JPWO2014003197A1 - 新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】こめ糠から優良なこめ油を高収率で取得し、かつ優良な脱脂こめ糠を取得する。【解決手段】精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに過熱蒸気を接触せしめて酵素を失活させる第1処理工程と、次いで前第1処理工程で得られたこめ糠からこめ油を抽出する第2処理工程及び脱脂こめ糠を分離取得する第3処理工程とからなる。第1処理工程では、こめ糠に250℃〜650℃の過熱蒸気を0.5〜60秒間接触せしめることが好ましい。抽出されたこめ油は酸価が低く、また得られた脱脂こめ糠は無菌で異臭がなく、優良なミールとして食用される。【選択図】図1
Description
本願発明は、こめ糠から優良なこめ油を高収率で取得し、かつ優良な脱脂こめ糠を取得する方法を提供するものである。
食用油脂の原料となる油脂資源のうち、特にこめ糠は玄米から精白米を取得する精米工程時に副産するものであり、こめ糠にはビタミン類、ミネラル類、タンパク質、糖類、脂質、繊維分など栄養価に極めて富んだ成分を含んでいる。また、こめ糠中の約20%の油脂はビタミンEや各種有用微量成分が含まれることから有機溶剤によりこれを分離抽出し、こめ油(米油)として利用されている。
ところがこめ糠はリパーゼなどの油脂分解酵素により劣化するため、このリパーゼなどの酵素の失活が品質安定化においては不可欠なことである。
こめ糠の腐敗の主要な原因にはリパーゼ酵素による油脂の加水分解による酸敗、微生物による腐敗(変敗)、空気中の酸素による油脂の酸化である。
ところがこめ糠はリパーゼなどの油脂分解酵素により劣化するため、このリパーゼなどの酵素の失活が品質安定化においては不可欠なことである。
こめ糠の腐敗の主要な原因にはリパーゼ酵素による油脂の加水分解による酸敗、微生物による腐敗(変敗)、空気中の酸素による油脂の酸化である。
上記のごとく、米糠には豊富な栄養素が含まれているが、腐敗が速いことや、酵素の失活が速いことから、あまり有効利用がなされておらず、そのほとんどが配合飼料の添加材として使用されているに過ぎない。
そこで、こめ糠の栄養素を保持したまま、腐敗を止めさらにこめ油の抽出収率を高めることができればその有効利用は大いに高まるものである。
そのこめ糠から製造される「食用の米サラダ油」は高級な品質のサラダ油として商品化されて流通している。しかし、米サラダ油の原料となるこめ糠は、こめ糠に混入した微生物が産生するリパーゼ又はこめ糠自身が保有するリパーゼ酵素等により、サラダ油を構成するトリグリセライドが加水分解され、条件によっては非常に短時間で脂肪酸とグリセリンに分解され、食用油としての収率が低下する。
したがって酵素であるリパーゼのみならず微生物の失活も極めて重要となる。
また、高温多湿下においては細菌類、黴類等が繁殖して腐敗等が生じてしまう。
そこで、従来から集荷された原料(こめ糠)は、短時間に処理することが鉄則で、少なくとも集荷された原料はその日のうちに処理され、翌日に持ち越さないことが不可欠であった。集荷すればその日に処理(抽出)してしまうことを原則としていた。
したがって、原料となるこめ糠の集荷地域は自ずと限定されるのが実状である。
特にインフラが整備されていない開発途上国等においてはかつての日本におけるごとく、小規模な製油工場が点在し、コスト面でもスケールメリットが期待できない状況である
。
そこで、こめ糠の栄養素を保持したまま、腐敗を止めさらにこめ油の抽出収率を高めることができればその有効利用は大いに高まるものである。
そのこめ糠から製造される「食用の米サラダ油」は高級な品質のサラダ油として商品化されて流通している。しかし、米サラダ油の原料となるこめ糠は、こめ糠に混入した微生物が産生するリパーゼ又はこめ糠自身が保有するリパーゼ酵素等により、サラダ油を構成するトリグリセライドが加水分解され、条件によっては非常に短時間で脂肪酸とグリセリンに分解され、食用油としての収率が低下する。
したがって酵素であるリパーゼのみならず微生物の失活も極めて重要となる。
また、高温多湿下においては細菌類、黴類等が繁殖して腐敗等が生じてしまう。
そこで、従来から集荷された原料(こめ糠)は、短時間に処理することが鉄則で、少なくとも集荷された原料はその日のうちに処理され、翌日に持ち越さないことが不可欠であった。集荷すればその日に処理(抽出)してしまうことを原則としていた。
したがって、原料となるこめ糠の集荷地域は自ずと限定されるのが実状である。
特にインフラが整備されていない開発途上国等においてはかつての日本におけるごとく、小規模な製油工場が点在し、コスト面でもスケールメリットが期待できない状況である
。
本願発明は上記課題を解決するもので、以下に示す新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法及び装置である。
[1] 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに過熱水蒸気を接触せしめて酵素を失活させる第1処理工程と、次いで前第1処理工程で得られたこめ糠からこめ油を抽出する第2処理工程とからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油を取得する方法。
