JPWO2014027464A1 - 加工システムおよび加工システムにより短尺の棒状のワークを加工する方法 - Google Patents

加工システムおよび加工システムにより短尺の棒状のワークを加工する方法 Download PDF

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Abstract

短尺で棒状のワークを加工する第1の加工装置(10)を有する加工システムを提供する。第1の加工装置は、ワークを把持して旋回させる第1の旋回ユニット(19)と、第1の旋回ユニットの第1の主軸(14)を貫通するように第1の主軸の軸線に沿って設けられた供給路(13)と、供給路を介して供給されたワークを把持する第1のチャック(15)と、第1のチャックにより把持されたワークを加工するツールを保持する第1のツールホルダ(30)とを含む。加工システムは、供給路へ、第1の主軸の第1のチャックと反対側から、ワークを供給して圧送する供給ユニット(50)を有し、第1のツールホルダは、供給路を圧送されたワークを第1のチャックから突き出た所定の位置で止めるストッパ(31)を含む。

Description

本発明は、主軸の貫通孔を通してワークを供給する加工システムおよび加工方法に関するものである。
国際公開WO2002/034439号公報には、軸線に沿って貫通孔が形成されたNC旋盤の制御装置が、加工プログラムの中から、製品の長さ寸法データと、切断加工幅の寸法データとを抽出し、これらデータから、フィーダの位置を割り出し、このフィーダの位置に基づいて、棒材支持部からの棒材の供給、振れ止めチャックの開閉及び棒材の送り、交換を制御することが記載されている。
長さが数cmから数10cm程度の短尺の棒状の部材をワーク(ワークピース)として加工することが求められている。たとえば、軸線に沿って貫通孔が設けられた加工装置において、数cm〜数10cm程度の短尺の部材を加工しようとすると、長尺の棒材と同様のフィーダでは位置決めを行うことができない。
本発明の一態様は、短尺で棒状のワークを加工する第1の加工装置を有する加工システムである。加工システムは、ワークを把持して旋回させる第1の旋回ユニットと、第1の旋回ユニットの第1の主軸を貫通するように第1の主軸の軸線に沿って設けられた供給路と、供給路を介して供給されたワークを把持する第1のチャックと、第1のチャックにより把持されたワークを加工するツールを保持する第1のツールホルダとを含む。加工システムは、さらに、供給路に第1の主軸の第1のチャックと反対側から、ワークを供給して圧送する供給ユニットを有し、第1のツールホルダは、供給路を圧送されたワークを第1のチャックから突き出た所定の位置で止めるストッパを含む。供給ユニットは複数のワークを順番に1つ1つ供給路内に供給し、供給路内に連なった複数のワークを圧送するものであってもよい。
この加工システムにおいては、軸線に沿って設けられた供給路内でワーク(ワークピース)を圧送し、第1のチャックから突き出たところでストッパを用いて位置を規定する。したがって、短尺のワークであっても、チャックに対し主軸の反対側から供給し、チャックがワークを、加工を行う所定の位置で掴むことができる。このため、複数のワークを、主軸を貫通する供給路を介してチャックに次々と供給することが可能であり、チャックに短尺のワークを供給する時間を短縮できる。
さらに、ツールホルダに搭載されたストッパがワークの位置決めを行う。このため、ストッパによりワークの位置決めを行った後、すぐに(短時間で)、同じツールホルダに保持されているツールを用いてワークの加工を開始できる。したがって、この加工システムにおいては、短尺のワークの供給および加工に要する時間(タクトタイム)を短縮できる。
ストッパは、ワークと対峙する方向に気体を吹き出す検出孔を含み、加工システムは、ストッパにワークが当たると検出孔からの空気の吹出しが阻害されることによりワークの位置を検出する検出ユニットを含むことが望ましい。検出ユニットによりワークがストッパの位置に到達したことを確認できるので、ワークの移動を担保するために長時間を浪費する必要がなく、ワークの加工精度を向上でき、また、歩留まりを向上できる。したがって、加工時間を短縮でき、ワークの加工精度を向上できる。
加工システムは、第1の加工装置で加工されたワークをさらに加工する第2の加工装置を有することが有効である。第2の加工装置は、第1の旋回ユニットの第1のチャックと対峙する位置に第2のチャックを保持する第2の旋回ユニットと、第2のチャックにより把持されたワークを加工するツールを保持する第2のツールホルダとを含む。加工システムは、第1の旋回ユニットおよび第2の旋回ユニットの少なくとも一方の位置を、第2のチャックが第1のチャックから離れた第1の位置、および第2のチャックが第1のチャックに近づいて第1のチャックに把持されたワークを把持する第2の位置に相対的に移動する移動ユニットを有することが望ましい。移動ユニットは、第2の旋回ユニットの位置を、第2のチャックが第1のチャックに把持されたワークを把持する程度まで第1のチャックに近づける。この加工装置は、第1の加工装置によりワークの一端(先端、前端)を加工でき、第2の加工装置に持ち替えることによりワークの他端(後端)を加工できる。したがって、短尺のワークの両端を加工できる加工システムを提供できる。
第2の加工装置は、第2の旋回ユニットの第2の主軸を貫通し、第2のチャックから第2の主軸の軸線に沿って加工済みのワークを排出する排出路を含み、第2のツールホルダは、第2のチャックを通してワークを排出路へ圧送するブローユニットを含むことが望ましい。両端を加工したワークを、第2の旋回ユニットの軸線に沿った排出路を介して排出でき、加工済みのワークの払い出しに要する時間を短縮できる。
