JP2023087554A - 設備機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】どこで端末装置が操作されたか認識できるようにした設備機器を提供する。【解決手段】通信回線を介して外部装置100と接続される通信部4と、外部装置100より通信部4に本体部2を操作する外部制御情報が入力されると、外部装置100の中で、本体部2を操作した端末装置102の場所を識別する操作場所識別情報に応じた操作状態情報を操作部3に出力する制御部32とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、住宅に設置される設備機器に関する。
住宅に設置される設備機器として、浴室に設置される浴室暖房換気乾燥装置を、スマートフォン等の外部の端末装置で操作できるようにする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
住宅に設置される設備機器を、外部の端末装置で遠隔操作できるようにした構成では、端末装置での操作で運転が開始される場合、操作部に設けた外部運転通知ランプで通知が行われる。
しかし、宅内に居る人が端末装置で操作したか、宅外に居る人が端末装置で操作したかわからず、遠隔操作による運転の継続の有無や、誤操作ではなく遠隔操作の正当性の判断を、適切に行うことが難しかった。
本発明は、このような課題を解決するためなされたもので、どこで端末装置が操作されたか認識できるようにした設備機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、住宅に設置される本体部と、本体部を操作する操作部と、通信回線を介して外部装置と接続される通信手段と、外部装置の中で、本体部を操作可能な端末装置から通信手段に本体部を操作する外部制御情報が入力されると、端末装置がどこで操作されたか示す操作状態情報を操作部に出力する制御手段とを備えた設備機器である。
本発明では、操作部以外の外部の端末装置で操作が行われると、端末装置がどこで操作されたか示す操作状態情報が操作部に出力される。
本発明では、操作部以外の外部の端末装置で操作が行われると、どこで端末装置の操作が行われたか、操作部を介して認識できるので、操作部の近くに居る人が、遠隔操作による運転の継続の有無や、遠隔操作の誤操作ではなく正当性の判断を適切に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の設備機器の実施の形態について説明する。
<本実施の形態の設備機器の構成例>
図1は、本実施の形態の設備機器の一例を示す浴室暖房換気乾燥装置の機能ブロック図、図2は、操作部の一例を示す正面図である。
図1は、本実施の形態の設備機器の一例を示す浴室暖房換気乾燥装置の機能ブロック図、図2は、操作部の一例を示す正面図である。
本実施の形態の設備機器としての空調装置の一例である浴室暖房換気乾燥装置1Aは、住宅の一室である浴室300に設置される本体部2と、浴室300とつながる他室である洗面脱衣所301に設置される操作部3を備える。
本体部2は、浴室300から空気を吸い込み、浴室300から吸い込んだ空気を循環させて浴室300に吹き出すと共に、浴室300から吸い込んだ空気を屋外に排気する機能を実現した送風部20と、送風部20で室内に吹き出される空気を加熱する加熱部21を備える。送風部20は、浴室300の空気を吸い込んで、屋外に排気する換気ファンと、浴室300から空気を吸い込み、浴室300から吸い込んだ空気を循環させて浴室300に吹き出す循環ファンを備える構成でも良いし、1つのファンと、風路を切り替える機構を備える構成でも良い。
本体部2は、操作部3から入力された制御情報等に基づき、送風部20及び加熱部21等を制御する本体制御部22と、操作部3と有線で接続される有線通信部23を備える。
操作部3は、運転モードの選択、運転の停止等の利用者の操作を受ける入力部30と、入力部30の操作で選択された運転モード、浴室暖房換気乾燥装置1Aと外部装置100との接続状態等を表示する出力部31を備える。また、操作部3は、利用者の操作に基づく制御情報等を出力する制御部32と、本体部2の有線通信部23と有線で接続される有線通信部33を備える。
