JPWO2014020879A1 - 家電機器の操作システムおよび家電機器を操作するためのプログラム - Google Patents
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Abstract
家電機器12の操作システムであって、家電機器12を操作するための操作信号を送信する携帯端末16と、携帯端末16からの操作信号を家電機器12に送信する通信装置14とを有する。携帯端末16は、操作信号受信後の家電機器12の運転状況の情報を通信装置14が携帯端末16に送信するように要求するための要求信号を、ユーザーの操作によって通信装置14に送信する。通信装置は、携帯端末16からの要求信号を受信すると、操作信号受信後の家電機器12の運転状況の情報を携帯端末16に送信する。携帯端末16は、通信装置14から送信された操作信号受信後の家電機器12の運転状況の情報をユーザーに通知する。携帯端末16は、家電機器12への操作信号の送信完了をユーザーに通知すると同時に、要求信号を送信するための操作をユーザーに促す。
Description
本発明は、家電機器を携帯端末によって操作する家電機器の操作システム、および家電機器を操作するためのプログラムに関する。
従来より、携帯電話等の携帯端末によって家電機器を操作することが行われている。例えば、特許文献1に記載の家電機器の操作システムは、携帯電話によってインターネットを介して家電機器を操作できるように構成されている。また、この特許文献1の家電機器の操作システムは、ユーザーが携帯電話によって家電機器を操作すると、その操作に基づいて家電機器が実際に動作したことをユーザーに携帯電話を介して通知するように構成されている。これにより、ユーザーは、携帯電話を介する操作によって家電機器が実際に動作したこと知ることができる。
ところで、特許文献1に記載の家電機器の操作システムの場合、家電機器が視認できる位置にいるユーザーに、携帯電話を介して家電機器の動作状況を不必要に通知することになる。
そこで、本発明は、携帯電話等の携帯端末によって家電機器を操作する場合において、携帯端末による操作後の家電機器の動作状況を、必要に応じてユーザーに通知することを課題とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の一態様によれば、上述の課題を解決するために、本発明の一態様によれば、家電機器の操作システムであって、家電機器を操作するための操作信号を送信する携帯端末と、家電機器に接続され、携帯端末からの操作信号を受信して家電機器に送信する通信装置とを有し、携帯端末が、操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報を通信装置が携帯端末に送信するように要求するための要求信号を、ユーザーの操作によって通信装置に送信するように構成され、通信装置が、携帯端末からの要求信号を受信すると、操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報を取得して携帯端末に送信するように構成され、携帯端末がまた、通信装置から送信された操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報をユーザーに通知するように構成され、携帯端末がさらに、家電機器への操作信号の送信完了をユーザーに通知すると同時に、要求信号を送信するための操作をユーザーに促すように構成されている、家電機器の操作システムが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、通信可能な携帯端末にインストールされ、家電機器を操作するためのプログラムであって、携帯端末を、家電機器を操作するための操作信号を、家電機器に接続され、携帯端末からの操作信号を受信して家電機器に送信する通信装置に対して送信する手段、操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報を通信装置が携帯端末に送信するように要求するための要求信号を、ユーザーの操作によって通信装置に送信する手段、通信装置から送信された操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報をユーザーに通知する手段、且つ、家電機器への操作信号の送信完了をユーザーに通知すると同時に、要求信号を送信するための操作をユーザーに促す手段、として機能させるための家電機器を操作するためのプログラムが提供される。
本発明によれば、携帯端末によって家電機器を操作する場合において、携帯端末による操作後の家電機器の動作状況を、必要に応じてユーザーに通知することができる。
本発明のこれらの態様と特徴は、添付された図面についての好ましい実施の形態に関連した次の記述から明らかになる。この図面においては、
本発明の一実施の形態に係る空気調和機の操作システムの概略的構成図
空気調和機の操作画面の一例を示す図
携帯端末と無線通信アダプタの動作の流れの一例の前半部分を示すフローチャート図
携帯端末と無線通信アダプタの動作の流れの一例の後半部分を示すフローチャート図
送信完了通知ウィンドウの一例を示す図
送信失敗通知ウィンドウの一例を示す図
運転状況情報ウィンドウの一例を示す図
状況確認失敗通知ウィンドウの一例を示す図
無線通信アダプタが接続された状態の空気調和機の外観を示す斜視図
空気調和機の内部を示す斜視図
無線通信アダプタの構成を示す斜視図
空気調和機に取り付けられる無線通信アダプタを示す図
無線通信アダプタのリード線の配線レイアウトの一例を示す空気調和機の一部分の正面図
無線通信アダプタのリード線の配線レイアウトの一例を示す空気調和機の一部分の斜視図
本発明の一態様は、家電機器の操作システムであって、家電機器を操作するための操作信号を送信する携帯端末と、家電機器に接続され、携帯端末からの操作信号を受信して家電機器に送信する通信装置とを有し、携帯端末が、操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報を通信装置が携帯端末に送信するように要求するための要求信号を、ユーザーの操作によって通信装置に送信するように構成され、通信装置が、携帯端末からの要求信号を受信すると、操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報を取得して携帯端末に送信するように構成され、携帯端末がまた、通信装置から送信された操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報をユーザーに通知するように構成され、携帯端末がさらに、家電機器への操作信号の送信完了をユーザーに通知すると同時に、要求信号を送信するための操作をユーザーに促すように構成されている。
