JP2000119681A - 生理活性米糠油の増収法 - Google Patents
生理活性米糠油の増収法Info
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Abstract
を高めると共に、生理活性のステロールとオリザノール
の含有量を増大させること。 【解決手段】 米糠から油を抽出する際に米糠を予め酵
素を用いて処理し、これにより油脂収率を米糠を基準と
して20重量%以上、且つステロール及びオリザノール
含量を1.8重量%以上にすることを特徴とする、生理
活性米糠油の増収法。酵素としてはアミラーゼ、セルラ
ーゼ及びプロテアーゼを含む酵素混合物が望ましい。
Description
収法に関する。具体的には、本発明は、米糠油の抽出に
際し、米糠を酵素で前処理することにより油脂収率並び
にステロール及びオリザノール含量を増大させる方法に
関する。
は、圧搾法や有機溶媒を用いて抽出する方法、或いはこ
れら2つの方法を併用して製造する方法が用いられてい
る。菜種などの高油分含量種子を原料とする場合は、圧
搾法だけで搾油する方法も行われているが、この方法で
は油の回収率が悪い。一方、有機溶媒を用いる抽出法に
おいては抽出装置、蒸留装置、脱溶剤装置等の多大な初
期投資並びにエネルギーコストを必要とし、またこの方
法は有機溶剤による爆発の危険性を有している。
油脂抽出において酵素を用いる方法が検討されるように
なり、現在多数の報告が出されている[F.M.Chr
istensen,INFORM,2,984(199
1);K.SosulskiandF.W.Sosul
ski,J.Am.OilChem.Soc.,70,
825(1993);M.Bocevskaeta
l.,J.Am.OilChem.Soc.,70,1
273(1993);K.Tano−Debrahan
dY.Ohta,J.Fac.Appl.Biol.S
ci.,35,173(1996);R.Sengup
taandD.K.Bhattacharyya,J.
Am.OilChem.Soc.,73,687(19
96)]。例えば、オリーブ油については、酵素を用い
てオリーブの細胞壁を破壊することにより、油脂回収率
と品質を向上させる方法が提案され実用段階に入ってい
る[F.M.Christensen,INFORM,
2,984(1991)]。また、菜種に於いても酵素
を用いて細胞壁を破壊後、エキスペラー圧搾で油脂回収
率を90%以上得る方法が報告されている[K.Sos
ulskiandF.W.Sosulski,J.A
m.OilChem.Soc.,70,825(199
3)]。この様に、穏和で環境に優しい酵素反応は、時
代の要請と共に油脂の抽出に於いても活用され始めてい
る。
の風味と酸化安定性の良さ、またオリザノールやステロ
ールなどの微量含有成分による生理活性とからプレミア
ムオイルとして認められている[辻悦子,油脂,41,
40(1988);M.SuganoandE.Tsu
ji,Biomed.Environ.Sci.,9,
242(1996);R.Nicolosi,INFO
RM,1,831(1990)]。しかし、抽出原料の
米糠は、他の油脂原料に比較し澱粉、ヘミセルロース等
から成る可溶性無窒素物が多いことに起因し、適当な前
処理(通常はクッキング処理)を行わないと溶剤の浸透
性が悪く、油の抽出が難しいことが1つの欠点である。
クッキング処理は、生米糠を調湿後加熱乾燥し、澱粉質
等を凝固させて抽出をスムーズにするために行われる。
また、米糠のように低油分含量原料を用いる場合、溶剤
抽出法が不可欠である。
油の抽出の前処理として酵素を利用することにより油脂
収率を向上させると共に、米糠油のプレミアム性に係わ
るステロール、オリザノールの微量有効成分の割合を増
加させる方法を提供することである。
抽出する際に米糠を予め酵素を用いて処理し、これによ
り油脂収率を米糠を基準として20重量%以上、好まし
くは25%を超える、且つステロール及びオリザノール
含量を1.8重量%以上にすることを特徴とする生理活
性米糠油の増収法を提供する。
ことができる。米糠を水に通常1:1〜1:10、好ま
しくは1:3〜1:7の比率(重量)で混合懸濁し、こ
れに酵素を米糠に対して通常0.001〜5重量%、好
ましくは0.01〜2重量%の割合で添加し、10〜8
0℃、好ましくは40〜60℃の温度で振とう又は攪拌
下に反応させる。その後、遠心分離等の方法で固体部と
液体部に分離し、固体部を必要に応じて乾燥し、ミル等
で粉砕し酵素処理糠とする。次いで、酵素処理糠をヘキ
サン等の炭化水素系有機溶剤で処理して油脂分を抽出
し、脱溶剤後、米糠油を回収する。米糠には緩衝作用が
あるため酵素反応時のpHを特に調整する必要はない
が、使用する酵素類の至適pHに応じてアルカリまたは
酸でpH調整することもできる。なお、本発明の目的が
達成される限り上記の特定の範囲外の条件も使用するこ
とができる。
糠である。生米糠を熱処理するときにはリパーゼ活性を
低下又は失活させる程度の温度での処理が望ましい。リ
パーゼは酵素による前処理の間に油脂を加水分解する恐
れがあるからである。あるいは、人体に影響のない又は
ほとんど影響のないリパーゼ阻害剤を添加してリパーゼ
活性を抑制することもできる。
プロテアーゼを含む酵素混合物が好ましく、特にα−ア
