JPWO2013080997A1 - ワイパブレード - Google Patents

ワイパブレード Download PDF

Info

Publication number
JPWO2013080997A1
JPWO2013080997A1 JP2013547182A JP2013547182A JPWO2013080997A1 JP WO2013080997 A1 JPWO2013080997 A1 JP WO2013080997A1 JP 2013547182 A JP2013547182 A JP 2013547182A JP 2013547182 A JP2013547182 A JP 2013547182A JP WO2013080997 A1 JPWO2013080997 A1 JP WO2013080997A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper blade
cleaning liquid
wiper
blade
water channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013547182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6027544B2 (ja
Inventor
下山 正之
正之 下山
石倉 聡
聡 石倉
勝行 有馬
勝行 有馬
小林 大介
大介 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Publication of JPWO2013080997A1 publication Critical patent/JPWO2013080997A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6027544B2 publication Critical patent/JP6027544B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/52Arrangement of nozzles; Liquid spreading means
    • B60S1/522Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms
    • B60S1/524Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms arranged in wiper blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S1/3806Means, or measures taken, for influencing the aerodynamic quality of the wiper blades
    • B60S1/381Spoilers mounted on the squeegee or on the vertebra
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S1/3848Flat-type wiper blade, i.e. without harness
    • B60S1/3849Connectors therefor; Connection to wiper arm; Attached to blade
    • B60S1/3862Transport of liquid there through
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/40Connections between blades and arms
    • B60S1/4006Connections between blades and arms for arms provided with a hook-shaped end
    • B60S1/4009Connections between blades and arms for arms provided with a hook-shaped end comprising a detachable intermediate element mounted on the hook-shaped end

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

ワイパブレード1はブレードラバー2とラバーホルダ3を有する。ラバーホルダ3内には、長手方向に沿って洗浄液が流通する水路15が設けられている。ラバーホルダ3には、水路15と連通し、水圧によって開口して洗浄液を噴射する噴射口16が設けられている。噴射口16はスリット状に形成されており、長手方向に沿って複数個設けられている。噴射口16の幅は長手方向に沿って変化し、外端側の噴射口ほどスリット幅が大きくなっている。スリット幅の広い噴射口16ほど洗浄液が多く噴射され、より多くの洗浄液を必要とする外端側ほど洗浄液噴射量が多くなる。

