JP4298366B2 - ワーク払出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、旋盤等の工作機械における主軸端に取り付けられたチャックによる把持が解除されたワークを自動的に払い出すワーク払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のワーク払出装置としては、図11に示すようなものがある。このワーク払出装置50は、同図に示すように、チャック爪CNの開閉機構とチャックシリンダCSとを連結するドローパイプDPの先端側に嵌挿された筒状部材PM内を摺動するプッシャ51と、チャックシリンダCSを介して、ドローパイプDPの後端側からエアを供給する図示しないエア供給手段とを備えており、エア供給手段からドローパイプDP内にエアが供給されると、そのエアの供給圧力によって、プッシャ51が筒状部材PM内をドローパイプDPの先端側に摺動し、プッシャ51の先端部がチャック爪CN側に突出することで、チャック爪CNによる把持が解除されたワークを払い出すようになっている。
【0003】
【特許文献1】
実公昭60−35564号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、旋盤等の工作機械では、ワークの内径加工を行った場合に発生する切り屑を排出するために、主軸(ドローパイプ)内に供給したエアを加工中のワークに吹き付ける、所謂、主軸内エアブロー方式が採用される場合があるが、上述したようなワーク払出装置50が搭載されている工作機械では、ドローパイプDP内に供給されるエアは、プッシャ51を押し出すためにのみ使用されることになるので、主軸内エアブロー方式を採用することができないといった問題がある。
【0005】
また、図12に示すように、プッシャとして機能する、相互に連結されたインナーパイプ61a、61bを、主軸SP内を出退するドローパイプDP内に出退自在に挿入し、このインナーパイプ61a、61bを駆動シリンダ62によって独立して出退させることで、ワークの払い出しを行うワーク払出装置60を採用すれば、インナーパイプ61a、61b内にエアを供給することで、そのエアを切り屑の排出のために使用することができるが、こういったワーク払出装置60では、ドローパイプDPに連結されたチャックシリンダCSの後方側にインナーパイプ61bを突出させ、そのインナーパイプ61bの後端部に駆動シリンダ62を連結することになるので、チャックシリンダCSも、一般的に使用されている小型のソリッドシリンダではなく、大型のホローシリンダを使用しなければならず、工作機械全体が大型化すると共に構造が複雑になるといった問題がある。
【0006】
そこで、この発明の課題は、上述した問題点に鑑み、ドローパイプ内に供給される流体をワークの払い出しだけでなく、切り屑の排出にも使用することができる、切り屑排出機能を兼ね備えたワーク払出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、主軸端に取り付けられたチャックによる把持が解除されたワークを払い出すワーク払出装置であって、チャック爪の開閉機構と駆動シリンダとを連結するドローパイプ内を摺動可能なプッシャと、前記プッシャを前記ドローパイプの先端側に押し出すために前記ドローパイプの後端側から流体を供給する流体供給手段とを備え、前記プッシャは、前記流体供給手段によって供給された流体を排出可能な流体排出路と、前記流体排出路を、流体の供給圧力に抗して、開放可能に閉塞する閉塞部材と、前記閉塞部材を閉塞方向に付勢する付勢手段とを有し、前記付勢手段は、その付勢力が前記プッシャの摺動抵抗より大きく、前記流体供給手段による流体の供給圧力より小さく設定されていることを特徴とするワーク払出装置を提供するものである。
【0008】
以上のように、このワーク払出装置は、ドローパイプ内を摺動するプッシャが、流体排出路と、その流体排出路を、流体の供給圧力に抗して、開放可能に閉塞する閉塞部材と、その閉塞部材を閉塞方向に付勢する付勢手段とを有しており、その付勢手段の付勢力が、プッシャの摺動抵抗より大きく、流体供給手段による流体の供給圧力より小さく設定されているので、チャックによるワークの把持が解除されている状態で、ドローパイプ内に流体が供給されると、プッシャの流体排出路が開放されることなく、その流体の供給圧力によってプッシャがワーク側に押し出され、プッシャによってワークが払い出される。
