JP2005103735A - 工具装着確認装置 - Google Patents

工具装着確認装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005103735A
JP2005103735A JP2003343755A JP2003343755A JP2005103735A JP 2005103735 A JP2005103735 A JP 2005103735A JP 2003343755 A JP2003343755 A JP 2003343755A JP 2003343755 A JP2003343755 A JP 2003343755A JP 2005103735 A JP2005103735 A JP 2005103735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
flow rate
pressure
spindle
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003343755A
Other languages
English (en)
Inventor
Narimitsu Nakaminami
成光 中南
Junji Konishi
順二 小西
Mineo Saito
峰夫 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mori Seiki Co Ltd filed Critical Mori Seiki Co Ltd
Priority to JP2003343755A priority Critical patent/JP2005103735A/ja
Publication of JP2005103735A publication Critical patent/JP2005103735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q17/00Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools
    • B23Q17/002Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring the holding action of work or tool holders
    • B23Q17/003Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring the holding action of work or tool holders by measuring a position

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

【課題】工具の種別ごとに異なった判断基準を用いて、工具が主軸に適正に装着されているか否かを判断するように構成された工具装着確認装置を提供する。
【解決手段】工具装着確認装置1は、主軸先端面30aに開口する吐出孔11と、供給管14を介して吐出孔11に圧縮空気を供給する圧縮空気供給装置13と、供給管14内の空気流量を検出する流量検出装置15と、工具識別データと工具5が荒加工用工具であるか或いは仕上加工用工具であるかといった工具5の種別を示すデータとを相互に関連付けた工具データを記憶する工具データ記憶部16と、工具5の種別に応じた基準流量を記憶する判定データ記憶部17と、工具交換装置36によって交換される工具の識別データ、検出流量、基準流量、工具データを基に、工具5が主軸30に適正に装着されているか否かを判定する判定部18とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、工具が主軸に適正に装着されているか否かを確認する工具装着確認装置に関する。
図4に示すように、工具100は、工具本体101と、これを保持する工具ホルダ102とからなり、例えば、工具ホルダ102のフランジ部102aが主軸105の先端面105aに当接し、且つ工具ホルダ102のテーパ部102bが主軸105のテーパ穴105b内周面に当接した状態で当該主軸105に装着される。
したがって、主軸105に装着される工具100の工具ホルダ102のフランジ部102aやテーパ部102bに切りくずなどの異物が付着していると、工具ホルダ102のフランジ部102aやテーパ部102bが主軸105の先端面105aやテーパ穴105b内周面に部分的にしか当接することができなくなるため、即ち、工具100と主軸105との間に異物を噛んでこれらの各当接部間に隙間が形成された状態で工具100が主軸105に装着されることになるため、工具先端位置が変化して加工精度の低下を招くことになる。
そこで、工具装着時には、同じく図4に示すような工具装着確認装置120により、工具100が主軸105に適正に装着されているか否かが確認されるようになっており、この工具装着確認装置120は、同図4に示すように、主軸105に形成され、当該主軸105の先端面105a及びテーパ穴105b内周面に開口する第1吐出孔121及び第2吐出孔122と、各吐出孔121、122に供給管123などを介して圧縮空気を供給する圧縮空気供給装置124と、供給管123内を流通する圧縮空気の空気圧を検出する圧力検出装置125と、圧力検出装置125によって検出された空気圧などを基に、工具100が主軸105に適正に装着されているか否かを判定する判定部126などから構成される。
また、前記工具装着確認装置120は、主軸105に形成され、第1吐出孔121の内周面と主軸105の外周面とに開口する第1接続孔127と、主軸105を軸受106を介して回転自在に支持するハウジング107に形成され、主軸105との対向面側に開口する嵌挿穴128と、嵌挿穴128内に嵌挿されて主軸105の径方向に移動自在となった可動部材129と、前記ハウジング107に形成され、嵌挿穴128に接続する第2接続孔130とを備えており、前記第1吐出孔121と第2吐出孔122とは相互に連通し、また、前記第2接続孔130には、前記圧縮空気供給装置124からの前記供給管123が接続されている。
前記可動部材129は、その一方端側と嵌挿穴128内周面との間に設けられたばね体131により、主軸105から離れる方向に付勢されて、一方端面が主軸105から離れた状態で配設されており、当該ばね体131の付勢力に抗して主軸105側に移動したときには、前記一方端面が主軸105の外周面と当接するようになっている。また、可動部材129には、その移動方向と平行であり、且つ第1接続孔127と接続可能な貫通孔129aが形成されている。
前記圧力検出装置125は、前記供給管123に接続して当該供給管123内の空気圧を検出し、前記判定部126は、圧力検出装置125によって検出された空気圧と、予め設定された基準空気圧とを比較して、前記検出空気圧が前記基準空気圧よりも高いときに、工具100が主軸105に適正に装着されていると判定する一方、前記検出空気圧が前記基準空気圧よりも低いときには、工具100が主軸105に適正に装着されていないと判定してアラームを適宜出力する。
この工具装着確認装置120によれば、圧縮空気供給装置124から供給管123を介して圧縮空気が第2接続孔130に供給され、供給された圧縮空気が当該第2接続孔130内を流通して嵌挿穴128内に流入すると、流入した圧縮空気の一部が可動部材129の他方端面を押圧して当該可動部材129をばね体131の付勢力に抗して主軸105側に移動させ、これにより、可動部材131の一方端面が主軸105の外周面に当接して、貫通孔129aと第1接続孔127とが連通した状態となる。また、前記流入した圧縮空気の残りは、貫通孔129aを通って第1接続孔127内に流入し、第1吐出孔121及び第2吐出孔122から吐出される。
この後、工具100が主軸105に適宜装着され、このとき、工具ホルダ102のフランジ部102aが主軸105の先端面105aに、工具ホルダ102のテーパ部102bが主軸105のテーパ穴105b内周面にそれぞれ完全に当接している場合には、即ち、工具100と主軸105との間に異物を噛んでいない場合には、当該フランジ部102aにより第1吐出孔121が閉塞されるとともに、当該テーパ部102bにより第2吐出孔122が閉塞されるので、これら各吐出孔121,122から圧縮空気は吐出されず、供給管123内の内圧が上昇する。
その一方、工具ホルダ102のフランジ部102aやテーパ部102bが主軸105の先端面105aやテーパ穴105b内周面に部分的にしか当接していない場合には、即ち、工具100と主軸105との間に異物を噛んでこれらの各当接部間に隙間が形成されている場合には、前記第1吐出孔121や第2吐出孔122が完全には閉塞されなくなるため、各吐出孔121,122から圧縮空気が漏出し、供給管123内の内圧は上昇するものの、各吐出孔121,122が完全に閉塞されている場合に比べてその上昇圧は低い。
