JPWO2013157211A1 - 投射装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の投射装置は、光を出射する発光装置と、前記発光装置から出射された光を投射する投射部と、を備え、前記発光装置は、光を出射する発光素子と、光を拡散させる拡散素子とを有する。

Description

本発明は、投射装置に関し、特に、画像や映像を投射する投影装置に関する。
近年、発光素子としてLED(Light Emitting Diode)を有する発光装置を用いたプロジェクタが注目されている。
例えば、特許文献1には、LEDとコンデンサーレンズ系を一組として構成された、赤色・緑色・青色の三組の照明装置と、光変調装置と、投射レンズと、を有して構成される映像投射装置が記載されている。
特許文献2には、アレイ光源(LEDアレイやLDアレイ)と、シリンドリカルマイクロレンズアレイと、絞りと、縮小光学系と、偏光変換器と、マイクロレンズアレイと、液晶変調器とを備えている投射型カラー表示装置が記載されている。
特開2008−032907号公報 特開2007−058163号公報
このようなプロジェクタにおいては、プロジェクタを、明るい場所で使用したり、大画面スクリーンに投影して使用したりするために、より輝度を高くすることが求められている。
LEDは出射する光の指向性が低いことから、プロジェクタに使用すると、ある角度範囲内の光しか使用できず、効率が低い。LEDから出射する光をプロジェクタで効率的に使用するためには、LEDの指向性を高めることが有効な手段である。
本発明の目的は、輝度の高いLEDプロジェクタを提供することである。
上記目的を達成するために本発明に係る投射装置は、光を出射する発光装置と、前記発光装置から出射された光を投射する投射部と、を備え、前記発光装置は、光を出射する発光素子と、光を拡散させる拡散素子とを有する。
本発明によれば、輝度の高いLEDプロジェクタを提供することができる。
本発明の第1の実施形態の投射装置の構成を模式的に示す配置図である。 本発明の第1の実施形態の投射装置に用いる発光装置の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態の投射装置の構成を模式的に示す配置図である。 本発明の第3の実施形態の投射装置に用いる発光装置の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態の投射装置に用いる発光装置の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の第5の実施形態の投射装置に用いる拡散素子の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の第5の実施形態の投射装置に用いる拡散素子の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第5の実施形態の投射装置に用いる拡散素子の動作原理を模式的に示す断面図である。 本発明の第6の実施形態の投射装置に用いる拡散素子の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の第7の実施形態の投射装置に用いる拡散素子の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の第8の実施形態の投射装置に用いる拡散素子の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の第9の実施形態の投射装置に用いる拡散素子の構成を模式的に示す斜視図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の投射装置の構成を示す配置図である。図1に示す投射装置は、光をスクリーンに投射してスクリーン上に画像を形成するプロジェクタである。
図1において、プロジェクタ500は、発光装置501R、501Gおよび501Bと、照明光学系502R、502Gおよび502Bと、液晶パネル(空間光変調素子)503R、503Gおよび503Bと、クロスダイクロイックプリズム504と、投射光学系505とを備える。
発光装置から出射された光は、照明光学系、液晶パネル、クロスダイクロイックプリズム、投射光学系の順に入射する。例えば、照明光学系はロッドインテグレータとリレーレンズといった複数のレンズから成り、投射光学系はフォーカスレンズとズームレンズ等の複数のレンズから成る。