Description

本発明は、車両用ワイパ装置に使用されるワイパブレードに関し、特に、洗浄液(ウインドウォッシャ液)の噴射口を備えたワイパブレードにおける噴射口構造に関する。
一般に、自動車等の車両には、フロントガラスなどの雨滴払拭や汚れ落としのため、洗浄液噴射用のウオッシャノズルを備えたワイパ装置が取り付けられている。ウオッシャノズルは、車両のフロントエンジンフード又はフロントボンネット等などに取り付けられる。そして、エンジンフード等から、ウインドガラスに向かって、所定のタイミングで洗浄液が噴射される。洗浄液噴射の際、洗浄液は払拭エリア内に噴射される。しかし、洗浄液は、必ずしも全てが払拭エリア内に噴射されるわけではなく、洗浄液は、洗浄液が不要な払拭エリア外まで噴射される場合がある。このため、従来のワイパ装置では、ウオッシャノズルからガラス面に必要以上の洗浄液が噴射されてしまい、洗浄液の使用効率が良くないという問題があった。また、ウオッシャノズルの噴射口からウインドガラスまでの距離が長いため、高速走行などの風圧により射点にズレが生じ易いという問題もあった。
そこで、近年では、洗浄液の使用効率や射点ズレ対策等の観点から、ワイパブレード自体に、洗浄液の噴射口や噴射ノズル(以下、噴射ノズルと略記する)を設けたワイパ装置も提案されている。このようなワイパ装置では、ブレード内に洗浄液の水路と噴射ノズルが設けられている。ワイパブレードには、洗浄液タンクから導かれた給水チューブ(給水配管)が接続される。給水チューブは、ワイパアームに沿って延びており、ワイパアームとワイパブレードの結合部にて、ワイパブレードに接続される。洗浄液は、ワイパブレードに設けられた噴射ノズルからウインドガラス上に噴射される。洗浄液は、払拭や洗浄に際し、ガラス面に極めて近い位置から効率良く供給・使用される。また、洗浄液の使用効率が高くなり、その分、洗浄液タンクも小さくできるため、車両の小型化・軽量化も図られる。
実開昭62−28662号公報
しかしながら、ワイパブレードは、長手方向に沿ってその周速が異なると共に、払拭面積も長手方向の位置によって異なる。すなわち、ワイパブレードの外側ほど回転半径が大きくなるため、周速が早く、払拭面積も大きくなる。このため、ブレードの位置によって必要な洗浄液の量が変化し、洗浄液を多く必要とする先端側では、多数の噴射ノズルが必要となる。
本発明の目的は、洗浄液の噴射口を備えたワイパブレードを使用するワイパ装置において、噴射ノズルを多数取り付けることなく、ブレードの各位置において適量の洗浄液を噴射し得るワイパブレードを提供することにある。
本発明のワイパブレードは、ワイパアーム先端部に取り付けられるワイパブレードであって、ワイパ払拭面上に配置されるブレードラバーと、前記ブレードラバーを保持しつつ、前記ワイパアームに取り付けられるラバーホルダと、当該ワイパブレードの長手方向に沿って設けられ、前記洗浄液が流通する水路と、当該ワイパブレードの長手方向に沿って複数個形成され、前記水路とワイパブレード外部との間を連通し、前記水路内の前記洗浄液による水圧によって開口して前記洗浄液を噴射する噴射口と、を有し、前記噴射口から噴射される前記洗浄液の噴射量が、当該ワイパブレードの長手方向に沿って変化することを特徴とする。
本発明において、前記噴射口の大きさが長手方向に沿って変化させることにより、前記洗浄液の噴射量を長手方向に沿って変化させても良い。前記噴射口の大きさを、当該ワイパブレードの内端側に位置する前記噴射口よりも外端側に位置する前記噴射口の方が大きくなるように設定しても良い。これにより、より多くの洗浄液を必要とする外端側ほど噴射口からの洗浄液噴射量が多くなる。また、余り多くの洗浄液を必要としない内端側では噴射口からの洗浄液噴射量が少なくなる。
また、前記噴射口の配置間隔が長手方向に沿って変化させることにより、前記洗浄液の噴射量を長手方向に沿って変化させても良い。前記噴射口の配置間隔を、当該ワイパブレードの内端側に位置する前記噴射口よりも外端側に位置する前記噴射口の方が小さくなるように設定しても良い。これにより、より多くの洗浄液を必要とする外端側ほど噴射口の数が多くなり、洗浄液の噴射量が多くなる。また、余り多くの洗浄液を必要としない内端側では噴射口の数が少なくなり、洗浄液の噴射量が少なくなる。
本発明にあっては、ワイパブレードの長手方向に沿って設けた水路を洗浄液が流通し、洗浄液の水圧によって、長手方向に沿って複数個形成された噴射口から払拭面上に洗浄液が噴射される。噴射口は、例えば、その大きさや配置間隔が長手方向に沿って変化するように設けられており、長手方向に沿った各位置にて洗浄液の噴射量が変化し、各位置に適量な洗浄液が噴射される。
一方、前記ワイパブレードにおいて、前記水路を前記ラバーホルダの内部に長手方向に沿って設けると共に、前記噴射口を前記ラバーホルダに形成しても良い。また、前記水路を前記ラバーホルダに装着されるノズルボディの内部に長手方向に沿って設けると共に、前記噴射口を前記ノズルボディに形成しても良い。
加えて、前記噴射口をスリット状に形成しても良く、このスリットを長手方向や、ブレード移動方向、傾斜方向などに形成しても良い。また、噴射口として、スリット状のものと、孔状のものとを設けても良い。
なお、ここで言う洗浄液は、エタノールと界面活性剤などの混合液を水に溶かしたいわゆるウインドウォッシャ液のみならず、水道水や、石けん水など、払拭面洗浄に使用される液体一般を広く意味している。
一方、ワイパアーム先端部に取り付けられ、ワイパ払拭面上に洗浄液を噴射可能な噴射口を有するワイパブレードに、前記洗浄液が供給される給水配管と接続された第1ジョイント部材と、前記噴射口と連通した水路を備え、ジョイント部を介して前記第1ジョイント部材と着脱可能に設けられた第2ジョイント部材と、前記第1ジョイント部材又は前記第2ジョイント部材内に配置され、前記洗浄液が前記給水配管側に逆流するのを防止するチェックバルブと、を設け、前記ジョイント部に、前記第1ジョイント部材側に設けられ、前記給水配管と連通し前記洗浄液が流通可能な水路を有する結合部と、前記第2ジョイント部材側に前記結合部と着脱可能に設けられ、前記噴射口と連通した前記水路と接続された被結合部と、を設けることもできる。
前記ワイパブレードにあっては、給水配管が接続された第1ジョイント部材と、噴射口と連通した水路を備える第2ジョイント部材との間に、着脱可能なジョイント部を設けたので、噴射口付きのワイパブレードを、給水配管の脱着を行うことなくワイパアームに取り付けることができる。すなわち、通常のブレード交換作業と同様に、ワイパアームにワイパブレードを取り付けるだけで、ジョイント部によって洗浄水の水路も結合される。
前記ワイパブレードにおいて、前記結合部と前記被結合部が、前記ワイパアームと前記ワイパブレードを着脱する際に、当該ワイパブレードの動作に伴って着脱されるようにしても良い。
また、前記ワイパブレードは、該ワイパブレードに揺動可能に取り付けられるクリップを介して前記ワイパアームに取り付けられ、このクリップを前記第1ジョイント部材として使用しても良い。その際、前記結合部と前記被結合部が、前記ワイパアームから前記ワイパブレードを取り外す際は、前記ワイパブレードを前記ワイパアームから離れる方向に所定角度以上回動させ、前記クリップをアーム着脱位置に配することにより分離され、前記ワイパブレードを前記ワイパアームに取り付ける際は、前記ワイパブレードを前記クリップと共に前記ワイパアームに近づく方向に回動させ、前記クリップをブレードセット位置に配することにより結合されるようにしても良い。
さらに、前記第1ジョイント部材として、前記ワイパアームに取り付けられるジョイントパーツを用いても良い。その際、前記結合部と前記被結合部が、前記ワイパアームから前記ワイパブレードを取り外す際は、前記ワイパブレードを前記ワイパアームから離れる方向に所定角度以上回動させ、前記ジョイントパーツをアーム着脱位置に配することにより分離され、前記ワイパブレードを前記ワイパアームに取り付ける際は、前記ワイパブレードを前記ワイパアームに近づく方向に回動させ、前記クリップをブレードセット位置に配することにより結合されるようにしても良い。
加えて、前記第1ジョイント部材に、前記結合部として、前記給水配管と連通する水路孔を備えたジョイント突起を設けると共に、前記第2ジョイント部材に、前記被結合部として、前記ジョイント突起が挿入接続される突起接続孔と、該突起接続孔に前記ジョイント突起を受け入れた状態で上下方向に変位可能な弾性部とを備えた突起受け部材を設けても良い。
一方、前記ワイパブレードに、前記ワイパアームが取り付けられるアーム取付部と、前記アーム取付部に装着されるカバー部材と、を設け、前記カバー部材を前記第1ジョイント部材として使用しても良い。この場合、前記第1ジョイント部材に、前記結合部として、前記給水配管と連通する接続孔を設けると共に、前記第2ジョイント部材に、前記被結合部として、前記接続孔に挿入接続されるジョイント突起を設けても良い。
本発明のワイパブレードによれば、洗浄液が流通する水路をワイパブレードの長手方向に沿って設けると共に、洗浄液の噴射口をワイパブレードの長手方向に沿って複数個形成し、それらの大きさや配置間隔を長手方向に沿って変化させるようにしたので、長手方向に沿った各位置にて洗浄液の噴射量を変化させることが可能となる。このため、長手方向の各位置にて適量の洗浄液を噴射することができ、洗浄効率の向上を図ることが可能となる。また、先端部に多数の噴射ノズルを取り付ける必要もなく、簡単な装置構造にて、ブレード位置に応じた最適量の洗浄液を噴射供給することが可能となる。