このような構成の家電機器の操作システムによれば、携帯端末による操作後の家電機器の動作状況を、必要に応じてユーザーに通知することができる。
インターネットに接続されたルーター装置と、通信装置と携帯端末との通信を中継する中継装置をさらに有し、携帯端末と中継装置とが、携帯端末と中継装置との間でルーター装置のみを介して通信する第1の通信と、インターネットおよびルーター装置を介して携帯端末と中継装置との間で通信する第2の通信とを実行可能に構成され、携帯端末が、携帯端末を介するユーザーによる第1の通信または第2の通信の選択が実行できるように構成された、家電機器の操作システムであってもよい。
これにより、インターネットを介することにより、家電機器が設置された住居外から携帯端末によって家電機器を操作することができる。また、住居内において、インターネットを介さずに、携帯端末によって快適に家電機器を操作することができる。
家電機器が空気調和機であって、通信装置が、空調運転を制御する空気調和機の運転制御部に接続されてもよい。
これにより、携帯端末によって空気調和機を操作することができる。
家電機器が空気調和機である場合、通信装置が、中継装置と通信する通信機本体と、空気調和機の運転制御部が備える通信装置接続用端子と着脱可能に接続するためのコネクタと、通信機本体とコネクタとを接続するリード線と、通信機本体を空気調和機または空気調和機が設置された住居内に取り付けるための取り付け具とを有してもよい。
これにより、通信装置と中継装置との間の通信状態に応じて、通信装置を空気調和機または空気調和機が設置された住居内に取り付け具を介して取り付けることができる。その結果、通信装置と中継装置との通信が安定し、ユーザーは携帯端末によって空気調和機を確実に操作することができる。
空気調和機が、本体と、本体の前部を開閉可能に覆うフロントパネルとを有し、
空気調和機の運転制御部の通信装置接続用端子が、空気調和機の本体の前部に設けられ、通信装置の取り付け具が、空気調和機の本体のハウジングの縁を挟持するように構成されていてもよい。
空気調和機の運転制御部の通信装置接続用端子が、空気調和機の本体の前部に設けられ、通信装置の取り付け具が、空気調和機の本体のハウジングの縁を挟持するように構成されていてもよい。
これにより、フロントパネルを開ければ、空気調和機の本体の前部に設けられた通信装置接続用端子に通信装置のコネクタをすぐに接続することができる。それとともに、取り付け具に空気調和機の本体のハウジングの縁を挟持させることにより、通信装置の通信機本体を簡単に空気調和機に取り付けることができる。したがって、通信装置を短時間で簡単に空気調和機に設置することができる。
空気調和機の本体のハウジングが、取り付け具がハウジングの縁を挟持した状態の通信機本体に対して空気調和機の吹出口から吹き出された空気が直接的に当たらない位置に、取り付け具が挟持可能な縁を備えるのが好ましい。
これにより、冷房時の冷気が通信装置の通信機本体の表面に直接的に当たることによって該表面に結露(水滴)が発生することが抑制される。その結果、結露(水滴)によって通信機本体と中継装置との間の通信が妨害されることが抑制される。したがって、空気調和機が冷房運転中であっても、通信機本体と中継装置との間の通信品質を良好に維持することができ、通信の信頼性が向上する。
空気調和機の運転制御部が該空気調和機の本体の前部に設けられ、通信装置接続用端子が運転制御部に直接的に設けられてもよい。
これにより、通信装置接続用端子を、例えばリード線などを介して間接的に運転制御部に設ける場合に比べて、組み立て性が向上するとともにコストが低下する。
また、通信可能な携帯端末にインストールされ、家電機器を操作するためのプログラムであって、携帯端末を、家電機器を操作するための操作信号を、家電機器に接続され、携帯端末からの操作信号を受信して家電機器に送信する通信装置に対して送信する手段、操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報を通信装置が携帯端末に送信するように要求するための要求信号を、ユーザーの操作によって通信装置に送信する手段、通信装置から送信された操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報をユーザーに通知する手段、且つ、家電機器への操作信号の送信完了をユーザーに通知すると同時に、要求信号を送信するための操作をユーザーに促す手段、として機能させるための家電機器を操作するためのプログラムを用意するのが好ましい。
これにより、スマートフォンなどの汎用の携帯端末によって家電機器を操作することができる。
以下、実施の形態を挙げて本発明を説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されない。
図1は本発明の一実施の形態に係る、家電機器の操作システムの構成を概略的に示している。なお、以下に説明する家電機器の操作システムは、家電機器の一例である空気調和機の操作システムであるが、本発明は、家電機器を空気調和機に限定しない。
図1に示す本実施の形態の空気調和機の操作システム10は、携帯端末によって少なくとも1つの空気調和機を操作するためのシステムである。図1に示すように、空気調和機の操作システム10は、少なくとも一つの空気調和機12と、空気調和機12それぞれに設けられた無線通信アダプタ(通信装置)14と、ユーザーが所有する携帯端末16と、無線通信アダプタ14と携帯端末16との通信を中継するゲートウェイ装置(中継装置)18と、インターネット20と、インターネット20に接続されたサーバー装置22とを有する。
空気調和機12は、例えば、携帯端末16のユーザーの住居24内に設置されている。この複数の空気調和機12それぞれに無線通信アダプタ14が1つずつ接続されている。
無線通信アダプタ14は、空気調和機12の空調運転を制御する運転制御部(図示せず)に接続されている。なお、空気調和機12と無線通信アダプタ14との具体的な接続については後述する。また、無線通信アダプタ14は、ゲートウェイ装置18と通信するように構成されている。無線通信アダプタ14は、詳細は後述するが、携帯端末16からゲートウェイ装置18を介して送信された空気調和機を操作するための操作信号を受信し、受信した操作信号を空気調和機12の運転制御部に送信する。この操作信号に基づいて、運転制御部は、空気調和機12の空調運転を制御する。
無線通信アダプタ14はまた、詳細は後述するが、空気調和機12の運転状況の情報を空気調和機12の運転制御部から取得し、ゲートウェイ装置18に送信するように構成されている。
