JP4993784B2 - 機器制御システム、機器制御サーバ及び機器制御クライアント - Google Patents

機器制御システム、機器制御サーバ及び機器制御クライアント Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の異なる機器をリモートコントロール可能な学習リモコンに関し、特に、通信ネットワークを介して構成される学習リモコンシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
複数の電子機器や、異なるメーカの電子機器を1台のリモコンで共用して操作するために、専用リモコンからのリモコン波形を受信して記憶することによって、対象となる複数の電子機器のリモコン機能を実現することができる学習リモコン装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
ここで、学習リモコン装置の学習操作の一例を、図1及び図2を用いて説明する。図1は学習リモコン9の機能ブロック図、図2は学習リモコン9の学習方法を説明する図であり、学習リモコン9と被学習リモコン(専用リモコン)19を対向させた状態を示している。
【0004】
学習を行わせるときには、図2に示すように、被学習リモコン19の発光部191を学習リモコン9の受光部93に対向させ、学習リモコン9の学習ボタンとして予め決められているボタン、例えば、ボタン92aを操作した後、被学習リモコン19の所定の機能を実現するためのボタン、例えば、ボタン192aを操作する。この結果、受光部93で受光した被学習リモコンからの信号がCPU94で処理されて、RAM96に記憶される。そして、当該機能を学習リモコン9の所定のボタン、例えば、ボタン92bと関連付ける操作を行い、この関連付けをRAM96に記憶することで学習を終了する。以後、学習リモコンにおいて関連付けされたボタン92bを操作することにより、被学習リモコン19の当該機能に対応したリモコン信号が学習リモコン9の発光部91から送出される。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−331666号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような従来の学習リモコンにおいては、制御対象となる複数の電子機器に対して所望の動作指示を出すことはできるが、その動作指示を受けて、電子機器が確実に所望の動作をしているかどうかは把握していない。そのため、時には、電子機器が所望の動作を行わず、正確な機器制御を行うことができないという問題がある。このような場合、人がその場にいれば、学習リモコンを用いて、再度、動作指示を行うことにより、この不具合をリカバリすることができる。しかしながら、タイマ機能を用いて無人状態で、電子機器の動作指示を行うときには、この不具合をリカバリすることはできない。
【0007】
ここで、電子機器が所望の動作をしない場合としては、電子機器における何らかのエラーが発生して所望の動作をしない他、他のユーザによる操作が介在したために所望の動作をしない場合がある。例えば、タイマ予約した後に他のユーザが電子機器を使用し、その後、タイマ予約による電子機器の制御が行われるような場合である。学習リモコンが、タイマ機能により、設定された時刻にDVDレコーダを動作させて、所定の番組を録画させる場合を例に挙げて説明する。学習リモコンは、設定された時刻になると、DVDレコーダの電源をオンにする信号をDVDレコーダに対して送信し、その後、DVDレコーダの録画機能を動作させる信号をDVDレコーダに対して出力するようになっている。ところで、DVDレコーダの電源ボタンがトグルになっているとすると、上述したDVDレコーダの電源をオンにする信号は、DVDレコーダの現在の電源状態(オン、オフ)を逆の状態に設定するものである。つまり、DVDレコーダの電源がオフであれば、上記信号を受けてオンになり、DVDレコーダの電源がオンであれば、上記信号を受けてオフになる。従って、タイマ予約をしたユーザは、前者の動作(電源オフ→電源オン)を想定して機器を制御したつもりであっても、不意の事情(例えば、タイマ予約後、他のユーザが別の用途で当該DVDレコーダを使用し、DVDレコーダの電源をオンにしたまま放置してしまったなど)により、後者の動作(電源オン→電源オフ)が行われる場合が生じ得る。すなわち、複数のユーザで電子機器を共有する場合には、他のユーザの操作が介在することによって、電子機器が所望の動作をしないという場合が生じ得る。
【0008】
このように従来の学習リモコンは操作対象となる電子機器に対して、操作指示するための信号を送信する一方であり、操作対象となる電子機器が正常に動作しているかどうかは把握していなかった。そのため、操作対象となる電子機器が所望の動作をしていない場合があった。
[0009]
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その課題の一例としては、電子機器の動作を把握して、確実に電子機器を制御することができる機器制御システム、機器制御サーバ及び機器制御クライアントを提供することにある。
課題を解決するための手段
[0010]
上記の課題を達成するため、請求項1記載の機器制御システムは、機器制御サーバと、前記機器制御サーバと通信ネットワークを介して相互に通信可能であり、ユーザごとに設けられた機器制御クライアントと、を備え、それぞれのユーザが管理する複数の機器を制御する機器制御システムであって、前記機器制御サーバは、前記ユーザごとに、前記複数の機器それぞれの所定の機能に対応するリモコン信号を記憶するリモコン信号記憶手段と、前記ユーザごとに、前記リモコン信号記憶手段に記憶されたリモコン信号に基づいて作成され、制御対象機器に対して、所望の日時に所望の機能を実行させる予約データを記憶する予約データ記憶手段と、前記ユーザごとに、前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの正常な状態に関する状態データを記憶する状態データ記憶手段と、前記予約データ記憶手段に記憶された予約データの実行日時の所定時間前に、当該予約データを対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに送信する予約データ送信手段と、を有し、前記機器制御クライアントは、前記機器制御サーバから受信した予約データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された予約データの実行日時に従って、前記制御対象機器のリモコン信号を取得して、送信するリモコン信号送信手段と、前記制御対象機器から、リモコン信号受信後の前記制御対象機器の状態に関する状態データを取得する状態データ取得手段と、取得した状態データを前記機器制御サーバに送信する状態データ送信手段と、を有し、前記機器制御サーバは、前記ユーザごとに、同一機能に対して、前記機器制御クライアントから受信した状態データと、前記状態データ記憶手段に記憶された正常な状態の状態データを比較し、両状態データが一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断する状態判断手段と、前記状態判断手段が、前記制御対象機器を正常な状態でないと判断したときは、前記制御対象機器を正常な状態に復旧するための処理を対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに実行させる復旧手段と、を有することを特徴とする。
[0011]
また、請求項7記載の機器制御サーバは、ユーザごとに設けられ、複数の機器にリモコン信号を送信して、前記複数の機器を制御する機器制御クライアントと通信ネットワークを介して相互に通信可能な機器制御サーバであって、前記ユーザごとに、前記複数の機器それぞれの所定の機能に対応するリモコン信号を記憶するリモコン信号記憶手段と、前記ユーザごとに、前記リモコン信号記憶手段に記憶されたリモコン信号に基づいて作成され、制御対象機器に対して、所望の日時に所望の機能を実行させる予約データを記憶する予約データ記憶手段と、前記ユーザごとに、前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの正常な状態に関する状態データを記憶する状態データ記憶手段と、前記予約データ記憶手段に記憶された予約データの実行日時の所定時間前に、当該予約データを対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに送信する予約データ送信手段と、受信した予約データの実行日時に従って、前記制御対象機器のリモコン信号を送信し、リモコン信号送信後の前記制御対象機器の状態に関する状態データを取得した前記機器制御クライアントから、前記機器制御クライアントが取得した状態データを受信する状態データ受信手段と、前記ユーザごとに、同一機能に対して、前記機器制御クライアントから受信した状態データと、前記状態データ記憶手段に記憶された正常な状態の状態データを比較し、両状態データが一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断する状態判断手段と、前記状態判断手段が、前記制御対象機器が正常な状態でないと判断したときは、前記制御対象機器を正常な状態に復旧するための処理を対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに実行させる復旧手段と、を有することを特徴とする。
[0012]