本発明の実施の形態1であるワイパブレードの構成を示す斜視図である。 図1における矢示X面を上に配した場合の当該ワイパブレードの斜視図。 図1のワイパブレードの断面構成を示す説明図である。 (a)は図2のA部の構成を示す拡大図、(b)は図2のB部の構成を示す拡大図である。 スリットの変形例を示す説明図である。 噴射口や水路の構成に関する変形例を示す説明図である。 本発明の実施の形態2であるワイパブレードの構成を示す斜視図である。 本発明によるワイパブレードの変形例を示す説明図である。 本発明の実施の形態3であるワイパブレードの断面構成を示す説明図である。 図9のワイパブレードを矢視A方向から見た構成を示す説明図である。 実施の形態3のワイパブレードの変形例を示す説明図である。 本発明の実施の形態4であるワイパブレードの構成を示す斜視図である。 図12のワイパブレードの中央部の断面構造を示す説明図である。 図12のワイパブレードの中央部の構成を示す説明図である。 (a)は、突起受け部材の構成を示す斜視図、(b)は、その断面構成を示す説明図、(c)は、突起受け部材の配置状態を示す説明図である。 水路コネクタの水路接続部の構成を示す説明図である。 図12のワイパブレードをワイパアームに取り付ける手順を示す説明図である。 本発明の実施の形態5であるワイパブレードの要部の構成を示す説明図である。 図18のワイパブレードをワイパアームに取り付ける手順を示す説明図である。 本発明の実施の形態6であるワイパブレードの要部の構成を示す説明図である。
1 ワイパブレード 2 ブレードラバー
2a 払拭部 3 ラバーホルダ
4 金属板 5 ホルダボディ
6 エンドキャップ 7 センタブラケット
8 アーム取付部 9 クリップ軸
10 クリップ 11 ワイパアーム
11a Uフック 12 センターカバー
13 給水チューブ 14 水路コネクタ
15 水路 16 噴射口
16a,16b 噴射口 17 噴射口
20 ワイパブレード 21 噴射口
22 ノズルボディ 22a 本体部
23 給水チューブ取付部 24 チェックバルブ
25 給水路 W スリット幅
P 噴射口配置間隔
31 ワイパブレード 32a,32b 水路
33 噴射口(第1噴射口)
34 噴射口(第2噴射口)
101 ワイパブレード 102 ブレードラバー
103 フレーム 104 金属板
105 ブレードボディ 106 エンドキャップ
107 センタブラケット 108 アーム取付部
109 クリップ軸
110 クリップ(第1ジョイント部材)
111 ワイパアーム 111a Uフック
112 センターカバー(カバー部材) 113 チューブ取付部
114 チェックバルブ 115 ジョイント突起
116 給水チューブ(給水配管) 117 開口孔
118 バルブ孔 119 スプリング
120 ボール 121 水路孔
122 突起受け部材
123 水路コネクタ(第2ジョイント部材)
124 弾性部 125 突起接続孔
126 内部空間 127 給水路
127a 球形ジョイント部 128 水路接続部
129 水路 130 噴射口
131 ジョイント部 140 ワイパブレード
141 クリップ
142 ジョイントパーツ(第1ジョイント部材)
143 水路コネクタ(第2ジョイント部材)
143a 水路コネクタ本体 144 連通路
145 受け部材取付部 146 突起受け部材
147 給水路 148 連通路
150 ワイパブレード
151 センターカバー(第1ジョイント部材)
152 水路コネクタ(第2ジョイント部材)
152a 水路コネクタ本体 153 ジョイント突起
154 突起接続孔 155 水路孔
156 連通路
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1
図1は、本発明の実施の形態1であるワイパブレードの構成を示す斜視図である。図2は、図1における矢示X面(車両後方側の面)を上に配した場合の当該ワイパブレードの斜視図である。図3は、図1のワイパブレードの断面構成を示す説明図である。図1,2に示すように、ワイパブレード1は、いわゆるフラットワイパ型のワイパブレードである。ワイパブレード1では、ブレードラバー2とラバーホルダ3が一体化されている。ワイパブレード1は、自動車のフロントガラス(ワイパ払拭面)に取り付けられる。ワイパ動作に伴い、ブレードラバー2は、フロントガラス上の水滴や汚れを払拭除去する。
ブレードラバー2は、リップ状の払拭部2aを有するゴム製の部材である。ブレードラバー2はフロントガラス面上に配置され、ガラス面と接触する。ラバーホルダ3は、長手方向に延びる2本の金属板4と、金属板4の外側を覆うゴム製のホルダボディ5を有している。ラバーホルダ3の下面側には、ブレードラバー2が取り付けられている。ブレードラバー2は、長手方向にラバーホルダ3から引き抜くことができ、適宜交換可能である。ラバーホルダ3の両端には、ブレードラバー2が抜け出てしまうのを防止するため、エンドキャップ6が取り付けられている。
ラバーホルダ3の中央には、金属製のセンタブラケット7を備えたアーム取付部8が設けられている。センタブラケット7は断面略コの字形となっており、金属板4にカシメ固定されている。センタブラケット7には金属製のクリップ軸9が設けられている。クリップ軸9には、合成樹脂製のクリップ(第1ジョイント部材)10が回動自在に取り付けられる。クリップ10は、センタブラケット7内に収容され、クリップ軸9を中心に揺動可能に取り付けられる。センタブラケット7は、クリップ10を介して、ワイパアーム11の先端部(Uフック11a)に装着される。ワイパブレード1は、クリップ軸9を中心に、ワイパアーム11の先端に揺動可能な状態で取り付けられる。センタブラケット7の外側には、合成樹脂製のセンターカバー(カバー部材)12が上方から取り付けられる。
ワイパブレード1では、クリップ10を介して洗浄液の供給を行う。図1,2に示すように、クリップ10には、合成樹脂製又はゴム製の給水チューブ(給水配管)13が取り付けられる。給水チューブ13は、車体内に設置された図示しない洗浄液タンクと接続されている。クリップ10の内部には、スプリングとボールとからなる図示しないチェックバルブ(逆止弁)が内蔵されている。洗浄液の給水路中にチェックバルブを設けると、給水が止まった状態でも、給水チューブ13内の洗浄液は洗浄液タンク側に流れ落ちず、給水チューブ13は、ブレード側まで洗浄液が満たされた状態が維持される。このため、次に洗浄液が供給された際に、直ちに洗浄水がブレード側に送られ、ガラス面にタイムラグなく洗浄水が噴射される。チェックバルブのこのような機能は、チェックバルブが洗浄液の噴射位置に近いほど有効である。本発明のワイパブレード1では、チェックバルブをブレード内に配することにより、噴射タイムラグをより効果的に抑制している。
一方、図1に示すように、センタブラケット7の側方には、水路コネクタ14が配されている。ワイパブレード1のラバーホルダ3内には、長手方向に沿って、円形断面の水路15が形成されている。左右の水路15a,15bは、水路コネクタ14の両端に接続されている。水路コネクタ14は、クリップ10と接続されている。給水チューブ13から供給された洗浄液は、クリップ10と水路コネクタ14を介して、ホルダボディ5内の水路15に流通する。ラバーホルダ3には、水路15と連通した噴射口16が長手方向に沿って複数個設けられている。水路15に供給された洗浄液は、各噴射口16からガラス面へと噴射される。なお、水路15の断面は円形には限定されず、四角形等の多角形断面であっても良い。
図4は、噴射口16の構成を示す説明図である。図4(a)は、図2のA部(ブレード外端部)、図4(b)は、図2のB部(ブレード中心部)の構成をそれぞれ示している。図4に示すように、ワイパブレード1では、噴射口16はスリット状に形成されている。噴射口16のスリットは、ホルダボディ5に切込みを入れる形で、ブレード長手方向に沿って形成されている。洗浄液の噴射口はなるべくガラス面に近い方が好ましいため、噴射口16は、水路15の下部側に形成されている。噴射口16は、洗浄液が水路15に供給されていない状態(無加圧状態)のときはその切れ口が閉じており、水路15内に洗浄液が保持される。洗浄液が水路15に供給されると、その水圧にて噴射口16が開口し、噴射口16からガラス面に向かって洗浄液が噴射される。
ここで、ワイパブレード1では、噴射口16は、その切込み幅Wがブレード先端部ほど大きくなっている。すなわち、図4(a)に記載の噴射口16a(幅W1)の方が、図4(b)に記載の噴射口16b(幅W2)よりも幅が広くなっている(W1>W2)。前述のように、ワイパブレードでは、長手方向に沿って周速や払拭面積が異なるため、洗浄液の必要量がブレード位置によって変化する。そこで、当該ワイパブレード1では、噴射口16の大きさ(開口量)をブレード位置によって変化させ、洗浄液噴射量を必要量に応じて調整している。具体的には、前述のように、噴射口16のスリット幅を外端側ほど大きくし、先端部に向かって洗浄液の噴射量が大きくなるように調整している。
これにより、より多くの洗浄液を必要とするブレード外端側ほど噴射口からの洗浄液噴射量が多くなる。また、余り多くの洗浄液を必要としないブレード内端側では、噴射口からの洗浄液噴射量が少なくなる。従って、ワイパブレード1の長手方向に沿った各位置にて適量の洗浄液を噴射することができ、洗浄効率の向上を図ることが可能となる。また、先端部に多数の噴射ノズルを取り付ける必要もなく、簡単な装置構造にて、ブレード位置に応じた最適量の洗浄液を噴射供給することが可能となる。