[2] 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに過熱水蒸気を接触せしめて酵素を失活させる第1処理工程と、次いで前第1処理工程で得られたこめ糠からこめ油を抽出する第2処理工程と、第2処理工程から得られる脱脂こめ糠を分離取得する第3処理工程とからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法。
[3] 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに200℃〜650℃の過熱水蒸気を0.5〜60秒間接触せしめて酵素を失活させる第1処理工程と、次いで前第1処理工程で得られた処理済みこめ糠からこめ油を抽出する第2処理工程と、こめ油を抽出して得られた脱脂こめ糠を取得する第3処理工程とからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法。
[4] 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに200℃〜650℃の過熱水蒸気を0.5〜60秒間接触せしめて酵素を失活させる処理工程Aと、次いで前記第A処理工程で得られた処理済みこめ糠に溶剤を接触させてこめ油を抽出する処理工程Bと、同処理工程Bで得られた抽出液から溶剤を蒸散させてこめ油を分取する処理工程Cと、処理工程Bで得られたこめ油抽出済みこめ糠から完全に溶剤を除去して脱脂こめ糠を取得する処理工程Dとからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法。
[1] 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに過熱水蒸気を接触せしめて酵素を失活させる第1処理工程と、次いで前第1処理工程で得られたこめ糠からこめ油を抽出する第2処理工程とからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油を取得する方法。
[2] 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに過熱水蒸気を接触せしめて酵素を失活させる第1処理工程と、次いで前第1処理工程で得られたこめ糠からこめ油を抽出する第2処理工程と、第2処理工程から得られる脱脂こめ糠を分離取得する第3処理工程とからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法。
[3] 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに200℃〜650℃の過熱水蒸気を0.5〜60秒間接触せしめて酵素を失活させる第1処理工程と、次いで前第1処理工程で得られた処理済みこめ糠からこめ油を抽出する第2処理工程と、こめ油を抽出して得られた脱脂こめ糠を取得する第3処理工程とからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法。
[4] 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに200℃〜650℃の過熱水蒸気を0.5〜60秒間接触せしめて酵素を失活させる処理工程Aと、次いで前記第A処理工程で得られた処理済みこめ糠に溶剤を接触させてこめ油を抽出する処理工程Bと、同処理工程Bで得られた抽出液から溶剤を蒸散させてこめ油を分取する処理工程Cと、処理工程Bで得られたこめ油抽出済みこめ糠から完全に溶剤を除去して脱脂こめ糠を取得する処理工程Dとからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法。
[5] 精米装置とそれに隣接して連設された過熱水蒸気供給装置と、こめ糠からこめ油を抽出する装置と、脱脂こめ糠を分取する装置とを備えてなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する装置。
[6] 精米装置に連設される過熱水蒸気供給装置が、精米装置のこめ糠排出口からこめ糠送給管を介して過熱水蒸気供給装置に接続されてなるものであることを特徴とする前記[5]に記載の新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する装置。
なお、他の態様として、玄米に過熱水蒸気を接触せしめて酵素を失活させる処理工程アと、次いで処理工程アで得られた玄米からこめ糠を取得する処理工程イと、処理工程イで得られたこめ糠からこめ油を抽出する処理工程ウと、処理工程ウで得られた脱脂こめ糠を分離取得する処理工程エとからなる、新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法、も好ましい。
さらに、精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに200℃〜650℃の過熱水蒸気を0.5〜60秒間接触せしめて、殺菌と酵素の失活処理をした栄養価の高い新規な過熱水蒸気処理こめ糠を製造することも好ましい。