浴室暖房換気乾燥装置1Aは、洗面脱衣所301に設置された操作部3で運転モードの選択、運転の停止等の操作が行われる。また、浴室暖房換気乾燥装置1Aは、各種の外部装置100に無線で接続される。浴室暖房換気乾燥装置1Aは、浴室暖房換気乾燥装置1Aが設置された住宅内(宅内と称す)、当該住宅外(宅外と称す)から、外部装置100の中で浴室暖房換気乾燥装置1Aの操作が可能な機能を持つ端末装置102で操作が行われる。端末装置102での操作を遠隔操作(リモート)と称す。更に、浴室暖房換気乾燥装置1Aは、運転や故障の履歴情報を、外部装置100に出力できるようにしても良い。
制御部32は制御手段の一例で、操作部3の入力部30の操作に応じて、送風部20及び加熱部21等を制御する制御情報を出力する。また、制御部32は、端末装置102の操作に応じて、送風部20及び加熱部21等を制御する外部制御情報が通信部4を介して入力され、入力された外部制御情報を出力する。
本体制御部22は、操作部3の有線通信部33及び本体部2の有線通信部23を経由して操作部3から入力された制御情報、外部制御情報等に基づき、送風部20及び加熱部21等を制御して、操作に応じた運転モードを実行する。
次に、浴室暖房換気乾燥装置1Aを外部装置100に無線で接続する構成について説明する。
浴室暖房換気乾燥装置1Aは、無線により外部装置100と接続可能とするため、通信部4を備える。通信部4は通信手段の一例で、本例ではWi-Fi(登録商標)に対応した通信モジュールで構成される。
浴室暖房換気乾燥装置1Aは、通信部4が操作部3に設けられる。通信部4は、操作部3を構成する図示しない基板上に各種電子部品が実装された回路で構成されていても良い。また、通信部4は、各通信規格に対応するアンテナが操作部3に設けられる。
浴室暖房換気乾燥装置1Aは、無線で接続可能な外部装置100の中で、Wi-Fi(登録商標)の通信規格に対応した例えばルータ101が、通信部4に接続される。住宅に設置されるルータ101は、住宅内で有線及び無線による宅内ネットワーク108を構成する。
また、ルータ101は、ターミナルアダプタ103を介して外部のインターネット網104と接続される。更に、ルータ101には、住宅内のサーバ105が接続されていても良い。また、インターネット網104には、浴室暖房換気乾燥装置1Aの製造者、浴室暖房換気乾燥装置1Aの管理者等の外部のサーバ106が接続されていても良い。
更に、浴室暖房換気乾燥装置1Aは、無線で接続可能な外部装置100の中で、例えばスマートフォンやタブレット等、情報の入力部及び出力部を備えた端末装置102が、Wi-Fi(登録商標)の通信規格に対応していれば、宅内ネットワーク108を構成するルータ101及び通信部4、及び外部のWi-Fi(登録商標)による通信回線に接続可能である。また、端末装置102は、LTEの通信規格に対応していれば、インターネット網104に接続可能である。
浴室暖房換気乾燥装置1Aは、固有のIPアドレスが付与される。制御部32は、Wi-Fi(登録商標)の規格に従い、ルータ101が備える認証機能に応答して、通信部4がルータ101と接続されるプログラムが実行される。
端末装置102は、浴室暖房換気乾燥装置1Aを操作するアプリケーションがインストールされる。端末装置102は、Wi-Fi(登録商標)の規格に従いルータ101と接続され、ルータ101を介して浴室暖房換気乾燥装置1Aの通信部4と接続される。また、端末装置102は、インターネット網104を介してルータ101と接続され、ルータ101を介して浴室暖房換気乾燥装置1Aの通信部4と接続される。
浴室暖房換気乾燥装置1Aは、端末装置102でアプリケーションが操作されることで、操作可能な複数の端末装置102が登録される。登録された端末装置102は、端末識別情報が付与される。
次に、操作部3の構成について説明する。入力部30は、図2に示すように、運転モードを選択する運転モード選択ボタン30aと、運転を停止する停止ボタン30bと、運転時間を設定する運転時間設定ボタン30cを備える。
出力部31は、運転モード選択ボタン30aで選択された運転モード、及び、各運転モードでの設定等を目視可能に出力する運転状態ランプ31aを備える。また、出力部31は、操作状態を通知する操作状態通知部31bを備える。
操作状態通知部31bは、操作部3の操作を受けたか、宅内で端末装置102の操作を受けたか、宅外から端末装置102の操作を受けたかを、例えば表示による視認可能な状態で通知する。
