JP2004032330A - 各種機器の遠隔サポートシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】近来、家庭内の各種機器を、電話回線を介して外部から制御するようにしたシステムが提案されているが、従来のこのような提案では、家庭内の各種機器を個別的に制御するものが殆どであり、家庭内の各種機器を統合的に制御するようには構成されていない。
【解決手段】そこで本発明では、端末側システムを設けた複数の家庭機器と、遠隔のサポートセンターに設置したサポートシステムとから構成し、複数の家庭機器の夫々の端末側システムを、家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムに通信回線を介して接続すると共に、サポートシステムと、家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムを通信回線を介して接続し、サポートシステムによる家庭機器の夫々のサポートを家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムを介して行う構成とした遠隔サポートシステムを提案する。
【選択図】 図1
【解決手段】そこで本発明では、端末側システムを設けた複数の家庭機器と、遠隔のサポートセンターに設置したサポートシステムとから構成し、複数の家庭機器の夫々の端末側システムを、家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムに通信回線を介して接続すると共に、サポートシステムと、家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムを通信回線を介して接続し、サポートシステムによる家庭機器の夫々のサポートを家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムを介して行う構成とした遠隔サポートシステムを提案する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、風呂等の家庭内にある各種機器を遠隔サポートするための各種機器の遠隔サポートシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近来、家庭内の各種機器を、電話回線を介して外部から制御するようにしたシステムが提案されている。例えば、電話回線を介しての操作により風呂を運転したり、電話回線を介して家庭に設置したカメラを操作して画像を監視する等のシステムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のこのような提案では、家庭内の各種機器を個別的に制御するものが殆どであり、家庭内の各種機器を統合的に制御するようには構成されていない。
【0004】
また従来の提案では、家庭内の各種機器の動作状態の監視を行うこと、特にそれらの機器を統合的に監視して、動作の異常を検出するような点は想定していない。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたもので、家庭内の各種機器の運転状態を統合的に監視すると共に、それらの各種機器の運転を遠隔で制御可能とすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明では、通信機能を有するコンピュータ応用システムとして構成した端末側システムを設けた複数の家庭機器と、遠隔のサポートセンターに設置したサポートシステムとから構成し、複数の家庭機器のいずれかに家庭内センター機能を設けて、複数の家庭機器の夫々の端末側システムを、上記家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムに通信回線を介して接続すると共に、上記サポートシステムと、家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムを通信回線を介して接続した構成とし、サポートセンターのサポートシステムによる家庭機器の夫々のサポートを家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムを介して行う構成とした各種機器の遠隔サポートシステムを提案する。
【0006】
そして本発明では、以上の構成において、上記サポートは、サポートシステム側から端末側システムへのステータス要求のステップと、それに対応したステータス通知のステップとから構成することを提案する。
【0007】
また本発明では、以上の構成において、上記サポートは、端末側システムからサポートシステム側への異常ステータス通知のステップと、サポートシステム側から端末側システムへのステータス情報要求のステップと、端末側システムからサポートシステム側へのステータス情報の通知のステップと、サポートセンターにおけるステータス情報の判定のステップと、サポートシステム側から端末側システムへの復旧データの送信のステップとから構成することを提案する。
【0008】
また本発明では、以上の構成において、上記サポートは、家庭機器以外の端末側システムからサポートシステム側への、家庭機器のステータス要求のステップと、サポートシステム側から家庭機器の端末側システムへのステータス要求のステップと、家庭機器の端末側システムからサポートシステム側へのステータス情報の通知のステップと、サポートシステム側から上記家庭機器以外の端末側システムへの、家庭機器のステータス情報の通知のステップと、当該家庭機器以外の端末側システムからサポートシステム側への、家庭機器の操作要求のステップと、サポートシステム側から家庭機器の端末側システムへの、家庭機器の操作要求のステップと、家庭機器の端末側システムからサポートシステム側への、家庭機器のステータス情報の通知のステップと、サポートシステム側から上記家庭機器以外の端末側システムへの、家庭機器のステータス情報の通知のステップとから構成することを提案する。