噴射口16の形態は図4のような長手方向に沿った横スリットには限られない。例えば、図5(a)のようなブレード動作方向に沿った縦スリットや、図5(b)のような斜めスリット、図5(c)のような孔とスリットの組み合わせも適用可能である。但し、縦スリット、斜めスリットの場合、ブレード幅(高さ)の関係からスリット長さに制限が生じる場合がある。このため、図5(a)のように、噴射口16の配置間隔Pを外端側ほど小さくし(P1<P2)、噴射口を密に配置することにより、洗浄液の噴射量を調整する。なお、噴射口16を横スリットとした場合も、噴射口16の配置間隔を変化させ、外端側ほどピッチを小さくすることは勿論可能である。
また、前述の実施の形態では、噴射口(第1噴射口)16をワイパブレード1の後方側(往路払拭時の進行方向側)に設けた構成を示したが、それに加えて、図6(a)のように、前方側(復路払拭時の進行方向側)に噴射口(第2噴射口)17をさらに設けても良い。この場合、往路払拭時には噴射口16から、復路払拭時には噴射口17からそれぞれ洗浄液を噴射させるようにしても良い。加えて、ラバーホルダ3内の水路15は、図3に示した位置には限定されず、例えば、図6(b)のように、ブレード前端に配置しても良い。
実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2であるワイパブレード20について説明する。図7は、ワイパブレード20の構成を示す説明図である。前述のワイパブレード1(実施の形態1)は、ワイパブレード自体に噴射口16を設けた構成となっているが、従来のワイパ装置を使用しているユーザーの場合、車種の関係等から、ワイパブレードを簡単に噴射口付きブレードに交換できない場合もある。実施の形態2のワイパブレード20は、そのような場合に有用な形態である。実施の形態2では、ユーザーの希望に沿って、既存のブレードの構造を変更することなく、アフターパーツ構成にて噴射口付きブレードを実現可能にしている。なお、以下の実施の形態では、実施の形態1と同様の部材、部分については、適宜、同一の符号を付し、その説明は省略する。
ワイパブレード20では、実施の形態1におけるセンターカバー12が廃されている。センタブラケット7の側方は、ホルダボディ5によって覆われている。図7に示すように、ワイパブレード20は、噴射口21が形成されたノズルボディ22を、車両後方側に後付けし一体化した形態となっている。すなわち、ワイパブレード20は、ノズルボディ22を含んだ状態で、本発明によるワイパブレードを構成している。ノズルボディ22には、給水チューブ取付部23が設けられている。給水チューブ取付部23には、給水チューブ13が取り付けられている。給水チューブ取付部23内には、逆止弁としてチェックバルブ24が内蔵されている。ノズルボディ22の本体部22aには、長手方向に沿って給水路25が形成されている。給水路25は、チェックバルブ24の後段側と連通している。本体部22aにはさらに、スリット状の噴射口21が複数個形成されている。ワイパブレード20では、給水路25から噴射口21を介して洗浄液が噴射される。
ワイパブレード20においても、噴射口21のスリット幅がブレード位置によって異なっており、洗浄液噴射量を必要量に応じて調整している。この場合も、噴射口21のスリット幅はブレード外側先端部ほど大きくなっている。従って、先端部に向かって洗浄液の噴射量が大きくなるように調整されている。なお、噴射口21の形態は、前述同様、横でも縦でも斜めでも良く、孔との組み合わせも可能である。これにより、ワイパブレード20では、従来のワイパブレードはそのままに噴射口付きブレードを構成できる。また、長手方向に沿った各位置にて適量の洗浄液を噴射することもでき、洗浄効率の向上を図ることが可能となる。
一方、実施形態2では、センターカバー12を廃したワイパブレード20に対し、ノズルボディ22を別部品として後付けする構成としたが、図8に示すように、センターカバーを使用しても良い。すなわち、実施形態1のセンターカバー12に、ノズルボディ22のようなノズル機能を付加したカバーノズル26を使用しても良い。図8のワイパブレードでは、センターカバーの交換により、噴射口付きブレードを実現できる。
実施の形態3
図9は、本発明の実施の形態3であるワイパブレード31の断面構成を示す説明図である。図10は、図9のワイパブレードを矢視A方向から見た構成を示す説明図である。図9に示すように、ワイパブレード31では、ラバーホルダ3に2つの水路32a,32bが設けられている。水路32aは、ワイパブレード1の後方側(往路払拭時の進行方向側)に形成されている。水路32bは、ワイパブレード1の前方側(復路払拭時の進行方向側)に形成されている。水路32aには、スリット状の噴射口(第1噴射口)33が設けられている。水路32bにも、スリット状の噴射口(第2噴射口)34が設けられている。ワイパブレード31は、ブレードの向う方向により、洗浄液の噴射方向が切り替わる。往路払拭時には噴射口33から洗浄液が噴射され、復路払拭時には噴射口34から洗浄液が噴射される。
ここで、ブレードから直接液を噴射するタイプのワイパ装置においても、走行風が大きいと、洗浄液がガラス面に到達せず、洗浄液が飛び散り無駄になってしまう場合がある。この現象は、特に復路払拭時に多く見られる。これは、往路側は、ブレードに設けられているフィンにより、気流の影響を受けにくい反面、復路側はフィンの効果が乏しいため、気流により噴射液が巻き上げられ、所定の箇所に噴射できないためである。そこで、ワイパブレード31では、洗浄液の飛散を防止すべく、復路側の噴射口34の切り込み(孔)に角度が設けられている。なお、往路側の噴射口33の切り込みには、角度は設けられていない(ブレード移動方向に略平行)。
図10に示すように、噴射口34の角度θp(ブレード移動方向に対する傾斜角度)は、ブレード外側の方が大きく設定されている。すなわち、噴射口34は、角度θpがブレード外側に行くほど大きくなるように形成されている。噴射口角度θpは、走行風による水の飛散を考慮して、車種やガラス形状、払拭パターンなどに基づき適宜設定される。図10のように、先端側を中心に向けて噴射口34を傾斜させると、噴射口34から噴射された洗浄液はブレード中心側に集まる。これにより 、洗浄液の飛散が抑えられ、高速時にも適切な噴射位置が確保される。
また、ワイパブレード31では、往路払拭時と復路払拭時とで洗浄液の吐出圧に差が設けられている(往路<復路)。前述のように、洗浄液の飛散は復路払拭時に大きくなる傾向がある。そこで、ワイパブレード31では、復路払拭時における洗浄液の噴射圧(噴射速度)を大きくし、洗浄液の飛散を抑えている。洗浄液の噴射圧が強くなれば、走行風が大きい場合でも、洗浄液は大きく飛び散ることなくガラス面に到達する。従って、洗浄液がより飛散しやすい復路払拭時でも、洗浄液の飛散が抑えられ、高速時にも適切な噴射位置が確保される。
なお、噴射口34の形態は、図10のように、ブレード外側の方が角度θpが大きい構成には限定されない。図11は、実施の形態3の変形例である。図11(a)に示すように、噴射口34の角度θpは、例えば、ブレード中央側の方を大きく設定しても良い。また、図11(b)に示すように、噴射口34の角度θpをランダムに設定しても良い。すなわち、角度θpを設けるスリットの位置や個数、角度θpの値は、車種やガラス形状、払拭パターン等により、自由にチューニング可能である。
実施の形態4
ところで、ワイパブレードに噴射口を設けたワイパ装置では、給水チューブとワイパブレードをつなぐ接続部分が存在するため、ブレード交換の際には、給水チューブの取り外しを行う必要がある。ワイパブレード交換の際には、まず、給水チューブをブレードから外した後、古いブレードをワイパアームから取り外す。そして、新しいブレードをワイパアームに装着し、その後、給水チューブをブレード側にしっかりと取り付ける必要がある。このため、ブレード交換の際、通常の作業に加えて、給水チューブの脱着が必要となり、作業が煩雑化する。特に、一般人による作業では、給水チューブの外し忘れや付け忘れ、不完全な取り付けなどが多発することが予測される。給水チューブの外し忘れなどが生じると、ブレード取り外しの際に給水チューブを損傷したり、水漏れが生じたりするおそれがある。
そこで、以下の実施の形態では、洗浄液の噴射口を備えたワイパブレードを使用するワイパ装置において、給水チューブの脱着を行うことなく、洗浄液の給水路とワイパブレードとを容易かつ確実に着脱し得る給水路の接続構造を提供する。
図12は、実施の形態4であるワイパブレードの構成を示す斜視図である。図12に示すように、ワイパブレード101もまた、フラットワイパ型のワイパブレードであり、実施の形態1のワイパブレード1と同様の基本構造を有している。ワイパブレード101も、ブレードラバー102とラバーホルダ103が一体化された構造となっている。
実施の形態1のワイパブレード1と同様に、ブレードラバー102は、リップ状の払拭部を有するゴム製の部材である。ラバーホルダ103は、2本の金属板104と、ゴム製のホルダボディ105を有している。ラバーホルダ103の両端には、エンドキャップ106が取り付けられている。ラバーホルダ103の中央には、センタブラケット107を備えたアーム取付部108が設けられている。センタブラケット107にはクリップ軸109が設けられている。クリップ軸9には、クリップ(第1ジョイント部材)110が回動自在に取り付けられる。センタブラケット7は、クリップ110を介して、ワイパアーム111の先端部(Uフック111a)に装着される。センタブラケット107の外側には、センターカバー(カバー部材)112が上方から取り付けられる。