操作状態通知部31bは、光により文字等を表示できる構成で、例えばLEDの非点灯状態では、光が操作部3のパネル35を透過せず、操作状態通知部31bが視認できない状態である。操作状態通知部31bは、LEDの点灯、点滅状態では、光が操作部3のパネル35を透過し、操作状態通知部31bの表示内容が視認できる状態となる。操作部3は、操作状態通知部31bをこのような構成で実現することで、操作状態通知部31bが設けられる位置に開口等が不要となり、操作状態通知部31bを備える構成と備えない構成にでき、パネル35を共用化できる。例えば、端末装置102がどこで操作されたか示す操作状態情報として、宅内から端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31b1、あるいは、宅外から端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31b2を、LEDの点灯、点滅により通知する。また、LEDを非点灯として操作状態情報31b1、31b2を消灯することで、操作部3の操作を受けたことを通知する。
なお、操作状態通知部31bは、定型の文字列が点灯、点滅により表示される構成でも良いし、任意の文字列が表示される構成でも良い。また、ランプが点灯、点滅する構成でも良い。
<本実施の形態の設備機器の動作例>
図3A~図3Cは、操作部の操作状態情報出力例を示す動作説明図で、以下、各図を参照して、本実施の形態の設備機器としての空調装置の一例である浴室暖房換気乾燥装置1Aの動作の一例について説明する。
図3A~図3Cは、操作部の操作状態情報出力例を示す動作説明図で、以下、各図を参照して、本実施の形態の設備機器としての空調装置の一例である浴室暖房換気乾燥装置1Aの動作の一例について説明する。
制御部32は、操作部3で本体部2が操作されると、入力部30の運転モード選択ボタン30aの操作に応じて、所定の換気風量で常時の換気運転を行う24時間換気運転モードを実行する制御情報を出力する。また、制御部32は、入力部30の運転モード選択ボタン30aの操作に応じて、浴室300に温風を吹き出す暖房運転を行う暖房運転モードを実行する制御情報を出力する。更に、制御部32は、入力部30の運転モード選択ボタン30aの操作に応じて、24時間換気運転モードでの換気風量より多い所定の換気風量で主に浴室300の換気運転を行う換気運転モードを実行する制御情報を出力する。
また、制御部32は、入力部30の運転モード選択ボタン30aの操作に応じて、浴室300内の換気動作を行いながら、浴室300内に温風を吹き出して乾燥運転を行う乾燥運転モードを実行する制御情報を出力する。更に、制御部32は、入力部30の運転モード選択ボタン30aの操作に応じて、浴室300内に浴室300の温度に応じて風を吹き出す涼風運転を行う涼風運転モードを実行する制御情報を出力する。
また、制御部32は、入力部30の停止ボタン30bの操作に応じて、実行中の運転モードを停止する制御情報を出力する。更に、制御部32は、入力部30の運転時間設定ボタン30cの操作に応じて、運転モード選択ボタン30aで選択された運転モードの運転時間を設定する制御情報を出力する。
制御部32は、運転モード選択ボタン30aが操作されると、選択された運転モードに対応する運転状態ランプ31aを点灯させる。例えば、操作部3の操作で暖房運転モードが選択されると、図3Aに示すように、暖房運転モードを選択する運転モード選択ボタン30aに対応して設けられる運転状態ランプ31aを点灯させる。
また、制御部32は、操作部3の運転モード選択ボタン30aが操作されると、操作部3で操作を受けたことを操作状態通知部31bで出力する。例えば、図3Aに示すように、操作状態通知部31bを構成するLEDを消灯することで、操作状態通知部31bに視認可能な情報を表示しないことをもって、操作部3で操作を受けたことを操作状態通知部31bに出力する。なお、操作状態通知部31bを構成するLEDを点灯させることで、操作部3の操作を受けことを示す文字列を、操作状態通知部31bに視認可能に出力しても良い。
また、浴室暖房換気乾燥装置1Aは、通信部4と端末装置102との接続が確立した状態で、端末装置102の操作による外部制御情報が入力される。
制御部32は、端末装置102の操作に応じて、24時間換気運転モードを実行する外部制御情報が通信部4を介して入力され、入力された外部制御情報を出力する。また、制御部32は、端末装置102の操作に応じて、暖房運転モードを実行する外部制御情報が通信部4を介して入力され、入力された外部制御情報を出力する。更に、制御部32は、端末装置102の操作に応じて、換気運転モードを実行する外部制御情報が通信部4を介して入力され、入力された外部制御情報を出力する。