【0009】
以上の本発明によれば、複数の家庭機器に、通信機能を有するコンピュータ応用システムとして構成した端末側システムを設置して、これらを通信回線で接続すると共に、これらの端末側システムの中のいずれかを家庭内センターとして機能させることにより、家庭機器を、この家庭内センター機能により統合的にアクセスすることができる。
【0010】
そしてこの家庭内センター機能を設けた端末側システムと、企業等のサポートセンターに設置したサポートシステムとを通信回線で接続することにより、サポートセンターのサポートシステムによる家庭機器の夫々のサポートを家庭内センター機能を設けた端末側システムを介して行うことができる。
【0011】
サポートとしては、各種機器の動作異常を診断して、それを復旧したり、又は家庭機器の操作を、外部において端末側システムにより、サポートシステムを介して行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
図1は本発明に係る各種機器の遠隔サポートシステムの実施の形態を概念的に示す系統図である。
図中、2点鎖線の枠は家庭を示すもので、図では家庭A,B,Cが示されている。また1点鎖線の枠はサポートセンターを示すもので、このサポートセンターSは、一般には夫々の家庭A,B,C,…から遠隔に設置されている。
【0013】
符号1(1a,1b,1c,1d,1e,…)は家庭内に設置されている各種家庭機器を示すもので、これらの家庭機器1には通信機能を有するコンピュータ応用システムとして構成した端末側システム2(2a,2b,2c,2d,2e,…)を備えている。そして、これらの家庭機器1の端末側システム2のいずれか、この場合家庭機器1aの端末側システム2aに家庭内センター機能部3を設けており、複数の家庭機器1b,1c,1d,1e,…の夫々の端末側システム2b,2c,2d,2e,…を、上記家庭内センター機能を設けた家庭機器1aの端末側システム2aに通信回線4を介して接続している。この構成により、家庭機器1aの端末側システム2aは、その家庭内センター機能により、通信回線4を介して接続された家庭機器の夫々の端末側システム2b,2c,2d,2e,…にアクセス可能に構成される。
【0014】
符号5はサポートセンターSに設けたサポートシステムを示すものであり、このサポートシステム5と、上記家庭内センター機能部3を設けた家庭機器1aの端末側システム2aを通信回線6を介して接続した構成としている。
【0015】
ここで上記構成要素の具体例を説明すると、例えば家庭機器1b,1c,1d,1e,…は、夫々冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、…であり、また家庭機器1aは、これらの家庭機器1b,1c,1d,1e,…を中央管理するための中央管理機器として構成したものである。これらの家庭機器1の端末側システム2は、有線又は無線の通信回線4により接続することができる。また、家庭内センター機能部3を設けた家庭機器1aの端末側システム2aと、サポートセンターSのサポートシステム5を接続する通信回線6としては公衆通信回線、ISDN等の適宜の通信回線を利用することができる。
【0016】
以上の構成により、サポートセンターSのサポートシステム5による家庭機器1の夫々のサポートを家庭内センター機能部3を設けた家庭機器1aの端末側システム2aを介して行うことができる。
【0017】
このようなサポートとしては、▲1▼遠隔診断機能、▲2▼遠隔監視機能、▲3▼データ配信機能が実現可能であり、これらを簡単に説明すると、以下の通りである。
まず遠隔診断機能では、各家庭機器1の動作の異常の診断と対処を、▲1▼家庭機器1の端末側システムに設けた自己診断機能によるシステムチェック、▲2▼サポートセンターのサポートシステムからの診断プログラムの送付によるチェック、▲3▼サポートセンターからの一定周期によるチェック等の処理により行うことができる。
【0018】
次に遠隔監視機能では、サポートセンターSのサポートシステム5による家庭機器1の動作の遠隔監視を、▲1▼サポートシステム5による各家庭機器1の動作情報を端末側システム2を介して取得、▲2▼サポートシステム5から端末側システム2を介しての家庭機器1の操作、▲3▼サポートシステム5による家庭機器1の動作を端末側システム2を介してモニタ監視、▲4▼他の家庭機器1の端末側システム2からサポートセンターSのサポートシステム5を介しての、家庭機器1の動作情報取得、▲5▼他の家庭機器1の端末側システム2からサポートセンターSのサポートシステム5を介しての家庭機器1の操作等の処理により行うことができる。
【0019】
次にデータ配信機能では、サポートセンターSのサポートシステム5から、複数の家庭機器1の端末側システム2に、共通のデータの配信を行うことができる。
【0020】
次に、サポートの実施の形態の具体例を図を参照して説明する。
まず図2はサポートセンターSのサポートシステム5により、例えばサポート登録された家庭Aの、サポート登録された適数の家庭機器1の情報管理を行うサポートの形態を示すものである。尚、図中の()で括られた数値は時系列を示すものである。
このサポート形態は、家庭Aの家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aの家庭内センター機能による、他の家庭機器1b,1c,1d,…のサポートと、サポートセンターSのサポートシステム5による家庭機器1b,1c,1d,…のサポートとから成る。