発光装置501R、501Gおよび501Bのそれぞれは、図2に示した発光装置10の構造を有する。なお、実際の発光装置では、各層の厚さが非常に薄く、また各層の厚さの違いが大きいので、各層を正確なスケールや比率で図示するのは困難である。このため、図面では各層が実際の比率通りに描かれておらず、模式的に示されている。
図2に示すように本実施形態の発光装置10は、発光素子1と、発光素子1の上に設けられた拡散素子3とを有する。なお、図2では、各素子は密着されていないが、密着されていてもよい。
発光装置501R、501Gおよび501Bのそれぞれの発光素子1は、波長がそれぞれ異なる光を発生するものとする。以下、発光装置501Rから赤色(R)光が出射され、発光装置501Gから緑色(G)光が出射され、発光装置501Bから青色(B)光が出射されるものとする。
なお、図1では、液晶パネルを空間光変調素子として用いたが、空間光変調素子は液晶パネルに限らず、例えば、磁気光学式空間光変調器やDMD(Digital Micromirror Device)などに適宜変更可能である。
発光素子1は、例えば、LEDであり、光を拡散素子3に出射する。本実施形態では、発光素子1から出射される光は非偏光であり、可視光である。
拡散素子3は、発光素子1から入射した光を拡散させる。拡散素子としては、例えば、内部粒子型、表面形状型または異屈折率媒体積層型の素子を使用できる。より好ましくは、特定の入射角度で入射した光を拡散させ、それ以外の入射角で入射した光は拡散させずに透過させる性質(角度選択性)を有する拡散素子が望ましい。さらに好ましい形態として、角度選択性に加えて、入射した光の偏光を保存させる性質(偏光保存性)を有する拡散素子が望ましい。
次に、以上のように構成されたプロジェクタ500の動作について説明する。
まず、発光装置10の動作を説明する。発光装置10において、発光素子1から出射された光は、拡散素子3に入射する。拡散素子3は、入射した光を拡散して出射する。拡散された光(拡散光)は照明光学系に入射する。このとき、透過する光と反射する光に別れる。反射された光は、拡散素子3に入射し、拡散される。拡散光は、発光素子1で反射され、再度拡散素子3に入射し、拡散され、照明光学系に到達する。発光装置10および照明光学系では、上述の過程が繰り返され、反射されてくる光を再利用することができるので、結果として光の利用率が高まり、プロジェクタの輝度が高くなる。
また、より好ましい形態として、拡散素子3が角度選択性を有する場合を説明する。発光装置10において、発光素子1から出射された光は、拡散素子3に入射する。拡散素子3は、正面方向の光は拡散せず、特定の入射角度で入射した光を拡散する。拡散素子からの透過光と拡散光は照明光学系に入射する。このとき、透過する光と反射する光に別れる。反射された光は、拡散素子3に入射し、入射角度に応じて透過もしくは拡散される。透過光と拡散光は、発光素子1で反射され、再度拡散素子3に入射し、透過もしくは拡散され、照明光学系に到達する。発光装置10および照明光学系では、上述の過程が繰り返され、特に利用効率の低い入射角度が大きい発光素子からの光を、効率的に利用可能な入射角度が小さい光に変換することができ、結果として光の利用効率が高まり、プロジェクタの輝度が高くなる。
次に、発光装置10を出た後の光の動作について説明する。発光装置501R、501G、501Bから出射された光は、照明光学系502R、502Gおよび502Bにそれぞれ入射する。照明光学系502R、502Gおよび502Bのそれぞれは、発光装置501R、501Gおよび501Bから発生した各色光を、液晶パネル503R、503Gおよび503Bのそれぞれに、照度分布を一様にしながら導いて入射する。
液晶パネル503R、503Gおよび503Bは、入射された各色光を映像信号に応じて変調して出射する。
液晶パネル503R、503G、503Bから出射した光は、クロスダイクロイックプリズム504に入射する。クロスダイクロイックプリズム504は、液晶パネル503R、503Gおよび503Bのそれぞれから出射された各変調光を合成して出射する。
クロスダイクロイックプリズム504から出射した光は、投射光学系505に入射する。投射光学系505は、クロスダイクロイックプリズム504から出射された合成光をスクリーン600に投射して、スクリーン600上に映像信号に応じた映像を表示する。
本実施形態は、上述の通り、発光装置の指向性が高まることで、プロジェクタ内の光学系での光の利用効率が高まるので、より輝度の高いプロジェクタを提供することができる。
(第2の実施形態)
図3は、本実施形態の投射装置の構成を示す配置図である。図3に示す投射装置は、光をスクリーンに投射してスクリーン上に画像を形成するプロジェクタである。