図12は、ワイパブレード101の中央部の断面構造を示す説明図、図13は、ワイパブレード101の中央部の構成を示す説明図である。ワイパブレード101では、クリップ110を介して洗浄液の供給を行うようになっている。図13に示すように、クリップ110には、チューブ取付部113とチェックバルブ(逆止弁)114及びジョイント突起115が設けられている。チューブ取付部113には、合成樹脂製又はゴム製の給水チューブ(給水配管)116が取り付けられる。給水チューブ116は、車体内に設置された図示しない洗浄液タンクと接続されている。チューブ取付部113は、中空状となっている。チューブ取付部113の先端部側には、開口孔117が形成されている。チューブ取付部113内にはさらに、クリップ110内部に亘ってバルブ孔118が設けられている。開口孔117は、バルブ孔118の一端側と連通している。バルブ孔118内には、スプリング119とボール120が収容されている。スプリング119とボール120により、チェックバルブ114を構成している。
チェックバルブ114のボール120は、無加圧状態(洗浄液が供給されていない状態)のときは、スプリング119の付勢力によって開口孔117に押し付けられている。開口孔117の内径は、ボール120の外径よりも小さくなっている。無加圧状態のとき、開口孔117は、ボール120にて閉鎖された状態となる。すなわち、チェックバルブ114が閉じた状態となる。一方、洗浄液が供給されて加圧状態となり、洗浄液の水圧がスプリング119の付勢力に勝ると、ボール120が開口孔117から離脱する。これにより、開口孔117が開放され、チェックバルブ114が開いた状態となる。そして、給水が止まると、再びチェックバルブ114が閉じ、給水チューブ116のブレード側が密閉状態となる。洗浄液の給水路中にチェックバルブ114を設けると、給水が止まった状態でも、給水チューブ116内の洗浄液は洗浄液タンク側に流れ落ちず、給水チューブ116はブレード側まで洗浄液が満たされた状態が維持される。このため、前述同様、噴射タイムラグが抑制される。
ジョイント突起115は中空状となっており、クリップ10の下方に突出形成されている。ジョイント突起115の内部には、水路孔121が形成されている。水路孔121は、バルブ孔118の他端側と連通している。すなわち、水路孔121は、バルブ孔118を介して開口孔117と連通している。チェックバルブ114が開くと、給水チューブ116から、開口孔117、バルブ孔118を介して水路孔121に洗浄液が供給される。
一方、図14に示すように、センタブラケット107の側方には、突起受け部材122を備えた水路コネクタ(第2ジョイント部材)123が配されている。図15(a)は、突起受け部材122の構成を示す斜視図、図15(b)は、突起受け部材122の断面構成を示す説明図、図15(c)は、突起受け部材122の配置状態を示す説明図である。突起受け部材122は、ゴムや合成樹脂等の弾性体にて形成されている。図15(c)に示すように、突起受け部材122は、センタブラケット107内に配置されている。突起受け部材122は、蛇腹状の弾性部124を有している。弾性部124の中央には、突起接続孔125が開口形成されている。突起受け部材122の内部は空洞となっている。突起受け部材122内は、突起接続孔125と連通した内部空間126が形成されている。
突起受け部材122は、水路コネクタ123と接続されている。突起受け部材122の内部空間126は、水路コネクタ123内の給水路127と連通している。給水路127は、水路コネクタ123の長手方向に延び、両端に突設された水路接続部128の先端に開口している。ラバーホルダ103内には、水路129が設けられている。給水路127は、水路接続部128を介して水路129と連通している。図16に示すように、水路接続部128には、球形ジョイント部127aが設けられている。球形ジョイント部127aにより、水路129の同軸ずれを吸収できる。ラバーホルダ103には、水路129と連通した噴射口130が長手方向に沿って複数個設けられている。水路129に供給された洗浄液は、各噴射口130からガラス面へと噴射される。
ここで、ワイパブレード101では、クリップ110と水路コネクタ(第2ジョイント部材)123との間に、着脱自在なジョイント部131が設けられている。ジョイント部131は、クリップ110側に設けられたジョイント突起115(オス側:結合部)と、水路コネクタ123に取り付けられた突起受け部材(メス側:被結合部)122とから構成されている。突起受け部材122の突起接続孔125には、上方からジョイント突起115が挿入され、密着状態で保持される。これにより、給水チューブ116から、クリップ110→ジョイント部131→水路コネクタ123に至る水路が連通接続される。
給水チューブ116によってワイパブレード101に供給された洗浄液は、クリップ110からジョイント部131を介して水路コネクタ123内に流入する。そして、水路コネクタ123にて左右の水路129に分配され、各噴射口130からガラス面へと噴射される。各噴射口130では、洗浄液は、ブレードラバー102に対し、往路払拭方向の前方側直近に噴射される。すなわち、ガラス面に極めて近い位置から洗浄液が供給される。従って、洗浄液を効率良く使用しつつ、ガラス面を払拭することが可能となる。
ジョイント部131では、突起接続孔125が弾性部124に形成されている。ジョイント突起115は、弾性部124の撓みにより、上下方向に移動可能な状態で突起受け部材122に接続される。このため、クリップ110が上下に揺動しても、弾性部124がそれに追従して動作する。従って、ワイパアーム111の動作に伴い、ジョイント突起115が、図17(c)に一点鎖線に示したように上下に動いても、ジョイント突起115が突起接続孔125から抜け出ることがなく、ワイパアーム111とワイパブレード101との間の相対的な揺動が許容される。ワイパブレード101では、払拭動作時においても、ジョイント突起115と突起受け部材122の結合状態を良好に維持することができる。よって、洗浄液の給水路を確実に結合させつつ、ワイパブレード101をガラス面に追従させる払拭動作が可能となる。
次に、このようなワイパブレード101をワイパアーム111に取り付ける手順について説明する。図17は、ワイパブレードの取付手順を示す説明図でありる。ワイパブレード101は、ワイパアーム111をガラス面から立ち上げた状態で取り付けられる。まず、図17(a)のように、クリップ110を回動させてアーム着脱位置まで持ち上げる。そして、ワイパアーム111のUフック111aをクリップ110の外側に嵌め込む。このとき、クリップ110側のジョイント突起115と、センタブラケット107側の突起受け部材122は接続されていない。ジョイント突起115は、突起受け部材122の上方に離れて位置している(図17(b))。
Uフック111aをクリップ110に嵌め込んだ後、ワイパブレード101と共にワイパアーム111をガラス面側に倒し、ワイパブレード101をガラス面側に当接させる。ワイパブレード101がガラス面に当接すると、ワイパブレード101はワイパアーム111に近づく方向に回動する。このとき、クリップ110は、図17(b)の矢示のように、ワイパアーム111と共にクリップ軸109を中心として回動してブレードセット位置に配される。クリップ110は、センタブラケット107内に収容された状態、すなわち、ワイパブレード101が払拭動作可能な状態となる(図17(c))。図17(c)のように、クリップ110がセンタブラケット107内に収容されると、ジョイント突起115が突起受け部材122に挿入され、両者が自動的に接合される。これにより、ジョイント突起115と突起受け部材122が密着状態で結合される。そして、給水チューブ116から水路129に至る洗浄液の給水経路が接続される。
一方、ワイパブレード101を取り外す際は、まず、ワイパアーム111をガラス面から立ち上げる。ワイパアーム111を立ち上げたとき、ワイパブレード101とワイパアーム111は、図17(c)の状態となっている。次に、ワイパブレード101をワイパアーム111から離すように、クリップ軸109を中心として回動させる。ワイパブレード101を所定角度以上(図17(b)のθ)回動させ、ジョイント突起115が弾性部124の撓み代(図17(b)の破線)を超えて移動させる。すると、ジョイント突起115は、突起受け部材122から抜け出し、図17(b)のように、両者が分離された状態となる。そして、図17(b)の状態から、ワイパアーム111のUフック111aをクリップ110から取り外す。図17(a)に示すように、ワイパブレード101は、ワイパアーム111から分離される。ワイパブレード101を取り外す場合も、取り付け時と同様に、ワイパアーム111の取り外しに伴い、ジョイント突起115が突起受け部材122から自動的に外れる。そして、給水チューブ116を操作することなく、給水経路が分離される。
ワイパブレード101では、クリップ110側とセンタブラケット107側との間に、ワンタッチ構造のジョイント部131を設けたので、給水チューブの脱着を行うことなく、噴射口付きのワイパブレードを容易に交換できる。すなわち、通常のブレード交換作業と同様に、通常のUクリップ構造のワイパアーム111にワイパブレード101を取り付けるだけで、洗浄水の水路も自動的に結合される。従って、ブレード交換の際、給水チューブの脱着という煩雑な作業を省くことができ、作業の効率化を図ることが可能となる。また、ワイパブレード101は、通常のUフック構造のワイパアームにそのまま装着できるため、車両側の部品をブレードに合わせて変更する必要もない。
つまり、ワイパブレード101によれば、給水配管が接続された第1ジョイント部材と、噴射口と連通した水路を備える第2ジョイント部材との間に、着脱可能なジョイント部を設けたので、噴射口付きのワイパブレードを、給水配管の脱着を行うことなくワイパアームに取り付けることができる。従って、ブレード交換の際、給水配管の脱着という煩雑な作業を省くことができ、作業の効率化を図ることが可能となる。