携帯端末16は、例えば、スマートフォン、タプレットPC(パーソナルコンピュータ)などの汎用の携帯型の端末であって、本発明の場合、インターネット20に接続する機能(手段)と、後述するゲートウェイ装置18と通信する機能(手段)とを備える。
携帯端末16は、例えばスマートフォンは、電話回線網(例えば3G回線網)を介して、インターネット20に接続するように構成されている。それに加えてまたは代わりとして、例えば、携帯端末16は、Wi−Fi通信機能によって公衆無線LANを介してインターネット20に接続するように構成されている。
インターネット20に接続することにより、例えば、携帯端末16は、空気調和機12を操作するためのプログラムを、インターネット20を介して空気調和機12のメーカーのホームページから取得することができる。この取得したプログラムを携帯端末18にインストールし、インストールしたプログラムを起動させることにより、携帯端末18は、空気調和機12を操作することが可能になる。すなわち、携帯端末16は、空気調和機12を操作するための操作信号を生成し、送信することが可能になる。
携帯端末18はまた、例えば、Wi−Fi通信、Bluetooth(登録商標)通信、赤外線通信などのインターネット20を介さない汎用の通信によってルーター装置26と接続し、そのルーター装置26を介してゲートウェイ装置18に通信接続するように構成されている。そのためのデバイス(例えばWi−Fiアンテナ等)が携帯端末18に組み込まれている。
ゲートウェイ装置18は、無線通信アダプタ14と携帯端末16との通信を中継する装置であって、無線通信アダプタ14と通信可能に、且つ、携帯端末18と通信可能に構成されている。また、ゲートウェイ装置18は、空気調和機12が設置されたユーザーの住居24内に設置され、インターネットに接続されたルーター装置26に接続されている。
例えば、ゲートウェイ装置18は、無線通信アダプタ14と、特定小電力無線特別小型周波数帯(924.0〜928.0MHz)の信号を用いて通信するように構成されている。なお、ゲートウェイ装置18と無線通信アダプタ14との通信の周波数帯は、遠距離まで届く低周波数帯が好ましい。
ゲートウェイ装置18はまた、携帯端末16とルーター装置26を介して通信接続するように構成されている。すなわち、携帯端末16とインターネット20を介さずにルーター装置26のみを介して通信(第1の通信)が実行できるように、ゲートウェイ装置18は構成されている。
ゲートウェイ装置18はさらに、ルーター装置26を介してインターネット20に接続可能に構成されている。これにより、ゲートウェイ装置18は、インターネット20およびルーター装置26を介して、携帯端末16と通信(第2の通信)することができるとともにサーバー装置22にも通信することができる。
したがって、ゲートウェイ装置18は、携帯端末16に対して、インターネット20を介さない通信(すなわちルーター装置26のみを介する第1の通信)と、インターネット20を介する通信(すなわちインターネット20およびルーター装置26を介する第2の通信)とが実行できるように構成されている。このように構成する理由については後述する。
サーバー装置22は、空気調和機12のメーカーが用意したサーバー装置であって、ゲートウェイ装置18にアクセスした携帯端末16の認証などのために、また、空気調和機12、無線通信アダプタ14、携帯端末16、およびゲートウェイ装置18に関する情報を保持するために設けられている。
ここからは、携帯端末16による空気調和機12の操作について例を挙げて説明する。なお、ここで例として挙げる携帯端末16は、タッチパネル16aを備えたスマートフォンであって、既に空気調和機12の操作プログラムがインストールされて起動された状態である。また、携帯端末16とルーター装置26とがWi−Fi通信する場合を例に挙げる。
図2は、携帯帯端末16のタッチパネル16aに表示される、一例の空気調和機12の操作画面30である。携帯端末16は、空気調和機を操作するとき、操作画面30をタッチパネル16aに表示するように構成されている。
なお、空気調和機12が複数存在する場合、携帯端末16によって操作する空気調和機12をユーザーに選択させるために、空気調和機の選択画面を表示するように携帯端末16は構成されている。
図2に示すように、空気調和機12を操作するための操作画面30は、空気調和機の運転を設定するための複数のボタン30a〜30eを有する。なお、図2に示す操作画面30は、リビングに設置された空気調和機12を操作するための画面である。
「運転モード」ボタン30aは、空調運転のモードをユーザーが選択するためのボタンである。ユーザーが「運転モード」ボタン30aに触れると、携帯端末16は、例えば、暖房運転、冷房運転、除湿運転などの複数の空調運転のモードから1つの空調運転モードをユーザーに選択させるための運転モード選択ウィンドウ(図示せず)をタッチパネル16aに表示する。ユーザーが選択した運転モードを、携帯端末16は、操作画面30の設定内容表示部30fに表示するとともに、記憶部(図示せず)に記憶する。
「温度設定」ボタン30bは、空調調和機12から送風される空気の温度をユーザーが設定するためのボタンである。ユーザーが「温度設定」ボタン30bに触れると、携帯端末16は、例えば、ユーザーが所望の温度を入力するための温度入力ウインドウ(図示せず)を、タッチパネル16aに表示する。ユーザーによって入力された温度を、携帯端末16は、設定内容表示部30fに表示するとともに、記憶部に記憶する。
「風量設定」ボタン30cは、空気調和機12から送風される空気の風量をユーザーが設定するためのボタンである。ユーザーが「風量設定」ボタン30cに触れると、携帯端末16は、例えは、ユーザーが所望の風量を入力するための風量入力ウインドウ(図示せず)を、タッチパネル16aに表示する。ユーザーによって入力された風量を、携帯端末16は、設定内容表示部30fに表示するとともに、記憶部に記憶する。
「風向設定」ボタン30dは、空気調和機12から送風される空気の向きをユーザーが設定するためのボタンである。ユーザーが「風向設定」ボタン30dに触れると、携帯端末16は、例えば、ユーザーが所望の風向を入力するための風向入力ウインドウ(図示せず)を、タッチパネル16aに表示する。ユーザーによって入力された風向を、携帯端末16は、設定内容表示部30fに表示するとともに、記憶部に記憶する。
「設定送信」ボタン30eは、携帯端末16を介してユーザーによって設定された、運転モード、温度、風量、および風向の情報を空気調和機12に送信するためのボタンである。
「設定送信」ボタン30eにユーザーが触れると、ユーザーに設定されて記憶部に記憶されている、言い換えると設定内容部30fに表示されている、運転モード、温度、風量、および風向の情報を含む空気調和機12の操作信号をゲートウェイ装置18に送信するように、携帯端末16は構成されている。