図3において、プロジェクタ500Aは、発光装置501R、501Gおよび501Bと、照明光学系506と、液晶パネル(空間光変調素子)507と、投射光学系508とを有する。
発光装置から出射された光は、照明光学系、液晶パネル、投射光学系の順に入射する。例えば、照明光学系はロッドインテグレータとリレーレンズといった複数のレンズから成り、投射光学系はフォーカスレンズとズームレンズといった複数のレンズから成る。
発光装置501R、501Gおよび501Bのそれぞれは、第1の実施形態と同様に図2に示した発光装置10の構造を有する。発光装置501R、501Gおよび501Bのそれぞれの発光素子1は、波長がそれぞれ異なる光を発生するものとする。以下、発光装置501Rから赤色(R)光が出射され、発光装置501Gから緑色(G)光が出射され、発光装置501Bから青色(B)光が出射されるものとする。
なお、図3では、液晶パネルを空間光変調素子として用いたが、変調素子は液晶パネルに限らず、例えば、磁気光学式空間光変調器やDMD(Digital Micromirror Device)などに適宜変更可能である。
次に、以上のように構成されたプロジェクタ500Aの動作について説明する。
まず、発光装置10は、第1の実施形態で説明したように動作し、最終的には、特定の角度範囲内の透過光、すなわち指向性の高い光が発光装置から出射される。
照明光学系506は、発光装置501R、501Gおよび501Bから発生した各色光を液晶パネル507に照度分布を一様にしながら出射する。
液晶パネル507は、入射した色光毎に、映像信号に応じて変調して出射する。液晶パネル507から出射した光は、投射光学系508に入射する。投射光学系508は、液晶パネル507から出射された変調光をスクリーン600に投射して、スクリーン600上に、映像信号に応じた映像を表示する。時分割方式もしくは空間分割方式で各色光は合成される。
本実施形態は、上述の通り、発光装置の指向性が高まることで、プロジェクタ内の光学系での光の利用効率が高まるので、より輝度の高いプロジェクタを提供することができる。また、第1の実施形態に比べて、プロジェクタのサイズを小さくすることができる。
(第3の実施形態)
第1もしくは第2の実施形態で用いた発光装置の構造として、角度制御フィルタを加えた第3の実施形態について説明する。本実施形態の投射装置は、発光装置の構成が異なる以外は、第1の実施形態もしくは第2の実施形態に示したプロジェクタと同様の構成を有する。
図4に本実施形態の発光装置10の構成を示す。本実施形態の発光装置10は、発光素子1と、発光素子1の上に設けられた拡散素子3と、拡散素子3の上に設けられた角度制御フィルタ4とを有する。
角度制御フィルタ4は、特定の入射角度範囲内の光を透過させ、それ以外の入射角の光を反射させる。角度制御フィルタ4として、例えば、異なる屈折率を有する複数の光学薄膜の積層体である誘電体多層膜が挙げられる。
次に、本実施形態の発光装置10の動作を説明する。発光装置10において、発光素子1から出射された光は、拡散素子3に入射する。拡散素子3は、光を拡散し、拡散された光は角度制御フィルタ4に入射する。角度制御フィルタ4では、拡散素子3からの拡散光のうち、特定の入射角度範囲内の角度で入射した光が透過し、それ以外の角度で入射した光は、発光素子側に反射される。角度制御フィルタ4での反射光は、拡散素子3で拡散された後、発光素子1に入射する。発光素子1からの反射光は、再度、拡散素子3で拡散された後、角度制御フィルタに入射する。
発光装置10では、上述の過程が繰り返され、角度制御フィルタ4の透過角度範囲外の光が角度範囲内の光に変換され、入射した光により高い指向性をもたせることができる。より高い指向性をもたせることで、プロジェクタ内の光学系での光の利用効率を高めることができる。よって、より輝度の高いプロジェクタを提供することができる。
また、より好ましい形態として、拡散素子3が角度選択性を有する場合は、拡散する必要のない光、例えば、角度制御フィルタの透過角度範囲内の光は拡散しないので、拡散による光の損失が生じない。
(第4の実施形態)
第1もしくは第2の実施形態で用いた発光装置の構造として、位相差板、角度制御フィルタ、反射型偏光子を加えた第4の実施形態について説明する。本実施の形態の投射装置は、発光装置の構成が異なる以外は、第1の実施形態もしくは第2の実施形態に示したプロジェクタと同様の構成を有する。
図5に本実施形態の発光装置10の構成を示す。本実施形態の発光装置10は、発光素子1と、発光素子1の上に設けられた位相差板2と、位相差板2の上に設けられた拡散素子3と、拡散素子3の上に設けられた角度制御フィルタ4と、角度制御フィルタ4の上に設けられた反射型偏光子6とを有する。