また、請求項12記載の機器制御クライアントは、ユーザごとに、複数の機器それぞれの所定の機能に対応するリモコン信号を記憶するリモコン信号記憶手段と、前記ユーザごとに、前記リモコン信号記憶手段に記憶されたリモコン信号に基づいて作成され、制御対象機器に対して、所望の日時に所望の機能を実行させる予約データを記憶する予約データ記憶手段と、前記ユーザごとに、前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの正常な状態に関する状態データを記憶する状態データ記憶手段と、を備えた機器制御サーバと通信ネットワークを介して相互に通信可能であり、前記ユーザごとに設けられた機器制御クライアントであって、前記予約データ記憶手段に記憶された予約データの実行日時の所定時間前に、当該予約データを前記機器制御サーバから受信する予約データ受信手段と、前記機器制御サーバから受信した予約データを記憶する予約データ記憶手段と、前記予約データ記憶手段に記憶された予約データの実行日時に従って、前記制御対象機器のリモコン信号を取得して、送信するリモコン信号送信手段と、前記制御対象機器から、リモコン信号送信後の前記制御対象機器の状態に関する状態データを取得する状態データ入力手段と、前記機器制御サーバが前記状態データ記憶手段に記憶された状態データと比較して、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断するために、前記機器制御サーバに取得した状態データを送信する状態データ送信手段と、を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
[0013]
[図1]従来技術の学習リモコンの機能ブロック図である。
[図2]従来技術の学習リモコンの学習方法を説明する図である。
[図3]本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムの概略構成図である。
[図4]本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムが適用されるAVシステムの概略構成図である。
[図5]本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムの赤外線送受信装置の外観側面図である。
[図6]本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムの赤外線送受信装置の機能ブロック図である。
[図7]本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムの機器制御サーバの機能ブロック図である。
[図8]本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムにおいて、リモコンデータを学習するときの画面である。
[図9]本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムにおいて、AV機器の状態を学習するときの画面である。
[図10]本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムにおいて、CCDビデオカメラが撮影した画像例である。
[図11]本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムにおけるタイムテーブルの一例である。
【図12】本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムにおいて、タイムテーブルを作成する画面である。
【図13】本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムの機器制御サーバの動作を示すフローチャートである。
【図14】図13のステップS120のデータ送信処理を詳しく示すフローチャートである。
【図15】本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムの機器制御クライアントの動作を示すフローチャートである。
【図16】図15のステップS340の機器制御処理を詳しく示すフローチャートである。
【図17】本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システムの変形例が適用されるAVシステムの概略構成図である。
【図18】本発明の第2の実施の形態に係る機器制御システムが適用されるAVシステムの概略構成図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態に係る機器制御システムにおけるAV機器の状態データの一例である。
【図20】本発明のその他の実施の形態に係る機器制御システムが適用されるAVシステムの概略構成図である。
【符号の説明】
【0014】
1 機器制御システム
2 機器制御サーバ装置
3,5,6,7 機器制御クライアント端末
4 通信ネットワーク
9 学習リモコン
10,20,30,40 AVシステム
11 TV
12 AVアンプ
13 CATV STB
14 IPTV STB
15 FMチューナ
16 DVDレコーダ
100,400,600 赤外線送受信装置
101 赤外線LED
102 赤外線受光素子
103 CCDビデオカメラ
110 PLC部
111 CPU
112 メモリ
113 赤外線送受信制御部
114 タイマ部
115 PLC−IF部
116 イーサ−IF部
117 CCD部117
118 CCD制御部
120 ルータ
200 PC
201 リモコンデータ記憶部
202 状態データ記憶部
203 タイムテーブル記憶部
204 EPGデータ記憶部
205 制御部
206 通信部
300 専用コントローラ
500 CCDビデオカメラ
700 受光機
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0016】
(第1の実施の形態)
<構成>
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システム1の概略構成図である。機器制御システム1は、各ユーザUS01、US02、……US0Nごとに家庭に構築されたAV(Audio Visual)システムの複数のAV機器の動作を制御するシステムであり、機器制御サーバ装置(以下、機器制御サーバという)2と機器制御クライアント端末(以下、機器制御クライアントという)3とから構成されている。機器制御サーバ2と機器制御クライアント3は、例えば、インターネット網などの通信ネットワーク4により相互に通信可能となっており、機器制御システム1は、通信ネットワークを介した学習リモコンシステムとなっている。なお、本実施の形態では、機器制御システム1の制御対象機器をAV機器として説明するが、機器制御システム1の制御対象機器はAV機器に限定されず、広く電子機器全体に適用可能である。
【0017】
機器制御サーバ2は、ユーザが学習させたAV機器のリモコンデータや、タイマ機能により制御対象機器を自動操作させるためのタイムテーブル(いつどの機器をどのように動作させるかを記したデータ)を一元的に管理するようになっている。すなわち、ユーザがリモコン機能の学習やタイムテーブルの作成を行うと、リモコンデータやタイムテーブルが機器制御クライアント3を介して機器制御サーバ2上に登録される。そして、所望日時(正確には、所望日時の所定時間前)になると、機器制御サーバ2は、所望日時に動作させるAV機器のリモコンデータ及びタイムテーブル(以下、実行データという)を制御クライアント3に送信するようになっている。
【0018】
機器制御クライアント3は、機器制御サーバ2から実行データを受信し、所望日時になったことを確認すると、実行データに従って、制御対象のAV機器に対して所望の動作をさせるリモコンデータを送信するようになっている。以下、機器制御クライアント3が制御対象機器に対してリモコンデータを送信する日時(所望日時)を実行日時と称する。
【0019】
また、詳しくは後述するが、機器制御システム1は、その特徴として、制御対象機器の状態監視(リモコン操作を受けたAV機器が操作された通りの正常な状態になっているか否かの監視)を行うようになっており、機器制御クライアント3は、制御対象機器の状態に関する状態データを取得し、取得した状態データを機器制御サーバ2に送信するようになっている。機器制御サーバ2は、受信した状態データに基づいて制御対象機器が正常な動作をしたか否かを判断するようになっており、正常な動作でないと判断したときには、制御対象機器を正常な状態に復旧させるための処理を実行するようになっている。
【0020】
このように機器制御システム1は、機器制御サーバ2と機器制御クライアント3に処理を分散させており、機器制御サーバ2側が主たるデータを記憶して、負荷の重い処理を実行し、機器制御クライアント3側は主として送受信機能に特化しているので、各ユーザ宅に設置される機器制御クライアント3を簡単な構成とすることができる。
【0021】
<機器制御クライアントの構成>
図4は、機器制御システム1が適用されるAVシステム10の概略構成図である。図4に示すAVシステム10は、赤外線送受信装置100とパーソナルコンピュータ(以下、PCという)200と専用コントローラ300とPLC部110とルータ120から構成される機器制御クライアント3、AVアンプ11、TV(TeleVision)12、CATV(Community Antenna TeleVision)のSTB(Set Top Box)(以下、CATVと略す)13、IPTV(Internet Protocol TeleVision)のSTB(以下、IPTVと略す)14、FM(frequency modulation)チューナ15、及びDVD(Digital Versatile Disc)レコーダ16により構成されている。なお、AVアンプ11は、接続ケーブルを介して、それぞれのAV機器、つまりTV11、CATV13、IPTV14、FMチューナ15及びDVDレコーダ16と接続されている。また、本実施の形態では、天井に赤外線送受信装置100を設置して、電力線を通信回線としたため、PLC部110を設けたが、電力線を通信回線としないシステム構成でもよく、この場合にはPLC部110は不要である。