なお、操作信号には、操作対象の空気調和機12の識別情報が含まれている。これにより、ゲートウェイ装置18は、携帯端末16の操作対象である空気調和機12に接続されている無線通信アダプタ14に操作信号を送信することができる。
このとき、携帯端末16は、空気調和機12の操作信号を、インターネット20を介さずにルーター装置26のみを介してゲートウェイ装置18に送信する、またはインターネット20およびルーター装置26を介してゲートウェイ装置18に送信する。具体的には、「設定送信」ボタン30eにユーザーが触れた時点での通信設定に基づいて、携帯端末16は、操作信号をゲートウェイ装置18に送信するように構成されている。
図2に示すように、通信設定を行うための、具体的にはユーザーが携帯端末16とゲートウェイ装置18との通信をルーター装置26のみを介して行うかまたはインターネット20およびルーター装置26を介して行うかを選択するためのボタン30g、30hが、操作画面30に設けられている。
「ダイレクト」ボタン30gにユーザーが触れると、携帯端末16は、携帯端末16とゲートウェイ装置18との間の通信として、ルーター装置26のみを介する「ダイレクト」通信を設定するように構成されている。
「ダイレクト」通信が設定されている状態で、「設定送信」ボタン30eにユーザーが触れると、空気調和機の操作信号が、携帯端末16からゲートウェイ装置18にルーター装置26のみを介して送信される。
一方、「サーバー」ボタン30hにユーザーが触れると、携帯端末16は、携帯端末16とゲートウェイ装置18との間の通信として、インターネット20およびルーター装置26を介する「サーバー」通信を設定するように構成されている。
「サーバー」通信が設定されている状態で、「設定送信」ボタン30eにユーザーが触れると、空気調和機の操作信号が、携帯端末16からインターネット20およびルーター装置26を介してサーバー装置22に送信される。そして、サーバー装置22が、受信した操作信号を、インターネット20およびルーター装置26を介してゲートウェイ装置18に送信する。
なお、サーバー装置22を介さずに、携帯端末16からインターネット20およびルーター装置26を介してゲートウェイ装置18に空気調和機の操作信号を送信するように構成してもよい。
このように、携帯端末16とゲートウェイ装置18との間の通信方法を、ユーザーに選択させる理由は、図1に示すように、携帯端末16がユーザーの住居24外で使用される場合(実線)と、住居24内で使用される場合(二点鎖線)とに備えるためである。
図1に実線に示すように、携帯端末16が住居24外に位置する場合、広義には携帯端末16がルーター装置26と直接通信できない位置に存在する場合、携帯端末16は、インターネット20およびルーター装置26を介してゲートウェイ装置18と通信を行うことにより、空気調和機12を操作することができる。すなわち、ユーザーは、住居24外にいる場合、「サーバー」ボタン30hに触れて「サーバー」通信を設定することにより、携帯端末16によって空気調和機12を操作することができる。
一方、図1に二点鎖線に示すように、携帯端末16が住居24内に位置する場合、広義には携帯端末16がルーター装置26と直接通信できる位置に存在する場合、携帯端末16は、ルーター装置26のみを介してゲートウェイ装置18と通信することができ、またインターネット20およびルーター装置26を介してゲートウェイ装置18と通信することもできる。すなわち、ユーザーは、「ダイレクト」通信または「サーバー」通信のいずれか一方を選択することができる。
しかしながら、住居24内のユーザーが携帯端末16によって空気調和機12を頻繁に操作したい場合、携帯端末16とゲートウェイ装置18との通信として、インターネット20およびルーター装置26を介する「サーバー」通信は好ましくない。その理由は、インターネット20の回線の混雑等により、携帯端末16へのユーザーの操作に対する空気調和機12のレスポンスに遅延が発生する可能性があるからである。そのため、ユーザーが携帯端末16によって空気調和機12を快適に操作できない可能性がある。
この対処として、インターネット20の回線の混雑等を受けない、すなわちインターネット20を介さない携帯端末16とゲートウェイ装置18とのルーター装置26のみを介する通信が実行できるように、空気調和機12の操作システムは構成されている。携帯端末16とゲートウェイ装置18とがルーター装置26のみを介して通信することにより、ユーザーは、空気調和機12に付属するリモートコントローラと同様に、携帯端末16によって快適に空気調和機12を操作することができる。
なお、携帯端末16とゲートウェイ装置18との通信方法をユーザーに選択させる理由は、携帯端末16によって空気調和機12を頻繁に操作するか否かは、ユーザーにしかわからないからである。
また、上記した複数のボタン以外に、図示してはいないが、携帯端末16の操作画面30には、空気調和機12の運転をオンするまたはオフするためのボタン、所定の時間になると自動的に空気調和機12の運転を開始するためにタイマーの設定を行うためのボタン等が表示される。
ここからは、携帯端末16が操作信号を送信した後の、携帯端末16および無線通信アダプタ14の動作について、図3および図4のフローチャートを参照しながら説明する。図3および図4に示す左側のフローは携帯端末16の動作の流れの一例を示し、右側のフローは無線通信アダプタ14の動作の流れの一例を示している。
図3に示すように、ステップS100およびステップS110において、上述したように、携帯端末16は、空気調和機の操作信号を無線通信アダプタ14に向かって(ゲートウェイ装置18を介して)送信する。
一方、無線通信アダプタ14は、ステップS300において、携帯端末16からの操作信号を(ゲートウェイ装置18を介して)受信すると(操作信号の受信を確認すると)、次のステップS310において、受信した操作信号を空気調和機12の運転制御部に送信する。そして、空気調和機12が、操作信号に基づく運転を開始する。
さらに、無線通信アダプタ14は、続くステップS320において、空気調和機12への操作信号の送信完了を携帯端末16に伝えるための送信完了信号を携帯端末16に向かって(ゲートウェイ装置18を介して)送信する。
携帯端末16は、ステップS120において、無線通信アダプタ14からの送信完了信号を受信すると(送信完了信号の受信が確認されると)、次のステップS130において、空気調和機12への操作信号の送信が完了したことをユーザーに通知する。
例えば、図5に示すように、携帯端末16は、そのタッチパネル16aに、送信完了通知ウィンドウ32を表示する。送信完了通知ウィンドウ32には、操作信号の送信が完了したことをユーザーに伝えるためのメッセージ32aと、携帯端末16から空気調和機12に送信した操作信号の内容として、運転モード、温度、風量、および風向の情報32bが表示されている。このような送信完了通知ウィンドウ32により、ユーザーは、携帯端末16から空気調和機12への操作信号の送信が完了したこと、すなわち成功したことを知ることができる。
一方、ステップS120で無線通信アダプタ14からの送信完了信号の受信を確認できなかった場合、携帯端末16は、ステップS150において、ステップS110で空気調和機12の操作信号を送信してからの経過時間が、所定の経過時間(例えば、30秒間)を越えたか否か、すなわちタイムアウトか否かを判定する。空気調和機12の操作信号を送信してからの経過時間が所定の経過時間を越えている場合(タイムアウトの場合)、ステップS160に進む。そうでない場合は、ステップS120に戻る。
空気調和機12の操作信号を送信してから所定の経過時間を経過しても無線通信アダプタ14からの送信完了信号を受信できなかった場合、携帯端末16は、ステップS160において、携帯端末16から空気調和機12への操作信号の送信が失敗したことをユーザーに通知する。
例えば、図6に示すように、携帯端末16は、そのタッチパネル16aに、送信失敗通知ウィンドウ34を表示する。送信失敗通知ウィンドウ34には、操作信号の送信が失敗したことをユーザーに伝えるためのメッセージ34aが表示されている。このような送信失敗通知ウィンドウ34により、ユーザーは、携帯端末16から空気調和機12への操作信号の送信が失敗したことを知ることができる。
なお、図6に示すように、送信失敗通知ウィンドウ34には、携帯端末16から無線通信アダプタ14への空気調和機12の操作信号の送信を再度実行するための「リトライ」ボタン34bが設けられている。この「リトライ」ボタン34bにユーザーが触れると、携帯端末16は、操作信号を無線通信アダプタ14に向かって再度送信する、すなわちステップS110に戻る。
ステップS130で携帯端末16が送信完了通知ウィンドウ32aをそのタッチパネル16aに表示すると、ステップS140において、携帯端末16は、操作信号受信後の空気調和機12の運転状況の情報をユーザーに提供するための「運転状況」ボタン32cをタッチパネル16aに表示する。すなわち、携帯端末16は、操作信号受信後の空気調和機12の運転状況の情報の確認をユーザーに提案するように構成されている。
なお、本実施の形態の場合、通信完了通知ウィンドウ32と同時に「運転状況」ボタン32cが表示される。例えば、図5に示すように、通信完了通知ウィンドウ32内に「運転状況」ボタン32cが表示される。これにより、携帯端末16は、空気調和機12への操作信号の送信完了をユーザーに通知すると同時に、操作信号受信後の空気調和機12の運転状況の情報を確認するための操作をユーザーに促すことができる。その結果、ユーザーは、空気調和機12への操作信号の送信完了の通知を携帯端末16から受けてすぐに、また忘れることなく、携帯端末16に対するユーザーの操作にしたがって空気調和機12が動作したかを確認することができる。
図4に示すように、ステップS170において「運転状況」ボタン32aがユーザーによって操作されると(携帯端末16が「運転状況」ボタン32aの操作を確認すると)、携帯端末16は、次のステップS180において、運転状況要求信号を無線通信アダプタ14に送信する。運転状況要求信号は、操作信号受信後の空気調和機12の運転状況の情報を携帯端末16が取得するために、無線通信アダプタ14に当該情報を携帯端末16に送信するように要求するための信号である。
なお、ステップS170において「運転状況」ボタン32aへのユーザーの操作がない場合ステップS100に戻る。
一方、無線通信アダプタ14は、ステップS330において、携帯端末16からの運転状況要求信号を受信すると(運転状況要求信号の受信が確認されると)、次のステップS340において、空気調和機12の運転制御部から現時点の運転状況の情報、すなわち、携帯端末16からの操作信号に対応する運転を実行している空気調和機12の運転状況の情報を取得する。例えば現時点の空気調和機12に設定されている運転モード、温度、風量、および風向の情報が無線通信アダプタ14によって取得される。なお、空気調和機12が、室内温度、室内湿度、および室外温度を検出するためのセンサを備える場合、室内温度、室内湿度、および室外温度の情報を、運転状況の情報として無線通信アダプタ14は取得してもよい。
無線通信アダプタ14は、ステップS340で空気調和機12の運転状況の情報を取得すると、ステップS350において、取得した運転状況の情報を携帯端末16に送信する。
携帯端末16は、ステップS190において、無線通信アダプタ14からの空気調和機12の運転状況の情報を受信すると(運転状況の情報の受信が確認されると)、次のステップS200において、受信した運転状況の情報をユーザーに通知する。
例えば、図7に示すように、携帯端末16は、そのタッチパネル16aに、運転状況情報ウィンドウ36を表示する。運転状況情報ウィンドウ36には、現時点、すなわち操作信号受信後の空気調和機12の運転状況の情報36aが表示されている。例えば、現時点の空気調和機12に設定されている、運転モード、温度、風量、および風向の情報32aが表示されている。また、無線通信アダプタ14が室内温度、室内湿度、および室外温度の情報を空気調和機12から取得して携帯端末16に運転状況の情報として送信している場合、その室内温度、室内湿度、および室外温度の情報36bが運転状況情報ウィンドウ36に表示される。このような運転情報状況ウィンドウ36により、ユーザーは、携帯端末16からの操作信号を受信した後の空気調和機12の運転状況を知ることができる。言い換えると、携帯端末16の操作によって空気調和機12が対応する運転を実行したことを、ユーザーは知ることができる。
一方、ステップS190で無線通信アダプタ14からの空気調和機12の運転状況の情報の受信を確認できなかった場合、携帯端末16は、ステップS210において、ステップS180で運転状況要求信号を送信してからの経過時間が所定の経過時間(例えば、30秒間)を越えたか否か、すなわちタイムアウトか否かを判定する。運転状況要求信号を送信してからの経過時間が所定の経過時間を越えている場合(タイムアウトの場合)、ステップS220に進む。そうでない場合ステップS190に戻る。
運転状況要求信号を送信してから所定の経過時間を経過しても無線通信アダプタ14からの空気調和機12の運転状況の情報を受信できなかった場合、携帯端末16は、ステップS220において、無線通信アダプタ14からの運転状況の情報の確認を携帯端末16が失敗したことをユーザーに通知する。