そして、判定部126により、圧力検出装置125によって検出された供給管123内の空気圧と、予め設定された基準空気圧とが比較されることで、工具100が主軸105に適正に装着されているか否かが判定される。
特開2001−259906号公報
ところで、通常、工作機械において被加工物を所定の形状に加工する際には、まず、前記所定の形状に対し幾らかの削り代を残した状態で前記被加工物を荒加工した後、要求される加工精度を満たしつつ前記所定の形状とすべく、前記削り代分を仕上加工するのが一般的であり、荒加工後の加工精度は、さほど問題にならないことが多い。また、荒加工のときに使用する工具100と、仕上加工のときに使用する工具100とは、それぞれ使い分けられている。
したがって、荒加工用の工具100が主軸105に装着されたときに、当該荒加工用工具100と主軸105との間に異物を噛んでいたとしても、工作機械を停止させてこの異物を取り除くことなく、当該異物を噛んだ状態で荒加工を継続して行うことができる場合もある。
ところが、上記従来の工具装着確認装置120では、工具100が主軸105に適正に装着されているか否かを、主軸105に装着される工具100の種別(仕上加工用工具か、或いは荒加工用工具か)に関係なく、一律に設定された判断基準を用いて判断しているため、異物を取り除かなくてもさほど問題とならない場合にまで、当該工作機械を停止させて異物を取り除かなければならず、この工作機械の停止により、稼働率が低下するなどの問題を生じることとなっていた。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、仕上加工用工具,荒加工用工具といった工具の種別ごとに異なった判断基準を用いて、当該工具が主軸に適正に装着されているか否かを判断することができる工具装着確認装置の提供をその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、先端面に開口するテーパ穴を備え、前記先端面及びテーパ穴内周面の内、少なくとも該テーパ穴内周面に工具が当接した状態で該工具を保持する主軸と、前記主軸に保持された工具を新たな工具と交換する工具交換装置と、前記新たな工具に関する識別データを前記工具交換装置に送信して、該識別データに応じた新たな工具に前記主軸の工具を交換させる制御装置とからなる工作機械に設けられ、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されているか否かを確認する装置であって、
前記主軸の先端面及び/又はテーパ穴内周面に開口するように該主軸に形成された吐出孔と、
前記吐出孔に接続する供給路を有し、該供給路を介して前記吐出孔に所定圧に加圧された空気を供給する空気供給手段と、
前記供給路内を流通する空気の流量を検出する流量検出手段と、
前記流量検出手段によって検出された流量と、予め設定された基準流量とを比較して、前記検出流量が前記基準流量よりも少ないときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定する判定手段とを備えた工具装着確認装置において、
前記工具を識別するための識別データと、該工具が仕上加工用工具であるか、或いは荒加工用工具であるかを示すデータとを、相互に関連付けた工具データを記憶する工具データ記憶手段と、
仕上加工用工具が前記主軸に保持されたときの前記基準流量である第1基準流量と、荒加工用工具が前記主軸に保持されたときの前記基準流量である第2基準流量とをそれぞれ記憶する判定データ記憶手段とを更に備えてなり、
前記判定手段は、前記工具交換装置に送信される前記識別データを前記制御装置から受信して、受信した識別データを基に、前記工具データ記憶手段に格納された工具データを参照し、前記新たな工具が仕上加工用工具であるのか或いは荒加工用工具であるのかを認識した後、前記新たな工具が仕上加工用工具であると認識した場合には、前記流量検出手段によって検出された流量と、前記判定データ記憶手段に格納された第1基準流量とを比較して、前記検出流量が前記第1基準流量よりも少ないときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定する一方、前記新たな工具が荒加工用工具であると認識した場合には、前記流量検出手段によって検出された流量と、前記判定データ記憶手段に格納された第2基準流量とを比較して、前記検出流量が前記第2基準流量よりも少ないときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定するように構成されてなることを特徴とする工具装着確認装置に係る。
この発明によれば、まず、工具データ記憶手段には、工具交換装置によって交換される工具を識別するための識別データと、当該工具が仕上加工用工具であるか、或いは荒加工用工具であるかを示すデータとを、相互に関連付けた工具データが格納され、また、判定データ記憶手段には、仕上加工用工具が主軸に保持されたときの基準流量である第1基準流量と、荒加工用工具が主軸に保持されたときの基準流量である第2基準流量とが予め適宜設定された後、それぞれ格納される。
尚、前記第2基準流量は、荒加工時における被加工物の加工精度に大きな影響を与えない範囲内で、前記第1基準流量よりも、大きな流量値として設定される。即ち、荒加工用工具の基準値(基準流量)の方が、仕上加工用工具の基準値(基準流量)よりも緩く設定される。
そして、制御装置から工具交換装置に、新たな工具に関する識別データが適宜送信されると、当該工具交換装置により、主軸に保持された工具が前記識別データに応じた新たな工具と交換され、また、このとき、吐出孔内には、空気供給手段から供給路を介して所定圧に加圧された空気が供給されている。
前記工具交換された新たな工具は、主軸の先端面やテーパ穴内周面に当接した状態で当該主軸により保持されるので、通常、前記吐出孔は工具により閉塞された状態となっているわけであるが、前記新たな工具に切りくずなどの異物が付着していた場合には、当該工具が主軸先端面やテーパ穴内周面に部分的にしか当接することができないため、即ち、当該工具と主軸との間に異物を噛んでこれらの各当接部間に隙間が形成された状態で工具が主軸に保持されるため、吐出孔は、工具により完全には閉塞されないことになる。
したがって、新たな工具を主軸に保持させたときに、工具と主軸との間に異物を噛んでいない場合には、当該工具により吐出孔が完全に閉塞されるため、空気供給手段から吐出孔に供給される空気は当該吐出孔から吐出されず、流量検出手段によって検出される空気流量は少なくなる。
その一方、工具と主軸との間に異物を噛んでこれらの各当接部間に隙間が形成されている場合には、当該工具により吐出孔が完全には閉塞されないため、空気供給手段から吐出孔に供給される空気は当該吐出孔から漏出し、流量検出手段によって検出される空気流量は少なくなるものの、吐出孔が完全に閉塞されている場合に比べてその流量は多い。
そして、判定部では、まず、工具交換装置に送信される前記新たな工具に関する識別データが制御装置から受信され、受信された識別データを基に工具データ記憶手段内に格納された工具データが参照されて、前記新たな工具が仕上加工用工具であるのか或いは荒加工用工具であるのかといった工具の種別が認識される。
ついで、前記認識された工具の種別、流量検出手段によって検出された供給路内の空気流量、及び判定データ記憶手段に格納された第1基準流量又は第2基準流量を基に、前記認識された工具の種別が仕上加工用工具である場合には、前記検出流量と前記第1基準流量とが比較されて、前記検出流量が前記第1基準流量よりも少ないときに、前記新たな工具が主軸に適正に装着されていると判定され、前記検出流量が前記第1基準流量よりも多いときには、新たな工具が主軸に適正に装着されていないと判定されて、アラームが適宜出力される。
その一方、前記認識された工具の種別が荒加工用工具である場合には、前記検出流量と前記第2基準流量とが比較されて、前記検出流量が前記第2基準流量よりも少ないときに、前記新たな工具が主軸に適正に装着されていると判定され、前記検出流量が前記第2基準流量よりも多いときには、新たな工具が主軸に適正に装着されていないと判定されて、アラームが適宜出力される。
斯くして、本発明に係る工具装着確認装置によれば、仕上加工用工具,荒加工用工具といった工具の種別に応じて設定された判断基準(基準流量)に基づいて、工具が主軸に適正に装着されているか否かを確認するようにしているので、交換された工具と主軸との間に異物を噛んでいたとしても、荒加工時における被加工物の加工精度に大きな影響を与えないような場合には、工作機械を停止させることなく連続して当該工作機械を稼働させることができる。