【0022】
機器制御クライアント3は、具体的には、CATV13、IPTV14、FMチューナ15、DVDレコーダ16を操作するための装置となっている。以下、制御対象機器という場合には、このCATV13、IPTV14、FMチューナ15、DVDレコーダ16を指すものとする。
【0023】
赤外線送受信装置100は、天井に設置された赤外線送受信装置であり、リモコン信号を赤外線によって送受信する機能を備えている。
【0024】
図5は、赤外線送受信装置100の外観側面図である。図5に示すように、赤外線送受信装置100の赤外線送信手段は、具体的には、保護カバー105の内側に設置された赤外線LED101であり、また、赤外線受信手段は、保護カバー105の内側に設置された赤外線受光素子102である。
【0025】
また、赤外線送受信装置100は、図5に示すように、保護カバー105の内側にCCD(Charge Coupled Devices)ビデオカメラ103を設けており、非球面反射ミラー104で反射された画像を捉えるようになっている(CCDカメラ部103は、設置された部屋の中すべてが撮影可能な360度カメラである)。詳しくは、CCDビデオカメラ103は、制御対象機器(CATV13、IPTV14、FMチューナ15、DVDレコーダ16)の前面の画像を撮影しており、この撮影画像を制御対象機器の状態データとしている(図10参照)。すなわち、各AV機器の前面に設けられたインジケータ部(LED表示やモニタ表示によってAV機器の動作状態を示す部位)の画像から、各AV機器が制御された通りの動作をしたか否かを判断するようになっている。例えば、DVDレコーダ16が電源オンの状態になると、電源オン・オフを示すインジケータが赤く点灯する場合には、DVDレコーダ16に対して電源をオンにするリモコン信号を送信したときは、電源オン・オフを示すインジケータが赤く点灯しているか否かを、CCD(Charge Coupled Devices)ビデオカメラ103により撮影された画像データから判断する。
【0026】
PC200と専用コントローラ300は、ユーザからの指示を入力する指示入力手段であり、略同一の機能を有する。PC200を用いて指示を行う場合には、PC200のモニタに表示された表示画面をもとに所定の指示(例えば、リモコン機能の学習、制御対象機器の状態の学習、タイムテーブルの作成など)を行う。指示された情報は、ルータ120、通信ネットワーク4を介して機器制御サーバ2に送信される。専用コントローラ300を用いて指示を行う場合には、TV12にOSD表示された画面をもとに所定の指示(例えば、リモコン機能の学習、制御対象機器の状態の学習、タイムテーブルの作成など)を行う。指示された情報は、赤外線送受信装置100、PLC部110、ルータ120及び通信ネットワーク4を介して機器制御サーバ2に送信される。なお、本実施の形態においては、PC200と専用コントローラ300の双方を具備する構成としているが、いずれか一方だけを具備する構成としてもよい。
【0027】
図6は、赤外線送受信装置100の機能ブロック図である。図6に示すように、赤外線送受信装置100は、CPU111、メモリ112、赤外線送受信制御部113、タイマ部114、PLCインターフェース(以下、PLC−IF)部115、イーサネット(登録商標)インターフェース(以下、イーサ−IF)部116、CCD部117、及びCCD制御部118を有している。
【0028】
CPU111は、赤外線送受信装置100の演算・制御手段であり、メモリ112は、赤外線送受信装置100の記憶手段である。詳しくは、メモリ112には、機器制御サーバ2から送信された実行データが記憶される。メモリ112は、機器制御サーバ2が管理する実行データ(リモコンデータ、タイムテーブル)のうち、実行直近のいくつかの実行データを記憶するだけなので、小さな記憶容量の記憶手段として構成することができる。例えば、機器制御サーバ2は、実行日時が現日時から所定時間先(例えば、24時間後など)までの実行データを前もって送信するようにしてもよいし、また、実行日時が近い順に所定の件数分(5件など)の実行データを送信するようにしてもよい。以下、機器制御サーバ2が実行データを機器制御クライアント3に送信する日時を送信日時と称する。
【0029】
赤外線送受信制御部113は、赤外線の送受信を制御するようになっている。詳しくは、赤外線によるリモコン信号を受信したときは、周波数変調(例えば38KHz)されたリモコン信号をN倍(少なくとも2倍、好ましくは10倍以上)のサンプリング周波数でサンプリングして、機器制御サーバ2に送信し、また、赤外線によるリモコン信号を送信するときは、メモリ111に記憶されたリモコンデータをそのままリモコン信号として送信するようになっている。すなわち、本実施の形態では、従来のようにリモコンデータをリモコンコードの形態として記憶するのではなく、上述したN倍のサンプリング周波数でサンプリングされた周波数変調のリモコン信号を機器制御サーバ2及びメモリ111で記憶している。これにより、既存のリモコンの通信方式だけでなく、将来のリモコンの通信方式にも対応可能であり、多様な通信方式に柔軟に対応できる。なお、本実施の形態において、赤外線送受信制御部113は、各AV機器にリモコン信号を送信したり、被学習リモコンからリモコン信号を受信したりする他、専用コントローラ300とも赤外線通信を行うようになっている。
【0030】
タイマ部114は、時計機能(電波時計が好ましい)を有しており、メモリ112に記憶された実行データの実行日時を常時チェックしている。
【0031】
PLC−IF部115は、電力線通信を行うためにインターフェースである。本実施の形態では、PLC−IF部115及びイーサ−IF部116を介することで、赤外線送受信装置100とPLC部110との通信が可能となっている。
【0032】
CCD部117及びCCD制御部118は、CCDビデオカメラ103のレンズを通った光を電気信号に変換し、CCDビデオカメラ103が撮影した画像データを生成するようになっている。
【0033】
<機器制御サーバの構成>
図7は、機器制御サーバ2のサーバ構成を示す機能ブロック図である。図7に示すように、機器制御サーバ2は、リモコンデータ記憶部201、状態データ記憶部202、タイムテーブル記憶部203、EPG(Electronic Program Guide)データ記憶部204、制御部205、及び通信部206を備えている。なお、機器制御サーバ2は、物理的に一つからなる装置の他、複数の装置がネットワーク接続されたシステムなどの構成であってもよい。
【0034】
リモコンデータ記憶部201は、リモコン機能の学習の際(詳しくは後述する)に、機器制御クライアント3から送信されるリモコンデータを記憶するデータベースであり、リモコンデータはユーザごとに管理されている。すなわち、各ユーザが学習させたそれぞれのリモコンデータをサーバ側で一括して管理するようになっている。なお、リモコンデータ記憶部201に記憶されるリモコンデータは、上述したように、赤外線送受信装置100が受信した、周波数変調されたリモコン信号のN倍のサンプリング周波数でサンプリングされたリモコン信号である。
【0035】
状態データ記憶部202は、制御対象機器の状態学習の際(詳しくは後述する)に、機器制御クライアント3から送信される状態データを記憶するデータベースであり、状態データは、リモコンデータと同様に、ユーザごとに管理されている。すなわち、各ユーザが学習させたそれぞれの状態データをサーバ側で一括して管理するようになっている。状態データは、上述したように制御対象機器が正常な動作をしたか否かを判断するためのデータであるから、制御対象機器に対して所定の機能を実行させたときの正常な状態を、制御対象機器の状態学習の際に予めデータベースに登録しておくものである。例えば、具体的には、DVDレコーダ16の電源をオンにするという機能に対しては、CCDカメラ103により撮影したDVDレコーダ16の電源オン・オフを示すインジケータ部が特定の色(例えば赤色など)に光っている画像データを状態データとして状態データ記憶部202に登録しておく。
【0036】
タイムテーブル記憶部203は、タイムテーブル作成の際(詳しくは後述する)に、機器制御クライアント3から送信されるタイムテーブルを記憶するデータベースであり、タイムテーブルは、リモコンデータと同様に、ユーザごとに管理されている。すなわち、各ユーザが作成したそれぞれのタイムテーブルをサーバ側で一括して管理するようになっている。タイムテーブルとは、タイマ機能により制御対象機器を自動操作する場合の操作コマンドを記述したリストである。つまり、タイムテーブルには、何日の何時にどの機器をどのように制御するのかが記述されている。機器制御サーバ2は、タイムテーブルに記述された実行日時を常に監視しており、上述した送信日時になると、該当するタイムテーブル及びリモコンデータを実行データとして、機器制御クライアント3に送信する。
【0037】
このように本実施の形態では、機器制御サーバ2が制御対象機器のスケジュール管理をしているので、スケジュール管理に関しては、機器制御クライアント3側には一切負荷がかからないようになっている。
【0038】
図11にタイムテーブルの一例を示す。図11に示すタイムテーブルL10は、タイムテーブルデータcmd10、cmd20、cmd30及びcmd40から構成されている。具体的には、タイムテーブルデータcmd10は、2006年10月22日の21時にCATV13の電源をオンにして、60秒待機し、その後、CATV13のチャンネルを362に設定するデータである。また、タイムテーブルデータcmd20は、2006年10月22日の21時にDVDレコーダ16の電源をオンにし、信号入力を外部入力1に設定し、録画を開始するデータである。また、タイムテーブルデータcmd30は、2006年10月22日の22時54分にDVDレコーダ16の動作を停止させ、電源をオフにするデータであり、また、タイムテーブルデータcmd40は、2006年10月22日の22時54分にCATV13の電源をオフにするデータである。すなわち、タイムテーブルL10によれば、機器制御システム1は、2006年10月22日の21時から21時54分までの間、CATV13の362チャンネルの番組コンテンツをDVDレコーダ16に録画するようにAV機器を自動操作する。