例えば、図8に示すように、携帯端末16は、そのタッチパネル16aに、状態確認失敗通知ウィンドウ38を表示する。状態確認失敗通知ウィンドウ38には、空気調和機12の状態運転の確認を携帯端末16が失敗したことをユーザーに伝えるためのメッセージ38aが表示されている。このような状態確認失敗通知ウィンドウ38により、ユーザーは、携帯端末16が空気調和機12の状態確認の情報の取得に失敗したことを知ることができる。
なお、図8に示すように、状態確認失敗通知ウィンドウ38には、携帯端末16から無線通信アダプタ14への運転状況要求信号の送信を再度実行するための「リトライ」ボタン38bが設けられている。この「リトライ」ボタン38bにユーザーが触れると、携帯端末16は、運転状況要求信号を無線通信アダプタ14に向かって再度送信する、すなわちステップS180に戻る。
以上、このような空気調和機の操作システム10の構成によれば、空気調和機12を操作するための操作信号の該空気調和器12への送信が完了したことまたは送信に失敗したことがユーザーに通知され、また、操作信号受信後の空気調和機12の運転状況の情報がユーザーに通知される。これにより、携帯端末16の操作によって空気調和機12が動作しなかったときに、その理由をユーザーは知る(推測する)ことができる。
具体的に説明すると、携帯端末16に対して空気調和機12を操作するための入力を実行した後に、ユーザーが携帯端末から受ける通知は3つある。
まず、第1の通知として、携帯端末18から空気調和機12への操作信号の送信が失敗したことをユーザーに理解させる通知を、例えば図6の送信失敗通知ウィンドウ34を介して、ユーザーは携帯端末16から受ける。
次に、第2の通知として、携帯端末18から空気調和機12への操作信号の送信は成功したが、空気調和機12の運転状況の情報を携帯端末16が取得できなかったことをユーザーに理解させる通知を、例えば図5の送信完了通知ウィンドウ32と図8の状態確認失敗ウィンドウ38とを介して、ユーザーは携帯端末16から受ける。
そして、第3の通知として、携帯端末18から空気調和機12への操作信号の送信が成功し、空気調和機12の運転状況の情報を取得できたことをユーザーに理解させる通知を、例えば図5の送信完了通知ウィンドウ32と図7の運転状況情報ウィンドウ36とを介して、ユーザーは携帯端末16から受ける。
ユーザーは、第1〜第3の通知の存在を知っている。そのため、第1の通知を携帯端末16から受けた場合、ユーザーは、例えば、インターネット20の混雑等などによって一時的にまたは回線の断線によって半永久的に、携帯端末16と空気調和機12(無線通信アダプタ14)との間で通信が実行できないと推測することができる。したがって、例えば、ユーザーは、携帯端末18による空気調和機12の操作を、しばらくしてから再度試みることができる。
また、第2の通知を携帯端末16から受けた場合、ユーザーは、携帯端末16からの操作信号が空気調和機12(無線通信アダプタ14)に到達しているが、何らかの理由で空気調和機12が動作していないと推測することができる。例えば、空気調和機12の故障、主電源の切断等をユーザーは推測することができる。したがって、例えば、インターネット20の一時的な混雑によって携帯端末16からの操作信号が空気調和機12に到達していないと誤った解釈をして、携帯端末16による空気調和機12の操作を無駄に繰り返すことが回避される。
そして、第3の通知を携帯端末16から受けた場合、ユーザーは、携帯端末16の操作によって空気調和機12が対応する運転を実行していることを推測することができる。
また、上述したように、携帯端末16からの操作信号を受信した後の空気調和機12の運転状況の情報のユーザーへの提供は、例えばユーザーが図5の送信完了通知ウィンドウ32の「運転状況」ボタン32cに触れることにより、すなわちユーザーが必要とした場合に行われる。言い換えると、操作信号受信後の空気調和機12の運転状況の情報は、自動的にユーザーに提供されていない。その理由は、ユーザーが空気調和機12を視認できる位置にいる場合があるからである。すなわち、空気調和機12が視認できる位置にいるユーザーは、空気調和機12を直接見てその運転状況を確認することができるため、運転状況の情報を携帯端末16から提供される必要がない。これにより、空気調和機12が視認できる位置にいるユーザーに、携帯端末16を介して空気調和機12の動作状況を不必要に通知することが抑制される。
ここからは、空気調和機12と無線アダプタ14との接続について詳細に説明する。
図9は空気調和機12の外観を示す斜視図であって、図10は空気調和機12の内部を示す斜視図である。
図9に示すように、空気調和機12は、主に台枠によって構成されている本体12aと、本体12aの前部(空気調和機12の正面側の部分)を開閉可能に覆うフロントパネル12bとを有する。本体部12aおよびフロントパネル12bは、ほとんどの部分が合成樹脂によって作製されている。
フロントパネル12bを省略した図10に示すように、空気調和機12は、本体12aの上方部と前方部とに形成されて空気を本体12a内に吸い込むための吸込口12cと、本体12aの下方部に形成されて本体12a内の空気を外部(住居24内)に吹き出すための吹出口12dとを有する。なお、吸込口12cを介して本体12a内に空気を吸い込むとき、フロントパネル12bが開くことにより、本体12aの前方部に形成された吸込口12cが外部に露出される。また、吸込口12cと吹出口12dとの間に、吸込口12cから吹出口12dに向かう空気の流れを発生させるためのファン12eと、本体12a内に吸い込まれた空気と熱交換する熱交換器(図示せず)とが配置されている。
また、空気調和機12の本体12aの上方前方部に位置するフレーム12fに、空気調和機12を制御するための制御ボックス12gが取り付けられている。この制御ボックス12g内に運転制御部12hが収容されている。
運転制御部12hは、制御基板を有し、その制御基板に無線通信アダプタ14と接続するためのアダプタ接続用端子12iが直接的に設けられている。
なお、空気調和機12を携帯端末16によって操作するための無線通信アダプタ14が運転制御部12hのアダプタ接続用端子12iに接続されていない場合、空気調和機12は、運転制御部12hに組み込まれている制御シーケンスにしたがって空調運転を実行する。
無線通信アダプタ14は、図11に示すように、ゲートウェイ装置18と通信するための通信機本体14bと、空気調和機12の運転制御部12hのアダプタ接続用端子12iと着脱可能に接続するコネクタ14cと、通信機本体14bとコネクタ14cとを接続するリード線14dとを有する。
また、無線通信アダプタ14は、その通信機本体14bを空気調和機12(その本体部12a)または空気調和機12が設置された住居24の室内(例えば、空気調和機12が取り付けられた室内の壁面、空気調和機12近傍の室内の柱など)に取り付けるための取り付け具14eを有する。