尚、前記判定データ記憶手段は、前記工具が前記主軸に保持されていないときに、前記流量検出手段によって検出されるべき流量を、第3基準流量として更に記憶するとともに、前記判定手段は、前記工具が前記主軸に保持されていないときに、前記流量検出手段によって検出される流量が、前記判定データ記憶手段に格納された第3基準流量よりも少ない場合に、前記吐出孔内に異物が詰まっていると判定するように構成されていても良い。
工具が主軸に保持されていないとき、空気供給手段から吐出孔に供給される空気は、通常、何ら阻害されることなく、当該吐出孔から吐出されるため、流量検出手段によって検出される空気流量は多くなるはずであるが、万が一、吐出孔内に異物が詰まっているような場合には、当該検出流量は低くなる。
そこで、工具が主軸に保持されていないときに、流量検出手段によって検出される流量と、予め設定されて判定データ記憶手段に格納された第3基準流量とを、判定手段により比較させて、前記検出流量が前記第3基準流量よりも多い場合には、吐出孔内に異物が詰まっていないと判定させる一方、前記検出流量が前記第3基準流量よりも少ない場合には、吐出孔内に異物が詰まっていると判定させ、アラームを適宜出力させるようにすれば、吐出孔内に異物が詰まっているか否かを効果的に確認することができる。
そして、このようにして吐出孔内に異物が詰まっているか否かを確認し、吐出孔内に異物が詰まっていた場合には、これに応じた対応を取ることで、上記工具装着確認を常に正確に行うことができる。
また、本発明は、前記供給路内を流通する空気の圧力を圧力検出手段により検出するようにしても、上述のような工具装着確認を行うことができる。
この場合、判定データ記憶手段には、仕上加工用工具が主軸に保持されたときの基準圧力である第1基準圧力と、荒加工用工具が主軸に保持されたときの基準圧力である第2基準圧力とが予め適宜設定された後、それぞれ格納され、この第2基準圧力は、荒加工時における被加工物の加工精度に大きな影響を与えない範囲内で、第1基準圧力よりも、低い圧力値として設定される。
そして、判定手段により、圧力検出手段によって検出された圧力と、判定データ記憶手段に格納された第1基準圧力又は第2基準圧力とが比較されて、工具が主軸に適正に装着されているか否かが判定される。
即ち、具体的には、新たな工具を主軸に装着したときに、当該工具により吐出孔が閉塞されると、供給路内の内圧が上昇して、圧力検出手段によって検出される圧力は高くなるが、当該工具により吐出孔が部分的にしか閉塞されていないと、供給路内の内圧は上昇するものの、圧力検出手段によって検出される圧力は、吐出孔が完全に閉塞されている場合に比べて低くなるため、前記新たな工具が仕上加工用工具である場合には、前記検出圧力と前記第1基準圧力とが比較されて、前記検出圧力が前記第1基準圧力よりも高いときに、当該新たな工具が主軸に適正に装着されていると判定される一方、前記検出圧力が前記第1基準圧力よりも低いときには、新たな工具が主軸に適正に装着されていないと判定され、前記新たな工具が荒加工用工具である場合には、前記検出圧力と前記第2基準圧力とが比較されて、前記検出圧力が前記第2基準圧力よりも高いときに、当該新たな工具が主軸に適正に装着されていると判定される一方、前記検出圧力が前記第2基準圧力よりも低いときには、新たな工具が主軸に適正に装着されていないと判定される。
尚、工具が主軸に保持されていないとき、圧力検出手段によって検出される圧力は低くなるが、万が一、吐出孔内に異物が詰まっているような場合には、当該検出圧力は高くなるため、工具が主軸に保持されていないときに、圧力検出手段によって検出されるべき圧力を、第3基準圧力として判定データ記憶手段に更に格納するとともに、工具が主軸に保持されていないときに圧力検出手段によって検出される圧力と、判定データ記憶手段に格納された前記第3基準圧力とを、判定手段により比較させることで、前記検出圧力が前記第3基準圧力よりも低い場合には、吐出孔内に異物が詰まっていないと判定させる一方、前記検出圧力が前記第3基準圧力よりも高い場合には、吐出孔内に異物が詰まっていると判定させることができる。
また、本発明は、前記工具装着確認装置に、交換される新たな工具が仕上加工用工具であるのか或いは荒加工用工具であるのかといった工具の種別を確認するための前記工具データ記憶手段を設けずに、前記判定手段が、前記制御装置から前記工具交換装置に送信される前記識別データに応じた新たな工具が、仕上加工用工具であるのか、或いは荒加工用工具であるのかを示すデータを、前記識別データに代えて当該制御装置から受信することで、工具の種別を認識するように構成しても良い。
以下、本発明の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。尚、図1は、本発明の一実施形態に係る工具装着確認装置などの概略構成を一部ブロック図で示した断面図であり、図2は、本実施形態に係る接続部材の概略構成を示した断面図であり、図3は、図1における矢示A−A方向の断面図である。
図1に示すように、本例の工具装着確認装置1は、制御装置31によってその各部の作動が制御される工作機械の主軸30にその軸線と平行に形成され、その先端面30aに開口する吐出孔11と、吐出孔11に圧縮空気を供給する圧縮空気供給装置12と、吐出孔11内に供給される圧縮空気の流量を検出する流量検出装置15と、工具データ記憶部16,判定データ記憶部17及び判定部18などから構成される。
まず、前記主軸30や制御装置31など、工作機械について説明する。
前記主軸30は、軸受32を介してハウジング33により回転自在に支持され、先端面30aに開口するテーパ穴30bを備えており、このテーパ穴30b内には、工具本体6と、これを保持する工具ホルダ7とからなる工具5を保持,固定するためのコレット34及びドローバ35などが配設されている。
前記コレット34は、その先端部により工具ホルダ7のプルスタッド7aを把持可能に構成され、前記ドローバ35は、コレット34に係合して設けられており、これらコレット34及びドローバ35は、主軸30の軸線方向(矢示B方向及び矢示C方向)に移動自在となっている。
そして、コレット34及びドローバ35が、適宜図示しない駆動機構により、矢示B方向に移動せしめられてコレット34の先端部が閉じると、前記プルスタッド7aは、当該コレット34により把持されて矢示B方向に引き込まれ、これにより、工具5は、工具ホルダ7のフランジ部7bが主軸先端面30aに当接するとともに、工具ホルダ7のテーパ部7cが主軸テーパ穴30b内周面に当接した状態で当該主軸30に装着される。その一方、矢示C方向に移動せしめられると、コレット34の先端部が開いて、工具5は、当該主軸30から抜き取ることが可能となる。
前記工作機械は、主軸30に装着された工具5を新たな工具5と交換する工具交換装置36を備えており、この工具交換装置36は、まず、主軸30に装着されている工具5を引き抜いた後、新たな工具5を当該主軸30に装着するように動作し、この動作は、制御装置31により制御される。
前記制御装置31は、適宜生成されたNCプログラム中の、工具交換に関する指令信号であって、工具5を識別するための工具番号データ(識別データ)などを含んだ指令信号を抽出し、抽出した指令信号を工具交換装置36に送信する。そして、工具交換装置36は、制御装置31から送信された前記指令信号を受信すると、受信した指令信号の工具番号データに応じた工具番号の前記新たな工具5と主軸30の工具5とを交換する。
尚、前記制御装置31は、前記駆動機構(図示せず)の作動も制御しており、工具交換に当たり、当該駆動機構(図示せず)を駆動して、コレット34及びドローバ35を適宜移動させるようになっている。また、制御装置31は、前記指令信号を前記判定部18にも送信するように構成されている。
次に、前記工具装着確認装置1について説明する。
前記工具装着確認装置1は、上記吐出孔11,圧縮空気供給装置12,流量検出装置15,工具データ記憶部16,判定データ記憶部17及び判定部18の他、更に、ハウジング33に主軸30の軸線と平行に形成された第1供給孔21と、ハウジング33に主軸30の径方向に沿って形成され、第1供給孔21と連通する第2供給孔22と、主軸30にその径方向に沿って形成され、前記吐出孔11と連通する第3供給孔23と、ハウジング33と主軸30との間に設けられ、第2供給孔22と第3供給孔23とを接続する接続部材24などを備えている。
前記圧縮空気供給装置12は、圧縮空気供給部本体13と、この圧縮空気供給部本体13と前記第1供給孔21とを接続する供給管14などからなり、前記流量検出装置15は、供給管14に接続してこの供給管14内を流通する圧縮空気の流量を検出し、検出した流量を前記判定部18に送信する。