【0009】
一方、チャックによってワークが把持されている時、即ち、ワークの加工中は、プッシャがワークに当接することによって、その摺動が規制されているので、その状態で、ドローパイプ内に流体が供給されると、その流体の供給圧力によって、プッシャの流体排出路が開放され、ドローパイプ内に供給された流体は、流体排出路を通ってワークに吹き付けられることになる。
【0010】
以上のように、このワーク払出装置では、ワークの内径加工中は、ドローパイプ内に供給された流体によってワークの切り屑を除去することができ、チャックによるワークの把持が解除されているときは、ドローパイプ内に供給された流体によってワークを払い出すことができるので、プッシャとして機能するインナーパイプをドローパイプ内に通し、このインナーパイプをエアシリンダによって出退させることで、ワークの払い出しを行うようにしたワーク払出装置のように、工作機械全体が大型化したり、構造が複雑になったりすることがなく、簡単な構造でワークの払い出しと切り屑の除去とを効率よく行うことができる。
【0011】
また、請求項2にかかる発明のワーク払出装置のように、前記プッシャが、前記付勢手段の付勢力を調整する調整手段を備えているものにあっては、ドローパイプ内に供給される流体の供給圧力が、予め設定されている要求圧力を下回っている場合であっても、付勢手段の付勢力を適宜調整することによって、流体の供給圧力、プッシャの摺動抵抗及び閉塞部材の付勢力の大小関係を適正に調整することができるので、流体の供給圧力を十分に確保することができないような場合でも、ワーク払出装置の機能を有効に発揮させることができるという効果が得られる。
【0012】
特に、請求項3にかかる発明のワーク払出装置のように、前記調整手段は、前記プッシャが前記ドローパイプに収容された状態で、前記ドローパイプの先端側から調整操作を行うことができるようになっているものにあっては、付勢手段の付勢力を調整するために、プッシャをドローパイプから取り外さなくてもよいので、調整作業が繁雑にならず、付勢手段の付勢力を簡単に調整することができる。
【0013】
また、請求項4にかかる発明のワーク払出装置のように、前記プッシャが、被摺接面との間に流体進入空間が形成されるように、外周面がその周方向に一部切除された、長手方向の後端から中央部まで延びる切除部を有しており、前記プッシャが所定位置まで押し出されると、前記流体進入空間が外部に開放されるようになっているものにあっては、プッシャが所定位置まで押し出されると、ドローパイプ内に供給された流体が、流体進入空間を通って外部に排出されるので、ドローパイプ内の流体圧力が低下することになる。従って、ドローパイプ内における流体圧力の低下を検出することによって、プッシャによるワークの払出作業が完了したか否かを把握することができるという効果が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、このワーク払出装置1は、主軸SPの先端部にワークを把持するチャックが取り付けられた旋盤に搭載されており、チャックによるワークの把持が解除された状態で、ワークを払い出すようになっている。
【0015】
この旋盤は、チャック爪CNの開閉機構とチャックシリンダCSのピストンロッドPRとが、主軸SP内に配設されたドローパイプDPによって連結されており、チャックシリンダCSがドローパイプDPを主軸SPの軸方向に進退させることによって、チャック爪CNが開閉し、ワークのクランプ/アンクランプが行われるようになっている。
【0016】
前記ワーク払出装置1は、ドローパイプDPの先端部に取り付けられた筒状部材10と、この筒状部材10内を摺動するプッシャ20と、このプッシャ20をドローパイプDPの先端側に押し出すために、チャックシリンダCSを介して、ドローパイプDPの後端側からドローパイプDP内にエアを供給する、図示しないエア供給手段とを備えている。
【0017】
