JP5988357B2 - 操作学習装置及び操作学習方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リモートコントローラから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される装置を、そのリモートコントローラで遠隔操作する技術に関する。
テレビ、ビデオレコーダ、アンプ等のような機器は、専用の各リモートコントローラ(以降、リモコンと表記する場合もある)でそれぞれ遠隔操作することが可能である。ところが、複数の機器を操作するために複数の専用リモコンを用いるのでは、操作性が悪いだけでなく、リモコンの管理も煩雑になる。このような事情から、少ない数のリモコンで複数の機器を操作するための各種手法が提案されている。
下記特許文献1には、携帯端末に既存のリモコンの発光パターンを記憶させる手法が提案されている。下記特許文献2には、パーソナルコンピュータ(PC)に学習リモコンを接続し、PCを用いてインターネットからリモコンコードをダウンロードし、個々のリモコンコードを学習リモコンに送る手法が提案されている。下記特許文献3には、制御親機から無線通信で被制御部群のそれぞれと赤外線リモコン信号の通信距離内に設定される制御子器に制御コマンドを送り、制御子器から各被制御部群に制御コマンドを送るといった手法が提案されている。下記特許文献4には、リモコン送信機が接続されたパーソナルモバイルのタッチ通信機器を用いることで、玩具をリモートコントロールできるようにする手法が提案されている。
また、上述のような機器を接続するための通信インタフェースの標準規格として、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)が知られている(下記非特許文献1参照)。例えば、テレビとビデオレコーダとの間がHDMIで接続され、テレビがHDMIシンクとしてビデオレコーダがHDMIソースとして動作する場合、1つのリモコンでテレビ及びビデオレコーダの双方を遠隔操作することができる。これは、HDMIソース及びHDMIシンクが、標準言語としての、HDMIで規定されているCEC(Consumer Electronics Control)メッセージ(コマンド)をやりとりすることにより実現される。
このようなHDMIを搭載した表示装置において、CECに非対応の外部機器に対しても、CECメッセージを用いたときと同等の操作を可能とする手法が下記特許文献5で提案されている。具体的には、表示装置が、ユーザの入力操作に対応する第1操作信号に含まれる制御コード(又はCECメッセージ)と外部機器を制御するための制御コードとの対応関係を格納するテーブルを外部機器の種別(メーカ、種類)毎にそれぞれ持ち、当該第1操作信号を、そのテーブルに基づいて変換された制御コードを含む第2操作信号に変換し、この第2操作信号をCECメッセージとは異なる手段(ビデオマウス等)により外部機器に送信する。
特開2005−348104号公報 特開2003−087881号公報 特開2005−342048号公報 登録実用新案第3173446号公報 特開2009−027599号公報
Hitachi, Ltd., etc., "High-Definition Multimedia Interface Specification Version 1.3a", HDMI Licensing, LLC, November 10, 2006.
しかしながら、上述の学習機能をリモコンに持たせる手法では、学習機能を持たせるために既存のリモコンを改造するか、又は、学習機能を持った新たなリモコンを購入しなければならない。また、この手法では、操作側が学習機能を持つため、操作される側がサポートする複数の所定操作を操作側のリモコンに学習させることは困難である。
一方、上記特許文献5の提案手法では、リモコンからの無線操作信号を受信するテレビにおいて、予め、操作対象装置(外部機器)の種別毎のテーブルが設定される。この提案手法では、操作対象装置以外のテレビに予め設定されるテーブルを、操作対象装置がサポートする複数の所定操作に対応させることは困難である。例えば、この提案手法に対応するテレビが操作対象装置よりも前に販売される場合、テレビに予め設定されるテーブルを、操作対象装置がサポートする複数の所定操作に対応させることは困難である。更に、この提案手法では、ビデオマウスのようなCECメッセージとは異なる手段が付加的に必要となってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、操作対象装置と所定通信線を介して接続される既存の電子機器のためのリモコンを用いて、その操作対象装置を確実に遠隔操作可能とする技術を提供する。
本発明の各態様では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第1の態様は、リモコンから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作学習装置に関する。第1態様に係る操作学習装置は、上記電子機器又はその電子機器を介して接続される他の電子機器に、操作学習装置自身がサポートする所定操作に対応するリモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、所定画面のための画面データ信号を上記所定通信線に送出する画面信号送信部と、上記電子機器又は上記他の電子機器に表示される所定画面に基づくリモートコントローラのボタン操作により、上記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成されそのボタン操作を特定し得る制御信号を上記所定通信線から受信する受信部と、受信部で受信される制御信号で特定される当該ボタン操作と操作学習装置自身がサポートする所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成する操作学習部と、操作学習テーブルを参照することにより、操作学習装置自身がサポートする複数の所定操作の中から、上記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する操作特定部と、を有し、上記操作学習部は、受信部により制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに同じボタン操作を示す制御信号が更に当該受信部で受信されるか否かを判定し、該判定結果に基づいて、該制御信号で特定されるボタン操作を含む対応関係を操作学習テーブルに格納するか否かを決定する。また、第1態様に係る操作学習装置は、上記電子機器又はその電子機器を介して接続される他の電子機器に、操作学習装置自身がサポートする所定操作に対応するリモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、所定画面のための画面データ信号を上記所定通信線に送出する画面信号送信部と、上記電子機器又は上記他の電子機器に表示される所定画面に基づくリモートコントローラのボタン操作により、上記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成されそのボタン操作を特定し得る制御信号を上記所定通信線から受信する受信部と、受信部で受信される制御信号で特定される当該ボタン操作と操作学習装置自身がサポートする所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成する操作学習部と、操作学習テーブルを参照することにより、操作学習装置自身がサポートする複数の所定操作の中から、上記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する操作特定部と、を有し、上記操作学習部は、受信部により制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに当該受信部で受信される、リモートコントローラにおける複数のボタン操作に対応する複数の制御信号で特定される複数のボタン操作を、操作学習装置がサポートする1つの所定操作に対応付けて操作学習テーブルに格納する。