前記接続部材24は、図2に示すように、主軸30との対向面側に開口する凹部25aを備え、ハウジング33に支持された第1部材25と、主軸30側に延設された鍔部26aを備え、第1部材25の凹部25a内に保持される第2部材26とからなる。また、これら第1部材25及び第2部材26には、相互に連通する貫通孔25b,26bが形成されており、第1部材25の貫通孔25bは前記第2供給孔22とも連通し、第2部材26の貫通孔26bは前記第3供給孔23と同軸に形成されている。
尚、前記第1部材25及び第2部材26は、図2(a)に示すように、主軸30の外周面と所定間隔を隔てて設けられているが、圧縮空気供給装置12から圧縮空気が供給されると、図2(b)に示すように、第2部材26の貫通孔26bから第3供給孔23側に向かう圧縮空気により、鍔部26aの先端が広げられて主軸30の外周面に当接するようになっている。これにより、圧縮空気がハウジング33と主軸30との間の隙間から漏出するのが防止される。
また、図3に示すように、前記吐出孔11は、その複数が主軸30の円周方向等間隔に形成されており、このため、前記第1供給孔21,第2供給孔22,凹部25a,第2部材26,各貫通孔25b,26b及び第3供給孔23は、当該吐出孔11に対応してそれぞれ設けられている。
斯くして、圧縮空気供給部本体13から供給管14を介してハウジング33の第1供給孔21内に供給された圧縮空気は、当該第1供給孔21内を流通した後、第2供給孔22、接続部材24の第1部材25の貫通孔25b、第2部材26の貫通孔26b、第2部材26の鍔部26aによって形成される閉塞空間を順次通って主軸30の第3供給孔23内に流入し、この後、吐出孔11から吐出される。
前記工具データ記憶部16には、工具交換装置36によって交換される工具5を識別するための工具番号データと、当該工具5が仕上加工用工具であるか、或いは荒加工用工具であるかを示すデータとを、相互に関連付けた工具データが予め格納される。
前記判定データ記憶部17には、仕上加工用工具が主軸30に装着されたときの基準流量である第1基準流量と、荒加工用工具が主軸30に装着されたときの基準流量である第2基準流量と、工具(荒加工用工具又は仕上加工用工具)5が主軸30に装着されていないときの基準流量である第3基準流量とが予め適宜設定された後、それぞれ格納される。
尚、前記第2基準流量は、荒加工時における被加工物の加工精度に大きな影響を与えない範囲内で、前記第1基準流量よりも、大きな流量値として設定される。即ち、荒加工用工具の基準値(基準流量)の方が、仕上加工用工具の基準値(基準流量)よりも緩く設定される。また、前記第3基準流量は、工具5が主軸30に装着されていないときに、流量検出装置15によって検出されるべき流量を基に設定される。
前記判定部18は、制御装置31から受信した指令信号(工具番号データ),流量検出装置15から受信した検出流量,工具データ記憶部16に格納された工具データ,及び判定データ記憶部17に格納された各基準流量を基に、工具5が主軸先端面30a及び主軸テーパ穴30b内周面に当接しているか否か、即ち、工具5が主軸30に適正に装着されているか否かを判定するとともに、吐出孔11内に切りくずなどの異物が詰まっているか否かを判定する。
具体的には、判定部18は、まず、制御装置31から送信された工具番号データ、及び流量検出装置15から送信された検出流量を受信し、受信した工具番号データを基に工具データ記憶部16内に格納された工具データを参照して、工具交換装置36によって交換される新たな工具5が、仕上加工用工具であるのか或いは荒加工用工具であるのかといった工具5の種別を認識する。
ついで、前記受信した検出流量、前記認識した工具5の種別、判定データ記憶部17に格納された各基準流量を基に、前記認識した工具5の種別が仕上加工用工具である場合には、前記検出流量と前記第1基準流量とを比較して、前記検出流量が前記第1基準流量よりも少ないときに、前記新たな工具5が主軸30に適正に装着されていると判定し、前記検出流量が前記第1基準流量よりも多いときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていないと判定して、アラームを適宜出力する。
その一方、前記認識した工具5の種別が荒加工用工具である場合には、前記検出流量と前記第2基準流量とを比較して、前記検出流量が前記第2基準流量よりも少ないときに、前記新たな工具5が主軸30に適正に装着されていると判定し、前記検出流量が前記第2基準流量よりも多いときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていないと判定して、アラームを適宜出力する。
また、判定部18は、工具5が主軸30に装着されていないときに、流量検出装置15から受信した検出流量と、判定データ記憶部17に格納された第3基準流量とを比較して、前記検出流量が前記第3基準流量よりも多い場合には、吐出孔11内に異物が詰まっていないと判定する一方、前記検出流量が前記第3基準流量よりも少ない場合には、吐出孔11内に異物が詰まっていると判定して、アラームを適宜出力する。
以上のように構成された本例の工具装着確認装置1によれば、まず、制御装置31による制御の下、適宜回転せしめられている主軸30が、ハウジング33側の第2供給孔22と、主軸30側の第3供給孔23とが接続部材24を介して接続可能となるように、停止せしめられる。
この後、圧縮空気供給部本体13から、供給管14,第1供給孔21,第2供給孔22,接続部材24,第3供給孔23を順次介して、吐出孔11内に圧縮空気が供給される。尚、このとき、供給管14内を流通する圧縮空気の流量が、流量検出装置15によって検出されている。
ついで、制御装置31から、工具番号データを含んだ、工具交換に関する指令信号が工具交換装置36に送信され、これが工具交換装置36によって受信されると、当該工具交換装置36により、主軸30に装着されている工具5が、前記工具番号データに応じた工具番号の新たな工具5に交換される。
新たな工具5が主軸30に装着されると、当該工具5は、通常、工具ホルダ7のフランジ部7bが主軸先端面30aに当接するとともに、工具ホルダ7のテーパ部7cが主軸テーパ穴30b内周面に当接し、吐出孔11は工具ホルダ7のフランジ部7bにより閉塞された状態となっているわけであるが、前記新たな工具5の工具ホルダ7に異物が付着していた場合には、当該工具ホルダ7が主軸先端面30aや主軸テーパ穴30b内周面に部分的にしか当接することができないため、即ち、当該工具ホルダ7と主軸30との間に異物を噛んでこれらの各当接部間に隙間が形成された状態で工具5が主軸30に装着されるため、吐出孔11は、工具ホルダ7により完全には閉塞されないことになる。
したがって、新たな工具5が主軸30に装着されたときに、工具ホルダ7と主軸30との間に異物を噛んでいない場合には、当該工具ホルダ7により吐出孔11が完全に閉塞されるため、圧縮空気供給装置12から吐出孔11に供給される圧縮空気は当該吐出孔11から吐出されず、流量検出装置15によって検出される流量は少なくなる。
その一方、工具ホルダ7と主軸30との間に異物を噛んでこれらの各当接部間に隙間が形成されている場合には、当該工具ホルダ7により吐出孔11が完全には閉塞されないため、圧縮空気供給装置12から吐出孔11に供給される圧縮空気は当該吐出孔11から漏出し、流量検出装置15によって検出される流量は少なくなるものの、吐出孔11が完全に閉塞されている場合に比べてその流量は多い。
斯くして、判定部18により、制御装置31から受信した工具番号データ,流量検出装置15から受信した検出流量,工具データ記憶部16に格納された工具データ,及び判定データ記憶部17に格納された各基準流量を基に、前記新たな工具5が仕上加工用工具である場合には、検出流量と第1基準流量とが比較されることで、検出流量が第1基準流量よりも少ないときには、新たな工具(仕上加工用工具)5が主軸30に適正に装着されていると判定され、検出流量が第1基準流量よりも多いときには、新たな工具(仕上加工用工具)5が主軸30に適正に装着されていないと判定される一方、前記新たな工具5が荒加工用工具である場合には、検出流量と第2基準流量とが比較されることで、検出流量が第2基準流量よりも少ないときには、新たな工具(荒加工用工具)5が主軸30に適正に装着されていると判定され、検出流量が第2基準流量よりも多いときには、新たな工具(荒加工用工具)5が主軸30に適正に装着されていないと判定される。
尚、工具5が主軸30に装着されていないときに流量検出装置15から受信した検出流量と、判定データ記憶部17に格納された第3基準流量とが、判定部18により、適宜定期的又は不定期的に比較される。
工具5が主軸30に装着されていないとき、圧縮空気供給装置12から吐出孔11内に供給された圧縮空気は、何ら阻害されることなく、当該吐出孔11から吐出されるため、流量検出装置15によって検出される流量は多くなるはずであるが、万が一、吐出孔11内に異物などが詰まっているような場合には、当該検出流量は低くなる。