実施の形態5
次に、実施の形態5であるワイパブレード140について説明する。図18は、ワイパブレード140の要部の構成を示す説明図である。なお、以下の実施の形態では、実施の形態4と同様の部材、部分については同一の符号を付し、その説明は省略する。
前述のワイパブレード101(実施の形態4)では、クリップ110にチェックバルブ114とジョイント部131を設けた構成を示したが、実施の形態5では、従来品のクリップ141を使用する。そして、チェックバルブ114やジョイント部131を別部品にて後付けする。図18に示すように、ワイパブレード140では、ワイパアーム111側に、ジョイントパーツ(第1ジョイント部材)142が取り付けられている。そして、ジョイントパーツ142と、ブレード側の水路コネクタ(第2ジョイント部材)143との間に、ジョイント部131が形成されている。チェックバルブ114は、水路コネクタ143内に設けられている。チェックバルブ114は、ジョイントパーツ142側に設けることも可能である。
ジョイントパーツ142は、ワイパアーム111に固定されている。前述のクリップ110と同様に、ジョイントパーツ142には、チューブ取付部113とジョイント突起115が設けられている。チューブ取付部113の開口孔117と、ジョイント突起115内の水路孔121は、ジョイントパーツ142内に設けられた連通路144を介して接続されている。一方、水路コネクタ143には、受け部材取付部145が突設されている。受け部材取付部145には、蛇腹状の弾性部124を有する突起受け部材146が装着される。弾性部124の中央には、突起接続孔125が開口形成されている。突起接続孔125は、受け部材取付部145内の給水路147と連通している。突起受け部材146には、ジョイントパーツ142のジョイント突起115が挿入接続される。前述同様、突起受け部材146とジョイント突起115は、上下に移動可能な状態で結合される。
受け部材取付部145内の給水路147は、水路コネクタ本体143a内に設けられたバルブ孔118の一端側と連通している。バルブ孔118内には、スプリング119とボール120が収容されている。給水路147の内径は、ボール120の外径よりも小さくなっている。スプリング119とボール120により、チェックバルブ114が構成される。バルブ孔118の他端側には、連通路148が設けられている。連通路148は、水路コネクタ143内の給水路127と連通している。給水路127は、水路コネクタ143の長手方向に延びている。給水路127の両端開口しており、ホルダボディ105内に形成された水路129と連通している。
ワイパブレード140においても、図19(a)〜(c)に示すように、ワイパブレード交換の際に、洗浄水の水路が自動的に結合される。ワイパブレード140の場合も、まず、図19(a)のようにクリップ141を持ち上げ、ワイパアーム111のUフック111aをクリップ141の外側に嵌め込む。このとき、ジョイントパーツ142側のジョイント突起115と、水路コネクタ143側の突起受け部材146は接続されていない。また、ジョイントパーツ142は、アーム着脱位置に配されている。ジョイント突起115は、図19(b)に示すように、突起受け部材146の上方に離れて位置している。
Uフック111aをクリップ141に嵌め込んだ後、ワイパアーム111をガラス面側に倒す。ワイパブレード140がガラス面に当接すると、図19(b)の矢示のように、クリップ141は、クリップ軸109を中心として回動しブレードセット位置となる(図19(c))。これに伴い、ジョイント突起115が突起受け部材146に挿入され、両者が接合される。これにより、ジョイント突起115と突起受け部材146が密着状態で結合され、給水チューブ116から水路129に至る洗浄液の給水経路が接続される。
ワイパブレード140では、従来品のクリップ141を使用しつつ、ワイパアーム111側にジョイントパーツ142を取り付ける。また、ブレード側に水路コネクタ143を取り付ける。ジョイントパーツ142と水路コネクタ143によって、ワンタッチ構造のジョイント部131を形成する。従って、従来品を活用しつつ、給水チューブの脱着を行うことなく、ワイパブレードの交換を行うことが可能なワイパ装置を提供できる。なお、ワイパブレード140は、従来のワイパ装置と同様のUフック構造をそのまま踏襲しているため、現行品と同等の強度や取付精度が維持される。
実施の形態6
さらに、実施の形態6として、センターカバー151を装着することにより給水路が結合されるワイパブレード150について説明する。ワイパブレード150では、センターカバー(第1ジョイント部材)151と水路コネクタ(第2ジョイント部材)152との間にジョイント部131が設けられている。ワイパアーム111にワイパブレード150を取り付けた後、センターカバー151を装着すると、ジョイント部131が結合し、洗浄水の給水路が自動的に接続される。
図20は、ワイパブレード150の要部の構成を示す説明図である。図20に示すように、ワイパブレード150では、水路コネクタ152側にジョイント突起153が設けられている。ジョイント突起153と、センターカバー151側の突起接続孔154(メス側)とによってジョイント部131が形成されている。つまり、ここでは、先の実施の形態4,5とは逆に、第1ジョイント部材の結合部がメス側、第2ジョイント部材の被結合部がオス側となっている。実施の形態6では、チェックバルブ114は水路コネクタ152内に設けられているが、前述同様、センターカバー151内にチェックバルブ114を設けることも可能である。
水路コネクタ152には、上方に突出する形でジョイント突起153が設けられている。ジョイント突起153内に延びる水路孔155は、水路コネクタ本体152a内に設けられたバルブ孔118の一端側と連通している。バルブ孔118内には、スプリング119とボール120が収容されている。水路孔155の内径は、ボール120の外径よりも小さくなっている。スプリング119とボール120により、チェックバルブ114が構成される。バルブ孔118の他端側には、連通路156が設けられている。連通路156は、水路コネクタ152内の給水路127と連通している。給水路127は、水路コネクタ152の長手方向に延びている。給水路127の両端は開口しており、ホルダボディ105内に形成された水路129と連通している。
一方、センターカバー151の長手方向端部には、長手方向に突出する形でチューブ取付部113が設けられている。チューブ取付部113の開口孔117は、長手方向に延びている。開口孔117は、センターカバー151内にて、上下方向に延びる突起接続孔154と連通している。突起接続孔154には、水路コネクタ152のジョイント突起153が挿入接続される。
ワイパブレード150では、センターカバー151と水路コネクタ152との間に設けたジョイント部131により、洗浄水の給水路が結合される。ワイパブレード150の場合も、前述同様、まず、アーム取付位置としたクリップ141(従来品のクリップ使用可)にワイパアーム111のUフック111aを嵌め込み、ワイパアーム111をガラス面側に倒してワイパブレード150をガラス面に当接させる。このとき、クリップ141は、クリップ軸109を中心として回動しセット位置となる。その後、先の実施の形態では予め装着された状態となっていたセンターカバー151をセンタブラケット107に取り付ける。これにより、ジョイント突起153が突起接続孔154に挿入され、給水チューブ116から水路129に至る洗浄液の給水経路が接続される。
実施の形態6のワイパブレード150では、センターカバー151と水路コネクタ152との間にジョイント部131を設けることにより、通常は意匠的な配慮から取り付けられるセンターカバーをジョイント部として活用できる。従って、実施の形態5のようなジョイントパーツ142が不要となり、部品点数が削減されると共に、部品のレイアウト性も向上する。なお、ワイパブレード150の場合、前述の実施の形態とは異なり、センターカバー151を取り付けるという一手間が加わる。しかしながら、従来のワイパブレードのように、チューブの脱着ではないため、作業が容易であり、作業忘れも生じにくい。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施形態では、フラットワイパ型のワイパブレードに本発明を適用した例を示したが、本発明は、いわゆるトーナメント型のワイパブレードにも適用可能である。また、前述の実施形態は、自動車用ワイパ装置のワイパブレードに本発明を適用した例を示したが、本発明は、運搬機械や建設用機械などの各種産業機械に搭載されるワイパ装置にも適用可能である。
一方、実施の形態4〜6のワイパブレードでは、第1・第2ジョイント部材の何れの側をオス側、メス側に設定するかは任意である。従って、実施の形態4,5とは反対に、第1ジョイント部材の結合部をメス側、第2ジョイント部材の被結合部をオス側に設定することも可能である。また、前述の実施の形態6において、第1ジョイント部材の結合部をオス側、第2ジョイント部材の被結合部をメス側に設定することも可能である。すなわち、例えば、実施の形態4では、クリップ110側にオス側の結合部としてジョイント突起115を、水路コネクタ123側にメス側の被結合部として突起受け部材122を配した構成を示したが、これとは逆に、第1ジョイント部材であるクリップ110側に結合部としてメス側部材を、第2ジョイント部材である水路コネクタ123側に結合部としてオス側部材を配することも可能である。また、他の実施の形態5,6においても同様の逆設定が可能である。