加工システムは、さらに、第1のチャックの開閉、第2のチャックの開閉および移動ユニットの移動を制御する機能を含む制御ユニットを有することが望ましい。この制御ユニットは、第1のチャックにより把持されるワークの位置を、ストッパにより、第1のツールホルダに保持されたツールにより加工される第1のクランプ位置から、第1のクランプ位置からさらに突き出た位置であって、第1のチャックから第2のチャックに持ち替えるための第2のクランプ位置に変える機能を含むことが望ましい。ストッパが上記の検出ユニットを備えている場合は、この制御ユニットは、第1のチャックにより把持されるワークの第1のクランプ位置を検出ユニットにより確認する第1の位置確認機能(機能ユニット)と、第1のチャックから第2のチャックに持ち替えるときのワークの第2のクランプ位置を検出ユニットにより確認する第2の位置確認機能(機能ユニット)とを含むことが望ましい。第2の位置確認機能により、加工ずみのワークの前端を基準として第2のチャックが把持する位置を規定できる。その後、第2の旋回ユニットに把持された状態のワークの後端を加工することにより、短尺のワークの加工精度、特に、全長の加工精度を向上できる。
本発明の他の態様の1つは、加工システムにより短尺で棒状のワークを加工する方法である。加工システムは、第1の主軸を貫通するように第1の主軸の軸線に沿って設けられた供給路を介して供給されたワークを第1のチャックにより把持する第1の旋回ユニットと、第1のチャックにより把持されたワークを加工するツールを保持する第1のツールホルダとを含む第1の加工装置を有する。加工システムは、さらに、供給路に第1の主軸の第1のチャックと反対側からワークを供給する供給ユニットを有する。当該方法は、以下のステップを有する。
1.供給ユニットが、ワークを供給路内で圧送すること。
2.供給路を圧送されたワークを第1のチャックから突き出た所定の位置で第1のツールホルダに搭載されたストッパで止めること。
3.第1のツールホルダに保持されたツールで第1のチャックにより把持されたワークを加工すること。
これらのステップを含む方法(製造方法、加工方法)により、短尺のワークの先端(一方の端、前端)を所定の位置に第1のチャックで把持できる。このため、第1の加工装置においては、所定の位置にセットされたワークを加工できる。
ストッパがワークと対峙する方向に気体を吹き出す検出孔を含む場合は、当該方法は、さらに以下のステップを含むことが有効である。
・ストッパにワークが当たり、検出孔からの空気の吹出しが阻害されることにより、ワークの位置を確認すること。
加工システムが、第1の加工装置で加工されたワークをさらに加工する第2の加工装置を含んでいてもよい。第2の加工装置は、第1の旋回ユニットの第1のチャックと対峙する位置に第2のチャックを保持する第2の旋回ユニットと、第2のチャックにより把持されたワークを加工するツールを保持する第2のツールホルダとをさらに有する。加工システムは、第1の旋回ユニットおよび第2の旋回ユニットの少なくとも一方の位置を移動する移動ユニットを含む。当該方法は、以下のステップを有することがさらに好ましい。
・移動ユニットが、第1の旋回ユニットおよび第2の旋回ユニットの相対的な位置を、第2のチャックが第1のチャックから離れた第1の位置から、第2のチャックが第1のチャックに近づいて第1のチャックに把持されたワークを把持する第2の位置へ移動すること。
・第1のチャックから第2のチャックにワークを持ち替えること。
・移動ユニットが、第1の旋回ユニットおよび第2の旋回ユニットの相対的な位置を第2の位置から第1の位置へ移動すること。
・第2のツールホルダに搭載されたツールが第2のチャックにより把持されたワークを加工すること。
これらのステップを含む方法(製造方法、加工方法)により、短尺のワークの両端を加工できる。
さらに、第2の加工装置が、その第2の主軸を貫通し、第2のチャックから第2の主軸の軸線に沿って加工済みのワークを排出する排出路を含む場合は、当該方法は、以下のステップを含むことが望ましい。
・第2のツールホルダに搭載されたブローユニットが加工済みのワークを第2のチャックを通して排出路へ圧送すること。
このステップを含む方法により、加工ずみのワークの排出に要する時間を短縮できる。
さらに、当該方法は、以下のステップを含むことが有効である。
・第1のチャックがワークを保持する位置を、第1のツールホルダに保持されたツールによりワークが加工される第1のクランプ位置から、第1のクランプ位置からさらに突き出た位置であって、第1のチャックから第2のチャックに持ち替えられる第2のクランプ位置に変えること。
このステップは、さらに以下のステップを含むことが有効である。
・第1のチャックにより把持されるワークの位置を、第1のクランプ位置(支持位置、ワーク位置)にセットされたストッパにワークが当たり検出孔からの空気の吹出しが阻害されることにより確認すること。
・第1のチャックから第2のチャックに持ち替えられるワークの位置を、第2のクランプ位置(支持位置、ワーク位置)にセットされたストッパにワークが当たり検出孔からの空気の吹出しが阻害されることにより確認すること。
上記の方法は、加工装置の制御方法として提供できる。制御方法は、CPUおよびメモリを備えた制御ユニットにおいて実行されるプログラム(プログラム製品)としてCD−ROMなどの適当な記録媒体に記録したり、インターネットなどのコンピュータネットワークを介してダウンロードできる状態で提供できる。
両端加工装置の概要を示す図。 第1の加工装置にワークを供給し、第2の加工装置からワークを排出する様子を示す図。 第1の旋回ユニットから第2の旋回ユニットへワークを持ち替える様子を示す図。 各ユニットの動作を示すタイミングチャート。 ストッパ位置に移動した第1のツールホルダを示す図。 加工位置に移動した第1のツールホルダを示す図。 再度、ストッパ位置に移動した第1のツールホルダを示す図。 第1のチャックから第2のチャックにワークを渡す様子を示す図。 加工位置に移動した第2のツールホルダを示す図。 ブロー位置に移動した第2のツールホルダを示す図。 ワークが排出される様子を示す図。 ワークを加工する工程を示すフローチャート。