即ち、このサポート形態では、家庭機器1aの端末側システム2aから、他の家庭機器1b,1c,1d,…の夫々の端末側システム2b,2c,2d,…にステータス要求を発するステップ(1)と、ステータス要求を受けた端末側システム2が、その家庭機器1のステータス、即ち動作状況を検出して、家庭機器1aの端末側システム2aにステータスを通知するステップ(2)とから、家庭機器1aの端末側システム2aに、管理する全ての家庭機器1b,1c,1d,…のステータス情報を収集することが行われる。このようなステータス情報の収集は、例えば1時間に1回等の予め設定された時間間隔で行われる。
そしてサポートセンターSのサポートシステム5は、例えば24時間に1回等の予め設定された時間間隔で、ステップ(3)において、家庭Aの家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aに、サポート登録されている家庭機器1b、1c、…のステータス要求を発する。
次いで、ステータス要求を受けた家庭機器1aの端末側システム2aは、ステップ(4)において、予め収集されている家庭機器1b、1c、…のステータスの情報に、自体のステータスの情報を付加してサポートセンターSのサポートシステム5に通知する。
【0021】
こうしてサポートセンターSのサポートシステム5は、自体からのステータス要求により、サポート登録された家庭の、サポート登録された適数の家庭機器1の動作状況の情報を得ることができ、これをサポートセンターSに構成したデータベース7に蓄積して遠隔にて管理を行うことができる。
【0022】
この際、各家庭においては、家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aに、管理する全ての家庭機器1b,1c,1d,…のステータス情報が収集されているので、サポートシステム5からのステータス要求に対して即座にステータス通知を行うことができる。
【0023】
次に図3は他のサポート形態を示すものである。この図においても、図中の()で括られた数値は時系列を示すものである。
このサポート形態では、まずステップ(1)において、動作異常等のエラーが生じた家庭機器、例えば家庭機器1dから、家庭Aの家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aに、ステータス通知、この場合、エラーの通知が発せられる。
次いでステータス要求を受けた家庭機器1aの端末側システム2aは、ステップ(2)において、サポートセンターSのサポートシステム5にステータス(エラー)通知を行う。
次いでステータス(エラー)通知を受けたサポートシステム5は、異常発生の原因を調査するための情報を得るために、ステップ(3)において、家庭機器1aの端末側システム2aに、当該家庭機器1dに関するステータス情報、即ち動作状況等の詳細な情報の要求を行う。
次いでステータス情報要求を受けた家庭機器1aの端末側システム2aは、ステップ(4)において、指定された家庭機器1dの端末側システム2dにステータス情報要求を発する。
ステータス情報要求を受けた端末側システム2dは、ステップ(5)において、家庭機器1dのステータス、即ち動作状況を検出して、家庭機器1aの端末側システム2aにステータス情報を通知する。
次いで家庭機器1dのステータス情報の通知を受けた、家庭機器1aの端末側システム2aは、ステップ(6)において、そのステータスをサポートセンターSのサポートシステム5に通知する。
ステータス情報を受けたサポートシステム5は、ステップ(7)において、そのステータス情報を解析して、オンラインにて復旧が可能か否かを判断し、例えば家庭機器1dの制御プログラム等における書換可能なデータに、壊れた部分を発見した場合には、データの書換による復旧の方法の指定と、そのデータを家庭機器1aの端末側システム2aに送信する。
またステップ(7)において、オンラインにおける復旧が困難と判断した場合には、サポートシステム5は、その旨を家庭機器1aの端末側システム2aに送信し、サポート要員の派遣による復旧に移行する。
ステップ(7)において、データの書換による復旧の方法の指定と、そのデータをサポートシステム5から受け取った家庭機器1aの端末側システム2aは、ステップ(8)において、そのデータを当該家庭機器1dの端末側システム2dに送信し、端末側システム2dにおいて家庭機器1dの該当データを書き換えることにより、家庭機器をエラーから復旧することができる。
【0024】
このサポート形態では、上述した流れにより、家庭機器の端末側システムが、自己診断により異常を発見した場合に、サポートセンターSのサポートシステム5に通知することにより、遠隔で復旧動作を行うことができる。
【0025】
次に図4は、更に他のサポート形態を示すものである。この図においても、図中の()で括られた数値は時系列を示すものである。このサポート形態は、サポートセンターSのサポートシステム5に予めサポート登録されている家庭の、サポート登録されている家庭機器から、他の家庭機器の遠隔操作を行うことができるものである。
まず家庭機器1fは、家庭Aの家庭機器として予めサポートセンターSのサポートシステム5に登録されているもので、この場合は、携帯電話を想定している。この家庭機器1fによって、家庭機器1e、この場合は、エアコンのタイマを設定する操作を行うことが、このサポート形態の内容である。
【0026】
まずステップ(1)において家から離れた個所に移動した家庭機器1fの端末側システム2fによりサポートセンターSのサポートシステム5に、家庭機器1eのステータス要求を発する。
ステータス要求を受けたサポートシステム5は、ステップ(2)において、家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aに家庭機器1fに関するステータス要求を発する。
ステータス要求を受けた端末側システム2aは、ステップ(3)において、指定された家庭機器1eの端末側システム2eにステータス要求を発する。
ステータス要求を受けた端末側システム2eは、ステップ(4)において、家庭機器1aの端末側システム2aにステータス情報を通知する。