Claims (8)

  1. ワイパアーム先端部に取り付けられるワイパブレードであって、
    ワイパ払拭面上に配置されるブレードラバーと、
    前記ブレードラバーを保持しつつ、前記ワイパアームに取り付けられるラバーホルダと、
    当該ワイパブレードの長手方向に沿って設けられ、前記洗浄液が流通する水路と、
    当該ワイパブレードの長手方向に沿って複数個形成され、前記水路とワイパブレード外部との間を連通し、前記水路内の前記洗浄液による水圧によって開口して前記洗浄液を噴射する噴射口と、を有し、
    前記噴射口から噴射される前記洗浄液の噴射量が、当該ワイパブレードの長手方向に沿って変化することを特徴とするワイパブレード。
  2. 請求項1記載のワイパブレードにおいて、
    前記噴射口の大きさが長手方向に沿って変化することを特徴とするワイパブレード。
  3. 請求項2記載のワイパブレードにおいて、
    前記噴射口の大きさは、当該ワイパブレードの内端側に位置する前記噴射口よりも外端側に位置する前記噴射口の方が大きいことを特徴とするワイパブレード。
  4. 請求項1記載のワイパブレードにおいて、
    前記噴射口の配置間隔が長手方向に沿って変化することを特徴とするワイパブレード。
  5. 請求項4記載のワイパブレードにおいて、
    前記噴射口の配置間隔は、当該ワイパブレードの内端側に位置する前記噴射口よりも外端側に位置する前記噴射口の方が小さいことを特徴とするワイパブレード。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のワイパブレードにおいて、
    前記水路は、前記ラバーホルダの内部に長手方向に沿って設けられ、
    前記噴射口は、前記ラバーホルダに形成されることを特徴とするワイパブレード。
  7. 請求項1〜5の何れか1項に記載のワイパブレードにおいて、
    前記水路は、前記ラバーホルダに装着されるノズルボディの内部に長手方向に沿って設けられ、
    前記噴射口は、前記ノズルボディに形成されることを特徴とするワイパブレード。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載のワイパブレードにおいて、前記噴射口はスリット状に形成されてなることを特徴とするワイパブレード。
JP2013547182A 2011-12-02 2012-11-28 ワイパブレード Expired - Fee Related JP6027544B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011264328 2011-12-02
JP2011264328 2011-12-02
PCT/JP2012/080720 WO2013080997A1 (ja) 2011-12-02 2012-11-28 ワイパブレード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013080997A1 true JPWO2013080997A1 (ja) 2015-04-27
JP6027544B2 JP6027544B2 (ja) 2016-11-16