図1に、両端加工装置の一例を示している。この両端加工装置(加工システム)1は、短尺で棒状のワーク(ワークピース、被加工部材、被加工棒材)5の一方の端(先端、前端)を加工する第1の加工装置(典型的には第1の旋盤)10と、ワーク5の他方の端(後端)を加工する第2の加工装置(典型的には第2の旋盤)20と、これらを支持する台盤(シャーシ)9とを含む。第1の加工装置10は、ワーク5を把持して旋回させる第1の旋回ユニット(第1の支持ユニット)19と、把持されたワーク5を加工するツールが搭載されたツールホルダ(第1のツールホルダ)30とを含む。第1の旋回ユニット19は、主軸台11と、主軸台11に回転自在に支持され、軸線12に沿って貫通孔13が設けられた第1の主軸14と、主軸14を回転駆動するモーター16とを含む。貫通孔13はワーク5の供給路として機能する。第1の旋回ユニット19は、さらに、供給路13と繋がり(連通し)、供給路13を介して供給されたワーク5を把持するチャック(第1のチャック)15を含む。
第2の加工装置20は、ワーク5を把持して旋回させる第2の旋回ユニット(第2の支持ユニット)29と、把持されたワーク5を加工するツールが搭載されたツールホルダ(第2のツールホルダ)40とを含む。第2の旋回ユニット29は、主軸台21と、主軸台21に回転自在に支持され、軸線22に沿って貫通孔23が設けられた主軸24と、ワーク5を把持するチャック(第2のチャック)25と、主軸24を回転駆動するモーター26とを含む。貫通孔23はチャック25とつながっており、チャック25で加工されたワーク5は、貫通孔を排出路23としてチャック25と反対側へ排出される。
両端加工装置1は、さらに、第1の旋回ユニット19の供給路13に、第1のチャック15に対し反対側からワーク5を供給する供給ユニット50と、第2の旋回ユニット29の排出路23から排出された加工済みのワーク5を受け入れる受領ユニット60と、第2の旋回ユニット29を、シャーシ9の上に設けられたレール8に沿って前後に移動する移動ユニット80とを含む。移動ユニット80は、第1の旋回ユニット19を移動してもよく、第1の旋回ユニット19および第2の旋回ユニット29を移動してもよい。
供給ユニット50は、複数のワーク5を保持し、1つ1つのワーク5を順番に払い出す払い出しユニット51と、払い出されたワーク5を供給路13に押し込み、さらに圧送する圧送ユニット52とを含む。受領ユニット60は、第2の旋回ユニット29の主軸24の排出路23の排出端に位置し、排出路23から排出されたワーク5を受ける受け口61と、加工済みのワーク5が蓄積されるストッカ62と、受け口61とストッカ62とをつなぐホース状の接続経路63とを含む。
移動ユニット80は、第2の旋回ユニット29を、第2のチャック25が第1のチャック15から離れた第1の位置81と、第2のチャック25が第1のチャック15に把持されたワーク5を把持する程度まで第1のチャック15に近づく第2の位置82とに移動する。図1は、第2の旋回ユニット29が第1の位置81にある状態を示している。以下では、第2の旋回ユニット29を第2の位置82に移動し、第1の旋回ユニット19に近づけることを前進と呼び、第2の旋回ユニット29を第1の位置81に移動し、第1の旋回ユニット19から遠ざけることを後退と呼ぶことがある。
両端加工装置1は、さらに、第1のツールホルダ30を、第1のチャック15に保持されたワーク5をツールにより加工する加工位置と、ツールが第1のチャック15から離れた状態にするホーム位置に移動する第1のホルダ移動ユニット39を含む。両端加工装置1は、さらに、ツールホルダ30に搭載されたツールを用いた加工中に第1のチャック15の近傍をカバーし、切削物の飛散防止および防音機能を含む第1のカバー100と、第1のカバー100の動きを制御する第1のカバー駆動ユニット101とを含む。両端加工装置1は、さらに、第2のツールホルダ40を、第2のチャック25に保持されたワーク5をツールにより加工する加工位置と、ツールを第2のチャック25から離れた状態にするホーム位置に移動する第2のホルダ移動ユニット49とを含む。両端加工装置1は、さらに、ツールホルダ40に搭載されたツールの加工中に第2のチャック25の近傍をカバーして切削物の飛散防止および防音機能を含む第2のカバー200と、第2のカバー200の動きを制御する第2のカバー駆動ユニット201とを含む。
これら第1のカバー100および第2のカバー200は、上方のみからそれぞれチャック15および25の近傍を覆うものであってもよく、上下方向から、または前後あるいは左右方向からそれぞれのチャック15および25の近傍を覆うものであってもよい。
両端加工装置1は、さらに、第1のチャック15の開閉、第2のチャック25の開閉および移動ユニット80の動作を含め、両端加工装置1の全体を制御する主制御ユニット70を含む。主制御ユニット70は、CPUおよびメモリを含むハードウェア資源を含み、プログラム(プログラム製品)74に規定されたアルゴリズムにしたがって両端加工装置(加工システム)1を制御する。図面上に部分的にハッチングが施されたラインは主制御ユニット70と各装置またはユニットとを接続し、コマンドを伝達する制御線79である。
主制御ユニット70は、ワーク供給ユニット50を制御するワーク供給制御ユニット71と、第1のチャック15の開閉および主軸14の回転を含めて、第1の旋回ユニット19を制御する第1の旋回制御ユニット72と、第1のツールホルダ30に関係する制御を行う第1のホルダ制御ユニット73と、カバー100および200の開閉を行うカバー開閉制御ユニット75とを含む。主制御ユニット70は、さらに、第2のチャック25の開閉および主軸24の回転を含めて、第2の旋回ユニット29を制御する第2の旋回制御ユニット76と、第2のツールホルダ40に関係する制御を行う第2のホルダ制御ユニット77と、移動ユニット80により第2の旋回ユニット29の位置を制御する位置制御ユニット78とを含む。第1のホルダ制御ユニット73は、後述するツールホルダ30に搭載されたストッパによりワーク5の位置を2段階で確認する第1の位置確認機能73aおよび第2の位置確認機能73bを含む。
