマルジョン凝固剤は、タイヤパンクシール材を凝固させるために使用される。
本発明のエマルジョン凝固剤を適用するタイヤパンクシール材は、その形態がエマルジョンであるのが好ましい態様の1つとして挙げられる。また、タイヤパンクシール材はエマルジョンを含有するのが好ましい態様の1つとして挙げられる。エマルジョンはエマルジョン粒子を含有する。タイヤパンクシール材はエマルジョン粒子(例えば、エマルジョンに含まれるポリマー粒子)を含有することができる。
タイヤパンクシール材に含有されるエマルジョンとしては、例えば、天然ゴム系ラテックス(エマルジョン粒子として天然ゴムの粒子を含む。)、合成樹脂系エマルジョン(エマルジョン粒子として合成樹脂の粒子を含む。)、合成ゴム系エマルジョン(エマルジョン粒子として合成ゴムの粒子を含む。)が挙げられる。
タイヤパンクシール材に含有されるエマルジョン粒子はポリマー粒子であるのが好ましい態様の1つとして挙げられ、ポリマーとしては具体的には例えば、天然ゴム、合成樹脂、合成ゴムが挙げられる。
タイヤパンクシール材に用いることができるエマルジョンとしての合成樹脂系エマルジョンは、特に限定されず、例えば従来公知のものが挙げられる。合成樹脂系エマルジョンとしては、例えば、ウレタンエマルジョン、アクリルエマルジョン、ポリオレフィンエマルジョン、エチレン酢酸ビニル共重合体エマルジョン、ポリ酢酸ビニルエマルジョン、エチレン−酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル共重合体エマルジョン、ポリ塩化ビニル系エマルジョンが挙げられる。
タイヤパンクシール材に用いることができるエマルジョンとしての合成ゴム系ラテックスは特に制限されず、例えば、従来公知のものが挙げられる。具体的には例えば、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)のような合成ゴムのラテックスが挙げられる。
エマルジョンはその製造について特に制限されない。例えば、従来公知のものが挙げられる。エマルジョンは、それぞれ単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
エマルジョンは、シール性能に優れ、車載安定性に優れるという観点から、天然ゴムラテックス及び/又は合成樹脂系エマルジョンであるのが好ましい。
これらの中でも、入手が容易で安価であるという観点から、エチレン酢酸ビニル系エマルジョン(例えば、エチレン酢酸ビニル共重合体エマルジョン)、天然ゴムラテックス、酢酸ビニルエマルジョンが好ましい。天然ゴムラテックス、エチレン酢酸ビニル系エマルジョン、酢酸ビニルエマルジョンは特に制限されない。いずれも例えば従来公知のものが挙げられる。
エマルジョン粒子の量は、シール性能に優れ、タイヤパンクシール材への混合分散性に優れるという観点から、タイヤパンクシール材中の10〜50質量%であるのが好ましく、20〜45質量%であるのがより好ましい。
タイヤパンクシール材は、凝固点を下げる効果に優れるという観点から、さらに凍結防止材を含有するのが好ましい。タイヤパンクシール材に含有される凍結防止剤としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコールが挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。凍結防止剤は、凝固点を下げる効果に優れるという観点から、エチレングリコール、プロピレングリコール及びジエチレングリコールからなる群から選ばれる少なくとも1種であるのが好ましい。
凍結防止剤の量は、タイヤパンクシール材の凍結を防止する性能に優れる点から、タイヤパンクシール材としてのエマルジョン中の固形分100質量部に対して、100〜500質量部が好ましく、120〜350質量部がより好ましく、140〜300質量部が更に好ましい。
タイヤパンクシール材はさらに粘着付与剤を含有することができる。粘着付与剤としては、例えば、ロジン系樹脂、重合ロジン系樹脂、ロジンエステル系樹脂、重合ロジンエステル系樹脂、変性ロジン等のロジン系樹脂;テルペンフェノール系樹脂;芳香族テルペン等のテルペン系樹脂;テルペン系樹脂を水素添加した水添テルペン系樹脂;フェノール樹脂;キシレン樹脂等が挙げられる。
また、これらの樹脂を乳化して得られるエマルジョンが、タイヤパンクシール材に含有されるエマルジョンとの相溶性に優れる点から好ましい態様の1つである。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