[6] 精米装置に連設される過熱水蒸気供給装置が、精米装置のこめ糠排出口からこめ糠送給管を介して過熱水蒸気供給装置に接続されてなるものであることを特徴とする前記[5]に記載の新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する装置。
なお、他の態様として、玄米に過熱水蒸気を接触せしめて酵素を失活させる処理工程アと、次いで処理工程アで得られた玄米からこめ糠を取得する処理工程イと、処理工程イで得られたこめ糠からこめ油を抽出する処理工程ウと、処理工程ウで得られた脱脂こめ糠を分離取得する処理工程エとからなる、新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法、も好ましい。
さらに、精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに200℃〜650℃の過熱水蒸気を0.5〜60秒間接触せしめて、殺菌と酵素の失活処理をした栄養価の高い新規な過熱水蒸気処理こめ糠を製造することも好ましい。
本願発明によれば、優良なこめ油を高収率で取得でき、かつ抽出されたこめ油は酸価が低いものとなる。
また、取得された脱脂こめ糠は無菌で異臭の発生がなく、優良なミールとして食用される。
本願発明では、新鮮なこめ糠を直ちに過熱水蒸気で加熱して、こめ糠に含有されるリパーゼ等の酵素類を失活しかつ細菌類を殺菌してしまうので、その後こめ糠中の油脂分はリパーゼ酵素によって分解されることがなく、よって食用油(可食油)となる含有油脂分が減少することがない。
その結果、一旦過熱水蒸気処理したこめ糠をしばらくの期間、例えば1月間以上保存した後に、同処理済みのこめ糠からの油脂分抽出作業を行っても、可食油のこめ油の収率はあまり減少しない。
また、同処理済みのこめ糠からこめ油を抽出して得られた脱脂こめ糠は、細菌も存在しない無菌であり、異臭成分も生成していないので、食用に適した優良なミールとして利用することができる。
また、取得された脱脂こめ糠は無菌で異臭の発生がなく、優良なミールとして食用される。
本願発明では、新鮮なこめ糠を直ちに過熱水蒸気で加熱して、こめ糠に含有されるリパーゼ等の酵素類を失活しかつ細菌類を殺菌してしまうので、その後こめ糠中の油脂分はリパーゼ酵素によって分解されることがなく、よって食用油(可食油)となる含有油脂分が減少することがない。
その結果、一旦過熱水蒸気処理したこめ糠をしばらくの期間、例えば1月間以上保存した後に、同処理済みのこめ糠からの油脂分抽出作業を行っても、可食油のこめ油の収率はあまり減少しない。
また、同処理済みのこめ糠からこめ油を抽出して得られた脱脂こめ糠は、細菌も存在しない無菌であり、異臭成分も生成していないので、食用に適した優良なミールとして利用することができる。
まず、本願発明で処理対象とするこめ糠(米糠)は、日本では玄米を精白するときに出る外皮や胚(はい)の粉であり、黄白色で、脂肪・たんぱく質などを多量に含むものである。
しかし、東南アジア等におけるこめ糠は、浸水し、加熱処理して乾燥した米(パーボイルドライス(parboiled rice)という)を精米装置にかけて得られたものが多い。
本発明に係る過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)を発生させる装置は、導電性の被加熱体と、同被加熱体を電磁誘導加熱するコイルとを備え、一端部から被加熱体に流入した水蒸気は、被加熱体内で加熱され、電離した状態になり、高温の過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)として他端部から流出される。
上記被加熱部材は、電磁誘導により加熱されるため、導電性を有する部材であり、また、過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)は200℃〜850、特に200〜650℃であることが好ましい。
このため上記被加熱部材は、850℃の温度であっても安定性を有する材料から選ばれ、例えば鉄、ステンレス、銅等が挙げられる。
流入した水蒸気は、上記被加熱体により加熱されるが、200℃以上に、特に好ましくは250℃以上に加熱されることが好ましく、特に250℃以上であれば、短時間で食材表面の殺菌処理と酵素の失活を行うことができる。特に、こめ糠に対しては、250〜350℃で、0.5〜30秒間の接触・照射が好ましい。
なお、高周波の出力が30kW以上であることが好ましい。
しかし、東南アジア等におけるこめ糠は、浸水し、加熱処理して乾燥した米(パーボイルドライス(parboiled rice)という)を精米装置にかけて得られたものが多い。
本発明に係る過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)を発生させる装置は、導電性の被加熱体と、同被加熱体を電磁誘導加熱するコイルとを備え、一端部から被加熱体に流入した水蒸気は、被加熱体内で加熱され、電離した状態になり、高温の過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)として他端部から流出される。