両端加工装置1は、さらに、適当な圧縮空気源、たとえばコンプレッサ2から供給される圧縮空気を、エアーブローを必要とする装置またはユニットに供給する空気配管3を含む。エアーブローを行うユニットとしては、圧送ユニット52、第1のツールホルダ30、第2のツールホルダ40が挙げられる。
図2および図3に、両端加工装置1の典型的な動きを示している。図2に示した両端加工装置1の第1の加工装置10は、供給ユニット50によりワーク5を、第1の旋回ユニット(第1の支持ユニット)19の供給路13に挿入した後に、エアーブローにより圧送し、供給路13を介して圧送されたワーク5が第1のチャック15から突き出た所定の位置で第1のツールホルダ30に搭載されたストッパ31により止められた状態を示している。第1のツールホルダ30はホルダ移動ユニット39により、加工位置に近いストッパ位置に移動している。
この両端加工装置1においては、供給ユニット50が、軸線12に沿って設けられた供給路13に複数のワーク(ワークピース)5を順番に入れて圧送する。すなわち、供給路13には複数のワーク5が一列に充填され、その状態で圧送される。その列の先頭のワーク5が第1のチャック15から突き出たところでストッパ31を用いて先頭のワーク5の位置を規定する。したがって、短尺のワーク5であっても、チャック15と反対側から加工を行う位置に合致するように供給できる。複数のワーク5を次々と、主軸を貫通するような供給路13を介して反対側のチャック15に供給することが可能であり、チャック15へ短尺のワークを短時間に連続して供給できる。供給ユニット50は、複数のワーク5を供給路13に詰め込まずに、加工が終了する都度1つのワーク5を供給路13を介してチャック15に供給してもよい。
主軸14の長さに対して短尺で棒状のワーク5は、主軸14に沿った供給路13に複数のワーク5が詰め込まれることにより供給路13を通してチャック15に向かって供給される。複数のワーク5は、主軸14よりも長い棒状のワークのように供給路13の内部で一体になっておらず、分割されている。このため、主軸のチャックに対し反対側からフィーダ等により単にワークを操作してもワークのチャック15に把持される位置を精度よく制御することが難しい。この加工システム1においては、供給路13に詰め込まれたワーク5を後方(供給側)から入れてチャック15の側でストッパに当てて止める。このため、供給路13より長いワークや一体化されたワークでなく、短尺のワークであってもチャック15で把持される位置を制御できる。
この加工システム1では、供給路13においてエアーブローによりワーク5を圧送し、ストッパ31に短尺のワーク5の一方の端(前端)5aを当てて位置合わせする。この方式であれば、ストッパ31に過度な力が作用することを防止できる。このため、機械的な強度低下、疲労などによるストッパ31の精度の低下を抑制でき、長時間にわたり高精度で位置決めできる加工装置1を提供できる。したがって、両端加工装置1の第1の加工装置10の側では、短尺のワーク5の前端5aの側を精度よく加工できる。
この加工システム1および加工方法による処理(加工)が適した短尺のワーク5は、主軸14の長さよりも短いワークであり、たとえば、数cm〜数10cmの範囲のワーク5である。ワーク5の長さは、たとえば、1cm以上、50cm以下であり、2cm以上、40cm以下であり、さらには、3cm以上、30cm以下、または25cm以下、20cm以下、15cm以下、10cm以下であってもよい。
供給ユニット50において、払い出しユニット51は、マガジンに収納されている棒状のワーク5を1つ1つ順番に供給路13の入り口にロードする。圧送ユニット52は、供給路13にワーク5を挿入するように伸びたロッド部53と、ロッド部53を前後に移動するユニット54とを含む。ロッド部53の前端55が圧縮空気の吹出し口になっている。圧送ユニット52は、先ず、ロッド部53を用いてワーク5を所定の長さだけ供給路13に挿入し、次に、ロッド部53を後退させて、ロッド部53の前端55からエアーブローしてワーク5を圧送する。圧送することにより、供給路13の内部で直にワーク5を押さなくても、ワーク5をチャック15から突出させることができる。このため、供給路13を複数のワーク5で満杯にしなくてもワーク5を、供給路13を介してチャック15に供給できる。供給路13を複数のワーク5でほぼ満杯にする場合も同様の操作でワーク5をチャック15から突出させることができる。
圧送ユニット52は、たとえば、100mmのワーク5を供給路13に挿入するときに、まず、150mmだけロッド部53を供給路13に挿入することによりワーク5を貫通孔である供給路13に完全に挿入する。次に、50mmだけロッド部53を後退させて(引出して)、ロッド部53の前端55が供給路13の内部にある状態で前端55からエアーブローする。これらの工程により、ワーク5を供給路13に確実に挿入でき、また、供給路13の内部でエアーブローすることによりワーク5をチャック15に向けて、より確実に圧送できる。
図2に示した両端加工装置1の第2の加工装置20は、ワーク5が第2の旋回ユニット(第2の支持ユニット)29のチャック25に把持されて他端(後端)5bが加工された後、そのワーク5を、第2のチャック25を通して第2のツールホルダ40に搭載された圧送ユニット(ブローユニット)41により排出路23に圧送する状態を示している。第2のツールホルダ40はホルダ移動ユニット49により、加工位置に近いが、ワークブロー位置に移動している。
この両端加工装置1においては、軸線22に沿って設けられた排出路23を介して受領ユニット60に加工済みのワーク5を圧送することによりワーク5を両端加工装置1から排出(アンロード)する。したがって、ワークブローするという1つのアクション(単純操作)で加工済みのワーク5を排出でき、排出に要する時間を短縮できる。さらに、第2のチャック25の近傍にアンロード用の機器を配置する必要がなく、第2の旋回ユニット29を前後方向に移動させやすい。ワーク5の排出は、第2の旋回ユニット29のホームポジションである後方の第1の位置81で行われる。このため、受領ユニット60はその位置でワーク5を受け取ればよく、簡易な機構で受領ユニット60を構成できる。