ミラーゼ、グルコアミラーゼ、セルラーゼ、ヘミセルラ
ーゼ及びプロテアーゼからなる酵素混合物を使用する。
市販される又は文献記載の、また精製又は非精製のいず
れの酵素も使用可能である。アミラーゼとしてはα−ア
ミラーゼ、β−アミラーゼ、グルコアミラーゼなどが知
られているが、いずれも澱粉を加水分解することができ
る。これらの酵素はAspergillus属、Bac
illus属、Pseudomonas属、Rhizo
pus属等の細菌類、糸状菌類から分離されている。セ
ルラーゼ類としてはセルラーゼ、ヘミセルラーゼを例示
することができる。セルラーゼはMyrotheciu
m属、Aspergillus属、Trichoder
ma属などから分離されている。ヘミセルラーゼはヘミ
セルロースを加水分解する酵素であり、Aspergi
llus属などから分離されている。プロテアーゼは蛋
白質又はペプチドを加水分解する酵素であり、セリンプ
ロテアーゼ、システインプロテアーゼ等の種々のプロテ
アーゼを使用できる。弱酸性又は中性域に至適pHをも
つプロテアーゼが望ましいが、このようなpH域でたと
え弱くとも活性を発現する限りアルカリ性プロテアーゼ
も使用できる。
0重量%以上、好ましくは25%を超える(実施例では
約30%)。この油脂収率はクッキング処理の場合の1.
6倍高い値である。理論に拘束されるつもりはないが、
細胞膜内に閉じ込められている油脂分が酵素処理により
抽出され易くなったと考えられる。また、本発明によっ
て、抽出油中のステロール及びオリザノール含量を1.
8重量%以上にすることができる。米糠油は植物油の中
でもっともコレステロール低下作用の大きい油であり
[鈴木慎次郎ら,栄養学雑誌,20,139(196
2)]、それは主としてLDL−コレステロールの減少
に起因するもので、HDL−コレステロールは減少させ
ないことが報告されている[E.Tsujiら,Cli
n.Ter.Cardiovasc.8,149(19
89)]。また、この働きは米糠油中に存在するステロ
ール、オリザノール、トコフェノールなどの微量成分に
よるものと言われている。本発明の実施例では、クッキ
ング処理糠から抽出した場合と比較して約2倍の総ステ
ロール得量が達成された。酵素処理による抽出油脂中の
ステロール、オリザノールの増加は、それらの生理活性
からプレミアムオイルとしての価値が増大されるだろ
う。
るが、本発明はこの実施例によって制限されるものでは
ない。 <実施例>酵素処理による米糠からの油脂の回収 1.原料と酵素 生米糠及びクッキング米糠(抽出前処理として通常行わ
れているクッキング処理した米糠)は、ムサシ油脂
(株)より同一ロットの原料を入手して使用した。米糠
の組成を表lに示した。
α−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、セルラーゼ、へミ
セルラーゼ、プロテアーゼの5種とし、酵素はそれぞれ
起源の異なるものを選定した。酵素は全て天野製薬
(株)製のものを使用し、詳細を表2に示した。
合し、5種の酵素全てを同時に生米糠に対してそれぞれ
1.0重量%加え、50℃で24時間振とうした。反応
液を遠心分離(1000G×30分)により固体部と液体部
に分け、固体部は水分を乾燥機でクッキング糠と同程度
の8.5%に調整した後、ミルで粉砕して酵素処理糠と
した。同時に酵素を加えず生米糠と水だけで振とうした
系も調製し、同様の処理をして水処理糠とした。
0cm)にクッキング糠、水処理糠及び酵素処理糠をそ
れぞれ25g充填し、20℃のへキサン100gを流し
込みワンパスで油脂を抽出した後、ヘキサンをエバポレ
ーターで留去して抽出油を得た。
「基準油脂分析試験法」1996年)2.3.1に従
い、オリザノール含量はへプタンに希釈した試料の31
5nmの吸光度から定量した。また、抽出油の脂質組成
は TLC−FID分析により測定した。すなわち、固
定相としてシリカゲル焼結石英ガラスロッド〔(株)ヤ
トロン製〕を、展開溶媒としてベンゼン:クロロホル
ム:酢酸=50:20:0.7(vol/vol)の混
合溶媒を、装置として(株)ヤトロン製のIATROS
CANMK−5を使用し、各脂質スポットの面積%とし
て表示した。ステロール量及びステロール組成は基準油
脂分析試験法(上記)2.4.9.1に準じてガスクロ
マトグラフィーの方法で測定した。
ら抽出した油の収率を示した。酵素処理することにより
油の収率は30%まで増加し、クッキング処理と比較す
ると1.6倍に及んだ。また、酵素処理に代えて単に水
処理した場合と比較しても油の収率が向上した。表3に
各抽出油の酸価及び脂質組成を示した。
処理では酸価が上昇しており、また脂質組成からも油脂
の加水分解が進行していることが確認された。米糠油の
平均分子量を274.1とし、酸価の値から遊離脂肪酸含量
をY.Kosugiら,J.Jpn.Oil.Che
m.Soc.,36,769(1987)に記載の方法
で求めると、次のようになった。
4.1×100=12.3% 水処理:35.3/1000×1/56.11×274.1×100=17.2% 酵素処理:57.7/1000×1/56.11×274.1×100=28.1%
C−FID分析から求めた値よりも高くなるが、これは
米糠油中のオリザノール等により酸価が過大に測定され
るためと考えられる。米糠油の特徴の1つとして、原油