発光素子1は、例えば、LEDであり、光を位相差板2に出射する。なお、発光素子1から出射される光は、本実施形態では、非偏光であり、可視光であるとする。
位相差板2は、光の偏光状態を変化させる偏光状態変換素子である。より具体的には、位相差板2は、ある波長λを有し振動する偏光について、直交な方向の電場成分に1/4波長の位相差を生じさせることで、直線偏光を円偏光に変換、または円偏光を直線偏光に変換する、λ/4板である。また、位相差板2は、位相差がゼロ次のλ/4板であることがより好ましい。位相差板2としては、サファイアや水晶のような無機の異方性結晶、ポリカーボネートのような異方性フィルム、および、微細な誘電体多層膜で構成されるフォトニック結晶素子などが挙げられる。
反射型偏光子6は、特定の偏光を透過させ、それ以外の偏光を反射させる。反射型偏光子6としては、例えば、金属が格子状に配置されたワイヤグリッド偏光子、微細な誘電体多層膜で構成されるフォトニック結晶偏光子、および、多層の等方性フィルムと異方性フィルムで構成される有機多層膜偏光子などが挙げられる。
なお、構成する順番を適宜、変更することができる。例えば、角度制御素子5と反射型偏光子6を入れ替えてもよい。
以上のように構成された発光装置10において、発光素子1から出射された非偏光は、位相差板2を介して拡散素子3に入射する。拡散素子3を透過した光は、角度制御フィルタ4に入射する。角度制御フィルタ4では、特定範囲内の入射角度の光が透過し、それ以外の光は反射される。角度制御フィルタ4を透過した光は、反射型偏光子6で、特定の偏光が透過し、それ以外の光は反射される。角度制御フィルタ4で反射された光は非偏光のまま、拡散素子3で拡散され、発光素子1で反射される。反射型偏光子6で反射された光は、偏光状態を保ったまま、拡散素子3で拡散され、位相差板2で円偏光となり、発光素子1で反射される。発光素子1で反射されて、位相差板2に入射する光のうち、円偏光成分は直線偏光となって透過する。位相差板2を透過した光は、拡散素子3で拡散され、角度制御フィルタ4で、特定範囲内の入射角度の光が透過し、それ以外の光は反射される。透過した光は、反射型偏光子6で、特定の偏光が透過し、それ以外の光は反射される。これらが繰り返されることで、最終的に、特定の偏光で特定の角度範囲内の透過光を得ることができる。
より好ましい形態として、拡散素子3に、入射した光の偏光を保存させる性質(偏光保存性)を持たせることで、発光素子1からの光を、効率的に特定の偏光に変換することができる。
プロジェクタ内で利用できる光は、特定の偏光かつ特定の角度範囲内の光であることから、位相差板と反射型偏光子を加えることで特定の偏光に揃えた光を、プロジェクタ内でより効率的に利用できる。よって、より輝度の高いプロジェクタを提供することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態として、第1から第4の実施形態で用いた拡散素子とは異なる拡散素子の形態について説明する。その他の構成は、第1の実施形態から第4の実施形態に示したプロジェクタと同様である。
図6は、本発明の第5の実施形態の拡散素子を模式的に示す斜視図である。図6に示すように本実施形態の拡散素子3Bは、基板31と、高屈折率媒体32と低屈折率媒体33が積層して成る複数の凸部(すなわち、積層体)34が、基板31上に周期的に配置されている。拡散素子3Bには、発光素子1から出射した光が入射する。なお、以下では、基板31の上面をXY平面とし、XY平面と直交する方向をZ方向とする。
基板31は、発光素子1から出射される光の波長帯域において、実質的に透明な材料で形成される。基板31の材料としては、例えば、石英ガラスおよびホウケイ酸クラウン等の光学ガラス、サファイアおよび水晶等の無機物結晶、ポリエーテルイミド樹脂およびポリスチレン樹脂等の透明プラスチックが挙げられる。なお、基板は必ずしも必要ではなく、基板の代わりに発光素子であってもよい。また、発光素子1からの光の入射は、凸部34側から基板を介さず入射してもよい。
基板31上の各凸部34は、基板31の上面内の第1方向であるY方向に延伸された直方体形状を有する。凸部34のX方向の長さは10〜50μm程度、Y方向の長さは100μm以上が好ましい。また、複数の凸部34は、第1方向とは異なる第2方向であるX方向に並列に間隔(ギャップ)を置いて配置されている。複数の凸部間のギャップは1μm以上で設けられており、10〜50μm程度がより好ましい。複数の凸部の配置は周期的であってもよいし、非周期的であってもよい。