また、制御部32は、端末装置102の操作に応じて、乾燥運転モードを実行する外部制御情報が通信部4を介して入力され、入力された外部制御情報を出力する。更に、制御部32は、端末装置102の操作に応じて、涼風運転モードを実行する外部制御情報が通信部4を介して入力され、入力された外部制御情報を出力する。
また、制御部32は、端末装置102の操作に応じて、実行中の運転モードを停止する制御情報を出力する。更に、制御部32は、端末装置102の操作に応じて、運転モードの運転時間を設定する制御情報を出力する。
制御部32は、端末装置102から外部制御情報が入力されると、端末装置102が操作された場所を識別する操作場所識別情報に基づき、宅内から端末装置102で操作されたか、宅外から端末装置102で操作されたか判断する。
操作場所識別情報は、例えば、端末装置102と通信部4との間の通信経路を示す情報である。制御部32は、端末装置102から外部制御情報が入力されると、外部制御情報が、第1の通信経路であるインターネット網104を経由した第1の受信情報107aか、第2の通信経路である宅内ネットワーク108を経由した第2の受信情報107bか判断し、宅内から端末装置102で操作されたか、宅外から端末装置102で操作されたか判断する。
なお、操作場所識別情報は、例えば、端末装置102の位置情報でも良い。制御部32は、端末装置102から外部制御情報が入力されると、端末装置102の位置情報等に基づき、外部制御情報が、第1の場所である宅外から入力された第1の受信情報107aか、第2の場所である宅内から入力された第2の受信情報107bか判断し、宅内から端末装置102で操作されたか、宅外から端末装置102で操作されたか判断しても良い。位置情報は、例えば、端末装置102に搭載されたGPSから取得してもよい。
そして、制御部32は、端末装置102が操作された場所を識別する操作場所識別情報に応じた操作状態情報として、宅内から端末装置102の操作を受けたこと、あるいは、宅外から端末装置102の操作を受けたことを操作状態通知部31bに表示等で出力する。
制御部32は、宅内から端末装置102の操作を受けたと判断すると、例えば、図3Bに示すように、操作状態通知部31bを構成するLEDを点灯させることで、宅内で端末装置102の操作を受けことを示す識別情報を有した文字列と、ランプ表示等を含む操作状態情報31b1を、操作状態通知部31bに視認可能に出力する。
また、制御部32は、宅外から端末装置102の操作を受けたと判断すると、例えば、図3Cに示すように、操作状態通知部31bを構成するLEDを点灯させることで、宅外で端末装置102の操作を受けことを示す識別情報を有した文字列と、ランプ表示等を含む操作状態情報31b2を、操作状態通知部31bに視認可能に出力する。
更に、制御部32は、端末装置102から外部制御情報が入力されると、端末装置102で選択された運転モードに対応する運転状態ランプ31aを点灯させる。例えば、宅内での端末装置102の操作で乾燥運転モードが選択されると、図3Bに示すように、上述した操作状態通知部31bによる通知に加え、操作部3において乾燥運転モードを選択する運転モード選択ボタン30aに対応して設けられる運転状態ランプ31aを点灯させる。また、宅外での端末装置102の操作で換気運転モードが選択されると、図3Cに示すように、上述した操作状態通知部31bによる通知に加え、操作部3において換気運転モードを選択する運転モード選択ボタン30aに対応して設けられる運転状態ランプ31aを点灯させる。
制御部32は、端末装置102の操作で選択された運転モードで開始された本体部2の運転が終了するまで、操作状態情報31b1、31b2を操作部3で操作状態通知部31bに出力する。
また、制御部32は、通信部4を介して複数の端末装置102が接続されている場合、一の端末装置102で操作が行われて外部制御情報が入力されると、一の端末装置102の操作を受けたことを、他の端末装置102に通知しても良い。
本体制御部22は、操作部3の有線通信部33及び本体部2の有線通信部23を経由して操作部3から入力された制御情報、外部制御情報等に基づき、送風部20及び加熱部21等を制御して、24時間換気運転モード、暖房運転モード、換気運転モード、乾燥運転モード、涼風運転モードを実行する。また、本体制御部22は、24時間換気運転モード、暖房運転モード、換気運転モード、乾燥運転モード、涼風運転モードを停止する。