具体的には、本実施の形態の場合、無線通信アダプタ14の取り付け具14eは、図11に示すように、一枚の薄い金属板をU字状に二つ折りすることによって作製されており、クリップ状である。また、取り付け具14eは、そのベース部14fが通信機本体14bの背面に固定されている。本実施の形態の場合、取り付け具14eのベース部14fに貫通孔14gが形成されており、その貫通穴14gに係合する突起14hが通信機本体14bの背面に形成されている。また、通信機本体14bの背面には、取り付け具14eのベース部14fが通信機本体14bの背面に沿って間に挿入される一対の係止片14iが形成されている。
また、無線通信アダプタ14の取り付け具14eは、ベース部14fに対して間隔をあけて対向する対向部14jを有する。図12に示すように、空気調和機12の本体12aのハウジングの縁12jを取り付け具14eのベース部14fと対向部14jとの間に挟持させることにより、無線通信アダプタ14の通信機本体14bを空気調和機12に取り付けることができる。なお、図12では、無線通信アダプタ14の通信機本体14bは、空気調和機12の本体12aの外部に露出した状態で取り付けられているが、外部に露出させずに本体12a内に取り付けることも可能である。
また、空気調和機12の本体12aのハウジングは、無線通信アダプタ14の取り付け具14eが挟持可能な縁12jを、吹出口12dから離れた部分に備えるのが好ましい。具体的には、空気調和機12の本体12aのハウジングは、取り付け具14eが本体12aのハウジングの縁12jを挟持した状態の通信機本体14bに対して吹出口12dから吹き出された空気が直接的に当たらない位置に、取り付け具14eが挟持可能な縁12jを備えるのが好ましい。これにより、空気調和機12の冷房運転時、吹出口12dからの大量の冷気が無線通信アダプタ14の通信機本体14bに当たることが抑制される。その結果、無線通信アダプタ14の通信機本体14bの表面に結露(水滴)が発生することが抑制され、結露(水滴)によって通信機本体14bとゲートウェイ装置18との間の通信が妨害されることが抑制される。したがって、空気調和機12が冷房運転中であっても、無線アダプタ14とゲートウェイ装置18との間の通信品質を良好に維持でき、通信の信頼性が向上する。
さらに、無線通信アダプタ14の取り付け具14eは、通信機本体14bを住居24の室内に取り付けるための前方後円形状の取り付け穴14kをその対向部14jに備える。この取り付け穴14kに、例えば室内の壁面に取り付けられたビス14lを係合させることにより、無線通信アダプタ14の通信機本体14bを室内に取り付けることができる。
このような取り付け具14eにより、無線通信アダプタ14の通信機本体14bを、空気調和機12または空気調和機12が設置された住居24の室内に取り付けることができる。すなわち、無線通信アダプタ14の通信機本体14bの設置に関して自由度が向上する。
無線通信アダプタ14の通信機本体14bを空気調和機12の内部に配置した状態で、例えば、図12に示す空気調和機12の本体12aのハウジングの縁12jを取り付け具14eが挟持する場合、通信機本体14bによって空気調和機12の外観の見栄えが損なわれることが抑制される。この場合、無線通信アダプタ14のリード線14dは、空気調和機12に内部の任意の位置に配設されて運転制御部12hのアダプタ接続用端子12iに接続される。例えば、図13および図14に示すように、リード線14dは、運転制御部12hを収容する制御ボックス12gに形成されてリード線14dを収容するリード線ガイド溝12k、ファン12eの外周に設けられたダクト12lなどを介して、運転制御部12hのアダプタ接続用端子12iに接続される。
無線通信アダプタ14の通信機本体14bを、外部に露出させずに空気調和機12内に配置すると、通信機本体14bとゲートウェイ装置18との間の通信の安定性が低下する場合がある。例えば、空気調和機12が金属製の取り付けプレート(図示せず)を介して住居24の室内の壁面に取り付けられている場合、その取り付けプレートによって通信機本体14bとゲートウェイ装置18との通信が妨害されることがある。このようなことが想定される場合、無線通信アダプタ14の通信機本体14bは、図12に示すように、空気調和機12の外部に露出した状態で、取り付け具14eを介して空気調和機12に取り付けられる。
無線通信アダプタ14の通信機本体14bを外部に露出した状態で空気調和機12に取り付けても、通信機本体14bとゲートウェイ装置18との間の通信の安定性が低い場合には、通信機本体14bは、空気調和機12から離れた位置に設置される。例えば、空気調和機12から離れた住居24の室内の壁面部分に取り付けられたビス14lに取り付け具14eの取り付け穴14kを係合させることにより、通信機本体14bが室内の壁面に取り付けられる。この場合、リード線34の一部は、空気調和機12の内部から引き出され、例えば室内の壁面に配設される。
このように、無線通信アダプタ14の通信機本体14bの設置に関して自由度が高いため、無線アダプタ14の通信機本体14bとゲートウェイ装置18との間の通信が安定する位置に通信機本体14bを設置することができる。
無線通信アダプタ14のリード線14dの配設に関連して言えば、図10に示すように、リード線14d(そのコネクタ14c)が接続される運転制御部12hのアダプタ接続用端子12iは、空気調和機12の本体12aの前部に設けるのが好ましい。例えば、図10に示すように、運転制御部12hが空気調和機12の本体12aの前部に設けられ、アダプタ接続用端子12iが直接的に運転制御部12hに設けられる。これにより、フロントパネル12bを開けることにより、リード線14dを運転制御部12hのアダプタ接続用端子12iに容易に接続することができる。その結果、リード線14dの配設を含む無線アダプタ14の設置作業を短時間で行うことができる。
本実施の形態によれば、携帯端末16によって空気調和機12を操作する場合において、携帯端末16による操作後の空気調和機12の動作状況を、必要に応じてユーザーに通知することができる。
上述の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されない。
例えば、上述の実施の形態の場合、携帯端末16と無線通信アダプタ14の通信は、中継装置であるゲートウェイ装置18を介して行われるが、本発明はこれに限らない。空気調和機の操作システム10は、図1に示す構成からゲートウェイ装置18を省略した構成であってもよい。この場合、無線通信アダプタ14がインターネット20に接続可能に構成されるおよび/または無線通信アダプタ14と携帯端末16とが直接通信可能に構成される。