第2の態様は、リモコンから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作対象装置で実行される操作学習方法に関する。第2態様に係る操作学習方法は、上記電子機器又はこの電子機器を介して接続される他の電子機器に、上記操作対象装置がサポートする所定操作に対応するリモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、その所定画面のための画面データ信号を上記所定通信線に送出し、上記電子機器又は上記他の電子機器に表示される所定画面に基づくリモートコントローラのボタン操作により、上記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成されそのボタン操作を特定し得る制御信号を上記所定通信線から受信し、受信される制御信号で特定されるボタン操作と上記操作対象装置がサポートする所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成し、この操作学習テーブルを参照することにより、上記操作対象装置がサポートする複数の所定操作の中から、上記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する、ことを含み、当該操作学習テーブルの生成は、制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに同じボタン操作を示す制御信号が更に受信されるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、制御信号で特定されるボタン操作を含む対応関係を当該操作学習テーブルに格納するか否かを決定する、ことを含む。また、第2態様に係る操作学習方法は、上記電子機器又はこの電子機器を介して接続される他の電子機器に、上記操作対象装置がサポートする所定操作に対応するリモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、その所定画面のための画面データ信号を上記所定通信線に送出し、上記電子機器又は上記他の電子機器に表示される所定画面に基づくリモートコントローラのボタン操作により、上記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成されそのボタン操作を特定し得る制御信号を上記所定通信線から受信し、受信される制御信号で特定されるボタン操作と上記操作対象装置がサポートする所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成し、この操作学習テーブルを参照することにより、上記操作対象装置がサポートする複数の所定操作の中から、上記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する、ことを含み、当該操作学習テーブルの生成は、制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに受信される、リモートコントローラにおける複数のボタン操作に対応する複数の制御信号で特定される複数のボタン操作を、操作対象装置がサポートする1つの所定操作に対応付けて当該操作学習テーブルに格納する、ことを含む。
なお、本発明の他の態様としては、上記第1態様における各構成をコンピュータに実現させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。
上記各態様によれば、操作対象装置と所定通信線を介して接続される既存の電子機器のためのリモコンを用いて、その操作対象装置を確実に遠隔操作可能とする技術を提供することができる。
第1実施形態におけるメディアインタフェース装置のハードウェア構成例を概念的に示す図である。 第1実施形態におけるメディアインタフェース装置の処理構成例を概念的に示す図である。 「上」操作に対応するリモコンのボタン操作を促す画面の例を示す図である。 第1実施形態におけるメディアインタフェース装置の動作例を示すフローチャートである。 確認画面の例を示す図である。 登録結果画面の例を示す図である。 「戻る」操作に対応するリモコンのボタン操作を促す画面の例を示す図である。 第2実施形態におけるメディアインタフェース装置の処理構成例を概念的に示す図である。 学習確認画面の例を示す図である。 学習確認結果画面の例を示す図である。 メディアインタフェース装置の他の接続形態を示す図である。 操作学習装置及び操作学習方法の他の適用例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態として操作学習装置及び操作学習方法について説明する。
本実施形態における操作学習装置は、リモコンから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される。ここで、所定通信線とは、単に物理的な通信ケーブルのみを意味するものではなく、HDMIやIEEE1394等のような機器間を接続する通信インタフェースのような概念も含む。本実施形態は、リモコンから送信される無線操作信号に対応する制御信号がその無線操作信号を受信した電子機器からその所定通信線にパススルーされ得るのであれば、その所定通信線の具体的実現形態を制限しない。また、本実施形態における電子機器は、そのような所定通信線を接続可能であって、かつ、映像及び音声の少なくとも一方を含むメディアデータ(メディア信号)を処理する装置である。当該電子機器は、例えば、テレビ、ビデオレコーダ、オーディオアンプ、ゲーム機、PC等であり、レンダラ、レンダリング装置等と呼ばれることもある。
本実施形態における操作学習装置は、上記電子機器又はその電子機器を介して接続される他の電子機器に、自身がサポートする所定操作に対応するリモコンのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、所定画面のための画面データ信号を上記所定通信線に送出する画面信号送信部と、上記電子機器又は上記他の電子機器に表示される所定画面に基づくリモートコントローラのボタン操作により、上記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成されそのボタン操作を特定し得る制御信号を上記所定通信線から受信する受信部と、受信部で受信される制御信号で特定される当該ボタン操作と自身がサポートする所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成する操作学習部と、操作学習テーブルを参照することにより、自身がサポートする複数の所定操作の中から、上記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する操作特定部と、を有する。
ここで、操作学習装置自身がサポートする複数の所定操作とは、操作学習装置が受けることができる各種ユーザ操作を意味する。言い換えれば、操作学習装置のための専用リモコンを提供すると仮定した場合に、その専用リモコンに実装されるであろう複数のボタンを用いた操作が当該複数の所定操作に対応する。例えば、当該複数の所定操作には、「上」操作、「下」操作、「左」操作、「右」操作、「戻る」操作、「決定」操作等が含まれる。
本実施形態における操作学習方法は、リモートコントローラから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作対象装置で実行される。当該操作学習方法は、上記電子機器又はこの電子機器を介して接続される他の電子機器に、上記操作対象装置がサポートする所定操作に対応するリモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、その所定画面のための画面データ信号を上記所定通信線に送出し、上記電子機器又は上記他の電子機器に表示される所定画面に基づくリモートコントローラのボタン操作により、上記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成されそのボタン操作を特定し得る制御信号を上記所定通信線から受信し、受信される制御信号で特定されるボタン操作と上記操作対象装置がサポートする所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成し、この操作学習テーブルを参照することにより、上記操作対象装置がサポートする複数の所定操作の中から、上記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する、ことを含む。
本実施形態では、操作学習装置(操作対象装置)により所定通信線に送出される所定画面のための画面データ信号により、当該電子機器に、操作学習装置がサポートする所定操作に対応するリモコンのボタン操作を促す所定画面が表示される。これにより、ユーザは、この所定画面を見ることで、電子機器のためのリモコンにおける、操作学習装置の所定操作に対応するボタン操作を行う。このボタン操作に応じてそのリモコンから送信される無線操作信号が電子機器で受信され、この電子機器から、所定通信線を介してその無線操作信号に対応する制御信号が操作学習装置で受信される。操作学習装置では、この制御信号で特定されるボタン操作と操作学習装置の所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルが生成される。
このように、本実施形態では、操作学習装置が電子機器に提供する所定画面のための画面データ信号により、電子機器のためのリモコンのボタン操作と操作学習装置自身の所定操作との対応関係が学習される。以降、操作学習装置では、この操作学習テーブルが参照されることにより、電子機器のためのリモコンのボタン操作に応じて受信される各制御信号に基づいて、操作学習装置の各所定操作がそれぞれ特定され、特定された所定操作に対応する処理が実行される。
本実施形態では、操作される装置、即ち、操作学習装置が、所定画面のための画面データ信号を提供することにより、自ら、当該操作学習テーブルを生成する。よって、本実施形態によれば、その操作学習テーブルを、操作対象装置がサポートする複数の所定操作に対応させることができる。従って、本実施形態によれば、操作学習装置と所定通信線を介して接続される既存の電子機器のためのリモコンを用いて、操作対象装置としての操作学習装置を確実に遠隔操作することができる。更に、電子機器により無線操作信号から変換された制御信号と所定操作との対応関係が当該操作学習テーブルに格納されるため、電子機器で受信可能な無線操作信号を送信するリモコンであれば、どのようなリモコンであっても操作学習装置を遠隔操作することができる。
以下、上述の実施形態について更に詳細を説明する。なお、以下に挙げる各実施形態及び各変形例はそれぞれ例示であり、本発明は以下の各実施形態及び各変形例の構成のみに限定されない。
[第1実施形態]
第1実施形態では、上述の実施形態に係る操作学習装置及び操作学習方法がメディアインタフェース装置に適用される例が示される。図1は、第1実施形態におけるメディアインタフェース装置(以降、MIF装置と簡略化して表記する場合もある)のハードウェア構成例を概念的に示す図である。
MIF装置10は、サーバ装置5から提供される、映像及び音声の少なくとも一方を含むメディアデータに基づくメディア信号をHDMIを介してテレビ装置2に送り、テレビ装置2に当該映像及び音声の少なくとも一方を出力させる。即ち、MIF装置10は、HDMIソースとして動作し得る。メディアデータは、例えば、映画データ、写真データ、音楽データ等のようなデジタルデータである。なお、本実施形態は、サーバ装置5から提供されるメディアデータについて何ら制限しない。第1実施形態では、上述の実施形態に係る電子機器としてテレビ装置2が例示され、上述の所定通信線としてHDMIが例示される。
サーバ装置5は、一般的なコンピュータであり、上述のようなメディアデータをMIF装置10に提供する。
テレビ装置2は、HDMI機能を搭載し、かつ、リモコン1により遠隔操作され得る一般的なテレビ受像機である。テレビ装置2は、リモコン1からの無線操作信号を受信し、この無線操作信号を対応する制御信号に変換し、HDMIを介してその制御信号を送出する。当該無線操作信号は、リモコン1で押されたボタンを識別可能な信号であり、無線操作信号に対応する制御信号は、無線操作信号で識別され得るボタン操作を識別可能な信号である。
以降、このようなテレビ装置2の処理をリモコン信号スルー処理と表記する場合もある。このようなリモコン信号スルー処理は、上述のような一般的なテレビ受像機で行われる周知の処理であるため、詳細説明を省略する。リモコン信号スルー処理は、例えば、テレビ装置2において、MIF装置10が接続されるHDMI端子が入力として選択されている場合に実行される。
〔装置構成〕
第1実施形態におけるMIF装置10は、図1に示されるように、HDMI通信部11、サーバ通信部12、制御部13等を有する。制御部13は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、入出力インタフェース(I/F)等により構成される。メモリは、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。入出力I/Fは、HDMI通信部11、サーバ通信部12等と制御部13との間のやりとりを制御する。
HDMI通信部11は、テレビ装置2のHDMI端子に接続するためのHDMI接続部(図示せず)、テレビ装置2とMIF装置10との間のHDMI通信を制御する通信処理部(図示せず)等を含む。HDMI接続部は、HDMIケーブルを接続するためのHDMI端子として実現されてもよいし、テレビ装置2のHDMI端子に直接接続し得るHDMIコネクタとして実現されてもよい。HDMIは、メディア信号を伝送するためのTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)チャネルと、制御信号を伝送するための制御チャネル(CEC(Consumer Electronics Control)チャネル、DDC(Display Data Channel)等)とを含む。なお、HDMI通信部11は、周知のHDMI技術(非特許文献1参照)により実現されればよいため、ここでは詳細説明を省略する。
サーバ通信部12は、サーバ装置5とMIF装置10との間で無線通信又は有線通信を行うためのインタフェース機器である。サーバ装置5とMIF装置10との間の通信には、周知の通信形態が利用されればよいため、ここでは詳細説明を省略する。サーバ通信部12は、無線通信又は有線通信を行い、サーバ装置5から、所望のメディアデータを取得する。
図2は、第1実施形態におけるMIF装置10の処理構成例を概念的に示す図である。第1実施形態におけるMIF装置10は、情報取得部21、画面信号送信部22、受信部23、操作学習部24、操作学習テーブル25、操作特定部26、メディアデータ受信部27、メディア信号送信部28、処理実行部29等を有する。これら各処理部は、上述の制御部13により実現される。例えば、上述の各処理部は、CPUによりメモリに格納されるプログラムが実行されることにより実現される。
情報取得部21は、HDMIを介して接続される電子機器を特定するための装置特定情報をHDMI通信部11から取得する。例えば、情報取得部21は、HDMI通信部11により実現されるDDCを介して、電子機器のE−EDID(Enhanced Extended Display Identification Data)を読むことで、その電子機器の装置特定情報を取得する。また、情報取得部21は、CECチャネル上のCECメッセージ(<Poling Message>、<Give Physical Address>、<Report Physical Address>)を用いて、物理アドレス、論理アドレス等のような装置特定情報を取得するようにしてもよい。本実施形態では、情報取得部21は、テレビ装置2の装置特定情報を取得する。
画面信号送信部22は、テレビ装置2に、MIF装置10自身がサポートする所定操作に対応するリモコン1のボタン操作を促す所定画面を表示させるために、所定画面のための画面データ信号をHDMI通信部11を介して送信する。例えば、画面信号送信部22は、MIF装置10自身がサポートする複数の所定操作の各々に対応する各所定画面のための画面データ信号を順次送信する。