ステータス情報の通知を受けた端末側システム2aは、ステップ(5)において、サポートセンターSのサポートシステム5にステータス情報を通知する。
ステータス情報の通知を受けたサポートシステム5は、ステップ(6)において、家庭機器1fの端末側システム2fに、家庭機器1eに関するステータス情報を通知する。こうして、家の家庭機器1eのステータス情報を、遠隔の家庭機器1fにおいて知ることができる。例えば、この場合は、エアコンのタイマがONかOFFかである。
次いで、OFF状態のエアコンのタイマをONとしたい場合には、ステップ(7)において、家庭機器1fからサポートセンターSのサポートシステム5に、家庭機器1eの操作要求、この場合、エアコンのタイマをONとする操作要求を発する。
操作要求を受けたサポートシステム5は、ステップ(8)において、家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aに家庭機器1eの操作要求を発する。
操作要求を受けた端末側システム2aは、ステップ(9)において、指定された家庭機器1eの端末側システム2eに操作要求を発する。
操作要求を受けた端末側システム2eは、家庭機器1eであるエアコンのタイマを操作要求通りONとした後、ステップ(10)において、その旨のステータス情報を端末側システム2aに通知する。
このようにステータス情報の通知を受けた端末側システム2aは、ステップ(11)において、サポートセンターSのサポートシステム5にステータス情報を通知する。
このようなステータス情報の通知を受けたサポートシステム5は、ステップ(12)において、端末側システム2fに、家庭機器1eに関するステータス情報、即ちタイマがONとなった旨の情報を通知する。
以上の流れにより、家にある家庭機器1eの操作を、遠隔の家庭機器1fにおいて行うことができる。
【0027】
以上に説明したサポート形態のサポートを行うために、サポートセンターSのサポートシステム5には、図5に示すように、サポートを行うべき家庭及びその家庭機器を識別するための手段が必要であり、その手段として、サポートシステム5には、家庭内センターとしての
家庭機器1aと、それによって家庭内で管理していて、しかもサポートシステム5によりサポートを受けるべく登録した家庭機器1b,1e,…等の登録手段を有している。
【0028】
この登録手段における登録項目の一例は、次の通りである。
端末側システム2a
端末ID :サポートセンターに接続する端末ID
端末Password :端末IDに対するPassword
特権 :所有者/グループ/その他
機器インデックス :端末側システム2aに接続している機器数
機器インデックスアドレス:下表による機器インデックスの先頭アドレス
端末側システム2b
端末ID
端末Password
特権
機器インデックス
機器インデックスアドレス
・
・
・
端末側システム2n
端末ID
端末Password
特権
機器インデックス
機器インデックスアドレス
機器インデックス(夫々の端末側システムにつき形成)
機器1b
機器ID :接続している機器のID
機器Password :機器IDに対するPassword
特権 :所有者/グループ/その他
機器1c
機器ID :接続している機器のID
機器Password :機器IDに対するPassword
特権 :所有者/グループ/その他
・
・
・
機器1n
機器ID :接続している機器のID
機器Password :機器IDに対するPassword
特権 :所有者/グループ/その他
尚、上記項目「特権」は、各端末側システム、各家庭機器に対して指定することにより、サポートセンターSのサポートシステム5が有する個々のサポート機能の利用に制限をかけるためのものである。
【0029】
【発明の効果】
本発明は以上の通りであるので、以下に示すような数々の効果を有する。
1.複数の家庭機器に通信機能を有するコンピュータ応用システムとして構成した端末側システムを設置して、これらを通信回線で接続すると共に、これらの端末側システムの中のいずれかに家庭内センター機能を設けることにより、家庭機器を、この家庭内センター機能により統合的にアクセスすることができる。
2.そして、この家庭内センター機能を設けた端末側システムと、企業等のサポートセンターに設置したサポートシステムとを通信回線で接続することにより、サポートセンターのサポートシステムによる家庭機器の夫々のサポートを家庭内センター機能を設けた端末側システムを介して行うことができる。
3.サポートとしては、各種機器の動作異常を診断して、それを復旧したり、又は家庭機器の操作を、外部において端末側システムにより、サポートシステムを介して行うことができるというような、多様な動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る各種機器の遠隔サポートシステムの実施の形態を概念的に示す系統図である。
【図2】本発明のシステムによるサポートの第1の実施の形態を示す系床板説明図である。
【図3】本発明のシステムによるサポートの第2の実施の形態を示す系床板説明図である。
【図4】本発明のシステムによるサポートの第3の実施の形態を示す系床板説明図である。
【図5】サポートセンターのサポートシステムにおける家庭及び家庭機器のサポート形態を概念的に示す系統図である。
【符号の説明】
1(1a,1b,1c,1d,1e,1f,…) 家庭機器
2(2a,2b,2c,2d,2e,2f,…) 端末側システム
3 家庭内センター機能部
4 通信回線
5 サポートシステム
6 通信回線