高屈折率媒体32は、低屈折率媒体33の屈折率より大きい屈折率を有している。高屈折率媒体32、低屈折率媒体33の材料は特に限定されないが、例えば、酸化シリコン、酸化チタンまたは酸化アルミニウム等の酸化物、窒化シリコン等の窒化物、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム等のフッ化物、ポリエーテルイミド樹脂またはポリスチレン樹脂のようなプラスチックの誘電体材料や有機物が挙げられる。
同じ凸部内で、高屈折率媒体に異なる材料が使用されていてもよい。同様に、低屈折率媒体に異なる材料が使用されていてもよい。また、凸部ごとに、異なる材料であってもよい。なお、高屈折率媒体32、低屈折率媒体33の積層の順番は制限されない。さらには、高屈折率媒体32、低屈折率媒体33と異なる屈折率を有する第3の屈折率媒体が高屈折率媒体32、低屈折率媒体33と同様に積層されていてもよい。例えば、基板31の界面や、凸部34の上部または下部にAR膜(Anti−Reflection coat)を積層することができる。
図7は、図6に示す拡散素子3Bを製造する方法を説明するための図である。なお、以下で説明する製造方法は、単なる一例であって、これに限定されるものではない。
先ず、図7(a)に示すように、基板31の上に、高屈折率媒体32、低屈折率媒体3
3の順に交互に積層させていく。積層の仕方は問わないが、例えばゾルゲル法やスピンコートと硬化処理の繰り返し等の方法が挙げられる。
その後、図7(b)に示すように、ギャップを形成し、積層媒体の凸部34を作る。ギャップの形成方法として、レーザマーカによる描画や、レジストを形成させてエッチング処理を行う方法等を用いることができる。上記の方法以外にも、インプリント法を利用した凸部を有する多層膜形成等の方法を用いることもできる。
次に、図8に拡散素子3の動作原理を模式的に示す。図8(a)は、光のYZ面に対する入射角度が小さいときの動作原理を示す。このとき、入射光は凸部間のギャップ中を通過するか、凸部を屈折しながらZ方向に透過する。発光素子1の光の波長に応じて凸部の幅および凸部間の幅を適切に設計することにより、複数の凸部により生じるわずかな回折は無視でき、結果として、拡散がほぼ生じない。具体的には、上述した通り、凸部34のX方向の長さは10〜50μm程度、Y方向の長さは100μm以上が好ましい。また、複数の凸部間のギャップは1μm以上、より好ましくは10〜50μm程度の寸法とすればよい。
一方、図8(b)に示すように、発光素子1からの光のYZ面に対する入射角度が大きいとき、入射光は凸部34の側面から凸部中に入射する。側面から凸部中に入射した光は、屈折率の異なる複数の媒体32、33において回折し、拡散した透過光および反射光が生じる。このとき、回折の原理に基づき、入射角度が大きくなると拡散性も大きくなる。また、拡散素子3BはY方向に延伸された直方体形状を有するため、光はXZ面内の二次元的に拡散する。なお、少なくとも高屈折率媒体32もしくは低屈折率媒体33のどちらかの媒体の厚みは、回折が生じるように入射光の波長よりも厚い必要がある。入射光は可視光が想定されるが、本発明は可視光以外の光にも適応可能であり、所望の光に応じて適宜設計変更が可能である。
以上説明したように、本実施形態の拡散素子によれば、入射角が小さいときは拡散性が小さく、入射角が大きくなるに従い拡散性が大きくなる性質(角度選択性)を有する拡散素子を提供することができる。
また、拡散の原理として回折を用いること、および凸部をY方向に延伸し、X方向に間隔を置いて配置することにより、入射光の偏光状態を保存(偏光保存性)することができる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態として、さらに拡散素子の別の形態について説明する。その他の構成は、第1の実施形態もしくは第4の実施形態に示したプロジェクタと同様である。
図9を参照して、本発明の第6の実施形態である拡散素子及びその製造方法について説明する。第5の実施形態と同様のものには同じ符号を付す。また、図面では各層が実際の比率通りに描かれておらず、模式的に示されている。図9は、本発明の第6の実施形態の拡散素子3Cを模式的に示す斜視図である。拡散素子3Cは、第2の実施形態で示した拡散素子3Bの凸部の間に、誘電体35が挿入された構造を有する。
誘電体35の材料は特に限定されないが、例えば、酸化シリコン、酸化チタンまたは酸化アルミニウム等の酸化物、窒化シリコン等の窒化物、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム等のフッ化物またはポリエーテルイミド樹脂またはポリスチレン樹脂等のプラスチックの誘電体材料や有機物が挙げられる。