図3は、「上」操作に対応するリモコン1のボタン操作を促す画面の例を示す図である。画面信号送信部22により送信された画面データ信号により、テレビ装置2には、図3の例のような画面が表示される。図3の画面は、ユーザに、MIF装置10に対して「上」操作を行うための、リモコン1のボタン操作を促す。ユーザは、リモコン1に搭載される「上」ボタンを押してもよいし、その他のボタンを押してもよい。なお、テレビ装置2では、MIF装置10からの画面データ信号に基づいて、そのとき表示されていたテレビ放送等から、MIF装置10からの画面データ信号に基づく図3の画面に自動的に表示が切り替えられてもよいし、入力切り替え操作の後、図3の画面が表示されてもよい。
受信部23は、HDMIの制御チャネルから受信される制御信号をHDMI通信部11から取得する。この制御信号には、図3のような画面を表示しているテレビ装置2におけるリモコン信号スルー処理で、テレビ装置2から送出される制御信号が含まれる。
操作学習部24は、画面信号送信部22から送信された所定画面のための画面データ信号に対応する、MIF装置10自身がサポートする所定操作と、受信された制御信号で特定されるその所定画面に促されたリモコン1のボタン操作とを対応付け、その対応関係を格納する操作学習テーブル25を生成する。操作学習部24は、各所定画面のための画面データ信号の順次送信に応じて受信部23で順次受信される各制御信号で特定される各ボタン操作と、MIF装置10自身がサポートする各所定操作と、の各対応関係をそれぞれ操作学習テーブル25に格納する。
また、操作学習部24は、受信部23により制御信号が取得されてから所定時間経過するまでに同じボタン操作を示す制御信号が更に受信部23で取得されるか否かを判定し、この判定結果に基づいて、その制御信号で特定されるボタン操作を含む対応関係を操作学習テーブル25に格納するか否かを決定する。例えば、操作学習部24は、或る制御信号が取得されてから所定時間経過するまでに同じボタン操作を示す制御信号が取得された場合、そのボタン操作の登録がキャンセルされたと判断し、そのボタン操作を含む対応関係を操作学習テーブル25に格納しない。上記所定時間は、予めメモリに格納される。
操作学習部24は、情報取得部21により取得される装置特定情報毎に、操作学習テーブル25をそれぞれ生成する。具体的には、操作学習部24は、情報取得部21により取得された装置特定情報と対応付けられた操作学習テーブル25が存在するか否かを判断し、存在しない場合に、その装置特定情報に対応する操作学習テーブル25を新たに生成する。このとき、操作学習部24は、画面信号送信部22に、所定操作に対応する所定画面のための画面データ信号を送信させる。
操作学習テーブル25は、装置特定情報毎にそれぞれ生成される。操作学習テーブル25は、受信された各制御信号により特定されるリモコン1の各ボタン操作と、MIF装置10自身がサポートする各所定操作との各対応関係をそれぞれ格納する。各所定操作と各ボタン操作との対応関係として、操作学習テーブル25は、例えば、所定操作を示すIDと、制御信号に含まれるリモコン1のボタン操作に対応する制御コードとの組み合わせを格納する。
操作特定部26は、操作学習テーブル25を参照することにより、MIF装置10自身がサポートする複数の所定操作の中から、受信部23で取得される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する。この所定操作の特定にあたり、具体的には、操作特定部26は、所定操作を示すIDを操作学習テーブル25から抽出する。また、操作特定部26は、参照する操作学習テーブル25を、情報取得部21により取得される装置特定情報に対応付けられた操作学習テーブル25に切り替える。
本実施形態では、MIF装置10の操作学習機能を実現する上述のような各処理部21から26を、操作学習処理系20と表記する場合もある。なお、受信部23及び操作特定部26は、操作学習以外のMIF装置10の処理においても動作する。
メディアデータ受信部27は、映像及び音声の少なくとも一方を含むメディアデータをサーバ通信部12を介してサーバ装置5から受信する。
メディア信号送信部28は、メディアデータ受信部27で受信されたメディアデータに対応するメディア信号をHDMI通信部11を介してHDMIに送出し、HDMIで接続されるテレビ装置2に、映像及び音声の少なくとも一方を出力させる。当該メディア信号は、HDMIのTMDSチャネルにより伝送される。
処理実行部29は、操作特定部26により特定された所定操作に応じた処理を行う。具体的には、操作特定部26により「上」操作が特定された場合には、その「上」操作に応じた処理を行う。本実施形態は、処理実行部29により実行される処理自体を制限しない。
〔動作例〕
以下、第1実施形態におけるMIF装置10で実行される操作学習方法について図4を用いて説明する。図4は、第1実施形態におけるMIF装置10の動作例を示すフローチャートである。
MIF装置10は、HDMIでテレビ装置2と接続されると、テレビ装置2を特定し得る装置特定情報を取得する(S40)。
MIF装置10は、取得された装置特定情報と対応付けられた操作学習テーブル25が存在するか否かを判定する(S41)。MIF装置10は、操作学習テーブル25が存在している場合(S41;YES)、処理を終える。一方、MIF装置10は、操作学習テーブル25が存在しない場合(S41;NO)、次のように動作する。
まず、MIF装置10は、MIF装置10自身がサポートする複数の所定操作の中の1つの対象操作を特定し、その対象操作に対応するリモコン操作を促す所定画面のための画面データ信号をHDMIに送出する(S42)。この画面データ信号をHDMI入力端子から取得したテレビ装置2は、その画面データ信号に対応する所定画面を表示する。これにより、図3の例のような画面が表示される。ユーザは、その画面で促されている所定操作に対応する、リモコン1のボタン操作を行う。例えば、ユーザは、リモコン1に搭載される「上」ボタンを押す。リモコン1は、そのボタン操作に対応する無線操作信号を送出する。テレビ装置2は、その無線操作信号に関し、リモコン信号スルー処理を行う。
MIF装置10は、上記無線操作信号に対応して生成され上記ボタン操作を特定し得る制御信号をHDMIから受信する(S43)。ここで、MIF装置10は、受信された制御信号で特定されるボタン操作の情報を保持し(S44)、図5に示されるような確認画面をテレビ装置2に表示させるための画面データ信号をHDMIに送出する。図5は、確認画面の例を示す図である。
このとき、MIF装置10は、タイマを起動する(S45)。このタイマは、起動されてからの経過時間を測定する。MIF装置10は、このタイマを監視することにより、上記制御信号が受信されてからの経過時間が所定時間を超えるか否か、即ち、タイムアウトを検出する(S47)。
MIF装置10は、タイムアウトまでに同じボタン操作を示す制御信号が更に受信されるか否かを判定する(S46)。MIF装置10は、タイムアウトまでに同じボタン操作を示す制御信号が重複して受信された場合(S46;YES)、ユーザが再設定を希望していることを認識する。この場合、MIF装置10は、タイマを解除し、かつ、保持しているボタン操作の情報を捨て、新たなボタン操作を示す制御信号の受信を待つ(S43)。
MIF装置10は、同じボタン操作を示す制御信号が重複して受信されることなく(S46;NO)、タイムアウトを検出すると(S47;YES)、その制御信号で特定されるボタン操作と上記対象操作との対応関係を操作学習テーブル25に格納する(S48)。このとき、MIF装置10は、図6に示されるような登録結果画面をテレビ装置2に表示させるための画面データ信号をHDMIに送出する。図6は、登録結果画面の例を示す図である。