上記被加熱部材は、電磁誘導により加熱されるため、導電性を有する部材であり、また、過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)は200℃〜850、特に200〜650℃であることが好ましい。
このため上記被加熱部材は、850℃の温度であっても安定性を有する材料から選ばれ、例えば鉄、ステンレス、銅等が挙げられる。
流入した水蒸気は、上記被加熱体により加熱されるが、200℃以上に、特に好ましくは250℃以上に加熱されることが好ましく、特に250℃以上であれば、短時間で食材表面の殺菌処理と酵素の失活を行うことができる。特に、こめ糠に対しては、250〜350℃で、0.5〜30秒間の接触・照射が好ましい。
なお、高周波の出力が30kW以上であることが好ましい。
また、こめ糠に過熱水蒸気を接触させるために使用する装置の一例としては、特開2010−42071に開示されるごとき、横置された円筒体とその内部に横設された回転スクリュー羽を備え、かつ内部に過熱水蒸気が導入される形式の滅菌・殺菌装置を使用し、その円筒体の一方端から被処理物(こめ糠又は玄米)を投入し、円筒体内で過熱水蒸気と接触させて酵素失活・殺菌処理して、他端から酵素失活・殺菌処理された被処理物(こめ糠又は玄米)を取り出すことができる。
以下に本発明を実施例によって具体的に説明する。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例で採用される装置の概説図を示し、精米装置Aと過熱水蒸気処理装置Bがこめ糠送給管Cを介して連設されてなるものである。
図において、1は縦型円筒体、2はこめ糠ホッパー、3は過熱水蒸気発生装置、4は処理済みこめ糠移送装置、10はこめ糠、10’は過熱水蒸気処理済みこめ糠である。
そこで、縦型筒体1の上端開口部のホッパー2から、精米装置Aで得られたこめ糠10をこめ糠送給管Cを介して直ちに投入落下させ、落下途中で過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)に0.5秒間接触・照射した。
なお、過熱水蒸気発生装置(水蒸気プラズマ生成装置)3は、高周波出力を30kW、周波数を9〜35kHz、過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)の温度を400℃に設定し、400℃の過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)を製造した。
また、本例で採用した技術は、特許第4838364号公報に記載の「水蒸気プラズマ生成装置および滅菌・殺菌装置」を用いて行った。
得られた過熱水蒸気接触処理済みこめ糠を1週間保存した後、エクストルーダにかけてペレット化し、それからn−ヘキサンでこめ油を抽出し、n−ヘキサンを蒸発させ、精製して、高純度のこめ油を取得した。可食油としてのこめ油の収率は97%であった。
また、得られた脱脂こめ糠は腐敗臭等が全くなく、精製してミールとして十分に食用できる製品となった。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例で採用される装置の概説図を示し、精米装置Aと過熱水蒸気処理装置Bがこめ糠送給管Cを介して連設されてなるものである。
図において、1は縦型円筒体、2はこめ糠ホッパー、3は過熱水蒸気発生装置、4は処理済みこめ糠移送装置、10はこめ糠、10’は過熱水蒸気処理済みこめ糠である。
そこで、縦型筒体1の上端開口部のホッパー2から、精米装置Aで得られたこめ糠10をこめ糠送給管Cを介して直ちに投入落下させ、落下途中で過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)に0.5秒間接触・照射した。
なお、過熱水蒸気発生装置(水蒸気プラズマ生成装置)3は、高周波出力を30kW、周波数を9〜35kHz、過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)の温度を400℃に設定し、400℃の過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)を製造した。
また、本例で採用した技術は、特許第4838364号公報に記載の「水蒸気プラズマ生成装置および滅菌・殺菌装置」を用いて行った。
得られた過熱水蒸気接触処理済みこめ糠を1週間保存した後、エクストルーダにかけてペレット化し、それからn−ヘキサンでこめ油を抽出し、n−ヘキサンを蒸発させ、精製して、高純度のこめ油を取得した。可食油としてのこめ油の収率は97%であった。
また、得られた脱脂こめ糠は腐敗臭等が全くなく、精製してミールとして十分に食用できる製品となった。
[比較例1]
実施例1と同様にして、こめ糠からこめ油とミールを取得した。
しかしながら、実施例1と異なる点は、縦型筒体の上端開口部から投入落下させたこめ糠が、精米装置で得られたこめ糠を2日間後に、過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)に接触・照射したものである。