【0039】
EPGデータ記憶部204は、EPGデータを記憶するデータベースであり、本実施の形態では、機器制御サーバ2側で一括して管理するようにしている。これにより、タイムテーブル作成の際には、機器制御サーバ2のEPG機能を使って番組選択をすることができるので、機器制御クライアント3側で、EPG機能を備える必要はなく、機器制御クライアント3の構成を簡素化できる。
【0040】
制御部205は、CPU、メモリ等から構成され、リモコンデータ記憶部201、状態データ記憶部202、テイムテーブル記憶部203、及びEPGデータ記憶部204の制御や、データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行うことにより、後述するような機器制御サーバ2の各種動作を実行させるようになっている。なお、制御部205は、タイマ機能を有しており、上述したタイムテーブルの送信日時を常時チェックしている。
【0041】
通信部206は、通信ネットワーク4を介して機器制御クライアント3と情報の送受信を可能とする通信手段である。ここで、機器制御サーバ2は、機器制御クライアント3との通信の際には、機器制御クライアント3を一意に識別できる情報(例えば、IPアドレスなど)によって、機器制御クライアント3を識別している。これにより、制御部205は、それぞれのユーザを識別してユーザごとの各種動作を実行し、リモコンデータ記憶部201、状態データ記憶部202、タイムテーブル記憶部203には、ユーザごとのデータが管理される。
【0042】
なお、リモコンデータは、上述したように各ユーザ単位に管理されるデータであるため、例えば、ユーザAが学習させたリモコンデータは、ユーザAだけが使用可能であるが、すべてのユーザが共有できるリモコンデータを別途、保持するようにしてもよい。例えば、ユーザAが学習させたリモコンデータを機器制御サーバ2上の所定のホルダに保存したときは、すべてのユーザが使える仕様としてもよい。これにより、自らリモコンデータを学習させなくても、他人の学習させたリモコンデータを使うことができるので、リモコン機能の学習操作に対する労力を省力化することができる。
【0043】
<リモコン機能の学習>
次に、機器制御システム1におけるリモコンデータの学習について説明する。図8は、リモコンデータを学習するときに、PC200のモニタに表示される画面d10(又はTV12に表示されるOSD表示の画面d10)である。ユーザがPC200(又は専用コントローラ300)を操作して、機器制御サーバ2にリモコン学習モードを指示する操作信号を送信することにより、リモコン学習モードになり、画面d10が表示される。
【0044】
画面d10が表示されると、ユーザは、PC200(又は専用コントローラ300)を操作して、登録リモコンa10(登録するリモコンの種類;例えば、DVDレコーダなど)、及び登録内容a20(登録する操作、機能;例えば、電源オンを示す「PowerOn」など)を入力する。次に、ユーザは、PC200(又は専用コントローラ300)を操作して、画面d10に表示されている仮想リモコンb10の所定のボタンa30を指示する。これにより、仮想リモコンb10の指示したボタンa30に上述した登録リモコンの登録内容の機能が割り当てられることになる。
【0045】
次に、ユーザは、学習させるリモコン(被学習リモコンという;例えば、DVDレコーダの専用リモコンなど)を赤外線送受信装置100に向けて、被学習リモコンの登録内容を実行するボタンを操作する。これにより、被学習リモコンのリモコン信号が赤外線送受信装置100を介して機器制御サーバ2に送信され、仮想リモコンの所定のボタンa30と対応付けられて、学習されたリモコンデータとしてリモコンデータ記憶部201に記憶される。なお、このリモコンデータは、赤外線送受信装置100が受信した、周波数変調されたリモコン信号のN倍のサンプリング周波数でサンプリングされたリモコン信号である。以上の操作を登録したいAV機器の登録したい機能ごとに繰り返して、リモコン機能の学習を行う。
【0046】
なお、短縮キー登録a40も可能なので、複数の操作(例えば、CATVの電源オンにし、チャンネルを360chに設定するなど)を1つのボタンに割り当てるようにしてもよい。
【0047】
また、機器制御システム1は、外部通信ネットワークと接続されているので、上述した方法とは別に、リモコンデータを保持するサーバからダウンロードすることにより、制御対象機器のリモコンデータを機器制御サーバ2のリモコンデータ記憶部201に登録させることも可能である。
【0048】
<制御対象機器の状態の学習>
次に、機器制御システム1における制御対象機器の状態の学習について説明する。図9は、制御対象機器の状態を学習するときに、PC200のモニタに表示される画面d20(又はTV12に表示されるOSD表示の画面d20)である。ユーザがPC200(又は専用コントローラ300)を操作して、機器制御サーバ2に状態学習モードを指示する操作信号を送信することにより、状態学習モードになり、画面d20が表示される。
【0049】
画面d20が表示されると、ユーザは、PC200(又は専用コントローラ300)を操作して、登録機器a50(リモコン機能の学習で登録したリモコンの種類;例えば、IPTVなど)、及び登録内容a60(リモコン機能の学習で登録した操作、機能;電源オンを示す「PowerOn」など)を入力する。
【0050】
次いで、ユーザは、入力結果を確認後、PC200(又は専用コントローラ300)の所定のキーを操作すると、登録内容a60に対応する機能のリモコン信号が赤外線送受信装置100を介して送信される。この結果、制御対象機器(登録機器a50)は、リモコン信号を受信し、リモコン信号に応じた動作を行う。一方、リモコン信号送信後、赤外線送受信装置100には、CCDビデオカメラ103が撮影したビデオ信号が入力されるので、当該ビデオ信号が示す画像データをモニタ画面b20に表示する。モニタ画面b20に表示される画像データの一例を図10(b)に示す。図10(b)は、CATV13の電源をオンにするリモコン信号を送信し、CATV13の電源オン・オフを示すインジケータ部が赤く点灯した状態(電源オン状態)の画像である。なお、図10(a)は、CATV13の電源がオフの状態のときの画像である。
【0051】
次いで、ユーザはPC200(又は専用コントローラ300)を操作して、モニタ画面b20に表示された画像のうち、登録したい領域a70を指示する。例えば、「CATV13電源をオンにする」という機能に対しては、画面中央からやや左上の領域に表示されるCATV13の電源オン・オフを示すインジケータ部を囲む領域a70を指示する(図10参照)。これにより、赤く点灯した、CATV13の電源オン・オフを示すインジケータ部を含む領域a70の画像データが、選択された領域a70の画面上の位置関係を示すデータ(2次元座標データ)とともに、「CATV13電源をオンにする」という機能を実行したときの正常な状態を示す状態データとして、機器制御サーバ2に送信され、状態データ記憶部202に記憶される。なお、登録した状態データは、画面d20の右方に登録済みリストb40として表示される。以上の操作を登録したいAV機器の登録したい機能ごとに繰り返して、制御対象機器の状態の学習を行う。
【0052】
このように本実施の形態の制御対象機器の状態の学習は、予め、制御対象機器に所定の機能を実行させて、正常な動作を示す画像データを当該機能と対応付けて登録しておくものである。
【0053】
なお、上述した制御対象機器の状態の学習においては、電源オン・オフの制御を具体例として挙げて説明したが、これ以外の機能に対しても適用されるのは勿論であり、例えば、記録・再生・停止などの制御、入力信号の切り替え(外部入力、ビデオ、TVなど)やチャンネル設定などの機能に適用可能である。記録・再生・停止などの制御に関しては、電源オン・オフのときと同様に、当該機能を示すLED表示の画像を登録すればよいし、入力信号の切り替えやチャンネル設定に関しては、当該機能を表示するモニタ表示の画像を登録すればよいものである。
【0054】
<制御対象機器の動作確認>
次に、機器制御システム1における制御対象機器の動作確認について説明する。本実施の形態においては、所定の機能を制御対象機器に実行させたときの状態データと、上述した制御対象機器の状態の学習において、予め登録した上記所定の機能の状態データと、のマッチングにより、機器制御サーバ2が制御対象機器の動作を確認するようになっている。すなわち、両状態データが一致すると判断したときは、制御対象機器が正常に動作していると判断するものである。
【0055】
例えば、上述した「CATV13の電源をオンにする」という機能に対応するリモコン信号を制御対象機器に送信したときには、当該リモコン信号を送信した後にCCDビデオカメラ103から入力されるビデオ信号は、機器制御サーバ2に送信されるので、機器制御サーバ2は、特定領域(制御対象機器の状態の学習の際、登録した領域であり、具体的には、領域a70)の画像を抽出し、この抽出した特定領域の画像データと、「CATV13電源をオンにする」という機能に対応させて状態データ記憶部202に予め登録した画像データと、のパターンマッチングによって判断する。すなわち、両画像が一致すると判断したときには、CATV13の電源はオンに制御され、CATV13は正常に動作していると判断する。一方、両画像が一致しないときには(例えば、制御後に取得した画像データの電源オン・オフを示すインジケータ部が赤く点灯していない場合)、CATV13の電源はオンに制御されていないので、CATV13は正常に動作していないと判断する。