MIF装置10は、MIF装置10がサポートする複数の操作の中で未登録の操作があるか否かを判定する(S49)。MIF装置10は、未登録の操作が有れば(S49;YES)、その未登録の操作を対象操作に設定し(S50)、上記工程(S42)以降を再度実行する。これにより、MIF装置10は、工程(S42)において、図7に示されるような他の対象操作に対応するボタン操作を促す画面をテレビ装置2に表示させる画面データ信号を送信する。図7は、「戻る」操作に対応するリモコン1のボタン操作を促す画面の例を示す図である。図3の例では、対象操作は「上」操作であり、図7の例では、対象操作は「戻る」操作である。
MIF装置10は、未登録の操作がなければ(S49;NO)、生成された操作学習テーブル25と装置特定情報との対応関係を保持し(S51)、処理を終了する。
〔第1実施形態の作用及び効果〕
第1実施形態によれば、テレビ装置2のためのリモコン1の各ボタン操作とMIF装置10との各所定操作との各対応関係がMIF装置10で学習されるため、ユーザは、テレビ装置2のためのリモコン1を用いて、操作対象装置としてのMIF装置10を確実に遠隔操作することができる。その上で、ユーザは、MIF装置10により仲介されるメディアデータに基づく映像等をテレビ装置2で楽しむことができる。
更に、第1実施形態では、MIF装置10がHDMIにより接続される電子機器(テレビ装置2)を特定するための装置特定情報が取得され、この装置特定情報毎に、操作学習テーブル25がそれぞれ生成される。更に、制御信号に対応する所定操作を特定するために参照される操作学習テーブル25が、その装置特定情報に基づいて切替えられる。これにより、MIF装置10を接続する電子機器を頻繁に変える場合に、ユーザは、一度操作学習操作をした電子機器において、再度同じ操作をすることなく、即座に、MIF装置10を利用することができる。また、MIF装置10がHDMIで接続される電子機器で受信可能な無線操作信号を送信するリモコンであれば、ユーザは、どのようなリモコンであってもMIF装置10を遠隔操作することができる。
また、第1実施形態では、或るボタン操作を示す制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに同じボタン操作を示す制御信号が更に受信された場合に、その制御信号で特定されるボタン操作を含む対応関係は操作学習テーブル25に格納されない。これにより、ユーザは、所定操作に対して誤ったボタン操作をした場合に、簡単に、正しいボタン操作に設定し直すことができる。
[第2実施形態]
上述のように、第1実施形態によれば、操作される側としてのMIF装置10において操作学習が行われるため、MIF装置10がサポートする全ての所定操作に対するリモコン1のボタン操作を確実に学習することができる。しかしながら、操作される側で操作学習が行われるため、ユーザは、操作する側のリモコン1を眺めているだけでは、そのリモコン1のボタン操作とMIF装置10の所定操作との対応関係がMIF装置10でどのように登録されているか知ることは難しい。そこで、第2実施形態では、MIF装置10に登録されている、ボタン操作と所定操作との対応関係をユーザが確認できるようにする。以下、第2実施形態におけるMIF装置10について、第1実施形態と異なる内容を中心説明する。以下の説明では、第1実施形態と同様の内容については適宜省略する。
図8は、第2実施形態におけるMIF装置10の処理構成例を概念的に示す図である。図8に示されるように、第2実施形態におけるMIF装置10は、第1実施形態の構成に加えて、学習確認部30を更に有する。学習確認部30も、他の処理部と同様に、制御部13により実現される。
学習確認部30は、操作学習テーブル25に格納される、MIF装置10がサポートする複数の所定操作を示す学習確認画面のための画面データ信号を画面信号送信部22に送信させ、テレビ装置2にその学習確認画面を表示させる。この学習確認画面では、図9に示されるように、操作学習テーブル25に格納される複数の所定操作を示す画面要素が表示される。
図9は、学習確認画面の例を示す図である。図9に示される学習確認画面には、MIF装置10がサポートする複数の所定操作を示す画面要素として、「上」操作を示す画面要素OP1、「下」操作を示す画面要素OP3、「右」操作を示す画面要素OP2、「左」操作を示す画面要素OP4、「決定」操作を示す画面要素OP5、「戻る」操作を示す画面要素OP6が含まれている。
更に、学習確認部30は、テレビ装置2に表示されるその学習確認画面に基づくリモコン1のボタン操作に応じて受信部23で受信される制御信号に対応する所定操作を操作特定部26に特定させ、この特定された所定操作をユーザに示す学習確認結果画面のための画面データ信号を画面信号送信部22に送信させる。これにより、テレビ装置2には、図10に示されるような学習確認結果画面が表示される。学習確認結果画面では、図10に示されるように、リモコン1のボタン操作に対応付けられて、操作学習テーブル25に格納される所定操作がユーザに認識されるように表示される。
図10は、学習確認結果画面の例を示す図である。図10の例によれば、「左」操作を示す画面要素OP4が、点灯、変色等によりユーザに認識可能な状態で表示される。図10の例に示されるように、リモコン1のボタン操作に対応する所定操作を説明する表示OP10が出力されるようにしてもよい。
このような第2実施形態によれば、ユーザは、学習確認結果画面により、操作学習テーブル25に登録されている、リモコン1のボタン操作と所定操作との対応関係を確認することができる。なお、第2実施形態は、図9及び図10の例に限定されない。例えば、或る1つの所定操作に対応するリモコン1のボタン操作を促す画面が表示され、その画面に応じて行われたボタン操作が、操作学習テーブル25に格納されている対応関係と一致するか否かが判定され、その判定結果が学習確認結果画面に表示されるようにしてもよい。
[他の実施形態]
上述の第1実施形態及び第2実施形態では、MIF装置10が、表示部を持つテレビ装置2にHDMIで直接的に接続される例が示されたが、MIF装置10は、テレビ装置2に、他の電子機器を介して間接的に接続されてもよい。また、MIF装置10により提供される画面データ信号に基づく画面を表示する電子機器は、テレビ装置2に限定されない。MIF装置10にHDMIを介して直接的に又は間接的に接続される電子機器であって、その画面データ信号に基づく画面を表示し得る電子機器であれば、どのような電子機器であってもよい。
図11は、MIF装置10の他の接続形態を示す図である。図11の例では、MIF装置10は、HDMI機能を搭載するオーディオアンプ7のHDMI端子(メディア入力端子)に接続され、テレビ装置2は、オーディオアンプ7の他のHDMI端子(メディア出力端子)を介して接続される。この場合、オーディオアンプ7は、リモコン1から送信される無線操作信号を受信し、この無線操作信号を対応する制御信号に変換し、HDMIを介してMIF装置10にその制御信号を送出する。また、オーディオアンプ7は、MIF装置10からHDMIを介して送信される画面データ信号をメディア出力端子(HDMI端子)にスルーする。これにより、MIF装置10から提供される画面データ信号に基づく画面が、テレビ装置2に表示される。
図11の例に示されるように、MIF装置10は、リモコン1からの無線操作信号に対応する制御信号をHDMIを介してMIF装置10に転送する機能(リモコン信号スルー処理)、及び、MIF装置10から送られる画面データ信号を表示部を持つ電子機器にHDMIを介して転送する機能を持つ電子機器に接続されれば、上述の第1実施形態及び第2実施形態と同様の作用効果を奏することが出来る。このような電子機器は、オーディオアンプ7に制限されない。
また、当該操作学習装置及び当該操作学習方法は、MIF装置10以外の装置にも適用可能である。例えば、当該操作学習装置及び当該操作学習方法は、メディアデータを格納するメモリを持ち、そのメディアデータに基づくメディア信号をHDMIを介してテレビ装置2に送る装置に適用されてもよい。
図12は、上述の実施形態に係る操作学習装置及び操作学習方法の他の適用例を示す図である。図12の例は、当該操作学習装置及び当該操作学習方法がビデオレコーダ9に適用される例を示す。この場合、ビデオレコーダ9は、少なくとも、制御部17、HDMI通信部16を有し、制御部17は、一般的なビデオレコーダに関する処理に加えて、上述の操作学習処理系20(図2参照)を実現する。ビデオレコーダ9は、HDMIを介してテレビ装置2に接続される。