それぞれの誘電体35は異なる材料の誘電体が挿入されていてもよい。誘電体35と基板31の屈折率の関係は、特に限定されないが、ほぼ等しいことがより好ましい。また、誘電体35と積層部34の各媒体との屈折率の関係は、特に限定されないが、高屈折率媒体と低屈折率媒体のいずれかの屈折率とほぼ等しいことがより好ましい。また、誘電体35の上部または下部にAR膜を積層することができる。
次に製造方法について説明する。本実施形態の拡散素子は、凸部34を形成する工程までは第5の実施形態と同様に形成し、最後に誘電体35をギャップに流し込み硬化させるといった方法で形成させることによって本実施形態の拡散素子を製造できる。
本実施形態の拡散素子3Dは、第5の実施形態と同様の原理により、拡散素子として機能する。さらに、凸部の間に誘電体35が挿入されることにより、凸部間のギャップに入射した光の屈折角が変化し、進行方向が変化する。
以上説明したように、本実施形態の拡散素子によれば、角度選択性と偏光保存性を有する拡散素子を提供することができるという効果に加えて、誘電体35が挿入されていることにより、拡散性の制御をより容易に行うことが可能であるという効果を奏する。
(第7の実施形態)
次に、図10を参照して、本発明の第7の実施形態である拡散素子及びその製造方法について説明する。第5の実施形態と同様のものには同じ符号を付す。また、図面では各層が実際の比率通りに描かれておらず、模式的に示されている。
図10は、本発明の第7の実施形態の拡散素子3Dを模式的に示す斜視図である。拡散素子3Dは、第5の実施形態で示した拡散素子3Bの凸部34の各媒体中に、突出部36を有した構造を有している。突出部36は、凸部34が延伸する方向である第1方向(Y方向)に延びるように設けられている。複数の凸部34が並列に設けられている場合、凸部34は第1方向とは異なる第2方向(X方向)に間隔(ギャップ)を置いて配置されている。突出部36は、ひとつの凸部34に一つ設けられていてもよいし、複数設けられていてもよい。また、突出部36は、図面に示すように凸部34の端辺に沿って設けられていてもよいし、端辺でない領域に第1方向に沿って延在して設けられてもよい。またさらに、突出部36の形状は、図面に示すような三角形の凸状のような形状でもよいし、例えば四角形の凸状のような形状や半球状でもよい。突出部の高さは10nm〜3μm程度が好ましい。なお、基板は必ずしも必要なく、基板の代わりに発光素子でもよい。
次に製造方法について説明する。本実施形態の拡散素子は、まず基板上に突出部形成用の配置部材36’を配置する。その後、第5の実施形態と同様の方法により、本実施形態の拡散素子を製造できる。
本実施形態の拡散素子は、第5の実施形態と同様の原理により、拡散素子として機能する。凸部34が、突出部36を有することにより、突出部36においても回折が生じる。突出部36で回折した光は凸部34でさらに回折する。それにより、透過する光の拡散性を大きくすることができる。
以上説明したように、本実施形態の拡散素子によれば、角度選択性と偏光保存性を有する拡散素子を提供することができるという効果に加えて、突出部36を有することにより、より拡散性を大きくすることが可能であるという効果を奏する。
(第8の実施形態)
次に、図11を参照して、本発明の第8の実施形態である拡散素子及びその製造方法について説明する。第8の実施形態と同様のものには同じ符号を付す。また、図面では各層が実際の比率通りに描かれておらず、模式的に示されている。
図11は、本発明の第5の実施形態の拡散素子3Eを模式的に示す斜視図である。拡散素子3Eは、第7の実施形態で示した拡散素子3Dの突出部36を有する凸部34が、第2方向(X方向)に間隔をおかず、第1方向(Y方向)で互いに当接した構造を有している。突出部36はひとつの凸部34に一つ設けられていてもよいし、複数設けられていてもよい。突出部36の形状は、図面に示すような三角形の凸状のような形状でもよいし、例えば四角形の凸状のような形状や半球状でもよい。突出部の高さは10nm〜3μm程度が好ましい。
次に製造方法について説明する。本実施形態の拡散素子は、まず基板上に突出部形成用の配置部材36’を配置する。その後、基板31の上に、媒体を高屈折率媒体32、低屈折率媒体33の順に交互に積層させていくことにより、本実施形態の拡散素子を製造できる。
本実施形態の拡散素子は、第7の実施形態と同様の原理により、拡散素子として機能する。凸部34中に突出部36を有していることにより、ギャップがなくても拡散素子として機能する。
以上説明したように、本実施形態の拡散素子によれば、突出部36を有することにより、より拡散性を大きくできるという効果に加えて、ギャップを形成する必要がないので製造が容易であるという効果を奏する。