の酸価が他の油に比較して際立って高いことが挙げら
れ、これは米糠が含有するリパーゼの作用で油脂が加水
分解するためであることが知られている。クッキング糠
はこのリパーゼが高温処理により失活した状態であり、
一方水処理及び酵素処理に使用した生米糠はリパーゼ活
性が残っている状態であったことから、クッキング処理
と水処理の差は原料生米糠由来のリパーゼの影響であ
り、水処理と酵素処理の差は添加した酵素中に存在した
リパーゼに由来するものと考えられる。上記の結果は、
酵素処理の間の加水分解の進行を抑制するために使用原
料として生米糠を加熱処理等によりリパーゼを失活させ
ることが好ましいことを示唆している。
有量を測定した結果を表4に示す。
え、抽出油中の総コレステロール含量も増加し、処理糠
1g当たりから抽出される総コレステロール量に換算す
るとクッキング糠の場合2.8mg/g、水処理糠の場
合4.4mg/g、酵素処理糠の場合5.7mg/gと
算出されることから、酵素処理の場合のステロール得量
としてはクッキング処理の場合の約2倍に増加したこと
になる。また、ステロール組成については変化がないこ
とから、特定のステロールだけが抽出されやすくなった
のではなく、全ステロールが抽出されやすくなったとい
える。
の増加が観察されたことから、酵素処理により微量有効
成分を含む不ケン化物画分が全般的に抽出されやすい状
態に米糠が変化していることが示唆された。米糠油のプ
レミアム性に微量有効成分が大きく関与していることか
ら、酵素処理によるステロール、オリザノールの増加
は、抽出前処理の手法として酵素処理を用いることの利
点の1つである。
おいて、油抽出の前処理として米糠を酵素処理すること
によって、米糠油の収率を高めると共に、生理活性のス
テロールとオリザノールの含有量を増大させることが可
能となった。
違いによる油収率の比較を示す。
6)
抽出する際に米糠を予め、アミラーゼ、セルラーゼ及び
プロテアーゼを含む酵素混合物を用いて処理することに
より、抽出油中のステロール及びオリザノール含量を
1.8重量%以上にし、更に上記生理活性の増大した油
脂収率を米糠を基準として20重量%以上、好ましくは
25%を超えるものとしたことを特徴とする生理活性米
糠油の増収法を提供する。
理糠1g当たりから抽出される総ステロール量に換算す
るとクッキング糠の場合2.8mg/g、水処理糠の場
合4.4mg/g、酵素処理糠の場合5.7mg/gと
算出されることから、酵素処理の場合のステロール得量
としてはクッキング処理の場合の約2倍に増加したこと
になる。また、ステロール組成については変化がないこ
とから、特定のステロールだけが抽出されやすくなった
のではなく、全ステロールが抽出されやすくなったとい
える。そのため、米糠油の生理活性が増えプレミア性が
向上すると共にプレミア性の増大した油脂の収率が向上
したものである。
て、油抽出の前処理として米糠をアミラーゼ、セルラー
ゼ及びプロテアーゼを含む酵素混合物で処理するという
手段を採用したことにより、生理活性のステロールとオ
リザノールの含有量を増大させ生理活性成分を多量に含
んだプレミア油としての新しい品質の油脂を生産するこ
とができ、加えてその収率も高めることができたもので
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 米糠から油を抽出する際に米糠を予め酵
素を用いて処理し、これにより油脂収率を米糠を基準と
して20重量%以上、且つステロール及びオリザノール
含量を1.8重量%以上にすることを特徴とする、生理
活性米糠油の増収法。 - 【請求項2】 酵素が、アミラーゼ、セルラーゼ及びプ
ロテアーゼを含む酵素混合物であることを特徴とする請
求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 酵素が、α−アミラーゼ、グルコアミラ
ーゼ、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ及びプロテアーゼの
酵素混合物であることを特徴とする請求項2に記載の方
法。 - 【請求項4】 油脂収率が25%を超えることを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
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JP10314119A JP3015913B1 (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 生理活性米糠油の増収法 |
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CN109233993A (zh) * | 2018-11-09 | 2019-01-18 | 黛君本草生命科技(深圳)有限公司 | 一种米糠油的制备工艺 |
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1998
- 1998-10-16 JP JP10314119A patent/JP3015913B1/ja not_active Expired - Lifetime
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