したがって、判定部18により、前記検出流量と前記第3基準流量とが比較された結果、前記検出流量が前記第3基準流量よりも多いときには、吐出孔11内に異物が詰まっていないと判定され、前記検出流量が前記第3基準流量よりも少ないときには、吐出孔11内に異物が詰まっていると判定される。
このように、本例の工具装着確認装置1によれば、仕上加工用工具,荒加工用工具といった工具5の種別に応じて設定された判断基準(基準流量)に基づいて、工具5が主軸30に適正に装着されているか否かを確認するようにしているので、交換された工具5と主軸30との間に異物を噛んでいたとしても、荒加工時における被加工物の加工精度に大きな影響を与えないような場合には、工作機械を停止させることなく連続して当該工作機械を稼働させることができる。
また、吐出孔11内に異物が詰まっているか否かを確認するようにしているので、吐出孔11内に異物が詰まっていた場合には、これに応じた対応を取ることができ、吐出孔11内の異物詰まりを無くすことで、上記工具装着確認を常に正確に行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
上例では、吐出孔11を、主軸30の先端面30aのみに開口するように構成したが、これに限られるものではなく、主軸30のテーパ穴30b内周面のみに開口するように構成したり、主軸30の先端面30a及びテーパ穴30b内周面の両方に開口するように構成しても良い。
また、上例では、供給管14内を流通する圧縮空気の流量を流量検出装置15により検出し、これを判定部18により予め設定された各基準流量と比較させることで、上述のような工具装着確認を行うように構成したが、これに限られるものではなく、供給管14内を流通する圧縮空気の圧力を圧力検出装置により検出し、これを判定部18により予め設定された各基準圧力と比較させるように構成しても良い。
この場合、判定データ記憶部17には、仕上加工用工具が主軸30に装着されたときの基準圧力である第1基準圧力と、荒加工用工具が主軸30に装着されたときの基準圧力である第2基準圧力と、工具5が主軸30に装着されていないときの基準圧力である第3基準圧力とが予め適宜設定された後、それぞれ格納される。
尚、前記第2基準圧力は、荒加工時における被加工物の加工精度に大きな影響を与えない範囲内で、第1基準圧力よりも、低い圧力値として設定され、前記第3基準圧力は、工具5が主軸30に装着されていないときに、圧力検出装置によって検出されるべき圧力を基に設定される。
そして、判定部18は、圧力検出装置によって検出された圧力と、判定データ記憶部17に格納された第1基準圧力又は第2基準圧力とを比較して、工具5が主軸30に適正に装着されているか否かを判定するとともに、吐出孔11内に異物が詰まっているか否かを判定する。
即ち、具体的には、新たな工具5を主軸30に装着したときに、当該工具5により吐出孔11が閉塞されると、供給管14内の内圧が上昇して、圧力検出装置によって検出される圧力は高くなるが、当該工具5により吐出孔11が部分的にしか閉塞されていないと、供給管14内の内圧は上昇するものの、圧力検出装置によって検出される圧力は、吐出孔11が完全に閉塞されている場合に比べて低くなるため、前記新たな工具5が仕上加工用工具である場合には、前記検出圧力と前記第1基準圧力とを比較して、前記検出圧力が前記第1基準圧力よりも高いときに、当該新たな工具5が主軸30に適正に装着されていると判定する一方、前記検出圧力が前記第1基準圧力よりも低いときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていないと判定し、前記新たな工具5が荒加工用工具である場合には、前記検出圧力と前記第2基準圧力とを比較して、前記検出圧力が前記第2基準圧力よりも高いときに、当該新たな工具5が主軸30に適正に装着されていると判定する一方、前記検出圧力が前記第2基準圧力よりも低いときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていないと判定する。
また、工具5が主軸30に装着されていないとき、圧力検出装置によって検出される圧力は低くなるが、万が一、吐出孔11内に異物が詰まっているような場合には、当該検出圧力は高くなるため、工具5が主軸30に装着されていないときに圧力検出装置によって検出される圧力が、判定データ記憶部17に格納された第3基準圧力よりも低いときには、吐出孔11内に異物が詰まっていないと判定する一方、前記検出圧力が前記第3基準圧力よりも高いときには、吐出孔11内に異物が詰まっていると判定する。
また、上例では、前記工具装着確認装置1を、これに、交換される新たな工具5が仕上加工用工具であるのか或いは荒加工用工具であるのかといった工具5の種別を確認するための前記工具データ記憶部16を設けて構成したが、これに限られるものではなく、図4に示すような工具装着確認装置50として構成することもできる。尚、図4において、上記工具装着確認装置1などの構成と同じ構成部分については、同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
同図4に示すように、工具装着確認装置50は、前記判定部18に代えて判定部52を備え、前記制御装置31に代えて制御装置51によってその各部の作動が制御される工作機械に設けられている。
前記制御装置51は、適宜生成されたNCプログラム中の、工具交換に関する指令信号であって、工具5を識別するための工具番号データや、当該工具5の種別に関するデータ(当該工具5が仕上加工用工具であるのか、それとも荒加工用工具であるのかを示すデータ)などを含んだ指令信号を抽出し、抽出した工具番号データなどについての指令信号を工具交換装置36に送信する一方、抽出した工具種別データを判定部52に送信するように構成される。
前記判定部52は、制御装置51から送信された工具種別データを受信して、受信した工具種別データを基に、工具交換装置36によって交換される新たな工具5が仕上加工用工具であるのか或いは荒加工用工具であるのかを認識するように構成される。
そして、判定部52は、前記新たな工具5が仕上加工用工具であると認識した場合には、流量検出装置15から受信した検出流量と、判定データ記憶部17に格納された第1基準流量とを比較して、検出流量が第1基準流量よりも少ないときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていると判定し、検出流量が第1基準流量よりも多いときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていないと判定する一方、前記新たな工具5が荒加工用工具であると認識した場合には、流量検出装置15から受信した検出流量と、判定データ記憶部17に格納された第2基準流量とを比較して、検出流量が第2基準流量よりも少ないときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていると判定し、検出流量が第2基準流量よりも多いときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていないと判定する。
尚、上記のように、供給管14内を流通する圧縮空気の流量ではなく、圧力により工具装着確認を行うように構成した場合も同様に、判定部52は、制御装置51からの工具種別データを基に、新たな工具5が仕上加工用工具であると認識した場合には、圧力検出装置から受信した検出圧力と、判定データ記憶部17に格納された第1基準圧力とを比較して、検出圧力が第1基準圧力よりも高いときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていると判定し、検出圧力が第1基準圧力よりも低いときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていないと判定する一方、制御装置51からの工具種別データを基に、新たな工具5が荒加工用工具であると認識した場合には、圧力検出装置から受信した検出圧力と、判定データ記憶部17に格納された第2基準圧力とを比較して、検出圧力が第2基準圧力よりも高いときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていると判定し、検出圧力が第2基準圧力よりも低いときには、新たな工具5が主軸30に適正に装着されていないと判定する。
また、本発明は、工具ホルダ7のフランジ部7bが主軸先端面30aに当接せずに、工具ホルダ7のテーパ部7cが主軸テーパ穴30b内周面に当接した状態で、工具5が主軸30に装着される場合についても適用することができ、この場合、吐出孔11は、主軸30のテーパ穴30b内周面のみに開口するように構成される。