(第9の実施形態)
次に、図12を参照して、本発明の第9の実施形態である拡散素子について説明する。第5の実施形態と同様のものには同じ符号を付す。また、図面では各層が実際の比率通りに描かれておらず、模式的に示されている。なお、図12では、各素子は密着されていないが、密着されていてもよい。
図12は、本発明の第9の実施形態の拡散素子3を模式的に示す斜視図である。本実施形態の拡散素子3Fは、第5の実施形態で示した拡散素子3Bと拡散素子3B'が、各拡散素子の凸部の延伸方向を直交させるように積層された構造を有する。
拡散素子3Fには、基板側から発光素子1の光が入射する。なお、図12では拡散素子3B、3B'として第5の実施形態のものを示したが、その他の実施形態の拡散素子でもよく、また拡散素子3B、3B'がそれぞれ異なった実施形態の拡散素子でもよい。また、拡散素子3B、3B'の積層方向は必ずしも基板が発光素子側にある必要はなく、発光素子1の光の入射は凸部側から入射してもよい。拡散素子3B、3B'は、基板を介さずに積層されていてもよい。
次に、本実施形態の拡散素子3Fの動作を説明する。まず拡散素子3Bでは、発光素子1から拡散素子3Fに入射した光のYZ面に対する入射角度が小さいとき、入射光は空気中を通過するか、凸部を屈折しながらZ方向に透過するので拡散は生じない。一方、発光素子1からの光のYZ面に対する入射角度が大きいとき、拡散素子3Bで、回折を拡散の原理としてXZ面内に二次元的に拡散する。
次に、拡散素子3Bから出射した光は拡散素子3B'に入射し、XZ面に対する入射角度が小さいとき、光は拡散しない。一方、XZ面に対する入射角度が大きい光が拡散される。このときの拡散の方向は、YZ面内の二次元方向である。すなわち、最終的に拡散素子3Fを出射した光は、3次元方向に拡散されている。
以上説明したように、本実施形態の拡散素子によれば、これまで説明してきた原理と同様の理由により、入射角が小さいときは拡散性が小さく、入射角が大きくなるに従い拡散性が大きくなるので、90度付近の大きな入射角でも十分に拡散性を大きくすることができる。
また拡散の原理として回折を用いること、および凸部をY方向に延伸し、X方向に間隔を置いて配置することにより、入射光の偏光状態を保存することができる。
さらに、本実施形態によると、拡散素子3Bと延伸方向を直交させた拡散素子3B'を組み合わせることで、三次元方向の拡散性を有する拡散素子を提供できる。
なお、本実施形態では、各拡散素子の凸部の延伸方向を直交させるように積層したが、直交(90度)に限られるものではない。直交(90度)から多少ずれていたとしても3次元方向の拡散性を有する拡散素子を提供することができる。また、望ましくは直交ではあるものの、延伸方向が交差するように配置されるのであれば、3次元方向の拡散性を得ることができる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態における数値、材質などは例示的なものであり、適宜変更して実施することが可能である。
(付記1)光を出射する発光装置と、前記発光装置から出射された光を投射する投射部と、を備え、前記発光装置は、光を出射する発光素子と、光を拡散させる拡散素子とを有する投射装置。
(付記2)前記拡散素子は、特定の入射角度の光を拡散させる拡散素子である付記1に記載の投射装置。
(付記3)前記発光装置は、さらに、特定の入射角度の光を透過させ、それ以外の光は反射させる角度制御フィルタを有する付記1もしくは2に記載の投射装置。
(付記4)前記投射部は、前記発光装置から出射された光の照度分布を一様にして出射する照明光学系と、前記照明光学系からの光を映像信号に応じて変調して出射する変調素子と、前記変調素子からの光を投射する投射光学系と、を備える付記1から3のいずれかに記載の投射装置。
(付記5)前記変調素子は、液晶パネルである付記4に記載の投射装置。
(付記6)前記発光装置を複数有する付記1から5のいずれか一項に記載の投射装置。
(付記7)前記発光装置と前記照明光学系と前記変調素子とから成る組を複数備え、前記変調素子から出射された光が入射し、前記複数の発光装置からのそれぞれの光を合成して前記投射光学系に出射するクロスダイクロイックプリズムを備える付記6に記載の投射装置。
(付記8)前記発光装置は、さらに、特定の偏光を透過させ、それ以外の偏光を反射させる反射型偏光子を有する付記1から7のいずれかに記載の投射装置。
(付記9)前記発光装置は、さらに、入射光に位相差を与えて偏光状態を制御する位相差板、を有する請求項1から8のいずれかに記載の投射装置。