[変形例]
上述の第1実施形態及び第2実施形態では、操作学習部24は、1つのボタン操作と1つの所定操作との対応関係を操作学習テーブル25に格納したが、複数のボタン操作と1つの所定操作との対応関係を操作学習テーブル25に格納するようにしてもよい。この場合、操作学習部24は、受信部23により制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに受信部23で受信される複数の制御信号で特定される複数のボタン操作を、MIF装置10がサポートする1つの所定操作に対応付ける。
上述の第1実施形態及び第2実施形態では、MIF装置10は、対象操作毎に、リモコン1のボタン操作を促す画面を表示させるための画面データ信号を送信したが、複数の操作を対象にする画面データ信号を送信するようにしてもよい。この場合、その画面データ信号により、テレビ装置2には、複数の操作に対応するボタン操作を順に行うことを促す画面が表示される。具体的には、その画面には、「右」操作、「左」操作、「上」操作及び「下」操作の順に、リモコン1のボタン操作を実行して下さいといった表示が含まれればよい。
なお、上述の説明で用いたフローチャートでは、複数の工程が順番に記載されているが、本実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。本実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態及び各変形例は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
リモートコントローラから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作学習装置において、
前記電子機器又は前記電子機器を介して接続される他の電子機器に、前記操作学習装置がサポートする所定操作に対応する前記リモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、該所定画面のための画面データ信号を前記所定通信線に送出する画面信号送信部と、
前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される前記所定画面に基づく前記リモートコントローラの前記ボタン操作により前記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成され前記ボタン操作を特定し得る制御信号を前記所定通信線から受信する受信部と、
前記受信部で受信される制御信号で特定される前記ボタン操作と前記操作学習装置がサポートする前記所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成する操作学習部と、
前記操作学習テーブルを参照することにより、前記操作学習装置がサポートする複数の所定操作の中から、前記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する操作特定部と、
を備える操作学習装置。
2.
前記電子機器を特定するための装置特定情報を前記所定通信線から取得する情報取得部、
を更に備え、
前記操作学習部は、前記情報取得部により取得される装置特定情報毎に、前記操作学習テーブルをそれぞれ生成し、
前記操作特定部は、参照する操作学習テーブルを、前記情報取得部により取得される前記装置特定情報に対応する操作学習テーブルに切り替える、
1.に記載の操作学習装置。
3.
前記画面信号送信部は、前記操作学習装置がサポートする前記複数の所定操作の各々に対応する各所定画面のための画面データ信号を順次送信し、
前記操作学習部は、前記各所定画面に応じて前記受信部で順次受信される各制御信号で特定される各ボタン操作と、前記操作学習装置がサポートする各所定操作と、の各対応関係をそれぞれ前記操作学習テーブルに格納する、
1.又は2.に記載の操作学習装置。
4.
前記操作学習部は、前記受信部により前記制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに同じボタン操作を示す制御信号が更に前記受信部で受信されるか否かを判定し、該判定結果に基づいて、該制御信号で特定されるボタン操作を含む前記対応関係を前記操作学習テーブルに格納するか否かを決定する、
1.から3.のいずれか1つに記載の操作学習装置。
5.
前記操作学習部は、前記受信部により前記制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに前記受信部で受信される、前記リモートコントローラにおける複数のボタン操作に対応する複数の制御信号で特定される複数のボタン操作を、前記操作学習装置がサポートする1つの所定操作に対応付けて前記操作学習テーブルに格納する、
1.から4.のいずれか1つに記載の操作学習装置。
6.
前記操作学習テーブルに格納される、前記操作学習装置がサポートする複数の所定操作を示す学習確認画面のための画面データ信号を前記画面信号送信部に送信させ、前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される該学習確認画面に基づく前記リモートコントローラのボタン操作に応じて前記受信部で受信される制御信号に対応する前記所定操作を前記操作特定部に特定させ、該特定された前記所定操作をユーザに示す学習確認結果画面のための画面データ信号を前記画面信号送信部に送信させる学習確認部、
を更に備える1.から5.のいずれか1つに記載の操作学習装置。
7.
前記電子機器が有するHDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子に接続するためのHDMI接続部と、
映像及び音声の少なくとも一方を含むメディアデータをサーバ装置から受信するメディアデータ受信部と、
前記メディアデータ受信部で受信された前記メディアデータに対応するメディア信号を前記HDMI接続部から送出し、HDMIで接続される前記電子機器又は前記他の電子機器に、映像及び音声の前記少なくとも一方を処理させるメディア信号送信部と、
前記操作特定部により特定された所定操作に応じた処理を行う処理実行部と、
を更に備え、
HDMIソース装置として実現される、
1.から6.のいずれか1つに記載の操作学習装置
8.
リモートコントローラから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作対象装置で実行される操作学習方法において、
前記電子機器又は前記電子機器を介して接続される他の電子機器に、前記操作対象装置がサポートする所定操作に対応する前記リモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、該所定画面のための画面データ信号を前記所定通信線に送出し、
前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される前記所定画面に基づく前記リモートコントローラの前記ボタン操作により前記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成され前記ボタン操作を特定し得る制御信号を前記所定通信線から受信し、
前記受信される制御信号で特定される前記ボタン操作と前記操作対象装置がサポートする前記所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成し、
前記操作学習テーブルを参照することにより、前記操作対象装置がサポートする複数の所定操作の中から、前記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する、
ことを含む操作学習方法。
9.
前記電子機器を特定するための装置特定情報を前記所定通信線から取得する、
ことを更に含み、
前記操作学習テーブルの生成は、前記取得される装置特定情報毎に、前記操作学習テーブルをそれぞれ生成し、
前記所定操作の特定は、参照する操作学習テーブルを、前記取得される装置特定情報に対応する操作学習テーブルに切り替える、
8.に記載の操作学習方法。
10.