粘着付与剤の固形分の量は、シール性に優れる点から、タイヤパンクシール材としてのエマルジョン中の固形分の合計100質量部に対して、50〜200質量部が好ましく、70〜200質量部がより好ましく、80〜180質量部が更に好ましい。
タイヤパンクシール材は、上述した各成分以外に、所望により必要に応じて、例えば、セルロースのような充填剤、老化防止剤、酸化防止剤、顔料(染料)、可塑剤、揺変性付与剤、紫外線吸収剤、難燃剤、界面活性剤(レベリング剤を含む)、分散剤、脱水剤、帯電防止剤のような添加剤を含有することができる。
充填剤の量は、シール性に優れる点から、タイヤパンクシール材全量中の1〜50質量部が好ましく、5〜30質量部がより好ましい。
タイヤパンクシール材はその製造方法について特に限定されない。例えば、容器にエマルジョン、凍結防止剤、必要に応じて使用することができる、粘着付与剤、添加剤を入れ、減圧下で混合ミキサー等のかくはん機を用いて十分に混練する方法が挙げられる。
本発明のエマルジョン凝固剤は、使用後又は未使用のタイヤパンクシール材に対して使用することができる。本発明のエマルジョン凝固剤を使用する際には、本発明のエマルジョン凝固剤をタイヤパンクシール材に混合すればよい。混合後、タイヤパンクシール材が凝固する。
本発明のエマルジョン凝固剤の使用量は、極めて低温な温度環境下における凝固性により優れ、より広範な温度範囲での使用が可能となり、タイヤパンクシール材への混合分散性に優れるという観点から、タイヤパンクシール材100質量部に対して10質量部以上であるのが好ましく、10〜50質量部であるのがより好ましい。
本発明のエマルジョン凝固剤中のA成分の量は、シール性能に優れるという観点から、タイヤパンクシール材の量に対して、タイヤパンクシール材の量の1.5〜7質量%であるのが好ましく、2〜7質量%であるのがより好ましい。
本発明のエマルジョン凝固剤中のアルギン酸プロピレングリコールの量は、シール性能に優れるという観点から、タイヤパンクシール材の量に対して、タイヤパンクシール材の量の2〜9質量%であるのが好ましく、3〜8質量%であるのがより好ましい。
本発明のエマルジョン凝固剤中のB成分の量は、シール性能に優れるという観点から、タイヤパンクシール材の量に対して、タイヤパンクシール材の量の0.5〜3質量%であるのが好ましく、0.6〜2.5質量%であるのがより好ましく、1〜2.5質量%であるのが更に好ましい。
本発明のエマルジョン凝固剤は極めて低温な温度条件の環境(例えば外気温が−40℃)においてタイヤパンクシール材を速やかに凝固させることができ、優れた凝固性を有する。
また、本発明のエマルジョン凝固剤は、広範な温度範囲の環境下においてタイヤパンクシール材を速やかに凝固させることができる。本発明のエマルジョン凝固剤は、例えば、−40℃から70℃までのような広範な温度条件の環境下において使用することができる。本発明のエマルジョン凝固剤を−40〜+70℃の温度条件の環境において使用することができる。
本発明のエマルジョン凝固剤は、その形態(例えば使用形態、販売形態)として、例えば、エマルジョン凝固剤単独、エマルジョン凝固剤とタイヤパンクシール材とのセット(タイヤパンク修理キット)が挙げられる。エマルジョン凝固剤とタイヤパンクシール材とのセットをタイヤパンク応急修理キットとして使用することができる。また本発明のエマルジョン凝固剤を未使用のタイヤパンクシール材を凝固させるために使用することができる。
以下実施例を示して本発明を具体的に説明する。ただし本発明はこれらに限定されない。
<タイヤパンクシール材の製造>
下記表に示す成分を同表に示す量(質量部)で用いてこれらを混合し、タイヤパンクシール材を製造した。
<エマルジョン凝固剤の製造>
下記表に示す成分を同表に示す量(質量部)で用いてこれらを混合し、エマルジョン凝固剤を製造した。
各表中、タイヤパンクシール材に対するエマルジョン凝固剤量(phr)は、タイヤパンクシール材100質量部に対する、エマルジョン凝固剤の量(質量部)を意味する。
<評価>
上記のとおり製造したタイヤパンクシール材に上記のとおり製造したエマルジョン凝固剤を各表に示す量(phr)で加えて混合した後、−40℃又は70℃の条件下において混合液がゲル化するまでの時間(単位分)を測定した。結果を各表に示す。
上記各表に示す成分の詳細は以下のとおりである。
・エマルジョン NR:天然ゴムラテックス、商品名HA Latex、Golden Hope社製、固形分60質量%
・エマルジョン EVA:エチレン酢酸ビニル共重合体エマルジョン、商品名スミカフレックスS−408HQE、住化ケムテックス社製、固形分51質量%