Family

ID=48535448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013547182A Expired - Fee Related JP6027544B2 (ja) 2011-12-02 2012-11-28 ワイパブレード

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9963121B2 (ja)
EP (1) EP2786906B1 (ja)
JP (1) JP6027544B2 (ja)
CN (1) CN103958297B (ja)
WO (1) WO2013080997A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2807317C (en) 2010-04-23 2021-01-19 Steam Tech, Llc Surface wiper system
FR3026700B1 (fr) * 2014-10-02 2016-12-16 Valeo Systemes Dessuyage Balai d'essuie-glace, systeme et procede d'essuyage d'une surface vitree de vehicule automobile
FR3028230B1 (fr) * 2014-11-07 2018-03-02 Valeo Systemes D'essuyage Balai d’essuyage de vitres de vehicule automobile
US20160207504A1 (en) * 2015-01-20 2016-07-21 Honda Motor Co., Ltd. Washer injector
JP6029695B2 (ja) * 2015-01-20 2016-11-24 本田技研工業株式会社 ウォッシャ噴射装置
EP3053790A1 (en) * 2015-02-05 2016-08-10 Valeo Systèmes d'Essuyage Nozzle for a vehicle window wiper
FR3032669B1 (fr) * 2015-02-16 2018-10-26 Valeo Systemes D'essuyage Balai d’essuie-glace d’une vitre d’un vehicule a densite des gicleurs adaptee
US10587218B2 (en) 2015-09-07 2020-03-10 Steam Tech, Llc Panel maintenance system
FR3086617B1 (fr) * 2018-09-28 2021-01-29 Valeo Systemes Dessuyage Balai d'essuie-glace a projection de liquide pour vitre de vehicule automobile, et perfectionnent de l'etancheite de ce balai
US11638939B2 (en) 2018-11-27 2023-05-02 Steam Tech, Llc Mobile panel cleaner
US11142167B2 (en) 2019-01-07 2021-10-12 Steam Tech, Llc Wiper blade with directionally differentiated motion
DE102019110083A1 (de) * 2019-04-16 2020-10-22 A. Raymond Et Cie Scheibenwischanlage für einen Kraftwagen
JP7236972B2 (ja) 2019-09-26 2023-03-10 株式会社ミツバ ワイパアーム
DE102019217192A1 (de) * 2019-11-07 2021-05-12 Robert Bosch Gmbh Wischblattadaptervorrichtung, Wischblatt mit der Wischblattadaptervorrichtung und Scheibenwischer mit dem Wischblatt
DE102020200349A1 (de) 2020-01-14 2021-07-15 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Scheibenwischervorrichtung, insbesondere Wischarmadaptervorrichtung, Wischarm mit der Scheibenwischervorrichtung und Scheibenwischer mit der Scheibenwischervorrichtung
DE102020216568A1 (de) * 2020-12-23 2022-06-23 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Wischervorrichtung, fluidisches Koppelelement und Verfahren zur Montage der Wischervorrichtung
FR3126112A1 (fr) * 2021-07-30 2023-02-17 Valeo Systemes D'essuyage Balai d’essuyage avec élément de projection d’un fluide de nettoyage
FR3125782B1 (fr) * 2021-07-30 2023-10-13 Valeo Systemes Dessuyage Balai d’essuyage pour un dispositif d’essuyage d’une surface vitrée d’un véhicule, notamment automobile
WO2023007010A1 (fr) * 2021-07-30 2023-02-02 Valeo Systèmes d'Essuyage Balai d'essuyage pour un dispositif d'essuyage d'une surface vitrée d'un véhicule, notamment automobile
FR3140834A1 (fr) * 2022-10-17 2024-04-19 Valeo Systemes D'essuyage Balai d’essuie-glace pour véhicule automobile

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05507896A (ja) * 1991-04-12 1993-11-11 シタデル・インベストメンツ・リミテッド 自動車、飛行機、機関車等の風防ガラス用清浄装置
JPH10502313A (ja) * 1994-07-08 1998-03-03 イーテーテー・アウトモティーフェ・アイローペ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 自動車のガラス洗浄装置用噴射装置
JP2008546596A (ja) * 2005-06-29 2008-12-25 ヴァレオ システム デシュヤージュ ワイパー装置
WO2010022032A2 (en) * 2008-08-18 2010-02-25 Lansinger Jere R Windshield washer fluid heater and system
JP2010524749A (ja) * 2006-10-30 2010-07-22 ヴァレオ システム デシュヤージュ ワイパ付属装置及びそれを備えるワイパ装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1874758A (en) * 1931-03-03 1932-08-30 William H Ketchledge Windshield wiper
US2348502A (en) * 1941-07-11 1944-05-09 Productive Inventions Inc Windshield wiper
US3418676A (en) * 1967-02-17 1968-12-31 Young Spring & Wire Corp Windshield wiper and washer system
US3854161A (en) * 1973-09-06 1974-12-17 R Benson Windshield washer
US4285470A (en) * 1979-08-03 1981-08-25 The 2500 Corporation Self-contained headlamp washer system
JPS6228662A (ja) 1985-07-31 1987-02-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 溶接探傷方法
JPH0353948Y2 (ja) 1985-08-06 1991-11-27
US6092259A (en) * 1999-01-06 2000-07-25 Reppert; Gregory D. Interior windshield cleaning system
JP2007112392A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Asmo Co Ltd ワイパブレード
DE102007062304B4 (de) * 2007-12-21 2020-12-31 Valeo Systèmes d'Essuyage Adapter für ein Wischblatt zum Reinigen von Fahrzeugscheiben
FR2929906B1 (fr) * 2008-04-15 2014-08-15 Valeo Systemes Dessuyage Dispositif de projection de liquide de lavage sur une vitre de vehicule.
FR2929904B1 (fr) 2008-04-15 2011-12-16 Valeo Systemes Dessuyage Dispositif de projection de liquide de lavage sur une vitre de vehicule.
DE102009004943A1 (de) 2009-01-16 2010-07-22 Daimler Ag Beheizbares Wischerblatt
DE102009017990B4 (de) 2009-04-21 2022-04-07 Valeo Systèmes d'Essuyage Flachwischblatt
DE102011010708A1 (de) * 2011-02-09 2012-08-09 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Scheibenwischer mit mehreren Wischlippen und integriertem Wischwasserkanal

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05507896A (ja) * 1991-04-12 1993-11-11 シタデル・インベストメンツ・リミテッド 自動車、飛行機、機関車等の風防ガラス用清浄装置
JPH10502313A (ja) * 1994-07-08 1998-03-03 イーテーテー・アウトモティーフェ・アイローペ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 自動車のガラス洗浄装置用噴射装置
JP2008546596A (ja) * 2005-06-29 2008-12-25 ヴァレオ システム デシュヤージュ ワイパー装置
JP2010524749A (ja) * 2006-10-30 2010-07-22 ヴァレオ システム デシュヤージュ ワイパ付属装置及びそれを備えるワイパ装置
WO2010022032A2 (en) * 2008-08-18 2010-02-25 Lansinger Jere R Windshield washer fluid heater and system

Also Published As

Publication number Publication date
US9963121B2 (en) 2018-05-08
JP6027544B2 (ja) 2016-11-16
CN103958297B (zh) 2017-05-03
US20140331434A1 (en) 2014-11-13
EP2786906A1 (en) 2014-10-08
CN103958297A (zh) 2014-07-30
WO2013080997A1 (ja) 2013-06-06
EP2786906A4 (en) 2015-12-30
EP2786906B1 (en) 2019-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6027544B2 (ja) ワイパブレード
JP5122666B2 (ja) 車両用ワイパ装置
US10507803B2 (en) Wiper apparatus and nozzle unit
JP4970927B2 (ja) ワイパブレード及び車両用ワイパ
JP4622693B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP2007112392A (ja) ワイパブレード
JP5529777B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP2008137459A (ja) 車両用ワイパ及びワイパブレード
KR20090062405A (ko) 리어와셔 시스템용 와셔액 노즐
KR20160096554A (ko) 차량의 윈도우 와이퍼용 노즐
JP5961524B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP2002302019A (ja) ワイパアーム
JP5888953B2 (ja) ワイパブレード
JP6230432B2 (ja) ワイパブレード
CN111556831B (zh) 雨刮臂
KR101655536B1 (ko) 와셔 노즐 일체형의 와이퍼 블레이드
KR20160062703A (ko) 자동차의 창유리 와이핑 시스템용 와이퍼 아암을 위해 세정액을 측방향 분사하는 장치
JP2002321599A (ja) ワイパアーム及びウォッシャノズル
JP6437237B2 (ja) ワイパ装置
JP3914145B2 (ja) ウォッシャ装置
JP6330222B2 (ja) ワイパ装置
JP2008230515A (ja) 車両用ウォッシャ装置
CN113734101A (zh) 喷水器、汽车刮水器及包括其的汽车
JP2002079918A (ja) 車両におけるウォッシャ液供給装置
KR19980055081U (ko) 자동차의 와이퍼 성능향상 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6027544

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees