JP2003260638A - 工作機械のツールクランプ異常検知装置 - Google Patents

工作機械のツールクランプ異常検知装置

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JP2003260638A
JP2003260638A JP2002063575A JP2002063575A JP2003260638A JP 2003260638 A JP2003260638 A JP 2003260638A JP 2002063575 A JP2002063575 A JP 2002063575A JP 2002063575 A JP2002063575 A JP 2002063575A JP 2003260638 A JP2003260638 A JP 2003260638A
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air passage
tool
hole
pressure
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Toshiyuki Hanazaki
俊之 花崎
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Fuji Heavy Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q17/00Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools
    • B23Q17/002Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring the holding action of work or tool holders
    • B23Q17/003Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring the holding action of work or tool holders by measuring a position

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成で検出の信頼性が高く、耐久性に
優れた工作機械のツールクランプ異常検知装置を提供す
る。 【解決手段】 主軸104の先端に開口するテーパ孔
105に工具ホルダ120を引き込み、テーパ孔105
にテーパ部121を密着させてクランプする工作機械の
ツールクランプ異常検知装置であって、テーパ孔105
の内周面にエア噴出口4aが開口すると共に外周面10
4aにエア供給口4bが開口するエア通路孔4と、先端
11aがエア供給口4bに接続してエア供給源2からの
密着確認用エアをエア通路孔4に供給するエア通路5、
36と、密着確認用エアのエア圧力を検出する圧力検出
装置10とを備え、圧力検出装置10によるエア圧力の
検出により工具ホルダ129の装着確認を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械のツール
クランプ異常検知装置に関し、特に工具ホルダが主軸に
確実に装着しているか否かを確認するツールクランプ異
常検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンター等の工作機械の主軸
装置は、例えば図5に要部断面図を示すように、主軸装
置101のハウジング102に、電動機等によって回転
駆動される主軸104が複数のベアリング103を介し
て回動自在に支持されている。主軸104の先端部に、
工具を保持する工具ホルダ120を装着するテーパ孔1
05が開口して形成されており、このテーパ孔105に
連続して同軸心上にテーパ状のカム面107及び小径の
剛球転動孔108が連続形成され、かつ皿バネ装着孔1
09を備えた貫通孔106が穿設されている。貫通孔1
06にはドロバー110が軸方向摺動自在に挿通され、
かつ皿バネ111によりクランプ方向となる後方に付勢
されている。このドロバー110をアンクランプ方向と
なる前方に押動するアンクランプシリンダ(図示せず)
がハウジング102の後部に配設されている。
【0003】ドロバー110の先端にツールクランパー
115の後端が結合されている。このツールクランパー
115は先端部分にプルスタッド挿入孔116が穿設さ
れた中空状であって、先端部分に放射状に複数の剛球保
持孔(図示せず)が形成され、各剛球保持孔に各々剛球
118が半径方向に移動可能に組み込んである。ドロバ
ー110の軸方向の移動によってカム面107及び剛球
転動孔108と協働して工具ホルダ120のテーパ部1
21の後部に突設されたプルスタッド122をクランプ
及びアンクランプする。
【0004】即ち、図5(a)に示すクランプ状態にお
いて、アンクランプシリンダによってドロバー110を
皿バネ111に抗して主軸104の先端方向に押動して
ツールクランパー115を移動させることによって、各
剛球保持孔に保持された各剛球118は剛球転動孔10
8からカム面107側に移動し、かつプルスタッド挿入
孔116内から退避自在にして工具ホルダ120を図5
(b)に示すようにアンクランプする。
【0005】この工具ホルダ120は、図示しない工具
交換装置により主軸104のテーパ孔105から取り出
されて他の工具ホルダ120と交換し、交換された工具
ホルダ120のテーパ部121をテーパ孔105から挿
入してプルスタッド122をツールクランパー115の
プルスタッド挿入孔116内に嵌入した状態でアンクラ
ンプシリンダによる押動付勢を解除する。この解除によ
りドロバー110が皿バネ111により付勢されてツー
ルクランパー115が引き込まれながら剛球116がカ
ム面107上から剛球転動孔108側に移動し、移動す
る各剛球116を介してプルスタッド122を引き込み
ながらクランプし、テーパ孔105の内周面に工具ホル
ダ120のテーパ部121が密接する。
【0006】しかし、主軸104のテーパ孔105と工
具ホルダ120のテーパ部121との間に切粉等の異物
の侵入するかみ込みや、工具交換装置による工具ホルダ
120の挿入不良が発生すると工具ホルダ120の装着
不良を招き、加工精度の低下が発生する要因となる。
【0007】この工具ホルダ120の装着不良を未然に
回避するために、工具ホルダが主軸に確実に装着してい
るか否かを確認する種々のツールクランプ異常検知装置
が提案されている。
【0008】例えば、特開平10−225845号公報
に開示されるツールクランプ異常検知装置は、ドロバー
に軸心を通るエア通路を形成と共に、主軸の先端部分に
一端がドロバーに形成されたエア通路の端部に対向して
開口し、他端がテーパ孔の内周面にエア吹出口が開口す
るエア通路を形成する一方、ドロバーに形成されたエア
通路の他端をロータリージョイント及び圧力検出装置を
介してエア供給源に接続している。
【0009】そして、主軸のテーパ孔に工具ホルダを装
着する際、エア供給源からの密着確認用エアをロータリ
ージョイント及び各エア通路を介してエア噴出口からテ
ーパ孔に噴出させた状態で、工具ホルダがツールクラン
パーによって引き込まれてクランプされる。テーパ孔に
テーパ部が密着するとエア噴出口から密着確認用エアが
吹き出すことができなくなりエア通路内のエア圧力が上
昇し、予め設定されたエア圧力が圧力検出装置により検
出されてテーパ孔とテーパ部の密着が確認され、工具ホ
ルダが主軸に確実に装着していることが確認できる。
【0010】一方、テーパ孔とテーパ部の間に切粉等が
侵入して工具ホルダの装着不良が発生した場合には、密
着確認用エアがテーパ孔とテーパ部の隙間から漏れるの
で圧力検出装置による所定のエア圧力が検出されず、工
具ホルダの装着不良が確認できる。
【0011】また、特開平10−80841号公報によ
って、工具ホルダが装着されるドロバーのストロークを
近接スイッチによって検出して、テーパ孔とテーパ部の
密着状態を確認するツールクランプ異常検知装置が提案
されている。
【0012】更に、特開平11−114707号公報に
よって、非回転部材であるハウジングに設けた振動セン
サで、工具ホルダが装着された主軸の回転時の振動を測
定して工具ホルダの装着不良を検知するツールクランプ
異常検知装置が提案されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平10−22
5845号公報によると、エア供給源からドロバー及び
主軸に形成されたエア通路を介してテーパ孔の内周面に
密着確認用エアを供給し、このエア圧力を圧力検出装置
で検出することによってテーパ孔とテーパ部の密接が確
認でき、工具ホルダが主軸に確実に装着しているか否か
を確認することができる。
【0014】しかし、テーパ孔に開口するエア噴出口か
ら圧力検出装置までのエア流路が長く、かつ折曲する複
雑な形状であることから圧力検出装置によるエア圧力検
知の応答性が悪く、また、ドロバー及び主軸にエア通路
が長く複雑な形状に形成され、かつロータリージョイン
ト等を用いることから構造が複雑になり製造コストの増
大を招くことが懸念される。また、高速回転の影響を受
けるロータリージョイントを使用することから経時劣化
を招き耐久性が低下する。
【0015】また、特開平10−80841号公報によ
ると、ドロバーのストロークを近接スイッチによって検
出することによって、テーパ孔とテーパ部の密着状態を
確認することができるものの、テーパ孔とテーパ部の密
接をドロバーのストロークの移動を検出して間接的に検
知することから、検知信頼性が低く、かつドロバーのス
トロークが固定されてツールクランパーのストローク調
整が困難で円滑なクランプ作動に影響を及ぼすおそれが
ある。
【0016】更に、特開平11−114707号公報に
よると、ハウジングに設けた振動センサによって工具ホ
ルダが装着された主軸の回転時の振動を測定して工具ホ
ルダの装着状態を検知することから、テーパ孔とテーパ
部の密接が間接的な検知であり、かつ回転時の主軸のガ
タ等による振動等が影響して検知の信頼性が低い。
【0017】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
第1の目的は、簡素な構成で検出の信頼性が高い工作機
械のツールクランプ異常検知装置を提供することにあ
る。
【0018】更に、本発明の第2の目的は、簡素な構成
で検出の信頼性が高く、更に耐久性に優れた工作機械の
ツールクランプ異常検知装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
る請求項1に記載の工作機械のツールクランプ異常検知
装置の発明は、ハウジングに回転自在に支持された主軸
の先端に開口するテーパ孔に工具ホルダを引き込み、上
記テーパ孔に上記工具ホルダのテーパ部を密着させてク
ランプする工作機械のツールクランプ異常検知装置にお
いて、上記テーパ孔の内周面にエア噴出口が開口すると
共に外周面にエア供給口が開口する上記主軸に穿設され
たエア通路孔と、先端が上記エア供給口に接続してエア
供給源からの密着確認用エアを上記エア通路孔に供給す
るエア通路と、エア通路内の密着確認用エアのエア圧力
を検出する圧力検出手段とを備え、上記圧力検出手段に
よる密着確認用エアのエア圧力の検出により上記テーパ
孔とテーパ部の密着確認を行うことを特徴とする。
【0020】請求項1の発明によると、主軸のテーパ孔
の内周面にエア噴出口が開口し外周面にエア供給口が開
口するエア通路孔を主軸に穿設し、エア供給口に先端が
接続するエア通路を介してエア供給源からの密着確認用
エアを供給すると共に、密着確認用エアのエア圧力を圧
力検出手段によって検出し、そのエア圧力の検出により
テーパ孔とテーパ部の密着確認を行うことから、テーパ
孔とテーパ部の密着がエア圧力検出によって直接的に確
認でき、かつエア噴出口とエア圧力を検知する圧力検出
手段の間のエア流路が短く、かつ急激な折曲部分がなく
優れたエア圧力検知の応答性が確保でき、工具ホルダが
主軸に確実に装着しているか否かが高信頼性を確保しつ
つ、迅速に確認することができる。
【0021】また、従来のように主軸やドロバー等に長
くかつ複雑な形状のエア通路を形成する必要がなくなり
構造の簡素化が図られ、製造コスト及びランニングコス
トの低減が期待できる。
【0022】上記第2の目的を達成する請求項2に記載
の工作機械のツールクランプ異常検知装置の発明は、ハ
ウジングに回転自在に支持された主軸の先端に開口する
テーパ孔に工具ホルダを引き込み、上記テーパ孔に上記
工具ホルダのテーパ部を密着させてクランプする工作機
械のツールクランプ異常検知装置において、上記テーパ
孔の内周面にエア噴出口が開口すると共に外周面にエア
供給口が開口する上記主軸に穿設されたエア通路孔と、
先端にエア吹出口及び他端にエア導入口が開口するエア
通路が穿設されたエア通路部材及び、該エア通路部材を
上記先端が上記主軸の外周面に当接してエア吹出口がエ
ア供給口と接続する接続位置と上記外周面から離れる退
避位置に移動自在に保持するホルダを有するアクチュエ
ータと、エア供給源からエア制御弁を介して供給される
密着確認用エアを上記エア通路部材のエア導入口に導く
エア通路と、該エア通路内の密着確認用エアのエア圧力
を検出する圧力検出手段とを備え、上記エア通路部材を
接続位置に移動してエア吹出口とエア供給口を接続し、
かつエア供給源からの密着確認用エアを供給すると共
に、上記圧力検出手段による密着確認用エアのエア圧力
検出により上記テーパ孔とテーパ部の密着確認を行うこ
とを特徴とする。
【0023】請求項2の発明によると、テーパ孔にエア
噴出口が開口し外周面にエア供給口が開口するエア通路
孔を主軸に穿設し、エア供給源からの密着確認用エアを
エア制御弁及び圧力検出手段を介してアクチュエータに
供給し、アクチュエータに設けられたエア通路部材の先
端を主軸のエア供給口に接続して主軸のエア通路に供給
してエア噴出口からテーパ孔に供給し、このエア圧力を
圧力検出手段によって検出することによってテーパ孔と
テーパ部の密着確認を直接的に行え、かつエア噴出口と
圧力検出手段の間のエア流通距離が極めて短く設定でき
ると共に急激な折曲部分がなく優れたエア圧力検知の応
答性が確保でき、信頼性を確保しつつ迅速にテーパ孔と
テーパ部の密着確認をすることができる。
【0024】また、主軸が回転するワーク加工時等に
は、エア通路部材の先端が主軸の外周面から離れること
によって、高速回転する主軸の影響を受けることなく耐
久性の向上が得られる。また、従来のように主軸やドロ
バーに長くかつ複雑な形状のエア通路の形成及びロータ
リージョイント等が不要になり構造の簡素化が図られ、
製造コスト及びランニングコストの低減が期待できる。
【0025】請求項3に記載の発明は、請求項2の工作
機械のツールクランプ異常検知装置において、上記アク
チュエータは、上記エア通路部材を退避位置に付勢する
付勢手段と、作動油供給源からの油制御弁を介して供給
される作動油によって上記エア通路部材を上記付勢手段
に抗して接続位置に移動させるエア通路部材とホルダに
よって形成された油圧作動室とを備えたことを特徴とす
る。
【0026】請求項3の発明によると、エア通路部材を
退避位置に付勢する付勢手段、及び作動油供給源からの
油制御弁を介して供給される作動油によってエア通路部
材を付勢手段に抗して接続位置に移動させる油圧作動室
とを備えることから、油圧制御弁の切り換えによって油
圧作動室に供給することによってエア通路部材を付勢手
段に抗して接続位置に移動させ、かつ油圧制御弁を切り
換えて油圧作動室内の作動油を排出することにより付勢
手段の付勢力によってエア通路部材が退避位置に移動す
る。よって、エア通路部材の移動を油圧制御弁の制御の
みによって行え、かつホルダとエア通路部材自体によっ
て油圧作動室が形成されることから、構成の簡素化及び
構成部材の増加が抑制できる。
【0027】請求項4に記載の発明は、請求項3の工作
機械のツールクランプ異常検知装置上記テーパ孔への工
具ホルダ引き込み開始に連動して上記エア制御弁を開い
てエア供給源から密着確認用エアをエア通路に供給する
と共に油制御弁を切り換えて上記油圧室に作動油を供給
し、かつ上記圧力検出手段の予め設定されたエア圧力の
検知に従って上記エア制御弁を閉じると共に上記油制御
弁を切り換えて油圧室の作動油を排出することを特徴と
する。
【0028】請求項4の発明によると、テーパ孔への工
具ホルダ引き込み開始に連動してエア制御弁を開いてエ
ア供給源から密着確認用エアをエア通路に供給すると共
に油制御弁を切り換えて油圧室に作動油を供給すること
によって、エア通路部材のエア吹出口から密着確認用エ
アが吹き出され、かつエア通路部材が接続位置に移動し
てテーパ孔に開口するエア噴出口に密着確認用エアが供
給される一方、圧力検出手段が予め設定されたエア圧力
の検知に従ってエア制御弁を閉じると共に油制御弁を切
り換えて油圧室の作動油を排出することによって付勢手
段によりエア通路部材が退避位置に移動し、かつ密着確
認用エアの供給を停止させることによってテーパ孔とテ
ーパ部の密着確認が効率的に行える。
【0029】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれかの工作機械のツールクランプ異常検知装置にお
いて、上記エア通路部材の先端に上記エア吹出口に連続
する管状のシール部材が配設され、上記接続位置におい
てシール部材を介してエア吹出口が上記主軸の外周面に
開口するエア供給口と接続することを特徴とする。
【0030】請求項5の発明によると、エア通路部材に
先端にシール部材を配設することによって、接続位置に
おけるエア通路部材のエア吹出口と主軸の外周面に開口
するエア供給口が確実に接続され、エア圧力検知の応答
性が確保でき、かつ工具ホルダが主軸に確実に装着して
いるか否かの検出の信頼性が確保できる。
【0031】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかに記載の工作機械のツールクランプ異常検知装
置において、上記圧力検出手段の予め設定されたエア圧
力の検知に基づいて報知手段を作動させることを特徴と
する。
【0032】請求項6の発明によると、圧力検出手段の
予め設定されたエア圧力の検知に基づいて報知手段を作
動させることによって、作業者が容易に主軸のテーパ孔
と工具ホルダのテーパ部の密着確認ができ、主軸のテー
パ孔への工具ツールの装着の異常が確認できる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明による工作機械のツールク
ランプ異常検知装置の実施の形態を図1乃至図4を参照
して説明する。なお、図1乃至図4において上記図5と
対応する部分に同一符号を付することで該部の説明を省
略する。
【0034】図1は、本実施の形態によるツールクラン
プ異常検知装置1の概要を示す説明図、図2は図1のI
−I線断面図、図3は図1のII−II線断面図、図4
は図1のA部拡大図である。
【0035】ツールクランプ異常検知装置1は、エア供
給源2から供給される密着確認用エアをエア制御弁3及
び圧力検出手段である圧力検出装置10を介してアクチ
ュエータ20から工具ホルダ120が装着される主軸1
04のテーパ孔105に供給し、その際のエア圧力を圧
力検出装置10によって検知して工具ホルダ120が主
軸104に確実に装着しているか否かを確認するもので
ある。
【0036】主軸装置101の主軸104は、予め設定
された工具ホルダ装着位置に回転停止保持可能であっ
て、主軸104の先端部には、テーパ孔105の内周面
にエア噴出口4aが開口し、かつ外周面104aにエア
供給口4bが開口する直線状のエア通路孔4が穿設され
ている。
【0037】図1に示すように、主軸104の先端上方
に、主軸装置101の非回転部材であるハウジング10
2に略水平に突設された板状の基部6a、及びこの基部
6aの先端に上下方向に延在して設けられた板状のアク
チュエータ取付部6bからなる略T字状の取付ブラケッ
ト6を介して圧力検出装置10及びアクチュエータ20
が取り付け支持されている。
【0038】取付ブラケット6の基部6aに取り付けら
れた圧力検出装置10は、エア制御弁3に一端が連通す
るエア通路5が接続されるエア供給ポート11、及びア
クチュエータ20に連通する可撓性を有するチューブに
よって形成されたエア通路9が接続する検出ポート12
を有している。この圧力検出装置10は、エア供給ポー
ト11と検出ポート12の間におけるエア通路内のエア
圧力が上昇し、テーパ孔105の内周面とテーパ部12
1の密着を確認するために予め設定された所定のエア圧
力が検出されると、接点が閉じて密着信号を出力して報
知手段15を作動させる。この報知手段15は例えば操
作盤に設置された作動灯の点灯やブザー等によって形成
される。
【0039】アクチュエータ20は、取付ブラケット6
のアクチュエータ取付部6bに支持されたホルダ21を
有している。ホルダ21には、主軸104が工具ホルダ
装着位置に回転停止した状態における主軸104の先端
部に穿設されたエア通路4と同軸心上で、主軸104の
半径方向に延在する貫通孔22が穿設されている。この
貫通孔22は、主軸104の遠方側から順に小径部2
3、小径部23より若干大径の油供給部24、油供給部
24に段部25を介して連続形成して大径部26が連続
形成され、かつ大径部26の端部が主軸104の外周面
104aと対向して開口している。
【0040】ホルダ21の貫通孔22にエア通路部材3
0が摺動自在に挿通されている。エア通路部材30は、
貫通孔22の小径部23に摺動可能に嵌挿して先端31
aが大径部26の端部から突出するシャフト31、及び
このシャフト31の略中央部外周に同心状の円板状に突
設されて外周が大径部26に摺接可能な一対のフランジ
32及び33を有している。これら大径部26と段部2
5とフランジ32とシャフト31によって略リング状の
油圧作動室35を形成している。
【0041】更に、シャフト31の軸心に沿って先端3
1aにエア吹出口36aが開口し他端となる基端31b
にエア導入口36bが開口するエア通路36が穿設さ
れ、エア導入口36bはエア通路9を介在して圧力検出
装置10の検出ポート12に接続されるている。エア吹
出口36aには、先端がシャフト31の先端31aから
突出するゴム等の弾性部材によって管状に形成されたシ
ール部材37が接続されている。
【0042】ホルダ21の大径部26の端部は、シャフ
ト31が摺動自在に貫通する挿通孔38aが開口する蓋
部材38によって塞閉され、蓋部材38とフランジ33
の間に弾装されたスプリング39によってフランジ32
が段部25に接近乃至当接する方向に付勢されている。
【0043】また、油供給部24は、油供給路27及び
油制御弁28を介在してオイルポンプ等の作動油供給源
29に接続されている。なお、ホルダ21の小径部23
に形成されたシール溝23a、23bに小径部23とシ
ャフト31の間を摺動可能にシールするオイルシール4
1、Oリング42が各々装着され、フランジ32と33
の間にシャフト31と大径部26の間を摺動可能にシー
ルするパッキン43が装着されている。
【0044】このように構成されたアクチュエータ20
は、主軸104が工具ホルダ装着位置に回転停止した状
態で、油圧作動室35へ作動油を供給すると、スプリン
グ39の付勢力に抗してエア通路部材30がホルダ21
から押動されてシャフト31の先端31aに配設された
シール部材37が主軸104の外周面104aに密接し
てエア供給口4bにエア吹出口36aが連通する接続位
置に移動する一方、油圧作動室35の作動油を排出する
とスプリング39の付勢力によってフランジ32が段部