図3は、第2の旋回ユニット29を移動ユニット80により第2の位置82に移動させて、ワーク5を第1の旋回ユニット19のチャック15から第2の旋回ユニット29のチャック25に持ち替える様子を示している。ワーク5を第2の旋回ユニット29の第2のチャック25に渡す前に、第1の旋回ユニット19においては、前端5aが加工された後にワーク5の位置決め処理を再度行い、ワーク5の位置を第2のチャック25により把持されるのに適した状態にする。したがって、第2の加工装置20においては、第2のチャック25が、第2のチャック25に把持されるとアクセスできなくなるワーク5の前端5aを基準する位置でワーク5を把持できる。第2の加工装置20においては、ワーク5の前端5aを基準として第2のチャック25で把持した状態でワーク5の後端5bを加工する。このため、ワーク5の両端5aおよび5bと、ワーク5の全長とを含めた形状を極めて精度よく加工できる。
図4に、両端加工装置1の各部分(各ユニット)の動きをタイミングチャートにより示している。このタイミングチャートを参照しながら、各ユニットの構成および動きをさらに詳しく説明する。
時刻t1に、両端加工装置1はワークAの加工を開始する。まず、第1の加工装置10がワークAの前端(先端)5aの加工を開始する。そのため、時刻t1に、主制御ユニット70のワーク供給制御ユニット71は、払い出しユニット51からワーク5を1つ払い出す。このワーク5は加工対象のワークAであってもよい。通常の運用では供給路13に複数のワーク5が滞在しており、事前に加工されて排出されたワーク5を補うものが払い出される。時刻t1に、さらに、第1のホルダ制御ユニット73が、第1のツールホルダ30を第1のホルダ移動ユニット39を用いてストップ位置に移動し、位置検出用のエアーの供給を開始する。
図5に、ストッパ位置に移動した状態の第1のツールホルダ30を示している。第1のツールホルダ30は、一方の端にストッパ31を搭載し、ストッパ31から後退した位置に加工用のツール(刃物)32を搭載(保持)している。ストッパ31は前端33にワーク5と対峙する方向に気体(空気)を吹き出す検出孔34を含む。ツールホルダ30は、ストッパ31の検出孔34にエアーブロー用の空気を供給する配管35と、配管35を流れる空気の流量をモニタする流量センサー36と、エアー流量によりワーク5の位置を検出する位置検出ユニット37とを含む。 ストッパ31にワーク5が当たることにより検出孔34からの空気の吹出しが阻害されたことが流量センサー36により検出される。位置検出ユニット37は、流量センサー36の検出結果により、ワーク5の前端5aがストッパ31の位置(たとえば後述する第1のクランプ位置P1)にあることを確認する信号を第1のホルダ制御ユニット73に供給する。流量センサー36および位置検出ユニット37は第1のツールホルダ30に搭載されていなくてもよいが、検出するタイミングの遅れが少ない範囲でストッパ31に近い位置に配置されていることが望ましい。
流量センサー36および位置検出ユニット37を含む位置検出システム(位置確認装置)は、ストッパ31から吹出すエアーの流量によりワーク5の位置を判断する。したがって、圧縮空気を用いた簡易な構成の位置検出システムであって、切削粉などによる目詰まりもなく信頼性が高い位置検出システムを提供できる。また、ワークの位置決めを行うストッパ31自身でワーク5の位置を確認できる。このため、ストッパとセンサーとを入れ替えたりする必要はなく、ワーク5の供給に要する時間を短縮でき、最小限の時間で次の工程にシフトできる。さらに、ワーク5の位置精度も向上できるので加工作業の信頼性も向上する。
時刻t1においては、ホルダ制御ユニット73の第1の位置確認機能73aが、ストッパ31の位置をワーク5の前端5aを加工するための位置(第1のクランプ位置、第1の支持位置、第1のワーク位置)P1にセットする。たとえば、ワーク5の全長の1/3程度がチャック15から突出した位置でワーク5を停止させる位置にストッパ31の位置(第1のクランプ位置)P1をセットする。第1のクランプ位置P1は、ワーク5をチャック15により把持して回転させたときの前端5aの振れ量を小さくできる位置であることが望ましい。チャック15からワーク5を突出させる量は加工の位置、量、加工用のツールにより決定でき、上記の値は例にすぎない。
ストッパ31の準備が整うと、時刻t2に、ワーク供給制御ユニット71は圧送ユニット52のロッド部53を前進させて供給路13にワーク5を挿入する。さらに、ワーク供給制御ユニット71は、時刻t3に、ロッド部53を供給路13内で若干後退させ、ブロー位置にセットしてロッド部53の前端55からワーク搬送用のエアーを吹き出してワーク5を圧送する。ワーク5が供給路13の内部で圧送されることにより、供給路13に滞在している複数のワーク5が次々と押され、ワークAが第1のチャック15から突出し、ストッパ31に当たり、第1のクランプ位置P1でワークAが止まる。
時刻t3´にワークAの前端5aがストッパ31に当たると、検出孔34からの空気の吹出しが阻害されるので位置検出用エアーの流量が減り、位置検出ユニット37によりワークAの前端5aが第1のクランプ位置P1に到達したことが確認される。
ワークAの前端5aが第1のクランプ位置P1に到達すると、第1の旋回制御ユニット72が、時刻t4に、第1のチャック15によりワークAを把持(クランプ)し、時刻t5に、モーター16を動かして第1の主軸(ヘッド)14を回転させ、第1のチャック15の回転を開始する。この際、ストッパ31はワークAから若干離れる方向に移動することが好ましい。時刻t5に、カバー開閉制御ユニット75がカバー駆動ユニット101を用いて第1のカバー100を第1のチャック15を覆うように動かし、加工用のエアーブローを開始する。