<本実施の形態の設備機器の効果例>
宅内、宅外に居る人が端末装置102を操作して、所望の運転モードで浴室暖房換気乾燥装置1Aの運転しているときに、宅内にいる他の人が操作部3を操作して、別の運転モードで浴室暖房換気乾燥装置1Aの運転を行うと、端末装置102の操作者の意図しない運転に切り替わる可能性がある。
宅内、宅外に居る人が端末装置102を操作して、所望の運転モードで浴室暖房換気乾燥装置1Aの運転しているときに、宅内にいる他の人が操作部3を操作して、別の運転モードで浴室暖房換気乾燥装置1Aの運転を行うと、端末装置102の操作者の意図しない運転に切り替わる可能性がある。
そこで、操作部3に操作状態通知部31bを備え、端末装置102で操作があった場合、実行中の運転モードに加え、宅内から端末装置102の操作を受けたこと、あるいは、宅外から端末装置102の操作を受けたことを、操作状態通知部31bに表示等で出力する。
これにより、操作部3を操作しようとしている人が、操作状態通知部31bを確認することで、宅内に居る他の人の操作で浴室暖房換気乾燥装置1Aが運転されているのか、宅外に居る人の操作で浴室暖房換気乾燥装置1Aが運転されているのか、確認、判断できる。例えば、端末装置102による操作が、宅内で行われたことを認識できれば、宅内に不在の人に、電話やメール等で運転の有無の確認をすることなく、宅外から端末装置102で操作したものでないことを認識できる。
なお、操作部3での操作状態通知部31bによる通知は、表示出力に限らず、音声等でも良い。
ここで、端末装置102からの操作を行う場合は、パスコード等の認証情報の入力を端末装置102で要求することで、認証情報を知らない人の操作を防ぐようにしても良い。
<本実施の形態の操作状態通知部の変形例>
図4A~図4Eは、本実施の形態の操作状態通知部の変形例を示す操作部の正面図である。
図4A~図4Eは、本実施の形態の操作状態通知部の変形例を示す操作部の正面図である。
操作状態通知部31bは、図4A、図4Bに示すように、宅内で端末装置102の操作を受けことを示す識別情報を有した文字列及びランプ表示等を含む操作状態情報31b1と、宅外で端末装置102の操作を受けことを示す識別情報を有した文字列及びランプ表示等を含む操作状態情報31b2を併記して、操作状態通知部31bを構成するLEDを点灯させる等により視認可能に出力する。
制御部32は、宅内で端末装置102の操作を受けたと判断すると、図4Aに示すように、宅内で端末装置102の操作を受けことを示す操作状態情報31b1に対応したランプ表示31c2を点灯させる。
また、制御部32は、宅外で端末装置102の操作を受けたと判断すると、図4Bに示すように、宅外で端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31b2に対応したランプ表示31c2を点灯させる。
このように、宅内で端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31b1と、宅外で端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31b2を併記し、ランプ表示31c1、31c2の点灯の有無で、宅内で端末装置102の操作を受けたことと、宅外で端末装置102の操作を受けたことを区別して出力できるようにしても良い。
操作状態通知部31bは、図4Cに示すように、端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31dを、宅内での端末装置102の操作と、宅外での端末装置102の操作で、同じ文言を共用する。
制御部32は、宅内で端末装置102の操作を受けたと判断すると、操作状態通知部31bを構成するLEDを例えば点灯させることで、操作状態情報31dを視認可能に出力する。また、制御部32は、宅外で端末装置102の操作を受けたと判断すると、操作状態通知部31bを構成するLEDを点滅させることで、操作状態情報31dを視認可能に出力する。
このように、端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31dを、宅内での端末装置102の操作と、宅外での端末装置102の操作で、同じ文言を共用し、操作状態情報31dの点灯と点滅で、宅内で端末装置102の操作を受けたことと、宅外で端末装置102の操作を受けたことを区別して出力できるようにしても良い。