前記筒状部材10は、図2に示すように、ドローパイプDPに嵌着される後端側小径部11と、この後端側小径部11に連設された先端側大径部12とから構成されており、前記プッシャ20は、後端側小径部11内を摺動するようになっている。
【0018】
前記プッシャ20は、図3(a)、(b)に示すように、筒状部材10の後端側小径部11に挿入されるシャフト部21と、このシャフト部21の先端部に着脱自在に装着された、ワークWに当接する当接部27とから構成されており、シャフト部21及び当接部27には、両者を連結した状態で相互に連通するエア排出路21A、27Aがそれぞれ形成されている。
【0019】
前記シャフト部21は、図3(a)、(b)及び図4(a)に示すように、筒状部材10における後端側小径部11に嵌入される小径の摺動部22と、この摺動部22の後端部に連設された、筒状部材10の後端部に当接することで、シャフト部21の先端側への移動を規制する大径の係止部23とから構成されており、摺動部22の長手方向の中央部から係止部23にわたって、外周面の両側部が部分的に切除された切除部21Bを有している。従って、シャフト部21を筒状部材10の後端側小径部11に挿入した状態では、図4(b)に示すように、後端側小径部11の内周面(被摺接面)と摺動部22の切除部21Bとの間にエア進入空間Sが形成されるようになっている。
【0020】
プッシャ20が退避位置まで後退している状態、即ち、当接部27が筒状部材10の先端側大径部12に収容されている状態では、図5(a)に示すように、切除部21Bの前端が筒状部材10の後端側小径部11に位置しているので、エア進入空間Sが、筒状部材10の先端側大径部12に開放されることはないが、プッシャ20がワークWの払出位置、即ち、シャフト部21の係止部23が筒状部材10の後端側小径部11に当接する位置まで前進すると、同図(b)に示すように、切除部21Bの前端が筒状部材10の先端側大径部12に位置することになるので、エア進入空間Sが、筒状部材10の先端側大径部12に開放され、同図(b)に矢印で示すように、ドローパイプDP内に供給されたエアがエア進入空間Sを通って、筒状部材10の先端側大径部12から外部に排出されることになる。
【0021】
シャフト部21に形成されたエア排出路21Aは、図6に示すように、その先端側に大径部21aを有していると共に、この大径部21aより先端側には、その内周面に雌ねじ21bが形成されており、外周面に雄ねじ24aが形成された筒状のナット24が、雌ねじ21bの形成部分にねじ込まれた状態で、エア排出路21A内に収容されている。なお、ナット24には、その内周面に、六角レンチ等の操作工具が係合可能な回転操作部24bが形成されている。
【0022】
エア排出路21Aの大径部21aには、エア排出路21Aを閉塞可能な球状の閉塞部材25が収容されており、この閉塞部材25は、ナット24の後端面に当接するコイルばね26によって、常時、エア排出路21Aの閉塞方向(大径部21aの後端側)に付勢されている。
【0023】
前記コイルばね26は、その付勢力が筒状部材10に対するプッシャ20の摺動抵抗より大きく、エア供給手段によってドローパイプDP内に供給されるエアの供給圧力より小さくなるように設定されているので、プッシャ20の前方側への移動が制限されていない状態で、ドローパイプDP内に所定圧のエアが供給されると、閉塞部材25がエア排出路21Aを閉塞した状態を維持したまま、エアの供給圧力によって、プッシャ20が前方側に押し出されるが、プッシャ20の前方側への移動が制限されている状態では、図7に示すように、エアの供給圧力によって前方側に押圧された閉塞部材25が、コイルばね26の付勢力に抗して、エア排出路21Aの大径部21a内を前方側に移動し、エア排出路21Aが開放されるので、ドローパイプDP内に供給されたエアがエア排出路21A及び当接部27のエア排出路27Aを通って、外部に排出される。
【0024】
なお、エア供給手段によってドローパイプDP内に供給されるエアの供給圧力を十分に確保することができないような場合は、図8に示すように、当接部27のエア排出路27Aに挿入した六角レンチ等の操作工具OTをナット24の回転操作部24bに係合させ、操作工具OTによってナット24を回転させると、ナット24が前後方向に進退し、これに伴ってコイルばね26の圧縮状態が変化するので、コイルばね26の付勢力を簡単に調整することができる。