本発明の一実施形態に係る工具装着確認装置などの概略構成を一部ブロック図で示した断面図である。 本実施形態に係る接続部材の概略構成を示した断面図である。 本実施形態に係る接続部材の概略構成を示した断面図である。 図1における矢示A−A方向の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る工具装着確認装置などの概略構成を一部ブロック図で示した断面図である。 従来例に係る工具装着確認装置などの概略構成を一部ブロックで示した断面図である。
符号の説明
1 工具装着確認装置
5 工具
6 工具本体
7 工具ホルダ
11 吐出孔
12 圧縮空気供給装置
13 圧縮空気供給部本体
14 供給管
15 流量検出装置
16 工具データ記憶部
17 判定データ記憶部
18 判定部
21 第1供給孔
22 第2供給孔
23 第3供給孔
24 接続部材
30 主軸
31 制御装置
36 工具交換装置

Claims (6)

  1. 先端面に開口するテーパ穴を備え、前記先端面及びテーパ穴内周面の内、少なくとも該テーパ穴内周面に工具が当接した状態で該工具を保持する主軸と、前記主軸に保持された工具を新たな工具と交換する工具交換装置と、前記新たな工具に関する識別データを前記工具交換装置に送信して、該識別データに応じた新たな工具に前記主軸の工具を交換させる制御装置とからなる工作機械に設けられ、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されているか否かを確認する装置であって、
    前記主軸の先端面及び/又はテーパ穴内周面に開口するように該主軸に形成された吐出孔と、
    前記吐出孔に接続する供給路を有し、該供給路を介して前記吐出孔に所定圧に加圧された空気を供給する空気供給手段と、
    前記供給路内を流通する空気の流量を検出する流量検出手段と、
    前記流量検出手段によって検出された流量と、予め設定された基準流量とを比較して、前記検出流量が前記基準流量よりも少ないときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定する判定手段とを備えた工具装着確認装置において、
    前記工具を識別するための識別データと、該工具が仕上加工用工具であるか、或いは荒加工用工具であるかを示すデータとを、相互に関連付けた工具データを記憶する工具データ記憶手段と、
    仕上加工用工具が前記主軸に保持されたときの前記基準流量である第1基準流量と、荒加工用工具が前記主軸に保持されたときの前記基準流量である第2基準流量とをそれぞれ記憶する判定データ記憶手段とを更に備えてなり、
    前記判定手段は、前記工具交換装置に送信される前記識別データを前記制御装置から受信して、受信した識別データを基に、前記工具データ記憶手段に格納された工具データを参照し、前記新たな工具が仕上加工用工具であるのか或いは荒加工用工具であるのかを認識した後、前記新たな工具が仕上加工用工具であると認識した場合には、前記流量検出手段によって検出された流量と、前記判定データ記憶手段に格納された第1基準流量とを比較して、前記検出流量が前記第1基準流量よりも少ないときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定する一方、前記新たな工具が荒加工用工具であると認識した場合には、前記流量検出手段によって検出された流量と、前記判定データ記憶手段に格納された第2基準流量とを比較して、前記検出流量が前記第2基準流量よりも少ないときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定するように構成されてなることを特徴とする工具装着確認装置。
  2. 先端面に開口するテーパ穴を備え、前記先端面及びテーパ穴内周面の内、少なくとも該テーパ穴内周面に工具が当接した状態で該工具を保持する主軸と、前記主軸に保持された工具を新たな工具と交換する工具交換装置と、前記新たな工具に関する識別データを前記工具交換装置に送信して、該識別データに応じた新たな工具に前記主軸の工具を交換させる制御装置とからなる工作機械に設けられ、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されているか否かを確認する装置であって、
    前記主軸の先端面及び/又はテーパ穴内周面に開口するように該主軸に形成された吐出孔と、
    前記吐出孔に接続する供給路を有し、該供給路を介して前記吐出孔に所定圧に加圧された空気を供給する空気供給手段と、
    前記供給路内を流通する空気の流量を検出する流量検出手段と、
    前記流量検出手段によって検出された流量と、予め設定された基準流量とを比較して、前記検出流量が前記基準流量よりも少ないときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定する判定手段とを備えた工具装着確認装置において、
    仕上加工用工具が前記主軸に保持されたときの前記基準流量である第1基準流量と、荒加工用工具が前記主軸に保持されたときの前記基準流量である第2基準流量とをそれぞれ記憶する判定データ記憶手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記制御装置から前記工具交換装置に送信される前記識別データに応じた新たな工具が、仕上加工用工具であるのか、或いは荒加工用工具であるのかを示すデータを、該制御装置から受信するとともに、前記新たな工具が仕上加工用工具であることを示すデータを受信した場合には、前記流量検出手段によって検出された流量と、前記判定データ記憶手段に格納された第1基準流量とを比較して、前記検出流量が前記第1基準流量よりも少ないときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定する一方、前記新たな工具が荒加工用工具であることを示すデータを受信した場合には、前記流量検出手段によって検出された流量と、前記判定データ記憶手段に格納された第2基準流量とを比較して、前記検出流量が前記第2基準流量よりも少ないときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定するように構成されてなることを特徴とする工具装着確認装置。
  3. 前記判定データ記憶手段は、前記工具が前記主軸に保持されていないときに、前記流量検出手段によって検出されるべき流量を、第3基準流量として更に記憶するとともに、
    前記判定手段は、前記工具が前記主軸に保持されていないときに、前記流量検出手段によって検出される流量が、前記判定データ記憶手段に格納された第3基準流量よりも少ない場合に、前記吐出孔内に異物が詰まっていると判定するように構成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の工具装着確認装置。
  4. 先端面に開口するテーパ穴を備え、前記先端面及びテーパ穴内周面の内、少なくとも該テーパ穴内周面に工具が当接した状態で該工具を保持する主軸と、前記主軸に保持された工具を新たな工具と交換する工具交換装置と、前記新たな工具に関する識別データを前記工具交換装置に送信して、該識別データに応じた新たな工具に前記主軸の工具を交換させる制御装置とからなる工作機械に設けられ、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されているか否かを確認する装置であって、
    前記主軸の先端面及び/又はテーパ穴内周面に開口するように該主軸に形成された吐出孔と、
    前記吐出孔に接続する供給路を有し、該供給路を介して前記吐出孔に所定圧に加圧された空気を供給する空気供給手段と、
    前記供給路内を流通する空気の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段によって検出された圧力と、予め設定された基準圧力とを比較して、前記検出圧力が前記基準圧力よりも高いときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定する判定手段とを備えた工具装着確認装置において、
    前記工具を識別するための識別データと、該工具が仕上加工用工具であるか、或いは荒加工用工具であるかを示すデータとを、相互に関連付けた工具データを記憶する工具データ記憶手段と、
    仕上加工用工具が前記主軸に保持されたときの前記基準圧力である第1基準圧力と、荒加工用工具が前記主軸に保持されたときの前記基準圧力である第2基準圧力とをそれぞれ記憶する判定データ記憶手段とを更に備えてなり、