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、風呂等の家庭内にある各種機器を遠隔サポートするための各種機器の遠隔サポートシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近来、家庭内の各種機器を、電話回線を介して外部から制御するようにしたシステムが提案されている。例えば、電話回線を介しての操作により風呂を運転したり、電話回線を介して家庭に設置したカメラを操作して画像を監視する等のシステムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のこのような提案では、家庭内の各種機器を個別的に制御するものが殆どであり、家庭内の各種機器を統合的に制御するようには構成されていない。
【0004】
また従来の提案では、家庭内の各種機器の動作状態の監視を行うこと、特にそれらの機器を統合的に監視して、動作の異常を検出するような点は想定していない。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたもので、家庭内の各種機器の運転状態を統合的に監視すると共に、それらの各種機器の運転を遠隔で制御可能とすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明では、通信機能を有するコンピュータ応用システムとして構成した端末側システムを設けた複数の家庭機器と、遠隔のサポートセンターに設置したサポートシステムとから構成し、複数の家庭機器のいずれかに家庭内センター機能を設けて、複数の家庭機器の夫々の端末側システムを、上記家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムに通信回線を介して接続すると共に、上記サポートシステムと、家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムを通信回線を介して接続した構成とし、サポートセンターのサポートシステムによる家庭機器の夫々のサポートを家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムを介して行う構成とした各種機器の遠隔サポートシステムを提案する。
【0006】
そして本発明では、以上の構成において、上記サポートは、サポートシステム側から端末側システムへのステータス要求のステップと、それに対応したステータス通知のステップとから構成することを提案する。
【0007】
また本発明では、以上の構成において、上記サポートは、端末側システムからサポートシステム側への異常ステータス通知のステップと、サポートシステム側から端末側システムへのステータス情報要求のステップと、端末側システムからサポートシステム側へのステータス情報の通知のステップと、サポートセンターにおけるステータス情報の判定のステップと、サポートシステム側から端末側システムへの復旧データの送信のステップとから構成することを提案する。
【0008】
また本発明では、以上の構成において、上記サポートは、家庭機器以外の端末側システムからサポートシステム側への、家庭機器のステータス要求のステップと、サポートシステム側から家庭機器の端末側システムへのステータス要求のステップと、家庭機器の端末側システムからサポートシステム側へのステータス情報の通知のステップと、サポートシステム側から上記家庭機器以外の端末側システムへの、家庭機器のステータス情報の通知のステップと、当該家庭機器以外の端末側システムからサポートシステム側への、家庭機器の操作要求のステップと、サポートシステム側から家庭機器の端末側システムへの、家庭機器の操作要求のステップと、家庭機器の端末側システムからサポートシステム側への、家庭機器のステータス情報の通知のステップと、サポートシステム側から上記家庭機器以外の端末側システムへの、家庭機器のステータス情報の通知のステップとから構成することを提案する。
【0009】
以上の本発明によれば、複数の家庭機器に、通信機能を有するコンピュータ応用システムとして構成した端末側システムを設置して、これらを通信回線で接続すると共に、これらの端末側システムの中のいずれかを家庭内センターとして機能させることにより、家庭機器を、この家庭内センター機能により統合的にアクセスすることができる。
【0010】
そしてこの家庭内センター機能を設けた端末側システムと、企業等のサポートセンターに設置したサポートシステムとを通信回線で接続することにより、サポートセンターのサポートシステムによる家庭機器の夫々のサポートを家庭内センター機能を設けた端末側システムを介して行うことができる。
【0011】
サポートとしては、各種機器の動作異常を診断して、それを復旧したり、又は家庭機器の操作を、外部において端末側システムにより、サポートシステムを介して行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
図1は本発明に係る各種機器の遠隔サポートシステムの実施の形態を概念的に示す系統図である。
図中、2点鎖線の枠は家庭を示すもので、図では家庭A,B,Cが示されている。また1点鎖線の枠はサポートセンターを示すもので、このサポートセンターSは、一般には夫々の家庭A,B,C,…から遠隔に設置されている。
【0013】
符号1(1a,1b,1c,1d,1e,…)は家庭内に設置されている各種家庭機器を示すもので、これらの家庭機器1には通信機能を有するコンピュータ応用システムとして構成した端末側システム2(2a,2b,2c,2d,2e,…)を備えている。そして、これらの家庭機器1の端末側システム2のいずれか、この場合家庭機器1aの端末側システム2aに家庭内センター機能部3を設けており、複数の家庭機器1b,1c,1d,1e,…の夫々の端末側システム2b,2c,2d,2e,…を、上記家庭内センター機能を設けた家庭機器1aの端末側システム2aに通信回線4を介して接続している。この構成により、家庭機器1aの端末側システム2aは、その家庭内センター機能により、通信回線4を介して接続された家庭機器の夫々の端末側システム2b,2c,2d,2e,…にアクセス可能に構成される。