【0025】
以上のように構成されたワーク払出装置1は、ワークWの加工中のように、チャック爪CNによってワークWがクランプされた状態で、ドローパイプDP内に所定圧力のエアが供給されると、エアの供給圧力によってプッシャ20が前方側に押圧されるが、クランプされているワークWの存在によって、プッシャ20の前方側への移動が阻止される。従って、上述したように、ドローパイプDP内に供給されたエアの供給圧力によって、エア排出路21Aを閉塞している閉塞部材25が大径部21a内を前方側に移動することで、エア排出路21Aが開放されるので(図7参照)、ドローパイプDP内に供給されたエアがエア排出路21A及び当接部27のエア排出路27Aを通って外部に排出され、図9に示すように、そのエアがワークWに吹き付けられるので、ワークWの内径加工時に発生した切り屑を効率よく排出することができる。
【0026】
また、ワークWの加工が完了し、チャック爪CNによるワークWのクランプが解除された状態で、ドローパイプDP内に所定圧力のエアが供給されると、図10に示すように、閉塞部材25がエア排出路21Aを閉塞した状態を維持したまま、エアの供給圧力によって、プッシャ20全体が前方側に押し出され、これに伴って、アンクランプされたワークWが払い出されることになる。
【0027】
このようにして、プッシャ20全体が所定のワーク払出位置まで押し出されると、上述したように、筒状部材10(後端側小径部11)と、プッシャ20(シャフト部21)との間に形成されたエア進入空間Sが、筒状部材10の先端側大径部12に開放され、ドローパイプDP内に供給されたエアがエア進入空間Sを通って、筒状部材10の先端側大径部12から外部に排出されるので(図5(b)参照)、ドローパイプDP内の圧力が低下することになる。従って、ドローパイプDP内の圧力低下を圧力センサ等によって検出することで、プッシャ20が所定のワーク払出位置まで前進したか否か、即ち、プッシャ20によるワークWの払出作業が完了したか否かを把握することができる。また、筒状部材10の先端側大径部12の内部に切り屑等が溜まっている場合には、それらを排出することもできる。
【0028】
以上のように、このワーク払出装置1は、ワークWの内径加工中は、ドローパイプDP内に供給されたエアによってワークWの切り屑を除去することができ、チャックによるワークWの把持が解除されているときは、ドローパイプDP内に供給されたエアによってワークWを払い出すことができるので、プッシャとして機能するインナーパイプをドローパイプ内に通し、このインナーパイプをエアシリンダによって出退させることで、ワークの払い出しを行うようにしたワーク払出装置のように、工作機械全体が大型化したり、構造が複雑になったりすることがなく、簡単な構造でワークWの払い出しと切り屑の除去とを効率よく行うことができる。
【0029】
また、このワーク払出装置1では、上述したように、ナット24を進退させることによって、閉塞部材25を閉塞方向に付勢しているコイルばね26の付勢力を調整することができるので、ドローパイプDP内に供給されるエアの供給圧力が、予め設定されている要求圧力を下回っている場合であっても、コイルばね26の付勢力を適宜調整することによって、エアの供給圧力、プッシャ20の摺動抵抗及びコイルばね26の付勢力の大小関係を適正に調整することで、このワーク払出装置1の機能(ワークの払出機能とエアブロー機能)を有効に発揮させることができる。
【0030】
特に、このワーク払出装置1では、上述したように、プッシャ20の先端側からコイルばね26の付勢力の調整操作を行うことができるので、コイルばね26の付勢力を調整するために、プッシャ20をドローパイプDPから取り外したり、シャフト部21から当接部27を取り外したりする必要がなく、コイルばね26の付勢力の調整作業を簡単に行うことができる。
【0031】
なお、上述した実施形態では、ドローパイプDP内にエアを供給することによってプッシャ20を作動させているが、これに限定されるものではなく、ドローパイプDP内に油を供給することによって、プッシャ20を作動させることも可能である。