    前記判定手段は、前記工具交換装置に送信される前記識別データを前記制御装置から受信して、受信した識別データを基に、前記工具データ記憶手段に格納された工具データを参照し、前記新たな工具が仕上加工用工具であるのか或いは荒加工用工具であるのかを認識した後、前記新たな工具が仕上加工用工具であると認識した場合には、前記圧力検出手段によって検出された圧力と、前記判定データ記憶手段に格納された第1基準圧力とを比較して、前記検出圧力が前記第1基準圧力よりも高いときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定する一方、前記新たな工具が荒加工用工具であると認識した場合には、前記圧力検出手段によって検出された圧力と、前記判定データ記憶手段に格納された第2基準圧力とを比較して、前記検出圧力が前記第2基準圧力よりも高いときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定するように構成されてなることを特徴とする工具装着確認装置。
  5. 先端面に開口するテーパ穴を備え、前記先端面及びテーパ穴内周面の内、少なくとも該テーパ穴内周面に工具が当接した状態で該工具を保持する主軸と、前記主軸に保持された工具を新たな工具と交換する工具交換装置と、前記新たな工具に関する識別データを前記工具交換装置に送信して、該識別データに応じた新たな工具に前記主軸の工具を交換させる制御装置とからなる工作機械に設けられ、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されているか否かを確認する装置であって、
    前記主軸の先端面及び/又はテーパ穴内周面に開口するように該主軸に形成された吐出孔と、
    前記吐出孔に接続する供給路を有し、該供給路を介して前記吐出孔に所定圧に加圧された空気を供給する空気供給手段と、
    前記供給路内を流通する空気の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段によって検出された圧力と、予め設定された基準圧力とを比較して、前記検出圧力が前記基準圧力よりも高いときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定する判定手段とを備えた工具装着確認装置において、
    仕上加工用工具が前記主軸に保持されたときの前記基準圧力である第1基準圧力と、荒加工用工具が前記主軸に保持されたときの前記基準圧力である第2基準圧力とをそれぞれ記憶する判定データ記憶手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記制御装置から前記工具交換装置に送信される前記識別データに応じた新たな工具が、仕上加工用工具であるのか、或いは荒加工用工具であるのかを示すデータを、該制御装置から受信するとともに、前記新たな工具が仕上加工用工具であることを示すデータを受信した場合には、前記圧力検出手段によって検出された圧力と、前記判定データ記憶手段に格納された第1基準圧力とを比較して、前記検出圧力が前記第1基準圧力よりも高いときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定する一方、前記新たな工具が荒加工用工具であることを示すデータを受信した場合には、前記圧力検出手段によって検出された圧力と、前記判定データ記憶手段に格納された第2基準圧力とを比較して、前記検出圧力が前記第2基準圧力よりも高いときに、前記工具が前記主軸のテーパ穴に適正に装着されていると判定するように構成されてなることを特徴とする工具装着確認装置。
  6. 前記判定データ記憶手段は、前記工具が前記主軸に保持されていないときに、前記圧力検出手段によって検出されるべき圧力を、第3基準圧力として更に記憶するとともに、
    前記判定手段は、前記工具が前記主軸に保持されていないときに、前記圧力検出手段によって検出される圧力が、前記判定データ記憶手段に格納された第3基準圧力よりも高い場合に、前記吐出孔内に異物が詰まっていると判定するように構成されてなることを特徴とする請求項4又は5記載の工具装着確認装置。
JP2003343755A 2003-10-01 2003-10-01 工具装着確認装置 Pending JP2005103735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003343755A JP2005103735A (ja) 2003-10-01 2003-10-01 工具装着確認装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003343755A JP2005103735A (ja) 2003-10-01 2003-10-01 工具装着確認装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005103735A true JP2005103735A (ja) 2005-04-21

Family

ID=34537637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003343755A Pending JP2005103735A (ja) 2003-10-01 2003-10-01 工具装着確認装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005103735A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090514A (ja) * 2005-08-31 2007-04-12 Nippei Toyama Corp 工作機械における主軸装置への工具ホルダ装着時の異常判定方法及び異常判定装置
WO2009122763A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 三菱重工業株式会社 工作機械の工具密着状態検出装置
JP2010167557A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Ott-Jakob Spanntechnik Gmbh ツールまたは機械部材の位置監視装置
CN102501115A (zh) * 2011-10-27 2012-06-20 浙江陀曼精密机械有限公司 一种用于中大型轴承的内涨夹紧机构
CN102513560A (zh) * 2011-12-20 2012-06-27 绍兴文理学院 一种轴承车削车床的自动在线检测方法
CN103341647A (zh) * 2013-07-16 2013-10-09 沈阳第一机床厂 车床主轴精密气浮端面检测机构
CN104690585A (zh) * 2015-03-13 2015-06-10 浙江畅尔智能装备股份有限公司 一种机床主轴的感应结构
DE102014112116A1 (de) * 2014-08-25 2016-02-25 Ott-Jakob Spanntechnik Gmbh Vorrichtung zur Überwachung der Lage eines Werkzeugs oder Werkzeugträgers an einer Arbeitsspindel
WO2016034566A1 (de) * 2014-09-05 2016-03-10 Gebr. Heller Maschinenfabrik Gmbh Arbeitsspindel mit plananlagemessung und werkzeugmaschine mit einer solchen
JP2016078231A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 ユニパルス株式会社 圧力エア測定装置とこれを用いた工作機械システム
JP2016135534A (ja) * 2015-01-15 2016-07-28 ユニパルス株式会社 圧力エア測定ユニット、圧力エア測定装置及びこれを用いた工作機械システム
CN107363602A (zh) * 2017-08-10 2017-11-21 朱明� 一种炮塔铣床快换刀柄系统
US20200353580A1 (en) * 2017-12-15 2020-11-12 Makino J Co., Ltd. Main spindle device for machine tool

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02167609A (ja) * 1988-12-19 1990-06-28 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp 超音波加工装置
JPH1128646A (ja) * 1997-07-07 1999-02-02 Toshiba Mach Co Ltd 工具交換時期判定方法および装置および工具交換時期警告装置および工具交換時期制御信号出力装置
JP2002326142A (ja) * 2001-04-26 2002-11-12 Nt Engineering Kk 作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置