これらの準備が整うと、時刻t6に、第1のホルダ制御ユニット73が第1のツールホルダ30を加工位置に動かし、第1のツールホルダ30に保持されたツール32によりワークAの前端5aの具体的な加工を開始する。ツール32の一例は切削刃であり、ワークAの前端5aを切削加工する。
図6に、ツール32によりワーク5の前端5aを加工している様子を示している。ツールホルダ30にツール32とともにストッパ31が搭載されている。したがって、ストッパ31によりワーク5を位置決めしてから、ツール32をワーク5の前端5aにセットするためにツールホルダ30を移動させる距離は極めて短い。ワーク5の前端5aの位置を決めてからツール32により加工を開始する時間(インターバル)を短縮できる。たとえば、ストッパ31によりワーク5の位置決めをしてからツール32により切削を開始するまでの時間を1秒以下にすることが十分に可能となる。また、ワーク5の供給の開始(時刻t1)からワーク5の加工を開始(時刻t6)するまでの時間を1秒から2秒程度にすることも十分に可能となる。ツール32とストッパ31とを別々に動かす機構も省略できるので、省スペース低コストの加工装置1を提供できる。
時刻t7に加工が終了すると、カバー開閉制御ユニット75は第1のカバー100を開き、加工用のエアーブローを停止する。また、第1の旋回制御ユニット72が第1のチャック15の旋回を停止し、ワークAをアンクランプする。さらに、第1のホルダ制御ユニット73が第1のツールホルダ30を再度、ストップ位置に移動する。この際、第1のホルダ制御ユニット73の第2の位置確認機能73bがストッパ31の位置を、ワーク5の前端5aが、ワーク5を第2のチャック25が把持(クランプ)する第2のクランプ位置(第2の支持位置、第2のワーク位置)P2にセットする。さらに、ワーク供給制御ユニット71が圧送ユニット52を用いて圧送用のエアーを供給路13に供給する。これにより、加工が終了したワークAは、その前端5aが第2のクランプ位置P2にセットされたストッパ31に当たるまで第1のチャック15から押し出される。
図7に、ツールホルダ30のストッパ31を第2のクランプ位置P2にセットした状態を示している。加工が終了したワーク5の位置を第2のチャック25に把持されるように第1のチャック15からさらに突き出させた状態で停止できる。時刻t7´にワークAの前端5aがストッパ31に当たると、検出孔34からの空気の吹出しが阻害される。このため、位置検出用エアーの流量が減り、位置検出ユニット37によりワークAの加工済みの前端5aが第2のクランプ位置P2に到達したことが確認される。たとえば、ワーク5の全長の2/3程度が第1のチャック15から突出した状態でワーク5を停止できる位置P2に、ストッパ31の位置をセットする。この第2のクランプ位置P2は、ワーク5を第2のチャック25により把持して回転させたときの後端5bの振れ量を小さくできる位置であることが望ましい。

ワークAの位置が確認されると、時刻t8に、第1の旋回制御ユニット72が第1のチャック15によりワークAを再度把持(クランプ)する。時刻t9に、ホルダ制御ユニット73は第1のツールホルダ30をホーム位置に退避させ、位置検出用エアーを停止する。また、ワーク供給制御ユニット71は、圧送ユニット52をホームポジションに戻し、次のワーク5を供給するための準備を開始する。
時刻t10に、位置制御ユニット78は、移動ユニット80を動かして、第2の旋回ユニット29を第1の位置81から第2の位置82に移動し(前進させ)、第2のチャック25を第1のチャック15に接近させる。時刻t11に、第1の旋回制御ユニット72が第1のチャック15をアンクランプし、第2の旋回制御ユニット76が第2のチャック25をクランプする。これにより、ワークAが第1の旋回ユニット19から第2の旋回ユニット29に渡される。すなわち、ワークAが第1のチャック15から第2のチャック25に持ち替えられる。第1の加工装置10によるワークAの前端5aの加工が終了し、第2の加工装置20によるワークAの後端5bの加工が開始する。
図8に、ワーク5が第1の旋回ユニット19から第2の旋回ユニット29に持ち替えられる状態を示している。ワーク5は、前端5aが第1のチャック15により第2のクランプ位置P2に設定された状態で、第2のチャック25により把持される。したがって、第2のチャック25に把持されたワーク5は、第2のチャック25の内部に収まるワーク5の前端5aを基準として位置決めされている。この状態で第2のチャック25にクランプされたワーク5の後端5bを加工することにより、ワーク5の後端5bを、前端5aを基準として加工できる。前端5aに対して後端5bの長さを精度よく管理できるので、ワーク5の全長を非常に小さな公差で管理できる。
第2のチャック25によりワークAを把持すると、時刻t12に、位置制御ユニット78は、移動ユニット80を後退させて、第2の旋回ユニット29をホームポジションの第1の位置81に戻す。時刻t13に、第2の旋回制御ユニット76がモーター26を動かして主軸(ヘッド)24を回転させ、第2のチャック25の回転を開始する。同時に、カバー開閉制御ユニット75がカバー駆動ユニット201を用いて第2のカバー200で第2のチャック25を覆うように動かし、さらに、加工用のエアーブローを開始する。
加工の準備が整うと、時刻t14に、第2のホルダ制御ユニット77が第2のツールホルダ40を第2のホルダ移動ユニット49により加工位置に移動し、ワークAの後端5bの加工を開始する。
図9に、加工位置に移動した状態の第2のツールホルダ40を示している。第2のツールホルダ40は、一方の端にブローユニット41を搭載し、ブローユニット41から後退した位置に加工用のツール(刃物)42を搭載(保持)している。ブローユニット41は前端43にワーク5と対峙する方向に気体(空気)を吹き出す孔(吹出し孔)44を含む。ツールホルダ40は、ブローユニット41にエアーブロー用の空気を供給する配管45と、エアーブローをオンオフする弁46とを含む。