前記画面データ信号の送出は、前記操作対象装置がサポートする前記複数の所定操作の各々に対応する各所定画面のための画面データ信号を順次送信し、
前記操作学習テーブルの生成は、前記各所定画面に応じて前記受信部で順次受信される各制御信号で特定される各ボタン操作と、前記操作対象装置がサポートする各所定操作と、の各対応関係をそれぞれ前記操作学習テーブルに格納する、
8.又は9.に記載の操作学習方法。
11.
前記操作学習テーブルの生成は、
前記制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに同じボタン操作を示す制御信号が更に受信されるか否かを判定し、
前記判定結果に基づいて、前記制御信号で特定されるボタン操作を含む前記対応関係を前記操作学習テーブルに格納するか否かを決定する、
ことを含む8.から10.のいずれか1つに記載の操作学習方法。
12.
前記操作学習テーブルの生成は、前記制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに受信される、前記リモートコントローラにおける複数のボタン操作に対応する複数の制御信号で特定される複数のボタン操作を、前記操作対象装置がサポートする1つの所定操作に対応付けて前記操作学習テーブルに格納する、
8.から11.のいずれか1つに記載の操作学習方法。
13.
前記操作学習テーブルに格納される、前記操作対象装置がサポートする複数の所定操作を示す学習確認画面のための画面データ信号を送信し、
前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される該学習確認画面に基づく前記リモートコントローラのボタン操作に応じて前記受信部で受信される制御信号に対応する前記所定操作を特定し、
前記特定された前記所定操作をユーザに示す学習確認結果画面のための画面データ信号を送信する、
ことを更に含む8.から12.のいずれか1つに記載の操作学習方法。
14.
リモートコントローラから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作対象装置で実行されるプログラムにおいて、
前記操作対象装置に、
前記電子機器又は前記電子機器を介して接続される他の電子機器に、前記操作対象装置がサポートする所定操作に対応する前記リモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、該所定画面のための画面データ信号を前記所定通信線に送出する画面信号送信部と、
前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される前記所定画面に基づく前記リモートコントローラの前記ボタン操作により前記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成され前記ボタン操作を特定し得る制御信号を前記所定通信線から受信する受信部と、
前記受信部で受信される制御信号で特定される前記ボタン操作と前記操作対象装置がサポートする前記所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成する操作学習部と、
前記操作学習テーブルを参照することにより、前記操作対象装置がサポートする複数の所定操作の中から、前記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する操作特定部と、
を実現させるプログラム。
1 リモートコントローラ(リモコン)
2 テレビ装置
5 サーバ装置
7 オーディオアンプ
9 ビデオレコーダ
10 メディアインタフェース装置(MIF装置)
11、16 HDMI通信部
12 サーバ通信部
13、17 制御部
20 操作学習処理系
21 情報取得部
22 画面信号送信部
23 受信部
24 操作学習部
25 操作学習テーブル
26 操作特定部
27 メディアデータ受信部
28 メディア信号送信部
29 処理実行部
30 学習確認部

Claims (13)

  1. リモートコントローラから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作学習装置において、
    前記電子機器又は前記電子機器を介して接続される他の電子機器に、前記操作学習装置がサポートする所定操作に対応する前記リモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、該所定画面のための画面データ信号を前記所定通信線に送出する画面信号送信部と、
    前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される前記所定画面に基づく前記リモートコントローラの前記ボタン操作により前記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成され前記ボタン操作を特定し得る制御信号を前記所定通信線から受信する受信部と、
    前記受信部で受信される制御信号で特定される前記ボタン操作と前記操作学習装置がサポートする前記所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成する操作学習部と、
    前記操作学習テーブルを参照することにより、前記操作学習装置がサポートする複数の所定操作の中から、前記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する操作特定部と、
    を備え
    前記操作学習部は、前記受信部により前記制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに同じボタン操作を示す制御信号が更に前記受信部で受信されるか否かを判定し、該判定結果に基づいて、該制御信号で特定されるボタン操作を含む前記対応関係を前記操作学習テーブルに格納するか否かを決定する操作学習装置。
  2. リモートコントローラから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作学習装置において、
    前記電子機器又は前記電子機器を介して接続される他の電子機器に、前記操作学習装置がサポートする所定操作に対応する前記リモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、該所定画面のための画面データ信号を前記所定通信線に送出する画面信号送信部と、
    前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される前記所定画面に基づく前記リモートコントローラの前記ボタン操作により前記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成され前記ボタン操作を特定し得る制御信号を前記所定通信線から受信する受信部と、
    前記受信部で受信される制御信号で特定される前記ボタン操作と前記操作学習装置がサポートする前記所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成する操作学習部と、
    前記操作学習テーブルを参照することにより、前記操作学習装置がサポートする複数の所定操作の中から、前記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する操作特定部と、
    を備え、
    前記操作学習部は、前記受信部により前記制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに前記受信部で受信される、前記リモートコントローラにおける複数のボタン操作に対応する複数の制御信号で特定される複数のボタン操作を、前記操作学習装置がサポートする1つの所定操作に対応付けて前記操作学習テーブルに格納する操作学習装置。
  3. 前記電子機器を特定するための装置特定情報を前記所定通信線から取得する情報取得部、
    を更に備え、
    前記操作学習部は、前記情報取得部により取得される装置特定情報毎に、前記操作学習テーブルをそれぞれ生成し、
    前記操作特定部は、参照する操作学習テーブルを、前記情報取得部により取得される前記装置特定情報に対応する操作学習テーブルに切り替える、
    請求項1又は2に記載の操作学習装置。
  4. 前記画面信号送信部は、前記操作学習装置がサポートする前記複数の所定操作の各々に対応する各所定画面のための画面データ信号を順次送信し、
    前記操作学習部は、前記各所定画面に応じて前記受信部で順次受信される各制御信号で特定される各ボタン操作と、前記操作学習装置がサポートする各所定操作と、の各対応関係をそれぞれ前記操作学習テーブルに格納する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の操作学習装置。
  5. 前記操作学習テーブルに格納される、前記操作学習装置がサポートする複数の所定操作を示す学習確認画面のための画面データ信号を前記画面信号送信部に送信させ、前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される該学習確認画面に基づく前記リモートコントローラのボタン操作に応じて前記受信部で受信される制御信号に対応する前記所定操作を前記操作特定部に特定させ、該特定された前記所定操作をユーザに示す学習確認結果画面のための画面データ信号を前記画面信号送信部に送信させる学習確認部、
    を更に備える請求項1からのいずれか1項に記載の操作学習装置。
  6. 前記電子機器が有するHDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子に接続するためのHDMI接続部と、