(付記10)前記拡散素子は、各々屈折率の異なる2種類以上の媒体が積層されて成る組が、1組以上積層された積層体を複数備え、前記複数の積層体は、光源からの入射光に対して互いに並列に配置されている付記1から9のいずれかに記載の投射装置。
(付記11)前記積層体の各層は、該積層体が搭載される基板面の第1の方向に延びるように設けられた突出部を有している付記10に記載の投射装置。
(付記12)前記複数の積層体が互いに当接して配置されている付記11に記載の投射装置。
(付記13)前記複数の積層体の間に、誘電体材料を有している付記10もしくは11に記載の投射装置。
(付記14)前記積層体の少なくとも一種の前記媒体の厚みが、入射光の波長よりも厚く形成されている付記10から13のいずれかに記載の投射装置。
(付記15)前記積層体の少なくとも一種の前記媒体の厚みが、可視光の波長よりも厚く形成されている付記10から13のいずれかに記載の投射装置。
(付記16)前記複数の積層体は、該積層体が搭載される基板面の第1の方向に延在して設けられ、前記第1の方向とは交差する第2の方向に間隔を置いて配置されている付記10から15のいずれかに記載の投射装置。
(付記17)前記複数の積層体は、前記第2の方向に周期的な間隔を置いて配置されている付記16に記載の投射装置。
(付記18)付記16に記載の拡散素子を2つ備え、第1の拡散素子の積層体の延在方向は、第2の拡散素子の積層体の延在方向と異なる方向となるように積み重ねて配置されている投射装置。
本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。また、この出願は、2012年4月17日に出願された日本出願特願2012−093516を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
発光装置を用いた投射装置に広く適用することができる。
10、10B 光変調器
1 発光素子
2 位相差板
3、3B、3C、3D、3E、3F 拡散素子
4 角度制御フィルタ
5 光学素子
6 反射型偏光子
31 基板
32 高屈折率媒体
33 低屈折率媒体
34 凸部
36 突出部
36’ 配置部材
500、500A プロジェクタ
501R、501G、501B 発光装置
502R、502G、502B 照明光学系
503R、503G、503B 液晶パネル
504 クロスダイクロイックプリズム
505 投射光学系
506 照明光学系
507 液晶パネル
508 投射光学系
600 スクリーン

Claims (10)

  1. 光を出射する発光装置と、
    前記発光装置から出射された光を投射する投射部と、を備え、
    前記発光装置は、光を出射する発光素子と、光を拡散させる拡散素子とを有する投射装置。
  2. 前記拡散素子は、特定の入射角度の光を拡散させる拡散素子である、請求項1に記載の投射装置。
  3. 前記発光装置は、さらに、特定の入射角度の光を透過させ、それ以外の光は反射する角度制御フィルタを備える、請求項1もしくは2に記載の投射装置。
  4. 前記投射部は、
    前記発光装置から出射された光の照度分布を一様にして出射する照明光学系と、
    前記照明光学系からの光を映像信号に応じて変調して出射する変調素子と、
    前記変調素子からの光を投射する投射光学系と、
    を備える、請求項1から3のいずれかに記載の投射装置。
  5. 前記変調素子は液晶パネルである、請求項4に記載の投射装置。
  6. 前記発光装置を複数有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の投射装置。
  7. 前記発光装置と前記照明光学系と前記変調素子とから成る組を複数備え、
    前記変調素子から出射された光が入射し、前記複数の発光装置からのそれぞれの光を合成して前記投射光学系に出射するクロスダイクロイックプリズムを備える請求項6に記載の投射装置。
  8. 前記発光装置は、さらに、特定の偏光を透過させ、それ以外の偏光を反射する反射型偏光子を備える、請求項1から7のいずれかに記載の投射装置。
  9. 前記発光装置は、さらに、入射光に位相差を与えて偏光状態を制御する位相差板を備える、請求項1から8のいずれかに記載の投射装置。
  10. 前記拡散素子は、各々屈折率の異なる2種類以上の媒体が積層されて成る組が、1組以上積層された積層体を複数備え、
    前記複数の積層体は、光源からの入射光に対して互いに並列に配置されている
    請求項1から9のいずれかに記載の投射装置。
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