第2のツールホルダ40に搭載されているツール42はたとえば切削刃であり、ワークAの後端5bを切削加工できる。第2のチャック25により把持されたワークAは、前端5aを基準に位置決めされている。このため、ワークAの後端5bをツール42により切削加工する際の公差が小さく、精度の高い形状を備えたワーク5を製造できる。 時刻t15にワークAの後端5bの加工が終了すると、カバー開閉制御ユニット75は第2のカバー200を開き、加工用のエアーブローを停止する。また、第2の旋回制御ユニット76が第2のチャック25の旋回を停止し、ワークAをアンクランプする。第2のホルダ制御ユニット77が第2のツールホルダ40をブロー位置に移動し、時刻t16にブローユニット41に排出用のエアーを供給してエアーを噴出する。このエアーブローにより、時刻t17に両端が加工されたワークAが受領ユニット60に排出され、ワークAの加工は終了する。
図10に、ブロー位置に移動した状態の第2のツールホルダ40を示している。また、図11に、ブローユニット41により加工済みのワークAを第2のチャック25から排出路23に圧送した状態を示している。図10に示すように、第2のツールホルダ40のブローユニット41の前端43がワークAの後端5bにセットされ、ブローユニット41から排出用のエアー47が吹き出される。エアー47により、ワークAは第2のチャック25から排出路23に圧送され、さらに、受領ユニット60へ送られる。第2のツールホルダ40にツール42とともにブローユニット41が搭載されている。したがって、ツール42による加工が終了してから、ブローユニット41をブロー位置にセットするまでにツールホルダ40を移動する距離は短く、短時間で、たとえば1秒以下でブローを行い、加工済みのワーク5を排出できる。
以上に説明したように、両端加工装置1においては、ワーク5の両端5aおよび5bの加工を第1の加工装置10および第2の加工装置20により連続して行うことができる。このため、1つのワーク5の両端加工を、短時間で、たとえば、10秒以下で行うことができる。さらに、図4に示すように、第1の加工装置10における処理と、第2の加工装置20における処理は、一部を並列して行うことが可能である。たとえば、第2の加工装置20においてワークAの後端5bの切削加工を開始する時刻t14に、第1の加工装置10においては、ワーク5の供給を開始し、次のワークBの加工を開始できる。したがって、両端加工装置1は、第1の加工装置10と第2の加工装置20とによりワーク5をパイプラインで加工することができ、実質的な1つのワーク5に要する加工時間(タクトタイム)をさらに短縮できる。たとえば、両端加工されたワーク5を5秒以下の間隔で排出させることも可能となる。
図12に、両端加工装置1を用いてワーク5の両端5aおよび5bが加工して製品を製造する方法をフローチャートにより示している。製品の一例はシャフト、パイプなどの円筒状あるいは棒状の部品である。まず、ステップ301において、供給ユニット50がワーク5を第1の旋回ユニット19の供給路13に供給した後に、エアーブローによりワーク5を、供給路13を介して圧送する。ステップ302において、位置検出用の空気を吹き出し、位置検出機能を備えたストッパ31により、供給路13を圧送されてきたワーク5を第1のクランプ位置P1で止める。ステップ303で、第1の加工装置10は、第1のチャック15によりワーク5をクランプ(把持)し、ステップ304で、ワーク5の先端5aをツールホルダ30のツールにより加工する。
次に、ステップ305で、第1のチャック15はワーク5をアンクランプし、ステップ306で、供給ユニット50の圧送ユニット52がワーク5をエアーブローにより再び圧送する。ステップ307で、ワーク5を、位置検出機能を備えたストッパ31により第2のクランプ位置P2で止める。ステップ308で、再び第1のチャック15でワーク5をクランプする。
先端5aの加工が終了したワーク5を再び圧送するステップ305〜308と前後して、または並列して、ステップ309において、移動ユニット80が第2の旋回ユニット21を、ワーク5を第2のチャック25により把持できる第2の位置82へ移動する。ステップ310において、ワーク5を第1のチャック15から第2のチャック25に持ち替える。その後、ステップ311において、移動ユニット80が第2の旋回ユニット21を第1の位置81へ戻す。ステップ312で、第2の加工装置20は、第2のチャック25にクランプされたワーク5の後端5bを、第2のツールホルダ40のツールにより加工する。
その後、ステップ313で、第2のツールホルダ40をブロー位置に動かし、ブローユニット41から空気を吹き出して両端加工済みのワーク5を、排出路23を介して排出する。これらのステップを含む製造方法(加工方法)に従って両端加工装置1を制御するプログラム(プログラム製品)74を、記録媒体に記録して提供したり、コンピュータネットワークを介して提供できる。
なお、上記に示した加工に用いられるツールの形状は一例であり、ワーク5が加工される形状は任意である。上記の加工システム1においては、移動ユニット80が第2の加工装置20の第2の旋回ユニット29を移動しているが、第1の加工装置10の第1の旋回ユニット19を移動してもよく、双方を移動してもよい。いずれを動かすかは、ワーク供給ユニット50と第1の旋回ユニット19との接続関係、ワーク受領ユニット60と第2の旋回ユニット29との接続関係を考慮して決定できる。上記においては第1の加工装置10における処理時間の方が第2の加工装置20における処理時間より長い。したがって、上記の加工システム1においては、第2の旋回ユニット29を移動させた方が両端加工装置1全体としての構成を簡易化でき、処理時間(加工時間、製造時間)を短縮しやすい。

Claims (10)

  1. 短尺で棒状のワークを加工する第1の加工装置を有する加工システムであって、
    前記第1の加工装置は、ワークを把持して旋回させる第1の旋回ユニットと、
    前記第1の旋回ユニットの第1の主軸を貫通するように前記第1の主軸の軸線に沿って設けられた供給路と、
    前記供給路を介して供給されたワークを把持する第1のチャックと、