【0056】
ここで、図11に示すタイムテーブルL10に従って制御対象機器を動作させたときの動作確認を具体的に説明する。
【0057】
まず、タイムテーブルデータcmd10において、CATV13の電源をオンにする機能に対しては、CATV13の電源オン・オフを示すインジケータ部(例えば、LED表示)の画像により判断する。また、CATV13のチャンネルを362に設定する機能に対しては、CATV13のチャンネル番号を表示するインジケータ部(例えば、モニタ表示)の画像により判断する。
【0058】
次に、タイムテーブルデータcmd20において、DVDレコーダ16の電源をオンにする機能に対しては、DVDレコーダ16の電源オン・オフを示すインジケータ部(例えば、LED表示)の画像により判断する。また、信号入力を外部入力1に設定する機能に対しては、DVDレコーダ16の信号入力を示すインジケータ部(例えば、モニタ表示)の画像により判断する。また、録画を開始する機能に対しては、DVDレコーダ16の録画状態を示すインジケータ部(例えば、LED表示)の画像により判断する。
【0059】
次に、タイムテーブルデータcmd30において、DVDレコーダ16の動作を停止する機能に対しては、DVDレコーダ16の停止を示すインジケータ部(例えば、LED表示)の画像により判断する。また、DVDレコーダ16の電源をオフにする機能に対しては、DVDレコーダ16の電源オン・オフを示すインジケータ部(例えば、LED表示)の画像により判断する。
【0060】
最後に、タイムテーブルデータcmd40において、CATV13の電源をオフにする機能に対しては、CATV13の電源オン・オフを示すインジケータ部(例えば、LED表示)の画像により判断する。
【0061】
<タイムテーブルの作成>
次に、機器制御システム1におけるタイムテーブル作成処理について説明する。機器制御システム1は、タイマ機能により制御対象機器を自動操作することが可能となっている。
【0062】
図12は、タイムテーブルを作成するときに、PC200のモニタに表示される画面d30(又はTV12に表示されるOSD表示の画面d30)。ユーザがPC200(又は専用コントローラ300)を操作して、機器制御サーバ2に予約モードを指示する操作信号を送信することにより、予約モードになり、画面d30が表示される。
【0063】
画面d30が表示されると、ユーザは、PC200(又は専用コントローラ300)を操作して、予約日時(年、月、日、時、分)a110を入力し、次いで、ユーザは、PC200(又は専用コントローラ300)を操作して、コマンドa120を入力する。コマンドa120の入力に際しては、画面d30に表示された仮想リモコンb10の所定のボタンa130(上述したリモコン機能の学習により、既に所定の機能を割り当てられたボタン)を操作することにより、当該ボタンに対応した機能(コマンド)が自動的に入力されるようになっている。このように、本実施の形態においては、仮想リモコンb10の機能を割り付けられたボタンを操作するだけで簡単にタイムテーブルを作成することができる。なお、作成されたタイムテーブルは機器制御サーバ2に送信され、タイムテーブル記憶部203に記憶される。
【0064】
ここで、作成されたタイムテーブルの中に、同一制御対象機器に対して時間帯が重なる複数の予約が生じることがあり得るが、この場合には、予め設定された順序に従って、他の同一機能を有する別の制御対象機器に予約を割り振るようなタイムテーブルを作成してもよい(例えば、DVDレコーダAで予約データが重複している場合には、重複した一の予約データの制御対象機器をDVDレコーダBにするなど)。これは各社のリモコンを学習し、かつ予約を一元管理していることにより可能になるものである。
【0065】
<動作>
次に、図13〜図16を用いて、機器制御システム1の動作について説明する。ここで、図13及び図14は、機器制御サーバ2の動作を示すフローチャートであり、図15及び図16は、機器制御クライアント3の動作を示すフローチャートである。
【0066】
まず、図13を参照して、機器制御サーバ2の動作について説明する。
【0067】
ステップS10では、機器制御クライアント3から、操作指示信号を受信したか否かを判断する。操作指示信号は、PC200又は専用コントローラ300を介してユーザから指示された信号であり、具体的には、リモコン機能の学習を指示する信号、制御対象機器の状態の学習を指示する信号、タイムテーブル作成を指示する信号の3種類が存在する。操作指示信号を受信したときは、ステップS20に進み、操作指示信号を受信しなかったときは、ステップS90に進む。
【0068】
ステップS20では、操作指示信号の種類に応じて、フラグをオンにする。すなわち、リモコン機能の学習を指示する信号のときには、リモコン学習フラグをオンにし、制御対象機器の状態の学習を指示する信号であるときには、状態学習フラグをオンにし、タイムテーブル作成を指示する信号のときには、予約フラグをオンにする。
【0069】
ステップS30では、リモコン学習フラグがオンであるか否かを判断し、リモコン学習フラグがオンであるときには、ステップS40に進み、リモコン機能の学習を行い(図8参照)、学習したリモコンデータをリモコンデータ記憶部201に記憶させる。一方、リモコン学習フラグがオンでないときには、ステップS50に進む。
【0070】
ステップS50では、状態学習フラグがオンであるか否かを判断し、状態学習フラグがオンであるときには、ステップS60に進み、制御対象機器の状態の学習を行い(図9)、学習した状態データを状態データ記憶部202に記憶させる。一方、状態学習フラグがオンでないときには、ステップS70に進む。
【0071】
ステップS70では、予約フラグがオンであるか否かを判断し、予約フラグがオンであるときには、ステップS80に進み、タイムテーブル作成処理を行い(図12参照)、作成されたタイムテーブルをタイムテーブル記憶部203に記憶させる。一方、予約フラグがオンでないときには、ステップS90に進む。
【0072】
ステップS90では、現日時(年、月、日、時、分)をチェックし、次いで、ステップS100では、タイムテーブル記憶部203に記憶されたタイムテーブルをチェックする。現日時がタイムテーブルに記述された実行日時(年、月、日、時、分)の所定時間前、すなわち、送信日時に該当するときには、イベントフラグをオンにする。
【0073】
ステップS110では、イベントフラグがオンであるか否かを判断し、イベントフラグがオンであるときには、ステップS120に進み、機器制御クライアント3に実行データを送信するデータ送信処理を行い、ステップS10に戻る。一方、イベントフラグがオンでないときには、ステップS10に戻る。
【0074】
ここで、図14を参照して、ステップS120のデータ送信処理を詳しく説明する。図14は図13のステップS120のデータ送信処理を詳しく示すフローチャートである。
【0075】
ステップ121では、タイムテーブルに従って、送信日時に該当する実行データ(タイムテーブル、リモコンデータ)を機器制御クライアント3に送信する。これにより、機器制御クライアント3は、受信した実行データをメモリ112に一旦記憶しておき、実行日時に当該実行データのコマンド(リモコンデータ)を制御対象機器に送信する。
【0076】
ステップ122では、実行日時に当該実行データのコマンド(リモコンデータ)を送信した機器制御クライアント3は、コマンド送信後、制御対象機器から状態データを取得するので、この状態データを機器制御クライアント3から受信する。
【0077】
ステップ123では、受信した状態データと、状態データ記憶部202に記憶された状態データの比較に基づいて、制御対象機器が実行データのコマンドに応じた状態になっているか否かを確認する。
【0078】
ステップ124では、制御対象機器がコマンドに応じた状態である、すなわち正常に動作しているときには、データ送信処理を終了し、制御対象機器がコマンドに応じた状態でないときには、ステップS125に進む。
【0079】
ステップ125では、機器制御クライアント3が一旦送信したコマンドを再送信する指示を機器制御クライアント3に送信する。これにより、機器制御クライアント3は、コマンドを制御対象機器に再送信する。
【0080】
ステップ126では、コマンドの送信回数が所定の回数、例えば、3より多いか否かを判定する。コマンドの送信回数が所定の回数より多くない場合には、ステップS122に進み、制御対象機器が再送信したコマンドに応じた状態になっているか否かを確認するため、状態データを再受信する。コマンドの送信回数が所定の回数より多い場合には、復旧不可能と判断し、ステップS127に進み、エラーログ情報を記録する指示を機器制御クライアント3に送信する。これにより、機器制御クライアント3は、エラーログ情報を記録し、機器制御サーバ2に送信するので、機器制御サーバ2は、このエラーログ情報を記録保存する。
【0081】
次に、図15を参照して、機器制御クライアント3の動作について説明する。
【0082】
ステップS210では、機器制御サーバ2から、サーバ指示信号を受信したか否かを判断する。サーバ指示信号は、機器制御サーバ2からの指示信号であり、PC200又は専用コントローラ300を介してユーザが指示した信号に応じた指示であったり、タイムテーブルに従ってデータを送信するときの指示であったりする。具体的には、リモコン機能の学習を指示する信号、制御対象機器の状態の学習を指示する信号、タイムテーブル作成を指示する信号、実行データの受信を指示する信号の4種類が存在する。機器制御サーバ2から、サーバ指示信号を受信したときは、ステップS210に進み、サーバ指示信号を受信しなかったときは、ステップS310に進む。
【0083】
ステップS220では、サーバ指示信号の種類に応じて、機器制御クライアント3のモード設定を行う。すなわち、リモコン機能の学習を指示する信号のときには、リモコン学習モードに設定し、制御対象機器の状態の学習を指示する信号であるときには、状態学習モードに設定し、タイムテーブル作成を指示する信号のときには、予約モードに設定し、実行データの受信を指示する信号のときは、データ受信モードに設定する。
【0084】
ステップS230では、データ受信モードであるか否かを判断し、データ受信モードであるときは、ステップS240に進み、機器制御サーバ2から実行データを受信し、メモリ112に記憶する。一方、データ受信モードでないときは、ステップS250に進む。
【0085】
ステップS250では、リモコン学習モードであるか否かを判断し、リモコン学習モードであるときには、ステップS260に進み、リモコン機能の学習を行い(図8参照)、リモコンデータを機器制御サーバ2に送信する。一方、リモコン学習モードでないときには、ステップS270に進む。
【0086】
ステップS270では、状態学習モードであるか否かを判断し、状態学習モードであるときには、ステップS280に進み、制御対象機器の状態の学習を行い(図9参照)、状態データを機器制御サーバ2に送信する。一方、状態学習モードでないときには、ステップS290に進む。
【0087】
ステップS290では、予約モードであるか否かを判断し、予約モードであるときには、ステップS300に進み、タイムテーブル作成処理を行い(図12参照)、作成されたタイムテーブルを機器制御サーバ2に送信する。一方、予約モードでないときには、ステップS310に進む。
【0088】
ステップS310では、現日時(年、月、日、時、分)をチェックし、次いで、ステップS320では、メモリ112に記憶された実行データの実行日時(年、月、日、時、分)をチェックする。
【0089】
ステップS330では、現日時が実行データの実行日時であるか否かを判断し、現時刻が実行データd10の実行日時であるとき、すなわち、制御対象であるAV機器を制御する時刻であるときは、ステップS340に進み、制御対象機器の動作を制御する。一方、現日時が実行データの実行日時でないときは、ステップS210に戻る。
【0090】
ここで、図16を参照して、ステップS340の機器制御処理を詳しく説明する。図16は図15のステップS340の機器制御処理を詳しく示すフローチャートである。
【0091】
ステップ341では、メモリ112に記憶された実行データのコマンドに従って、該当するリモコン信号を制御対象機器に送信する。
【0092】
ステップ342では、リモコン信号を送信後、制御対象機器から状態データを取得する。
【0093】
ステップ343では、制御対象機器から取得した状態データを機器制御サーバ2に送信する。
【0094】
以上、本実施の形態の機器制御システム1によれば、制御対象機器に対して所定の機能を実行させる場合、所定の機能に対応するリモコン信号を送信するだけでなく、当該リモコン信号を送信した後の制御対象機器から出力される状態データを取り込んで、制御対象機器が正常に動作したか否かを判断することができるので、制御対象機器の動作を把握して、確実に制御対象機器を制御することができる。この結果、無人状態、つまり、タイマ機能により制御対象機器を自動操作するような場合であっても、確実に制御対象機器を制御することができる。
【0095】
特に本実施の形態においては、制御対象機器の前面を撮影した画像データの特定領域(例えば、インジケータ部)の画像データを所定の機能に対応付けた状態データとして学習させることができるので、所定の機能を制御対象機器に実行させる場合には、学習させた画像データと同一画像が得られたかどうかを画像認識することにより、正確に制御対象機器の動作を把握することができる。
【0096】
さらに、制御対象機器が正常な動作をしていないときは、復旧のための処理、すなわち、再度、同一のリモコン信号を送信し、再度、状態データを取得して、制御対象機器の状態を判断するので、例えば、他のユーザによる操作が介在したために所望の動作をしないような場合であっても、正常な動作をさせることができる。
【0097】
また、本実施の形態の機器制御システム1によれば、機器制御サーバ1と機器制御クライアント3に機能を分散して機器を配置し、機器制御サーバ1が一元的にリモコンデータ、状態データ、及びタイムテーブルを管理し、制御対象機器の動作を総合的に制御して、制御対象機器の動作確認を行うという負荷の高い処理を実行するので、各ユーザ宅に設置される機器制御クライアント3を簡単な構成とすることができる。
【0098】
なお、本実施の形態においては、ビデオカメラが撮影した画像データを状態データとし、制御対象機器が正常に動作したか否かの判断に用いたが、状態データを別の用途に用いてもよい。例えば、ユーザの所定の動作の画像データに所定の機能を対応付けて事前に学習させ(記憶させ)、学習させた動作と同一の動作をしたときは、当該動作に対応付けられた機能を実行させるようにしてもよい。例えば、ユーザが手で大きく×印を描くような動作をしたときは、現在、動作している制御対象機器すべての動作を停止させるという制御をさせるようにしてもよい。
【0099】
(第1の実施の形態の変形例1)
図17は、本発明の第1の実施の形態に係る機器制御システム1の変形例が適用されるAVシステム20の概略構成図である。本変形例では、第1の実施の形態の赤外線送受信装置100の赤外線送受信機能とカメラ機能を2つの筐体に分けて構成したものであり、その他の機能及び動作は第1の実施の形態と同一である。すなわち、本変形例の機器制御クライアント5は、赤外線送受信装置400と、CCDビデオカメラ500と、PC200と、専用コントローラ300と、ルータ120とから構成されている。
【0100】
このように、機器制御クライアントの機器構成は種々想定されるものであり、第1の実施の形態に係る機器制御システム1と同一の機能が担保されるのであれば、機器制御クライアントの具体的な機器構成は機器制御クライアント3又は5に限定されない。
【0101】
(第2の実施の形態)
<構成>
図18は、本発明の第2の実施の形態に係る機器制御システムが適用されるAVシステム30の概略構成図である。図18に示すAVシステム30は、赤外線送受信装置600とPC200とルータ120で構成される機器制御クライアント6、AVアンプ11、TV12、CATVのSTB(以下、CATVと略す)13、IPTVのSTB(以下、IPTVと略す)14、FMチューナ15、及びDVDレコーダ16により構成されている。なお、第2の実施の形態に係る機器制御システムの機器制御サーバは、第1の実施の形態の構成と略同一であるため、機器制御サーバの構成図については省略する。また、本実施の形態においては、第1の実施の形態と異なる構成及び機能のみ説明し、その他の構成及び機能については同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0102】
赤外線送受信装置600は、赤外線送受信機能及びAV信号入出力機能を備えている。AV信号入出力機能は、赤外線送受信装置100のカメラ機能に代替するものであり、本実施の形態においては、ビデオカメラで制御対象機器の状態データを取得するのではなく、制御対象機器のAV信号を制御対象機器の状態データとするものである。従って、赤外線送受信装置600は、接続ケーブルを介して、CATV13、IPTV14、FMチューナ15及びDVDレコーダ16と接続されており、これらAV機器とAV信号のやりとりが可能となっている。
【0103】
<制御対象機器の状態の学習>
本実施の形態における制御対象機器の状態の学習について説明する。図19は、制御対象機器から入力されるビデオ信号の画像データd40の一例を示している。この画像データd40は、第1の実施の形態において制御対象機器の状態を学習する際に、画面d20のモニタ画面b20に表示された画像データに相当するものである。すなわち、ユーザは、画像データd40のうち、学習させたい機能が表示される特定領域の画像を選択して登録するものである。例えば、CATV13のチャンネルを362に設定すると、CATV13のOSD機能により画面右上にチャンネル番号(例えば、362)が所定時間、表示される場合には、図19に示すような画像データd40が入力されるので、「CATV13のチャンネル番号を362に設定する」という機能に対しては、画面右上の領域に表示される「362」の文字を囲む領域a80を指示して、「362」の文字を含む領域a80の画像データを、選択された領域a80の画面上の位置関係を示すデータ(2次元座標データ)とともに、正常な状態を示す状態データとして状態データ記憶部202に登録するものである。
【0104】
このように本実施の形態の制御対象機器の状態の学習は、予め、制御対象機器に所定の機能を実行させて、正常な動作を示す画像データをAV信号から取得して、当該機能と対応付けて登録しておくものである。
【0105】
なお、上記説明では、チャンネル設定の機能を具体例として説明したが、これ以外の機能に対しても適用されるのは勿論であり、例えば、入力信号の切り替え(外部入力、ビデオ、TVなど)や電源オン・オフなどの機能に適用可能である。入力信号の切り替えや電源オン・オフのときにも、所定の文字(VIDEO、入力、TVなど)が特定の位置にOSD表示されるので、この特定の位置の画像データを予め登録しておくものである。また、音量のレベル設定やミュート設定なども当該機能に対応するOSD表示(所定の文字やレベルメータなどの表示)がされるので、この特定の位置の画像データを予め登録しておくことにより、適用は可能である。
【0106】
また、上記説明では、制御対象機器が出力するビデオ信号に基づいて画像データを学習する画面であったが、状態学習モードにおいて学習する状態データは画像データに限定されず、制御対象機器が出力するオーディオ信号に基づいて音声データを学習するようにしてもよい。
【0107】
<制御対象機器の動作確認>