【0014】
符号5はサポートセンターSに設けたサポートシステムを示すものであり、このサポートシステム5と、上記家庭内センター機能部3を設けた家庭機器1aの端末側システム2aを通信回線6を介して接続した構成としている。
【0015】
ここで上記構成要素の具体例を説明すると、例えば家庭機器1b,1c,1d,1e,…は、夫々冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、…であり、また家庭機器1aは、これらの家庭機器1b,1c,1d,1e,…を中央管理するための中央管理機器として構成したものである。これらの家庭機器1の端末側システム2は、有線又は無線の通信回線4により接続することができる。また、家庭内センター機能部3を設けた家庭機器1aの端末側システム2aと、サポートセンターSのサポートシステム5を接続する通信回線6としては公衆通信回線、ISDN等の適宜の通信回線を利用することができる。
【0016】
以上の構成により、サポートセンターSのサポートシステム5による家庭機器1の夫々のサポートを家庭内センター機能部3を設けた家庭機器1aの端末側システム2aを介して行うことができる。
【0017】
このようなサポートとしては、▲1▼遠隔診断機能、▲2▼遠隔監視機能、▲3▼データ配信機能が実現可能であり、これらを簡単に説明すると、以下の通りである。
まず遠隔診断機能では、各家庭機器1の動作の異常の診断と対処を、▲1▼家庭機器1の端末側システムに設けた自己診断機能によるシステムチェック、▲2▼サポートセンターのサポートシステムからの診断プログラムの送付によるチェック、▲3▼サポートセンターからの一定周期によるチェック等の処理により行うことができる。
【0018】
次に遠隔監視機能では、サポートセンターSのサポートシステム5による家庭機器1の動作の遠隔監視を、▲1▼サポートシステム5による各家庭機器1の動作情報を端末側システム2を介して取得、▲2▼サポートシステム5から端末側システム2を介しての家庭機器1の操作、▲3▼サポートシステム5による家庭機器1の動作を端末側システム2を介してモニタ監視、▲4▼他の家庭機器1の端末側システム2からサポートセンターSのサポートシステム5を介しての、家庭機器1の動作情報取得、▲5▼他の家庭機器1の端末側システム2からサポートセンターSのサポートシステム5を介しての家庭機器1の操作等の処理により行うことができる。
【0019】
次にデータ配信機能では、サポートセンターSのサポートシステム5から、複数の家庭機器1の端末側システム2に、共通のデータの配信を行うことができる。
【0020】
次に、サポートの実施の形態の具体例を図を参照して説明する。
まず図2はサポートセンターSのサポートシステム5により、例えばサポート登録された家庭Aの、サポート登録された適数の家庭機器1の情報管理を行うサポートの形態を示すものである。尚、図中の()で括られた数値は時系列を示すものである。
このサポート形態は、家庭Aの家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aの家庭内センター機能による、他の家庭機器1b,1c,1d,…のサポートと、サポートセンターSのサポートシステム5による家庭機器1b,1c,1d,…のサポートとから成る。
即ち、このサポート形態では、家庭機器1aの端末側システム2aから、他の家庭機器1b,1c,1d,…の夫々の端末側システム2b,2c,2d,…にステータス要求を発するステップ(1)と、ステータス要求を受けた端末側システム2が、その家庭機器1のステータス、即ち動作状況を検出して、家庭機器1aの端末側システム2aにステータスを通知するステップ(2)とから、家庭機器1aの端末側システム2aに、管理する全ての家庭機器1b,1c,1d,…のステータス情報を収集することが行われる。このようなステータス情報の収集は、例えば1時間に1回等の予め設定された時間間隔で行われる。
そしてサポートセンターSのサポートシステム5は、例えば24時間に1回等の予め設定された時間間隔で、ステップ(3)において、家庭Aの家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aに、サポート登録されている家庭機器1b、1c、…のステータス要求を発する。
次いで、ステータス要求を受けた家庭機器1aの端末側システム2aは、ステップ(4)において、予め収集されている家庭機器1b、1c、…のステータスの情報に、自体のステータスの情報を付加してサポートセンターSのサポートシステム5に通知する。
【0021】
こうしてサポートセンターSのサポートシステム5は、自体からのステータス要求により、サポート登録された家庭の、サポート登録された適数の家庭機器1の動作状況の情報を得ることができ、これをサポートセンターSに構成したデータベース7に蓄積して遠隔にて管理を行うことができる。
【0022】
この際、各家庭においては、家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aに、管理する全ての家庭機器1b,1c,1d,…のステータス情報が収集されているので、サポートシステム5からのステータス要求に対して即座にステータス通知を行うことができる。
【0023】
次に図3は他のサポート形態を示すものである。この図においても、図中の()で括られた数値は時系列を示すものである。
このサポート形態では、まずステップ(1)において、動作異常等のエラーが生じた家庭機器、例えば家庭機器1dから、家庭Aの家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aに、ステータス通知、この場合、エラーの通知が発せられる。
次いでステータス要求を受けた家庭機器1aの端末側システム2aは、ステップ(2)において、サポートセンターSのサポートシステム5にステータス(エラー)通知を行う。