    映像及び音声の少なくとも一方を含むメディアデータをサーバ装置から受信するメディアデータ受信部と、
    前記メディアデータ受信部で受信された前記メディアデータに対応するメディア信号を前記HDMI接続部から送出し、HDMIで接続される前記電子機器又は前記他の電子機器に、映像及び音声の前記少なくとも一方を処理させるメディア信号送信部と、
    前記操作特定部により特定された所定操作に応じた処理を行う処理実行部と、
    を更に備え、
    HDMIソース装置として実現される、
    請求項1からのいずれか1項に記載の操作学習装置
  7. リモートコントローラから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作対象装置で実行される操作学習方法において、
    前記電子機器又は前記電子機器を介して接続される他の電子機器に、前記操作対象装置がサポートする所定操作に対応する前記リモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、該所定画面のための画面データ信号を前記所定通信線に送出し、
    前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される前記所定画面に基づく前記リモートコントローラの前記ボタン操作により前記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成され前記ボタン操作を特定し得る制御信号を前記所定通信線から受信し、
    前記受信される制御信号で特定される前記ボタン操作と前記操作対象装置がサポートする前記所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成し、
    前記操作学習テーブルを参照することにより、前記操作対象装置がサポートする複数の所定操作の中から、前記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する、
    ことを含み、
    前記操作学習テーブルの生成は、
    前記制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに同じボタン操作を示す制御信号が更に受信されるか否かを判定し、
    前記判定結果に基づいて、前記制御信号で特定されるボタン操作を含む前記対応関係を前記操作学習テーブルに格納するか否かを決定する、
    ことを含む操作学習方法。
  8. リモートコントローラから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作対象装置で実行される操作学習方法において、
    前記電子機器又は前記電子機器を介して接続される他の電子機器に、前記操作対象装置がサポートする所定操作に対応する前記リモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、該所定画面のための画面データ信号を前記所定通信線に送出し、
    前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される前記所定画面に基づく前記リモートコントローラの前記ボタン操作により前記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成され前記ボタン操作を特定し得る制御信号を前記所定通信線から受信し、
    前記受信される制御信号で特定される前記ボタン操作と前記操作対象装置がサポートする前記所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成し、
    前記操作学習テーブルを参照することにより、前記操作対象装置がサポートする複数の所定操作の中から、前記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する、
    ことを含み、
    前記操作学習テーブルの生成は、前記制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに受信される、前記リモートコントローラにおける複数のボタン操作に対応する複数の制御信号で特定される複数のボタン操作を、前記操作対象装置がサポートする1つの所定操作に対応付けて前記操作学習テーブルに格納する、
    ことを含む操作学習方法。
  9. 前記電子機器を特定するための装置特定情報を前記所定通信線から取得する、
    ことを更に含み、
    前記操作学習テーブルの生成は、前記取得される装置特定情報毎に、前記操作学習テーブルをそれぞれ生成し、
    前記所定操作の特定は、参照する操作学習テーブルを、前記取得される装置特定情報に対応する操作学習テーブルに切り替える、
    請求項7又は8に記載の操作学習方法。
  10. 前記画面データ信号の送出は、前記操作対象装置がサポートする前記複数の所定操作の各々に対応する各所定画面のための画面データ信号を順次送信し、
    前記操作学習テーブルの生成は、前記各所定画面に応じて順次受信される各制御信号で特定される各ボタン操作と、前記操作対象装置がサポートする各所定操作と、の各対応関係をそれぞれ前記操作学習テーブルに格納する、
    請求項7から9のいずれか1項に記載の操作学習方法。
  11. 前記操作学習テーブルに格納される、前記操作対象装置がサポートする複数の所定操作を示す学習確認画面のための画面データ信号を送信し、
    前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される該学習確認画面に基づく前記リモートコントローラのボタン操作に応じて受信される制御信号に対応する前記所定操作を特定し、
    前記特定された前記所定操作をユーザに示す学習確認結果画面のための画面データ信号を送信する、
    ことを更に含む請求項から10のいずれか1項に記載の操作学習方法。
  12. リモートコントローラから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作対象装置で実行されるプログラムにおいて、
    前記操作対象装置に、
    前記電子機器又は前記電子機器を介して接続される他の電子機器に、前記操作対象装置がサポートする所定操作に対応する前記リモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、該所定画面のための画面データ信号を前記所定通信線に送出する画面信号送信部と、
    前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される前記所定画面に基づく前記リモートコントローラの前記ボタン操作により前記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成され前記ボタン操作を特定し得る制御信号を前記所定通信線から受信する受信部と、
    前記受信部で受信される制御信号で特定される前記ボタン操作と前記操作対象装置がサポートする前記所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成する操作学習部であって、前記受信部により前記制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに同じボタン操作を示す制御信号が更に前記受信部で受信されるか否かを判定し、該判定結果に基づいて、該制御信号で特定されるボタン操作を含む前記対応関係を前記操作学習テーブルに格納するか否かを決定する前記操作学習部と、
    前記操作学習テーブルを参照することにより、前記操作対象装置がサポートする複数の所定操作の中から、前記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する操作特定部と、
    を実現させるプログラム。
  13. リモートコントローラから送信される無線操作信号を受信可能な電子機器と所定通信線を介して接続される操作対象装置で実行されるプログラムにおいて、
    前記操作対象装置に、
    前記電子機器又は前記電子機器を介して接続される他の電子機器に、前記操作対象装置がサポートする所定操作に対応する前記リモートコントローラのボタン操作を促す所定画面を表示させるために、該所定画面のための画面データ信号を前記所定通信線に送出する画面信号送信部と、
    前記電子機器又は前記他の電子機器に表示される前記所定画面に基づく前記リモートコントローラの前記ボタン操作により前記電子機器で受信される無線操作信号に対応して生成され前記ボタン操作を特定し得る制御信号を前記所定通信線から受信する受信部と、
    前記受信部で受信される制御信号で特定される前記ボタン操作と前記操作対象装置がサポートする前記所定操作との対応関係を格納する操作学習テーブルを生成する操作学習部であって、前記受信部により前記制御信号が受信されてから所定時間経過するまでに前記受信部で受信される、前記リモートコントローラにおける複数のボタン操作に対応する複数の制御信号で特定される複数のボタン操作を、前記操作対象装置がサポートする1つの所定操作に対応付けて前記操作学習テーブルに格納する前記操作学習部と、
    前記操作学習テーブルを参照することにより、前記操作対象装置がサポートする複数の所定操作の中から、前記所定通信線から受信される各制御信号に対応する所定操作をそれぞれ特定する操作特定部と、
    を実現させるプログラム。
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