次に、本実施の形態における制御対象機器の動作確認について説明する。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、所定の機能を制御対象機器に実行させたときの状態データと、上述した制御対象機器の状態の学習において、予め登録した上記所定の機能の状態データと、のマッチングにより、機器制御サーバが制御対象機器の動作を確認するようになっている。すなわち、両状態データが一致すると判断したときは、制御対象機器が正常に動作していると判断するものである。
【0108】
例えば、上述した「CATV13のチャンネル番号を362に設定する」という機能に対応するリモコン信号を制御対象機器に送信したときには、当該リモコン信号を送信した後にCATV13から入力されるビデオ信号は、赤外線送受信装置600を介して機器制御サーバに送信されるので、機器制御サーバは、特定領域(制御対象機器の状態の学習の際、登録した領域であり、具体的には、領域a80)の画像を抽出し、この抽出した特定領域の画像データと、「CATV13のチャンネル番号を362に設定する」という機能に対応させて状態データ記憶部202に予め登録した画像データと、のパターンマッチングによって判断する。なお、パターンマッチングに関しては、種々の方法が想定されるが、例えば、文字を描く線の中心を検出して、パターンマッチングの基準としてもよいし、また、所定の値以上、例えば、マッチングレベル90%以上であれば一致すると判断するようにしてもよい。
【0109】
以上、本実施の形態の機器制御システムによれば、制御対象機器に対して所定の機能を実行させる場合、所定の機能に対応するリモコン信号を送信するだけでなく、当該リモコン信号を送信した後の制御対象機器から出力される状態データを取り込んで、制御対象機器が正常に動作したか否かを判断することができるので、制御対象機器の動作を把握して、確実に制御対象機器を制御することができる。この結果、無人状態、つまり、タイマ機能により制御対象機器を自動操作するような場合であっても、確実に制御対象機器を制御することができる。
【0110】
特に本実施の形態においては、制御対象機器が出力するビデオ信号の特定領域の画像データを所定の機能に対応付けた状態データとして学習させることができるので、所定の機能を制御対象機器に実行させる場合には、学習させた画像データと同一画像が得られたかどうかを画像認識することにより、正確に制御対象機器の動作を把握することができる。
【0111】
さらに、制御対象機器が正常な動作をしていないときは、復旧のための処理、すなわち、再度、同一のリモコン信号を送信し、再度、状態データを取得して、制御対象機器の状態を判断するので、例えば、他のユーザによる操作が介在したために所望の動作をしないような場合であっても、正常な動作をさせることができる。
【0112】
また、本実施の形態の機器制御システムによれば、機器制御サーバと機器制御クライアントに機能を分散して機器を配置し、機器制御サーバが一元的にリモコンデータ、状態データ、及びタイムテーブルを管理し、制御対象機器の動作を総合的に制御して、制御対象機器の動作確認を行うという負荷の高い処理を実行するので、各ユーザ宅に設置される機器制御クライアントを簡単な構成とすることができる。
【0113】
(その他実施の形態)
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができる。
【0114】
例えば、上記実施の形態においては、ビデオカメラで撮影した画像、又はAV信号の画像に基づいて、制御対象機器の状態を判断したが、これ以外の要素に基づいて、制御対象機器の状態を判断するようにしてもよい。一例としては、各AV機器の前面のインジケータ部近傍にそれぞれ受光機を設け、受光機の光検出の状態に基づいて、制御対象機器の状態を判断するようにしてもよい。図20は、このような機器制御システムが適用されるAVシステム40の概略構成図である。図20に示すAVシステム40は、赤外線送受信装置400とPC200と複数の受光機700とルータ120で構成される機器制御クライアント7、AVアンプ11、TV12、CATVのSTB(以下、CATVと略す)13、IPTVのSTB(以下、IPTVと略す)14、FMチューナ15、及びDVDレコーダ16により構成されている。この場合の機器制御システムは、インジケータ部近傍に設けられた受光機700が検出した色の変化に基づいて、制御対象機器の状態を判断する。例えば、CATV13の電源をオンにすると、CATV13の前面の電源オン・オフを示すインジケータ部が赤く点灯する場合には、「CATV13の電源をオンする」という機能に対しては、CATV13の電源オン・オフを示すインジケータ部が赤く点灯しているか否かを、インジケータ部近傍に設けられた受光機600の光検出の有無によって判断するものである。このように、インジケータ部の色の変化を伴うような動作制御を確認する場合には、受光機の光検出の状態に基づいて判断するようにしてもよい。
【0115】
また、上記実施の形態の機器制御システムは、機器制御サーバが一元的にタイムテーブルを管理して、制御対象機器を制御できるようになっているので、例えば、制御対象機器が使用中、又は故障中で使えない場合などには、同一機能を有する他の制御機器を検索し、同一機能を有する他の制御機器を動作させるようにしてもよい。例えば、制御対象機器としてDVDレコーダを2台備える場合などにおいて、一方のDVDレコーダが使用中のときは、他方のDVDレコーダを代理の制御対象機器として動作させるものである。また、このようにDVDレコーダを2台備える構成の場合には、各DVDレコーダの記憶容量(例えば、ハードディスク全体の記憶容量、初期設定時の空き記憶容量など)を設定して、機器制御サーバに記憶させておけば、2台のDVDレコーダを連携させて、動作させることも可能である。例えば、所定のコンテンツを記憶容量が足りなくて、1台のDVDレコーダに記録させることができないような場合であっても、2台のDVDレコーダを連携させて記録させることが可能である。

Claims (13)

  1. 機器制御サーバと、前記機器制御サーバと通信ネットワークを介して相互に通信可能であり、ユーザごとに設けられた機器制御クライアントと、を備え、それぞれのユーザが管理する複数の機器を制御する機器制御システムであって、
    前記機器制御サーバは、
    前記ユーザごとに、前記複数の機器それぞれの所定の機能に対応するリモコン信号を記憶するリモコン信号記憶手段と、
    前記ユーザごとに、前記リモコン信号記憶手段に記憶されたリモコン信号に基づいて作成され、制御対象機器に対して、所望の日時に所望の機能を実行させる予約データを記憶する予約データ記憶手段と、
    前記ユーザごとに、前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの正常な状態に関する状態データを記憶する状態データ記憶手段と、
    前記予約データ記憶手段に記憶された予約データの実行日時の所定時間前に、当該予約データを対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに送信する予約データ送信手段と、
    を有し、
    前記機器制御クライアントは、
    前記機器制御サーバから受信した予約データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された予約データの実行日時に従って、前記制御対象機器のリモコン信号を取得して、送信するリモコン信号送信手段と、
    前記制御対象機器から、リモコン信号受信後の前記制御対象機器の状態に関する状態データを取得する状態データ取得手段と、
    取得した状態データを前記機器制御サーバに送信する状態データ送信手段と、
    を有し、
    前記機器制御サーバは、
    前記ユーザごとに、同一機能に対して、前記機器制御クライアントから受信した状態データと、前記状態データ記憶手段に記憶された正常な状態の状態データを比較し、両状態データが一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断する状態判断手段と、
    前記状態判断手段が、前記制御対象機器を正常な状態でないと判断したときは、前記制御対象機器を正常な状態に復旧するための処理を対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに実行させる復旧手段と、
    を有することを特徴とする機器制御システム。
  2. 前記状態データ取得手段は、
    前記制御対象機器のインジケータ部を撮影する画像撮影手段を備え、前記画像撮影手段が撮影した画像を状態データとして入力し、
    前記状態データ記憶手段は、
    前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの前記制御対象機器のインジケータ部の画像を状態データとして記憶し、
    前記状態判断手段は、
    同一の機能に対して、前記状態データ記憶手段に記憶された前記制御対象機器のインジケータ部の画像と、前記機器制御クライアントから送信された前記制御対象機器の前記インジケータ部の画像を比較し、インジケータ部の画像が一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の機器制御システム。
  3. 前記状態データ取得手段は、
    前記制御対象機器が出力するAV信号を状態データとして入力し、
    前記状態データ記憶手段は、
    前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの前記制御対象機器が出力する映像データの特定領域の画像を状態データとして記憶し、
    前記状態判断手段は、
    同一の機能に対して、前記状態データ記憶手段に記憶された前記制御対象機器の特定領域の画像と、前記機器制御クライアントから送信された前記制御対象機器の前記特定領域の画像を比較し、特定領域の画像が一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の機器制御システム。