次いでステータス(エラー)通知を受けたサポートシステム5は、異常発生の原因を調査するための情報を得るために、ステップ(3)において、家庭機器1aの端末側システム2aに、当該家庭機器1dに関するステータス情報、即ち動作状況等の詳細な情報の要求を行う。
次いでステータス情報要求を受けた家庭機器1aの端末側システム2aは、ステップ(4)において、指定された家庭機器1dの端末側システム2dにステータス情報要求を発する。
ステータス情報要求を受けた端末側システム2dは、ステップ(5)において、家庭機器1dのステータス、即ち動作状況を検出して、家庭機器1aの端末側システム2aにステータス情報を通知する。
次いで家庭機器1dのステータス情報の通知を受けた、家庭機器1aの端末側システム2aは、ステップ(6)において、そのステータスをサポートセンターSのサポートシステム5に通知する。
ステータス情報を受けたサポートシステム5は、ステップ(7)において、そのステータス情報を解析して、オンラインにて復旧が可能か否かを判断し、例えば家庭機器1dの制御プログラム等における書換可能なデータに、壊れた部分を発見した場合には、データの書換による復旧の方法の指定と、そのデータを家庭機器1aの端末側システム2aに送信する。
またステップ(7)において、オンラインにおける復旧が困難と判断した場合には、サポートシステム5は、その旨を家庭機器1aの端末側システム2aに送信し、サポート要員の派遣による復旧に移行する。
ステップ(7)において、データの書換による復旧の方法の指定と、そのデータをサポートシステム5から受け取った家庭機器1aの端末側システム2aは、ステップ(8)において、そのデータを当該家庭機器1dの端末側システム2dに送信し、端末側システム2dにおいて家庭機器1dの該当データを書き換えることにより、家庭機器をエラーから復旧することができる。
【0024】
このサポート形態では、上述した流れにより、家庭機器の端末側システムが、自己診断により異常を発見した場合に、サポートセンターSのサポートシステム5に通知することにより、遠隔で復旧動作を行うことができる。
【0025】
次に図4は、更に他のサポート形態を示すものである。この図においても、図中の()で括られた数値は時系列を示すものである。このサポート形態は、サポートセンターSのサポートシステム5に予めサポート登録されている家庭の、サポート登録されている家庭機器から、他の家庭機器の遠隔操作を行うことができるものである。
まず家庭機器1fは、家庭Aの家庭機器として予めサポートセンターSのサポートシステム5に登録されているもので、この場合は、携帯電話を想定している。この家庭機器1fによって、家庭機器1e、この場合は、エアコンのタイマを設定する操作を行うことが、このサポート形態の内容である。
【0026】
まずステップ(1)において家から離れた個所に移動した家庭機器1fの端末側システム2fによりサポートセンターSのサポートシステム5に、家庭機器1eのステータス要求を発する。
ステータス要求を受けたサポートシステム5は、ステップ(2)において、家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aに家庭機器1fに関するステータス要求を発する。
ステータス要求を受けた端末側システム2aは、ステップ(3)において、指定された家庭機器1eの端末側システム2eにステータス要求を発する。
ステータス要求を受けた端末側システム2eは、ステップ(4)において、家庭機器1aの端末側システム2aにステータス情報を通知する。
ステータス情報の通知を受けた端末側システム2aは、ステップ(5)において、サポートセンターSのサポートシステム5にステータス情報を通知する。
ステータス情報の通知を受けたサポートシステム5は、ステップ(6)において、家庭機器1fの端末側システム2fに、家庭機器1eに関するステータス情報を通知する。こうして、家の家庭機器1eのステータス情報を、遠隔の家庭機器1fにおいて知ることができる。例えば、この場合は、エアコンのタイマがONかOFFかである。
次いで、OFF状態のエアコンのタイマをONとしたい場合には、ステップ(7)において、家庭機器1fからサポートセンターSのサポートシステム5に、家庭機器1eの操作要求、この場合、エアコンのタイマをONとする操作要求を発する。
操作要求を受けたサポートシステム5は、ステップ(8)において、家庭内センターである家庭機器1aの端末側システム2aに家庭機器1eの操作要求を発する。
操作要求を受けた端末側システム2aは、ステップ(9)において、指定された家庭機器1eの端末側システム2eに操作要求を発する。
操作要求を受けた端末側システム2eは、家庭機器1eであるエアコンのタイマを操作要求通りONとした後、ステップ(10)において、その旨のステータス情報を端末側システム2aに通知する。
このようにステータス情報の通知を受けた端末側システム2aは、ステップ(11)において、サポートセンターSのサポートシステム5にステータス情報を通知する。
このようなステータス情報の通知を受けたサポートシステム5は、ステップ(12)において、端末側システム2fに、家庭機器1eに関するステータス情報、即ちタイマがONとなった旨の情報を通知する。
以上の流れにより、家にある家庭機器1eの操作を、遠隔の家庭機器1fにおいて行うことができる。
【0027】
以上に説明したサポート形態のサポートを行うために、サポートセンターSのサポートシステム5には、図5に示すように、サポートを行うべき家庭及びその家庭機器を識別するための手段が必要であり、その手段として、サポートシステム5には、家庭内センターとしての
家庭機器1aと、それによって家庭内で管理していて、しかもサポートシステム5によりサポートを受けるべく登録した家庭機器1b,1e,…等の登録手段を有している。