・凍結防止剤 EG:エチレングリコール、和光純薬工業社製、固形分100質量%
・凍結防止剤 PG:プロピレングリコール、和光純薬工業社製、固形分100質量%
・凍結防止剤 DEG:ジエチレングリコール、和光純薬工業社製、固形分100質量%
・セルロース:ヒドロキシエチルセルロース、AX15、住友精化社製
・アルミナ 粒子径20μm:酸化アルミニウム、粒子径20μm、商品名CBA20S、昭和電工社製
・アルミナ 粒子径35μm:酸化アルミニウム、粒子径35μm、商品名AS−10、昭和電工社製
・アルミナ 粒子径50μm:酸化アルミニウム、粒子径50μm、商品名A13M、昭和電工社製
・アルミナ 粒子径100μm:酸化アルミニウム、粒子径100μm、商品名A12C、昭和電工社製
・アルミナ 粒子径120μm:酸化アルミニウム、粒子径120μm、商品名AL13CT、昭和電工社製
・MgO 粒子径50μm:酸化マグネシウム、粒子径50μm、商品名RF50SC、宇部マテリアルズ社製
・MgO 粒子径100μm:酸化マグネシウム、粒子径100μm、商品名RF100SC、宇部マテリアルズ社製
・アルギン酸PG:アルギン酸プロピレングリコールエステル、和光純薬工業社製、重量平均分子量(又は粘度)150,000、エステル化度15モル%
・酸化Ca:酸化カルシウム、和光純薬社製
・塩化Ca:塩化カルシウム、和光純薬社製
・酢酸Ca:酢酸カルシウム、和光純薬社製
・尿素:和光純薬社製
上記各表に示す結果から明らかなように、酸化アルミニウムの粒子径が35μm未満又は100μmを超え、B成分を含まない比較例1、2、酸化アルミニウムの粒子径が100μmを超える比較例3は極めて低温な条件下においてタイヤパンクシール材の凝固が遅く、凝固性に劣った。B成分の量が、A成分、アルギン酸プロピレングリコール及びB成分の合計量中の30質量%を超える比較例4〜6、B成分の量が3質量%未満である比較例7は、極めて低温な条件下においてタイヤパンクシール材の凝固が遅く、凝固性に劣った。
これに対して、実施例1〜24は極めて低温な条件下及び高温な条件下において速やかにタイヤパンクシール材を凝固させ、凝固性に優れる。
このように本発明のエマルジョン凝固剤は、極めて低温な温度環境下においてタイヤパンクシール材を速やかに凝固させるために利用することができる。また本発明のエマルジョン凝固剤は、極めて低温な温度から高温な温度まで、つまり広範な温度環境下においてタイヤパンクシール材を速やかに凝固させるために利用することができる。

Claims (7)

  1. 粒子径が35〜100μmの、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム及び酸化ケイ素からなる群から選ばれる少なくとも1種のA成分と、
    アルギン酸プロピレングリコールと、
    酸化カルシウム、塩化カルシウム、酢酸カルシウム及び尿素からなる群から選ばれる少なくとも1種のB成分とを含み、
    前記B成分の量が、前記A成分、前記アルギン酸プロピレングリコール及び前記B成分の合計量中の3〜30質量%であり、
    エマルジョンを含有するタイヤパンクシール材を凝固させるために使用される、エマルジョン凝固剤。
  2. 前記エマルジョンが、天然ゴムラテックス及び/又は合成樹脂系エマルジョンであり、前記タイヤパンクシール材がさらに凍結防止材を含有する、請求項1に記載のエマルジョン凝固剤。
  3. 前記凍結防止剤が、エチレングリコール、プロピレングリコール及びジエチレングリコールからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項2に記載のエマルジョン凝固剤。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のエマルジョン凝固剤の使用量が、前記タイヤパンクシール材100質量部に対して10質量部以上である、請求項1〜3のいずれかに記載のエマルジョン凝固剤。
  5. 前記B成分が、酸化カルシウム、塩化カルシウム及び酢酸カルシウムからなる群から選ばれる少なくとも1種であり、前記エマルジョンが、天然ゴムラテックスを少なくとも含有する請求項1〜4のいずれかに記載のエマルジョン凝固剤。
  6. −40℃から+70℃までの温度環境下において使用される、請求項1〜5のいずれかに記載のエマルジョン凝固剤。
  7. 前記A成分の量が、前記タイヤパンクシール材の量の1.5〜7質量%である請求項1〜6のいずれかに記載のエマルジョン凝固剤。
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