  4. 前記状態データ取得手段は、
    前記制御対象機器のインジケータ部からの受光を検出する受光検出手段を備え、前記受光検出手段が検出した受光の有無を状態データとして入力し、
    前記状態データ記憶手段は、
    前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの前記制御対象機器のインジケータ部からの受光の有無を状態データとして記憶し、
    前記状態判断手段は、
    同一の機能に対して、前記状態データ記憶手段に記憶された前記制御対象機器からの受光の有無と、前記機器制御クライアントから送信された前記制御対象機器のインジケータ部からの受光の有無を比較し、一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の機器制御システム。
  5. 前記復旧手段は、
    前記リモコン信号送信手段が送信したリモコン信号と同一のリモコン信号を再度、対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに送信させるリモコン信号再送信手段と、
    前記リモコン信号再送信手段が予め定められた回数、前記リモコン信号を送信しても、前記状態判断手段が前記制御対象機器を正常な状態でないと判断したときは、対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに前記制御対象機器に関するエラーログを記録させるエラーログ記録手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の機器制御システム。
  6. 前記予約データを作成する予約データ作成手段を有し、
    前記予約データ作成手段は、
    前記予約データに含まれる予約日時が、他の前記予約データの予約日時と同一の前記制御対象機器に対して重複した場合は、予め指定した順序に従って、同一機能を有する他の前記制御対象機器を制御させる前記予約データを作成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の機器制御システム。
  7. ユーザごとに設けられ、複数の機器にリモコン信号を送信して、前記複数の機器を制御する機器制御クライアントと通信ネットワークを介して相互に通信可能な機器制御サーバであって、
    前記ユーザごとに、前記複数の機器それぞれの所定の機能に対応するリモコン信号を記憶するリモコン信号記憶手段と、
    前記ユーザごとに、前記リモコン信号記憶手段に記憶されたリモコン信号に基づいて作成され、制御対象機器に対して、所望の日時に所望の機能を実行させる予約データを記憶する予約データ記憶手段と、
    前記ユーザごとに、前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの正常な状態に関する状態データを記憶する状態データ記憶手段と、
    前記予約データ記憶手段に記憶された予約データの実行日時の所定時間前に、当該予約データを対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに送信する予約データ送信手段と、
    受信した予約データの実行日時に従って、前記制御対象機器のリモコン信号を送信し、リモコン信号送信後の前記制御対象機器の状態に関する状態データを取得した前記機器制御クライアントから、前記機器制御クライアントが取得した状態データを受信する状態データ受信手段と、
    前記ユーザごとに、同一機能に対して、前記機器制御クライアントから受信した状態データと、前記状態データ記憶手段に記憶された正常な状態の状態データを比較し、両状態データが一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断する状態判断手段と、
    前記状態判断手段が、前記制御対象機器が正常な状態でないと判断したときは、前記制御対象機器を正常な状態に復旧するための処理を対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに実行させる復旧手段と、
    を有することを特徴とする機器制御サーバ。
  8. 前記機器制御クライアントは、
    前記制御対象機器のインジケータ部を撮影する画像撮影手段を備え、前記画像撮影手段が撮影した画像を状態データとして取得し、
    前記状態データ記憶手段は、
    前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの前記制御対象機器のインジケータ部の画像を状態データとして記憶し、
    前記状態判断手段は、
    同一機能に対して、前記状態データ記憶手段に記憶された前記制御対象機器のインジケータ部の画像と、前記機器制御クライアントから送信された前記制御対象機器の前記インジケータ部の画像を比較し、インジケータ部の画像が一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項7記載の機器制御サーバ。
  9. 前記機器制御クライアントは、
    前記制御対象機器が出力するAV信号を状態データとして取得し、
    前記状態データ記憶手段は、
    前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの前記制御対象機器が出力する映像データの特定領域の画像を状態データとして記憶し、
    前記状態判断手段は、
    同一機能に対して、前記状態データ記憶手段に記憶された前記制御対象機器の特定領域の画像と、前記機器制御クライアントから送信された前記制御対象機器の前記特定領域の画像を比較し、特定領域の画像が一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項7記載の機器制御サーバ。
  10. 前記機器制御クライアントは、
    前記制御対象機器のインジケータ部からの受光を検出する受光検出手段を備え、前記受光検出手段が検出した受光の有無を状態データとして取得し、
    前記状態データ記憶手段は、
    前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの前記制御対象機器のインジケータ部からの受光の有無を状態データとして記憶し、
    前記状態判断手段は、
    同一機能に対して、前記状態データ記憶手段に記憶された前記制御対象機器のインジケータ部からの受光の有無と、前記機器制御クライアントから送信された前記制御対象機器の前記インジケータ部からの受光の有無を比較し、一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項7記載の機器制御サーバ。
  11. 前記復旧手段は、
    前記リモコン信号送信手段が送信したリモコン信号と同一のリモコン信号を再度、対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに送信させるリモコン信号再送信手段と、
    前記リモコン信号再送信手段が予め定められた回数、前記リモコン信号を送信しても、前記状態判断手段が前記制御対象機器を正常な状態でないと判断したときは、対応する前記ユーザの前記機器制御クライアントに前記制御対象機器に関するエラーログを記録させるエラーログ記録手段と、
    を有することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の機器制御サーバ。
  12. ユーザごとに、複数の機器それぞれの所定の機能に対応するリモコン信号を記憶するリモコン信号記憶手段と、前記ユーザごとに、前記リモコン信号記憶手段に記憶されたリモコン信号に基づいて作成され、制御対象機器に対して、所望の日時に所望の機能を実行させる予約データを記憶する予約データ記憶手段と、前記ユーザごとに、前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの正常な状態に関する状態データを記憶する状態データ記憶手段と、を備えた機器制御サーバと通信ネットワークを介して相互に通信可能であり、前記ユーザごとに設けられた機器制御クライアントであって、
    前記予約データ記憶手段に記憶された予約データの実行日時の所定時間前に、当該予約データを前記機器制御サーバから受信する予約データ受信手段と、
    前記機器制御サーバから受信した予約データを記憶する予約データ記憶手段と、
    前記予約データ記憶手段に記憶された予約データの実行日時に従って、前記制御対象機器のリモコン信号を取得して、送信するリモコン信号送信手段と、
    前記制御対象機器から、リモコン信号送信後の前記制御対象機器の状態に関する状態データを取得する状態データ入力手段と、
    前記機器制御サーバが前記状態データ記憶手段に記憶された状態データと比較して、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断するために、前記機器制御サーバに取得した状態データを送信する状態データ送信手段と、
    を有することを特徴とする機器制御クライアント。
  13. 学習させる前記リモコン信号を受信する手段と、
    受信した前記リモコン信号の周波数より高い周波数でサンプリングしたリモコン信号を生成する手段と、
    生成したリモコン信号を前記機器制御サーバに送信する手段と、
    を有し、
    前記リモコン信号記憶手段は、前記機器制御クライアントが生成したリモコン信号を前記機器制御クライアントから受信して記憶することを特徴とする請求項12記載の機器制御クライアント。
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