【0028】
この登録手段における登録項目の一例は、次の通りである。
端末側システム2a
端末ID :サポートセンターに接続する端末ID
端末Password :端末IDに対するPassword
特権 :所有者/グループ/その他
機器インデックス :端末側システム2aに接続している機器数
機器インデックスアドレス:下表による機器インデックスの先頭アドレス
端末側システム2b
端末ID
端末Password
特権
機器インデックス
機器インデックスアドレス
・
・
・
端末側システム2n
端末ID
端末Password
特権
機器インデックス
機器インデックスアドレス
機器インデックス(夫々の端末側システムにつき形成)
機器1b
機器ID :接続している機器のID
機器Password :機器IDに対するPassword
特権 :所有者/グループ/その他
機器1c
機器ID :接続している機器のID
機器Password :機器IDに対するPassword
特権 :所有者/グループ/その他
・
・
・
機器1n
機器ID :接続している機器のID
機器Password :機器IDに対するPassword
特権 :所有者/グループ/その他
尚、上記項目「特権」は、各端末側システム、各家庭機器に対して指定することにより、サポートセンターSのサポートシステム5が有する個々のサポート機能の利用に制限をかけるためのものである。
【0029】
【発明の効果】
本発明は以上の通りであるので、以下に示すような数々の効果を有する。
1.複数の家庭機器に通信機能を有するコンピュータ応用システムとして構成した端末側システムを設置して、これらを通信回線で接続すると共に、これらの端末側システムの中のいずれかに家庭内センター機能を設けることにより、家庭機器を、この家庭内センター機能により統合的にアクセスすることができる。
2.そして、この家庭内センター機能を設けた端末側システムと、企業等のサポートセンターに設置したサポートシステムとを通信回線で接続することにより、サポートセンターのサポートシステムによる家庭機器の夫々のサポートを家庭内センター機能を設けた端末側システムを介して行うことができる。
3.サポートとしては、各種機器の動作異常を診断して、それを復旧したり、又は家庭機器の操作を、外部において端末側システムにより、サポートシステムを介して行うことができるというような、多様な動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る各種機器の遠隔サポートシステムの実施の形態を概念的に示す系統図である。
【図2】本発明のシステムによるサポートの第1の実施の形態を示す系床板説明図である。
【図3】本発明のシステムによるサポートの第2の実施の形態を示す系床板説明図である。
【図4】本発明のシステムによるサポートの第3の実施の形態を示す系床板説明図である。
【図5】サポートセンターのサポートシステムにおける家庭及び家庭機器のサポート形態を概念的に示す系統図である。
【符号の説明】
1(1a,1b,1c,1d,1e,1f,…) 家庭機器
2(2a,2b,2c,2d,2e,2f,…) 端末側システム
3 家庭内センター機能部
4 通信回線
5 サポートシステム
6 通信回線
Claims (4)
- 通信機能を有するコンピュータ応用システムとして構成した端末側システムを設けた複数の家庭機器と、遠隔のサポートセンターに設置したサポートシステムとから構成し、複数の家庭機器のいずれかに家庭内センター機能を設けて、複数の家庭機器の夫々の端末側システムを、上記家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムに通信回線を介して接続すると共に、上記サポートシステムと、家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムを通信回線を介して接続した構成とし、サポートセンターのサポートシステムによる家庭機器の夫々のサポートを家庭内センター機能を設けた家庭機器の端末側システムを介して行う構成としたことを特徴とする各種機器の遠隔サポートシステム
- サポートは、サポートシステム側から端末側システムへのステータス要求のステップと、それに対応したステータス通知のステップとから成ることを特徴とする請求項1に記載の各種機器の遠隔サポートシステム
- サポートは、端末側システムからサポートシステム側への異常ステータス通知のステップと、サポートシステム側から端末側システムへのステータス情報要求のステップと、端末側システムからサポートシステム側へのステータス情報の通知のステップと、サポートセンターにおけるステータス情報の判定のステップと、サポートシステム側から端末側システムへの復旧データの送信のステップとから成ることを特徴とする請求項1に記載の各種機器の遠隔サポートシステム
- サポートは、家庭機器以外の端末側システムからサポートシステム側への、家庭機器のステータス要求のステップと、サポートシステム側から家庭機器の端末側システムへのステータス要求のステップと、家庭機器の端末側システムからサポートシステム側へのステータス情報の通知のステップと、サポートシステム側から上記家庭機器以外の端末側システムへの、家庭機器のステータス情報の通知のステップと、当該家庭機器以外の端末側システムからサポートシステム側への、家庭機器の操作要求のステップと、サポートシステム側から家庭機器の端末側システムへの、家庭機器の操作要求のステップと、家庭機器の端末側システムからサポートシステム側への、家庭機器のステータス情報の通知のステップと、サポートシステム側から上記家庭機器以外の端末側システムへの、家庭機器のステータス情報の通知のステップとから成ることを特徴とする請求項1に記載の各種機器の遠隔サポートシステム
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