【0032】
また、上述した実施形態では、ドローパイプDPに嵌着した筒状部材10内をプッシャ20が摺動する構成を採用しているが、これに限定されるものではなく、プッシャがドローパイプ内を直接摺動する構成を採用することも可能である。
【0033】
また、上述した実施形態では、旋盤に搭載されたワーク払出装置について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明のワーク払出装置は、主軸の先端部にワークを把持するチャックが取り付けられた種々の工作機械に搭載することができることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるワーク払出装置の一実施形態を示す断面図である。
【図2】同上のワーク払出装置を示す拡大断面図である。
【図3】(a)は同上のワーク払出装置を構成しているプッシャを示す側面図、(b)は同上のプッシャを示す分解断面図である。
【図4】(a)は同上のプッシャを構成しているシャフト部を示す斜視図、(b)は同上のシャフト部が筒状部材に挿入された状態を示す断面図である。
【図5】(a)はプッシャが退避位置に後退した状態を示す横断面図、(b)はプッシャがワークの払出位置まで前進した状態を示す横断面図である。
【図6】同上のプッシャを構成しているシャフト部を示す部分拡大断面図である。
【図7】同上のプッシャにおける閉塞部材によるエア排出路の開放動作を説明するための説明図である。
【図8】同上のプッシャを構成しているコイルばねの付勢力の調整方法を説明するための説明図である。
【図9】同上のワーク払出装置におけるエアブロー状態を示す拡大断面図である。
【図10】同上のワーク払出装置におけるワークの払出状態を示す拡大断面図である。
【図11】従来のワーク払出装置を示す断面図である。
【図12】従来の他のワーク払出装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ワーク払出装置
10 筒状部材
11 後端側小径部
12 先端側大径部
20 プッシャ
21 シャフト部
21A エア排出路
21a 大径部
21b 雌ねじ
21B 切除部
22 摺動部
23 係止部
24 ナット
24a 雄ねじ
24b 回転操作部
25 閉塞部材
26 コイルばね
27 当接部
27A エア排出路
S エア進入空間
SP 主軸
DP ドローパイプ
CN チャック爪
W ワーク

Claims (4)

  1. 主軸端に取り付けられたチャックによる把持が解除されたワークを払い出すワーク払出装置であって、
    チャック爪の開閉機構と駆動シリンダとを連結するドローパイプ内を摺動可能なプッシャと、
    前記プッシャを前記ドローパイプの先端側に押し出すために前記ドローパイプの後端側から流体を供給する流体供給手段とを備え、
    前記プッシャは、前記流体供給手段によって供給された流体を排出可能な流体排出路と、前記流体排出路を、流体の供給圧力に抗して、開放可能に閉塞する閉塞部材と、前記閉塞部材を閉塞方向に付勢する付勢手段とを有し、
    前記付勢手段は、その付勢力が前記プッシャの摺動抵抗より大きく、前記流体供給手段による流体の供給圧力より小さく設定されていることを特徴とするワーク払出装置。
  2. 前記プッシャは、前記付勢手段の付勢力を調整する調整手段を備えている請求項1に記載のワーク払出装置。
  3. 前記調整手段は、前記プッシャが前記ドローパイプに収容された状態で、前記ドローパイプの先端側から調整操作を行うことができるようになっている請求項2に記載のワーク払出装置。
  4. 前記プッシャは、被摺接面との間に流体進入空間が形成されるように、外周面がその周方向に一部切除された、長手方向の後端から中央部まで延びる切除部を有しており、
    前記プッシャが所定位置まで押し出されると、前記流体進入空間が外部に開放されるようになっている請求項1、2または3に記載のワーク払出装置。
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