操作状態通知部31bは、図4Dに示すように、宅内、宅外で端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31e1~31e3に、複数の端末装置102を区別する端末識別情報31fを含む。
制御部32は、宅内と宅外の何れかで端末装置102の操作を受けたか判断すると共に、操作が可能であると登録された複数の端末装置102の中で、どの端末装置102により操作を受けたか判断する。そして、操作を受けた端末装置102に対応する端末識別情報31fが付与された操作状態情報31e1~31e3の何れかを、例えば対応するランプ表示31c1~31c3の何れかの点灯または点滅により視認可能に出力する。
このように、宅内、宅外で端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31e1~31e3に、複数の端末装置102を区別する文字列等からなる端末識別情報31fを含み、どの端末装置102で操作されたか区別して出力できるようにしても良い。
操作状態通知部31bは、図4Eに示すように、宅内で端末装置102の操作を受けことを示す識別情報を有した文字列及びランプ表示等を含む操作状態情報31b1と、宅外で端末装置102の操作を受けことを示す識別情報を有した文字列及びランプ表示等を含む操作状態情報31b2を併記して、操作状態通知部31bを構成するLEDを点灯させる等により視認可能に出力する。
また、操作状態通知部31bは、図4Eに示すように、宅内、宅外で端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31e1~31e3に、複数の端末装置102を区別する端末識別情報31fを含む。
制御部32は、宅内と宅外の何れかで端末装置102の操作を受けたか判断し、宅内で端末装置102の操作を受けたと判断すると、宅内で端末装置102の操作を受けことを示す操作状態情報31b1に対応したランプ表示31c2を点灯させる。
また、制御部32は、宅外で端末装置102の操作を受けたと判断すると、宅外で端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31b2に対応したランプ表示31c2を点灯させる。
更に、制御部32は、操作が可能であると登録された複数の端末装置102の中で、どの端末装置102により操作を受けたか判断する。そして、操作を受けた端末装置102に対応する端末識別情報31fが付与された操作状態情報31e1~31e3の何れかを、例えば対応するランプ表示31c1~31c3の何れかの点灯または点滅により視認可能に出力する。
このように、宅内で端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31b1と、宅外で端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31b2を併記し、ランプ表示31c1、31c2の点灯の有無で、宅内で端末装置102の操作を受けたことと、宅外で端末装置102の操作を受けたことを区別して出力できるようにしても良い。
また、宅内、宅外で端末装置102の操作を受けたことを示す操作状態情報31e1~31e3に、複数の端末装置102を区別する文字列等からなる端末識別情報31fを含み、どの端末装置102で操作されたか区別して出力できるようにしても良い。
図5Aは、本実施の形態の操作部の変形例を示す正面図、図5Bは、音声による操作状態情報の出力例を示す説明図である。
操作部3は、音声により操作状態情報を出力する操作を受ける音声発話ボタン34を備える。制御部32は、宅内と宅外の何れかで端末装置102の操作を受けたか判断すると、操作状態情報31b1または操作状態情報31b2を、操作部3で操作状態通知部31bに出力する。また、制御部32は、音声発話ボタン34が操作されると、図5Bに示すように、操作を行った場所、操作の内容を示す運転情報200aが、操作部3に設けた図示しないスピーカから音声により出力される。更に、端末装置102を操作した操作者により入力、選択されたコメント情報200bが、音声により出力されても良い。音声は、予め設定された音声を組み合わせた合成音声で良い。
<本実施の形態の設備機器に接続された端末装置への通知例>
図6A~図6Bは、端末装置で操作が行われた場合の通知例を示す説明図である。
図6A~図6Bは、端末装置で操作が行われた場合の通知例を示す説明図である。