その結果、そのこめ糠を1週間保存した後、エクストルーダでペレット化し、そのこめ糠からn−ヘキサンで抽出した可食こめ油の収率は85%であった。
また、得られた脱脂こめ糠も若干異臭が残ったものであった。
実施例1と同様にして、こめ糠からこめ油とミールを取得した。
しかしながら、実施例1と異なる点は、縦型筒体の上端開口部から投入落下させたこめ糠が、精米装置で得られたこめ糠を2日間後に、過熱水蒸気(水蒸気プラズマ)に接触・照射したものである。
その結果、そのこめ糠を1週間保存した後、エクストルーダでペレット化し、そのこめ糠からn−ヘキサンで抽出した可食こめ油の収率は85%であった。
また、得られた脱脂こめ糠も若干異臭が残ったものであった。
実験の結果、(1)精米工程で得られた新鮮なこめ糠を0.5時間以内に過熱水蒸気処理をしたこめ糠を使用して油の抽出を行えば、可食油の収率は95〜98%になることが判った。
それに引き替え、(2)精米工程で得られた新鮮なこめ糠に1〜2日後に過熱水蒸気処理をしたこめ糠を使用して油の抽出を行うと、抽出収率は80〜85%になってしまうことが判った。
なお、上記の過熱水蒸気処理をしたこめ糠は、1ヶ月保存後に、こめ油の抽出処理をしても、可食油こめ油の収率は低下しなかった。また、得られるこめ糠ミールも腐敗臭等が全くなく、精製してミールとして十分に食用できる製品となった。
それに引き替え、(2)精米工程で得られた新鮮なこめ糠に1〜2日後に過熱水蒸気処理をしたこめ糠を使用して油の抽出を行うと、抽出収率は80〜85%になってしまうことが判った。
なお、上記の過熱水蒸気処理をしたこめ糠は、1ヶ月保存後に、こめ油の抽出処理をしても、可食油こめ油の収率は低下しなかった。また、得られるこめ糠ミールも腐敗臭等が全くなく、精製してミールとして十分に食用できる製品となった。
1:縦型円筒体
2:こめ糠ホッパー
3:過熱水蒸気発生装置
4:処理済みこめ糠移送装置
10:こめ糠
10’:過熱水蒸気処理済みこめ糠
A:精米装置
B:過熱水蒸気処理装置
C:こめ糠送給管
2:こめ糠ホッパー
3:過熱水蒸気発生装置
4:処理済みこめ糠移送装置
10:こめ糠
10’:過熱水蒸気処理済みこめ糠
A:精米装置
B:過熱水蒸気処理装置
C:こめ糠送給管
Claims (6)
- 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに過熱水蒸気を接触せしめて酵素を失活させる第1処理工程と、次いで前第1処理工程で得られたこめ糠からこめ油を抽出する第2処理工程とからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油を取得する方法。
- 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに過熱水蒸気を接触せしめて酵素を失活させる第1処理工程と、次いで前第1処理工程で得られたこめ糠からこめ油を抽出する第2処理工程と、第2処理工程から得られる脱脂こめ糠を分離取得する第3処理工程とからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法。
- 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに200℃〜650℃の過熱水蒸気を0.5〜60秒間接触せしめて酵素を失活させる第1処理工程と、次いで前第1処理工程で得られた処理済みこめ糠からこめ油を抽出する第2処理工程と、こめ油を抽出して得られた脱脂こめ糠を取得する第3処理工程とからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法。
- 精米工程で得られた新鮮なこめ糠に直ちに200℃〜650℃の過熱水蒸気を0.5〜60秒間接触せしめて酵素を失活させる処理工程Aと、次いで前記第A処理工程で得られた処理済みこめ糠に溶剤を接触させてこめ油を抽出する処理工程Bと、同処理工程Bで得られた抽出液から溶剤を蒸散させてこめ油を分取する処理工程Cと、処理工程Bで得られたこめ油抽出済みこめ糠から完全に溶剤を除去して脱脂こめ糠を取得する処理工程Dとからなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する方法。
- 精米装置とそれに隣接して連設された過熱水蒸気供給装置と、こめ糠からこめ油を抽出する装置と、脱脂こめ糠を分取する装置とを備えてなることを特徴とする新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する装置。
- 精米装置に連設される過熱水蒸気供給装置が、精米装置のこめ糠排出口からこめ糠送給管を介して過熱水蒸気供給装置に接続されてなるものであることを特徴とする請求項5に記載の新鮮なこめ糠からこめ油と脱脂こめ糠を取得する装置。
Applications Claiming Priority (3)
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JP2012147790 | 2012-06-29 | ||
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