JP2003260638A (ja) * 2002-03-08 2003-09-16 Fuji Heavy Ind Ltd 工作機械のツールクランプ異常検知装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02167609A (ja) * 1988-12-19 1990-06-28 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp 超音波加工装置
JPH1128646A (ja) * 1997-07-07 1999-02-02 Toshiba Mach Co Ltd 工具交換時期判定方法および装置および工具交換時期警告装置および工具交換時期制御信号出力装置
JP2002326142A (ja) * 2001-04-26 2002-11-12 Nt Engineering Kk 作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置
JP2003260638A (ja) * 2002-03-08 2003-09-16 Fuji Heavy Ind Ltd 工作機械のツールクランプ異常検知装置

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090514A (ja) * 2005-08-31 2007-04-12 Nippei Toyama Corp 工作機械における主軸装置への工具ホルダ装着時の異常判定方法及び異常判定装置
US8827608B2 (en) 2008-03-31 2014-09-09 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Tool tight-contact-state detector for machine tool
WO2009122763A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 三菱重工業株式会社 工作機械の工具密着状態検出装置
JP2009241187A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 工作機械の工具密着状態検出装置
EP2258503A1 (en) * 2008-03-31 2010-12-08 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Tight contact state detector of tool in machine tool
EP2258503A4 (en) * 2008-03-31 2011-12-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ENGER CONTACT STATUS DETECTOR OF A TOOL IN A MACHINE TOOL
KR101153029B1 (ko) 2008-03-31 2012-06-04 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 공작 기계의 공구 밀착 상태 검출 장치
CN101980811B (zh) * 2008-03-31 2012-10-31 三菱重工业株式会社 用于机床的刀具紧密接触状态检测器
JP2010167557A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Ott-Jakob Spanntechnik Gmbh ツールまたは機械部材の位置監視装置
CN102501115A (zh) * 2011-10-27 2012-06-20 浙江陀曼精密机械有限公司 一种用于中大型轴承的内涨夹紧机构
CN102513560A (zh) * 2011-12-20 2012-06-27 绍兴文理学院 一种轴承车削车床的自动在线检测方法
CN103341647A (zh) * 2013-07-16 2013-10-09 沈阳第一机床厂 车床主轴精密气浮端面检测机构
DE102014112116A1 (de) * 2014-08-25 2016-02-25 Ott-Jakob Spanntechnik Gmbh Vorrichtung zur Überwachung der Lage eines Werkzeugs oder Werkzeugträgers an einer Arbeitsspindel
WO2016034566A1 (de) * 2014-09-05 2016-03-10 Gebr. Heller Maschinenfabrik Gmbh Arbeitsspindel mit plananlagemessung und werkzeugmaschine mit einer solchen
DE102014112819A1 (de) * 2014-09-05 2016-03-10 Gebr. Heller Maschinenfabrik Gmbh Arbeitsspindel mit Plananlagemessung und Werkzeugmaschine mit einer solchen
JP2016078231A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 ユニパルス株式会社 圧力エア測定装置とこれを用いた工作機械システム
JP2016135534A (ja) * 2015-01-15 2016-07-28 ユニパルス株式会社 圧力エア測定ユニット、圧力エア測定装置及びこれを用いた工作機械システム
CN104690585A (zh) * 2015-03-13 2015-06-10 浙江畅尔智能装备股份有限公司 一种机床主轴的感应结构
CN107363602A (zh) * 2017-08-10 2017-11-21 朱明� 一种炮塔铣床快换刀柄系统
US20200353580A1 (en) * 2017-12-15 2020-11-12 Makino J Co., Ltd. Main spindle device for machine tool
US11833631B2 (en) * 2017-12-15 2023-12-05 Makino J Co., Ltd. Main spindle device for machine tool

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005103735A (ja) 工具装着確認装置
EP2258503B1 (en) Tight contact state detector of tool in machine tool
JP6415687B2 (ja) 工具装着評価方法および工作機械
US4664571A (en) Tool abnormality detector
KR100728282B1 (ko) 복합가공 터닝센터의 툴 클램프 확인 장치 및 그 방법
US5762454A (en) Spindle device
JP4896580B2 (ja) 工作機械における主軸装置への工具ホルダ装着時の異常判定方法及び異常判定装置
JPH10225845A (ja) 工作機械の主軸装置
KR101357507B1 (ko) 심공 가공 방법 및 심공 가공 장치
JP2009233796A (ja) ワーク検知装置及びワーク検知方法並びにワーク検知装置を備えた工作機械
JP2006326804A (ja) 自動工具交換可能なエアマイクロ装置
JP4994824B2 (ja) 主軸装置
JP2009226541A (ja) 切りくず噛み検出装置およびこれを有する工作機械
CN113296471B (zh) 一种具有预警机构的数控机床及其控制系统
JP2003260638A (ja) 工作機械のツールクランプ異常検知装置
JP3676568B2 (ja) ドリルの異常判定装置
KR101747087B1 (ko) Cnc공작기계용 가공물 자동공급장치
CN114158265A (zh) 刀具架以及加工方法
JP2016097449A (ja) 切屑案内具付き工具及び旋盤
JP2591428Y2 (ja) 回転工具密着確認装置
KR200219154Y1 (ko) 수직형 선반의 공작물 클램프 확인장치
JP6583393B2 (ja) 工作機械及び工作機械の工具の装着状態判定方法
JP2008049437A (ja) ワーク保持装置
JP2009018353A (ja) 工具アンクランプ装置
KR101741986B1 (ko) Cnc공작기계용 가공물 자동공급장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100524