    前記第1のチャックにより把持されたワークを加工するツールを保持する第1のツールホルダとを含み、
    当該加工システムは、前記供給路へ、前記第1の主軸の前記第1のチャックと反対側から、ワークを供給して圧送する供給ユニットを有し、
    前記第1のツールホルダは、前記供給路を圧送されたワークを前記第1のチャックから突き出た所定の位置で止めるストッパを含む、加工システム。
  2. 請求項1において、
    前記ストッパは、ワークと対峙する方向に気体を吹き出す検出孔を含み、
    さらに、前記ストッパにワークが当たると前記検出孔からの空気の吹出しが阻害されることによりワークの位置を検出する検出ユニットを含む、加工システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1の加工装置で加工されたワークをさらに加工する第2の加工装置を有し、
    前記第2の加工装置は、前記第1のチャックと対峙する位置に第2のチャックを保持する第2の旋回ユニットと、
    前記第2のチャックにより把持されたワークを加工するツールを保持する第2のツールホルダとを含み、
    当該加工システムは、さらに、前記第1の旋回ユニットおよび前記第2の旋回ユニットの少なくとも一方の位置を、前記第2のチャックが前記第1のチャックから離れた第1の位置、および前記第2のチャックが前記第1のチャックに近づいて前記第1のチャックに把持されたワークを把持する第2の位置に相対的に移動する移動ユニットを有する、加工システム。
  4. 請求項3において、
    前記第2の加工装置は、前記第2の旋回ユニットの第2の主軸を貫通し、前記第2のチャックから前記第2の主軸の軸線に沿って加工済みのワークを排出する排出路を含み、
    前記第2のツールホルダは、前記第2のチャックを通してワークを前記排出路へ圧送するブローユニットを含む、加工システム。
  5. 請求項3または4において、
    前記第1のチャックの開閉、前記第2のチャックの開閉および前記移動ユニットの移動を制御する機能を含む制御ユニットを有し、
    前記制御ユニットは、前記第1のチャックにより把持されるワークの位置を、前記ストッパにより、前記第1のツールホルダに保持されたツールにより加工される第1のクランプ位置から、前記第1のクランプ位置からさらに突き出た位置であって、前記第1のチャックから前記第2のチャックに持ち替えるための第2のクランプ位置に変える機能を含む、加工システム。
  6. 加工システムにより短尺で棒状のワークを加工する方法であって、
    前記加工システムは、第1の主軸を貫通するように前記第1の主軸の軸線に沿って設けられた供給路を介して供給されたワークを第1のチャックにより把持する第1の旋回ユニット、および前記第1のチャックにより把持されたワークを加工するツールを保持する第1のツールホルダを含む第1の加工装置と、
    前記供給路に前記第1の主軸の前記第1のチャックと反対側からワークを供給する供給ユニットとを有し、
    当該方法は、
    前記供給ユニットがワークを前記供給路内で圧送することと、
    前記供給路を圧送されたワークを、前記第1のチャックから突き出た所定の位置で前記第1のツールホルダに搭載されたストッパで止めることと、
    前記第1のツールホルダが保持するツールで前記第1のチャックにより把持されたワークを加工することとを有する、方法。
  7. 請求項6において、
    前記ストッパは、ワークと対峙する方向に気体を吹き出す検出孔を含み、
    当該方法は、
    さらに、前記ストッパにワークが当たり前記検出孔からの空気の吹出しが阻害されることによりワークの位置を確認することを有する、方法。
  8. 請求項6または7において、
    前記加工システムは、前記第1の加工装置で加工されたワークをさらに加工する第2の加工装置を有し、
    前記第2の加工装置は、前記第1のチャックと対峙する位置に第2のチャックを保持する第2の旋回ユニットと、前記第2のチャックにより把持されたワークを加工するツールを保持する第2のツールホルダとを含み、
    前記加工システムは、前記第1の旋回ユニットおよび前記第2の旋回ユニットの少なくとも一方の位置を移動する移動ユニットをさらに有し、
    当該方法は、
    前記移動ユニットが、前記第1の旋回ユニットおよび前記第2の旋回ユニットの相対的な位置を、前記第2のチャックが前記第1のチャックから離れた第1の位置から、前記第2のチャックが前記第1のチャックに近づいて前記第1のチャックに把持されたワークを把持する第2の位置へ移動することと、
    前記第1のチャックから前記第2のチャックにワークを持ち替えることと、
    前記移動ユニットが、前記第1の旋回ユニットおよび前記第2の旋回ユニットの相対的な位置を前記第2の位置から前記第1の位置へ移動することと、
    前記第2のツールホルダに保持されたツールにより前記第2のチャックにより把持されたワークを加工することとをさらに有する、方法。
  9. 請求項8において、
    前記第2の加工装置は、前記第2の旋回ユニットの第2の主軸を貫通し、前記第2のチャックから前記第2の主軸の軸線に沿って加工済みのワークを排出する排出路を含み、
    当該方法は、
    前記第2のツールホルダに搭載されたブローユニットが、加工済みのワークを前記第2のチャックを通して前記排出路へ圧送することをさらに有する、方法。
  10. 請求項8または9において、
    当該方法は、
    さらに、前記第1のチャックがワークを保持する位置を、前記第1のツールホルダに保持されたツールによりワークが加工される第1のクランプ位置から、前記第1のクランプ位置からさらに突き出た位置であって、前記第1のチャックから前記第2のチャックに持ち替えられる第2のクランプ位置に変えることをさらに有する、方法。
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