端末装置102は、浴室暖房換気乾燥装置1Aを操作するアプリケーションがインストールされる。このアプリケーションで、浴室暖房換気乾燥装置1A及び外部のサーバ106等から通知を受けられるようにしても良い。
上述したように、宅内または宅外で端末装置102の操作を受けることによって、操作部3の操作状態通知部31bに宅内の端末装置102に操作されたか、宅外の端末装置102に操作されたか、複数の端末装置102の何れかで操作されたか等の情報が出力される。これに加え、操作の内容を示す運転情報と、操作を行った端末装置102を識別する情報、端末装置102を操作した操作者により入力、選択されたコメント情報等が、操作を行った自機または他の端末装置102に通知される。
例えば、図6Aに示すように、操作を行った端末装置102のディスプレイである操作・表示部102aに、操作の内容を示す運転情報102bが、視認可能な表示により出力される。また、運転情報102b等の表示内容を承認する操作を受ける操作ボタン102cを操作・表示部102aに表示し、承認の有無を浴室暖房換気乾燥装置1Aやサーバ106に通知するようにしても良い。
さらに、図6Bに示すように、操作を行った端末装置102とは別の端末装置102の操作・表示部102aに、操作を行った端末装置102を識別する識別情報102dを含み、操作の内容を示す運転情報102bが、視認可能な表示により出力されても良い。また、端末装置102を操作した操作者により入力、選択されたコメント情報102eが、視認可能な表示により出力されても良い。コメント情報102eは、浴室暖房換気乾燥装置1Aの運転に関する情報でも良いし、他の情報でも良い。
1A・・・浴室暖房換気乾燥装置、2・・・本体部、20・・・送風部、21・・・加熱部、22・・・本体制御部、23・・・有線通信部、3・・・操作部、30・・・入力部、31・・・出力部、32・・・制御部(制御手段)、33・・・有線通信部、4・・・通信部(通信手段)
Claims (9)
- 住宅に設置される本体部と、
前記本体部を操作する操作部と、
通信回線を介して外部装置と接続される通信手段と、
前記外部装置の中で、前記本体部を操作可能な端末装置から前記通信手段に前記本体部を操作する外部制御情報が入力されると、前記端末装置がどこで操作されたか示す操作状態情報を前記操作部に出力する制御手段と
を備えた設備機器。 - 前記操作状態情報は、前記端末装置が操作された場所を識別する操作場所識別情報に応じて出力され、前記操作場所識別情報は、前記端末装置と前記通信手段との間の通信経路を示す情報である
請求項1に記載の設備機器。 - 前記制御手段は、前記外部装置より前記通信手段に入力された前記外部制御情報が、第1の通信経路を経由した第1の受信情報か、第2の通信経路を経由した第2の受信情報かを判断する
請求項2に記載の設備機器。 - 前記第1の通信経路は、インターネット網であり、前記第2の通信経路は、宅内ネットワークであり、
前記制御手段は、宅内から前記端末装置で操作されたか、宅外から前記端末装置で操作されたか判断する
請求項3に記載の設備機器。 - 前記操作状態情報は、前記端末装置が操作された場所を識別する操作場所識別情報に応じて出力され、前記操作場所識別情報は、前記端末装置の位置情報である
請求項1に記載の設備機器。 - 前記制御手段は、前記端末装置の操作で開始された前記本体部の運転が終了するまで、前記操作状態情報を前記操作部で出力する
請求項1~請求項5の何れか1項に記載の設備機器。 - 前記操作部は、前記操作状態情報を表示により出力する操作状態通知部を備えた
請求項1~請求項6の何れか1項に記載の設備機器。 - 前記通信手段を介して接続される複数の前記端末装置が識別可能に登録される
請求項1~請求項7の何れか1項に記載に設備機器。 - 前記制御手段は、前記端末装置で操作された操作の内容を示す運転情報を、操作を行った前記端末装置または他の前記端末装置に通知する
請求項8に記載の設備機器。
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Family Applications (1)
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2021
- 2021-12-13 JP JP2021202007A patent/JP2023087554A/ja active Pending
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