25に当接する退避位置までエア通路部材30が押動さ
れて、シャフト31の先端31aに設けられたシール部
材37が主軸104の外周面104aから離れるように
作動する。
【0045】よって、エア通路部材30の接続位置と退
避位置の間の移動が油圧制御弁28の制御のみによって
行え、また、ホルダ21及びエア通路部材30それ自体
によって油圧作動室35が形成されて、アクチュエータ
20の構成簡素化が可能で、構成部材の増加が抑制でき
ると共に、アクチュエータ20がコンパクトに構成でき
る。
【0046】次に、作用について説明する。ワークの加
工が終了すると主軸104が予め設定された工具ホルダ
装着位置に停止し、主軸104の外周面104aに開口
するエア通路4のエア供給口4bが、アクチュエータ2
0のエア通路部材30のシャフト31の先端31aに設
けられたシール部材37と対向する。
【0047】主軸104が工具装着位置に保持された状
態で、アンクランプシリンダによってドロバー110を
主軸104をアンクランプ方向に押動してツールクラン
パー115を移動させて工具ホルダ120をアンクラン
プ状態にし、図示しない工具交換装置により主軸104
のテーパ孔105から取り出し、交換すべき他の工具ホ
ルダ120と交換し、交換された工具ホルダ120のテ
ーパ部121をテーパ孔105から挿入し、かつプルス
タッド122をツールクランパー115のプルスタッド
挿入孔116に挿入する。
【0048】そして、アンクランプシリンダによるドロ
バー110の押動付勢を解除する。このアンクランプシ
リンダによるドロバー110の押動解除開始と同期して
油制御弁28を切り換えて作動油供給源29からの作動
油を油供給路27を介してアクチュエータ20の油圧作
動室35に供給し、スプリング39に抗してプランジャ
32をホルダ21から押し出し、シャフト31の先端3
1aに配設されたシール部材37を主軸104の外周面
104aに圧接してシャフト31に穿設されたエア通路
36のエア吹出口36aと主軸104に穿設されたエア
通路4のエア供給口4bを連通させる。
【0049】また、このアンクランプシリンダによるド
ロバー110の押動解除開始と同期して、即ちテーパ孔
105への工具ホルダ120の引き込み開始に連動して
エア制御弁3を開いてエア供給源2からの密着確認用エ
アを、エア通路5、圧力検出装置10、エア通路9及び
シャフト31に穿孔されたエア通路36を経てシャフト
31の先端31aに配設された管状のシール部材37の
孔37aから噴出させ、主軸104のエア通路孔4を介
してエア噴出口4aからテーパ孔105と工具ホルダ1
20のテーパ部121との隙間に密着確認用エアを噴出
させる。
【0050】一方、アンクランプシリンダによる押動が
解除されたドロバー110は、皿バネ111の付勢によ
りアンクランプシリンダを縮小させると共にクランプ方
向に移動し、ツールクランパー115が引き込まれなが
ら剛球116をカム面107上から剛球転動孔108側
に移動し、各剛球116を介してプルスタッド122を
引き込みながらクランプし、テーパ孔105に工具ホル
ダ120のテーパ部121を密接させる。
【0051】テーパ孔105の内周面にテーパ部121
の外周面が密着すると、エア噴出口4aから吹き出して
いた密着確認用エアが吹き出すことができなくなり、エ
ア通路内のエア圧力が上昇し、圧力検出装置10によっ
て予め設定された所定のエア圧力を検出すると、その接
点が閉じて発信される密着信号によって報知手段15を
作動させる。この報知手段15の作動により作業者は、
テーパ孔105とテーパ部121の密着確認をすること
ができる。
【0052】この圧力検出装置10による所定エア圧力
の検出が所定時間、例えば5〜10秒経過した後に圧力
検出装置10からの検出完了信号によってエア制御弁3
が閉じられ、エア供給源2からのエア供給が停止する。
また、油制御弁28が切り換えられて作動油供給源29
からの作動油の供給が停止し、油供給路27及び油制御
弁28を介して油作動室35内の作動油を排出しつつス
プリング39の付勢力によってフランジ32が段部25
に当接する退避位置までエア通路部材30が押動してシ
ャフト31の先端31aに設けられたシール部材37が
主軸104の外周面104aから離間する。シール部材
37の外周面104aから離れると、シャフト31に形
成されたエア通路36のエア吹出口36aが解放されて
各エア通路5、9、36内の密着確認用エアが放出され
エア圧力が低下して、圧力検出装置10の接点が開き密
着信号の発信が中止され報知手段15の作動が停止す
る。そして、次の動作に移り、ワークの加工が再開され
る。
【0053】また、テーパ孔105とテーパ部121の
間へ切粉等の侵入による異物のかみ込みや工具交換装置
による工具ホルダ120の装着不良が発生した場合に
は、密着確認用エアがテーパ孔105の内周面とテーパ
部121の外周面の隙間から漏れるので圧力検出装置1
0により所定のエア圧力が検出されず、圧力検出装置1
0の接点が閉じない。この状態では密着信号が出力され
ないので報知手段15が作動することなく工具ホルダ1
20の装着に異常があることが確認でき、次の動作に移
行することなく停止する。また、工具ホルダ120が密
着していないことが検出されると、作業者がテーパ孔1
05やテーパ部121を清掃し、工具ホルダ120を装
着しなおした後、加工が再開される。
【0054】このように構成されたツールクランプ異常
検知装置1によると、主軸104のテーパ孔105の内
周面にエア噴出口4aが開口し外周面104aにエア供
給口4bが開口する直線状のエア通路孔4を主軸104
に穿設すると共に、エア供給源2からの密着確認用エア
を圧力検出装置10及びアクチュエータ20に設けられ
たエア通路部材30に穿設されたエア通路36を介して
主軸104のエア通路4に供給し、エア噴出口4aから
テーパ孔105に供給するとによってテーパ孔105と
テーパ部121の密着が直接的に確認できる。更にテー
パ孔105に開口するエア噴出口4aとエア圧力を検知
する圧力検出装置10の間のエア流通距離が極めて短
く、かつ急激な折曲部分がなく優れたエア圧力検知の応
答性が確保できて、工具ホルダ120が主軸104に確
実に装着しているか否かを信頼性を確保し、迅速に検出
することができる。
【0055】また、主軸104が回転するワーク加工時
等には、シャフト31の先端31aが回転する主軸10
4の外周面104aから離れた退避位置に後退すること
によって、高速回転する主軸104の影響を受けること
なく経時劣化が回避され、耐久性の向上が得られる。ま
た、従来のように主軸104やドロバー106等に長く
かつ複雑な形状のエア通路の形成及びロータリージョイ
ント等が不要になり構造の簡素化が図られ、製造コスト
及びランニングコストの低減が期待できる。
【0056】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能である。例えば上記実施の形態では圧力検出装置10
によりテーパ孔105とテーパ部121が密着して確実
に工具ホルダ120が装着された際に報知手段15を作
動させるように構成したが、テーパ孔105とテーパ部
121の間に隙間が生じて圧力検出装置10が所定のエ
ア圧力を検出しない状態が予め設定された時間連続した
際に報知手段15を作動させて装着不良であることを作
業者に知らせるように構成することもできる。
【0057】
【発明の効果】以上説明した本発明の工作機械のツール
クランプ異常検知装置によると、主軸のテーパ孔の内周
面にエア噴出口が開口し外周面にエア供給口が開口する
エア通路孔を主軸に穿設すると共に、エア供給口に先端
が接続するエア通路を介してエア供給源からの密着確認
用エアを供給して、そのエア通路内の密着確認用エアの
エア圧力を圧力検出手段によって検出して、テーパ孔と
テーパ部の密着確認を行うことから、テーパ孔とテーパ
部の密着が圧力検出手段によるエア圧力検出によって直
接的に確認できる。更に、このテーパ孔に開口するエア
噴出口とエア圧力を検知する圧力検出手段の間のエア流
通距離が短く、かつ急激な折曲部分がなく優れたエア圧
力検知の応答性が確保できることから、工具ホルダが主
軸に確実に装着しているか否かを迅速に、かつ信頼性の
高い検出を得ることができる。
【0058】また、従来のように主軸やドロバー等に長
くかつ複雑な形状のエア通路を形成する必要がなくなり
構造の簡素化が図られ、製造コスト及びランニングコス
ト低減が期待できる。
【0059】更に、主軸が回転するワーク加工時等に
は、エア供給路の先端が主軸の外周面から離れることに
よって、高速回転する主軸の影響を受けることなく耐久
性の向上が得られ、ロータリージョイント等が不要にな
り構造の簡素化が図られ、製造コスト及びランニングコ
ストの低減が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるツールクランプ異常検知装置の実
施の形態の概要説明図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】図1のII−II線断面図である。
【図4】図1のA部拡大図である。
【図5】工作機械の主軸装置の概要を示す要部断面図で
あり、(a)はクランプ状態を示し、(b)はアンクラ
ンプ状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ツールクランプ異常検知装置 2 エア供給源 3 エア制御弁 4 エア通路孔 4a エア噴出口 4b エア供給口 5 エア通路 9 エア通路 10 圧力検出装置(圧力検出手段) 15 報知手段 20 アクチュエータ 21 ホルダ 22 貫通孔 27 油供給路 28 油制御弁 29 作動油供給源 30 エア通路部材 31a 先端 31b 基端 35 油圧作動室 36 エア通路 36a エア吹出口 36b エア導入口 37 シール部材 39 スプリング(付勢手段) 101 主軸装置 102 ハウジング 104 主軸 105 テーパ孔 106 貫通孔 110 ドロバー 115 ツールクランパー 120 工具ホルダ1 121 テーパ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに回転自在に支持された主軸
    の先端に開口するテーパ孔に工具ホルダを引き込み、上
    記テーパ孔に上記工具ホルダのテーパ部を密着させてク
    ランプする工作機械のツールクランプ異常検知装置にお
    いて、 上記テーパ孔の内周面にエア噴出口が開口すると共に外
    周面にエア供給口が開口する上記主軸に穿設されたエア
    通路孔と、 先端が上記エア供給口に接続してエア供給源からの密着
    確認用エアを上記エア通路孔に供給するエア通路と、 エア通路内の密着確認用エアのエア圧力を検出する圧力
    検出手段とを備え、 上記圧力検出手段による密着確認用エアのエア圧力の検
    出により上記テーパ孔とテーパ部の密着確認を行うこと
    を特徴とする工作機械のツールクランプ異常検知装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングに回転自在に支持された主軸
    の先端に開口するテーパ孔に工具ホルダを引き込み、上
    記テーパ孔に上記工具ホルダのテーパ部を密着させてク
    ランプする工作機械のツールクランプ異常検知装置にお
    いて、 上記テーパ孔の内周面にエア噴出口が開口すると共に外
    周面にエア供給口が開口する上記主軸に穿設されたエア
    通路孔と、 先端にエア吹出口及び他端にエア導入口が開口するエア
    通路が穿設されたエア通路部材及び、該エア通路部材を
    上記先端が上記主軸の外周面に当接してエア吹出口がエ
    ア供給口と接続する接続位置と上記外周面から離れる退
    避位置に移動自在に保持するホルダを有するアクチュエ
    ータと、 エア供給源からエア制御弁を介して供給される密着確認
    用エアを上記エア通路部材のエア導入口に導くエア通路
    と、 該エア通路内の密着確認用エアのエア圧力を検出する圧
    力検出手段とを備え、 上記エア通路部材を接続位置に移動してエア吹出口とエ
    ア供給口を接続し、かつエア供給源からの密着確認用エ
    アを供給すると共に、上記圧力検出手段による密着確認
    用エアのエア圧力検出により上記テーパ孔とテーパ部の
    密着確認を行うことを特徴とする工作機械のツールクラ
    ンプ異常検知装置。
  3. 【請求項3】 上記アクチュエータは、 上記エア通路部材を退避位置に付勢する付勢手段と、 作動油供給源からの油制御弁を介して供給される作動油
    によって上記エア通路部材を上記付勢手段に抗して接続
    位置に移動させるエア通路部材とホルダによって形成さ
    れた油圧作動室とを備えたことを特徴とする請求項2に
    記載の工作機械のツールクランプ異常検知装置。
  4. 【請求項4】 上記テーパ孔への工具ホルダ引き込み開
    始に連動して上記エア制御弁を開いてエア供給源から密
    着確認用エアをエア通路に供給すると共に油制御弁を切
    り換えて上記油圧室に作動油を供給し、かつ上記圧力検
    出手段の予め設定されたエア圧力の検知に従って上記エ
    ア制御弁を閉じると共に上記油制御弁を切り換えて油圧
    室の作動油を排出することを特徴とする請求項3に記載
    の工作機械のツールクランプ異常検知装置。
  5. 【請求項5】 上記エア通路部材の先端に上記エア吹出
    口に連続する管状のシール部材が配設され、上記接続位
    置においてシール部材を介してエア吹出口が上記主軸の
    外周面に開口するエア供給口と接続することを特徴とす
    る請求項2〜4のいずれかに記載の工作機械のツールク
    ランプ異常検知装置。
  6. 【請求項6】 上記圧力検出手段の予め設定されたエア
    圧力の検知に基づいて報知手段を作動させることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載の工作機械のツー
    ルクランプ異常検知装置。
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