また、上述の実施の形態の場合、空気調和機12の運転状況の情報は、携帯端末16から空気調和機12に操作信号を送信した後にユーザーに提供可能になるが、本発明はこれに限らない。例えば、空気調和機12の運転状況の情報は、ユーザーが所望するときに、すなわちいつでもユーザーに提供できるように空気調和機の操作システムを構成してもよい。
さらに、上述の実施の形態の場合、空気調和機を操作する携帯端末は、スマートフォンなどの汎用の携帯端末であるが、本発明はこれに限らない。例えば、空気調和機を操作するためだけの専用の携帯端末であってもよい。
さらにまた、上述の実施の形態の場合、図3に示すように、無線通信アダプタ14は、操作信号を空気調和機12に送信すると、送信完了信号を携帯端末15に送信する。また、携帯端末16は、送信完了信号を受信すると操作信号の送信完了をユーザーに通知する。本発明はこれに限らない。例えば、携帯端末16は、操作信号を無線通信アダプタ14に送信すると、操作信号の送信完了をユーザーに通知するように構成されてもよい。
加えて、図13に示すように、無線通信アダプタ14と接続するアダプタ接続用端子14iは、空気調和機12の運転制御部12hに直接的に設けられているが、例えばリード線を介することにより運転制御部12hに間接的に設けられてもよい。
この場合、アダプタ接続用端子14iを空気調和機12の任意の位置に設けることができる。例えば、アダプタ接続用端子14iを空気調和機12の外面に設けてもよい。この場合、無線通信アダプタ14が接続されていないときにアダプタ接続用端子14iを覆う、例えばキャップが設けられる。一方、図13に示すように、運転制御部12hに直接的にアダプタ接続用端子12iを設けた場合は、リード線等が不要になるため、組み立て性が向上し、またコストが低下する。
この場合、アダプタ接続用端子14iを空気調和機12の任意の位置に設けることができる。例えば、アダプタ接続用端子14iを空気調和機12の外面に設けてもよい。この場合、無線通信アダプタ14が接続されていないときにアダプタ接続用端子14iを覆う、例えばキャップが設けられる。一方、図13に示すように、運転制御部12hに直接的にアダプタ接続用端子12iを設けた場合は、リード線等が不要になるため、組み立て性が向上し、またコストが低下する。
加えてまた、無線通信アダプタ14は、空気調和機12に着脱可能に設けることに代わって、すなわち空気調和機12に後付けできるオプション部品としてではなく、空気調和機12に一体的に設けられた該空気調和機12の1つの構成要素であってもよい。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
2012年7月30日に出願された日本特許出願第2012−167971号および同年8月2日に出願された日本特許出願第2012−172265号の明細書、図面、及び特許請求の範囲の開示内容は、全体として参照されて本明細書の中に取り入れられるものである。
Claims (8)
- 家電機器の操作システムであって、
家電機器を操作するための操作信号を送信する携帯端末と、
家電機器に接続され、携帯端末からの操作信号を受信して家電機器に送信する通信装置とを有し、
携帯端末が、操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報を通信装置が携帯端末に送信するように要求するための要求信号を、ユーザーの操作によって通信装置に送信するように構成され、
通信装置が、携帯端末からの要求信号を受信すると、操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報を取得して携帯端末に送信するように構成され、
携帯端末がまた、通信装置から送信された操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報をユーザーに通知するように構成され、
携帯端末がさらに、家電機器への操作信号の送信完了をユーザーに通知すると同時に、要求信号を送信するための操作をユーザーに促すように構成されている、家電機器の操作システム。 - インターネットに接続されたルーター装置と、
通信装置と携帯端末との通信を中継する中継装置をさらに有し、
携帯端末と中継装置とが、携帯端末と中継装置との間でルーター装置のみを介して通信する第1の通信と、インターネットおよびルーター装置を介して携帯端末と中継装置との間で通信する第2の通信とを実行可能に構成され、
携帯端末が、携帯端末を介するユーザーによる第1の通信または第2の通信の選択が実行できるように構成されている、請求項1に記載の家電機器の操作システム。 - 家電機器が空気調和機であり、
通信装置が、空調運転を制御する空気調和機の運転制御部に接続されている、請求項1から2のいずれか一項に記載の家電機器の操作システム。 - 通信装置が、
中継装置と通信する通信機本体と、
空気調和機の運転制御部が備える通信装置接続用端子と着脱可能に接続するためのコネクタと、
通信機本体とコネクタとを接続するリード線と、
通信機本体を空気調和機または空気調和機が設置された室内に取り付けるための取り付け具とを有する、請求項3に記載の家電機器の操作システム。 - 空気調和機が、本体と、本体の前部を開閉可能に覆うフロントパネルとを有し、
空気調和機の運転制御部の通信装置接続用端子が、空気調和機の本体の前部に設けられ、
通信装置の取り付け具が、空気調和機の本体のハウジングの縁を挟持するように構成されている、請求項4に記載の家電機器の操作システム。 - 空気調和機の本体のハウジングは、取り付け具がハウジングの縁を挟持した状態の通信機本体に対して空気調和機の吹出口から吹き出された空気が直接的に当たらない位置に、取り付け具が挟持可能な縁を備える、請求項5に記載の家電機器の操作システム。
- 空気調和機の運転制御部が該空気調和機の本体の前部に設けられ、
通信装置接続用端子が運転制御部に直接的に設けられている、請求項4に記載の家電機器の操作システム。 - 通信可能な携帯端末にインストールされ、家電機器を操作するためのプログラムであって、
携帯端末を、
家電機器を操作するための操作信号を、家電機器に接続され、携帯端末からの操作信号を受信して家電機器に送信する通信装置に対して送信する手段、
操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報を通信装置が携帯端末に送信するように要求するための要求信号を、ユーザーの操作によって通信装置に送信する手段、
通信装置から送信された操作信号受信後の家電機器の運転状況の情報をユーザーに通知する手段、且つ、
家電機器への操作信号の送信完了をユーザーに通知すると同時に、要求信号を送信するための操作をユーザーに促す手段、として機能させるための家電機器を操作するためのプログラム。
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